JP2000077619A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2000077619A
JP2000077619A JP10241676A JP24167698A JP2000077619A JP 2000077619 A JP2000077619 A JP 2000077619A JP 10241676 A JP10241676 A JP 10241676A JP 24167698 A JP24167698 A JP 24167698A JP 2000077619 A JP2000077619 A JP 2000077619A
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semiconductor device
forming
insulating film
capacitor
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Masahiro Yoshida
匡宏 吉田
Kazuya Suzuki
和哉 鈴木
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ソフトエラー耐性に必要な電荷蓄
積容量を確保することができる半導体装置と、その半導
体装置を製造工程数の増大を抑制することができる半導
体装置の製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、半導体基板上に形成された第1ト
ランジスタ105及び第1キャパシタ119により構成
された第1メモリセル121と、前記半導体基板101
上に形成された第2トランジスタ106及び第2キャパ
シタ120により構成された第2メモリセル122とを
有する半導体装置において、前記第1キャパシタ119
の第1ストレージノード115が、前記第2キャパシタ
120の第2ストレージノード116の周囲を取り囲む
ように形成されていることを特徴とする半導体装置及び
その製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の二つ
のキャパシタの下部電極を一重又は二重以上の筒型形状
に形成し、かつ半導体基板上の下部電極を形成すること
ができる領域を有効に利用することによって高集積化に
好適な半導体装置を提供するものである。また、本発明
は、これらの二つのキャパシタの下部電極をセルフアラ
インで製造することにより、製造工程数の増加を抑制す
ることができる半導体装置の製造方法を提供するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイナミックランダムアクセスメ
モリ(Dynamic Random Access Memory: DRAM)等の半導
体装置においては、特開平2−226761、特開平3
−232271、特開平6−177350及び特開平8
−330539に開示されているように、キャパシタの
下部電極をシリンダ形状にすることによって、下部電極
の電荷蓄積に寄与する面積を増大させ、高集積化を達成
する構成及びその製法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
記憶装置の高集積化が進むにつれて素子や配線を微細加
工する必要性が現れると、キャパシタの表面積が小さく
なり、電荷蓄積容量が減少する。このように半導体装置
の集積度が向上し、キャパシタの電荷蓄積容量が減少す
ると、放射性物質から出るα線によって半導体素子中の
信号が反転し、誤動作を生じるというソフトエラー問題
が顕著になり、半導体装置の信頼性が低下するという課
題が現れる。また、上記のようなキャパシタの下部電極
をシリンダ形状にするという技術が使われているが、製
造工程が複雑であり、必ずしも満足できるものではなか
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、半導体装置
の信頼性が低下するのを抑制するために、半導体基板上
に形成された第1トランジスタと、前記第1トランジス
タに接続された第1下部電極、キャパシタ絶縁膜及び上
部電極からなる第1キャパシタと、前記半導体基板上に
形成された第2トランジスタと、前記第2トランジスタ
に接続された第2下部電極、前記キャパシタ絶縁膜及び
前記上部電極からなる第2キャパシタとを有する半導体
装置を、前記第1下部電極が前記第2下部電極の周囲を
取り囲むように形成する。また、本発明では、前述した
ような半導体装置を前記第1及び第2の下部電極をセル
フアラインで形成する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、以下図面
を参照しながら説明する。
【0006】図1(a)は、本発明の第1の実施の形態
を示す半導体装置の断面図を表している。
【0007】半導体基板101上の、フィールド酸化膜
102により他の素子形成領域と分離された素子領域上
には、ゲート電極103Aと不純物拡散層104A及び
104Bからなる第1トランジスタ105と、ゲート電
極103Bと不純物拡散層104B及び104Cからな
る第2トランジスタ106とが形成されている。半導体
基板101上には、第1及び第2トランジスタ105、
106を覆うように第1層間絶縁膜107が形成されて
おり、第1層間絶縁膜107に開口部を設けることによ
り、ビット線108が形成され、ビット線108は不純
物拡散層104Bに接続されている。第1層間絶縁膜1
07上には第2層間絶縁膜109が形成され、ビット線
108を覆っている。第2層間絶縁膜109上には、こ
の第2層間絶縁膜109を保護するためのストッパ窒化
膜110が形成されている。ストッパ窒化膜110、第
1及び第2層間絶縁膜107、109には、不純物拡散
層104Aと後に形成される第1キャパシタ117の第
1ストレージノード113との接続を得るために第1コ
ンタクトホール111が、不純物拡散層104Cと第2
キャパシタ118の第2ストレージノード114との接
続を得るために第2コンタクトホール112がそれぞれ
形成されている。第1及び第2コンタクトホール11
1、112中には、それぞれ内部を埋め込むように第1
及び第2ポリシリコンプラグ113、114が形成され
ている。そして、ストッパ窒化膜110上には、第1ポ
リシリコンプラグ113を介して不純物拡散層104A
に接続するポリシリコンからなる第1ストレージノード
115が、第2コンタクトホール112を介して不純物
拡散層104Cに接続するポリシリコンからなる第2ス
トレージノード116がそれぞれ形成されている。スト
ッパ窒化膜110上には、第1及び第2ストレージノー
ド115、116を覆うようにキャパシタ窒化膜117
が形成され、キャパシタ窒化膜117上にはポリシリコ
ンからなるセルプレート118が形成されている。第1
ストレージノード115、キャパシタ窒化膜117及び
セルプレート118によって第1キャパシタ119が構
成され、第2ストレージノード116、キャパシタ窒化
膜117及びセルプレート118によって第2キャパシ
タ120が構成される。また、第1トランジスタ105
及び第1キャパシタ119によって第1メモリセル12
1が構成され、第2トランジスタ106及び第2キャパ
シタ120によって第2メモリセル122が構成されて
いる。
【0008】本発明の第1の実施の形態は、キャパシタ
のストレージノードの形状及び二つのキャパシタのスト
レージノードの配置関係に特徴がある。そこで、第1及
び第2ストレージノード115、116の形状、特にス
トッパ窒化膜110上の第1及び第2ストレージノード
115、116の形状及び配置関係について図1(b)
を参照しながら説明する。図1(b)は、第1及び第2
ストレージノード115、116の平面図である。第1
及び第2ストレージノード115、116は、ストッパ
窒化膜110上において共に筒型形状に形成されてお
り、第1ストレージノード115は第2ストレージノー
ド116を取り囲むように形成されている。ここで、第
1ストレージノード115は、第1トランジスタ105
が形成された領域の上だけでなく第2トランジスタ10
6が形成された領域の上にも延在して筒型形状に形成さ
れている。また、第2ストレージノード116は、第2
トランジスタ106が形成された領域の上だけでなく第
1トランジスタ105が形成された領域の上にも延在し
て筒型形状に形成されている。
【0009】以上のように形成された半導体装置におい
ては、第1及び第2ストレージノード115、116が
筒型形状に形成されていることにより、筒型形状の側面
積が電荷蓄積に大きく寄与し、キャパシタの電荷蓄積容
量を十分に確保することができる。さらに、第1ストレ
ージノード115は第2ストレージノード116の周囲
を取り囲み、かつ第1及び第2のトランジスタ105、
106が形成された領域上に延在して形成されており、
第2ストレージノード116は第1ストレージノード1
15が形成された領域内において第1及び第2トランジ
スタ105、106が形成された領域上に延在して形成
されている。このように、キャパシタを形成することが
可能な領域を有効に活用して第1及び第2ストレージノ
ード115、116を形成することにより、第1及び第
2キャパシタ119、120の電荷蓄積に寄与するスト
レージノードの表面積を増大させることができるので、
高集積化に適した信頼性の高い半導体装置を得ることが
できる。
【0010】また、第1の実施の形態においては、第1
ストレージノードと第2ストレージノードとの電荷蓄積
に寄与する表面積に差が生じるが、第2ストレージノー
ドの電荷蓄積に寄与する表面積を、電荷蓄積のために最
低限必要な大きさにしておけば、第1ストレージノード
の電荷蓄積に寄与する表面積はそれよりも大きくなるの
で、二つのキャパシタ間における電荷蓄積容量に差が生
じても半導体装置の動作上大きな問題にはならないと考
えられる。
【0011】一方、二つのキャパシタの電荷蓄積容量を
等しくさせる場合は、以下に説明する第2〜第3の実施
の形態に示すような構造が考えられる。
【0012】図2(a)及び(b)は、それぞれ本発明
の第2の実施の形態を示す半導体装置のキャパシタのス
トレージノードの断面図及び平面図を表している。図2
(a)及び(b)においては、トランジスタ、ビット
線、層間絶縁膜、キャパシタ窒化膜、セルプレート等の
構成は第1の実施の形態と同じなので省略する。第2の
実施の形態においては、第1の実施の形態における第1
ストレージノード115の形状を変えることにより、第
1及び第2ストレージノード215、216の電荷蓄積
に寄与する表面積を等しくさせている。すなわち、図2
(a)に示すように、第1及び第2ストレージノード2
15、216の電荷蓄積に寄与する表面積がそれぞれ等
しくなるように、筒型形状の第1ストレージノード21
5の高さを筒型形状の第2ストレージノード216の高
さよりも低くしている。第1ストレージノード215の
高さが低い分だけ、第1ストレージノード215の電荷
蓄積に寄与する表面積は、第1及び第2ストレージノー
ドのそれぞれの高さが同じ時に比べて減少する。あるい
は、第2ストレージノード216の高さを第1ストレー
ジノード215の高さより高くしてもよい。以上のよう
に、ストレージノードが筒型形状に形成されていること
によりキャパシタの電荷蓄積容量は十分確保でき、外側
に形成された第1ストレージノードの高さを、内側に形
成された第2ストレージノードの高さよりも低くするこ
とによりキャパシタの電荷蓄積容量を等しくすることが
できる。
【0013】図3(a)及び(b)は、それぞれ本発明
の第3の実施の形態を示す半導体装置のキャパシタのス
トレージノードの断面図及び平面図を表している。図3
(a)及び(b)においても、トランジスタ、ビット
線、層間絶縁膜、キャパシタ窒化膜、セルプレート等の
構成は第1の実施の形態と同じなので省略する。第3の
実施の形態においては、第1及び第2ストレージノード
の電荷蓄積に寄与する表面積がそれぞれ等しくなるよう
に、筒型形状の第1ストレージノード315の厚さを筒
型形状の第2ストレージノード316の厚さよりも薄く
する。第1ストレージノード315の厚さが薄い分だ
け、第1ストレージノード315の電荷蓄積に寄与する
表面積は、第1及び第2ストレージノード315、31
6のそれぞれの厚さが同じ時に比べて減少する。あるい
は、第2ストレージノード316の厚さを第1ストレー
ジノード315の厚さより厚くしてもよい。以上のよう
に、ストレージノードが筒型形状に形成されていること
によりキャパシタの電荷蓄積容量は十分確保でき、第1
ストレージノード315の厚さを第2ストレージノード
316の厚さよりも薄くすることによりキャパシタの電
荷蓄積容量を等しくすることができる。
【0014】図4(a)及び(b)は、それぞれ本発明
の第4の実施の形態を示す半導体装置のキャパシタのス
トレージノードの断面図及び平面図を表している。第4
の実施の形態では、第1の実施の形態における第1スト
レージノード115と第2ストレージノード116とを
一体に接続させることにより、第2ストレージノード1
16を第1メモリセル121のキャパシタの電荷蓄積に
寄与する電極として使用している。以下にその構成につ
いて説明する。
【0015】半導体基板401上の、フィールド酸化膜
402により他の素子形成領域と分離された素子領域上
には、ゲート電極403と不純物拡散層404A及び4
04Bからなる第1トランジスタ405が形成されてい
る。半導体基板401上には、第1トランジスタ405
を覆うように第1層間絶縁膜407が形成されており、
第1層間絶縁膜407に開口部を設けることにより、ビ
ット線408が形成され、ビット線408は不純物拡散
層404Bに接続されている。第1層間絶縁膜407上
には第2層間絶縁膜409が形成され、ビット線408
を覆っている。第2層間絶縁膜409上には、この第2
層間絶縁膜を保護するためのストッパ窒化膜410が形
成されている。ストッパ窒化膜410、第1及び第2層
間絶縁膜407、409には、不純物拡散層404Aと
後に形成される第1キャパシタ417の第1ストレージ
ノード413との接続を得るために第1コンタクトホー
ル411が形成されている。第1コンタクトホール41
1中には、その内部を埋め込むように第1ポリシリコン
プラグ413が形成されている。そして、ストッパ窒化
膜410上には、第1ポリシリコンプラグ413を介し
て不純物拡散層404Aに接続するポリシリコンからな
る筒型形状の第1ストレージノード415と、筒型形状
の第1のストレージノード415によって囲まれた筒型
形状の第2ストレージノード416と、第1ストレージ
ノード415と第2ストレージノード416とを接続す
る第3ストレージノード423とが形成されている。こ
の第3ストレージノード423は、共に筒型形状である
第1ストレージノード415と第2ストレージノード4
16との間に形成されている。ストッパ窒化膜410上
には、第1〜第3ストレージノード415、416、4
23を覆うようにキャパシタ窒化膜417が形成され、
キャパシタ窒化膜417上にはポリシリコン膜からなる
セルプレート418が形成されている。第1〜第3スト
レージノード415、416、423、キャパシタ窒化
膜417及びセルプレート418によって第1キャパシ
タ419が構成される。そして、第1トランジスタ40
5及び第1キャパシタ419によって第1メモリセル4
21が構成されている。
【0016】以上に説明したように、第4の実施の形態
では、キャパシタの二つの第1及び第2ストレージノー
ド415、416を第3ストレージノード423を介し
て一体に接続させることにより、一つのキャパシタのス
トレージノードとする。しかも、第3ストレージノード
の表面積のうち、第1及び第2ストレージノード41
5、416との接続面及びストッパ窒化膜410との接
触面以外の表面積が電荷蓄積に寄与するので、一つのメ
モリセルのキャパシタの電荷蓄積容量が増加する。従っ
て、ソフトエラー耐性に十分な電荷蓄積容量を確保する
ことができ、信頼性の高い半導体装置が得られる。
【0017】図5(a)及び(b)は、それぞれ本発明
の第5の実施の形態を示す半導体装置のキャパシタのス
トレージノードの断面図及び平面図を表している。図5
(a)及び(b)においては、トランジスタ、ビット
線、層間絶縁膜等の構成は第4の実施の形態と同じなの
で省略する。第5の実施の形態においては、第4の実施
の形態における第1〜第3ストレージノード415、4
16、423をストッパ窒化膜410から離間させるこ
とにより、一つのキャパシタの電荷蓄積容量を増大させ
ている。以下にその構成について説明する。
【0018】第5の実施の形態では、第1コンタクトホ
ール511の内部を埋め込むように形成された第1ポリ
シリコンプラグ513が、ストッパ窒化膜510の表面
より突出して形成されている。その突出して形成された
第1ポリシリコンプラグ513上には筒型形状の第1ス
トレージノード515が形成されている。第2ストレー
ジノード516は、第1ストレージノード515に取り
囲まれるように、かつ筒型形状に形成されており、第3
ストレージノード523によって第1ストレージノード
515と一体に形成されている。ここで、第1〜第3ス
トレージノード515、516、523はストッパ窒化
膜510から離間して形成されている。そして、ストッ
パ窒化膜510上には、第1〜第3ストレージノード5
15、516、523、及びポリシリコンプラグ513
を覆うように図示しないキャパシタ窒化膜及びセルプレ
ートが順次形成されている。
【0019】以上に説明したように、第5の実施の形態
においては、第1ポリシリコンプラグ513をストッパ
窒化膜510の表面より突出させ、第1〜第3ストレー
ジノード515、516、523が離間して形成されて
いるので、第1〜第3ストレージノード515、51
6、523及び第1ポリシリコンプラグ513の表面の
うち、キャパシタ窒化膜517と接している表面が前述
の第4の実施の形態の時に比べて増加する。その結果、
キャパシタの電荷蓄積容量が増加し、キャパシタがソフ
トエラー耐性に必要な電荷容量を確保することができる
ので、高集積化に適した信頼性の高い半導体装置を得る
ことができる。
【0020】図6〜図8は、本発明の第6の実施の形態
を示す半導体装置の製造方法を表している。この第6の
実施の形態は、第1の実施の形態で示した半導体装置の
製造方法である。
【0021】図6(a)に示すように、まず、半導体基
板601上に通常のLOCOS(Local Oxidation of Silico
n)法により素子形成領域を区画するフィールド酸化膜
602を2000〜5000Åの厚さで形成する。次に素子形成
領域に、ゲート電極603Aと不純物拡散層604A及
び604Bから成る第1トランジスタ605と、ゲート
電極603B及び不純物拡散層604B及び604Cか
ら成る第2トランジスタ606を形成し、その後CVD法
により全面に第1層間絶縁膜607として酸化膜あるい
はBPSG膜を1000〜5000Å堆積させる。第1層間絶縁膜6
07に不純物拡散層604Bを露出させるようにコンタ
クトホールを形成し、そのコンタクトホールを埋め込む
ようにビット線608を形成する。その後CVD法により
全面に第2層間絶縁膜609として酸化膜あるいはBPSG
膜を1000〜5000Å堆積させる。そして第2層間絶縁膜6
09上にエッチングストッパ用としてのストッパ窒化膜
610を200〜1000Å堆積させる。
【0022】次に、図6(b)に示すように、通常のフ
ォトリソグラフィ及びエッチング技術により、不純物拡
散層604A、604Cを露出させるように第1及び第
2コンタクトホール611、612を形成する。
【0023】次に、図6(c)に示すように、CVD法に
より第1及び第2コンタクトホール611、612を埋
め込むように全面にポリシリコンを堆積させ、導電性を
向上させるために燐等の不純物をポリシリコン中に導入
する。その後エッチバックすることにより第1及び第2
コンタクトホール611、612に埋め込まれたポリシ
リコン以外のポリシリコンを除去して第1及び第2ポリ
シリコンプラグ613、614を形成する。この時、ス
トッパ窒化膜610がエッチングストッパとして働くの
で、第2層間絶縁膜609がエッチングされることを防
止することができる。
【0024】次に、図6(d)に示すように、CVD法に
より、キャパシタの筒型形状のストレージノード(下部
電極)を形成するための犠牲膜624として酸化膜ある
いはBPSG膜を2000〜8000Å堆積させる。その後、犠牲膜
624上にポリシリコン膜625をこれもCVD法により1
000〜3000Å堆積させる。
【0025】次に、図7(a)の断面図に示すように、
通常のフォトリソグラフィ及びエッチング技術により、
ポリシリコン膜625をパターニングしてマスクポリシ
リコン626を形成する。この時、図7(a)の平面図
に示すように、ポリシリコン膜625のパターニング
は、平面的に見た時にポリシリコン膜625が第2コン
タクトホール612を覆うように行われる。
【0026】次に、図7(b)の断面図に示すように、
CVD法により、犠牲膜624及びマスクポリシリコン6
26上に窒化膜を1000〜2000Å堆積させた後、リアクテ
ィブイオンエッチング(Reactive Ion Etching : RIE)
により、マスクポリシリコン626の側壁にのみ窒化膜
を残してマスク窒化膜627を形成する。この時、図7
(b)の平面図に示すように、マスク窒化膜627は、
平面的に見た時に第1コンタクトホール611を取り囲
まず、第2コンタクトホール612を取り囲むように形
成される。
【0027】次に、図7(c)に示すように、通常のエ
ッチング技術により、マスクポリシリコン626を除去
する。
【0028】次に、図8(a)に示すように、マスク窒
化膜627をマスクとして、RIEにより犠牲膜624を
除去する。その結果、共に筒型形状のマスク窒化膜62
7及びマスク犠牲膜628が形成される。
【0029】次に、図8(b)に示すように、後にキャ
パシタの第1及び第2ストレージノード615、616
となるポリシリコンを、全面にCVD法により1000〜5000
Å堆積させる。そして、このポリシリコンの導電性を向
上させるために燐等の不純物をポリシリコン中に導入し
た後、筒型形状のマスク窒化膜627及びマスク犠牲膜
628の内外の側壁にのみ、燐等の不純物が導入された
ポリシリコンを残すようにエッチングを行う。
【0030】この後、マスク窒化膜627及びマスク犠
牲膜628を通常のエッチング技術により除去して、図
8(c)に示すような筒型形状の第1及び第2ストレー
ジノード615、616を形成する。すなわち、マスク
窒化膜627及びマスク犠牲膜628の外側の側壁に残
されたポリシリコンが第1ストレージノード615とな
り、内側の側壁に残されたポリシリコンが第2ストレー
ジノード616となる。その後、図示しないが、第1及
び第2ストレージノード615、616を覆うように、
ストッパ窒化膜610上にキャパシタ窒化膜及びセルプ
レートとなるポリシリコンを順次堆積させ、メモリセル
のキャパシタの形成を完了する。
【0031】以上のように、第6の実施の形態における
半導体装置の製造方法では、共に筒型形状のマスク窒化
膜及び犠牲膜の内外の側壁にポリシリコンを形成するこ
とにより、同時に二つのキャパシタのストレージノード
を互いのメモリセル形成領域上に延在させて形成してい
る、すなわちセルフアラインで形成しているので、二つ
のストレージノードを別々に形成する時に比べて、フォ
トリソグラフィ及びエッチング工程数を増加を抑制しな
がら、ソフトエラー耐性に必要な電荷蓄積容量を確保す
ることができるキャパシタを形成することができる。
【0032】図9〜図11は、本発明の第7の実施の形
態を示す半導体装置の製造方法を表している。この第7
の実施の形態は、第4の実施の形態で示した半導体装置
の製造方法である。
【0033】図9(a)に示すように、まず、半導体基
板701上に通常のLOCOS(Local Oxidation of Silico
n)法により素子形成領域を区画するフィールド酸化膜
702を2000〜5000Åの厚さで形成する。次に素子形成
領域にゲート電極703、及び不純物拡散層704A、
704Bを形成し、その後CVD法により全面に第1層間
絶縁膜707として酸化膜あるいはBPSG膜を1000〜5000
Å堆積させる。第1層間絶縁膜707に不純物拡散層7
04Bを露出させるようにコンタクトホールを形成し、
そのコンタクトホールを埋め込むようにビット線708
を形成する。その後CVD法により全面に第2層間絶縁膜
709として酸化膜あるいはBPSG膜を1000〜5000Å堆積
させる。そして、第2層間絶縁膜709上にはエッチン
グストッパ用としてのストッパ窒化膜710を200〜100
0Å堆積させる。
【0034】次に、図9(b)に示すように、通常のフ
ォトリソグラフィ及びエッチング技術により、不純物拡
散層704Aを露出させるように、第1層間絶縁膜70
7、第2層間絶縁膜709及びストッパ窒化膜710に
第1コンタクトホール711を形成する。
【0035】次に、図9(c)に示すように、CVD法に
より第1コンタクトホール711を埋め込むように全面
にポリシリコンを堆積させ、導電性を向上させるために
燐等の不純物をポリシリコン中に導入する。その後エッ
チバックすることにより第1コンタクトホール711に
埋め込まれたポリシリコン以外のポリシリコンを除去し
て第1ポリシリコンプラグ713を形成する。この時、
ストッパ窒化膜710がエッチングストッパとして働く
ので、第2層間絶縁膜709がエッチングされることを
防止することができる。
【0036】次に、図9(d)に示すように、全面にポ
リシリコン膜729をCVD法により1000〜2000Å形成し
て、導電性を向上させるために燐等の不純物をポリシリ
コン膜729中に導入する。その後、CVD法により、後
にシリンダ形状のストレージノードを形成するための犠
牲膜724として酸化膜あるいはBPSG膜を2000〜8000Å
堆積させる。そして更に、CVD法により、犠牲膜724
上にポリシリコン膜725を1000〜3000Å堆積させる。
【0037】次に、図10(a)の断面図に示すよう
に、通常のフォトリソグラフィ及びエッチング技術によ
り、ポリシリコン膜725をパターニングしてマスクポ
リシリコン726を形成する。この時、図10(a)の
平面図に示すように、ポリシリコン膜725のパターニ
ングは、平面的に見た時にポリシリコン膜725が第1
コンタクトホール711を覆わないように行われる。
【0038】次に、図10(b)の断面図に示すよう
に、CVD法により、犠牲膜724及びマスクポリシリコ
ン726上に窒化膜を1000〜2000Å堆積させた後、リア
クティブイオンエッチング(Reactive Ion Etching : R
IE)により、マスクポリシリコン726の側壁にのみ窒
化膜を残してマスク窒化膜727を形成する。この時、
図10(b)の平面図に示すように、マスク窒化膜72
7は、平面的に見た時に第1コンタクトホール711を
覆わないように形成される。
【0039】次に、図10(c)に示すように、通常の
エッチング技術により、マスクポリシリコン726を除
去する。
【0040】次に、図11(a)に示すように、マスク
窒化膜727をマスクとして、RIEにより犠牲膜724
及びポリシリコン膜729を除去する。その結果、共に
筒型形状のマスク窒化膜727、マスク犠牲膜728及
び第3ストレージノード723が形成される。
【0041】次に、図11(b)に示すように、後にキ
ャパシタの第1及び第2ストレージノード715、71
6となるポリシリコンを、全面ににCVD法により1000〜5
000Å堆積させる。そして、このポリシリコンの導電性
を向上させるために燐等の不純物をポリシリコン中に導
入した後、筒型形状のマスク窒化膜727、マスク犠牲
膜728及び第3ストレージノード723の内外の側壁
にのみ、燐等の不純物が導入されたポリシリコンを残す
ようにエッチングを行う。
【0042】この後、マスク窒化膜727及びマスク犠
牲膜728を通常のエッチング技術により除去して、図
11(c)に示すような筒型形状の第1及び第2ストレ
ージノード715、716を形成する。この時、第3ス
トレージノード723はエッチングされずに残ってい
る。すなわち、マスク窒化膜727、マスク犠牲膜72
8及び第3ストレージノード723の外側の側壁に残さ
れたポリシリコンが第1ストレージノード715とな
り、内側の側壁に残されたポリシリコンが第2ストレー
ジノード716となる。また、第1及び第2ストレージ
ノード715、716は第3ストレージノード723に
より接続されており、第1〜第3ストレージノード71
5、716、723及びポリシリコンプラグ713によ
り一つのメモリセルのキャパシタのシリンダ型ストレー
ジノードが構成される。その後、図示しないが、第1〜
第3ストレージノード715、716、723を覆うよ
うに、ストッパ窒化膜710上にキャパシタ窒化膜及び
セルプレートとなるポリシリコンを順次堆積させ、メモ
リセルのキャパシタの形成を完了する。
【0043】以上のように、第7の実施の形態における
半導体装置の製造方法では、共に筒型形状のマスク窒化
膜及び犠牲膜の内外の側壁にポリシリコンを形成するこ
とにより、シリンダ型ストレージノードの壁部を構成す
る第1及び第2ストレージノードを同時に形成してい
る、すなわちセルフアラインで形成しているので、フォ
トリソグラフィ及びエッチング工程数を増加を抑制しな
がら、ソフトエラー耐性に必要な電荷蓄積容量を確保す
ることができるキャパシタを形成することができる。
【0044】図12〜図14は、本発明の第8の実施の
形態を示す半導体装置の製造方法を表している。この第
8の実施の形態は、第5の実施の形態で示した半導体装
置の製造方法である。
【0045】図12(a)に示すように、まず、半導体
基板801上に通常のLOCOS(LocalOxidation of Silic
on)法により素子形成領域を区画するフィールド酸化膜
802を2000〜5000Åの厚さで形成する。次に素子形成
領域にゲート電極803、及び不純物拡散層804A、
804Bを形成し、その後CVD法により全面に第1層間
絶縁膜807として酸化膜あるいはBPSG膜を1000〜5000
Å堆積させる。第1層間絶縁膜807に不純物拡散層8
04Bを露出させるようにコンタクトホールを形成し、
そのコンタクトホールを埋め込むようにビット線808
を形成する。その後CVD法により全面に第2層間絶縁膜
809として酸化膜あるいはBPSG膜を1000〜5000Å堆積
させる。そして、第2層間絶縁膜809上には、CVD法
により、エッチングストッパ用としてのストッパ窒化膜
810を200〜1000Å、第1犠牲膜830として酸化膜
あるいはBPSG膜を1000〜2000Å順次堆積させる。
【0046】次に、図12(b)に示すように、通常の
フォトリソグラフィ及びエッチング技術により、不純物
拡散層804Aを露出させるように、第1層間絶縁膜8
07、第2層間絶縁膜809、ストッパ窒化膜810及
び第1犠牲膜830に第1コンタクトホール811を形
成する。
【0047】次に、図12(c)に示すように、CVD法
により第1コンタクトホール811を埋め込むように全
面にポリシリコンを堆積させ、導電性を向上させるため
に燐等の不純物をポリシリコン中に導入する。その後エ
ッチバックすることにより第1コンタクトホール811
に埋め込まれたポリシリコン以外のポリシリコンを除去
して第1ポリシリコンプラグ813を形成する。
【0048】次に、図12(d)に示すように、全面に
ポリシリコン膜829をCVD法により1000〜2000Å形成
して、導電性を向上させるために燐等の不純物をポリシ
リコン膜829中に導入する。その後、CVD法により、
後にシリンダ形状のストレージノードを形成するための
第2犠牲膜824として酸化膜あるいはBPSG膜を2000〜
8000Å堆積させる。そして更に、CVD法により、第2犠
牲膜824上にポリシリコン膜825を1000〜3000Å堆
積させる。
【0049】次に、図13(a)の断面図に示すよう
に、通常のフォトリソグラフィ及びエッチング技術によ
り、ポリシリコン膜825をパターニングしてマスクポ
リシリコン826を形成する。この時、図13(a)の
平面図に示すように、ポリシリコン膜825のパターニ
ングは、平面的に見た時にポリシリコン膜825が第1
コンタクトホール811を覆わないように行われる。
【0050】次に、図13(b)の断面図に示すよう
に、CVD法により、第2犠牲膜824及びマスクポリシ
リコン826上に窒化膜を1000〜2000Å堆積させた後、
リアクティブイオンエッチング(Reactive Ion Etching
: RIE)により、マスクポリシリコン826の側壁にの
み窒化膜を残してマスク窒化膜827を形成する。この
時、図13(b)の平面図に示すように、マスク窒化膜
827は、平面的に見た時に第1コンタクトホール81
1を覆わないように形成される。
【0051】次に、図13(c)に示すように、通常の
エッチング技術により、マスクポリシリコン826を除
去する。
【0052】次に、図14(a)に示すように、マスク
窒化膜827をマスクとして、RIEにより第2犠牲膜8
24及びポリシリコン膜829を除去する。その結果、
共に筒型形状のマスク窒化膜827、マスク犠牲膜82
8及び第3ストレージノード823が形成される。
【0053】次に、図14(b)に示すように、後にキ
ャパシタの第1及び第2ストレージノード815、81
6となるポリシリコンを、全面にCVD法により1000〜500
0Å堆積させる。そして、このポリシリコンの導電性を
向上させるために燐等の不純物をポリシリコン中に導入
した後、筒型形状のマスク窒化膜827、マスク犠牲膜
828及び第3ストレージノード823の内外の側壁に
のみ、燐等の不純物が導入されたポリシリコンを残すよ
うにエッチングを行う。
【0054】この後、マスク窒化膜827及びマスク犠
牲膜828を通常のエッチング技術により除去し、第1
犠牲膜830をフッ酸(HF)等を用いたウェットエッチ
ングあるいは等方性エッチングにより除去する。その結
果、図14(c)に示すような筒型形状の第1及び第2
ストレージノード815、816が形成される。この
時、第3ストレージノード823はエッチングされずに
残っている。すなわち、マスク窒化膜827、マスク犠
牲膜828及び第3ストレージノード823の外側の側
壁に残されたポリシリコンが第1ストレージノード81
5となり、内側の側壁に残されたポリシリコンが第2ス
トレージノード816となる。また、第1及び第2スト
レージノード815、816は第3ストレージノード8
23により接続されており、第1〜第3ストレージノー
ド815、816、823及びポリシリコンプラグ81
3により一つのメモリセルのキャパシタのシリンダ型ス
トレージノードが構成される。その後、図示しないが、
第1〜第3ストレージノード815、816、823及
びポリシリコンプラグ813を覆うように、ストッパ窒
化膜810上にキャパシタ窒化膜及びセルプレートとな
るポリシリコンを順次堆積させ、メモリセルのキャパシ
タの形成を完了する。
【0055】以上のように、第8の実施の形態における
半導体装置の製造方法では、共に筒型形状のマスク窒化
膜及び犠牲膜の内外の側壁にポリシリコンを形成するこ
とにより、シリンダ型ストレージノードの壁部を構成す
る第1及び第2ストレージノードを同時に形成してい
る、すなわちセルフアラインで形成しているので、フォ
トリソグラフィ及びエッチング工程数を増加を抑制しな
がら、ソフトエラー耐性に必要な電荷蓄積容量を確保す
ることができるキャパシタを形成することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明の半導体装置によれば、二つのメ
モリセルを有する半導体装置において、一方のキャパシ
タの下部電極が、他方のキャパシタの下部電極を取り囲
むように形成されているので、それらの下部電極を形成
できる半導体基板上の領域を有効に活用しながら、ソフ
トエラー耐性に必要な電荷蓄積容量を確保することがで
き、また高集積化に好適な半導体装置を得ることができ
る。
【0057】また、本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、一方のメモリセルのキャパシタの下部電極が他方
のメモリセルのキャパシタの下部電極を取り囲んでいる
半導体装置の製造方法において、一方の下部電極の接続
のための開口部のみを取り囲むマスクパターンを用いて
二つのキャパシタの下部電極をセルフアラインで形成す
る工程を有するので、ソフトエラー耐性に必要な電荷蓄
積容量を確保することができるキャパシタを有する半導
体装置を、工程数の増大を抑制しながら形成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す半導体装置の
断面図及び平面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す半導体装置の
断面図及び平面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す半導体装置の
断面図及び平面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す半導体装置の
断面図及び平面図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態を示す半導体装置の
断面図及び平面図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態を示す半導体装置の
製造方法の断面図及び平面図である。
【図7】本発明の第6の実施の形態を示す半導体装置の
製造方法の断面図及び平面図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態を示す半導体装置の
製造方法の断面図及び平面図である。
【図9】本発明の第7の実施の形態を示す半導体装置の
製造方法の断面図及び平面図である。
【図10】本発明の第7の実施の形態を示す半導体装置
の製造方法の断面図及び平面図である。
【図11】本発明の第7の実施の形態を示す半導体装置
の製造方法の断面図及び平面図である。
【図12】本発明の第8の実施の形態を示す半導体装置
の製造方法の断面図及び平面図である。
【図13】本発明の第8の実施の形態を示す半導体装置
の製造方法の断面図及び平面図である。
【図14】本発明の第8の実施の形態を示す半導体装置
の製造方法の断面図及び平面図である。
【符号の説明】
101、201、301、401、501、601、701、801:半導体基板 102、202、302、402、502、602、702、802:フィールド
酸化膜 103A、103B、403、603A、603B、703、803:ゲート電極 104A、104B、104C、404A、404B、604A、604B、604C、70
4A、704B、804A、804B:不純物拡散層 105、405、605:第1トランジスタ 106、606:第2トランジスタ 107、407、607、707、807:第1層間絶縁膜 108、408、608、708、808:ビット線 109、409、609、709、809:第2層間絶縁膜 110、210、310、410、510、610、710、810:ストッパ窒
化膜 111、411、611、711、811:第1コンタクトホール 112、412、612:第2コンタクトホール 113、213、313、413、513、613、713、813:第1ポリシ
リコンプラグ 114、214、314、614:第2ポリシリコンプラグ 115、215、315、415、515、615、715、815:第1ストレ
ージノード 116、216、316、416、516、616、716、816:第2ストレ
ージノード 117、417:キャパシタ窒化膜 118、418:セルプレート 119、419:第1キャパシタ 120:第2キャパシタ 121、421:第1メモリセル 122:第2メモリセル 823:第3ストレージノード 624、724、830:第1犠牲膜 824:第2犠牲膜 625、725、825:ポリシリコン膜 626、726、826:マスクポリシリコン 627、727、827:マスク窒化膜 628、728、828:マスク犠牲膜 729、829:ポリシリコン膜

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された第1及び第2
    トランジスタと、前記第1トランジスタに接続された第
    1下部電極、キャパシタ絶縁膜及び上部電極からなる第
    1キャパシタと、前記第2トランジスタに接続された第
    2下部電極、前記キャパシタ絶縁膜及び前記上部電極か
    らなる第2キャパシタとを有する半導体装置において、 前記第1下部電極は前記第2下部電極の周囲を取り囲む
    ように形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 前記第1及び第2下部電極は、前記第1トランジスタが
    形成された領域上と前記第2トランジスタが形成された
    領域上に延在して形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体装置において、 前記第1あるいは第2下部電極が筒型形状に形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体装置において、 前記第1あるいは第2下部電極は、二重以上に形成され
    た筒型形状の電極であることを特徴とする請求項1記載
    の半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の半導体装置において、 前記第1下部電極の高さは、前記第2下部電極の高さよ
    りも低いことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の半導体装置において、 前記第1下部電極の厚さは、前記第2下部電極の厚さよ
    りも薄いことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板上に形成されたトランジスタ
    と、前記トランジスタに接続された下部電極、キャパシ
    タ絶縁膜及び上部電極からなるキャパシタとを有する半
    導体装置において、 前記下部電極は、筒型形状の第1電極と、前記第1電極
    に取り囲まれるように形成された筒型形状の第2電極
    と、前記第1電極と前記第2電極とを接続する第3電極
    とからなることを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の半導体装置は、 前記トランジスタ上に形成された絶縁膜と、 前記絶縁膜に形成された開口部と、 前記開口部内に埋め込まれた導電性物質とを有し、 前記下部電極の前記第1電極は、前記導電性物質を介し
    て前記トランジスタのソースあるいはドレインに接続さ
    れ、 前記下部電極の前記第1乃至第3電極は、前記絶縁膜と
    は離間していることを特徴とする請求項7記載の半導体
    装置。
  9. 【請求項9】 半導体基板上に第1及び第2トランジス
    タを形成する工程と、 前記第1及び第2トランジスタ上に絶縁膜を形成する工
    程と、 前記第1トランジスタのソースあるいはドレイン上の前
    記絶縁膜に第1開口部を形成し、前記第2トランジスタ
    のソースあるいはドレイン上の前記絶縁膜に第2開口部
    を形成する工程と、 前記第1及び第2開口部に導電性物質を埋め込む工程
    と、 前記絶縁膜上に前記第2開口部を覆うようにマスクパタ
    ーンを形成する工程と、 前記マスクパターンの外側の側壁では前記第1開口部に
    埋め込まれた導電性物質に接続されるように、かつ前記
    第1犠牲膜の内側では前記第2開口部に埋め込まれた導
    電性物質に接続されるように、前記第1犠牲膜の内外の
    側壁に導電性膜を形成する工程と、 前記マスクパターンを除去することにより、第1及び第
    2下部電極を形成する工程と、 前記絶縁膜上に、前記第1及び第2下部電極を覆うよう
    にキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、 前記キャパシタ絶縁膜上に上部電極を形成する工程とを
    含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の半導体装置の製造方法
    において、 前記マスクパターンを筒型形状に形成する工程と、 前記第1及び第2下部電極を筒型形状に形成する工程を
    含むことを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 半導体基板上にトランジスタを形成す
    る工程と、 前記トランジスタ上に絶縁膜を形成する工程と、 前記トランジスタのソースあるいはドレイン上の前記絶
    縁膜に開口部を形成する工程と、 前記開口部に導電性物質を埋め込む工程と、 前記絶縁膜上に第1導電性膜を形成する工程と、 前記第1導電性膜上に筒型形状のマスクパターンを前記
    開口部を包含せずに形成する工程と、 前記マスクパターンをマスクとして、前記第1導電性膜
    を除去する工程と、 前記マスクパターンの外側の側壁では前記開口部に埋め
    込まれた前記導電性物質に接続されるように、前記マス
    クパターンの内外の側壁に第2導電性膜を形成する工程
    と、 前記マスクパターンを除去することにより、第1及び第
    2下部電極を形成する工程と、 前記絶縁膜上に、前記第1導電性膜、前記第1及び第2
    下部電極を覆うようにキャパシタ絶縁膜を形成する工程
    と、 前記キャパシタ絶縁膜上に上部電極を形成する工程とを
    含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記絶縁膜上で、かつ前記第1導電性膜の下に犠牲膜を
    形成する工程と、 前記マスクパターンの外側の側壁では前記開口部に埋め
    込まれた前記導電性物質に接続されるように前記マスク
    パターンの内外の側壁に前記第2導電性膜を形成した後
    に、前記犠牲膜を除去することによって前記第1及び第
    2下部電極を形成する工程とを含むことを特徴とする請
    求項11記載の半導体装置の製造方法。
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