JP2000073484A - モジュ―ル型屋根装置 - Google Patents

モジュ―ル型屋根装置

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JP2000073484A
JP2000073484A JP11112460A JP11246099A JP2000073484A JP 2000073484 A JP2000073484 A JP 2000073484A JP 11112460 A JP11112460 A JP 11112460A JP 11246099 A JP11246099 A JP 11246099A JP 2000073484 A JP2000073484 A JP 2000073484A
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roof
steel
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roof module
building
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JP11112460A
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English (en)
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John Secom Campbell
キャンベル・ジョン・セコム
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BHP Steel JLA Pty Ltd
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BHP Steel JLA Pty Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モジュール式屋根構造において、モジュール
を支持する屋根支持構造を簡略化すると共に、モジュー
ルの吊り上げ、設置を容易に行えるようにする。 【解決手段】 建物用のモジュール組立式屋根を構築す
るために使用される屋根モジュール33(A)は、複数
の間隔を置いて平行な鋼製リブ材34、リブ材34の第
1端部を相互に連結すると共に屋根モジュール33
(A)が建物の屋根内に配設されたときに隣接する屋根
モジュールの同様な桁に連結されるように配置された第
1鋼製桁35、及びリブ材34の少なくともいくつかに
交差して横切り相互に連結する位置決め梁39を有して
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モジュール型屋根
装置、該装置で使用するための屋根モジュール、該屋根
モジュールを組み入れた屋根構造、及び該屋根モジュー
ルから屋根を組み立てる方法に関する。本発明は、日本
で採用される屋根装置に関連して為されたものであり、
本発明は本明細書中ではかかる趣旨で説明される。しか
しながら、本発明は、種々のスタイルの建造物の屋根及
び種々の材料からなる建造物の屋根の組立に対し、より
広い適用先を有することを理解されるであろう。
【0002】
【従来の技術】少なくとも市街地の典型的な日本家屋
は、先ず骨格をなす金属フレームの建物壁を建て、その
骨格壁の上に骨格屋根支持構造物を組み立て、しかる後
にその屋根支持構造物の上に屋根モジュールを載せるこ
とにより屋根ふきが行われる。屋根モジュールは通常、
タイル又はこけら板で覆われた板材パネルから予製作さ
れ、そしてそのモジュールは、自走クレーンによって所
定位置に持ち上げられる。これに代わる配置では、予製
作された木材屋根支持構造物が、自走クレーンによって
骨格建物壁の上方の位置まで持ち上げられ、そして予製
作された屋根モジュールがその後に持ち上げられ、屋根
モジュールが金属製の屋根支持構造物に固定されるのと
殆ど同じやり方で、木材屋根支持構造物に取り付けられ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの屋根装置は共
に、現場において熟練作業員の雇用を必要とし、建築工
程も非常な時間消費型であり、そして市街地において人
々及び交通に対し甚大な影響を及ぼすものである。更
に、屋根装置は重い木材及び/又は金属の枠組みを必要
とし、これらは地震多発地帯において潜在的な問題を生
ずる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、屋根モジュー
ルが予製作されて、建物の骨格壁の上に速やかに持ち上
げられて位置決めされる屋根装置を指向している。この
装置は又、屋根モジュールそれ自体が屋根装置の構造一
体性の全てをもたらす配置を提供し、屋根モジュールの
一体的な構成部材以外の屋根ふき部材の必要性を最小化
する。
【0005】広く定義すれば、本発明は、建物用のモジ
ュール葺き式屋根の建築に使用される屋根モジュールを
提供する。モジュールは、複数の間隔を置いて平行な鋼
製リブ材、該リブ材の第1端を相互に連結すると共に屋
根モジュールが建物の屋根内に置かれたときに隣接する
屋根モジュールの同様な桁に連結されるように配置され
ている第1の鋼製長尺連結部材(以下桁と称する。)、
及び前記リブ材の少なくとも一部を横方向に横切って延
びて相互に連結する鋼製位置決め梁から構成される。位
置決め梁は、建物壁の下側フレーム部材に取り付けられ
るように配置されている。又、位置決め梁は、これが建
物壁に取り付けられるときに建物壁のフレーム部材に対
して鋭角をなしてリブを位置決めするように機能する断
面形状を有している。
【0006】本発明は又、建物用の屋根構造として定義
され、それは上記で定義した屋根モジュールを複数組み
込んでいる。隣接した屋根モジュールは、それぞれの屋
根モジュールに組み合わされている第一の鋼製桁によっ
て相互に連結されており、各屋根モジュールは、位置決
め梁によって建物壁の下側フレーム部材に連結される。
【0007】各屋根モジュールが支持壁に連結され、そ
して隣接する屋根モジュールが互いに連結されているた
め、屋根構造体は一体的な構造を形成する。即ち、その
構造体は、トラス、ブレース、及び従来の屋根装置を支
持し且つ安定化するために通常必要とされる他の構造部
材の必要性を回避している。
【0008】又、屋根モジュールを適当な形に構成する
ことにより、隣接した第1桁は互いに連結されて屋根装
置の中に棟、隅棟及び谷を形成する。棟及び隅棟は、2
個の屋根モジュール間の外角が180°より大きくなる
ように2個の第1桁を相互連結することにより形成され
る。谷は、相互に連結された2個の屋根モジュール間の
外角が180°より小さくなるように2個の第1桁を相
互連結することにより形成される。これらの特徴は本明
細書において以下に詳しく説明される。
【0009】本発明の好適な特徴リブ材の第1端部を相
互に連結する桁(即ち第1桁)は、各リブ材の第1端部
が入り込む溝形断面の鋼製梁材から構成されるのが好ま
しい。又、更なる桁が、リブ材の第2の(他の)端部を
相互連結するために備えられるのが好ましい。更なる桁
は、各リブ材の第2端部が入り込む溝形断面の鋼製梁材
から構成されるのが最も好ましい。
【0010】リブ材及び桁は、0.8mm〜4.0mmの範
囲の肉厚の軟鋼鋼板からロール成形されるのが好まし
く、更に1.2mmのオーダーの肉厚を有するのが最も好
ましい。
【0011】上述した屋根モジュールはそれぞれ、これ
が屋根の予定位置に取り付けられるまでに、板材で被覆
されるのが好ましい。しかしながら、これに代わって、
屋根モジュールが所定の位置に取り付けられた後に板材
パネルが屋根モジュールに固定されても良い。どちらの
場合も、例えばタイル又はこけら板の形の最終被覆素材
は、屋根モジュールが屋根構造の意図した位置に固定さ
れた後に、パネル材に固定される。
【0012】連続して置かれるモジュールが互いに支持
するような要領で、屋根モジュールが順次その意図した
位置に設置されれば、完成した屋根構造は、いかなる支
持フレームも使用しないで構築されたことになる。これ
は、もし2個の屋根モジュールが同時に或いは連続して
位置決めされて、共通の棟を有するAフレームを形成す
べく連結されても、達成される。しかしながら、屋根モ
ジュールが互いに独立して、例えばAフレームの他の側
を構築する前に一側を構築することにより、配置される
のが望ましければ、そのときは屋根モジュールのための
仮枠を準備するのが必要となろう。
【0013】各屋根モジュールが仮枠により個別に支持
されるために、望ましければ、屋根モジュールの各々は
2個の位置決め梁を備えるのが好ましい。第1の梁は、
リブ材の第2端に隣接して配置され、第2の位置決め梁
は第1の位置決め梁に平行に配置される。
【0014】本発明は、屋根モジュール及び複数の該屋
根モジュールを組み入れた屋根装置の好適な実施例につ
いての以下の説明からより十分に理解されるであろう。
その説明は、添付の図面を参照して行われる。
【0015】
【発明の実施の形態】添付図面中の図1は、L形建物2
1の骨格鋼製枠組み20の平面図を示している。その建
物用の据付屋根構造乃至屋根装置22が破線で示されて
いて、建物の形状のために2つの棟23,24,6個の
隅棟25乃至30,及び1個の谷31を有する比較的複
雑な形状をしている。棟及び隅棟の各々は、180°よ
り大きい外角α(図13及び図15に図示)を有し、そ
して谷は180°より小さい外角β(図16に図示)を
有している。鼻隠し32は、屋根構造の外周を囲んでい
る。
【0016】前述したように、本発明は複数の屋根モジ
ュール33から屋根構造を形成する概念を実現するもの
である。図2は、これを達成する多くの方法の一つを例
示しているが、20個の別個の屋根モジュール33
(A)乃至33(T)を使用している。屋根モジュール
の全ては予め製作されていて、自走クレーン(図示しな
い)を使用して、枠組み20の上に1個づつ載せられ
る。2個以外の全てのモジュールは、建物の周壁枠組み
20に固定され、全てのモジュールは以下に詳細に説明
されるように隣接するモジュールに連結される。
【0017】図1乃至図17を参照して説明される屋根
構造について、個々の屋根モジュール33を支持するた
めにはいかなる付加的な屋根支持枠組みを必要としな
い。建物の周壁枠組み20に固定され、そして互いに連
結されると、屋根モジュールは協働して一体的な屋根構
造を形成する。
【0018】屋根モジュール33(Q)は、最も単純な
形状を持つものとして考えられ、図3,図4、及び図9
乃至12に詳細に例示されている。屋根モジュールは、
複数の間隔を置いて平行な鋼製リブ材34を有してい
る。溝形断面鋼製桁35は、リブ材34の第1端部を相
互に連結し、そして隣接の屋根モジュール33(D)の
同様な桁に連結されて棟23の一部を形成するように配
置されている。更に別の溝形断面鋼製桁36はリブ材3
4の第2端を連結し、屋根構造の鼻隠し32の一部を形
成する。
【0019】図9により明確に示されるように、各リブ
材は内側ウェブ38によって相互に連結された長手方向
に延びる中空フランジ37を有する圧延鋼梁から構成さ
れている。
【0020】第1位置決め梁39は、リブ材34に交差
して延びそしてリブ材34を相互に連結している。屋根
モジュール33を形成する他の多くの要素部材の場合の
ように、位置決め梁39は鋼材から形成されている。第
2位置決め梁40も又、リブ材34に交差して延びそし
てリブ材34を相互に連結しているように示されている
が、この位置決め梁は、特別の屋根装置にのみ必要であ
る。
【0021】位置決め梁39と、適当なら位置決め梁4
0、とは、建物壁20の水平に配置された横行枠組み部
材41(図17に図示)に固定されるように配設されて
いる。又、位置決め梁は、これが建物壁に固定されたと
き、リブ材34を、そしてこのため、屋根モジュール3
3を鋭角で建物壁の枠組み部材41に位置決めするよう
に機能する断面を有する。
【0022】位置決め梁39、40は圧延鋼溝形材とし
て形成され、それぞれは、基部42,第1側壁43,第
1側壁43より背の高い第2側壁44,及び反対側に突
出したフランジ45,46を有している。フランジ4
5,46は、共通の面内に整列され、リブ材34に直接
固定されるように配置されている。又、位置決め梁の基
部42は一体型の長手方向に延びた隆起部47を有し、
これは図17に示されるように、支持枠組み41に対し
て位置決め梁39を位置決めするように使用される。
【0023】板材パネル48の各々は、1面が全部板材
パネルによって覆われている。全部の屋根モジュールが
屋根構造内の所定位置に配置されると、板材パネルはこ
けら板やタイルのような屋根葺き要素を支持するために
使用される。又この時点において、耐候性ストリップ
が、こけら板やタイルのような屋根葺き要素を取り付け
る前に屋根モジュールの間の全ての結合部を覆うように
使用されることに触れたい。
【0024】屋根モジュール33は、図3及び図4に示
されるように、それぞれの屋根モジュールの形状及び寸
法に対応するように形状寸法が決められている。これに
代わって、図5及び図6に示されるように、隣接する1
以上の屋根モジュールとオーバーラップするように屋根
モジュール33の1以上の縁を越えて張り出すように板
材パネルの形状寸法が決められる。
【0025】屋根モジュール33の種々の構成要素、即
ちリブ材、溝形断面桁、及び板材パネル、は、釘,ねじ
或いは適当な金属締結部材によって相互に連結される。
【0026】添付図面の図8は三角形状の屋根モジュー
ル33(B)を例示している。これは、矩形の屋根モジ
ュール33(Q)とかなりの部分同様な方法で組み立て
られ、同様な参照番号が同様な部分を示すために使用さ
れている。しかしながら、このケースでは、リブ材34
を相互に連結する溝形断面鋼製桁35は、他の溝形断面
桁36に対して鋭角をなして延び、連結されるように配
置されている。このように、屋根モジュール33(B)
の場合、溝形断面桁35は、屋根モジュール33(C)
の対応する桁35に連結されるように配置され、その結
果屋根構造の隅棟26を形成する。
【0027】残りの屋根モジュールは、前述した屋根モ
ジュール33(Q)及び/又は33(B)の一方又は他
方又は双方の特徴を組み込むように製作される。即ち、
全ての屋根モジュールは、矩形、又は三角形、又は少な
くとも一つの矩形と少なくとも一つの三角形とを一体化
した複合形状にあると考えられる。
【0028】屋根構造を構築するとき、一つの屋根モジ
ュール33(例えば屋根モジュール33(Q))が先ず
壁枠組み20の上に持ち上げられて、図17に示される
ように、壁枠組み20の水平なフレーム部材41の上に
載るように位置決め梁39が位置決めされる。又、位置
決め梁の横方向に延びる隆起部47は、水平なフレーム
部材41の内端に向き合って位置しており、建物の枠組
み20に対して外向きに屋根モジュールが滑り出すのを
防止している。
【0029】その後、反対側の屋根モジュール33
(D)が、建物壁枠組み20の上に、おおかた同じ様な
やり方で位置決めされて、2個の屋根モジュール33
(Q)、(D)は図11に示されるように相互連結さ
れ、棟23を形成する。
【0030】残りの屋根モジュールの全ても、殆ど同じ
やり方で持ち上げられ、位置決めされる。屋根モジュー
ルのいくつか、例えばモジュール33(F)及び
(G)、の場合には、モジュールはその溝形断面桁35
に沿って相互連結され、図15に示されるように隅棟を
形成する。他の屋根モジュール、例えばモジュール33
(D)及び(E)、の場合には、モジュールはその溝形
断面桁35によって相互に連結され、図16に示される
ように谷を形成する。
【0031】図5及び図6に示される形の屋根モジュー
ルを使用するとき、板材パネル48の突出端48aは、
例えば図14に示される代替棟構造23aの場合のよう
に、隣接パネルの端部を越えて延びる。これは、相互に
異なる断面を有する溝形断面鋼製桁35a,35bを使
用することを必要とする。該桁35a,35bは、図1
3に示された桁35のそれとは異なる断面形状を有す
る。
【0032】屋根モジュールの対向するものを、一つの
屋根モジュールが他を支持するように順次取り付けるの
が不便で経済的でない状況では、屋根モジュール33の
各々は、図18に示されるように仮枠50を使用して他
のモジュールとは独立して配置される。即ち、仮枠50
は壁枠組み20の上に(壁枠組み20の内側で)組み立
てられ、屋根モジュール33の各々に対する2点支持を
提供するのに使用される。これが図18に示され、仮枠
50の水平な枠組み部材51に支持されて取り付けられ
た第2の位置決め梁40を示している。
【0033】図18に例示される屋根構造が完成し、全
ての屋根モジュールが相互に連結されると、仮枠50は
屋根のくぼみの中に放置されたり或いは取り外されたり
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、L形建物の骨組みフレームの平面図を
示し、建物の骨組みを覆う据え付けられた屋根構造を破
線で示している。
【図2】図2は、相互に連結された20個の屋根モジュ
ールから形成されている図1の屋根装置の平面図を示し
ている。
【図3】図3は、図2に示された屋根構造の構築に使用
された屋根モジュール(即ち、大凡矩形の形状を持つモ
ジュール)の一つの下面図を示している。
【図4】図4は、図3に例示された屋根モジュールの側
面図を示している。
【図5】図5は、図3及び図4に示された屋根モジュー
ルの代替形状の下面図を示している。
【図6】図6は、図3及び図4に示された屋根モジュー
ルの代替形状の側面図を示している。
【図7】図7は、図2に示された屋根構造の構築に使用
された屋根モジュール(即ち、大凡三角形の形状を持つ
モジュール)の一つの下面図を示している。
【図8】図8は、図7に例示された屋根モジュールの側
面図を示している。
【図9】図9は、図3の断面7−7の方向に見た図3及
び図4の屋根モジュールのリブ材の断面図を示す。
【図10】図10は、図3の断面8−8の方向に見た図
3及び図4の屋根モジュールの棟の溝形桁の断面図を示
す。
【図11】図11は、図3の断面9−9の方向に見た図
3及び図4の屋根モジュールの鼻隠しチャンネルの断面
図を示す。
【図12】図12は、図3の断面10−10の方向に見
た図3及び図4の屋根モジュールの位置決め梁の断面図
を示す。
【図13】図13は、図1の断面11−11の方向に見
た屋根構造の棟部分断面図である。
【図14】図14は、図1の断面11−11の方向に見
た代替の棟部分の断面図である。
【図15】図15は、図1の断面12−12の方向から
見た屋根構造の隅棟部分の断面図である。
【図16】図16は、図1の断面13−13の方向から
見た屋根構造の谷部分の断面図である。
【図17】図17は、図1の断面14−14の方向から
見た屋根構造の端部部分の断面図である。
【図18】図18は、図1の断面15−15の方向から
見た屋根構造の改変型の端部部分の断面図を示してい
る。
【符号の説明】
20 枠組み 23,24 棟 32 鼻隠し 33 屋根モジュール 34 リブ材 35、36 桁 37 中空フランジ 38 ウェブ 39、40 位置決め梁 41 枠組み部材 42 基部 43,44 側壁 45,46 フランジ 47 隆起部 50 仮枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598130837 600 Bourke Street, M elbourne, Victoria 3000, Australia

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物用のモジュール組立式屋根を構築す
    るために使用される屋根モジュールであって、 複数の間隔を置いて平行な鋼製リブ材、該リブ材の第1
    端部を相互に連結すると共に該屋根モジュールが建物の
    屋根内に配設されたときに隣接する屋根モジュールの同
    様な桁に連結されるように配置された第1鋼製桁、及び
    該リブ材の少なくともいくつかに交差して横切り相互に
    連結する位置決め梁を有し、 該位置決め梁は、下方にある建物壁の枠組み部材に取り
    付けられるように配置され、且つ該位置決め梁が建物壁
    に取り付けられるとき該建物壁の枠組み部材に鋭角をな
    して該リブ材を位置決めするように機能する形状を有し
    ている屋根モジュール。
  2. 【請求項2】 該第1鋼製桁は、該リブ材の各々の第1
    端部が入り込む溝形断面鋼製桁からなる請求項1に記載
    された屋根モジュール。
  3. 【請求項3】 該リブ材の第2端部を相互連結するため
    に他の鋼製桁が設けられ、そして該他の鋼製桁は、据え
    付けられた建物の屋根の鼻隠しの一部を形成する請求項
    1又は請求項2に記載された屋根モジュール。
  4. 【請求項4】 該他の鋼製桁は、該リブ材の各々の第2
    端部が入り込む溝形断面鋼製桁からなる請求項3に記載
    された屋根モジュール。
  5. 【請求項5】 大凡矩形のモジュールを形成するに際
    し、該他の鋼製桁は該第1鋼製桁に平行に配置されてい
    る請求項3又は請求項4に記載された屋根モジュール。
  6. 【請求項6】 大凡三角形のモジュールを形成するに際
    し、該第1鋼製桁は該他の鋼製桁に鋭角をなして配置さ
    れ、更に桁該他の鋼製桁に連結されている請求項3又は
    請求項4に記載された屋根モジュール。
  7. 【請求項7】 少なくとも一つの矩形と少なくとも一つ
    の三角形を一体化している複合形状で形成されている請
    求項3又は請求項4に記載された屋根モジュール。
  8. 【請求項8】 該位置決め梁が該第1鋼製桁と該他の鋼
    製桁の中間に配設され、更に該位置決め梁が該他の鋼製
    桁に平行に延びている請求項3又は請求項4に記載され
    た屋根モジュール。
  9. 【請求項9】 該位置決め梁が基部、第1側壁、該第1
    側壁より背の高い第2側壁及び反対側に突出したフラン
    ジを有する溝形断面桁からなり、該フランジが共通面内
    に整列し、該リブ材に直接取り付けられるように配置さ
    れている請求項1乃至請求項8のいずれか一に記載され
    た屋根モジュール。
  10. 【請求項10】 該位置決め梁が該基部において横方向
    に延びる隆起部を備えている請求項9に記載された屋根
    モジュール。
  11. 【請求項11】 第2の位置決め梁が該リブ材に交差し
    て延び且つ相互連結するように設けられ、該第2の位置
    決め梁が前記第1の位置決め梁に平行に配設されている
    請求項1乃至請求項10のいずれか一に記載された屋根
    モジュール。
  12. 【請求項12】 一面が板材パネルで被覆されている前
    述の請求項のいずれか一に記載された屋根モジュール。
  13. 【請求項13】 該板材パネルが該屋根モジュールの少
    なくとも2個の端部を越えて張り出している請求項12
    に記載された屋根モジュール。
  14. 【請求項14】 建物の屋根であって、前記請求項のい
    ずれか一に記載された複数の屋根モジュールから構成さ
    れ、それぞれの該屋根モジュールに組み込まれた第1鋼
    製桁の隣接されたものに連結されることにより該屋根モ
    ジュールの隣接するものが相互に連結されている建物の
    屋根。
  15. 【請求項15】 該隣接屋根モジュールの該第1鋼製桁
    が金属製締結部材で連結されている請求項14に記載の
    屋根構造。
  16. 【請求項16】 該屋根モジュールが該屋根構造内に配
    置される前に板材パネルが該屋根モジュールのそれぞれ
    に取り付けられている請求項14又は請求項15に記載
    の屋根構造。
  17. 【請求項17】 全ての屋根モジュールが屋根構造の中
    に位置決め完了したときにこけら板又はタイルの形の屋
    根ふき部材が該板材パネルに取り付けられる請求項14
    乃至請求項16のいずれか一に記載された屋根構造。
  18. 【請求項18】 建物の据付屋根を構築する方法であっ
    て、(a)請求項1乃至請求項13のいずれか一に記載
    された複数の屋根モジュールのそれぞれを持ち上げて建
    物の骨組み壁枠の上に置く工程、(b)各屋根モジュー
    ルの各位置決め梁を該壁枠の水平な枠組み部材上に位置
    決めし、該位置決め梁を該水平な枠組み部材に取り付け
    る工程、(c)隣接する該屋根モジュールの隣接する該
    第1鋼製桁を相互に連結して屋根の据付構造を形成する
    工程、及び(d)屋根モジュールの板材パネルをこけら
    板又はタイルの形の被覆材で覆う工程からなる建物の据
    付屋根を構築する方法。
JP11112460A 1998-03-31 1999-04-20 モジュ―ル型屋根装置 Pending JP2000073484A (ja)

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AU44884/99A AU4488499A (en) 1998-03-31 1999-08-31 Modular roofing system
AU44886/99A AU4488699A (en) 1998-03-31 1999-08-31 A modular roofing system

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AUPP5589A AUPP558998A0 (en) 1998-03-31 1998-03-31 A modular roof system
AU5589 1998-08-31

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