JP2000071131A - 区分装置 - Google Patents

区分装置

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JP2000071131A
JP2000071131A JP10245508A JP24550898A JP2000071131A JP 2000071131 A JP2000071131 A JP 2000071131A JP 10245508 A JP10245508 A JP 10245508A JP 24550898 A JP24550898 A JP 24550898A JP 2000071131 A JP2000071131 A JP 2000071131A
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JP10245508A
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Takeo Sugimoto
建男 杉本
Hideyuki Fukami
英之 不可三
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OM Ltd
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OM Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品をスムーズに搬送及び区分し物品の損傷
を防止すること。 【解決手段】 物品群搬送用の供給コンベア(1a)上にて
供給コンベア(1a)の幅方向に並んで搬送方向に延びる複
数のレーンガイド(12)を備え、供給コンベア(1a)によっ
てレーンガイド(12)群の全幅よりも狭い所定幅で物品
(8) 群を搬送し、搬送される物品(8) 群をレーンガイド
(12)間の各々に所定列数づつ挿入して区分する区分装置
(100) において、レーンガイド(12)群は、その上流端(1
2a) の各々が前記幅方向の外側に向って順次下流側にあ
り且つ上流端(12a) 群の内の最も上流側の上流端(12a)
が物品(8) 群の搬送経路内に位置する関係に配置され、
前記幅方向の最も外側のレーンガイド(12)の上流端(12
a) の近傍には、更に外側に物品(8) を流出させる物品
流出部(B) が形成されること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、区分装置、特
に、物品群を複数列に区分する区分装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の区分装置(9) の平面図で
ある。同図に示す区分装置(9) には、物品(8) 群を搬送
する供給コンベア(9a)が備えられ、この供給コンベア(9
a)上には、物品(8) 群を挟んで前記搬送方向に延びる一
対の供給側ガイド(91)と、供給側ガイド(91)の下流側に
て供給コンベア(9a)の幅方向に並んで前記搬送方向に延
びる複数のレーンガイド(92)群と、が配置されている。
【0003】又、供給側ガイド(91)の各々の下流側端部
相互の幅は、供給コンベア(9a)の幅方向に於いてレーン
ガイド(92)群の全体の幅(以下、「全幅」と称する)よ
りも狭い所定幅に設定され、物品(8) 群の整列すべき列
数(図3のものでは4列)での幅にほぼ一致している。
そして、前記幅方向の最も外側のレーンガイド(92)と供
給側ガイド(91)との間には、前記幅方向に振動する複数
のガイド板(93)(94)が備えられている。これらガイド板
(93)(94)は、供給側ガイド(91)とレーンガイド(92)の相
互間から前記外側に物品(8) がはみ出ない大きさに形成
されている。
【0004】このものでは、供給コンベア(9a)により供
給側ガイド(91)間を搬送されてくる物品(8) 群は、供給
側ガイド(91)の下流側端部間で一時プールされて上記列
数に並ぶ。この後、物品(8) 群は、供給側ガイド(91)間
から下流側に搬送されるが、レーンガイド(92)の上流端
の各々が前記幅方向の中央から両外側に向って順次下流
側にあることから、物品(8) 群が前記幅方向の両外側に
広がる。そして、この広がった状態の物品(8) 群がレー
ンガイド(92)間の各々に1列づつ挿入される。
【0005】このものでは、上記したガイド板(93)(94)
が前記幅方向に振動し、加えて、レーンガイド(92)群が
前記搬送方向に振動する構成となっていることから、供
給側ガイド(91)間から搬送される物品(8) 群がレーンガ
イド(92)に当接した際に、ブリッジ状に連なって動かな
い状態、即ち、詰まった状態にならない。従って、この
ものでは、物品(8) 群の搬送及び区分がスムーズとな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ガイド板(9
3)(94)やレーンガイド(92)群が上記のように振動するこ
とから、供給側ガイド(91)間から搬送される物品(8) 群
に対して、これらガイド板(93)(94)やレーンガイド(92)
が当たり易い。従って、このものでは、物品(8)が損傷
し易いという問題があった。
【0007】又、供給側ガイド(91)の下流側端部に一時
プールされた物品(8) 群に過大な圧力が作用し易いか
ら、この点でも、物品(8) が損傷し易い。本発明は、物
品のスムーズな搬送及び区分を確保した上で物品の損傷
を防止することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために講じた本発明の解決手段は、『物品群搬送用の供
給コンベア上にて前記供給コンベアの幅方向に並んで搬
送方向に延びる複数のレーンガイドを備え、前記供給コ
ンベアによって前記レーンガイド群の全幅よりも狭い所
定幅で物品群を搬送し、前記搬送される物品群を前記レ
ーンガイド間の各々に挿入して複数列に区分する区分装
置において、前記レーンガイド群は、その上流端の各々
が前記幅方向の外側に向って順次下流側にあり且つ前記
上流端群の内の最も上流側の上流端が前記物品群の搬送
経路内に位置する関係に配置され、前記幅方向の最も外
側のレーンガイドの上流端の近傍には、更に外側に物品
を流出させる物品流出部が形成されることを特徴とす
る』ものである。
【0009】このものでは、レーンガイド群は、その上
流端の各々が前記幅方向の外側に向って順次下流側にあ
り且つ上流端群の内の最も上流側の上流端が物品群の搬
送経路内に位置する関係に配置されているから、搬送さ
れる物品群は、レーンガイド群に達すると上記幅方向の
外側に移動しながらレーンガイド間の各々に順次挿入さ
れる。
【0010】そして、前記幅方向の最も外側のレーンガ
イドの上流端の近傍には、更に外側に物品を流出させる
物品流出部が形成されているから、レーンガイド間の各
々に挿入されない物品は、後続の物品によって前記物品
流出部から押し出される。尚、搬送される物品群をレー
ンガイド間の各々に1列づつ挿入するものでも、複数列
づつ挿入するものでもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明では、前記したように、レーンガ
イド間の各々に挿入されない物品が上記物品流出部を介
して最も外側のレーンガイドよりも外側に押し出される
から、搬送される物品群がレーンガイド群に当接して詰
まった状態とならない。従って、物品群の搬送及び区分
がスムーズとなる。
【0012】そして、レーンガイド間の各々に物品を挿
入する際、従来のように振動して物品に当たるようなガ
イド板等を用いないから、物品の損傷が防止される。
又、搬送される物品群がレーンガイド群に達すると上記
外側に移動しながらレーンガイド間の各々に順次挿入さ
れる構成であるから、従来のように供給側ガイド間にて
物品群を整列すべき列数にプールしなくてもよい。従っ
て、物品群に過大な圧力が作用せず、この点でも、物品
の損傷が防止される。
【0013】[その他] [a項]上記した発明に於いて、『前記流出した物品群
を前記レーンガイド群よりも上流側の前記供給コンベア
上の所定位置であって前記幅方向に於いて前記最も外側
のレーンガイドよりも内側の位置まで順次帰還させる為
の移送機構を具備する』ものでもよい。
【0014】このものでは、物品流出部から流出した物
品群は、移送機構によって、レーンガイド群よりも上流
側の供給コンベア上の所定位置に帰還して、再び、供給
コンベアにより搬送される。そして、前記所定位置は、
前記幅方向に於いて最も外側のレーンガイドよりも内側
の位置であるから、帰還した物品は、前記搬送によって
レーンガイド群に達する。これによって、物品流出部か
ら流出した物品が再びレーンガイド群による物品区分の
対象となるから、この区分装置による物品区分の効率が
向上する。
【0015】[b項]a項に於いて、『前記レーンガイ
ド群の上流端の各々は、前記幅方向の中央から両外側に
向って順次下流側にあり、前記最も外側のレーンガイド
は、前記供給コンベアの幅方向の両端縁上に配置され、
前記移送機構は、前記供給コンベアに対して前記幅方向
の両外側に隣接し且つ前記供給コンベア上からはみ出た
物品を前記上流側に移送する帰還コンベアと、前記帰還
コンベア上に配置され且つ前記帰還コンベアにより移送
される物品を前記供給コンベア上に案内する補助ガイド
と、を備える』ものでもよい。
【0016】このものでは、レーンガイド群の上流端の
各々が前記幅方向の中央から両外側に向って順次下流側
にあるから、搬送される物品群は、最も上流側にある中
央の上流端に達し、この後、前記幅方向の両外側に移動
しながらレーンガイド間の各々に順次挿入される。そし
て、レーンガイド間の各々に挿入されない物品は、後続
の物品によって物品流出部の各々から両外側に押し出さ
れるが、最も外側のレーンガイドが供給コンベアの幅方
向の両端縁上に配置され、帰還コンベアが供給コンベア
に対して前記幅方向の両外側に隣接しているから、物品
流出部から押し出された物品は、供給コンベア上からは
み出て帰還コンベアに載せられる。そして、この載せら
れた物品は、帰還コンベアによって上流側に移送され、
補助ガイドによって供給コンベア上の上記所定位置まで
案内される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図面に基づいて説明する。図1は、本願発明の実施の形
態に於ける区分装置(100) の平面図であり、図2は、図
1の区分装置(100) の側面図である。この区分装置(10
0) は、図1に示すように、物品(8) 群を1列づつ4列
に整列した状態に区分するものである。
【0018】そして、この区分装置(100) には、図1に
示すように、物品(8) 群を搬送する供給コンベア(1a)
と、この供給コンベア(1a)の幅方向の両外側に隣接する
一対の帰還コンベア(1b)と、供給コンベア(1a)上に配置
された一対の供給側ガイド(11)と、この供給側ガイド(1
1)よりも下流側の供給コンベア(1a)上に配置された複数
のレーンガイド(12)と、これら供給側ガイド(11)とレー
ンガイド(12)との間にて帰還コンベア(1b)上から供給コ
ンベア(1a)上に跨って配置された一対の補助ガイド(13)
と、が備えられている。
【0019】[区分装置(100) の各部の構成について] *供給コンベア(1a)* 供給コンベア(1a)は、ベルト式であり、水平姿勢に設置
されている。又、この供給コンベア(1a)により搬送され
る物品(8) は、例えば、図1のような円柱状の容器であ
り、供給コンベア(1a)に対して直立姿勢で載置される。
尚、物品(8) の各々は、同一形状に形成されている。
【0020】*供給側ガイド(11)* 供給側ガイド(11)の各々は、図1に示すように、供給コ
ンベア(1a)により搬送される物品(8) 群をレーンガイド
(12)群の全幅よりも狭い所定幅に揃える為のものであ
る。そして、これら供給側ガイド(11)の各々は、供給コ
ンベア(1a)上の物品(8) 群を挟んで前記搬送方向(図1
の矢印(P1)の方向)に延びており、平面視にて相互に平
行となる鉛直姿勢の平板に形成されている。
【0021】又、供給側ガイド(11)の各々は、供給コン
ベア(1a)の幅方向の中程に配置されており、供給コンベ
ア(1a)上の物品(8) 群は、供給側ガイド(11)間及びその
下流側にて供給コンベア(1a)の幅方向の中央部を流れ
る。尚、供給側ガイド(11)相互の間隔は、物品(8) 群が
2列で搬送される大きさに設定されている。 *レーンガイド(12)* レーンガイド(12)の各々は、図1に示すように、供給側
ガイド(11)間から搬送される物品(8) 群が1列づつ相互
間に挿入されるものである。そして、これらレーンガイ
ド(12)の各々は、供給コンベア(1a)の幅方向に並んで搬
送方向に延びており、平面視にて相互に平行となる鉛直
姿勢の平板に形成されている。
【0022】これらレーンガイド(12)の各々は、その上
流端(12a) の各々が上記幅方向の中央から両外側に向っ
て順次下流側にある位置関係に配置されている。そし
て、上記したように、供給側ガイド(11)間からの物品
(8) 群の搬送経路が供給コンベア(1a)の幅方向の中央部
に位置することから、上流端(12a) 群の内の最も上流側
の上流端(12a) (中央の上流端(12a) )がこの搬送経路
内に位置する。
【0023】更に、これらレーンガイド(12)群の内の前
記幅方向の最も外側のレーンガイド(12)は、供給コンベ
ア(1a)の幅方向の両方の端縁(15)上に配置されている。
尚、このものでは、レーンガイド(12)の各々は、前記幅
方向に5列並んでおり、このレーンガイド(12)群によっ
て、物品(8) 群が4列に区分される。 *帰還コンベア(1b)* 帰還コンベア(1b)の各々は、図1に示すように、供給コ
ンベア(1a)からはみ出た物品(8) を上記搬送方向とは逆
方向(図1の矢印(P2)の方向)に移送するものであり、
ベルト式となっている。そして、これら帰還コンベア(1
b)の各々は、図1及び図2に示すように、供給コンベア
(1a)に対して前記幅方向の両外側から隣接し且つ上面の
主要域が供給コンベア(1a)の上面と同一平面を構成する
ように、配置されている。
【0024】*補助ガイド(13)* 補助ガイド(13)は、図1に示すように、帰還コンベア(1
b)により移送される物品(8) を供給コンベア(1a)上に於
けるレーンガイド(12)群の上流側であって端縁(15)の近
傍の所定位置(C) まで案内する為のものである。そし
て、この補助ガイド(13)には、図1及び図2に示すよう
に、上記した最も外側のレーンガイド(12)の上流端(12
a) の外側近傍から帰還コンベア(1b)の外側端縁(17)上
まで延びる第1ガイド部(13a) と、外側端縁(17)上にて
上記逆方向に延びる第2ガイド部(13b) と、この第2ガ
イド部(13b) から延びて供給側ガイド(11)の下流端に接
続される第3ガイド部(13c) と、が備えられている。
【0025】尚、上記した供給側ガイド(11)、レーンガ
イド(12)、補助ガイド(13)の各々は、図2に示すよう
に、供給コンベア(1a)の上方近傍に位置するように、こ
の区分装置(100) のフレーム(図示せず)に固定されて
いる。 [区分装置(100) の使用について]この区分装置(100)
では、供給コンベア(1a)上の物品(8) 群は、図1に示す
ように、供給側ガイド(11)の各々によって、レーンガイ
ド(12)群よりも狭い所定幅(2列)で供給コンベア(1a)
の幅方向の中央部を搬送される。
【0026】この搬送される物品(8) 群は、前記幅方向
の中央にある最も上流側の上流端(12a) に到達し、この
中央の上流端(12a) を境にして前記幅方向の両外側に1
列づつ分かれる。そして、この分かれた物品(8) 群の各
々の内、1個づつの物品が前記中央の上流端(12a) とそ
の両外側の上流端(12a) との間に挿入される。そして、
分かれた物品(8) 群の各々は、前記挿入された物品(8)
及びその両外側の上流端(12a) に当接して両外側に流れ
る。
【0027】このようにして、物品(8) 群の各々は、図
1の矢印(P3)のように、レーンガイド(12)群の上流端(1
2a) の近傍にて両外側に流れながらレーンガイド(12)間
の各々に順次1列づつ挿入される。これによって、物品
(8) 群がレーンガイド(12)群により4列に区分されたも
のとなる。そして、供給コンベア(1a)の端縁(15)上に於
いて前記幅方向の最も外側のレーンガイド(12)の各々と
第3ガイド部(13c) の各々との間は、両外側に開放され
ており、最も外側のレーンガイド(12)の上流端(12a) 近
傍部の各々は、更に外側に物品(8) を流出させる物品流
出部(B) となっている。
【0028】従って、供給コンベア(1a)上にてレーンガ
イド(12)間の各々に挿入されない物品(8) は、後続の物
品(8) によって物品流出部(B) を介して供給コンベア(1
a)上から両外側に押し出されて帰還コンベア(1b)の各々
に載せられる。更に、この載せられた物品(8) 群は、帰
還コンベア(1b)の各々により図1の矢印(P2)の方向に移
送されると共に補助ガイド(13)の各々により案内される
ことによって、供給コンベア(1a)上の上記した所定位置
(C) の各々まで順次帰還する。つまり、この区分装置(1
00) では、帰還コンベア(1b)と補助ガイド(13)とによっ
て、前記帰還させる為の移送機構が構成されている。
【0029】そして、物品(8) 群が帰還する所定位置
(C) の各々は、供給コンベア(1a)の幅方向に於いて最も
外側のレーンガイド(12)よりも内側の位置となってい
る。従って、所定位置(C) の各々まで帰還した物品(8)
は、供給コンベア(1a)により搬送されて、再びレーンガ
イド(12)群に到達する。これによって、上記した物品流
出部(B) から流出した物品(8) が再びレーンガイド(12)
群による物品区分の対象となるから、この区分装置(10
0) による物品区分の効率が向上する。
【0030】このものでは、レーンガイド(12)間の各々
に挿入されない物品(8) が物品流出部(B) を介して最も
外側のレーンガイド(12)の各々よりも両外側に押し出さ
れるから、搬送される物品(8) 群がレーンガイド(12)群
に当接して詰まった状態とならない。従って、物品(8)
群の搬送及び区分がスムーズとなる。そして、レーンガ
イド(12)間の各々に物品(8) を挿入する際、従来のよう
に振動して物品(8) に当たるようなガイド板等を用いな
いから、物品(8) の損傷が防止される。
【0031】又、搬送される物品(8) 群がレーンガイド
(12)群に達すると両外側に移動しながらレーンガイド(1
2)間の各々に順次挿入される構成であるから、従来のよ
うに供給側ガイド(11)にて物品(8) 群を整列すべき列数
にプールしなくてもよい。従って、物品(8) 群に過大な
圧力が作用せず、この点でも、物品(8) の損傷が防止さ
れる。
【0032】このものでは、帰還コンベア(1b)に載せら
れた物品(8) は、帰還コンベア(1b)の各々により移送さ
れることによって、供給コンベア(1a)上に帰還するか
ら、この帰還が確実となる。このものでは、物品(8) 群
が帰還する所定位置(C) の各々は、供給コンベア(1a)の
幅方向に於いて供給側ガイド(11)よりも外側の位置とな
っている。つまり、図1に示すように、前記幅方向に於
ける端縁(15)と供給側ガイド(11)との間隔(A) が物品
(8) の直径よりも大きく設定されている。
【0033】これによって、供給側ガイド(11)間から搬
送される物品(8) 群と、供給コンベア(1a)上に帰還した
物品(8) とが干渉しないものとなり、供給側ガイド(11)
間からの物品(8) 群の搬送、及び、供給コンベア(1a)上
への物品(8) の帰還がスムーズとなる。従って、この点
でも、物品区分の効率が向上する。このものでは、レー
ンガイド(12)の上流端(12a) の各々には、その上流側に
突出するように軸支された鉛直姿勢の円筒状の回動部材
(14)が各々装着されている。これら(14)の各々によっ
て、レーンガイド(12)群の上流端(12a) 近傍での物品
(8) 群の両外側への流れ、及び、レーンガイド(12)間へ
の物品(8) の挿入、がスムーズとなる。従って、この点
でも、物品区分の効率が向上する。尚、回動部材(14)と
しては、ボールベアリングを用いてもよい。 [他の実施の形態] .上記の実施の形態では、帰還コンベア(1b)として、
供給コンベア(1a)の両外側に隣接する平面視にて直線状
のベルト式のものを用いたが、この他、上記した物品流
出部(B) から所定位置(C) まで延びる平面視にて円弧状
のものを用いてもよい。この場合の帰還コンベア(1b)と
しては、例えば、ローラ式でもよい。
【0034】更に、供給コンベア(1a)上に物品(8) を帰
還させる為の移送機構としては、このようなコンベアを
用いたものの他、例えば、物品流出部(B) から所定位置
(C)まで延びて物品(8) が載置される支持板と、この支
持板上の物品(8) を後方から押圧して支持板に沿って移
送する片部と、を備えたものでもよい。 .上記の実施の形態では、物品(8) 群が供給コンベア
(1a)の幅方向の中央のレーンガイド(12)に達して更に両
外側に流れる構成としたが、この他、前記幅方向の一方
側のレーンガイド(12)に達して更に他方側に流れる構成
としてもよい。この場合、レーンガイド(12)群の上流端
(12a) の各々が前記一方側から前記他方側に向って順次
下流側にある構成とする。
【0035】.上記の実施の形態では、物品(8) を円
柱状としたが、これを、他の形状としてもよい。例え
ば、直方体状としても、球状としてもよい。 .上記した供給コンベア(1a)を、幅方向に隣接して並
ぶ2つのコンベアよりなる構成とし、物品流出部(B) の
各々からの物品(8) の流出量に基づいて、前記幅方向の
一方側の前記コンベア及び帰還コンベアと、他方側の前
記コンベア及び帰還コンベアとを別々に制御する構成と
してもよい。このものでは、前記一方側と前記他方側と
で物品(8) の搬送、区分及び帰還を均等にできる。
【0036】.上記の実施の形態では、供給コンベア
(1a)により搬送される物品(8) 群を所定幅に揃える為
に、前記搬送方向に延びる一対の供給側ガイド(11)を用
いたが、この他、例えば、供給コンベア(1a)の両外側か
ら中央に向って延び且つ相互の間隔が下流側に向って狭
くなる一対のガイド片を用いてもよい。このものでは、
搬送されてガイド片間に入った物品(8) 群がガイド片で
揃えられて先端相互間から流出する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に於ける区分装置(100)
の平面図
【図2】図1の区分装置(100) の側面図
【図3】従来の区分装置(9) の平面図
【符号の説明】
(100) ・・・区分装置 (1a)・・・供給コンベア (1b)・・・帰還コンベア (11)・・・供給側ガイド (12)・・・レーンガイド (13)・・・補助ガイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品群搬送用の供給コンベア上にて前記
    供給コンベアの幅方向に並んで搬送方向に延びる複数の
    レーンガイドを備え、前記供給コンベアによって前記レ
    ーンガイド群の全幅よりも狭い所定幅で物品群を搬送
    し、前記搬送される物品群を前記レーンガイド間の各々
    に挿入して複数列に区分する区分装置において、 前記レーンガイド群は、その上流端の各々が前記幅方向
    の外側に向って順次下流側にあり且つ前記上流端群の内
    の最も上流側の上流端が前記物品群の搬送経路内に位置
    する関係に配置され、 前記幅方向の最も外側のレーンガイドの上流端の近傍に
    は、更に外側に物品を流出させる物品流出部が形成され
    ることを特徴とする区分装置。
  2. 【請求項2】 前記流出した物品群を前記レーンガイド
    群よりも上流側の前記供給コンベア上の所定位置であっ
    て前記幅方向に於いて前記最も外側のレーンガイドより
    も内側の位置まで順次帰還させる移送機構を具備する請
    求項1に記載の区分装置。
  3. 【請求項3】 前記レーンガイド群の上流端の各々は、
    前記幅方向の中央から両外側に向って順次下流側にあ
    り、前記最も外側のレーンガイドは、前記供給コンベア
    の幅方向の両端縁上に配置され、 前記移送機構は、前記供給コンベアに対して前記幅方向
    の両外側に隣接し且つ前記供給コンベア上からはみ出た
    物品を前記搬送方向とは逆方向に移送する帰還コンベア
    と、前記帰還コンベア上に配置され且つ前記帰還コンベ
    アにより移送される物品を前記供給コンベア上に案内す
    る補助ガイドと、を備える請求項2に記載の区分装置。
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