JP2000075964A - 省電力制御装置 - Google Patents

省電力制御装置

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JP2000075964A
JP2000075964A JP10241609A JP24160998A JP2000075964A JP 2000075964 A JP2000075964 A JP 2000075964A JP 10241609 A JP10241609 A JP 10241609A JP 24160998 A JP24160998 A JP 24160998A JP 2000075964 A JP2000075964 A JP 2000075964A
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JP10241609A
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Kensho Matsuo
憲昭 松尾
Koichi Yoshida
幸一 吉田
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の省電力制御機能を活用することによ
り、装置の簡略化・低コスト化を実現し得る省電力制御
装置を得る。 【解決手段】 パーソナルコンピュータ1は、DPMS
方式の省電力機能を有している。赤外線センサ3が人を
検知すると、その旨が信号S1としてマウス割込信号発
生回路4に入力される。マウス割込信号発生回路4は、
信号S1を受けることによりマウス割込信号S2を生成す
る。生成されたマウス割込信号S2は、マウス入力コネ
クタ2aを介してパーソナルコンピュータ1に入力さ
れ、パーソナルコンピュータ1は、マウスの操作が行わ
れたと認識する。パーソナルコンピュータ1は、ディス
プレイモニタ6を通常モードへ復帰させるために、外部
電源9からディスプレイモニタ6への駆動電力P2の供
給を再開する。そして、ディスプレイモニタ6からタッ
チセンサ5への駆動電力P2の供給も再開される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、制御対象の省電
力モードへの移行及び通常モードへの復帰を制御するた
めの省電力制御装置に関するものであり、特にタッチパ
ネルとディスプレイモニタとを組み合わせて成るタッチ
モニタの省電力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、特開平6−119090号公報
に記載された従来の省電力制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。省電力制御装置は、センサ102及び状態
表示部103を備える筐体部101と、タイマ105を
備える省電力制御部104とによって構成されている。
センサ102は、指先やペン等の操作媒体の接触あるい
は所定距離以下への接近を検出する。状態表示部103
は、制御対象106が使用可能状態にあるか待機状態に
あるかを表示する。タイマ105は、操作媒体がセンサ
102から離反した時点からの継続時間を計数する。
【0003】タイマ105が計数する継続時間が所定時
間を超えると、省電力制御部104は信号S101によっ
て制御対象106を省電力モードに移行させる。そし
て、制御対象106が待機状態にあることを、信号S
102によって状態表示部103に表示する。
【0004】操作媒体がセンサ102に接触あるいは所
定距離以下に近接すると、その旨が信号S100として省
電力制御部104に伝達され、省電力制御部104は、
信号S101によって制御対象106を通常モードに復帰
させる。そして、制御対象106が使用可能状態にある
ことを信号S102によって状態表示部103に表示す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の省電力制御装置によると、制御対象106の省電力
モードへの移行及び通常モードへの復帰を制御するため
に、省電力制御部104を設ける必要があり、装置が複
雑化・高コスト化するという問題がある。
【0006】本発明はかかる問題を解決するために成さ
れたものであり、既存の省電力制御機能を活用すること
により、装置の簡略化・低コスト化を実現し得る省電力
制御装置を得ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
に記載の省電力制御装置は、入力機器が操作されること
により、出力機器を、第1のモードから、第1のモード
よりも電力消費が大きい第2のモードに移行させる機能
を有するコンピュータと、出力機器に対するコンピュー
タの制御を受ける操作対象と、操作対象を操作する操作
主体を検知するセンサと、センサが操作主体を検知する
ことにより、入力機器が操作されたとコンピュータに認
識させるための信号を発生する信号発生部とを備えるも
のである。
【0008】また、この発明のうち請求項2に記載の省
電力制御装置は、請求項1に記載の省電力制御装置であ
って、信号発生部は、センサが所定時間以上継続して操
作主体を検知することにより信号を発生するものであ
る。
【0009】また、この発明のうち請求項3に記載の省
電力制御装置は、請求項1に記載の省電力制御装置であ
って、操作対象が第2のモードにある場合には、信号発
生部が信号を発生することを制限する第1の制御部をさ
らに備えるものである。
【0010】また、この発明のうち請求項4に記載の省
電力制御装置は、請求項1又は3に記載の省電力制御装
置であって、センサ及び信号発生部のそれぞれに対して
駆動電力を供給する電力供給部と、操作対象が第2のモ
ードにある場合には、電力供給部がセンサ及び信号発生
部に対して駆動電力を供給することを制限する第2の制
御部とをさらに備えるものである。
【0011】また、この発明のうち請求項5に記載の省
電力制御装置は、請求項1に記載の省電力制御装置であ
って、信号発生部が信号を発生する際に、操作主体に対
して音声メッセージを発する音声発生部をさらに備える
ものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施の形態1に係る省電力制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。パーソナルコンピュータ1は、マウス入力
コネクタ2a、RS232Cコネクタ2b、及びビデオ
/同期信号出力コネクタ2cを備えるとともに、タイマ
7を内蔵している。また、パーソナルコンピュータ1
は、DPMS(DisplayPower Management Signaling)
方式の省電力機能を有している。DPMSとは、VES
A(Video Electronics Standard Association)が定め
た、パーソナルコンピュータからディスプレイモニタの
動作モードを制御するプロトコルであり、近年において
は、殆どのパーソナルコンピュータがDPMS方式の省
電力機能を有している。概略のみ説明すると、パーソナ
ルコンピュータに接続された入力機器(例えばマウスや
キーボード等)の操作が一定時間行わなければ出力機器
(例えばディスプレイモニタ)を省電力モード(低消費
電力モード、待機モードとも称される)に移行させ、そ
の後、入力機器の操作が行われると出力機器を省電力モ
ードから通常モードに復帰させることにより、入力機器
が長時間使用されていない状況での出力機器における電
力消費を抑制するものである。
【0013】操作対象たるタッチモニタ8は、タッチセ
ンサ5とディスプレイモニタ6とを備えている。ディス
プレイモニタ6は、DPMS方式の省電力機能に対応可
能なディスプレイモニタである。タッチセンサ5はRS
232Cコネクタ2bに接続されており、タッチセンサ
5の出力信号Cは、RS232Cコネクタ2bを介して
パーソナルコンピュータ1に入力される。タッチセンサ
5の駆動電力P2は、ディスプレイモニタ6から供給さ
れている。ディスプレイモニタ6はビデオ/同期信号出
力コネクタ2cに接続されており、パーソナルコンピュ
ータ1からのビデオ信号A及び同期信号Bは、ビデオ/
同期信号出力コネクタ2cを介してディスプレイモニタ
6に入力される。ディスプレイモニタ6の駆動電力は外
部電源9から供給されている。
【0014】マウス入力コネクタ2aにはマウス割込信
号発生回路4が接続され、マウス割込信号発生回路4に
は赤外線センサ3が接続されている。赤外線センサ3
は、タッチモニタ8を操作するためにタッチモニタ8の
前に立つ操作主体、あるいはタッチモニタ8に接近する
操作主体を検知する。以下、操作主体は人で代表させ
る。
【0015】以下、図1に示した省電力制御装置の動作
について説明する。まず、パーソナルコンピュータ1が
タッチモニタ8を省電力モードへ移行させる動作につい
て説明する。タイマ7は、タッチセンサ5からの出力信
号Cがパーソナルコンピュータ1に最後に入力された時
点からの継続時間を計数する。タイマ7が計数する継続
時間が所定時間を超えると、パーソナルコンピュータ1
はディスプレイモニタ6を省電力モードに移行させるた
めに、外部電源9からディスプレイモニタ6への駆動電
力P1の供給を電力の全部あるいは一部において停止す
る。この制御は、同期信号Bによって行われる。ディス
プレイモニタ6が省電力モードに移行すると、ディスプ
レイモニタ6からタッチセンサ5への駆動電力P2の供
給も停止される。以上により、タッチモニタ8の省電力
モードへの移行が完了する。
【0016】次に、パーソナルコンピュータ1がタッチ
モニタ8を通常モードへ移行(復帰)させる動作につい
て説明する。赤外線センサ3が人を検知すると、その旨
が信号S1としてマウス割込信号発生回路4に入力され
る。マウス割込信号発生回路4は、赤外線センサ3から
信号S1を受けることによりマウス割込信号S2を生成す
る。生成されたマウス割込信号S2は、マウス入力コネ
クタ2aを介してパーソナルコンピュータ1に入力され
る。パーソナルコンピュータ1は、マウス割込信号発生
回路4からマウス割込信号S2を受けることにより、マ
ウスの操作が行われたと認識する。即ち、マウス割込信
号S2は、省電力機能を有するパーソナルコンピュータ
1に対して、マウスの操作が行われたと認識させるため
の制御信号である。パーソナルコンピュータ1は、ディ
スプレイモニタ6を通常モードへ復帰させるために、外
部電源9からディスプレイモニタ6への駆動電力P2
供給を再開する。この制御は、同期信号Bによって行わ
れる。そして、ディスプレイモニタ6が通常モードに復
帰することにより、ディスプレイモニタ6からタッチセ
ンサ5への駆動電力P2の供給も再開される。以上によ
り、タッチモニタ8の通常モードへの復帰が完了する。
【0017】なお、以上の説明では、パーソナルコンピ
ュータ1に接続される入力機器としてマウスを想定して
説明したが、これに限定するものではなく、それが操作
されることによりパーソナルコンピュータ1が通常モー
ドへの復帰動作を行う機器であればどのようなものであ
ってもよい。このような入力機器としてはマウスの他に
例えばキーボードがあり、この場合は、マウス割込信号
発生回路4に相当するキーボード割込信号発生回路を、
パーソナルコンピュータ1の備えるキーボード入力コネ
クタに接続すればよい。以降に述べる各実施の形態につ
いても同様である。
【0018】このように本実施の形態1に係る省電力制
御装置によれば、パーソナルコンピュータがタッチモニ
タを通常モードに復帰させるにあたり、マウス割込信号
発生回路が、赤外線センサが人を検知したという情報
を、マウスが操作されたという情報に変換してパーソナ
ルコンピュータに入力する。そして、パーソナルコンピ
ュータは自身の有する省電力機能に基づいてタッチパネ
ルを通常モードに復帰させる。従って、タッチモニタの
省電力制御、特に省電力モードから通常モードへの復帰
制御を行うために専用の制御装置を設ける必要がないた
め、装置の簡略化・低コスト化を図ることができる。
【0019】実施の形態2.図2は、本発明の実施の形
態2に係るマウス割込信号発生回路の構成を示す回路図
である。本実施の形態2に係る省電力制御装置のその他
の構成は、図1に示した上記実施の形態1に係る省電力
制御装置の構成と同様である。赤外線センサ3からの信
号S1は、単安定マルチバイブレータ12に入力される
とともに、NANDゲート11の一方の入力端子に入力
される。スイッチ13は端子141〜143を備えてお
り、端子141はNANDゲート11の他方の入力端子
に、端子142は保護抵抗18を介して電源10に、端
子143は単安定マルチバイブレータ12の出力にそれ
ぞれ接続されている。電源10は、単安定マルチバイブ
レータ12にも接続されており、単安定マルチバイブレ
ータ12の駆動電源としても機能する。NANDゲート
11の出力はマウスコントローラ15の入力に接続され
ており、マウス入力コネクタ2aに入力されるマウス割
込信号S2は、マウスコントローラ15から出力され
る。
【0020】スイッチ13において端子141を端子1
3に接続することにより、単安定マルチバイブレータ
12とNANDゲート11とが互いに接続される。図
3,4は、単安定マルチバイブレータ12とNANDゲ
ート11とを互いに接続した場合のマウス割込信号発生
回路4の動作を表すタイミングチャートである。図3,
4において、V1は、単安定マルチバイブレータ12の
入力たるノードND1の電位であり、これは信号S1の電
位、及びNANDゲート11の一方の入力端子の電位と
それぞれ共通する。また、V2は、単安定マルチバイブ
レータ12の出力たるノードND2の電位であり、これ
はNANDゲート11の他方の入力端子の電位と共通す
る。また、V3は、NANDゲート11の出力たるノー
ドND3の電位であり、これはマウスコントローラ15
の入力の電位と共通する。
【0021】図3は、タッチモニタ8の前を通り過ぎる
人が赤外線センサ3によって検知された場合のタイミン
グチャートであり、また、図4は、タッチモニタ8を操
作するためにタッチモニタ8の前に立つ人が赤外線セン
サ3によって検知された場合のタイミングチャートであ
る。赤外線センサ3は、人を検出している間、Hレベル
の信号S1を出力し続ける。信号S1がHレベルというこ
とはV1がHレベルということに相当するので、図3に
示したタイミングチャートにおいては時刻T1から時刻
2までV1がHレベルであり、一方、図4に示したタイ
ミングチャートにおいては時刻T1から時刻T3以降もV
1はHレベルである。
【0022】周知のように、単安定マルチバイブレータ
は、内部回路のCR時定数を調整することにより、出力
パルスのパルス幅を任意に設定することができる。図2
に示したマウス割込信号発生回路4においては、単安定
マルチバイブレータ12の出力パルスはノードND2
電位に反映される。そして、図3,4に示すように、そ
のパルス幅は、ノードND2の電位V2がHレベルからL
レベルに遷移してから、LレベルからHレベルに遷移す
るまでの時間、即ちT3−T1である。従って、単安定マ
ルチバイブレータ12の内部回路のCR時定数を調整す
ることにより、時間T3−T1を任意に設定することがで
きる。
【0023】マウスコントローラ15は、NANDゲー
ト11からLレベルの信号を受けることにより、マウス
割込信号S2を出力する。タッチモニタ8の前を通り過
ぎる人が赤外線センサ3によって検知された場合(図
3)は、時刻T3においてV2がLレベルからHレベルに
遷移した時、V1はすでにLレベルとなっている。従っ
て、NANDゲート11の出力たるノードND3の電位
3はHレベルのままであり、マウスコントローラ15
はマウス割込信号S2を出力しない。
【0024】一方、タッチモニタ8の前に立つ人が赤外
線センサ3によって検知された場合(図4)は、時刻T
3においてV2がLレベルからHレベルに遷移した時、V
1はHレベルを維持している。従って、V3は、時刻T3
においてHレベルからLレベルに遷移し、マウスコント
ローラ15はこれを受けてマウス割込信号S2を出力す
る。以降、上記実施の形態1と同様に、パーソナルコン
ピュータ1は、タッチモニタ8を省電力モードから通常
モードに復帰させる。
【0025】なお、スイッチ13において端子141
端子142に接続した場合は、電源10とNANDゲー
ト11の他方の入力端子とが保護抵抗18を介して互い
に接続される。これにより、電源10の電源電圧は保護
抵抗18によって適切に電圧降下されてNANDゲート
11の他方の入力端子に印加され、NANDゲート11
の他方の入力端子の電位はHレベルに維持される。従っ
て、この場合は、赤外線センサ3がタッチモニタ8の前
を通り過ぎる人を検知した場合であっても、NANDゲ
ート11の2つの入力端子の電位がともにHレベルにな
るためノードND3の電位はLレベルとなり、マウスコ
ントローラ15はマウス割込信号S2を出力する。これ
により、パーソナルコンピュータ1は、タッチモニタ8
の前を通り過ぎる人に対しても敏感に反応してタッチモ
ニタ8を通常モードに復帰させる。
【0026】このように本実施の形態2に係る省電力制
御装置によれば、赤外線センサが所定時間以上継続して
人を検知した場合のみ、マウス割込信号発生回路がマウ
ス割込信号を出力することができる。従って、赤外線セ
ンサが人を検知している時間が上記所定時間よりも短い
場合には、パーソナルコンピュータはタッチモニタを通
常モードに復帰させるための制御を行わないので、赤外
線センサの前を人が通り過ぎる場合等に、通常モードへ
の不要な復帰制御を抑制することができる。
【0027】また、このような通常モードへの不要な復
帰制御を抑制するパターンの他に、赤外線センサが人を
検知した場合は通常モードへの復帰制御を敏感に実行す
るパターンをもスイッチの切換により選択し得る構成に
することにより、システムの自由度を広げることができ
る。
【0028】実施の形態3.図5は、本発明の実施の形
態3に係る省電力制御装置の構成を示すブロック図であ
る。ディスプレイモニタ6が内部に有するMCU(micr
ocontroler unit)16(第1の制御部)と、マウス割
込信号発生回路4とを互いに接続する。本実施の形態3
に係る省電力制御装置のその他の構成は、図1に示した
上記実施の形態1に係る省電力制御装置の構成と同様で
ある。
【0029】図6は、本発明の実施の形態3に係るマウ
ス割込信号発生回路の構成を示す回路図である。NAN
Dゲート11とマウスコントローラ15との間にトライ
ステートバッファ17を挿入し、トライステートバッフ
ァ17の出力をマウスコントローラ15の入力に、論理
入力をNANDゲート11の出力に、インヒビット入力
をMCU16にそれぞれ接続する。また、トライステー
トバッファ17の出力とマウスコントローラ15の入力
との間のノードND4に、保護抵抗19を介して電源1
0を接続する。保護抵抗19に接続された電源10は、
実際には保護抵抗18に接続された電源10と共通して
いる。本実施の形態3に係るマウス割込信号発生回路の
その他の構成は、図2に示した上記実施の形態2に係る
マウス割込信号発生回路の構成と同様である。
【0030】MCU16は、同期信号Bに基づいて、デ
ィスプレイモニタ6が通常モードにあるか省電力モード
にあるかを判断する。ディスプレイモニタ6が通常モー
ドにある場合、MCU16は、トライステートバッファ
17のインヒビット入力に信号S3をHレベルとして入
力する。これにより、NANDゲート11とマウスコン
トローラ15との間が開放された状態になる。このと
き、電源10の電源電圧が保護抵抗19によって適切に
電圧降下されてマウスコントローラ15の入力に印加さ
れるため、マウスコントローラ15の入力の電位はHレ
ベルに維持され、マウスコントローラ15はマウス割込
信号S2を出力し得ない状態となる。
【0031】一方、ディスプレイモニタ6が省電力モー
ドにある場合、MCU16は、トライステートバッファ
17のインヒビット入力に、信号S3をLレベルとして
入力する。これにより、NANDゲート11とマウスコ
ントローラ15との間が導通され、マウスコントローラ
15は、NANDゲート11の出力の電位に応じてマウ
ス割込信号S2を出力し得る状態となる。
【0032】このように本実施の形態3に係る省電力制
御装置によれば、マウス割込信号発生回路にトライステ
ートバッファを設けて、該トライステートバッファの論
理入力と出力との間の導通を、ディスプレイモニタが内
部に有するMCUからの信号によって制御する構成とし
た。そして、ディスプレイモニタが省電力モードにある
場合にのみマウス割込信号発生回路がマウス割込信号を
出力し得るように設定した。このため、タッチモニタが
通常モードにある場合に、マウス割込信号発生回路内に
おいて発生したノイズ等の影響によってパーソナルコン
ピュータにマウス割込信号が入力されて、タッチセンサ
の正常な動作を妨害することを防止することができる。
【0033】実施の形態4.図7は、本発明の実施の形
態4に係る省電力制御装置の構成を示すブロック図であ
る。赤外線センサ3及びマウス割込信号発生回路4のそ
れぞれに対して駆動電力を供給するための電源回路20
を設ける。そして、電源回路20を、ディスプレイモニ
タ6が内部に有するMCU22(第2の制御部)に接続
する。MCU22は、同期信号Bに基づいて、ディスプ
レイモニタ6が通常モードにあるか省電力モードにある
かを判断する。本実施の形態4に係る省電力制御装置の
その他の構成は、図1に示した上記実施の形態1に係る
省電力制御装置の構成と同様である。
【0034】電源回路20には、MCU22から信号S
4が入力される。そして、赤外線センサ3及びマウス割
込信号発生回路4に対する電源回路20からの駆動電力
供給の可否は、この信号S4によって制御される。具体
的には、ディスプレイモニタ6が省電力モードにある場
合は、電源回路20は、赤外線センサ3及びマウス割込
信号発生回路4に対して駆動電力を供給し、一方、ディ
スプレイモニタ6が通常モードにある場合は、電源回路
20は、赤外線センサ3及びマウス割込信号発生回路4
に対して駆動電力を供給しない。
【0035】このように本実施の形態4に係る省電力制
御装置によれば、タッチモニタが通常モードにある場合
は、電源回路は赤外線センサ及びマウス割込信号発生回
路に対して駆動電力を供給しない。従って、タッチモニ
タが通常モードにある場合に赤外線センサ及びマウス割
込信号発生回路を駆動することによる電力消費を低減す
ることができる。
【0036】また、タッチモニタが通常モードにある場
合にマウス割込信号発生回路の内部においてノイズが発
生すること自体を防止することができるため、上記実施
の形態3に係る省電力制御装置による効果を一層高める
ことができる。
【0037】実施の形態5.図8は、本発明の実施の形
態5に係る省電力制御装置の構成を示すブロック図であ
る。マウス割込信号発生回路4に接続された音声発生装
置21を設ける。本実施の形態5に係る省電力制御装置
のその他の構成は、図1に示した上記実施の形態1に係
る省電力制御装置の構成と同様である。
【0038】マウス割込信号発生回路4は、赤外線セン
サ3から信号S1を受けてマウス割込信号S2を生成する
際に、音声発生装置21に対して信号S5を入力する。
音声発生装置21は、マウス割込信号発生回路4からの
信号S5を受けることにより、タッチモニタを操作しよ
うとする人に対して暫くの待機を求めるような所定の音
声メッセージを発生する。
【0039】このように本実施の形態5に係る省電力制
御装置によれば、マウス割込信号発生回路がマウス割込
信号を生成する際に、音声発生装置は所定の音声メッセ
ージを発生する。このため、タッチモニタを操作しよう
とする人が赤外線センサによって検知されてからタッチ
モニタが通常モードに復帰するまでにある程度の時間を
要する場合であっても、タッチモニタを操作しようとす
る人は、音声発生装置から発生される音声メッセージに
よって通常モードへの復帰制御が行われていることをい
ち早く知ることができる。
【0040】
【発明の効果】この発明のうち請求項1に係るものによ
れば、コンピュータが操作対象を第2のモードに移行さ
せるにあたり、センサが操作主体を検知したという情報
を、入力機器が操作されたという情報に変換してコンピ
ュータに入力する。そして、コンピュータは、入力機器
が操作されたとの認識に基づき、自身の有する機能に基
づいて操作対象を第2のモードに移行させる。従って、
操作対象を第2のモードへ移行させるために専用の装置
を設ける必要がないため、簡易に省電力機能を実現する
ことができる。
【0041】また、この発明のうち請求項2に係るもの
によれば、センサが所定時間以上継続して操作主体を検
知した場合のみ、信号発生部が信号を発生する。従っ
て、センサが操作主体を検知している時間が上記所定時
間よりも短い場合には、コンピュータは操作対象を第2
のモードに移行させるための制御を行わないので、セン
サの前を操作主体が通り過ぎる場合等に、第2のモード
への不要な移行制御を抑制することができる。
【0042】また、この発明のうち請求項3に係るもの
によれば、信号発生部は、操作対象が第1のモードにあ
る場合にのみ信号を出力し得る。このため、操作対象が
第2のモードにある場合に、信号発生部において生じた
ノイズによって、信号発生部からコンピュータに信号が
入力されて、操作対象の正常な動作を妨害することを防
止することができる。
【0043】また、この発明のうち請求項4に係るもの
によれば、操作対象が第2のモードにある場合は、電力
供給部はセンサ及び信号発生部に対して駆動電力を供給
しない。従って、操作対象が第2のモードにある場合に
センサ及び信号発生部を駆動することによる電力消費を
低減することができる。
【0044】また、操作対象が第2のモードにある場合
に信号発生部においてノイズが発生すること自体を防止
することができるため、上記請求項3に係る省電力制御
装置による効果を一層高めることができる。
【0045】また、この発明のうち請求項5に係るもの
によれば、音声発生部は、信号発生部が信号を発生する
際に、操作主体に対して音声メッセージを発する。この
ため、操作主体がセンサによって検知されてから操作対
象が第2のモードに復帰するまでにある程度の時間を要
する場合であっても、操作主体は、この音声メッセージ
によって、第2のモードへの復帰制御が行われているこ
とをいち早く知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る省電力制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態2に係るマウス割込信号
発生回路の構成を示す回路図である。
【図3】 マウス割込信号発生回路の動作を表すタイミ
ングチャートである。
【図4】 マウス割込信号発生回路の動作を表すタイミ
ングチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態3に係る省電力制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施の形態3に係るマウス割込信号
発生回路の構成を示す回路図である。
【図7】 本発明の実施の形態4に係る省電力制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の実施の形態5に係る省電力制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図9】 従来の省電力制御装置の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ、3 赤外線センサ、4
マウス割込信号発生回路、5 タッチセンサ、6 ディ
スプレイモニタ、8 タッチモニタ、16,22 MC
U。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 幸一 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5B011 EA02 EB06 EB09 HH02 HH07 KK01 KK02 KK03 LL11 MA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力機器が操作されることにより、出力
    機器を、第1のモードから、前記第1のモードよりも電
    力消費が大きい第2のモードに移行させる機能を有する
    コンピュータと、 前記出力機器に対する前記コンピュータの制御を受ける
    操作対象と、 前記操作対象を操作する操作主体を検知するセンサと、 前記センサが前記操作主体を検知することにより、前記
    入力機器が操作されたと前記コンピュータに認識させる
    ための信号を発生する信号発生部とを備える省電力制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記信号発生部は、前記センサが所定時
    間以上継続して前記操作主体を検知することにより前記
    信号を発生する、請求項1に記載の省電力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記操作対象が前記第2のモードにある
    場合には、前記信号発生部が前記信号を発生することを
    制限する第1の制御部をさらに備える、請求項1に記載
    の省電力制御装置。
  4. 【請求項4】 前記センサ及び前記信号発生部のそれぞ
    れに対して駆動電力を供給する電力供給部と、 前記操作対象が前記第2のモードにある場合には、前記
    電力供給部が前記センサ及び前記信号発生部に対して前
    記駆動電力を供給することを制限する第2の制御部とを
    さらに備える、請求項1又は3に記載の省電力制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記信号発生部が前記信号を発生する際
    に、前記操作主体に対して音声メッセージを発する音声
    発生部をさらに備える、請求項1に記載の省電力制御装
    置。
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