JP2000070291A - 歯科用殺菌・洗浄管理装置 - Google Patents
歯科用殺菌・洗浄管理装置Info
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Abstract
回路の処理は、洗浄水で洗浄が行われておりその残留水
が汚染されるおそれがあり、また酸性水等による水回路
の殺菌は酸化による水路の腐食劣化等の問題があった。
そして個別洗浄のため、複数のチェアユニット並びにシ
ンクの水回路の洗浄は作業効率が悪く、さらに、前記の
洗浄は常温で行われており洗浄効率もよくなかった。こ
れらの課題を解決しかつ、効率的に処理する殺菌・洗浄
管理装置を提供する 【解決手段】歯科用の複数の、チェアユニットの水回路
並びにシンクの水回路に殺菌水又は洗浄水を大本で切り
替えて一斉に殺菌・洗浄を行うか又は各チェアユニット
及びシンクを個別に切り替えて殺菌・洗浄を行い、かつ
常温あるいは加熱された殺菌水又は洗浄水の選択を可能
とする。
Description
ェアユニットのインスツルメントの水回路並びに複数の
シンクの水回路の処理に係り、特に殺菌水あるいは洗浄
水を大本で切り替えて一斉に殺菌・洗浄を行うか又は各
インスツルメントおよびシンクを個別に切り替えて殺菌
・洗浄を行い、かつ上記は常温あるいは加熱された殺菌
水又は洗浄水の選択を可能とする殺菌・洗浄管理装置に
関する。
ルメント並びにシンクの水回路の処理は、使用後洗浄水
による洗浄が、個別に行われていた。
ンスツルメント並びにシンクにおいて、洗浄水のみでは
その水回路の残留水が汚染されるおそれがあった、ま
た、酸性水等による水回路の殺菌も試みられているが、
酸化による水回路の腐食劣化等の問題があった、また、
従来は洗浄は個別に行われていたため、複数のインスツ
ルメント並びにシンクの水回路の洗浄は作業効率が悪か
った。さらに、前記の洗浄は常温で行われており、洗浄
効率もよくなかった。本発明は上記の課題を解決しか
つ、効率的に処理する殺菌・洗浄管理装置を提供する。
者等は鋭意研究の結果下記に示す手段によりこの問題を
解決した。 (1)複数の歯科用チェアユニットのインスツルメント
の水回路並びに複数のシンクの水回路の基管に連結され
た殺菌水供給部及び洗浄水供給部部と、前記殺菌水供給
部及び洗浄水供給部の切り替え選択回路と、複数のチェ
アユニットのインスツルメントの水回路並びに複数のシ
ンクの水回路において使用した後の殺菌水又は洗浄水を
排出する排出管路とを備えてなることを特徴とする歯科
用殺菌・洗浄管理装置。 (2)殺菌水供給部及び洗浄水供給部における殺菌水及
び洗浄水を常温あるいは加熱して供給する回路を、備え
てなることを特徴とする(1)項に記載の歯科用殺菌・
洗浄管理装置。 (3)殺菌水供給部及び洗浄水供給部の切り替えその他
の操作をするための操作盤を備え、同操作盤には複数の
チェアユニットのインスツルメントの水回路並びに、複
数のシンクの水回路を一斉に殺菌又は洗浄を実施する切
り替え操作スイッチを備えてなることを特徴とする
(1)項又は(2)項に記載の歯科用殺菌・洗浄管理装
置。 (4)上記操作盤には、複数のチェアユニットのインス
ツルメントの水回路並びに複数のシンクの水回路を個別
に殺菌又は洗浄を実施する切り替え操作スイッチを備え
てなることを特徴とする(1)項〜(3)項のいずれか
1項に記載の歯科用殺菌・洗浄管理装置。 (5)上記操作盤には、複数のチェアユニットのインス
ツルメントの水回路並びに複数のシンクの水回路を、常
温あるいは加熱するための切り替え操作スイッチを備え
てなることを特徴とする(1)項〜(4)項のいずれか
1項に記載の歯科用殺菌・洗浄管理装置。 (6)複数のチェアユニットのインスツルメントの水回
路並びに複数のシンクの水回路に各々個別操作盤を備
え、該操作盤が殺菌又は洗浄を実施する切り替え操作ス
イッチを備えてなることを特徴とする(1)項〜(5)
項のいずれか1項に記載の歯科用殺菌・洗浄管理装置。
より図に基づいて説明する。図1は、殺菌水・洗浄水供
給及び制御の配管、配線の基本系統図である。図におい
て、1は殺菌水・洗浄水供給部、2〜5はチェアユニッ
ト、6はシンク7は洗浄水(原水)、8aは洗浄水基
管、8bは洗浄水配管、9は殺菌水生成器、10aは殺
菌水基管、10bは殺菌水配管、13は排出管路、14
は排出流路、19a洗浄水開閉バルブ、19bは殺菌水
開閉バルブ、20a、21aは洗浄水開閉バルブ、20
b、21bは殺菌水開閉バルブ、22a〜26aは個別
洗浄水開閉バルブ、22b〜26bは個別殺菌水開閉バ
ルブ、30は殺菌水用加熱器、31bは殺菌水加熱器用
開閉スイッチ、31cは洗浄水加熱器用開閉スイッチ、
32は洗浄水用加熱器、35はAC電源、36は加熱器
制御部、41はシンク部、42〜45はチェアユニット
部、46は殺菌水・洗浄水供給部操作盤、47は個別チ
ェアユニット及びシンク用操作盤を示す。
観図である。図において、19cは個別用操作スイッ
チ、20cは一斉用操作スイッチ、21cは一斉用の殺
菌操作スイッチ、21dは一斉用洗浄操作スイッチ、3
1aは加熱用操作スイッチ、31dは常温用操作スイッ
チ、37は加熱温度表示メータ、38は常温表示メータ
をそれぞれ示す。図3は、個別チェアユニット及びシン
ク用操作盤の外観図である。図において、22c〜26
cは個別用殺菌用操作スイッチ、22d〜26dは個別
用洗浄操作スイッチをそれぞれ示す。以下図1〜図3に
基づいて構成及び作用を説明する。
しては、殺菌水・洗浄水供給部1から、殺菌水を供給す
る殺菌水基管10a、殺菌水配管10bの2系統及び、
洗浄水を供給する洗浄水基管8a、洗浄水配管8bの2
系統からなり、それぞれ複数台のシンク部41(図1で
は1台、他は図示せず)並びに複数台のチェアユニット
部42〜45に供給している。なお、洗浄水は原水(水
道水、浄水タンクの水等)を使用する。上記の配管は、
殺菌水・洗浄水供給部操作盤46により、前記シンク部
41及びチェアユニット部42〜45の水回路の殺菌あ
るいは洗浄を一斉に実施する2系統と、個別チェアユニ
ット及びシンク用操作盤47により、前記シンク部41
及びチェアユニット部42〜45の水回路の殺菌あるい
は洗浄を個別に実施する2系統の計4系統が配設されて
いる。また、前記シンク部6からの排水及びチェアユニ
ット部42〜45からの排水は、個別の排出流路14か
ら連結された排出管路13によって、外部に排出される
1系統の配管があり、合計5つの系統から構成されてい
る。そして、上記の配管の間には、多数の切り替え開閉
用のバルブが配設されており、殺菌水・洗浄水供給部操
作盤46あるいは個別チェアユニット及びシンク用操作
盤47の切り替えスイッチにより各種の機能が設定され
る。以下図1及び図2によってその事例を説明する。
いて殺菌水を一斉に供給する場合は、図2の一斉用操作
スイッチ20cを押すと、図1に示した連動する個別用
の洗浄水開閉バルブ19a及び殺菌水開閉バルブ19b
は閉となると共に、閉となっていた一斉側の洗浄水開閉
バルブ20a及び殺菌水開閉バルブ20bが開きスタン
バイの状態になる。この状態で、図2の一斉用殺菌用操
作スイッチ2cを押すと、図1に示す前記一斉側の洗浄
水開閉バルブ21aは閉となり、殺菌水開閉バルブ21
bが開となって作動状態となり(細部図4)、前記シン
ク部41並びにチェアユニット部42〜45に殺菌水が
供給される。そしてこの殺菌水はシンク部41のシンク
6の水回路並びに、チェアユニット部42〜45のチェ
アユニット2〜5のインスツルメントの水回路18(図
4)を通過し、排出流路14を通って排出管路13より
外部に排出される。上記によって、水回路内を殺菌する
ことができる。
いて洗浄水を一斉に供給する場合は、図2の一斉用操作
スイッチ20cは上記と同様とし、この状態で、図2の
一斉用洗浄用操作スイッチ21dを押すと、図1に示す
前記一斉側の洗浄水開閉バルブ21aは開となり、殺菌
水開閉バルブ21bが閉となり作動状態となり(細部図
4)、前記シンク部41並びにチェアユニット部42〜
45に洗浄水が供給される。そしてこの洗浄水はシンク
部41のシンク6の水回路並びに、チェアユニット部4
2〜45のチェアユニット2〜5のインスツルメントの
水回路18(図4)を通過し、排出流路14を通って排
出管路13より外部に排出される。上記によって水路内
の残留殺菌水は洗浄されるので、水回路の腐食や劣化を
防止することができる。
ニット部で個別に、殺菌・洗浄を選択し実施する場合を
説明する。殺菌水・洗浄水供給部操作盤46において、
個別用操作スイッチ19c(図2、)を押すと、図1に
示したように、まず開となっていた一斉側の洗浄水開閉
バルブ20a及び殺菌水開閉バルブ20bが閉となると
共に、個別用の洗浄水開閉バルブ19a及び殺菌水開閉
バルブ19bは開となって、前記洗浄水用配管8b及び
殺菌水用配管10bを通って洗浄水及び殺菌水が供給さ
れる(細部図4)。そして、前記前記シンク部41並び
にチェアユニット部42〜45には、個別にチェアユニ
ット及びシンク用操作盤47が配設されており、個別時
の殺菌・洗浄用操作スイッチ22c〜26c(図3)の
切り替えによって、個別に殺菌・洗浄を行うことができ
る。例えば、チェアユニット部2において、個別チェア
ユニット及びシンク用操作盤47の個別用殺菌操作スイ
ッチ23cを押すと(図3)、個別殺菌水開閉バルブ2
3bが開き、連動する個別洗浄水開閉バルブ23aが閉
じて、殺菌水のみが供給される(図4)。
合は、同様に個別チェアユニット及びシンク用操作盤4
7の個別用洗浄操作スイッチ22dを押すと(図3)、
個別殺菌水開閉バルブ23bが閉じ、連動する個別洗浄
水開閉バルブ23aが開いて、洗浄水のみが供給される
(図4)。上記のようにして、各のシンク部並びにチェ
アユニット部において、自由に殺菌・洗浄の選択を行う
ことができる。この個別選択の設定にしておけば、例え
ば複数のシンク並びに複数のチェアユニットのインスツ
ルメントがある場合、相互関係及び診療中又はその終了
後等の時間に関係なく、それらの殺菌・洗浄を個別に行
うことができる。
ンク部41のシンク6の水回路並びに、チェアユニット
部42〜45のチェアユニット2〜5のインスツルメン
トの水回路18(図4)を通過し、排出流路14を通っ
て排出管路13より外部に排出される。上記によって水
路内は殺菌されまた、洗浄により水回路の腐食や劣化を
防止することができる。
が次に、前記殺菌・洗浄の効果を助成する殺菌水並びに
洗浄水の加熱方式について述べる。図1に示した殺菌水
生成器9の形態は特に問わず、例えば前記水道水等の原
水を注入しながら酸性水、ソフト酸性水等をその場で生
成する装置、あるいは殺菌性の錠剤、粉末等の水溶液を
タンクの中に貯留したものでもよい。また、洗浄水は洗
浄水(水道水)のままでもよいが、両者共通常は常温で
使用されている。周知のように、洗浄水は常温よりやや
高い温度の方が、汚染に対する洗浄効果があることが知
られており、さらに、60℃では大半の細菌が死滅する
ことが知られている。また、殺菌水等も薬液成分が変化
しない範囲内の加熱温度においては殺菌効果が高まるこ
とが知られている。そして、歯科の患者にとって口腔内
の注液は冷液より体温に近い微温であることが望まし
い。したがって、本発明では、殺菌水・洗浄水供給部1
に殺菌水用加熱器30及び洗浄水用加熱器32を設け
(図1)、殺菌水・洗浄水供給部操作盤46の常温用操
作スイッチ31d及び、加熱用操作スイッチ31a(図
2)によって、切り替え制御並びに温度表示を行うよう
にしている。
合、加熱用操作スイッチ31aのスイッチを押すと(図
2)、殺菌水加熱器用開閉スイッチ31b及び洗浄水加
熱器用開閉スイッチ31cはONになり、前記殺菌水用
加熱器30、洗浄水用加熱器32が加熱され近接してい
る殺菌水及び洗浄水も加熱される。そして、その温度は
加熱器制御部36によって設定温度にコントロールさ
れ、加熱温度表示メータ37に表示される(図1)。常
温で使用する場合は、常温用操作スイッチ31dを押す
と(図2)、前記殺菌水加熱器用開閉スイッチ31b及
び洗浄水加熱器用開閉スイッチ31cはOFFになり常
温になる(図1)。なお、温度の設定・表示は常温・加
熱の両方を表示、あるいは殺菌水・洗浄水の温度を別々
に設定、表示してもよい(図2)。上記のように温度の
設定、制御は選択することができるため、例えば診療時
には微温とし、診療終了後の殺菌・洗浄には高温に設定
すれば、効率よく作業を進めることができる。
置全体の系統図である。図において15はスピットン、
16はインスツルメント収納台、17はインスツルメン
トON,OFFスイッチ、18はインスツルメントのヘ
ッド部、19〜21は電磁バルブ駆動コイル、22〜2
6は個別用電磁バルブ駆動コイル、27は電磁バルブ駆
動コイル用DC電源、31は常温・加熱用操作スイッチ
駆動コイル、33は洗浄水加熱用容器、34はACライ
ンをそれぞれ示す。
は、図1〜図3によって前述したが、本図4によって詳
細を補足説明する。殺菌水・洗浄水供給部1は殺菌水・
洗浄水供給操作盤46を含むが(図1、図2)、本系統
図では番号によって当該切り替えスイッチ等を表示して
いる。 、前記殺菌水・洗浄水供給操作盤において殺菌水を一
斉に供給する場合は、一斉用操作スイッチ20cを押す
と(図2)、電磁バルブ駆動コイル19及び電磁バルブ
駆動コイル20が作動して、洗浄水開閉バルブ19a及
び殺菌水開閉バルブ19bが閉となると共に、一斉用の
洗浄水開閉バルブ20a及び殺菌水開閉バルブ20bが
開となって、スタンバイの状態になる。この状態で一斉
用殺菌操作スイッチ21cを押すと(図2)、電磁バル
ブ駆動コイル21が作動して、洗浄水開閉バルブ21a
が閉となり、殺菌水開閉バルブ21bが開となって、殺
菌水配管10bを通って前記シンク部41並びにチェア
ユニット部42〜45に殺菌水が供給される。
おいて洗浄水を一斉に供給する場合は、上記と同様な状
態で、一斉用洗浄水操作スイッチ21d(一斉用洗浄水
操作スイッチ21cと機械的に連動のリセットスイッ
チ)を押すと(図2)、前記一斉用殺菌操作スイッチ2
1cの接点はOFFとなるため電磁バルブ駆動コイル2
1は作動が解除され、洗浄水開閉バルブ21aが開とな
り、殺菌水開閉バルブ21bが閉となって、洗浄水配管
8bを通って前記シンク部41並びにチェアユニット部
42〜45に洗浄水が供給される。
ニット部で個別に、殺菌・洗浄を選択し実施する場合に
は、殺菌水・洗浄水供給部操作盤46において、個別用
操作スイッチ19c(一斉用操作スイッチ20cと機械
的に連動のリセットスイッチ)を押すと、前記一斉用操
作スイッチ20cの接点はOFFとなるため、電磁バル
ブ駆動コイル20は作動が解除され、洗浄水開閉バルブ
21a及び殺菌水開閉バルブ21bが閉となって一斉供
給の水路は停止されると共に、電磁バルブ駆動コイル1
9も作動が解除され、洗浄水開閉バルブ19a及び殺菌
水開閉バルブ19bが開となり、洗浄水配管8b及び殺
菌水配管10bを通って供給される。そして、前記前記
シンク部41並びにチェアユニット部42〜45には、
個別にチェアユニット及びシンク用操作盤47が配設さ
れているので、個別用殺菌操作スイッチ22c〜26c
あるいは個別用洗浄操作スイッチ22d〜26dの切り
替えによって、個別に殺菌・洗浄を行うことができる。 、上記において、例えば、チェアユニット部42にお
いて、前記個別チェアユニット及びシンク用操作盤47
の個別用殺菌操作スイッチ23cを押すと(図3)、個
別殺菌水開閉バルブ23bが開き、連動する個別洗浄水
開閉バルブ23aが閉じて、殺菌水のみが供給される。
また、個別用洗浄水操作スイッチ23dを押すと(図
3)、個別洗浄水開閉バルブ23aが開き、連動する個
別殺菌水開閉バルブ23bが閉じて、洗浄水のみが供給
される。以下、同様にして前記シンク部41並びにチェ
アユニット部43〜45における各殺菌・洗浄用操作盤
47の選択に応じてに洗浄水が供給される。
部の排出について説明する。例えば、チェアユニット部
42において、前記殺菌水が供給されているとすると、
その殺菌水は図4に示すように、チェアユニット2のス
ピットン15の水回路と、各種インスツルメント16に
おいては、インスツルメントON,0FFスイッチ17
をONすることにより、インスツルメントのヘッド部1
8を通って前記スピットン15部に排出されるものとす
ると、殺菌水は排出流路14から排出管路13に排出さ
れそこから外部に排出される。また、前記に洗浄水が供
給されているとすると、同様にチェアユニット2のスピ
ットン15の水回路と、各種インスツルメント16にお
いては、インスツルメントON,0FFスイッチ17を
ONすることにより、インスツルメントのヘッド部18
を通って前記スピットン15部に排出されるものとする
と、洗浄水は排出流路14から排出管路13に排出され
そこから外部に排出される。シンク6においても同様に
排出される殺菌水あるいは洗浄水は、排出流路14から
排出管路13に排出されそこから外部に排出される。
同じであるが、一斉の場合は、排水管路13には、殺菌
水あるいは洗浄水のいずれか片方が排出され、個別供給
の場合は複数台における選択によって、殺菌水及び洗浄
水が混合して排出管路13に排出されそこから外部に排
出される。
れば下記に示す優れた効果を発揮する。 1、本発明の請求項1の発明によれば、複数のチェアユ
ニットのインスツルメントの水回路並びに複数のシンク
の水回路の基管に連結された殺菌水供給部並びに洗浄水
供給部と、前記ユニット及びシンクにおいて使用後の洗
浄水又は殺菌水を排出する排出管路とを備えてなるた
め、前記水路の殺菌を行った後、洗浄してその腐食、劣
化を防止することができ、また、一台の殺菌水供給部と
洗浄水供給部によって、複数台のシンク並びに複数台の
チェアユニットのインスツルメントの殺菌・洗浄を実施
できるため、作業管理の簡易化と効率化を図ることがで
きる。
は常温の他、調整加熱して洗浄水あるいは殺菌水を供給
できるため、洗浄水においては、患者用の微温湯から洗
浄効率のよい中高温、さらに殺菌効果をもつ高温まで広
範囲に温度設定し使用することができる。また、殺菌水
においても薬液成分が変化しない範囲の温度まで加熱設
定でき殺菌効果を高めることができる。 3、請求項の3の発明によれば、殺菌水供給部並びに洗
浄水供給部の操作盤において、複数のチェアユニットの
インスツルメントの水回路並びに、複数のシンクの水回
路を一斉に殺菌又は洗浄を実施する切り替え操作スイッ
チを備えてなるため、一斉の選択により、一台の洗浄水
供給部と殺菌水供給部によって、複数台のシンク並びに
複数台のチェアユニットのインスツルメントの殺菌・洗
浄を同時に実施できるため、作業管理のを効率化を図る
ことができる。 4、請求項4の発明によれば、殺菌水供給部並びに洗浄
水供給部の操作盤において、複数のチェアユニットのイ
ンスツルメントの水回路並びに複数のシンクの水回路
が、個別に殺菌又は洗浄を実施できる切り替え操作スイ
ッチを備えてなるため、一台の洗浄水供給部と殺菌水供
給部によって、複数台のシンク並びに複数台のチェアユ
ニットのインスツルメントの殺菌・洗浄作業を個別に実
施することができる。 5、請求項5の発明によれば、殺菌水供給部並びに洗浄
水供給部の操作盤において、複数のチェアユニットのイ
ンスツルメントの水回路並びに複数のシンクの水回路
を、常温あるいは加熱するための切り替え操作スイッチ
を備えてなるため、作業時の状況に応じて常温又は加熱
に切り替え、殺菌・洗浄水をそれぞれ単独に、あるいは
組み合わせて効率よく管理使用することができる。 6、請求項6の発明によれば、複数のチェアユニットの
インスツルメントの水回路並びに複数のシンクの水回路
が各々、個別操作盤を備え、殺菌又は洗浄を実施する切
り替え操作スイッチを備えてなるため、個別操作盤の選
択により、複数台のシンク並びに複数台のチェアユニッ
トのインスツルメントにおいて、各が個別に水路の殺菌
・洗浄作業を行うことができ、かつ、治療あるいは終了
時間に関係なく実施できるため作業に自由度をもたせる
ことができる。
本系統図。
図。
図。
ユニット 6:シンク 7:洗浄水 8a:洗浄水基管 8b:洗浄水配
管 9:殺菌水生成器 10a:殺菌水
基管 10b:殺菌水配管 13:排出管路 14:排出流路 15:スピット
ン 16:インスツルメント収納台 17:インスツルメントON,OFFスイッチ 18:インスツルメントのヘッド部 19〜21:電磁バルブ駆動コイル 19a:洗浄水開閉バルブ 19b:殺菌水開閉バルブ 19cは個別用操作スイッチ 20a、21a:洗浄水開閉バルブ 20b、21b:殺菌水開閉バルブ 20c:一斉用操作スイッチ 21c:一斉用殺菌操作スイッチ 21d:一斉用洗浄操作スイッチ 22〜26:個別用電磁バルブ駆動コイル 22c〜26c:個別用殺菌操作スイッチ 22d〜26d:個別用洗浄水操作スイッチ 27:電磁バルブ駆動コイル用DC電源 31:常温・加熱用操作スイッチ駆動コイル 31a:加熱用操作スイッチ 31b:殺菌水
加熱器用開閉スイッチ 31c:洗浄水加熱器用開閉スイッチ 31d:常温用
操作スイッチ 32:洗浄水用加熱器 33:洗浄水加
熱容器 34:ACライン 35:AC電源 36:加熱器制御部 37:加熱温度
表示メータ 38:常温表示メータ 41:シンク部 42〜45:チェアユニット部 46:殺菌水・洗浄水供給部操作盤 47:個別チェアユニット及びシンク用操作盤
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の歯科用チェアユニットのインスツ
ルメントの水回路並びに複数のシンクの水回路の基管に
連結された殺菌水供給部及び洗浄水供給部部と、前記殺
菌水供給部及び洗浄水供給部の切り替え選択回路と、複
数のチェアユニットのインスツルメントの水回路並びに
複数のシンクの水回路において使用した後の殺菌水又は
洗浄水を排出する排出管路とを備えてなることを特徴と
する歯科用殺菌・洗浄管理装置。 - 【請求項2】 殺菌水供給部及び洗浄水供給部における
殺菌水及び洗浄水を常温あるいは加熱して供給する回路
を、備えてなることを特徴とする請求項1に記載の歯科
用殺菌・洗浄管理装置。 - 【請求項3】 殺菌水供給部及び洗浄水供給部の切り替
えその他の操作をするための操作盤を備え、同操作盤に
は複数のチェアユニットのインスツルメントの水回路並
びに、複数のシンクの水回路を一斉に殺菌又は洗浄を実
施する切り替え操作スイッチを備えてなることを特徴と
する請求項1又は2に記載の歯科用殺菌・洗浄管理装
置。 - 【請求項4】 上記操作盤は、複数のチェアユニットの
インスツルメントの水回路並びに複数のシンクの水回路
を個別に殺菌又は洗浄を実施する切り替え操作スイッチ
を備えてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
1項に記載の歯科用殺菌・洗浄管理装置。 - 【請求項5】 上記操作盤は、複数のチェアユニットの
インスツルメントの水回路並びに複数のシンクの水回路
を、常温あるいは加熱するための切り替え操作スイッチ
を備えてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
1項に記載の歯科用殺菌・洗浄管理装置。 - 【請求項6】 複数のチェアユニットのインスツルメン
トの水回路並びに複数のシンクの水回路に各々個別操作
盤を備え、該操作盤が殺菌又は洗浄を実施する切り替え
操作スイッチを備えてなることを特徴とする請求項1〜
5のいずれか1項に記載の歯科用殺菌・洗浄管理装置。
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---|---|---|---|
JP24596198A JP4314652B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 歯科用殺菌・洗浄管理装置 |
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JP24596198A JP4314652B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 歯科用殺菌・洗浄管理装置 |
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JP2000070291A true JP2000070291A (ja) | 2000-03-07 |
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WO2019230952A1 (ja) * | 2018-06-01 | 2019-12-05 | 国立大学法人東北大学 | 歯科用ユニットの給水配管内の水を殺菌するための装置及び方法 |
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