JP2000075740A - プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置

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JP2000075740A
JP2000075740A JP10262410A JP26241098A JP2000075740A JP 2000075740 A JP2000075740 A JP 2000075740A JP 10262410 A JP10262410 A JP 10262410A JP 26241098 A JP26241098 A JP 26241098A JP 2000075740 A JP2000075740 A JP 2000075740A
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Fumito Nonaka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジの個体識別によって各
々のカートリッジの寿命を管理する。 【解決手段】 カートリッジには個体識別データとなる
電波または赤外線を発する手段16を設けた。装置本体
14にはこれらのデータを受信する手段17を設ける。
またピクセルカウントなどのトナー消費量検出もしくは
感光体ドラムの回転数等を検出する手段を設ける。個体
識別手段に電波、赤外線を用いたことにより、バーコー
ド方式に比べて汚れ、傷等に強く、確実に個体識別が可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ装置、複
写機装置あるいはファクシミリ等に使用されるプロセス
カートリッジ及び電子写真画像形成装置(以下、画像形
成装置という)に関するものである。
【0002】なお、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、またはクリーニング手段と現像手段及び電子写真感
光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカート
リッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能と
するものである。及び帯電手段、クリーニング手段の少
なくとも1つと現像手段及び電子写真感光体ドラムとを
一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体
に着脱可能とするものである。及び、現像手段と電子写
真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカ
ートリッジを電子写真画像形成装置の本体に着脱可能と
するものである。
【0003】
【従来の技術】プリンタ等の画像形成装置は帯電器によ
って一様に帯電させた電子写真感光体に選択的な露光を
して潜像を形成し、現像器によって前記潜像を現像剤
(以下「トナー」という)で顕像化すると共に、該トナ
ーによる像を記録媒体に転写して画像記録を行う。この
ような装置にあっては、各部材のメンテナンスは専門の
サービスマンが行っていた。
【0004】そこで、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で
行うことができるので、格段に操作性を向上させること
ができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画
像形成装置において広く用いられている。
【0005】このようなプロセスカートリッジにあって
はプロセスカートリッジ内のトナー残量を検出する手段
を有し、トナーが無くなった場合には表示手段にトナー
無しを表示してプロセスカートリッジの交換を促すと共
に、画像形成動作を停止するようにしている。
【0006】また、近年のプロセスカートリッジはトナ
ー収納量が大容量化してきたために、プロセスカートリ
ッジの寿命を検出するためにはトナー残量検出手段によ
る検出のみならず、電子写真感光体の寿命や摺動部品の
寿命を検出する手段、例えば感光体ドラムの回転数検知
や印字枚数や印字ドットの計数による寿命検出手段も用
いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】プロセスカートリッジ
は画像形成装置に着脱可能であるが故に、例えば黒色用
カートリッジを使用した後、赤色用カートリッジを装着
して使用し、更にその後再度黒色用カートリッジを装着
して使用するように、プロセスカートリッジを入れ換え
しながら使用する場合には、正確に個々のプロセスカー
トリッジの寿命を検出し、管理することは困難であっ
た。
【0008】その課題に対し、特開平8−171329
号公報においてはプロセスカートリッジに個体識別情報
が記載されたバーコードを設けて、画像形成装置本体に
おいてそれを読み取り、寿命を管理するものが提案され
ている。
【0009】本発明は前記従来技術をさらに発展させた
ものであってその目的とするところは、個々のプロセス
カートリッジを確実に個体識別し、またその寿命を正確
に検出し管理し得るプロセスカートリッジ及び電子写真
画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の主要な発明を請
求項の番号に対応する番号を付して示せば以下のとおり
である。
【0011】本出願に係る第1の発明は画像形成装置本
体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写
真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手
段と、プロセスカートリッジの個体識別を行うための電
波発信手段と、を有することを特徴とするプロセスカー
トリッジである。
【0012】本出願に係る第2の発明は画像形成装置本
体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写
真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手
段と、プロセスカートリッジの個体識別を行うための発
光手段と、を有することを特徴とするプロセスカートリ
ッジである。
【0013】本出願に係る第6の発明はプロセスカート
リッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成する
電子写真画像形成装置において、電子写真感光体と、前
記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、プロセス
カートリッジの個体識別を行うための電波発信手段と、
を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着す
る装着手段と、前記電子写真感光体に形成した像を記録
媒体に転写するための転写手段と、前記プロセスカート
リッジに設けた電波発信手段からの信号を受信する受信
手段と、前記受信手段による受信情報を記憶装置に記憶
させる記憶手段と、記憶された情報を照合する照合手段
と、前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有す
ることを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0014】本出願に係る第7の発明はプロセスカート
リッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成する
画像形成装置において、電子写真感光体と、前記電子写
真感光体に作用するプロセス手段と、プロセスカートリ
ッジの個体識別を行うための発光手段と、を有するプロ
セスカートリッジを取り外し可能に装着する装着手段
と、前記電子写真感光体に形成した像を記録媒体に転写
するための転写手段と、前記プロセスカートリッジに設
けた発光手段からの信号を受光する受光手段と、前記受
光手段による受光情報を記憶装置に記憶させる記憶手段
と、記憶された情報を照合する照合手段と、前記記録媒
体を搬送するための搬送手段と、有することを特徴とす
る電子写真画像形成装置である。
【0015】
【作用】上記構成にあっては、プロセスカートリッジの
個別認識情報となる信号を発信する発信手段を有するプ
ロセスカートリッジを装着し、この信号を受信すること
により、各々のプロセスカートリッジを個体認識し、寿
命検出手段によって寿命を管理することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いて説明する。
【0017】[実施の形態1]プロセスカートリッジ及
びこれを装着可能な画像形成装置について、図1乃至図
6を参照して具体的に説明する。なお、図1はプロセス
カートリッジを個体識別し、寿命を管理し、表示する手
段の構成説明図である。図2はプロセスカートリッジの
個体識別と寿命検出の手順を示すフローチャート、図3
はプロセスカートリッジを装着した画像形成装置の構成
説明図、図4はプロセスカートリッジの構成を示す縦断
面図、図5はプロセスカートリッジの外観説明図であ
る。図6は赤外線による個体識別の構成説明図、図7は
赤外線パルス波の個体識別波形を示す模式図、図8は赤
外線発光手段によるプロセスカートリッジを個体識別と
寿命検出手順を示すフローチャートである。
【0018】では説明の順序として、まず図3乃至図5
を参照してプロセスカートリッジ及びこれを装着して用
いる画像形成装置の全体構成を説明し、更に図1及び図
2及び図6乃至図8を参照してプロセスカートリッジの
個体識別と寿命管理手段構成について説明する。
【0019】[全体構成]この電子写真画像形成装置
(レーザービームプリンタ)Aは、図3に示すように、
光学系1から画像情報に基づいた情報光をドラム形状の
電子写真感光体である感光体ドラム7へ照射して該感光
体ドラム7に潜像を形成し、この潜像を現像剤(以下
「トナー」という)で現像してトナー像を形成する。そ
して前記トナー像の形成と同期して、記録媒体2を収容
した給紙カセット3aからピックアップローラ3b及び
これに圧接する圧接部材3cで一枚ずつ分離給送すると
共に、搬送ローラ対3d、レジストローラ対3e等から
なる搬送手段3で搬送し、且つプロセスカートリッジB
としてカートリッジ化された前記電子写真感光体に形成
したトナー像を転写手段としての転写ローラ4に電圧印
加することによって記録媒体2に転写し、その記録媒体
2を搬送ベルト3fによって定着手段5へと搬送する。
この定着手段5は駆動ローラ5aと、ヒータ5bを内蔵
すると共に支持体5cによって回転可能に支持された筒
状シートで構成した定着回転体5dからなり、通過する
記録媒体2に熱及び圧力を印加して転写トナー像を定着
する。そしてこの記録媒体2を排出ローラ対3g,3h
で搬送し、反転搬送経路を通して排出部6へと排出する
如く構成している。なお、この画像形成装置Aは手差し
トレイ3i及びローラ3j、によって手差し給送も可能
となっている。
【0020】(プロセスカートリッジ)一方、前記プロ
セスカートリッジBは電子写真感光体と、少なくとも1
つのプロセス手段を備えたものである。ここでプロセス
手段としては、例えば電子写真感光体を帯電させる帯電
手段、電子写真感光体に形成された潜像を現像する現像
手段、電子写真感光体表面に残留するトナーをクリーニ
ングするためのクリーニング手段等がある。本実施の形
態のプロセスカートリッジBは、図4に示すように、感
光層を有する電子写真感光体である感光体ドラム7を回
転し、帯電手段である帯電ローラ8へ電圧印加して前記
感光体ドラム7の表面を一様に帯電し、この帯電した感
光体ドラム7に対して前記光学系1からの光像を露光開
口部9を介して露光して潜像を形成し、該潜像を現像手
段10によって現像するように構成している。
【0021】前記現像手段10は、トナー収納部10a
内のトナー送り手段である回転可能なトナー送り部材1
0b2でトナー収納部10aを現像剤収納容器状に成形
したトナー枠体12aの開口部12i、現像枠体12b
の開口部12eを通じて現像枠体12b内へ送り出し、
このトナーをトナー撹拌部材10b1で撹拌し、固定磁
石10cを内蔵した現像回転体である現像ローラ10d
を回転させると共に、現像ブレード10eによって摩擦
帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ10dの表面
に形成し、そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム
7へ転移させることによってトナー像を形成して可視像
化するものである。
【0022】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した後
に、クリーニングブレード11aによって感光体ドラム
7に残留したトナーを掻き落とす共に、スクイシート1
1bによってすくい取り、廃トナー収納部11cへ集め
るクリーニング手段11によって感光体ドラム7上の残
留トナーを除去するように構成している。
【0023】尚、前記感光体ドラム7等の各部材は、ト
ナー収納部10aを構成し、トナー送り部材10b2を
回転駆動されるように支持するトナー枠体12aとトナ
ー撹拌部材10b1、現像ローラ10d、現像ブレード
10e等の現像部材を内蔵する現像枠体12b及び蓋部
材12cを溶着して一体化した現像ユニットDと、廃ト
ナー収納部11cを構成し、感光体ドラム7、クリーニ
ングブレード11a、スクイシート11b及び帯電ロー
ラ8を有するクリーニング枠体13とをクリーニング枠
体13の凹部壁及びこの凹部へ挿入された現像枠体12
bのアーム部12dに設けた穴26に嵌合するピン25
で結合し且つクリーニング枠体13と現像ユニットD間
に圧縮コイルばね27を縮設して構成したカートリッジ
枠体に収納してカートリッジ化され、装置本体14に設
けたカートリッジ装着手段に対して着脱可能に装着され
る。
【0024】このカートリッジ装着手段は、軸15aを
中心に開閉部材15を開くと、カートリッジ装着部の空
間Sが表れ、その左右に不図示のカートリッジ装着ガイ
ド部材が配されており、ボス18aとリブ18bからな
るプロセスカートリッジBのガイド(図5参照)が該装
着ガイドに嵌合して導かれ、プロセスカートリッジBが
装置本体14に矢印X方向に着脱されるものである。
【0025】[プロセスカートリッジの個体識別構成と
寿命管理構成]次にプロセスカートリッジの個体識別構
成と寿命管理構成について説明する。
【0026】このプロセスカートリッジBの所定位置に
は図1のように電波発信手段16が設けてあり、この電
波発信手段16の発信周波数を個々のプロセスカートリ
ッジごとに異なるものに設定し、その周波数を個体識別
情報として受信することによってプロセスカートリッジ
の個体識別を行う。
【0027】プロセスカートリッジBに設けた電波発信
手段16からは該プロセスカートリッジ固有の周波数の
電波が任意のタイミングで発信される。
【0028】一方、画像形成装置本体14には図1に示
すように電波受信手段17が設けてあり、プロセスカー
トリッジBが装着された時に、前記電波発信手段16か
ら発信された電波の周波数を電波受信手段17によって
受信し、発振周波数を検知し、個体識別情報としてCP
U19へ送られる。
【0029】そして前記CPU19は中央演算処理装置
であり、格納されたプログラムや各種データを読み出
し、必要な演算や判断を行い、各種制御を行うものであ
る。このCPU19が記憶手段としてのRAM20に記
憶されている個体識別情報と、読み取った個体識別情報
とを照合することによって装着されたプロセスカートリ
ッジBが再装着されたものか、交換によって新規に装着
されたものかを識別するものである。
【0030】また、前記CPU19はプロセスカートリ
ッジBの印字ドット数を検出するための印字ドット計数
手段21からの信号を入力し、装着したプロセスカート
リッジBの印字ドット数、即ちプロセスカートリッジB
がどの程度使用されているかを検出する。
【0031】更に装置本体14の所定位置には前記検出
した結果を表示するための表示手段22が設けてあり、
プロセスカートリッジBの使用状況等が認識し得るよう
になっている。
【0032】そして前記制御手段は、図2に示すフロー
チャートの手順に従ってプロセスカートリッジBの使用
状況を検出する。
【0033】即ち、装置本体14にプロセスカートリッ
ジBを再装着し、或はプロセスカートリッジBを交換す
ると(S1)、プロセスカートリッジBに設けた電波発
信手段16からの信号を装置本体14の電波受信手段1
7により、そのプロセスカートリッジBの発信周波数を
読み取る(S2)。この周波数読み取りタイミングは、
感光体ドラム7の前回転時、プロセスカートリッジ交換
のために開閉部材15を開閉する時等、任意でよい。
【0034】次に発信周波数を読み取った後、制御手段
はRAM20に記憶されている発信周波数と読み取った
発信周波数とを照合する(S3,S4)。そして照合し
た発信周波数が一致する場合はステップS6へ進み、一
致しない場合(例えばプロセスカートリッジを新規のも
のに交換した場合等)には、RAM20に初期状態とし
て、ステップS2で読み取った発信周波数を記憶する
(S5)。なお、周波数は任意の識別変数に置き換えて
もよい。
【0035】そして、ステップS7に進んで印字ドット
計数手段21で検出したプロセスカートリッジBの一時
ドット数をCPU19によって積算し、ステップS2で
読み取った発信周波数のプロセスカートリッジBの使用
状況としてRAM20に随時書換えて記憶しておく(S
7)。このメモリへの書換えタイミングとしては、記録
終了後毎や感光体ドラム7の後回転時等任意に設定すれ
ばよい。
【0036】そして、プロセスカートリッジBの積算印
字ドット数が所定の値を越えたか否かを判別する(S
8)。この所定の値とは、プロセスカートリッジBが使
用された結果、トナーが消費され、良好な画像形成が出
来なくなる直前の印字ドット数の値であり、この値はR
AM20に書き込まれている。
【0037】前記積算印字ドット数が所定値を越えてい
ない場合には、そのプロセスカートリッジBは寿命に達
していないため、画像形成を続行することが出来る。一
方、前記積算印字ドット数が所定値を越えた場合には、
そのプロセスカートリッジBは寿命であるために、その
旨を表示手段22に表示して使用者にプロセスカートリ
ッジBの交換を促す(S9)。
【0038】万が一、他の画像形成装置本体14で使用
したプロセスカートリッジを使用した場合、新規のプロ
セスカートリッジとして認識されるため、プロセスカー
トリッジの寿命が表示されるものと異なってしまう可能
性があるが、この場合、プロセスカートリッジBにトナ
ー残量検出手段を設けておくと、トナー収容部10a内
のトナーの有無を検知し、トナーが無くなるとトナー無
しを表示手段に表示できるため、ユーザーの混乱を招く
ことが防止できる。なお、このトナー残量検出手段の構
成は図4に示すように現像ローラ10dの近傍に該ロー
ラ10dと平行なアンテナ線10fを設け、このアンテ
ナ線10fと現像ローラ10d間に電圧を印加して両者
間に介在するトナーによって変化する静電容量を検出す
ることにより、トナーの有無を検出するようにしてい
る。
【0039】なお、プロセスカートリッジBに備える電
波発信手段16の電源は画像形成装置本体14から供給
するほうがリサイクルの観点、またはコスト面からも好
ましい。
【0040】また、プロセスカートリッジBが寿命にな
った場合、前述のように表示手段22に交換を促す表示
を行うが、交換するとその寿命となったプロセスカート
リッジBの個体識別情報は不要になるため、ユーザーが
その情報のみ消去できるようにしておいてもよいし、ま
た、保存できる個体識別情報の数をあらかじめ決めてお
き、メモリが一杯になったら古い物から消去する動作を
CPU19で行っても良い。
【0041】[実施の形態2]前述した実施の形態1に
おいてはプロセスカートリッジBの個体認識手段として
電波発信手段を用い、個別の発信周波数によって個体認
識を行う例を示したが、実施の形態2の個体識別構成と
して、プロセスカートリッジBに赤外線発光手段23を
設け、画像形成装置本体14には赤外線受光手段24を
設けた構成を説明する(図6参照)。尚、実施の形態2
で用いた画像形成装置のプロセスカートリッジの寿命検
出手段は実施の形態1と基本的に同一の構成であるた
め、ここではプロセスカートリッジの個体識別手段の構
成のみについて説明する。
【0042】本例では赤外線発光手段23には赤外線L
EDとパルス発振回路が設けてあり、図7のように赤外
線はパルス幅が異なることによりデータの“1”と
“0”を出力し、その組み合わせによって個体識別デー
タとして認識するものである。例えば、図7ではパルス
幅1m秒の時をデータ“1”、0.5m秒の時をデータ
“0”とし、また、各ビットの間隔を0.5m秒とし、
これらの組み合わせで5ビットの情報が出力できる、つ
まり、32通りの個体認識データとして取り扱うことが
できるのである。必要に応じてビット数を増やせば、数
万ものプロセスカートリッジの個体認識が可能となるこ
とは言うまでもない。
【0043】前記赤外線発光手段による個体識別構成と
前記実施の形態1で示したプロセスカートリッジの寿命
検出手段の構成により、実施の形態1と同様に個別のプ
ロセスカートリッジの寿命の管理が可能となる(図8参
照)。
【0044】[他の実施の形態]前記実施の形態1及び
2ではプロセスカートリッジBの寿命を管理するのに印
字ドットをカウントする方法を挙げたが、印字枚数をカ
ウントしてもよい。
【0045】また、前記のプロセスカートリッジBの寿
命の管理方法はトナーの使用量を把握するものである
が、大容量のプロセスカートリッジにおいて、画像比率
によってはトナーが無くなる前に感光体ドラム7もしく
は他の摺動部品が寿命となることが考えられる場合には
感光体ドラム、または他の摺動部品の回転数、または積
算回転時間も画像形成装置本体の駆動装置の回転数から
検出し、これらを併用してプロセスカートリッジBの寿
命を管理するほうが好ましい。
【0046】また前述したプロセスカートリッジBは単
色画像を形成するためのものであったが、プロセスカー
トリッジは単色の画像を形成する場合のみならず、現像
手段を複数設け、複数色の画像(例えば2色画像、3色
画像或はフルカラー等)を形成するカートリッジにも好
適に適用することができる。
【0047】また現像方式としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0048】また電子写真感光体としては、前記感光体
ドラムに限定されることがなく、例えば次のものが含ま
れる、まず感光体としては光導電体が用いられ、光導電
体としては例えばアモルファスシリコン、アモルファス
セレン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OP
C)等が含まれる。また前記感光体を搭載する形状とし
ては、例えばドラム状、ベルト状等の回転体及びシート
状等が含まれる。なお、一般的にはドラム状またはベル
ト状のものが用いられており、例えばドラムタイプの感
光体にあっては、アルミ合金等のシリンダー上に光導電
体を蒸着または塗工等を行ったものである。
【0049】また帯電手段の構成も、前述した実施の形
態1では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として
従来から用いられているタングステンワイヤーの三方周
囲にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステン
ワイヤーに高電圧を印加することによって生じた正また
は負のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラ
ムの表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当
然である。
【0050】なお、前記帯電手段としては前記ローラ型
以外にも、ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブ
ロック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0051】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、前記クリーニングブレード以外
にも、ファーブラシ、磁気ブラシ等を用いてクリーニン
グ手段を構成しても良い。
【0052】トナー枠体12a、現像枠体12bを形成
する材質としては、プラスチック例えばポリスチレン、
ABS樹脂(アクリロニトリル/ブタジェン/スチレン
共重合体)、変性PPE樹脂(ポリフェニレンエーテ
ル)、変性PPO樹脂(ポリフェニレンオキサイド)、
ポリカーボネイト、ポリエチレン、ポリプロピレン等で
ある。
【0053】また前述したプロセスカートリッジとは、
例えば電子写真感光体及び現像手段と、少なくともプロ
セス手段の1つを備えたものである。従って、そのプロ
セスカートリッジの態様としては、前述した実施の形態
のもの以外にも、例えば電子写真感光体及び現像手段と
帯電手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体に着
脱可能にするもの、電子写真感光体と現像手段とを一体
的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするも
の、電子写真感光体及び現像手段とクリーニング手段と
を一体的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にす
るもの等がある。即ち、前述したプロセスカートリッジ
とは、帯電手段、またはクリーニング手段と現像手段及
び電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、この
カートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とす
るものである。及び帯電手段、クリーニング手段の少な
くとも1つと現像手段及び電子写真感光体とを一体的に
カートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とする
ものである。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体
とを一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能と
するものである。
【0054】更に前述した実施の形態では画像形成装置
としてレーザービームプリンタを例示したが、本発明は
これに限定する必要はなく、例えば電子写真複写機、フ
ァクシミリ装置、或はワードプロセッサ等の他の画像形
成装置に使用することも当然可能である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、 プロセスカートリッジにカートリッジ個体識別情報と
しての固有の周波数を有する電波の発信手段を設け、画
像形成装置本体に電波受信装置を設けたことにより、万
が一プロセスカートリッジが汚れた場合でも、この個体
識別情報が確実に読み取れ、プロセスカートリッジの個
体識別を行うことが可能となり、しいては寿命を検出し
て表示することによって、各々のプロセスカートリッジ
の正確な管理が可能となる。
【0056】プロセスカートリッジにカートリッジ個
体識別情報としての固有のパルス波形を出力する赤外線
の発光手段を設け、画像形成装置本体に受光装置を設け
たことにより、万が一プロセスカートリッジが汚れた場
合でも、この個体識別情報が確実に読み取れ、プロセス
カートリッジの個体識別を行うことが可能となり、しい
ては寿命を検出して表示することによって、各々のプロ
セスカートリッジの正確な管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の実施の形態を示し、
【図1】本発明に実施の形態1のプロセスカートリッジ
の個体識別手段と寿命管理手段の構成を説明するブロッ
ク図である。
【図2】本発明の実施の形態1のプロセスカートリッジ
の個体識別と寿命検出の手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】プロセスカートリッジを装着した画像形成装置
の縦断面図である。
【図4】プロセスカートリッジの構成を示す縦断面図で
ある。
【図5】プロセスカートリッジの外観斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態2のプロセスカートリッジ
の個体識別手段と寿命管理手段の構成を説明するブロッ
ク図である。
【図7】本発明の実施の形態2の赤外線パルス波の個体
識別パターンを示す模式図である。
【図8】本発明の実施の形態2のプロセスカートリッジ
の個体識別と寿命検出の手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
A…画像形成装置(レーザービームプリンタ) B…プロセスカートリッジ D…現像ユニット S…空間 X…方向 1…光学系 2…記録媒体 3…搬送手段 3a…給紙カセット 3b…ピックアッ
プローラ 3c…圧接部材 3d…搬送ローラ対 3e
…レジストローラ対 3f…搬送ベルト 3g,3h…
排出ローラ対 3i…手差しトレイ 3j…ローラ 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…駆動ローラ 5b…ヒータ 5c
…支持体 5d…定着回転体 6…排出部 7…感光体ドラム 8…帯電ローラ 9…露光開口部 10…現像手段 10a…トナー収納部 10b1…ト
ナー撹拌部材 10b2…トナー送り部材 10c…固
定磁石 10d…現像ローラ 10e…現像ブレード
10f…アンテナ線 11…クリーニング手段 11a…クリーニングブレー
ド 11b…スクイシート 11c…廃トナー収納部 12a…トナー枠体 12b…現像枠体 12c…蓋部
材 12d…アーム部 12e…開口部 12i…開口部 13…クリーニング枠体 14…装置本体 15…開閉部材 15a…軸 16…電波発信手段 17…受信手段 18a…ボス 18b…リブ 19…CPU 20…RAM 21…印字ドット計数手段 22…表示手段 23…赤外線発光手段 24…赤外線受光手段 25…ピン 26…穴 27…圧縮コイルばね

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 プロセスカートリッジの個体識別を行うための電波発信
    手段と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 プロセスカートリッジの個体識別を行うための発光手段
    と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
    段、またはクリーニング手段と現像手段及び電子写真感
    光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジ
    を画像形成装置本体に対して着脱可能とする請求項1又
    は2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記プロセスカートリッジとは帯電手
    段、クリーニング手段の少なくとも一つと現像手段及び
    電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形
    成装置本体に対して着脱可能とする請求項1又は2に記
    載のプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記プロセスカートリッジとは現像手段
    と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像
    形成装置本体に着脱可能とする請求項1又は2に記載の
    プロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 プロセスカートリッジを着脱可能であっ
    て、記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置に
    おいて、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 プロセスカートリッジの個体識別を行うための電波発信
    手段と、 を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着す
    る装着手段と、 前記電子写真感光体に形成した像を記録媒体に転写する
    ための転写手段と、 前記プロセスカートリッジに設けた電波発信手段からの
    信号を受信する受信手段と、 前記受信手段による受信情報を記憶装置に記憶させる記
    憶手段と、 記憶された情報を照合する照合手段と、 前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  7. 【請求項7】 プロセスカートリッジを着脱可能であっ
    て、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 プロセスカートリッジの個体識別を行うための発光手段
    と、 を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着す
    る装着手段と、 前記電子写真感光体に形成した像を記録媒体に転写する
    ための転写手段と、 前記プロセスカートリッジに設けた発光手段からの信号
    を受光する受光手段と、 前記受光手段による受光情報を記憶装置に記憶させる記
    憶手段と、 記憶された情報を照合する照合手段と、 前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020160414A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 ブラザー工業株式会社 現像カートリッジ、ドラムカートリッジ、ベルトユニットおよび画像形成装置

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