JP2000069455A - 遠隔監視装置 - Google Patents

遠隔監視装置

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JP2000069455A
JP2000069455A JP10231766A JP23176698A JP2000069455A JP 2000069455 A JP2000069455 A JP 2000069455A JP 10231766 A JP10231766 A JP 10231766A JP 23176698 A JP23176698 A JP 23176698A JP 2000069455 A JP2000069455 A JP 2000069455A
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JP10231766A
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Toshikazu Kawamura
村 敏 和 川
Shigeharu Kaneda
田 重 治 金
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数台のカメラを用いた遠隔監視装置におい
て、異常発生時にオペレータが個々のカメラの選択操作
を行うことなく、必要な箇所の機器の画像を選択的に高
画質かつ種々の角度から監視することができるようにす
ること。 【解決手段】 本発明は遠隔監視装置に関する。この遠
隔監視装置は、監視エリア内に設置された複数台の監視
カメラ4に対応して設けられ、監視カメラの撮影画像を
取り込んで圧縮して送信する複数の画像入力装置1と、
画像入力装置1からネットワーク6を介して送られてき
た圧縮画像を受信し伸張して監視画面5dに画像を出力
する複数の画像出力装置2と、複数の画像入力装置1お
よび複数の画像出力装置2の対応を管理し画像入力装置
1、画像出力装置2および上位監視装置にネットワーク
6を介して情報を配信する画像制御装置3とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の監視カメ
ラによって遠隔地の監視を行う遠隔監視装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】発電所や変電所施設内の侵入者や外見的
異常の監視、あるいは遊技場やスーパーマーケットの店
内監視など、多くの場所で監視カメラを用いた遠隔監視
装置が用いられている。技術の進歩により、カメラ、動
画像コーデック、ネットワーク通信等の性能向上および
コスト低下が進むことにより、監視カメラを用いた監視
装置のニーズは今後さらに増加するものと予想される。
遠隔監視カメラで機器の異常や侵入者の監視を行うシス
テムにおいては、カメラを敷地内に密に配置することに
より、多様な角度からの監視、死角の少ない監視が可能
になると考えられる。
【0003】従来の遠隔監視装置の機器配置に関する一
構成例を図14に示し、その概略について説明する。監
視所に設置された監視装置5と被監視現場との間をネッ
トワーク6によって連結し、現場の現場機器の状態を複
数台の監視カメラ4a,4b,…,4nによって監視す
ると共に、種々の異常検知用センサー7a,…,7nに
よって機器の異常状態を検知し、撮影された動画像信号
およびセンサー出力はネットワーク6を介して監視装置
5に送出する。監視カメラ4a〜4nは監視装置5から
の制御信号によって制御される。監視装置5には個々の
監視カメラに対応する個別監視画面を有する監視画面5
dが設けられており、現場の通常状態もしくは異常状態
が適宜表示される。
【0004】従来装置では、特定の監視カメラの撮影方
向や角度を変えたい場合、オペレータが監視カメラを図
示していないリモートコントローラで選択して切り替え
ている。しかし、監視カメラの台数が数十台を超えるよ
うな大規模なものになると、オペレータが所望の監視カ
メラを正確に選択することが難しくなる。例えば、異常
発生時に異常発生箇所の画像が最も鮮明に得られるよう
に、最適なカメラを迅速に選択することはカメラ台数が
増えるに従って難しくなる。さらに異常箇所に最も近
く、かつ最も画質の良い監視カメラを選択する、といっ
たように、カメラ選択に制約条件が加わると選択操作は
さらに困難になる。そこで、状況に応じて多数の監視カ
メラの中から最適なものを選択する手段の設置に対する
要求が生じてくる。また監視所のオペレータが多数の個
別監視画面を注視して異常発生や侵入者の有無を監視す
るのは肉体的および精神的な負担が大きく、それを軽減
することは不可欠である。
【0005】従来の遠隔監視装置では静止画によるもの
が中心であったが、動画像コーデックの低価格化に伴っ
て、圧縮・ディジタル化した動画像を、LAN等のネッ
トワークを介して伝送する方式が増えてきている。動画
像コーデックはテレビ映像信号をディジタル化し、動画
像圧縮方式により画像データを圧縮して受信側に伝送
し、受信側で逆に伸張して画像を復元するもので、JP
EGとか、H.261,MPEG1,MPEG2,MP
EG4等の各種の方式(規格)がよく知られている。
【0006】一般に高画質コーデックではデータ量が大
きい。しかし、遠隔監視装置で用いるネットワークの容
量は限られており、同時に送信・表示することができる
画像数は伝送容量で制限される。そのため、動画像を伝
送する場合には画質や使用カメラ台数を細かく調整する
必要がある。しかしながら、監視用途の場合、常に高画
質が求められる放送や映画とは異なり、通常時は低画質
でよく、異常発生時など特定の時にのみ必要な箇所の高
画質映像が保証されていればよい、というケースが多
い。このような要求を満たす限り、ネットワーク資源を
効率的に使用することができる。
【0007】動画像コーデックには上述したように種々
の方式がある。JPEGはカラーFAX(カラーファク
シミリ)や電子カメラなどのカラー静止画像に用いられ
ている。H.261は低速動画通信用であって、テレビ
電話やテレビ会議などに用いられている。MPEG1は
ゲームやビデオCDで用いられている。MPEG2はD
VDやディジタル放送などの高画質画像に用いられてい
る。さらにMPEG4は移動体通信などによる超低ビッ
ト・レートでの画像伝送を特徴として標準化が進められ
ている。上記のほかにも、既存技術の改良として、Moti
onJPEGなども一部に用いられている。
【0008】このように動画像コーデックには用途に応
じた種々の方式があり、それぞれ一長一短がある。その
ため動画像コーデック技術を遠隔監視装置に適用する場
合、既存の多様なハードウェアやソフトウェア資産に対
応することができると共に、新しいハードウェアやソフ
トウェア開発の容易なシステム構成とすることが必要で
ある。
【0009】他方、市場には種々の型のカメラと動画像
コーデック装置があり、それらを制御するインタフェー
ス(電気的信号、制御コード、あるいはパラメータおよ
びそれらの操作手順)はまちまちである。しかも一般に
は被監視所内のカメラと動画像コーデックが同一機種・
同一型のもので統一されているとは限らない。従って種
々のカメラと動画像コーデックの混在を許容した上で、
遠隔制御側からは単一のインタフェースで操作すること
ができるようにすることが必要である。
【0010】さらにコンピュータを用いる遠隔監視装置
においては、コンピュータの監視画面上でマウスやキー
ボード等によって監視カメラを選択し、マウスやキーボ
ード等からカメラの撮影方向や回転角度を制御できる必
要がある。また動画像コーデックを遠隔操作することに
より、画質(圧縮率やフレーム速度など)を制御できる
のが望ましい。あるいはコンピュータ・システムが自動
的に判断してカメラ選択とその方向や角度調整、さらに
は動画像コーデックの制御を行うことができる必要があ
る。
【0011】従来装置では、多数台のカメラを用いて遠
隔監視装置を構築する場合、データベースに各監視カメ
ラの仕様や配置、動画像コーデックの種類と機能などの
情報をすべて登録しておき、オペレータや監視装置が最
適な監視カメラを選んで映像の入力制御を行う。しかし
ながら、この方式ではカメラや動画像コーデックを監視
装置またはオペレータが逐一制御する必要があり、多数
台カメラの制御には適していない。これを適したものと
するためには事前にデータベースヘの詳細な情報登録が
必要で、設備の配置や仕様の頻繁な変更に対応するのが
困難であり、さらにカメラ台数の増加に伴いシステム全
体としての画質の最適化が難しくなる、といった不都合
がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情を考
慮してなされたもので、多数台のカメラを用いた遠隔監
視装置において、異常発生時にオペレータが個々のカメ
ラの選択操作を行うことなく、必要な箇所の機器の画像
を高画質で、かつ種々の角度から監視することができ
る、拡張性と柔軟性に優れた遠隔監視装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に係る発明の遠隔監視装置は、監視エリア内
に設置された複数台の監視カメラと、これらの監視カメ
ラからの撮影画像信号を取り込んで圧縮する画像圧縮手
段およびこの画像圧縮手段によって得られた圧縮画像信
号を送信する通信手段を有する画像入力装置と、画像入
力装置からネットワークを介して送られてきた圧縮画像
信号を受信する通信手段、およびこの通信手段によって
受信された圧縮画像信号を伸張する画像伸張手段を有す
る画像出力装置と、ネットワークに接続され、画像入力
装置および画像出力装置の対応を管理すると共に、上位
監視装置に情報を配信し、画像入力装置および画像出力
装置を制御する画像制御装置とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0014】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
遠隔監視装置において、画像入力装置、画像出力装置お
よび画像制御装置は、それぞれ、自律制御手段、メッセ
ージ解釈実行手段およびメッセージ作成手段を有し、自
律制御手段を介して互いに自律的に情報交換を行うこと
を特徴とすることを特徴とするものである。
【0015】請求項3に係る発明は、請求項1または2
に記載の遠隔監視装置において、画像入力装置は少なく
ともセンサー出力および監視カメラからの画像情報に基
づいて監視対象の異常事象を検出する異常検出手段を有
し、この異常検出手段により監視対象の異常事象が検出
されたとき、異常事象を検出した監視カメラの位置およ
び方向を含む撮影条件情報を画像制御装置を介して上位
監視装置に通知すると共に、異常事象を検出した画像入
力装置が画像送信の停止中であったときは送信を開始さ
せると共に送信画像の画質を高画質に切り替える切替手
段を備えていることを特徴とするものである。
【0016】請求項4に係る発明は、請求項3に記載の
遠隔監視装置において、画像制御装置は監視画像の緊急
性が低く送信の不要な監視カメラを選択し、その選択さ
れた監視カメラが接続されている画像入力装置を介して
その監視カメラの撮影画像の送信を停止し、あるいは送
信画像を低画質に切り替えることを特徴とするものであ
る。
【0017】請求項5に係る発明は、請求項3に記載の
遠隔監視装置において、画像制御装置は異常発生箇所の
近隣の画像入力装置を自動的に選択し、選択された画像
入力装置が画像送信停止中であったとき画像送信を開始
させることを特徴とするものである。
【0018】請求項6に係る発明は、請求項2に記載の
遠隔監視装置において、画像入力装置のメッセージ解釈
実行手段は命令変換テーブルおよび有効範囲テーブルを
備え、カメラ動作に関するメッセージを解釈し、命令変
換テーブルを用いてメッセージを各監視カメラ固有の制
御命令に変換すると共に、有効範囲テーブルを用いて監
視カメラに対する指示値を最適値に変更することを特徴
とするものである。
【0019】請求項7に係る発明は、請求項2に記載の
遠隔監視装置において、画像入力装置のメッセージ解釈
実行手段は命令変換テーブルおよび有効範囲テーブルを
備え、画像入力装置のメッセージ解釈実行手段は動画像
コーデックの制御に関するメッセージを解釈し、命令変
換テーブルを用いて各動画像コーデック固有の制御命令
に変換すると共に、有効範囲テーブルを用いて監視カメ
ラに対する指示値を最適値に変更することを特徴とすこ
とを特徴とするものである。
【0020】請求項8に係る発明は、請求項2に記載の
遠隔監視装置において、画像入力装置のメッセージ解釈
実行手段は命令変換テーブルおよび有効範囲テーブルを
備え、画像入力装置のメッセージ解釈実行手段は動画像
の蓄積制御に関するメッセージを解釈し、有効範囲テー
ブルを用いて監視カメラに対する指示値を最適値に変更
することを特徴とするものである。
【0021】請求項9に係る発明は、請求項2に記載の
遠隔監視装置において、画像入力装置のメッセージ解釈
実行手段は命令変換テーブルを備え、画像入力装置は映
像の伝送制御に関するメッセージを解釈し、命令変換テ
ーブルを用いてメッセージを各通信手段の制御命令に変
換することを特徴とするものである。
【0022】請求項10に係る発明は、請求項4に記載
の遠隔監視装置において、画像入力装置は動画像コーデ
ックの画質制御を、画面のサイズに係る画素数、画質に
係る圧縮率、および見易さに係る少なくともコントラス
トを組み合わせて行う切替手段を備えていることを特徴
とするものである。
【0023】請求項11に係る発明は、請求項1に記載
の遠隔監視装置において、画像入力装置は監視カメラか
ら入力された圧縮前の生動画像をリアルタイムで蓄積す
る映像蓄積手段を備え、過去の高画質映像の送信要求が
あったとき、映像蓄積手段からその高画質画像を取り出
し、要求された画質に対応し圧縮して送信することを特
徴とするものである。
【0024】請求項12に係る発明は、請求項1に記載
の遠隔監視装置において、画像入力装置は自身の設置位
置を基準座標系からのオフセット位置として設定し記憶
する記憶手段を備え、接続されている監視カメラが目標
対象物を撮影可能か否かを判断し、撮影に最適なカメラ
角度および距離を含むカメラ条件を自動的に計算しそれ
が実現されるように監視カメラを制御する手段を備えて
いることを特徴とするものである。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照して説明する。 (請求項1,2に係る発明の実施の形態)請求項1,2
に係る発明の遠隔監視装置の全体構成を図2に示す。図
1は図2の遠隔監視装置に対応する機能ブロック図を示
すものである。図2に示す遠隔監視装置は、被監視側に
複数台(n台)の監視カメラ4a,4b,…,4nを備
えており、それぞれ固有の画像入力装置1a,1b,
…,1nを介してネットワーク6に接続されている。監
視所側には、監視画面5dを有する監視装置5のほか
に、画像出力装置2および画像制御装置3が、ネットワ
ーク6に接続された形で設けられている。画像出力装置
2は、実際は各画像入力装置1a,1b,…,1nに対
応してn組の画像出力装置2a,2b,…,2nが設け
られており、符号2はそれらの総称である。同様に、画
像入力装置1a,1b,…,1nを画像入力装置1と総
称することにする。画像出力装置2の出力は監視装置5
に送出される。ネットワーク6はイーサネット(LAN
の伝送路やデータの伝送方法などに関する規格によるネ
ットワーク)として構成されているものとする。
【0026】図1に示すように、画像入力装置1a,1
b,…,1nはそれぞれ画像圧縮手段11、自律制御手
段12、メッセージ作成手段13、メッセージ解釈実行
手段14、および通信手段15を備えている。なお、自
律制御手段12は登録情報表17を持っている。画像出
力装置2a,2b,…,2nはそれぞれ通信手段21、
メッセージ解釈実行手段22、メッセージ作成手段2
3、自律制御手段24、および画像伸長手段25を備え
ている。画像制御装置3は通信手段31、メッセージ解
釈実行手段32、メッセージ作成手段33、および自律
制御手段34を備えている。
【0027】インテリジェントなユーザインタフェース
を提供する技術として、「エージェント」という概念が
ある。エージェントは少なくとも下記の性質を備えたも
のとされている。 ・自律性(Autonomy) :問題解決機構を持ち、自律
的に動作すること。 ・社会性(Social Ability):エージェントどうし、ま
たはエージェントと人間の間でコミュニケーションをす
ることができること。 ・反応性(Reactivity) :外部環境を認識し、種々
の変化に適切に応答すること。 ・自発性(Pro-activeness):ある目標を目指して自発
的に行動できること。 エージェントにはいくつかの種類があるが、ここで説明
する実施の形態では反応型エージェントを用い、マルチ
エージェントによる問題解決の枠組としてタスク共有型
(ゴール駆動、契約ネットプロトコルによる協調)を用
いる。
【0028】このエージェント機能は、画像入力装置1
の自律制御手段12、画像出力装置2の自律制御手段2
4、さらには画像制御装置3の自律制御手段34として
実装されている。この実施の形態では、画像入力装置1
の自律制御手段12をカメラ ・エージェント、画像制御装置3の自律制御手段34を
ディレクタ・エージェント、画像出力装置2の自律制御
手段24をデコーダ・エージェントと呼ぶ。 ・カメラ・エージェント (n台) ・ディレクタ・エージェント(1台:エリアで1台) ・デコード・エージェント(m台:同時表示画面数m<
n) この実施の形態による遠隔監視装置は次の3つの機能モ
ードを備えており、メッセージの内容に従い、個々のエ
ージェントがこれらのモードを切り替えながら動作す
る。 (a)遠隔制御モード…オペレータや監視装置の詳細な
指示に従って個々のカメラの向きや画質などを制御す
る。 (b)自律制御モード…画像入力装置1が異常を検出し
てカメラの向きや画質を自動的に調整する。同時に異常
検出の通知を行う。 (c)協調制御モード…オペレータや監視装置の依頼を
受けて、システム全体で画面や画質の最適化を行う。
【0029】図1,2の遠隔監視装置の動作の概念を図
3に示す。画像入力装置1(カメラ・エージェント)は
画像圧縮手段11により動画像の入力および圧縮の処理
を行うとともに、通信手段15により送信に関する処理
を行う。画像入力装置1は動画像データを、ネットワー
ク6を介して画像出力装置2に送出し、同様にメッセー
ジ作成手段13によって作成したメッセージを画像制御
装置3に送出する。
【0030】画像出力装置2(デコード・エージェン
ト)は通信手段21によって受信した動画像を、画像伸
張手段25を用いて伸張し、伸張した画像を監視装置5
に送出し、監視画面5dに動画像を表示させる。監視画
面5dへの表示位置や表示サイズなどの制御は監視装置
5が行う。画像出力装置2はハードウェアで実装するこ
ともできるし、ソフトウェアで実装することもできる。
例えば一般的には、MPEG2のような高画質動画像コ
ーデックに関してはハードウェアで、MPEG4のよう
な低/中画質動画像コーデックに関してはソフトウェア
で実装する。ソフトウェアで実装する場合には、1台の
コンピュータで複数の画像伸張手段をタスクとして同時
に動作させることができる。
【0031】画像制御装置3(ディレクタ・エージェン
ト)は各装置(エージェント)間、および上位監視装置
とメッセージによる交渉を行い、状況に応じて画像の入
力、送受信、および表示が最適化されるように、画像入
力装置1および画像出力装置2に指示を与える。なお画
像制御装置3は動画像データを受け取ることはない。ま
た画像制御装置3は図4に示すように画像出力装置状態
テーブル35、および画像入力装置状態テーブル36を
内部テーブルとして持っている。画像出力装置状態テー
ブル35はネットワーク6に接続され登録済みの画像出
力装置2の総数と状態、および画像入力装置1と画像出
力装置2との対応関係を管理する。画像入力装置状態テ
ーブル36も同様にネットワーク6に接続され登録済み
の画像入力装置1の総数と状態を管理する。画像出力装
置状態テーブル35はそのほかに、ネットワーク6に代
表される通信路のその都度の通信許容データ量37、画
像出力装置数38、および画像入力装置数39を管理す
る。
【0032】(請求項1と2の作用)画像出力装置の台
数は監視装置の仕様によって異なるが、一般的には監視
カメラの台数よりは少ない。そこで画像制御装置3は、
自律制御手段34により画像入力装置1をどの画像出力
装置2にマッピングするか対応関係を管理する。
【0033】ネットワークを介した通信は、画像入力装
置1どうしの間、画像入力装置1と画像出力装置2の
間、画像入力装置1と画像制御装置3の間で行う。それ
ぞれがメッセージによる指示や回答、状態通知等のコミ
ュニケーションを行い、カメラ角度や画質、映像送信の
開始。停止等の制御を行う。
【0034】画像入力装置1(カメラ・エージェン
ト)、画像出力装置2(デコード・エージェント)、お
よび画像制御装置3(ディレクタ・エージェント)で取
り扱われるメッセージの構文例を図5に示す。from 文
は発信者、to 文は宛先を表す。識別子「ID」にはディ
レクタ・エージェントを示す「director」やカメラ・エ
ージェントを示す「camera」に装置番号を#の後に付し
て「director#1」や「camera#1」のような装置識別名を
用いる。例えば、「director#1」は画像制御装置の1
番、「camera#1」は画像入力装置の1番を意味してい
る。すべての画像入力装置に送信する場合は「camera#a
ll」のように指定する。subject にはメッセージ種類を
記述する。例えば、 ・登録 :Registration ・遠隔制御:Remote-control ・協調制御:Cooperative-control ・自律制御:Autonomous-control のような種類がある。
【0035】この実施の形態では、メッセージと動画像
データの送受信をネットワーク6とTCP/IPによる
通信を用いて実装する。監視カメラ4を設置する際に
は、対をなす監視カメラ4と画像入力装置1をネットワ
ーク6に接続する。画像入力装置1は装置の電源投入ま
たはソフトウェアリセットにより自律制御手段12が初
期化処理を開始する。
【0036】初期化処理では、まず対応する監視カメラ
4に関して図6に示すファイル18を読み込み、その内
容を登録情報表17に記録する。次いで画像入力装置1
は登録要求メッセージを画像制御装置「director#1」に
送信する。ここで説明する実施の形態では、識別名「di
rector#1」は登録情報表17に定義されており、IPア
ドレスとポート番号はすべての画像入力装置1が知って
いる。そのため「director#1」への登録メッセージは通
信手段15が正しく画像制御装置3に送信する。また画
像入力装置1の識別名も予め登録情報表17に記述され
ている。メッセージ作成手段13は登録情報表17から
識別名を得て次に例示するようなメッセージを作成す
る。このメッセージ中、message〜end の部分に要求命
令を「request」として記述する。 例)画像入力装置1から画像制御装置3への登録要求メ
ッセージ: がそれである。
【0037】画像制御装置3は、このメッセージを受け
取るとメッセージ解釈実行手段32によりメッセージを
解釈し、図4に示す内部テーブルを作成する。このテー
ブルにより画像制御装置3はネットワーク6に接続され
ている画像入力装置1の総数、およびそれぞれの識別名
と対応する通信情報を知る。また画像出力装置2につい
ても同様の手順で図4に示す内部テーブルを作成する。
【0038】このような仕組とすることにより、監視カ
メラ4の設置や移設を監視装置のソフトウェアを修正す
ることなく容易に行うことができる。また動画像データ
は画像出力装置2が扱い、メッセージは画像制御装置3
が扱うというように、装置で役割を分担することによ
り、通信データの集中による処理遅れを防止することが
できる。
【0039】また画像制御装置3はオペレータから例え
ば監視カメラ1を左に50度パンさせるという指示を受
けると、図4の内部テーブルを参照して監視カメラ1に
対応する画像入力装置1を探し、下記のメッセージ、 例)画像制御装置3から画像入力装置1への遠隔制御メ
ッセージ: を送信する。
【0040】画像入力装置1は上記メッセージを受信す
ると、メッセージ解釈実行手段14によりメッセージ内
容を解釈し、遠隔制御モードに入る。そして、カメラを
左に50度パンさせる。この処理の詳細は他の実施の形
態の項で説明する。
【0041】このように監視カメラ4や動画像コーデッ
ク等に依存しないメッセージによる制御方式とすること
により、既存の多様なハードウェア資源やソフトウェア
資産を継承することができる。また新しい技術や機種と
の混在も可能になる。
【0042】(請求項3〜5に係る発明の実施の形態)
請求項3〜5に係る発明の実施の形態の要部を図7に示
す。ここに示す画像入力装置1は画像圧縮手段11、自
律制御手段12、メッセージ作成手段13、メッセージ
解釈実行手段14、および通信手段15のほかに、画像
蓄積手段16、異常検知手段111、画像圧縮制御手段
112、および駆動部制御手段113を備えている。な
お、メッセージ解釈実行手段14は有効範囲テーブル1
8および命令変換テーブル19を持っている。監視カメ
ラ4は本来のカメラ部41とこれを駆動するカメラ駆動
部42を持っている。
【0043】図7の装置の作用について図8に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。ある画像入力装置1の
異常検知手段111が現場機器の異常を検出する(A0
1)と、画像入力装置1の自律制御手段12は自律制御
モードに移行して、メッセージ作成手段13が異常検知
メッセージを作成し、それをネットワーク6を介して画
像制御装置3に送る(A02)。その場合、異常検知手
段111は画像圧縮手段11による圧縮後のデータ量を
リアルタイムで検査し、急激なデータ量の変化を検出す
ることにより異常と判断する。監視カメラ4の向きを変
えるパンニングやズームミングによるデータ量の変化、
あるいは上位装置からの画質変更指示によるデータ量の
変化の場合は、自律制御手段12が異常検出をキャンセ
ルして異常と判定しないようにする。
【0044】次に自律制御手段12は自身の動作状態す
なわち画像送信中か否かをチェックする(A03)。画
像送信中でなければ、メッセージ作成手段13により画
像送信許可要求メッセージを作成して画像制御装置3に
送り、画像送信許可を求める(A04)。画像制御装置
3から許可メッセージを受信(A05)すると、標準画
質で許可メッセージに指定された画像出力装置2へ圧縮
した動画像の送信を開始する(A06)。
【0045】ステップA03で画像を送信している状態
ならば、自律制御手段12は画質をさらに上げられるか
否かを調べる(A07)。自身の画像圧縮手段11の画
質を上げることが可能ならば、画質向上後の予想データ
量を含む画質向上許可メッセージを作成して画像制御装
置3に送り、画質向上許可を求める(A08)。画像制
御装置3から許可メッセージを受信(A09)すると、
画質を上げて、現在接続している画像出力装置2へ圧縮
した動画像の送信を開始する(A10)。
【0046】画像入力装置1は画像制御装置3から誤検
出メッセージあるいは事故復旧メッセージを受け取る
と、自律制御モードから協調制御モードに移行する。
【0047】画像制御装置3側では画像入力装置1から
画像送信許可要求メッセージを受ける(A04対応)
と、自律制御手段34が図4に示す画像出力装置状態テ
ーブル35を参照して画像出力装置2の空き状態を調べ
る。もし空き(使用状況:0)があれば、その画像出力
装置2のアドレスを含む許可メッセージを画像入力装置
1に返す。そして図4の画像出力装置のレコードを更新
する。
【0048】画像制御装置3は画像入力装置1から画質
向上許可要求メッセージを受ける(A08対応)と、図
4の画像出力装置状態テーブル35から現状のデータ量
を和を計算し、通信路許容データ量37と比較する。通
信路に余裕があれば、許可メッセージを画像入力装置1
に返す。
【0049】画像出力装置2の空きがない場合、画像入
力装置1は図4の画像入力装置状態テーブル36の優先
度値を参照して、最も優先度の低い画像入力装置を選択
し、その画像入力装置に画像停止メッセージを送る。画
像入力装置1は画像停止メッセージを受信すると、画像
送信を停止し、承諾メッセージを返す。ただし画像送信
を中止している間も画像入力装置1は監視を継続する。
画像制御装置3は承諾メッセージを受け取ると、要求の
あった画像入力装置1に上記と同様の手順で許可メッセ
ージを返す。通信路に余裕がなかった場合は、同様にし
て最も優先度の低い画像入力装置に画質低下メッセージ
を送ることにより通信路の空きを確保する。
【0050】このようにして上位システムで異常を確認
した場合に、すでに画像入力装置1は画像送信または高
画質表示の準備が整っているため、即座に必要な映像を
監視画面に表示することができる。また高画質の表示に
おいても、伝送路の混雑による映像の劣化や停止を防止
することができるため、オペレータが異常の状況を正確
に把握することができる。
【0051】図9に示すように、画像制御装置3は画像
入力装置1の異常検知メッセージを受け取った場合、あ
るいは監視装置5から指定箇所の表示要求を受け取る
(B01)と、メッセージ作成手段33により画像仕様
と評価関数を画像送信募集メッセージとして作成し(B
02)、すべての画像入力装置1に送信する(B0
3)。画像制御装置3から画像入力装置1に送信する画
像送信募集メッセージの一例を下に示す。メッセージM
1は対象場所と監視カメラの距離を評価する式、メッセ
ージM2は要求する画像の品質(画質 fine 以上、サイ
ズは CIF 以上、フレームレートは毎秒15コマ以上)
を評価する式、メッセージM3はメッセージM1とメッ
セージM2の評価が要求を満たしていれば、その評価結
果を返すことを求めるメッセージである。
【0052】 例) from director#1 …発信者 to camera#all …送信先 subject Cooperative-control message task distance = location(100,200)- self …(M1) picture = (quality >= fine)+(size >= CIF)+(frameRate >= 15)… (M2) if (distance <= 50) and (picture >= 2) then reply distance , pic ture …(M3) end end 画像入力装置1は上記募集メッセージを受け取ると(B
11)、メッセージ節の評価式を実行する(B12)。
そして要求を満たす場合(B13)は、評価結果の値を
含む応募メッセージを作成して画像制御装置3に返す
(B14)。
【0053】画像制御装置3は、応募メッセージの内容
を調べる(B04)。複数の応募があった場合は、評価
結果のよい順に画像入力装置を選択し(B05)、画像
送信依頼メッセージを画像入力装置に送る(B06)。
応募した画像入力装置1は、画像送信依頼メッセージを
受け取ると(B15)、前述のメッセージで要求された
仕様に従って画像の送信を開始する(B16,B1
7)。
【0054】このようにして装置が対象位置に近い監視
カメラを自動的に選択するため、オペレータがカメラの
選択を行う必要がなくなる。また監視装置側でカメラ位
置を管理する必要がなく、装置構成が簡易かつ単純にな
る。異常を検知すると近隣のカメラが自動的に映像送信
の準備を整えるため、種々のカメラから異常箇所の状況
を監視することができる。オペレータが状況を迅速かつ
正確に理解することができる。
【0055】(請求項3と4と5の作用)画像入力装置
1は異常検知手段111により異常を検知すると、異常
通知メッセージを作成して画像制御装置3に通知する。
画像制御装置3はそのメッセージを上位監視装置5に転
送する。さらに画像入力装置1は自律制御手段12によ
り自己の内部状態を判断し、画像制御装置に対して画像
送信停止中なら送信開始許可を求める。あるいは画像送
信中で画質を切替えることが可能なら画質向上許可を求
める。画像制御装置はネットワーク上を流れる画像デー
タ総量から要求に対する許可の判断を行う。
【0056】画像制御装置3は、使用可能な画像出力装
置3の総数と使用状況のテーブル、および画像送信中の
各画像入力装置1のデータ送信状況のテーブルを持ち、
ネットワーク上を流れる監視画像の総データ量を監視す
る。画像入力装置が監視対象の異常を検知して、画像送
信開始、あるいは画質向上許可を問合わせてくると、異
常箇所と関係のない場所のカメラの画像送信の停止、あ
るいは画質を低画質への切り替えを指示する。
【0057】画像制御装置3は異常通知メッセージを受
け取ると、そのメッセージをもとに画像送信募集メッセ
ージを作成し、他の画像入力装置1に送信する。それぞ
れの画像入力装置1は、メッセージに含まれる仕様情報
をもとに、自身の監視カメラで撮影可能かを判断し、撮
影可能ならば撮影準備にはいる。
【0058】(請求項6〜9に係る発明の実施の形態)
請求項6〜9に係る発明の実施の形態について、図7お
よび図10,11を参照して説明する。なお、図10は
図7中の命令変換テーブル19および有効範囲テーブル
18の具体例を示し、図11はメッセージの種類を例示
したものである。メッセージには、図11に示すごと
く、登録(Registration)に関する「要求」(request)お
よび「許可」(accepted)があり、遠隔制御(Remote-cont
rol)に含まれるカメラ動作に関する「左へ」(left)、
「右へ」(right)、「上へ」(up)、…、「ズーミング」
(zoom)、「ポーズ」(pause)など、動画像圧縮に関する
「サイズ」(size)、「フレームレート」(frameRate)、
「画質」(max, fine, normal,...)など、動画像蓄積に
関する「記録」(record)、「停止」(stop)など、映像伝
送に関する「リアルタイム」(real-time)、「遅延」(de
lay)などがある。協調制御(Cooperative-control)に関
して「タスク通知」、「入札」、「落札」があり、自律
制御(Autonomous-control)に関して「異常検出」(detec
t, recovered)がある。
【0059】例えば監視カメラ4を左に50度回転(パ
ンニング)させる場合はメッセージ節に「left 50」の
ように記述する。画像入力装置1は「left 50」のよう
な命令を受け取ると、メッセージ解釈実行手段14が命
令変換テーブル19を参照して、例えば図10に示すよ
うなコード列に置換する。次いで有効範囲テーブル18
を参照して、指示値が、下限値≦指示値≦上限値、であ
るか否かを確認する。例えば、指示値が「left 」に関
して範囲外ならば、下限値−50または上限値50を代
用する。すなわち、指示値<−50ならば下限値−50
を用い、指示値>50ならば上限値50を用いる。この
ようにして範囲チェックC10を終え、制御可フラグが
1(駆動可能)ならば、作成したコード列C100を駆
動部制御手段113に送る。駆動部制御手段113はさ
らにそのコード列をRS−232C経由でカメラ駆動部
42に送ってカメラ部41を左に50度だけ回転させ
る。
【0060】監視カメラは一般にメーカーや機種によっ
て駆動部の制御方式(制御可/不可、コマンド制御かパ
ルス信号かなど)や制御コマンド体系が異なる。しかし
ながら、本発明に従い監視カメラ4の遠隔制御をカメラ
機種に依存しない形式の命令コードで行うことにより、
制御インタフェースを統一することができ、多様なメー
カや多様な機種のカメラを混在させることができる。
【0061】動画像コーデックについても同様である。
この場合は画質の変更命令「fine」を画像入力装置1が
搭載している動画像コーデックの制御パラメータ値に割
り当てて画像圧縮制御手段112に送る。画像圧縮制御
手段112は動画像コーデックのインタフェース関数に
制御パラメータを渡して呼び出すことにより画像圧縮手
段11を制御する。
【0062】画像蓄積手段16による動画像の蓄積制
御、および通信手段15による映像の伝送制御について
も同様に行う。
【0063】画像入力装置1の側では搭載するカメラや
動画像コーデックや記憶装置などの仕様に応じた内部処
理を用意して、メッセージを内部処理にマッピングする
必要がある。しかしながらオペレータや監視装置5から
は制御インタフェースが統一されるため操作性がよく、
また装置の追加や機能拡張が容易になる。またメッセー
ジ形式のためコンピュータシステムとの統合も容易に行
うことができる。
【0064】(請求項10に係る発明の実施の形態)請
求項10に係る発明は請求項7に係る発明の命令変換テ
ーブル19に関するものである。図9に動画像コーデッ
クの画質制御に関する命令変換テーブルの実施の形態を
示す。画質はいくつかの段階に分けて制御パラメータを
テーブル化する。ここでは10段階とし、それぞれ画面
のサイズを決定する画素数、画像の精細さ(およびデー
タ量)を決定する圧縮率、画像の見易さ(およびデータ
量)を決定するコントラスト等の調整パラメータを決め
ておき、それぞれの段階に応じて上述のパラメータを画
像圧縮制御手段112により画像圧縮手段11を制御す
る。
【0065】これにより画質およびデータ量をきめ細か
に調整し、低画質状態でのデータ量を最小に、また高画
質状態での画質を最高の状態にすることができる。さら
に両者の中間の画質とデータ量もきめ細かに制御するこ
とができる。
【0066】(請求項11に係る発明の実施の形態)請
求項11に係る発明の実施の形態について説明する。図
7に示す遠隔監視装置において、画像入力装置1から入
力した動画像はハードディスク等を用いた画像蓄積手段
16にリアルタイムで蓄積する。画像蓄積手段16の蓄
積領域が満杯(空き領域がゼロ)になった場合は、同一
蓄積領域に上書き方式で蓄積を継続すると共に、画像圧
縮手段11により画像圧縮し通信手段15を介して画像
出力装置2へ送信する。このように、この実施の形態で
は、もとの動画像を一定時間蓄積しながら圧縮・送信動
作を行うモードを持つ。異常発生時などで運転員の要求
等により直前の動画像を高画質で見たいという要求があ
った場合は、画像蓄積手段16から蓄積画像を取り出
し、画像圧縮手段11により高画質に再圧縮して送信す
る。
【0067】以上のように、リアルタイムで動画像を蓄
積する画像蓄積手段16を持つことにより、該当する画
像入力装置が低画質の画像送信状態であったとしても、
過去の動画像を高画質で再生して見ることができる。ま
た該当する画像入力装置が送信状態でなかった場合であ
っても、過去の動画像を高画質で再生して見ることがで
きる。
【0068】(請求項12に係る発明の実施の形態)請
求項12に係る発明の実施の形態について説明する。こ
の実施の形態においては、図7に示す遠隔表示装置はシ
ステム全体で1つの基準座標系を共有する。また各画像
入力装置1は据え付け時に基準座標系からのオフセット
位置と角度を入力する手段と入力された角度を記憶する
記憶手段を持つ。図6の有効範囲テーブル18の2行目
にオフセット位置と角度の記述例を示す。本実施形態で
は、オフセット位置が(x,y= 10000,15000)として
与えられ、角度が(a=20)として与えられている。
これらの情報は文字列ファイルとして与えられる。初期
化処理の際に画像入力装置1はその文字列ファイルを読
み込み、その内容を画像入力装置1の登録情報表17に
記憶させる。
【0069】一例として変電所の場合には、図13に示
すように、敷地に基準となるX−Y−Z座標系(=基準
座標系)を設定する。各画像入力装置1a,1b,…に
は固有のローカル座標系(=カメラ座標系)を設定す
る。各画像入力装置を設置する場合には、基準座標系に
対するカメラ座標系のオフセット値を上記ファイルに入
力する。オフセットは、一般的な監視カメラ設置形態か
ら考えてカメラ位置(x,y)と角度αを用いて(x,
y,α)の形で表現する。角度αはZ軸周りの回転角で
あり、監視カメラ4がホームポジション(ローカルのy
軸方向)を向いている場合の基準座標系からの回転角を
表す。座標系の単位としては、日本国内の場合、位置ま
たは長さに関してはメートル系を基本とした「mm(ミ
リメートル)」を用い、角度に関しては「度」を用い
る。
【0070】監視カメラ4は変電所内のA位置、B位
置、C位置…等、監視対象機器の所在位置に応じて所内
の通路70に比較的近い所に設置され、画像制御装置3
が、監視対象機器71の監視映像の表示指令を、上位の
監視装置から対象機器71の座標位置情報とともに受け
取ると、画像制御装置3はその座標位置と画質などの仕
様をタスク通知メッセージとして各画像入力装置1に同
報通知する。各画像入力装置1は自律制御手段12が自
身の座標位置と目標座標からの距離と角度を計算し、対
象機器71を撮影可能であるか否か、すなわち対象機器
71が撮影可能範囲H内にあるか否かを判断する。タス
ク通知メッセージは請求項3,4,5の項ですでに説明
したものと同様の形式でよい。
【0071】画像入力装置1は撮影可能ならば入札(撮
影可能)メッセージを作成して画像制御装置3に送る。
メッセージには対象機器71までの距離を含ませる。画
像制御装置3は返されてきた入札メッセージを調べ、対
象機器71までの距離が最も近い画像入力装置1を選択
し、その画像入力装置1に落札(撮影指示)メッセージ
を送る。その際に空いている画像出力装置1を選び、そ
の通信アドレス情報をメッセージに含めて送る。画像入
力装置1は落札メッセージを受け取ると、カメラ4の角
度や倍率などを自動調整し、かつ画質を指示された画質
に変更して動画像を対応する画像出力装置2に送る。
【0072】この実施形態によれば、各カメラ4a,4
b,…ごとにオペレータがカメラの角度や倍率などを操
作する必要がなく、操作が簡単になる。特に操作するカ
メラ台数が多い場合は、より的確かつ迅速に必要な映像
を得ることができる。また監視装置5はカメラ設置位置
を考慮する必要がなく、画像制御装置3に座標位置と映
像表示要求を送るだけでよいため、アプリケーション開
発が容易になる。
【0073】(その他の実施の形態)画像入力装置1は
監視カメラごとではなく、複数台の監視カメラに対して
1台の画像入力装置を設けるようにしてもよい。
【0074】画像出力装置2の画像伸張手段25をソフ
トウェアで実現する場合は、コンピュータの処理能力の
範囲内で、画像出力装置の数(タスク)を容易に増やす
ことができる。また画像出力装置2と画像制御装置3を
機能的に1台のコンピュータに実装することもできる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明による監視カ
メラによる遠隔監視装置によれば、異常発生の緊急時に
即座に高画質で異常発生箇所の画像を見ることができる
ため、確認に要する時間を最少にすることができる。監
視カメラの増設や移動が容易であり、多数台の監視カメ
ラにより死角の少ない監視を実現することができる。ま
たカメラ台数が増加しても監視員またはオペレータの負
担が増えることもない。さらに、カメラ台数や画質を最
適に調整することができ、事故などの緊急度の高い箇所
の監視対象機器に関する撮影画像の画質とフレーム速度
の劣化を防止することができる。このようにして、本発
明によれば異常発生時の迅速で正確な状況把握を支援す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔監視装置の機能ブロック図。
【図2】本発明に係る遠隔監視装置における機器配置の
全体構成を示す配置図。
【図3】本発明の実施の形態における動作概念を説明す
るための説明図。
【図4】本発明の実施の形態による画像制御装置が有す
る画像出力状態テーブルおよび画像入力状態テーブルの
構成例を示す説明図。
【図5】本発明の実施の形態による画像制御装置で用い
るメッセージの構文と例文を示す図。
【図6】本発明の実施の形態による画像入力装置内の登
録情報表に入力するファイルの記述例を示す図。
【図7】本発明の実施の形態による画像入力装置の詳細
を示す機能ブロック図。
【図8】本発明の実施の形態による画像入力装置の動作
を説明するためのフローチャート。
【図9】本発明の実施の形態による画像制御装置と画像
入力装置の連系動作を説明するためのフローチャート。
【図10】図7に示す画像入力装置における有効範囲テ
ーブルおよび命令変換テーブルの構成例を示す図。
【図11】本発明の実施の形態に係るメッセージの種類
を例示する図。
【図12】本発明の実施の形態に係る動画像コーデック
の命令変換テーブルの構成例を示す図。
【図13】本発明の実施の形態に係る座標系の概念を説
明するための図。
【図14】従来の遠隔監視装置における機器配置の全体
構成を示す配置図。
【符号の説明】
1 画像入力装置 2 画像出力装置 3 画像制御装置 4 監視カメラ 5 監視装置 6 ネットワーク 11 画像圧縮手段 15 通信手段 18 有効範囲テーブル 19 命令変換テーブル 21 通信手段 25 画像伸張手段 31 通信手段 35 画像出力装置状態テーブル 36 画像入力装置状態テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA19 CD05 CG01 CH07 CH14 CH18 DA20 5C054 CF06 CG05 CG07 CH10 DA09 EA03 EG06 EH04 GA04 GB01 HA18

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】監視エリア内に設置された複数台の監視カ
    メラと、これらの監視カメラからの撮影画像信号を取り
    込んで圧縮する画像圧縮手段およびこの画像圧縮手段に
    よって得られた圧縮画像信号を送信する通信手段を有す
    る画像入力装置と、 前記画像入力装置からネットワークを介して送られてき
    た圧縮画像信号を受信する通信手段、およびこの通信手
    段によって受信された圧縮画像信号を伸張する画像伸張
    手段を有する画像出力装置と、 前記ネットワークに接続され、前記画像入力装置および
    前記画像出力装置の対応を管理すると共に、上位監視装
    置に情報を配信し、前記画像入力装置および画像出力装
    置を制御する画像制御装置とを備えた遠隔監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の遠隔監視装置において、
    前記画像入力装置、前記画像出力装置および前記画像制
    御装置は、それぞれ、自律制御手段、メッセージ解釈実
    行手段およびメッセージ作成手段を有し、前記自律制御
    手段を介して互いに自律的に情報交換を行うことを特徴
    とする遠隔監視装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の遠隔監視装置に
    おいて、前記画像入力装置は少なくともセンサー出力お
    よび前記監視カメラからの画像情報に基づいて監視対象
    の異常事象を検出する異常検出手段を有し、この異常検
    出手段により監視対象の異常事象が検出されたとき、異
    常事象を検出した監視カメラの位置および方向を含む撮
    影条件情報を前記画像制御装置を介して上位監視装置に
    通知すると共に、前記異常事象を検出した画像入力装置
    が画像送信の停止中であったときは送信を開始させると
    共に送信画像の画質を高画質に切り替える切替手段を備
    えていることを特徴とする遠隔監視装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の遠隔監視装置において、
    前記画像制御装置は監視画像の緊急性が低く送信の不要
    な監視カメラを選択し、その選択された監視カメラが接
    続されている画像入力装置を介してその監視カメラの撮
    影画像の送信を停止し、あるいは送信画像を低画質に切
    り替えることを特徴とする遠隔監視装置。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の遠隔監視装置において、
    前記画像制御装置は異常発生箇所の近隣の画像入力装置
    を自動的に選択し、選択された画像入力装置が画像送信
    停止中であったとき画像送信を開始させることを特徴と
    する遠隔監視装置。
  6. 【請求項6】請求項2に記載の遠隔監視装置において、
    前記画像入力装置のメッセージ解釈実行手段は命令変換
    テーブルおよび有効範囲テーブルを備え、カメラ動作に
    関するメッセージを解釈し、前記命令変換テーブルを用
    いてメッセージを各監視カメラ固有の制御命令に変換す
    ると共に、前記有効範囲テーブルを用いて前記監視カメ
    ラに対する指示値を最適値に変更することを特徴とする
    遠隔監視装置。
  7. 【請求項7】請求項2に記載の遠隔監視装置において、
    前記画像入力装置のメッセージ解釈実行手段は命令変換
    テーブルおよび有効範囲テーブルを備え、前記画像入力
    装置のメッセージ解釈実行手段は動画像コーデックの制
    御に関するメッセージを解釈し、前記命令変換テーブル
    を用いて各動画像コーデック固有の制御命令に変換する
    と共に、前記有効範囲テーブルを用いて前記監視カメラ
    に対する指示値を最適値に変更することを特徴とする遠
    隔監視装置。
  8. 【請求項8】請求項2に記載の遠隔監視装置において、
    前記画像入力装置のメッセージ解釈実行手段は命令変換
    テーブルおよび有効範囲テーブルを備え、前記画像入力
    装置のメッセージ解釈実行手段は動画像の蓄積制御に関
    するメッセージを解釈し、前記有効範囲テーブルを用い
    て前記監視カメラに対する指示値を最適値に変更するこ
    とを特徴とする遠隔監視装置。
  9. 【請求項9】請求項2に記載の遠隔監視装置において、
    前記画像入力装置のメッセージ解釈実行手段は命令変換
    テーブルを備え、前記画像入力装置は映像の伝送制御に
    関するメッセージを解釈し、前記命令変換テーブルを用
    いて前記メッセージを各通信手段の制御命令に変換する
    ことを特徴とする遠隔監視装置。
  10. 【請求項10】請求項4に記載の遠隔監視装置におい
    て、前記画像入力装置は動画像コーデックの画質制御
    を、画面のサイズに係る画素数、画質に係る圧縮率、お
    よび見易さに係る少なくともコントラストを組み合わせ
    て行う切替手段を備えていることを特徴とする遠隔監視
    装置。
  11. 【請求項11】請求項1に記載の遠隔監視装置におい
    て、前記画像入力装置は監視カメラから入力された圧縮
    前の生動画像をリアルタイムで蓄積する映像蓄積手段を
    備え、過去の高画質映像の送信要求があったとき、前記
    映像蓄積手段からその高画質画像を取り出し、要求され
    た画質に対応し圧縮して送信することを特徴とする遠隔
    監視装置。
  12. 【請求項12】請求項1に記載の遠隔監視装置におい
    て、前記画像入力装置は自身の設置位置を基準座標系か
    らのオフセット位置として設定し記憶する記憶手段を備
    え、接続されている監視カメラが目標対象物を撮影可能
    か否かを判断し、撮影に最適なカメラ角度および距離を
    含むカメラ条件を自動的に計算しそれが実現されるよう
    に監視カメラを制御する手段を備えていることを特徴と
    する遠隔監視装置。
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