JP2000075204A - ズ―ムレンズ系 - Google Patents

ズ―ムレンズ系

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JP2000075204A
JP2000075204A JP11134400A JP13440099A JP2000075204A JP 2000075204 A JP2000075204 A JP 2000075204A JP 11134400 A JP11134400 A JP 11134400A JP 13440099 A JP13440099 A JP 13440099A JP 2000075204 A JP2000075204 A JP 2000075204A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】広角側の半画角が42°前後、ズーム比が3.
5程度の広角を含む4群構成のズームレンズ系を得る。 【構成】 物体側から順に、正の第1、負の第2、正の
第3、及び正の第4のレンズ群からなり、短焦点距離端
から長焦点距離端へのズーミングに際し、全てのレンズ
群が物体側へ移動するズームレンズ系において、第3レ
ンズ群は、少なくとも、正レンズと、負レンズとを含
み、第4レンズ群は、少なくとも1枚の負レンズを含
み、第2レンズ群でフォーカシングを行ない、次の条件
式(1)、(2)、及び(3)を満足するズームレンズ
系。 (1)−1.23<m3-4W<−1.0 (2)0.02<d19/fw<0.30 (3)1.6<nL13 <1.76 但し、m3-4W;短焦点距離端における第3レンズ群と第
4レンズ群の合成横倍率、d19;第3レンズ群中の正レ
ンズと負レンズとの間隔、 fw;短焦点距離端の全系の焦点距離、nL13 ;第4レ
ンズ群中の最も像側の負レンズの屈折率。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、スチルカメラ、ビデオカメラ等
の撮影レンズに用いて好適な4群構成のズームレンズ系
に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】特開平4−149402号
公報は、3群(実質的に4群)構成のズームレンズ系を
提案してる。このズームレンズ系は、短焦点距離端の半
画角が約37°であり、さらなる広角化の要求には応え
られない。また像面側の大きく重量大なレンズ群をフォ
ーカシング群としているため、フォーカシング機構の負
担が大きく、AF化に不利である。特開平6−7516
7号公報も、4群構成のズームレンズ系を提案している
が、広角化が不充分である。
【0003】
【発明の目的】本発明は、広角側の半画角が42°前
後、ズーム比が3.5程度の広角を含むズームレンズ系
を得ることを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明は、物体側から順に、正の第1レ
ンズ群、負の第2レンズ群、正の第3レンズ群、及び正
の第4レンズ群からなり、短焦点距離端から長焦点距離
端へのズーミングに際し、全てのレンズ群が物体側へ移
動するズームレンズ系において、正の第3レンズ群は、
少なくとも、物体側から順に、正レンズと、負レンズと
を含み、正の第4レンズ群は、少なくとも1枚の負レン
ズを含み、物体距離が無限物体距離から有限物体距離へ
変化するとき、第2レンズ群を物体側へ移動させてフォ
ーカシングを行ない、次の条件式(1)、(2)、及び
(3)を満足することを特徴としている。 (1)−1.23<m3-4W<−1.0 (2)0.02<d19/fw<0.30 (3)1.6<nL13 <1.76 但し、 m3-4W;短焦点距離端における第3レンズ群と第4レン
ズ群の合成横倍率、 d19;第3レンズ群中の正レンズと負レンズとの間隔、 fw;短焦点距離端の全系の焦点距離、 nL13 ;第4レンズ群中の最も像側の負レンズの屈折
率、 である。
【0005】より好ましくは、条件式(2)の代わり
に、次の条件式(2’)を満足させることが好ましい。 (2’)0.04<d19/fw<0.30
【0006】各レンズ群の好ましい具体的構成の一例は
次の通りである。正の第1レンズ群は、物体側から順
に、負レンズと正レンズの貼り合せレンズと、物体側に
凸のメニスカス正レンズとから構成され、負の第2レン
ズ群は、物体側から順に、物体側に凸のメニスカス負レ
ンズと、正レンズと負レンズの貼り合せレンズと、正レ
ンズと、物体側が強い凹面の負レンズとから構成され、
正の第3レンズ群は、物体側から順に、両凸の正レンズ
と、物体側が強い凸面の正レンズと、負レンズとから構
成され、正の第4レンズ群は、物体側から順に、正レン
ズと、像面側が強い凹面の負レンズとから構成されるこ
とが好ましい。
【0007】
【発明の実施形態】本発明による4群ズームレンズ系
は、図1、図5、図9、図13、及び図17に示すよう
に、物体側から順に、正の第1レンズ群10、負の第2
レンズ群20、絞りS、正の第3レンズ群30、及び正
の第4レンズ群40からなっており、短焦点距離端から
長焦点距離端へのズーミングに際し、全てのレンズ群が
互いの空気間隔を変化させながら物体側へ移動する。絞
りSは、第3レンズ群30と一体に移動する。フォーカ
シングは、物体距離が無限物体距離から有限物体距離へ
変化するとき、第2レンズ群を物体側へ移動させて行な
う。そして、図1、図5、図9、図13、及び図17の
各実施例に示すように、正の第1レンズ群10は、物体
側から順に、負レンズL1と正レンズL2の貼り合せレ
ンズと、物体側に凸のメニスカス正レンズL3とからな
り、負の第2レンズ群20は、物体側から順に、物体側
に凸のメニスカス負レンズL4と、正レンズL5と負レ
ンズL6の貼り合せレンズと、正レンズL7と、物体側
が強い凹面の負レンズL8とからなり、正の第3レンズ
群30は、物体側から順に、両凸の正レンズL9と、物
体側が強い凸面の正レンズL10と、負レンズL11と
からなり、負の第4レンズ群40は、物体側から順に、
正レンズL12と、像面側が強い凹面の負レンズL13
とからなり、全体で13枚構成である。第2レンズ群2
0の最も物体側に位置する、物体側に凸のメニスカス負
レンズL4は、その物体側に、合成樹脂製の非球面膜R
を付着させたハイブリッドレンズである。
【0008】条件式(1)は、広角端における第3レン
ズ群と第4レンズ群の合成横倍率m 3-4Wについての条件
である。この合成横倍率m3-4Wが、条件式(1)の上限
を越えて大きくなり−1に近づくと、第2レンズ群のズ
ーミングの際の移動軌跡がUターンしてしまう。つま
り、第3レンズ群と第4レンズ群の合成横倍率が−1倍
近辺の焦点距離まで、第2レンズ群は像側に動き、その
後物体側に動くことになり、好ましくない。また第3レ
ンズ群と第4レンズ群の合成横倍率が−1倍になる焦点
距離を境に、第2レンズ群がUターンするので、第3レ
ンズ群と第4レンズ群の合成横倍率が−1倍になる付近
では、第2レンズ群の移動量が少なくなりその結果、広
角端からわずかに望遠側へよった焦点距離領域で第2レ
ンズ群の位置の自由度が殆どなくなり、4群全てを動か
す4群ズームのメリットがなくなり、収差を良好に保て
なくなる。別言すると、第3レンズ群と第4レンズ群
は、主にメリジオナル像面の像面湾曲のオーバーを補正
するべく移動するが、条件式(1)の上限を越えると、
第3レンズ群、第4レンズ群の動く自由度がなくなって
しまう。
【0009】また、本発明では第2レンズ群によりフォ
ーカシングを行っており、第2レンズ群はズーミングと
フォーカシングの両方で動かなければならない。第2レ
ンズ群は、フォーカシングの際には有限物体距離の被写
体に対して常に物体側に動くが、ズーミングとフォーカ
シングで反対方向に第2レンズ群を動かさなければなら
ない場合が生じ、メカ構成が複雑になる。
【0010】条件式(1)の下限を越えて合成横倍率m
3-4Wが小さくなると、第3レンズ群と第4レンズ群で発
生する収差が大きくなり、やはりメリジオナル像面をオ
ーバーにしてしまう。
【0011】条件式(2)は、第3レンズ群中の正レン
ズL10と負レンズL11の間隔d 19についての条件で
ある。第3群レンズ群は絞りSを物体側に持っており、
負レンズL11は、絞りに近い負レンズであるため、球
面収差の補正の役割が大きい。
【0012】条件式(2)の下限を越えて間隔d19が小
さくなると、正レンズL10から収束するように出る軸
上光束の負レンズL11への入射高さが高くなるので、
正の球面収差が大となり、全系の球面収差が過剰に補正
され、オーバーとなってしまう。条件式(2)の下限を
0.04にすると(条件式(2’))、負レンズL11
での正の球面収差の発生をさらに少なく保つことができ
収差補正に有利である。
【0013】また、球面収差の過剰補正が生じないよう
に、正レンズL10の像側面の正のパワーを強くして負
の球面収差を生じるようにすると、正レンズによる正
と、負レンズによる負の大きな球面収差の打消し合いに
なり誤差感度が高くなってしまい、製造が困難になる。
つまり、僅かな間隔の誤差で球面収差が大きく変化し、
僅かな偏心誤差で大きな軸上コマ収差が発生する。これ
を防ぐように貼り合せにすると、貼り合せのコストが発
生し高くなってしまう。
【0014】条件式(2)の上限を越えて間隔d19が大
きくなると、逆に球面収差がアンダーとなる。またレン
ズ全長が長くなる。条件式(3)は、第4レンズ群40
中の最も像側の負レンズL13の屈折率についての条件
である。条件式(3)の下限を越えて、負レンズL13
の屈折率が小さくなると、同レンズ13の負のパワーが
小さくなり、球面収差が補正できなくなる結果、球面収
差がアンダーに出る。またペッツバール和が大きくなり
像面がアンダーとなる。
【0015】条件式(3)の上限を越えて負レンズL1
3の屈折率が大きくなると、逆にペッツバール和が小と
なり像面湾曲がオーバーになってしまう。また負レンズ
L13に非球面を設ける場合、条件式(3)を満足する
屈折率を持ちモールド成形しやすいガラス材料を得るこ
とは困難であり、非球面の製造に不利である。モールド
成形しやすいプラスチック材料では、条件式(3)を満
足するような屈折率の高いものは得られない。
【0016】次に、具体的な数値実施例を説明する。以
下の実施例の諸収差図中、d線、g線、及びc線は、そ
れぞれの波長の球面収差によって示される色収差及び倍
率色収差、Sはサジタル像の像面、Mはメリディオナル
像の像面を示している。また、表および図面中、FNO
Fナンバー、f は焦点距離、W は半画角、fBはバックフ
ォーカス、面No. は、物体側から数えたレンズ各面の番
号、Rは曲率半径、Dはレンズ面間隔、Nd はd線に対
する屈折率、νd はアッベ数を示す。
【0017】また、回転対称非球面は次式で定義され
る。 x=ch2/[1+[1-(1+K)c2h2]1/2]+A4h4+A6h6+A8h8+A10h10+A
12h12 (Cは曲率(1/r)、hは光軸からの高さ、Kは円錐
係数、Aiはi次の非球面係数)
【0018】[実施例1]図1は、本発明によるズーム
レンズ系の実施例1のレンズ構成図、図2、図3、及び
図4はそれぞれ、図1のレンズ系の短焦点距離端、中間
焦点距離、及び長焦点距離端での諸収差図である。表1
はその数値データである。
【0019】
【表1】 FNO= 1:3.7-4.5-4.8 f = 24.89-45.02-86.80(ズーム比;3.48) W = 42.0-25.2-13.5 fB= 38.50-55.18-70.33 面 No. R D Nd νd 1 543.896 1.80 1.84666 23.8 2 80.101 5.74 1.77250 49.6 3 -1799.643 0.10 - - 4 47.517 4.80 1.77250 49.6 5 136.888 2.43-12.07-27.91 - - 6* 182.407 0.30 1.52630 51.1 7 110.488 1.30 1.83481 42.7 8 14.387 5.66 - - 9 -39.735 4.09 1.51742 52.4 10 -16.451 1.20 1.83481 42.7 11 -293.944 0.11 - - 12 52.860 4.23 1.84666 23.8 13 -24.828 0.23 - - 14 -22.260 1.20 1.80400 46.6 15 -276.363 14.86-6.44-1.00 - - 絞り - 1.20 - - 16 38.109 4.52 1.61800 63.4 17 -47.897 0.10 - - 18 21.740 4.40 1.48749 70.2 19 -635.520 2.94 - - 20 -35.529 1.20 1.84666 23.8 21 94.270 7.10-3.64-2.46 - - 22 43.110 5.00 1.48749 70.2 23 -21.256 0.10 - - 24* -1500.000 2.00 1.66910 55.4 25 40.922 - - - *は回転対称非球面を表す。 非球面データ(表示のない非球面係数は、0.00である); No. 6;k=-1.0、A4= 0.1804×10-4、A6=-0.3640×10-7、A8=0.9700×10-10 No.24;k=-1.0、A4=-0.4270×10-4、A6=-0.5980×10-7、A8=-0.4940×10-9
【0020】[実施例2]図5は、本発明によるズーム
レンズ系の実施例2のレンズ構成図、図6、図7、及び
図8はそれぞれ、図5のレンズ系の短焦点距離端、中間
焦点距離、及び長焦点距離端での諸収差図である。表2
はその数値データである。
【0021】
【表2】 FNO= 1:3.7-4.4-4.8 f = 24.89-45.00-86.80 (ズーム比;3.48) W = 42.1-25.2-13.5 fB= 38.50-55.11-70.30 面 No. R D Nd νd 1 438.437 1.80 1.84666 23.8 2 76.877 5.76 1.77250 49.6 3 14760.212 0.10 - - 4 47.988 4.81 1.77250 49.6 5 143.605 2.44-12.04-27.97 - - 6* 213.449 0.30 1.52630 51.1 7 118.197 1.30 1.83481 42.7 8 14.508 5.46 - - 9 -44.170 4.30 1.51742 52.4 10 -16.084 1.20 1.83481 42.7 11 -307.254 0.11 - - 12 51.461 4.23 1.84666 23.8 13 -24.965 0.21 - - 14 -22.485 1.20 1.80400 46.6 15 -414.046 14.79-6.41-1.00 - - 絞り - 1.20 - - 16 39.478 4.52 1.61800 63.4 17 -47.232 0.10 - - 18 21.826 4.40 1.48749 70.2 19 -48203.003 2.87 - - 20 -36.734 1.20 1.84666 23.8 21 100.040 7.29-3.86-2.67 - - 22 40.829 5.00 1.56883 56.3 23 -23.614 0.10 - - 24* -1500.000 2.00 1.72873 40.5 25 36.264 - - - *は回転対称非球面を表す。 非球面データ(表示のない非球面係数は、0.00である); No. 6; k=-1.0、A4= 0.1860×10-4、A6=-0.3648×10-7、A8=0.9952×10-10、 No.24; k=-1.0、A4=-0.4012×10-4、A6=-0.5640×10-7、A8=-0.3565×10-9
【0022】[実施例3]図9は、本発明によるズーム
レンズ系の実施例3のレンズ構成図、図10、図11、
及び図12はそれぞれ、図9のレンズ系の短焦点距離
端、中間焦点距離、及び長焦点距離端での諸収差図であ
る。表3はその数値データである。
【0023】
【表3】 FNO= 1:3.7-4.5-4.8 f = 24.89-45.01-86.80(ズーム比;3.48) W = 41.8-25.1-13.5 fB= 38.50-55.25-70.50 面 No. R D Nd νd 1 304.533 1.80 1.84666 23.8 2 71.947 5.74 1.77250 49.6 3 978.953 0.10 - - 4 47.885 4.81 1.77250 49.6 5 142.776 2.38-11.98-27.82 - - 6* 189.012 0.30 1.52630 51.1 7 109.795 1.30 1.83481 42.7 8 14.272 5.67 - - 9 -40.759 4.11 1.51742 52.4 10 -16.569 1.20 1.83481 42.7 11 -339.872 0.11 - - 12 51.771 4.23 1.84666 23.8 13 -25.381 0.24 - - 14 -22.540 1.20 1.80400 46.6 15 -255.980 14.88-6.44-1.00 - - 絞り - 1.20 - - 16 38.442 4.52 1.61800 63.4 17 -48.558 0.10 - - 18 21.660 4.40 1.48749 70.2 19 -609.714 2.91 - - 20 -36.364 1.20 1.84666 23.8 21 93.382 7.30-3.84-2.65 - - 22 43.247 5.00 1.51633 64.1 23 -22.164 0.10 - - 24* -1488.534 2.00 1.74330 49.3 25 42.337 - - - *は回転対称非球面を表す。 非球面データ(表示のない非球面係数は、0.00である); No. 6; k=-1.0、A4= 0.1888×10-4、A6=-0.3622×10-7、A8=0.9206×10-10、 No.24; k=-1.0、A4=-0.3883×10-4、A6=-0.5756×10-7、A8=-0.4019×10-9
【0024】[実施例4]図13は、本発明によるズー
ムレンズ系の実施例4のレンズ構成図、図14、図1
5、及び図16はそれぞれ、図13のレンズ系の短焦点
距離端、中間焦点距離、及び長焦点距離端での諸収差図
である。表4はその数値データである。
【0025】
【表4】 FNO= 1:3.7-4.5-4.8 f = 24.91-45.02-86.67(ズーム比;3.48) W = 41.8-25.1-13.5 fB= 38.49-55.08-70.50 面 No. R D Nd νd 1 445.920 1.80 1.84666 23.8 2 81.224 5.75 1.77250 49.6 3 -2385.674 0.10 - - 4 47.974 4.73 1.77250 49.6 5 128.252 2.45-12.20-28.21 - - 6* 159.750 0.30 1.52630 51.1 7 102.000 1.30 1.83481 42.7 8 14.372 5.73 - - 9 -40.949 4.85 1.51742 52.4 10 -16.570 1.20 1.83481 42.7 11 -234.000 0.11 - - 12 52.969 4.23 1.84666 23.8 13 -26.250 0.23 - - 14 -23.440 1.20 1.80400 46.6 15 -354.600 15.21-6.58-1.00 - - 絞り - 1.20 - - 16 37.780 4.52 1.61800 63.4 17 -46.694 0.10 - - 18 21.730 4.40 1.48749 70.2 19 600.000 2.50 - - 20 -38.754 1.20 1.84666 23.8 21 90.467 7.14-4.02-2.79 - - 22 42.227 5.00 1.60311 60.7 23 -24.140 0.10 - - 24* -376.147 2.00 1.75041 45.4 25 35.000 - - - *は回転対称非球面を表す。 非球面データ(表示のない非球面係数は、0.00である); No. 6; k=-1.0、A4= 0.1909×10-4、A6=-0.4356×10-7、A8=0.1000×10-9、 No.24; k=-1.0、A4=-0.4099×10-4、A6=-0.5540×10-7、A8=-0.3626×10-9
【0026】[実施例5]図17は、本発明によるズー
ムレンズ系の実施例5のレンズ構成図、図18、図1
9、及び図20はそれぞれ、図17のレンズ系の短焦点
距離端、中間焦点距離、及び長焦点距離端での諸収差図
である。表5はその数値データである。
【0027】
【表5】 FNO= 1:3.7-4.3-4.8 f = 24.89-45.00-86.80(ズーム比;3.48) W = 41.9-25.2-13.5 fB= 38.50-55.07-70.29 面 No. R D Nd νd 1 293.773 1.80 1.84666 23.8 2 71.519 5.63 1.77250 49.6 3 757.805 0.10 - - 4 47.912 4.85 1.77250 49.6 5 146.252 2.41-11.98-27.82 - - 6* 224.463 0.30 1.52630 51.1 7 116.495 1.30 1.83481 42.7 8 14.477 5.51 - - 9 -44.915 4.38 1.51742 52.4 10 -15.807 1.20 1.83481 42.7 11 -307.419 0.11 - - 12 52.592 4.23 1.84666 23.8 13 -24.927 0.22 - - 14 -22.427 1.20 1.80400 46.6 15 -327.320 14.77-6.41-1.00 - - 絞り - 1.20 - - 16 41.604 4.17 1.61800 63.4 17 -47.489 0.10 - - 18 21.796 4.30 1.48749 70.2 19 -883.536 2.88 - - 20 -37.521 1.20 1.84666 23.8 21 101.004 7.37-3.97-2.74 - - 22 39.208 5.00 1.56883 56.3 23 -24.410 0.10 - - 24* 512.605 2.00 1.72750 40.3 25 32.894 - - - *は回転対称非球面を表す。 非球面データ(表示のない非球面係数は、0.00である); No. 6; k=-1.0、A4= 0.1971×10-4、A6=-0.3839×10-7、A8=0.1078×10-9、 No.24; k=-1.0、A4=-0.3960×10-4、A6=-0.5592×10-7、A8=-0.3344×10-9
【0028】次に、実施例の各条件式に対する値を表6
に示す。
【表6】 条件式(1) 条件式(2) 条件式(3) 実施例1 −1.193 0.118 1.66910 実施例2 −1.193 0.115 1.72873 実施例3 −1.192 0.117 1.74330 実施例4 −1.175 0.100 1.75041 実施例5 −1.194 0.116 1.72750 各実施例は、条件式(1)、(2)、(3)を満足して
おり、諸収差も比較的よく補正されている。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、広角側の半画角が42
°前後、ズーム比が3.5程度の広角を含む4群構成の
ズームレンズ系を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるズームレンズ系の第1実施例のレ
ンズ構成図である。
【図2】図1のズームレンズ系の短焦点距離端での諸収
差図である。
【図3】図1のズームレンズ系の中間焦点距離での諸収
差図である。
【図4】図1のズームレンズ系の長焦点距離端での諸収
差図である。
【図5】本発明によるズームレンズ系の第2実施例のレ
ンズ構成図である。
【図6】図5のズームレンズ系の短焦点距離端での諸収
差図である。
【図7】図5のズームレンズ系の中間焦点距離での諸収
差図である。
【図8】図5のズームレンズ系の長焦点距離端での諸収
差図である。
【図9】本発明によるズームレンズ系の第3実施例のレ
ンズ構成図である。
【図10】図9のズームレンズ系の短焦点距離端での諸
収差図である。
【図11】図9のズームレンズ系の中間焦点距離での諸
収差図である。
【図12】図9のズームレンズ系の長焦点距離端での諸
収差図である。
【図13】本発明によるズームレンズ系の第4実施例の
レンズ構成図である。
【図14】図13のズームレンズ系の短焦点距離端での
諸収差図である。
【図15】図13のズームレンズ系の中間焦点距離での
諸収差図である。
【図16】図13のズームレンズ系の長焦点距離端での
諸収差図である。
【図17】本発明によるズームレンズ系の第5実施例の
レンズ構成図である。
【図18】図17のズームレンズ系の短焦点距離端での
諸収差図である。
【図19】図17のズームレンズ系の中間焦点距離での
諸収差図である。
【図20】図17のズームレンズ系の長焦点距離端での
諸収差図である。
【図21】本発明によるズームレンズ系の簡易移動図で
ある。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月11日(1999.8.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【発明の実施形態】本発明による4群ズームレンズ系
は、図1、図5、図9、図13、及び図17に示すよう
に、物体側から順に、正の第1レンズ群10、負の第2
レンズ群20、絞りS、正の第3レンズ群30、及び正
の第4レンズ群40からなっており、短焦点距離端から
長焦点距離端へのズーミングに際し、全てのレンズ群が
互いの空気間隔を変化させながら物体側へ移動する。絞
りSは、第3レンズ群30と一体に移動する。フォーカ
シングは、物体距離が無限物体距離から有限物体距離へ
変化するとき、第2レンズ群を物体側へ移動させて行な
う。そして、図1、図5、図9、図13、及び図17の
各実施例に示すように、正の第1レンズ群10は、物体
側から順に、負レンズL1と正レンズL2の貼り合せレ
ンズと、物体側に凸のメニスカス正レンズL3とからな
り、負の第2レンズ群20は、物体側から順に、物体側
に凸のメニスカス負レンズL4と、正レンズL5と負レ
ンズL6の貼り合せレンズと、正レンズL7と、物体側
が強い凹面の負レンズL8とからなり、正の第3レンズ
群30は、物体側から順に、両凸の正レンズL9と、物
体側が強い凸面の正レンズL10と、負レンズL11と
からなり、の第4レンズ群40は、物体側から順に、
正レンズL12と、像面側が強い凹面の負レンズL13
とからなり、全体で13枚構成である。第2レンズ群2
0の最も物体側に位置する、物体側に凸のメニスカス負
レンズL4は、その物体側に、合成樹脂製の非球面膜R
を付着させたハイブリッドレンズである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、球面収差の過剰補正が生じないよう
に、正レンズL10の像側面の正のパワーを強くして負
の球面収差を生じるようにすると、正レンズL10によ
と、負レンズL11によるの大きな球面収差の打
消し合いになり誤差感度が高くなってしまい、製造が困
難になる。つまり、正レンズL10と負レンズL11の
僅かな間隔の誤差で球面収差が大きく変化し、僅かな偏
心誤差で大きな軸上コマ収差が発生する。これを防ぐよ
うに貼り合せにすると、貼り合せのコストが発生し高く
なってしまう。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】また、回転対称非球面は次式で定義され
る。 x=ch2/[1+[1-(1+K)c2h2]1/2]+A4h4+A6h6+A8h8+A10h10+A
12h12は曲率(1/R)、hは光軸からの高さ、Kは円錐
係数、Aiはi次の非球面係数)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、正の第1レンズ群、負
    の第2レンズ群、正の第3レンズ群、及び正の第4レン
    ズ群からなり、短焦点距離端から長焦点距離端へのズー
    ミングに際し、全てのレンズ群が物体側へ移動するズー
    ムレンズ系において、 正の第3レンズ群は、少なくとも、物体側から順に、正
    レンズと負レンズとを含み、 正の第4レンズ群は、少なくとも1枚の負レンズを含
    み、 物体距離が無限物体距離から有限物体距離へ変化すると
    き、第2レンズ群を物体側へ移動させてフォーカシング
    を行ない、 次の条件式(1)、(2)及び(3)を満足することを
    特徴とするズームレンズ系。 (1)−1.23<m3-4W<−1.0 (2)0.02<d19/fw<0.30 (3)1.6<nL13 <1.76 但し、 m3-4W;短焦点距離端における第3レンズ群と第4レン
    ズ群の合成横倍率、 d19;第3レンズ群中の正レンズと負レンズとの間隔、 fw;短焦点距離端の全系の焦点距離、 nL13 ;第4レンズ群中の最も像側の負レンズの屈折
    率。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のズームレンズ系におい
    て、 正の第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと正レ
    ンズの貼り合せレンズと、物体側に凸のメニスカス正レ
    ンズとからなり、 負の第2レンズ群は、物体側から順に、物体側に凸のメ
    ニスカス負レンズと、正レンズと負レンズの貼り合せレ
    ンズと、正レンズと、物体側が強い凹面の負レンズとか
    らなり、 正の第3レンズ群は、物体側から順に、両凸の正レンズ
    と、物体側が強い凸面の正レンズと、負レンズとからな
    り、 正の第4レンズ群は、物体側から順に、正レンズと、像
    面側が強い凹面の負レンズとからなるズームレンズ系。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のズームレンズ系
    において、次の条件式(2’)を満足するズームレンズ
    系。 (2’)0.04<d19/fw<0.30
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