JP2000072217A - 金属帯コイルの搬送用チェーンコンベア - Google Patents

金属帯コイルの搬送用チェーンコンベア

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JP2000072217A
JP2000072217A JP10248417A JP24841798A JP2000072217A JP 2000072217 A JP2000072217 A JP 2000072217A JP 10248417 A JP10248417 A JP 10248417A JP 24841798 A JP24841798 A JP 24841798A JP 2000072217 A JP2000072217 A JP 2000072217A
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JP
Japan
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chain
chain conveyor
chains
upper chains
pin engaging
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JP10248417A
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English (en)
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Kohei Imamura
公平 今村
Kazuhiro Nowaki
一博 野脇
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Navitas Co Ltd
Original Assignee
Navitas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、チェーンコンベア巾方向両列のチ
ェーンのずれを確実に矯正することのできる金属帯コイ
ルの搬送用チェーンコンベアを提供する。 【解決手段】 チェーンコンベア1の上部チェーン2、
2aの直下に該上部チェーン2、2aの進行方向に逆行
移動可能としたチェーンピン係合部材11をチェーン連
結ピン4間に向け上下動自在に設けた金属帯コイルの搬
送用チェーンコンベアである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属帯コイルの搬
送用チェーンコンベアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属帯コイルをほぼ等間隔に搬送用チェ
ーンコンベアに載置し終端まで搬送して、移載機を介し
て連設する搬送用チェーンコンベアに移載して所定位置
まで搬送することが一般に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとく、チェー
ンコンベアで金属帯コイルを搬送すると、図3のように
チェーンコンベア1の巾方向両列の上部チェーン2、2
aが進行方向でずれが発生することがある。このように
上部チェーン2、2aにずれが発生すると、図4に示す
ように上部チェーン2、2aのサドル3(V型サドル)
をピン4で連結して、上部チェーン2、2aを構成して
いるピン4がチェーンコンベア1駆動板5の凹部6に正
確に係合せず、図示のように上部チェーン2、2aのピ
ン4がチェーンコンベア1駆動板5の凹部6を若干外れ
て係合するため、チェーンコンベア1の上部チェーン
2、2a(上部チェーン2、2aは、チェーンコンベア
1駆動板5を回動して下部チェーン2、2aとなり無端
状に構成する)に載置する金属帯コイル7が傾き、転倒
するおそれが発生することがある等の課題がある。本発
明は、このような課題を有利に解決するためなされたも
のであり、金属帯コイルの搬送中にチェーンコンベア巾
方向両列の上部チェーン進行のずれを確実に解消するこ
とのできる金属帯コイルの搬送用チェーンコンベアを提
供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、チェーンコンベアの上部チェーンの直下に該上部
チェーンの進行方向に逆行移動可能としたチェーンピン
係合部材をチェーン連結ピン間に向け上下動自在に設け
たことを特徴とする金属帯コイルの搬送用チェーンコン
ベア。及びチェーンコンベア巾方向両列の上部チェーン
の直下に該上部チェーンの進行方向に逆行移動可能とし
たチェーンピン係合部材をチェーン連結ピン間に向け上
下動自在に設けたことを特徴とする金属帯コイルの搬送
用チェーンコンベアである。
【0005】
【発明の実施の形態】前記のごとく、チェーンコンベア
巾方向両列の上部チェーンが進行方向でずれが発生する
原因について、本発明者等が種々検討を重ねた結果、チ
ェーンコンベア上に20〜40tの金属帯コイルをほぼ
等間隔に載置して搬送するとき、金属帯コイル外周の一
点巾方向で2ヵ所チェーンコンベアの両列チェーンに載
置することになる。このように金属帯コイルの外周が両
列のチェーンに載置されると、金属帯コイル巾方向で両
列チェーンに接触載置することになり、金属帯コイルに
よっては巻き取り形状が若干歪なものがある。このよう
な金属帯コイルにおいては、金属帯コイル巾方向で両列
チェーンに全幅均一に接触載置することができず、両列
チェーンに均等に載置荷重がかからないことがある。
【0006】このような場合には、金属帯コイルの過大
な荷重がかかった側のチェーンは若干進行が遅れ、一方
のチェーンは設定速度で進行(移動)することから、チ
ェーンコンベア巾方向両列の上部チェーンが進行方向で
ずれが生じ、前記のごとき難点が発生することが明らか
になった。
【0007】しかして本発明においては、上部チェーン
の直下にサドルを連結ピンで連結しチェーンを構成して
いる連結ピン間に向けチェーンピン係合部材を上下動自
在に設け、チェーンコンベア巾方向両列の上部チェーン
が進行方向でずれが生じたとき、チェーンピン係合部材
を上昇させ上部チェーンの連結ピン間に上昇させると同
時に、チェーンコンベア進行方向に逆行移動させて、チ
ェーンのずれを矯正するものである。
【0008】上記のごとく、チェーンコンベア進行方向
に逆行移動させる押し付け圧力としては、例えばチェー
ンコンベア長さ140m、金属帯コイル単重28t、金
属帯コイル載置本数38本、チェーンコンベア進行速度
6.6m/分の場合には、最大30tの押し付け圧力で
チェーンコンベア巾方向両端のずれ側のチェーンを進行
方向と逆行させることによって、確実にずれを矯正する
ことができる。
【0009】このようにずれ側のチェーン進行方向と逆
行させると同時に、他方のチェーンも上記逆行移動する
ための押し付け圧力より軽押し付け圧力で、チェーン進
行方向と逆行させることにより、迅速かつ確実にずれを
矯正することができ好ましい。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を挙げる。図1及び図
2において、チェーンコンベア1巾方向両列の上部チェ
ーン2、2a直下の基台8上に架台9を車輪10を介し
て上部チェーン2、2aの位置に沿って移動自在に設
け、該基台8にチェーンピン係合部材11を設ける。こ
のチェーンピン係合部材11に流体圧シリンダー12を
付設して、上部チェーン2、2aの連結ピン4間に向け
上下動自在に構成する。また、架台9に流体圧シリンダ
ー12aを付設して上部チェーン2、2aの進行方向に
逆行移動可能に構成することによって、架台9に設けた
チェーンピン係合部材11を上部チェーン2、2aの進
行方向に逆行移動可能に設ける。更に、架台9に上部チ
ェーン2、2aの進行方向のずれ検出器13を設ける。
【0011】しかして、金属帯コイルの載置搬送中のチ
ェーンコンベア1(無端状チェーンコンベア)の上部チ
ェーン2、2aのずれをずれ検出器13で検出すると、
この検出結果に基づき、流体圧シリンダー12を操作し
てチェーンピン係合部材11を上部チェーン2、2aの
連結ピン4間へ上昇位置させると同時に、流体圧シリン
ダー12aを操作して上部チェーン2、2aの進行方向
(矢印)と逆行方向へ移動させ、連結ピン4にチェーン
ピン係合部材11先端部を係合させるとともに、押し付
け上部チェーン2、2aのずれを矯正するものである。
【0012】このようにして、上部チェーン2、2aの
ずれを矯正した後、ずれ検出器13からの指示により、
流体圧シリンダー12aを操作してチェーンピン係合部
材11の上部チェーン2、2aの連結ピン4への押し付
け圧力を解除すると同時に、流体圧シリンダー12を操
作して、チェーンピン係合部材11を上部チェーン2、
2aの下端へ下降位置させるものである。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、チェーンコンベア巾方
向両列のチェーンのずれを確実に矯正することができ、
搬送中の金属帯コイル転倒の危険を防止することができ
る。また、チェーンコンベア巾方向両列のチェーンのず
れをチェーンコンベア稼動中に矯正することができ、金
属帯コイルの搬送を遅滞させることなく矯正することが
できる等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部の側面図である。
【図2】本発明の実施例を示す要部の正面図である。
【図3】チェーンのずれ状態を示す平面図である。
【図4】チェーンのずれによる金属帯コイルの傾き状態
を示す側面図である。
【符号の説明】
1 チェーンコンベア 2 上部チェーン 2a 上部チェーン 4 チェーン連結ピン 11 チェーンピン係合部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェーンコンベアの上部チェーンの直下
    に該上部チェーンの進行方向に逆行移動可能としたチェ
    ーンピン係合部材をチェーン連結ピン間に向け上下動自
    在に設けたことを特徴とする金属帯コイルの搬送用チェ
    ーンコンベア。
  2. 【請求項2】 チェーンコンベア巾方向両列の上部チェ
    ーンの直下に該上部チェーンの進行方向に逆行移動可能
    としたチェーンピン係合部材をチェーン連結ピン間に向
    け上下動自在に設けたことを特徴とする金属帯コイルの
    搬送用チェーンコンベア。
JP10248417A 1998-09-02 1998-09-02 金属帯コイルの搬送用チェーンコンベア Withdrawn JP2000072217A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011253191A (ja) * 2003-02-26 2011-12-15 Brilliant Corp 大チルト角度および高コントラストを有した垂直配向ネマチック・モード液晶表示装置

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JP2011253191A (ja) * 2003-02-26 2011-12-15 Brilliant Corp 大チルト角度および高コントラストを有した垂直配向ネマチック・モード液晶表示装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110