JP2000074249A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JP2000074249A
JP2000074249A JP10246063A JP24606398A JP2000074249A JP 2000074249 A JP2000074249 A JP 2000074249A JP 10246063 A JP10246063 A JP 10246063A JP 24606398 A JP24606398 A JP 24606398A JP 2000074249 A JP2000074249 A JP 2000074249A
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JP
Japan
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valve body
valve
spacer
electromagnetic
drive unit
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JP10246063A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Niwa
庸夫 丹羽
Hiroshi Kikuchi
宏 菊池
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CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ポートの連通切り換え動作を安定させるととも
に耐久性を向上させることにある。 【解決手段】複数のポート33〜35を有する弁本体3
0と、コア14の周囲に電磁コイル15,16を巻装し
た電磁駆動部12とを設ける。弁本体30と電磁駆動部
12との接合部分に形成される収容空間40に弁体5
6,57を有する弁体支持平板55を収容する。前記弁
本体30と電磁駆動部12との接合部分にスペーサ41
の一部分を挟持する。スペーサ41に設けられた突部4
8に電磁コイル15,16の消磁・励磁により揺動する
弁体支持平板55を支持する。そして、電磁コイル1
5,16の消磁・励磁により弁体支持平板55が揺動さ
れると、突部48が捻れ変形して弁体56,57が揺動
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電磁弁に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、プランジャ型や揺動型等の電磁
弁が知られている。最も一般的な電磁弁としてはプラン
ジャ型のものがあり、このプランジャ型ソレノイドは、
ボビンの外周にマグネットワイヤが巻装された電磁コイ
ルと、電磁コイルの中心であるボビンの挿通穴に挿通さ
れた可動鉄心とからなる。そして、ソレノイドが励磁さ
れると、可動鉄心がボビンの挿通穴の内周面に摺動され
ながら往復移動することにより、弁が開いたり閉じたり
するようになっている。
【0003】一方、揺動型電磁弁の一例としては、例え
ば実開昭60−51376号公報に示されるシーソ型の
構成のものが知られている。即ち、この種の電磁弁に
は、複数のポートを有する弁本体と、鉄心の周囲に電磁
コイルを巻装した電磁駆動部とが設けられている。弁本
体と電磁駆動部とは互いに接合され、その接合部分には
収容空間が形成されている。収容空間には揺動板が収容
され、この揺動板は、その支軸が軸受に挿入支持される
ことにより揺動可能になっている。前記電磁駆動部に対
向するように揺動板の一側面には磁石が設けられてい
る。又、前記ポートの弁座と対向するように揺動板の他
側面には弁体が設けられている。そして、電磁コイルが
励磁されると、揺動板の磁石が吸引され、揺動板が支軸
を中心として揺動する。この揺動により、弁体が弁座に
対して接近又は離間し、前記ポートの連通切り換えが行
われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のプランジャ型電
磁弁においては、可動鉄心がボビンにおける挿通穴の内
周面に摺動し往復移動する。そのため、ボビンにおける
挿通穴と可動鉄心との間で磨耗が生じ易い。ここで、弁
切り換えの安定性はソレノイドの吸引力と可動鉄心の摺
動抵抗とにより決定される。従って、挿通穴と可動鉄心
との間で磨耗が生じれば、可動鉄心の摺動抵抗が変わ
り、ポートの連通切り換え動作がばらつくとともに、耐
久性にも劣るという問題があった。
【0005】又、揺動型電磁弁においては、揺動板が揺
動する際に、その支軸と軸受との間で磨耗が生じるた
め、揺動板にがたつきが生じ易い。従って、プランジャ
型電磁弁と同様に、ポートの連通切り換え動作時間がば
らつくとともに、耐久性が低いという問題があった。
【0006】そこで、揺動型電磁弁において、揺動板の
支軸とその支軸の軸受とを摩擦を減らすために、以下の
ようにすることが考えられる。即ち、揺動板に設けられ
た磁石を省略し、揺動板にはその長手方向に延びるよう
に磁性を有するアーマチュアを設け、このアーマチュア
の中央に半球状の凹部を形成する。又、鉄心の一部に支
持体を設け、この支持体に半球状の突部を形成する。そ
して、アーマチュアの凹部を支持体の突部に係合する。
これにより、電磁コイルを励磁すると、揺動板はその凹
部と支持体の凹部の係合部分を中心にして揺動する。こ
の構成では、アーマチュアの凹部と支持体の突部との係
合部分の摩擦は低減するため、耐久性は向上する。しか
しながら、揺動板の揺動動作が繰り返し行われると、ア
ーマチュアの凹部と支持体の突部との間で磨耗が生じる
ことに変わりがない。従って、アーマチュアが揺動する
際にがたつきが生じ、揺動板が横ずれすることになる。
【0007】この発明は、前記各問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、ポートの連通切り
換え動作を安定させるとともに耐久性を向上させること
にある。又、その他の目的は、弁体が位置ずれするのを
防止することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数のポートを有する弁本体と、コアの周囲に電磁
コイルを巻装した電磁駆動部とを備え、前記弁本体と前
記電磁駆動部との接合部分に形成される収容空間に弁体
を有する弁体支持部材を収容し、前記電磁コイルの消磁
・励磁により前記弁体支持部材を揺動させることによ
り、前記ポートの連通切り換えを行う揺動型電磁弁にお
いて、前記弁本体と前記電磁駆動部との接合部分にスペ
ーサの一部分を挟持し、前記スペーサに設けられた突部
に前記電磁コイルの消磁・励磁により揺動する前記弁体
支持部材を支持させたものである。
【0009】この構成によれば、電磁コイルが消磁・励
磁すると、電磁コイルに発生する磁界の影響により弁体
支持部材が揺動する。この揺動に伴いに弁体が揺動し、
ポートの連通切り換えが行われる。このとき、スペーサ
は弁本体と電磁駆動部との接合部分に挟持されているた
め位置ずれすることがない。しかも、弁体支持部材の揺
動により機械的に磨耗する部分が殆どない。従って、弁
体支持平板の揺動が安定し、弁体によるポートの連通切
り換え動作が安定する。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電磁弁において、前記スペーサは、弾性を有する板材
から構成されているものである。この構成によれば、ス
ペーサは弾性を有する板材から構成されているため、弁
体支持部材を簡単な構成で確実に揺動させることが可能
となる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の電磁弁において、前記スペーサは前記弁本体と前記電
磁駆動部との接合部分に固定される環状の外郭部を備
え、その外郭部の内縁に前記突部が捻り変形可能となる
ように突設され、その突部の先端に前記弁体支持部材が
支持されているものである。
【0012】この構成によれば、スペーサの突部が捻り
変形することにより、弁体支持部材及び弁体が揺動され
る。従って、弁体支持部材及び弁体をよりいっそう安定
した状態で揺動させることが可能となる。しかも、弁体
支持部材及び弁体が繰り返し揺動動作が行われても、突
部は捻れるだけで機械的な磨耗が殆どないため、耐久性
が大幅に向上する。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の電磁弁において、前記突部の先端に揺動片が一体的に
形成され、その揺動片には前記スペーサとは別部材なる
前記弁体支持部材が固着されているものである。
【0014】この構成によれば、例えば溶接、かしめ或
いは接着等という汎用性の高い方法により、弁体支持部
材を揺動片に対し固着することができるため、弁体支持
部材とスペーサとの連結を簡単に行うことができる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項3又は4
に記載の電磁弁において、前記外郭部には前記弁本体と
前記電磁駆動部との接合部分をシールするためのシール
部材が設けられているものである。
【0016】この構成によれば、シール部材により弁本
体と電磁駆動部との接合部分におけるシール性が確保さ
れる。このため、収容空間内に入ってくる流体等が、弁
本体と電磁駆動部との接合部分から漏れることはない。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の電磁弁において、シール部材は、前記外郭部に対して
ライニング接着されているものであるものである。この
構成によれば、スペーサに対してシール部材がライニン
グ接着されているため、シール部材を強固に接着するこ
とが可能となる。従って、電磁駆動部と弁本体との接合
部分のシール性を向上することができる。又、スペーサ
にシール部材が取り付けられているため、スペーサの組
み付けに伴ってシール部材も取り付けられる。そのた
め、シール部材の位置決めを容易に行うことが可能とな
る。従って、電磁弁の製造の簡略化を図ることが可能と
なる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明を3方弁タイプの
電磁弁に具体化した一実施形態を図面に基づいて説明す
る。
【0019】図1、図3に示すように、電磁弁11は電
磁駆動部12を備えており、その収容ケース13内には
コアとしての鉄心14が収容されている。鉄心14の外
周には、第1電磁コイル15と第2電磁コイル16とが
所定の間隔をおいて直列に巻装されている。第1電磁コ
イル15及び第2電磁コイル16は、コイルの巻き方向
及び巻数が同じであり、かつ鉄心14の長手方向に沿っ
て直列に配線されている。なお、鉄心14と各電磁コイ
ル15,16との間には図示しない絶縁テープが巻回さ
れ、その絶縁テープにより鉄心14と各電磁コイル1
5,16との間の電気的絶縁が図られている。
【0020】前記鉄心14の両端には、インサート成形
により合成樹脂製の鍔部17,18が設けられている。
鍔部17,18の下面にはコイル端子19,20が突設
され、各コイル端子19,20の内端は前記第1及び第
2電磁コイル15,16に電気的に接続されている。
【0021】前記第1電磁コイル15と第2電磁コイル
16との間において、鉄心14の中央部には、インサー
ト成形により合成樹脂製の取付部21が成形されてい
る。取付部21の上部には収容孔21aが形成され、こ
の収容孔21aには永久磁石22が収容されている。永
久磁石22の下端面は前記鉄心14の上面に当接されて
いる。取付部21の収容孔21aには第1コア23が収
容され、この第1コア23の下端面は永久磁石22の上
端面に当接されている。
【0022】そして、図10に示すように、前記第1電
磁コイル15が通電されると、第1電磁コイル15によ
って発生する磁界Cの方向は、永久磁石21で発生する
磁界Aの方向と反対になる。第2電磁コイル16が通電
されると、第2電磁コイル16によって発生する磁界D
の方向は、永久磁石21の磁界Bの方向と同一になる。
従って、通電状態では、第2コア24に発生する磁界
は、第3コア25で発生する磁界よりも弱くなる。
【0023】前記収容ケース13内における鉄心14の
両端には、第2コア24及び第3コア25が取り付けら
れている。前記第1コア23、第2コア24及び第3コ
ア25は、その両側から横コ字状をなす一対の固定板2
7にてそれぞれ挟み込まれている。そして、この固定板
27と第1〜第3コア23〜25とが溶接されることに
より、各コア23〜25がそれぞれ組み付けられる。
【0024】前記第2及び第3コア24,25には互い
に対向する方向に延びる腕部24a,25aがそれぞれ
形成されている。各腕部24a,25aの先端部上面
は、後記するアーマチュア51の吸着面24b,25b
となっている。そして、前記鉄心14、第1及び第2電
磁コイル15,16、第1〜第3コア23〜25が、図
示しない金型にセットされ、その金型内にエポキシ系熱
硬化樹脂材26が充填される。すると、前記電磁駆動部
12の収容ケース13が成形され、そのエポキシ系熱硬
化樹脂材26により前記第1及び第2電磁コイル15,
16の周囲がモールドされている。エポキシ系熱硬化樹
脂材26のモールドにより、第1及び第2電磁コイル1
5,16の絶縁が図られている。
【0025】図1,図2に示すように、前記電磁駆動部
12の収容ケース13には、弁本体30が一対のネジ3
1により接合されている。各ネジ31は弁本体30の両
端に形成された挿通孔30aを貫通し、前記第2及び第
3コア24,25にそれぞれ螺合されている。前記弁本
体30と電磁駆動部12との接合部分には、収容空間4
0が形成されている。弁本体30の上部には第1ポート
33、第3ポート35、第2ポート34がその順で一直
線上に形成されている。各ポート33〜35により、電
磁駆動部12の外部と収容空間40内とが連通されてい
る。各ポート33〜35の外端には、接続口33a,3
4a,35aがそれぞれ接続されている。又、収容空間
40内における第1及び第2各ポート33,34の内端
には、中央孔が各ポート33,34と連通する凸状の第
1弁座33b、第2弁座34bが形成されている。
【0026】なお、この実施形態においては、第1ポー
ト33を介して流体(例えば加圧エア)が収容空間40
から排出され、第2ポート34を介して流体が収容空間
40内に供給される。又、第1ポート33及び第2ポー
ト34の連通切り換えにより、流体が第3ポート35を
介して収容空間40内から排出、又は収容空間40内に
供給される。
【0027】図1,図4,図5に示すように、前記弁本
体30と電磁駆動部12との間には弾性を有し板状をな
すステンレス製のスペーサ41が介在されている。この
スペーサ41の両端にはネジ貫通孔42を介して前記ネ
ジ31が貫通されている。そして、ネジ31の締付けに
より、スペーサ41は、弁本体30と電磁駆動部12と
の接合部分に強く挟み込まれている。従って、弁本体3
0と電磁駆動部12との強い挟持力により、スペーサ4
1は水平方向に位置ずれしないようになっている。
【0028】前記収容空間40の周縁に沿うように、ス
ペーサ41の上下両面には、四角環状をなすガスケット
43,44が取り付けられている。ガスケット43,4
4は上下方向において相対する位置に配置されている。
そして、弁本体30と電磁駆動部12とが接合された状
態において、上部ガスケット43は弁本体30の下面に
密接され、一方の下部ガスケット44は電磁駆動部12
の上面に密接されている。この密接により、収容空間4
0内に送り込まれる流体が弁本体30と電磁駆動部12
の接合部分から外部に漏出しないようになっている。
又、両ガスケット43,44は、スペーサ41に加硫液
をコーティングした状態で接着する、いわゆるライニン
グ接着にて固着されている。このため、ガスケット4
3,44はスペーサ41に対し強固に接着されている。
【0029】図6,図7に示すように、前記スペーサ4
1は四角環状をなす外郭部47を備えている。外郭部4
7と同一平面上において、同外郭部47の内縁には、板
状をなす突部48が突設されている。図8,図9に示す
ように、突部48は、その長手方向軸線を中心にして、
自身の弾性力に抗して左右方向へ捻り変形可能となって
いる。
【0030】前記突部48の先端には切欠き部49aを
有する揺動片49が一体的に形成されている。従って、
この実施形態において、スペーサ41は、外郭部47、
突部48及び揺動片49から構成されている。そして、
金属製よりなる一枚の板材が図示しないプレス金型にて
打ち抜かれることにより、外郭部47、突部48及び揺
動片49がそれぞれ一体的に成形されている。
【0031】図1,図2,図4に示すように、前記収容
空間40内におけるスペーサ41の揺動片49の下面に
は、鋼材よりなる揺動部材としてのアーマチュア51が
設けられている。アーマチュア51の上面には取付突部
51aが形成され、その取付突部51aが揺動片49の
下面にレーザ溶接にて固着されている。アーマチュア5
1は、その厚みが中央から両端側へ向かう程薄くなるよ
うに形成されている。アーマチュア51の中央下面の揺
動支点52は、前記第1コア23に当接支持されてい
る。そして、アーマチュア51は揺動支点52を中心に
して揺動可能となっている。なお、アーマチュア51の
右端部下面には、ギャップ片28が溶接により固定され
ている。このギャップ片28により、アーマチュア51
の右端側のに働きかける磁気力が左端側よりも僅かに弱
められるようになっている。
【0032】前記図1,図2,図4,図5に示すよう
に、前記収容空間40内におけるスペーサ41の揺動片
49の上面には、弁体支持部材としてのステンレス製の
弁体支持平板55が設けられている。弁体支持平板55
の中央部にはその両端部よりも幅広なる取付部55aが
形成され、取付部55aが揺動片49の上面にレーザ溶
接にて固着されている。弁体支持平板55の両端部上面
には第1弁体56及び第2弁体57が設けられている。
両弁体56,57は、弁体支持平板55に加硫液をコー
ティングした状態で接着する、いわゆるライニング接着
にて固着されている。
【0033】次に、上記のように構成された電磁弁11
の動作について説明する。図1の非通電状態において、
第1及び第2電磁コイル15,16が通電されると、第
2コア24の吸着面24bに対し吸着されているアーマ
チュア51左端部の吸着力は、弁体支持平板55の弾性
反力よりも弱くなる。すると、図2に示すように、弁体
支持平板55の弾性反力により、アーマチュア51の左
端部が第2コア24の吸着面24bから離間される。そ
れとともに、アーマチュア51の右端部が第3コア25
の吸着面25bに接近する。この接近に伴い、アーマチ
ュア51の右端部と、第3コア25の吸着面25bとの
間の距離が短くなり、アーマチュア51の右端部が、吸
着面25bに吸着される。
【0034】この結果、アーマチュア51が揺動され、
図8に示すように、揺動片49がアーマチュア51と同
方向へ揺動する。このとき、アーマチュア51を支持し
ている突部48は、自身の弾性力に抗して長手方向軸線
を中心として捻れる。すると、弁体支持平板55は、そ
の中央から左側が反った状態(図2に示す状態)になる
ため、第1弁体56が第1ポート33の第1弁座33b
に押圧される。これにより、ポートの連通切り換えが行
われ、第2ポート34と第3ポート35とが連通され
る。よって、第2ポート34の接続口34aから収容空
間40内に流入した流体が、第3ポート35の接続口3
5aから流出する。
【0035】なお、第1ポート33の第1弁座33bに
第1弁体56が押圧されている状態では、弁体支持平板
55の弾性反力により、第3コア25の吸着面25bに
吸引されているアーマチュア51を離間させようとす
る。しかし、この弾性反力はアーマチュア51が第3コ
ア25の吸着面25bに吸引される力よりも十分に小さ
い。このため、第1弁体56は第1ポート33の第1弁
座33bに押圧保持されている。
【0036】又、図2の通電状態において、第1及び第
2電磁コイル15,16が通電されなくなると、第3コ
ア25の吸着面25bに対し吸着されているアーマチュ
ア51右端部の吸着力はギャップ片28の作用により、
弁体支持平板55の弾性反力よりも弱くなる。すると、
図1に示すように、弁体支持平板55の弾性反力によ
り、アーマチュア51の右端部が第3コア25の吸着面
25bから離間される。それとともに、アーマチュア5
1の左端部が第2コア24の吸着面24bに接近する。
この接近に伴い、アーマチュア51の左端部と、第2コ
ア24の吸着面24bとの間の距離が短くなり、アーマ
チュア51の左端部が、吸着面24bに吸着される。
【0037】この結果、アーマチュア51が通電時と反
対方向に揺動され、図9に示すように、揺動片49が通
電する場合とは反対方向へ揺動される。このとき、アー
マチュア51を支持している突部48は、自身の弾性力
に抗して長手方向軸線を中心にして、通電時とは反対方
向に捻れる。すると、弁体支持平板55は、中央から右
側が反った状態(図1に示す状態)になるため、第2弁
体57が第2ポート34の第2弁座34bに押圧され
る。これにより、ポートの連通切り換えが行われ、第1
ポート33と第3ポート35とが連通される。よって、
第3ポート35の接続口35aから収容空間40内に流
入した流体が、第1ポート33の接続口35aから流出
する。
【0038】なお、第2ポート34の第2弁座34bに
第2弁体57が押圧されている状態では、弁体支持平板
55の弾性反力の働きにより、第2コア24の吸着面2
4bに吸引されているアーマチュア51を離間させよう
とする。しかし、弁体支持平板55の弾性反力は、アー
マチュア51が第2コア24の吸着面24bへの吸引保
持されるときの力、即ち吸着力よりも小さいため、第2
ポート34の第2弁座34bに第2弁体57が押圧保持
される。
【0039】ここで、第1弁体56及び第2弁体57
が、第1弁座33b又は第2弁座34bに押圧するとき
の押圧力は、弁体支持平板55の変形による弾性反力で
ある。そのため、各弁体56,57は十分に高い押圧力
で各弁座33b,34bに押圧されるため、流体が漏れ
るおそれがない。
【0040】又、弁本体30と電磁駆動部12とによ
り、スペーサ41の外郭部47が移動不能に挟持されて
いる。そのため、アーマチュア51にて第1及び第2弁
体56,57が揺動するとき、スペーサ41が水平方向
へ位置ずれすることがない。つまり、スペーサ41の突
部48、揺動片49、弁体支持平板55、第1弁体56
及び第2弁体57等も水平方向へ位置ずれすることがな
い。よって、アーマチュア51が揺動する際に各弁体5
6,57を各弁座33b,34bに対して確実に押圧さ
せることが可能となる。
【0041】又、スペーサ41にはガスケット43,4
4がライニング接着により固着されているため、収容空
間40内における流体の圧力の影響を受けて、位置ずれ
することがない。従って、電磁駆動部12と弁本体30
との接合部分のシール性が高められる。更には、両ガス
ケット43,44は上下同じ位置に設けられている。よ
って、電磁駆動部12と弁本体30との接合部分のシー
ル性がよりいっそう高められる。
【0042】従って、この実施形態によれば以下のよう
な効果を得ることができる。 (1)この実施形態における電磁弁11では、電磁駆動
部12と弁本体30との接合部分にスペーサ41が挟持
されている。この突部48の先端には揺動可能な弁体支
持平板55が一体的に取り付けられている。そして、弁
体支持平板55の両端には第1及び第2弁体56,57
が取り付けられている。そのため、アーマチュア51及
び弁体支持平板55が揺動する際に、機械的な摩擦が殆
どないので、磨耗する部分が殆どない。従って、アーマ
チュア51及び弁体支持平板55の揺動を安定させるこ
とができるので、第1及び第2弁体56,57による第
1及び第2ポート33,34の連通切り換え動作を安定
させることができ、耐久性を向上させることができる。
【0043】(2)この実施形態における電磁弁11で
は、機械的な摩擦がないので、低作動力でポートの連通
切り換えを行うことができる。そのため、電磁駆動部1
2の低出力化を図ることができ、第1電磁コイル15、
第2電磁コイル16の小型化、低コスト化及び軽量化を
図ることが可能となる。
【0044】(3)この実施形態における電磁弁11で
は、スペーサ41が電磁駆動部12と弁本体30との接
合部分にネジ31にて強く挟持されている。そのため、
アーマチュア51及び弁体支持平板55が揺動する際
に、スペーサ41が位置ずれすることがない。従って、
各弁座33b,34bに対して各弁体56,57を確実
に押圧させることができる。
【0045】(4)この実施形態における電磁弁11で
は、スペーサ41の外郭部47に、捻り変形可能な突部
48が片持ち状に形成されている。そして、その突部4
8の先端に揺動片49を介して弁体支持平板55が設け
られている。このため、各弁体56,57が、各弁座3
3b,34bに押圧するときの押圧力に、弁体支持平板
55の変形による弾性力により、流体が漏れるのを確実
に防止することができる。
【0046】(5)この実施形態における電磁弁11で
は、スペーサ41の突部48の先端に揺動片49が一体
的に形成されている。そして、その揺動片49にはスペ
ーサ41とは別部材なる弁体支持平板55を簡単にレー
ザ溶接することができる。
【0047】(6)この実施形態における電磁弁11で
は、ガスケット43,44がスペーサ41に対して予め
固着されている。そのため、例えば電磁駆動部12の上
面、及び弁本体30の下面それぞれにガスケット43,
44取り付け用の溝等を形成して、これらの溝にガスケ
ット43,44を組み付けるよりも、低コストで簡単に
取り付けることができる。又、ガスケット43,44が
スペーサ41に対して固着されているので、スペーサ4
1を電磁駆動部12及び弁本体30に対する組み付け調
整を容易に行うことができる。
【0048】(7)この実施形態における電磁弁11で
は、ガスケット43,44はライニング接着により強固
に接着されている。そのため、収容空間40内における
流体の圧力の影響を受けることにより、位置ずれするこ
とがない。従って、電磁駆動部12と弁本体30との接
合部分のシール性を向上することができる。又、両ガス
ケット43,44は上下同じ位置に設けられているの
で、電磁駆動部12と弁本体30との接合部分のシール
性をよりいっそう高めることができる。
【0049】(8)この実施形態における電磁弁11で
は、弁体支持平板55は弾性を有している。そのため、
第1及び第2弁体56,57の揺動ストロークの精度を
厳密に設定する必要がない。即ち、第1及び第2弁体5
6,57が揺動した際には、弁体支持平板55が反るこ
とにより、両弁体56,57のオーバーラン分を吸収す
ることが可能となる。なお、この発明の実施形態は以下
のように変更してもよい。
【0050】・前記実施形態では、揺動片49にアーマ
チュア51及び弁体支持平板55をレーザ溶接により固
着したが、スポット溶接や電子ビーム溶接で固着しても
よい。又、リベットによるかしめや、接着による方法で
弁体支持平板55を固着することも可能である。
【0051】・前記実施形態では、スペーサ41の上下
両面にガスケット43,44をライニング接着したが、
この接着方法以外にも別の接着方法を採用してもよい。
又、弁体支持平板55に各弁体56,57をライニング
接着したが、ライニング接着以外にも別の接着方法を採
用してもよい。
【0052】・前記実施形態では、突部48の先端に形
成された揺動片49を介して弁体支持平板55を溶接し
たが、揺動片49を省略し、突部48の先端に弁体支持
平板55を一体的に形成してもよい。この構成にすれ
ば、揺動片49に弁体支持平板55をレーザ溶接する作
業工程が減る。従って、製造コストの低減を図ることが
できる。
【0053】・前記実施形態では、突部48を一つ設け
たが、例えば、突部48を2つ(複数)設け、各突部4
8を並列に設けてもよい。又は、各突部48を弁体支持
平板55の長手方向中央に対向して設けてもよい。
【0054】・前記実施形態では、スペーサ41の材質
を厚さ0.1〜0.2mmのステンレスとしたが、ステ
ンレス以外に他の材質に変更することも可能である。
又、リン青銅板等の弾性部材に変更することも可能であ
る。
【0055】・前記実施形態では、通電しなくても、永
久磁石22の磁力のみで第2ポート34の第2弁座34
bに第2弁体57が押圧されるようになっているが、通
電時とは逆方向に通電してもよい。逆向きに通電した場
合には、図10に示す磁界C,Dとは逆向きの磁界が発
生する。このため、永久磁石22による磁界Aは第1電
磁コイル15の磁界Cと同じ向きの磁界により強めら
れ、又反対に永久磁石22による磁界Bは電磁コイルの
磁界Dと逆向きの磁界により弱められて、第2弁座34
bに対する第2弁体57の押圧力を高めることができ
る。
【0056】・前記実施形態に示す電磁弁11以外の揺
動型の電磁弁11に適用することも可能である。 ・前記実施形態では、スペーサ41は弾性を有する板材
から構成されているが、弾性を有しない板材以外のもの
に変更することが可能である。又、スペーサ41の外郭
部47の形状は環状以外にも、例えば凹状に形成しても
よい。
【0057】・前記実施形態では、突部48をスペーサ
41と同一平面上に突設したが、突部48のL字状に折
り曲げてもよい。 ・前記実施形態では第1及び第2電磁コイル15,16
の巻数を同じにしたが、各コイル15,16の巻数を異
ならしめてもよい。
【0058】・前記実施形態では、アーマチュア51の
右端部のみにギャップ片28を設けたが、永久磁石22
や電磁コイル15,16の特性に応じてアーマチュア5
1の両端部にギャップ片28を設けてもよい。但し、こ
の場合には左端部のギャップ片28よりも右端部のギャ
ップ片28を厚くし、アーマチュア51の右端側に働き
かける磁力が左端側よりも弱くなるようにする。
【0059】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1)複数のポートを有する弁本体と、コアの周囲に電
磁コイルを巻装した電磁駆動部とを備え、前記弁本体と
前記電磁駆動部との接合部分に形成される収容空間に弁
体を有する弁体支持部材を収容し、前記電磁コイルの消
磁・励磁により前記弁体支持部材を揺動させることによ
り、前記ポートの連通切り換えを行う揺動型電磁弁にお
いて、前記弁本体と前記電磁駆動部との接合部分にスペ
ーサの一部分を挟持し、前記スペーサに設けられた突部
に前記電磁コイルの消磁・励磁により揺動する前記弁体
支持部材を一体的に形成した電磁弁。この構成によれ
ば、構成を簡単にすることができ、低コスト化を図るこ
とができる。
【0060】(2)前記シール部材は複数設けられ、各
シール部材はスペーサの両面に設けられている請求項5
に記載の電磁弁。この構成によれば、電磁駆動部と弁本
体との接合部分のシール性をいっそう向上することがで
きる。
【0061】(3)前記各シール部材は相対向する位置
に配置されている前記(2)に記載の電磁弁。この構成
によれば、電磁駆動部と弁本体との接合部分のシール性
をいっそう向上することができる。
【0062】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、ポートの連通切り換え動作を安定させるこ
とができるとともに耐久性を向上させることができる。
又、弁体が位置ずれするのを確実に防止することができ
る。
【0063】請求項2に記載の発明によれば、低コスト
でスペーサを製造することができる。請求項3に記載の
発明によれば、ポートの連通切り換え動作をいっそう確
実に行うことができる。
【0064】請求項4に記載の発明によれば、揺動片に
弁体支持部材を簡単に取り付けることができる。請求項
5に記載の発明によれば、シール部材により弁本体と電
磁駆動部との接合部分におけるシール性を確保すること
ができる。
【0065】請求項6に記載の発明によれば、シール部
材により弁本体と電磁駆動部との接合部分における耐圧
シール性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】非通電時における電磁弁の断面図。
【図2】通電状態時における電磁弁の断面図。
【図3】電磁駆動部の内部構造を示す斜視図。
【図4】電磁弁の分解斜視図。
【図5】スペーサに弁体支持平板及びアーマチュアを取
り付けた斜視図。
【図6】スペーサに弁体支持平板を取り付ける前の斜視
図。
【図7】スペーサの揺動片等を示す要部拡大斜視図。
【図8】非通電時におけるスペーサの要部拡大斜視図。
【図9】通電時におけるスペーサの要部拡大斜視図。
【図10】磁界の方向を示す説明図。
【符号の説明】
12…電磁駆動部、14…鉄心(コア)、22…永久磁
石、24…第2コア、25…第3コア、30…弁本体、
33…第1ポート、34…第2ポート、35…第3ポー
ト、40…収容空間、41…スペーサ、47…外郭部、
48…突部、49…揺動片、55…弁体支持平板(弁体
支持部材)、56…第1弁体、57…第2弁体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H067 AA01 AA32 BB03 BB12 CC02 CC22 CC33 CC41 DD04 DD32 FF11 3H106 DA08 DA25 DA26 DA32 DB02 DB13 DB22 DB33 DC05 DC18 EE01 EE35 EE40 EE48 GA08 GB08 GB10 GB13 GC23 JJ08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のポートを有する弁本体と、コアの周
    囲に電磁コイルを巻装した電磁駆動部とを備え、前記弁
    本体と前記電磁駆動部との接合部分に形成される収容空
    間に弁体を有する弁体支持部材を収容し、前記電磁コイ
    ルの消磁・励磁により前記弁体支持部材を揺動させるこ
    とにより、前記ポートの連通切り換えを行う揺動型電磁
    弁において、 前記弁本体と前記電磁駆動部との接合部分にスペーサの
    一部分を挟持し、前記スペーサに設けられた突部に前記
    電磁コイルの消磁・励磁により揺動する前記弁体支持部
    材を支持させた電磁弁。
  2. 【請求項2】前記スペーサは、弾性を有する板材から構
    成されている請求項1に記載の電磁弁。
  3. 【請求項3】前記スペーサは前記弁本体と前記電磁駆動
    部との接合部分に固定される環状の外郭部を備え、その
    外郭部の内縁に前記突部が捻り変形可能となるように突
    設され、その突部の先端に前記弁体支持部材が支持され
    ている請求項2に記載の電磁弁。
  4. 【請求項4】前記突部の先端に揺動片が一体的に形成さ
    れ、その揺動片には前記スペーサとは別部材なる前記弁
    体支持部材が固着されている請求項3に記載の電磁弁。
  5. 【請求項5】前記外郭部には前記弁本体と前記電磁駆動
    部との接合部分をシールするためのシール部材が設けら
    れている請求項3又は4に記載の電磁弁。
  6. 【請求項6】前記シール部材は、前記外郭部に対してラ
    イニング接着されているものである請求項5に記載の電
    磁弁。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003301964A (ja) * 2002-04-12 2003-10-24 Seiko Epson Corp 弁装置
US7226035B2 (en) 2002-04-12 2007-06-05 Seiko Epson Corporation Valve device
WO2008011886A1 (de) * 2006-07-22 2008-01-31 Festo Ag & Co. Kg Bistabiles magnetventil

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