JP2000074987A - 電子部品試験装置 - Google Patents
電子部品試験装置Info
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Abstract
試験装置を提供する。 【解決手段】試験すべき電子部品ICが搭載されたテス
トトレイTSTをチャンバ部10内へ搬入し、電子部品
に所定の熱ストレスを印加したのちテストを行い、テス
トトレイをチャンバ部外へ搬出して、テスト結果に応じ
て分類する電子部品試験装置1であり、テストトレイに
直接的または間接的に接触するレール110,111に
ヒータHが設けられている。
Description
子などの各種電子部品(以下、単にICともいう。)を
テストするための電子部品試験装置に関し、特に電子部
品の昇降温性能を高めた電子部品試験装置に関する。
品試験装置では、トレイに収納された多数のICを試験
装置内に搬送し、各ICをテストヘッドに接続されたソ
ケットの端子に押し付け、試験装置本体(テスタ、test
er)に試験を行わせる。そして、試験を終了すると各I
Cをテスト工程から搬出し、試験結果に応じたトレイに
載せ替えることで、良品や不良品といったカテゴリへの
仕分けが行われる。
したり試験済のICを収納するためのトレイ(以下、カ
スタマトレイともいう。)と、ハンドラ内を循環搬送さ
れるトレイ(以下、テストトレイともいう。)とが相違
するタイプのものがあり、この種のハンドラでは、試験
の前後においてカスタマトレイとテストトレイとの間で
ICの載せ替えが行われており、ICをソケットの端子
に接触させてテストを行うテスト工程においては、IC
はテストトレイに搭載された状態でテストヘッドに押し
付けられる。
トレスの印加は、上述したテストトレイを恒温槽内に搬
送することにより行われるが、高温の熱ストレスを印加
する試験仕様ではヒータにより加熱された温風が恒温槽
内に送られ、低温の熱ストレスを印加する試験仕様では
液体窒素などの低温気体が恒温槽内に送られる。
ンバ式ハンドラでは、被試験ICをテストトレイに搭載
した状態で恒温槽内に搬送し、雰囲気的に熱ストレスを
印加する方式であるため、被試験ICが所定の試験温度
に達するまでの時間(ソークタイム)が長いという問題
があった。
ストトレイは、テスト工程を終了してアンローダ部に送
られてから、再びローダ部で次の被試験ICが搭載され
て恒温槽内へ投入されるまでの間は恒温槽外を搬送され
るので、ローダ部にて被試験ICが搭載されるときには
テストトレイは常温に復帰していることが少なくない。
その意味からも、被試験ICのソークタイムはテストト
レイが恒温槽内へ投入されたのちに開始することにな
り、上述したように長時間のソークタイムを必要とする
といった問題があった。
を短くしたりあるいは被試験ICの同時測定数を多くし
ても、ソークタイムがネックとなってハンドラの処理速
度または時間当たりの処理個数(スループット)が低下
することになる。
鑑みてなされたものであり、被試験電子部品の昇降温性
能に優れた電子部品試験装置を提供することを目的とす
る。
るために、本発明の電子部品試験装置は、試験すべき電
子部品が搭載されたトレイを恒温槽内へ搬入し、前記電
子部品に所定の熱ストレスを印加したのちテストを行
い、前記トレイを前記恒温槽外へ搬出して前記テスト結
果に応じて分類する電子部品試験装置において、前記ト
レイに直接的または間接的に接触する部材に熱源が設け
られていることを特徴とする。
直接または間接的に接触する部材に熱源が設けられてい
るので、恒温槽内の雰囲気を所定の温度に設定すること
に加えて、電子部品に対してトレイを介して直接または
間接的に熱が伝達される。これにより、熱伝達効率が向
上し、電子部品のソークタイムを短縮することができ
る。
加熱源の他、ペルチェ素子などによる加熱源または冷却
源も含まれる。すなわち、本発明の電子部品試験装置で
は、昇温性能および降温性能の両方が向上する。
部材は特に限定されず、前記トレイに直接的または間接
的に接触する部材であれば良いが、たとえば請求項2記
載の電子部品試験装置のように、前記恒温槽内において
前記トレイを搬送する搬送手段である。
段に熱源を設けることで、トレイが恒温槽内に搬送され
たのち電子部品が所定温度に達するまでのソークタイム
が短縮されることになる。
段としては、ソークチャンバに設けられた搬送装置、ソ
ークチャンバからテストチャンバへトレイを搬送する搬
送装置、テストチャンバからアンソークチャンバへトレ
イを搬送する搬送装置、およびアンソークチャンバに設
けられた搬送装置の全てが含まれ、これらの搬送装置に
は、トレイのガイドレールやコンベア、あるいは位置決
め装置などの全てのものが含まれる。
えて、請求項3記載の電子部品試験装置のように、前記
恒温槽外において前記トレイを搬送する搬送手段に熱源
を設けることもできる。
入する前から熱ストレスを印加することで、トータルの
ソークタイムを短縮することができる。
段としては、アンソークチャンバからソークチャンバへ
トレイを搬送する搬送装置が含まれ、この種の搬送装置
には、トレイのガイドレールやコンベア、あるいは位置
決め装置などの全てのものが含まれる。
は、恒温槽を備えたものであれば適用することができ、
高温試験のみを行うもの、あるいは低温試験のみを行う
もの又はこれらの両方を行うものの全てが含まれる。
基づいて説明する。図1は本発明の電子部品試験装置の
実施形態を示す斜視図(便宜上その一部を破断して示
す。)、図2は同試験装置における電子部品(以下、単
にICまたは被試験ICともいう。)の取り廻し方法を
示す概念図、図3は図1に示す電子部品試験装置で用い
られるテストトレイを示す分解斜視図である。なお、図
2は本実施形態の電子部品試験装置における被試験IC
の取り廻し方法を理解するための図であって、実際には
上下方向に並んで配置されている部材を平面的に示した
部分もある。したがって、その機械的(三次元的)構造
は図1を参照して説明する。
ICを取り廻すためのハンドラ1と、被試験ICが電気
的に接触されるテストヘッド5と、このテストヘッド5
にテスト信号を送り、被試験ICのテストを実行するテ
スタ(不図示)とから構成されており、被試験ICに高
温または低温の温度ストレスを与えた状態でICが適切
に動作するかどうかを試験(検査)し、当該試験結果に
応じてICを分類する装置である。こうした温度ストレ
スを与えた状態での動作テストは、試験対象となる被試
験ICが多数搭載されたトレイ(カスタマトレイKS
T)から当該電子部品試験装置1内を搬送されるテスト
トレイTST(図3参照)に被試験ICを載せ替えて実
施される。
1は、図1および図2に示すように、これから試験を行
なう被試験ICを格納し、また試験済のICを分類して
格納するIC格納部200と、IC格納部200から送
られる被試験ICをチャンバ部100に送り込むローダ
部300と、テストヘッド5が装着されたチャンバ部1
00と、チャンバ部100で試験が行なわれた試験済の
ICを分類して取り出すアンローダ部400とから構成
されている。
試験前ICストッカ201と、試験の結果に応じて分類
された被試験ICを格納する試験済ICストッカ202
とが設けられている。
験済ICストッカ202は、図1に示すように、枠状の
トレイ支持枠203と、このトレイ支持枠203の下部
から侵入して上部に向って昇降可能とするエレベータ2
04とを具備して構成されている。トレイ支持枠203
には、カスタマトレイKSTが複数積み重ねられて支持
され、この積み重ねられたカスタマトレイKSTのみが
エレベータ204によって上下に移動される。
これから試験が行われる被試験ICが格納されたカスタ
マトレイKSTが積層されて保持される一方で、試験済
ICストッカ202には、試験を終えた被試験ICが適
宜に分類されたカスタマトレイKSTが積層されて保持
されている。
試験済ICストッカ202とは同じ構造とされているの
で、試験前ICストッカ201と試験済ICストッカ2
02とのそれぞれの数を必要に応じて適宜数に設定する
ことができる。
カ201に2個のストッカSTK−Bを設け、またその
隣にアンローダ部400へ送られる空ストッカSTK−
Eを2個設けるとともに、試験済ICストッカ202に
8個のストッカSTK−1,STK−2,…,STK−
8を設けて試験結果に応じて最大8つの分類に仕分けし
て格納できるように構成されている。つまり、良品と不
良品の別の外に、良品の中でも動作速度が高速のもの、
中速のもの、低速のもの、あるいは不良の中でも再試験
が必要なもの等に仕分けされる。
装置基板105との間に設けられたトレイ移送アーム2
05によってローダ部300の窓部306に装置基板1
05の下側から運ばれる。そして、このローダ部300
において、カスタマトレイKSTに積み込まれた被試験
ICをX−Y搬送装置304によって一旦プリサイサ
(preciser;位置修正手段)305に移送し、ここで被
試験ICの相互の位置を修正したのち、さらにこのプリ
サイサ305に移送された被試験ICを再びX−Y搬送
装置304を用いて、ローダ部300に停止しているテ
ストトレイTSTに積み替える。
STへ被試験ICを積み替えるIC搬送装置304とし
ては、図1に示すように、装置基板105の上部に架設
された2本のレール301と、この2本のレール301
によってテストトレイTSTとカスタマトレイKSTと
の間を往復する(この方向をY方向とする)ことができ
る可動アーム302と、この可動アーム302によって
支持され、可動アーム302に沿ってX方向に移動でき
る可動ヘッド303とを備えている。
03には、吸着ヘッドが下向に装着されており、この吸
着ヘッドが空気を吸引しながら移動することで、カスタ
マトレイKSTから被試験ICを吸着し、その被試験I
CをテストトレイTSTに積み替える。こうした吸着ヘ
ッドは、可動ヘッド303に対して例えば8本程度装着
されており、一度に8個の被試験ICをテストトレイT
STに積み替えることができる。
験ICが積み込まれたのちチャンバ部100に送り込ま
れ、当該テストトレイTSTに搭載された状態で各被試
験ICがテストされる。
に積み込まれた被試験ICに目的とする高温又は低温の
熱ストレスを与えるソークチャンバ101と、このソー
クチャンバ101で熱ストレスが与えられた状態にある
被試験ICをテストヘッドに接触させるテストチャンバ
102と、テストチャンバ102で試験された被試験I
Cから、与えられた熱ストレスを除去するアンソークチ
ャンバ103とで構成されている。
ャンバ101で高温を印加した場合は、被試験ICを送
風により冷却して室温に戻し、またソークチャンバ10
1で例えば−30℃程度の低温を印加した場合は、被試
験ICを温風またはヒータ等で加熱して結露が生じない
程度の温度まで戻す。そして、この除熱された被試験I
Cをアンローダ部400に搬出する。
ークチャンバ101及びアンソークチャンバ103は、
テストチャンバ102より上方に突出するように配置さ
れている。また、ソークチャンバ101には、図2に概
念的に示すように、垂直搬送装置が設けられており、テ
ストチャンバ102が空くまでの間、複数枚のテストト
レイTSTがこの垂直搬送装置に支持されながら待機す
る。主として、この待機中において、被試験ICに高温
又は低温の熱ストレスが印加される。
このソークチャンバ101に設けられた垂直搬送装置の
レール(本発明の部材に相当する。)110にヒータ
(本発明の熱源に相当する。)Hが埋め込まれている。
この垂直搬送装置のレール110は、ローダ部300か
らチャンバ部100内へ搬送されてきたテストトレイT
STを保持して、下方へ順送りするための保持部材であ
って、熱伝導性に優れたアルミニウムや鉄などで構成さ
れている。
当該ソークチャンバ101からテストチャンバ102へ
テストトレイTSTを搬送するためのレール111が設
けられているので、本実施形態ではこのレール111に
もヒータHを埋め込んでいる。
300へ返送されてきたテストトレイTSTを再びチャ
ンバ部100内へ搬送するためのガイドレール112が
装置基板105に設けられているが、図5に示すように
このレール112にもヒータHが埋設されている。
央にテストヘッド5が配置され、テストヘッド5の上に
テストトレイTSTが運ばれて、被試験ICの端子をテ
ストヘッド5のコンタクトピンに電気的に接触させるこ
とによりテストが行われる。一方、試験が終了したテス
トトレイTSTは、アンソークチャンバ103で除熱さ
れ、ICの温度を室温に戻したのち、アンローダ部40
0に排出される。
に示すように装置基板105が差し渡され、この装置基
板105にテストトレイ搬送装置108が設けられてい
る。この装置基板105上に設けられたテストトレイ搬
送装置108によって、アンソークチャンバ103から
排出されたテストトレイTSTは、アンローダ部400
およびローダ部300を介してソークチャンバ101へ
返送される。
イTSTの構造を示す分解斜視図である。このテストト
レイTSTは、方形フレーム12に複数の桟(さん)1
3が平行かつ等間隔に設けられ、これら桟13の両側お
よび桟13と対向するフレーム12の辺12aに、それ
ぞれ複数の取付け片14が等間隔に突出して形成されて
いる。これら桟13の間および桟13と辺12aとの間
と、2つの取付け片14とによって、インサート収納部
15が構成されている。
個のインサート16が収納されるようになっており、こ
のインサート16はファスナ17を用いて2つの取付け
片14にフローティング状態で取付けられている。この
ために、インサート16の両端部には、それぞれ取付け
片14への取付け用孔21が形成されている。こうした
インサート16は、たとえば1つのテストトレイTST
に、16×4個程度取り付けられる。
一寸法とされており、それぞれのインサート16に被試
験ICが収納される。インサート16のIC収容部19
は、収容する被試験ICの形状に応じて決められ、図3
に示す例では方形の凹部とされている。
続される被試験ICは、図3に示すように4行×16列
に配列された被試験ICであれば、たとえば4列おきに
4行の被試験ICが同時に試験される。つまり、1回目
の試験では、1列目から4列おきに配置された16個の
被試験ICをテストヘッド5のコンタクトピンに接続し
て試験し、2回目の試験では、テストトレイTSTを1
列分移動させて2列目から4列おきに配置された被試験
ICを同様に試験し、これを4回繰り返すことで全ての
被試験ICを試験する(16個同時測定)。この試験の
結果は、テストトレイTSTに付された例えば識別番号
と、テストトレイTSTの内部で割り当てられた被試験
ICの番号で決まるアドレスに記憶される。
X−Y搬送装置304と同一構造のX−Y搬送装置40
4,404が設けられ、このX−Y搬送装置404,4
04によって、アンローダ部400に運び出されたテス
トトレイTSTから試験済のICがカスタマトレイKS
Tに積み替えられる。
0の装置基板105には、当該アンローダ部400へ運
ばれたカスタマトレイKSTが装置基板105の上面に
臨むように配置される一対の窓部406,406が二対
開設されている。
406の下側には、カスタマトレイKSTを昇降させる
ための昇降テーブルが設けられており、ここでは試験済
の被試験ICが積み替えられて満杯になったカスタマト
レイKSTを載せて下降し、この満杯トレイをトレイ移
送アーム205に受け渡す。
1では、仕分け可能なカテゴリーの最大が8種類である
ものの、アンローダ部400の窓部406には最大4枚
のカスタマトレイKSTしか配置することができない。
したがって、リアルタイムに仕分けできるカテゴリは4
分類に制限される。一般的には、良品を高速応答素子、
中速応答素子、低速応答素子の3つのカテゴリに分類
し、これに不良品を加えて4つのカテゴリで充分ではあ
るが、たとえば再試験を必要とするものなどのように、
これらのカテゴリに属さないカテゴリが生じることもあ
る。
06に配置された4つのカスタマトレイKSTに割り当
てられたカテゴリー以外のカテゴリーに分類される被試
験ICが発生した場合には、アンローダ部400から1
枚のカスタマトレイKSTをIC格納部200に戻し、
これに代えて新たに発生したカテゴリーの被試験ICを
格納すべきカスタマトレイKSTをアンローダ部400
に転送し、その被試験ICを格納すればよい。ただし、
仕分け作業の途中でカスタマトレイKSTの入れ替えを
行うと、その間は仕分け作業を中断しなければならず、
スループットが低下するといった問題がある。このた
め、本実施形態の電子部品試験装置1では、アンローダ
部400のテストトレイTSTと窓部406との間にバ
ッファ部405を設け、このバッファ部405に希にし
か発生しないカテゴリの被試験ICを一時的に預かるよ
うにしている。
個程度の被試験ICが格納できる容量をもたせるととも
に、バッファ部405の各IC格納位置に格納されたI
Cのカテゴリをそれぞれ記憶するメモリを設けて、バッ
ファ部405に一時的に預かった被試験ICのカテゴリ
と位置とを各被試験IC毎に記憶しておく。そして、仕
分け作業の合間またはバッファ部405が満杯になった
時点で、バッファ部405に預かっている被試験ICが
属するカテゴリのカスタマトレイKSTをIC格納部2
00から呼び出し、そのカスタマトレイKSTに収納す
る。このとき、バッファ部405に一時的に預けられる
被試験ICは複数のカテゴリにわたる場合もあるが、こ
うしたときは、カスタマトレイKSTを呼び出す際に一
度に複数のカスタマトレイKSTをアンローダ部400
の窓部406に呼び出せばよい。
載されたカスタマトレイは、試験前ストッカ201から
窓部306へ送られ、X−Y搬送装置304によって、
ローダ部300に停止中のテストトレイTSTに載せ替
えられる。このテストトレイTSTは、チャンバ部10
0内へ送られ垂直搬送装置にて順送りされながらソーク
チャンバ101にて所定の温度が印加される。
0からソークチャンバ101へ搬送されるテストトレイ
TSTに対して、図5に示すレール112を介してヒー
タHから熱が伝達されることになる。したがって、ソー
クチャンバ101へ搬入されたときは、ICに対して既
に温度印加が開始されていることになり、これによって
チャンバ部100内におけるソークタイムを短縮するこ
とができる。
101に搬入されたテストトレイTSTは、ヒータHが
埋設されたレール110によって保持されながら順送り
されるので、ソークチャンバ101の雰囲気温度に加え
てヒータHからの熱が伝達され、これにより昇温性能が
向上することになる。
テストチャンバ102へ搬送される際においても、レー
ル111に埋設されたヒータHから熱が伝達されるの
で、テストチャンバ102に到着するまでの間、ソーク
タイムとして熱を印加し続けることができる。
チャンバ部100に搬入される直前の時間、ソークチャ
ンバ101内を搬送されている時間およびテストチャン
バ102へ搬送される時間といった、全ての時間を有効
に熱ストレスの印加に利用しているので、ソークチャン
バ101を大型化することなくソークタイムを短縮する
ことができる。
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
してヒータHを用いたが、本発明ではこれにのみ限定さ
れることなくペルチェ素子などの加熱源又は冷却源を用
いることもできる。また、熱源の配置位置は上述したも
のに限定されず、低温印加試験の場合の除熱源としてア
ンソークチャンバ103に設けることもできる。
どに埋設するほか、図4に二点差線で示すようにテスト
トレイTSTに直接的に印加される位置に配置しても良
い。
温槽内においてトレイを搬送する搬送手段に熱源が設け
られているので、電子部品が所定温度に達するまでのソ
ークタイムが短縮され、その結果、スループットが向上
することになる。
視図である。
の取り廻し方法を示す概念図である。
トトレイを示す分解斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】試験すべき電子部品が搭載されたトレイを
恒温槽内へ搬入し、前記電子部品に所定の熱ストレスを
印加したのちテストを行い、前記トレイを前記恒温槽外
へ搬出して前記テスト結果に応じて分類する電子部品試
験装置において、 前記トレイに直接的または間接的に接触する部材に熱源
が設けられていることを特徴とする電子部品試験装置。 - 【請求項2】前記トレイに直接的または間接的に接触す
る部材が、前記恒温槽内において前記トレイを搬送する
搬送手段であることを特徴とする請求項1記載の電子部
品試験装置。 - 【請求項3】前記トレイに直接的または間接的に接触す
る部材が、前記恒温槽外において前記トレイを搬送する
搬送手段であることを特徴とする請求項1記載の電子部
品試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10248005A JP2000074987A (ja) | 1998-09-02 | 1998-09-02 | 電子部品試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10248005A JP2000074987A (ja) | 1998-09-02 | 1998-09-02 | 電子部品試験装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000074987A true JP2000074987A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17171785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10248005A Pending JP2000074987A (ja) | 1998-09-02 | 1998-09-02 | 電子部品試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000074987A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001356144A (ja) * | 2000-06-13 | 2001-12-26 | Advantest Corp | 電子部品試験装置 |
WO2008068798A1 (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-12 | Advantest Corporation | 電子部品ハンドリング装置、電子部品ハンドリングシステムおよび電子部品試験方法 |
-
1998
- 1998-09-02 JP JP10248005A patent/JP2000074987A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001356144A (ja) * | 2000-06-13 | 2001-12-26 | Advantest Corp | 電子部品試験装置 |
WO2008068798A1 (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-12 | Advantest Corporation | 電子部品ハンドリング装置、電子部品ハンドリングシステムおよび電子部品試験方法 |
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