JP2000069425A - デジタル情報記録再生装置 - Google Patents

デジタル情報記録再生装置

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JP2000069425A
JP2000069425A JP10235309A JP23530998A JP2000069425A JP 2000069425 A JP2000069425 A JP 2000069425A JP 10235309 A JP10235309 A JP 10235309A JP 23530998 A JP23530998 A JP 23530998A JP 2000069425 A JP2000069425 A JP 2000069425A
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pack
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packs
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JP10235309A
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Hiroshi Ekusa
洋 江草
Yutaka Ota
豊 太田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でデジタル情報をVBIに記録あ
るいはVBIから再生できるデジタル情報記録再生装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 記録する場合には複数のデジタル情報か
ら、短かいパックを作成し、任意の順序及び比率で混合
させ、アナログ映像信号のVBIに挿入して記録させ、
再生する場合には、アナログ映像信号のVBIからパッ
クを抽出し、前もってパック内に配置された識別情報に
より、複数のデジタル情報に復元することにより、各デ
ジタル情報の記録密度に自由度を持たせることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダ(以下、VTRと呼ぶ)等において、映像信号の垂
直帰線消去インターバル(以下、VBIと呼ぶ)内のデ
ジタル情報の制御法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のVTRの映像信号のVBI内のデ
ジタル情報の制御を行うデジタル情報記録再生装置は、
特開平8−505729号公報に記載されたものが知ら
れている。
【0003】以下に従来のデジタル情報記録再生装置に
ついて図13を用いて説明する。図13は従来のデジタ
ル情報記録再生装置の構成を示すブロック図である。8
01はアンテナ、802はアンテナ801からの放送電
波を映像信号に復調するチューナ、803は放送電波か
らの映像信号のVBI、ならびに磁気テープから再生さ
れる映像信号のVBIに存在するデジタル信号を文字情
報に復調するVBIデコーダ、804は文字情報から磁
気テープに記録するためのデジタル信号を作成するVB
Iエンコーダ、805はVTRの駆動制御を行うVTR
制御論理、806はVTRを統括制御するマイクロプロ
セッサ制御装置、807は文字情報を記憶させておくR
AM、808はカセットのハブを駆動するモータ・機械
制御装置、809は映像信号の記録再生を制御するビデ
オ論理、810は磁気テープ813を駆動するピンチロ
ーラ814を制御する位置論理計数器、811はヘッド
を磁気テープに対してヘリカル回転させるビデオヘッド
ドラム、813は磁気テープ、812はヘッドコイル、
815はカセットである。
【0004】以上のように構成された従来のデジタル情
報記録再生装置の動作について以下に説明する。録画番
組の番組タイトルを放送電波からの映像信号のVBIか
らRAM807に記憶する。一方録画される映像信号の
VBIにカセット番号を内在させたデジタル信号を挿入
し、再生する場合に読み出すことで、カセット815に
対応した番組タイトルを選択し、テレビ画面に表示する
ことを主な目的としている。
【0005】より具体的には次のようにして行われる。
ユーザがタイマー録画予約を行う。録画中、映像信号の
VBIにカセット番号を内在させたデジタル信号を挿入
し、映像と同時に記録する。録画中、あるいはその前
に、放送電波からの映像信号のVBIから番組タイトル
をRAM807に記憶する。また磁気テープ813の録
画開始位置も同時にRAM807に記憶する。録画を完
了し、ユーザによってカセット815が取り出される。
録画番組を見るためにユーザが再度カセット815をV
TRに挿入する。VTRが自動でテープを数秒再生さ
せ、VBIに記録されているカセット番号を読み込む。
カセット番号に対応した番組タイトルをRAM807か
ら読み込み、テレビ画面に表示する。ユーザが選んだ番
組タイトルに対応した磁気テープ813の録画開始位置
をRAM807から読み込み、磁気テープ813の早送
りあるいは巻き戻しを行い、録画番組の頭出しを行う。
【0006】次に信号の形態について図14を用いて説
明する。図14は従来のデジタル情報記録再生装置のV
BI中の水平走査期間に記録されるデジタル信号の構成
図である。図14(a)は従来の水平走査期間に記録さ
れる信号を示している。916は水平同期信号(以下、
HSYNCと呼ぶ)、917は基準色位相を表すカラー
バースト、918はデジタル信号を読み出すときの位相
を調整するために設けられたクロックランイン、919
はデジタル信号の先頭を識別するためのフレームコー
ド、920は記録される2バイト(16ビット)のデジ
タル信号である。また図14(b)はVBIに記録され
るデジタル情報を示している。921はデータ列の先頭
を示すスタートコード、922はデータ列の内容を識別
するためのタイプコード(識別情報)、923はデー
タ、924はデータ923の最後を示すエンドコード、
925は記録再生する場合に生じるデータエラーを発見
するための暗号である。図14(b)のデジタル情報は
図14(a)に示すように、1水平走査期間に2バイト
ずつ記録されていく。この場合水平走査期間のラインナ
ンバは固定である。再生時は決められたラインナンバの
スタートコード921とエンドコード924を検出する
ことによって全体のデジタル情報を検出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、各デジタル情報をあらかじめ決められた
固定の水平走査期間にしか記録あるいは再生することが
できないため、柔軟性のある記録再生ができないという
問題点を有していた。たとえば、あるデジタル情報を、
ある時間、通常より多くVBIに記録することができな
い。また記録再生するラインを自由に変えることが困難
である。また、あるデジタル情報を転送途中に一時停止
後再開することが困難である。
【0008】一方、NTSCあるいはPAL等のアナロ
グ映像信号は、7MHz程度までの帯域を使用してお
り、それ以上の周波数を用いることは不可能である。デ
ジタル情報はエラー率低減のため、実際使用に耐えられ
る周波数は1MHz程度あるいはそれ以下となり、ビッ
トレートで2Mbit/sec程度となる。たとえば1
水平走査期間の中の40μsecにデジタル情報を挿入
する場合は、80bit(10byte)のデジタル情
報を挿入することができる。しかしこれは映像信号を含
む全ての情報をデジタル化したビデオのように数10M
Hzのデジタル情報を使用することができないことを示
しており、より効率的で簡単な構成が必要となるという
問題点を有していた。
【0009】またテレテキスト中に存在するサブタイト
ルをカセットに記録あるいは再生するためには、効率的
な処理が必要となる。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、簡単な構成でデジタル情報をVBIに記録あるいは
VBIから再生できるデジタル情報記録再生装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のデジタル情報記録再生装置は、複数のデジタ
ル情報を分割し、分割されたデジタル情報の内容を識別
するための識別情報を付加することでパックを作成する
パック作成手段と、パック作成手段の出力を1フィール
ド中に記録する水平走査期間の個数の分割比で混合する
パック混合手段と、パック混合手段の出力であるパック
を1個以上記憶し、かつ入力されたパックの順に出力を
行う第1のパック入出力記憶手段と、第1のパック入出
力記憶手段の出力をアナログ映像信号の水平走査期間に
挿入するパック挿入手段と、パック挿入手段の出力を磁
気テープに記録し、あるいは磁気テープを再生する磁気
記録再生手段と、磁気記録再生手段の再生出力よりパッ
クを抽出するパック抽出手段と、パック抽出手段の出力
であるパックを1個以上記憶し、かつ入力されたパック
の順に出力を行う第2のパック入出力記憶手段と、第2
のパック入出力記憶手段の出力より識別情報をもとにパ
ックの内容を識別しデジタル情報別にパックを分離する
パック分離手段と、パック分離手段の出力より複数のデ
ジタル情報に復元するデジタル情報復元手段とを具備
し、水平走査期間に記録する信号に3.5MHz以下の
周波数を用いたことを特徴とするデジタル情報記録再生
装置という構成を有している。
【0012】この構成によって、異なるデジタル情報の
パックを任意の順序で混在させることが可能となるた
め、各デジタル情報の記録密度に自由度を持たせること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数のデジタル情報を分割し、分割されたデジタル
情報の内容を識別するための識別情報を付加することで
パックを作成するパック作成手段と、パック作成手段の
出力を1フィールド中に記録する水平走査期間の個数の
分割比で混合するパック混合手段と、パック混合手段の
出力であるパックを1個以上記憶し、かつ入力されたパ
ックの順に出力を行う第1のパック入出力記憶手段と、
第1のパック入出力記憶手段の出力をアナログ映像信号
の水平走査期間に挿入するパック挿入手段と、パック挿
入手段の出力を磁気テープに記録し、あるいは磁気テー
プを再生する磁気記録再生手段と、磁気記録再生手段の
再生出力よりパックを抽出するパック抽出手段と、パッ
ク抽出手段の出力であるパックを1個以上記憶し、かつ
入力されたパックの順に出力を行う第2のパック入出力
記憶手段と、第2のパック入出力記憶手段の出力より識
別情報をもとにパックの内容を識別しデジタル情報別に
パックを分離するパック分離手段と、パック分離手段の
出力より複数のデジタル情報に復元するデジタル情報復
元手段とを具備し、水平走査期間に記録する信号に3.
5MHz以下の周波数を用いたことを特徴としたもので
あり、記録する場合には複数のデジタル情報から、短か
いパックを作成し、任意の順序及び比率で混合させ、ア
ナログ映像信号のVBIに挿入して記録させ、再生する
場合には、アナログ映像信号のVBIからパックを抽出
し、前もってパック内に配置された識別情報により、複
数のデジタル情報に復元することにより、各デジタル情
報の記録密度に自由度を持たせることができるという作
用を有する。
【0014】本発明の請求項2に記載の発明は、テレテ
キスト信号からサブタイトルページを抽出するサブタイ
トル抽出手段と、サブタイトル抽出手段の出力より無効
文字を削除し画面に表示される文字と文字の属性及び文
字の画面上での位置を抽出するデジタル情報作成手段
と、デジタル情報作成手段の出力であるデジタル情報を
分割し、分割されたデジタル情報の内容を識別するため
の識別情報を付加することでパックを作成するパック作
成手段と、パック作成手段の出力であるパックを1個以
上記憶し、かつ入力されたパックの順に出力を行う第1
のパック入出力記憶手段と、第1のパック入出力記憶手
段の出力をアナログ映像信号の水平走査期間に挿入する
パック挿入手段と、パック挿入手段の出力を磁気テープ
に記録し、あるいは磁気テープを再生する磁気記録再生
手段と、磁気記録再生手段の再生出力よりパックを抽出
するパック抽出手段と、パック抽出手段の出力であるパ
ックを1個以上記憶し、かつ入力されたパックの順に出
力を行う第2のパック入出力記憶手段と、第2のパック
入出力記憶手段の出力より識別情報をもとにパックの内
容を識別しサブタイトルページに復元するデジタル情報
復元手段とを具備し、水平走査期間に記録する信号に
3.5MHz以下の周波数を用いたことを特徴としたも
のであり、記録する場合にはテレテキスト信号からサブ
タイトルページを選択し、無効文字を削除し、表示され
る文字とその属性情報を抽出してパックを作成し、アナ
ログ映像信号のVBIに挿入して記録し、再生する場合
には、アナログ映像信号のVBIからパックを抽出し、
パックの先頭に配置された識別情報より、サブタイトル
ページに復元することにより、サブタイトル情報を映像
信号と独立に記録することができるという作用を有す
る。
【0015】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1におけるデジタル情報記録再生装置の構成を示す
ブロック図である。1は複数のデジタル情報を分割し、
分割されたデジタル情報内の内容を識別するための識別
情報を付加することで長さの均等なパックを作成するパ
ック作成手段、2は複数のデジタル情報から得られたパ
ックを、1フィールド中に記録する水平走査期間の個数
の分割比で混合するパック混合手段、3はパックを1個
以上記憶し、かつ入力されたパックの順に入力と同時に
出力を行う第1のパック入出力記憶手段、4はパックを
アナログ映像信号の水平走査期間に挿入するパック挿入
手段、5はアナログ映像信号を磁気テープに記録あるい
は再生する磁気記録再生手段、6はパックを水平走査期
間から抽出するパック抽出手段、7はパックを1個以上
記憶し、かつ入力されたパックの順に入力と同時に出力
を行う第2のパック入出力記憶手段、8は識別情報をも
とにパックの内容を識別しデジタル情報別にパックを分
けるパック分離手段、9はパックから複数のデジタル情
報に復元するデジタル情報復元手段である。
【0016】以下その動作について説明する。デジタル
情報としては、録画番組の番組タイトル、チャンネル、
録画開始時間、録画開始曜日、放送局名等がある。その
内、番組タイトルはテレテキスト情報から得られ、その
他はVTR内のマイクロコンピュータが管理している。
テレテキストは6.95Mbit/secのビットレー
トでPALあるいはSECAMのアナログ映像信号のV
BIに挿入されて各放送局が配信している。しかし一般
にアナログ映像信号は、7MHz程度までの帯域を使用
しており、それ以上の周波数を用いることは不可能であ
る。テレテキストの存在するアナログ映像信号を、一般
のVTRに記録すること自体はもちろん可能だが、非常
にエラーの多いデジタル信号となり、再生時の信号をテ
レテキストデコーダで正しく読むことはできない。通
常、アナログ映像信号を記録再生するVTRにおいては
記録されるデジタル情報の実際の使用に耐えられる周波
数は7MHzの半分即ち3.5MHz以下、例えば1M
Hz程度あるいはそれ以下となり、ビットレートで2M
bit/sec程度となる。パック作成手段1では、上
述した番組タイトル等の複数のデジタル情報を分割し、
分割されたデジタル情報内の内容を識別するための1b
yteの識別情報を、分割された4byteのデジタル
情報の先頭に付加し、長さが5byteとする均等なパ
ックを作成する。パック混合手段2では、各デジタル情
報の1フィールド中に記録する水平走査期間の個数の分
割比に従って各デジタル情報のパックを任意のデジタル
情報の順序で混合する。そして第1のパック入出力記憶
手段3に入力される。パックは映像信号のVBIに記録
されるので、記録再生されるタイミングには時間的に断
続的な制約があり、一方デジタル情報からパックを作成
するためにある程度の計算時間が必要である。第1のパ
ック入出力記憶手段3では、FIFOの様に入出力順を
保ちながら時間軸方向にシフトすることが可能となるの
で、デジタル情報を計算する時間の制約が大幅に緩和す
る。パック挿入手段4では1フィールドに5ラインづつ
挿入され、最後に磁気記録再生手段5によってテープに
記録される。一方、再生時は逆の順になる。磁気テープ
から磁気記録再生手段5によって映像信号が再生され、
パックがパック抽出手段6によって抽出され、第2のパ
ック入出力記憶手段7に入力される。パック分離手段8
では識別情報を基に各デジタル情報を再構成することが
できる。最後にデジタル情報復元手段9で、パック化さ
れたデジタルデータから前記複数のデジタル情報に復元
する。
【0017】次に信号の形態について図2を用いて説明
する。図2は本発明の実施の形態1におけるデジタル情
報記録再生装置の記録再生動作を表した模式図である。
108は第1のデジタル情報、109は第2のデジタル
情報、a1、a2、a3、a4、a5は第1のデジタル
情報108の中に存在するパック、b1、b2、b3、
b4、b5は第2のデジタル情報109の中に存在する
パック、110はパック混合手段あるいはパック分離手
段で図1のパック混合手段2あるいはパック分離手段8
に対応し、111は第1のパック入出力記憶手段あるい
は第2のパック入出力記憶手段で図1の第1のパック入
出力記憶手段3あるいは第2のパック入出力記憶手段7
に対応するもので例えばFIFO形式のメモリで構成で
きる、a1_1、a1_2、a1_3、a1_4、a1
_5はパックa1中のバイトデータでa1_1に識別情
報が、a1_2、a1_3、a1_4、a1_5に任意
のデジタルデータが存在する、112は水平同期信号、
113はカラーバースト、114はクロックランイン、
115はフレームコード、116は映像信号に挿入され
たパック、117は垂直同期信号、118はVBIに記
録されたパックを含むデータ、119はアナログ映像信
号である。第1のデジタル情報108、第2のデジタル
情報109はそれぞれ異なる種類の情報で、たとえば第
1のデジタル情報108はカセット番号、第2のデジタ
ル情報109は録画された番組情報を表している。パッ
ク混合手段あるいはパック分離手段110ではパックが
a1、a2、b1、b2、b3の順に切り替えられ、第
1のパック入出力記憶手段あるいは第2のパック入出力
記憶手段111ではパックがその順に入出力される。
【0018】図3は本発明の実施の形態1におけるVB
Iの水平走査期間に記録されるデジタル信号の構成図で
ある。図3(a)は1水平走査期間に記録される信号
を、(b)は1水平走査期間に記録されるパックを表し
ている。図3(a)において120は水平同期信号、1
21はカラーバースト、122はクロックランイン、1
23はフレームコード、124は映像信号に挿入された
パック、図3(b)において125は識別情報(PAC
K HEADER)、126は自由に使用できるデジタ
ルデータである。図3(a)は5byte(40bi
t)のパックに32μsecの時間を使用しているの
で、40/32 = 1.25Mbit/secのレー
トで記録できる。図3(b)はパック124の内容を示
している。先頭バイト(PC0)に識別情報(PACK
HEADER)125があり、残りの4バイト(PC
1、PC2、PC3、PC4)が自由に使用できるデジ
タルデータ126である。
【0019】図4は本発明の実施の形態1におけるパッ
クの識別情報による分類図である。127は各デジタル
情報(a)〜(p)を識別情報の上位4ビット、下位4
ビットで分類したマトリックス、128はパック、12
9はパック128の識別情報、130はパック128の
デジタルデータを表している。デジタル情報は、上位4
ビットの0000から1111までの16個を使用する
ことができる。また各デジタル情報は識別情報として下
位4ビットの0000から1111までの値を用いるこ
とで、16種類のパックを使用することができる。デジ
タル情報(p)のひとつのパックがパック128であ
る。
【0020】図5は本発明の実施の形態1における新た
にデジタル情報を付加した場合の記録再生動作を表した
模式図で、図2に新たに第3のデジタル情報131を加
えた例である。第1のパック入出力記憶手段あるいは第
2のパック入出力記憶手段111ではa1、a2、b
1、b2、c1の順で記憶され、VBIにもその順で記
録される。このように限られたVBIを有効に使用する
ために、1フィールド中に記録する水平走査期間の個数
を所定の分割比で混合することで、効率的な記録が可能
となる。
【0021】図6は、本発明の実施の形態1におけるデ
ジタル情報記録再生装置をVTRに搭載した場合の構成
を示すブロック図で、図1をVTRに適用した場合の基
本構成を示している。1はパック作成手段、2はパック
混合手段、3は第1のパック入出力記憶手段、4はパッ
ク挿入手段、5は後述する変調回路44、記録増幅回路
45、再生増幅回路46、復調回路47を内部に持つ磁
気記録再生手段、6はパック抽出手段、7は第2のパッ
ク入出力記憶手段、8はパック分離手段、9はデジタル
情報復元手段、32はVTR、その内部において、33
は映像と音声を記録及び再生するビデオヘッド、34は
ビデオヘッド33を搭載したシリンダ、35はシリンダ
34を回転させるためのシリンダモータ、36はシリン
ダモータ35を駆動するためのシリンダモータ駆動回
路、37はシリンダモータ35の回転数を計測するシリ
ンダFG、38は記録される磁気テープ、39は磁気テ
ープ38を走行させるキャプスタンモータ、40はキャ
プスタンモータ39を駆動するためのキャプスタンモー
タ駆動回路、41はキャプスタンモータ39の回転数を
計測するキャプスタンFG、42はテープ内に構成され
るリニアコントロールトラックにコントロール信号を記
録あるいは検出するコントロールヘッド、43はコント
ロールヘッド42から得られるコントロール信号をカウ
ントし、カウント値を基に、シリンダモータ駆動回路3
6とキャプスタンモータ駆動回路40を制御するととも
に、磁気記録再生手段6の再生と録画のモードの切り換
えを行う制御回路、44は映像信号の変調を行う変調回
路、45は変調回路の出力信号を増幅する記録増幅回
路、46はビデオヘッド33からの出力信号を増幅する
再生増幅回路、47は再生増幅回路46の出力信号の復
調を行う復調回路、48はテレテキスト信号を抽出する
テレテキストデコーダ、49は絵文字情報を映像信号に
変換するキャラクタジェネレータ、50はパック作成手
段1、パック混合分離手段2、デジタル情報復元手段7
を内部に持つマイクロコントローラ、51はデジタル信
号を記憶できるメモリ、52は映像信号と絵文字信号を
合成する信号切換回路である。
【0022】以下その動作について説明する。テレテキ
ストデコーダ48ではチューナから得られるテレテキス
ト信号から番組タイトルが抽出される。番組タイトルは
マイクロコントローラ50で管理されている放送局名、
録画開始時間、チャンネル等のデジタル情報とともに前
述したようにパック作成手段1でパック化され、パック
混合手段2、第1のパック入出力記憶手段3を通して、
パック挿入手段4によってアナログ映像信号に挿入され
る。その後アナログ映像信号は磁気記録再生手段5で変
調され、磁気テープ38に記録される。また再生時は磁
気テープ38から磁気記録再生手段5で復調され、アナ
ログ映像信号となる。パック抽出手段6ではアナログ映
像信号のVBIの中の水平走査期間からパックが抽出さ
れ、第2のパック入出力記憶手段7、パック分離手段
8、デジタル情報復元手段9によって、番組タイトル、
放送局名、録画開始時間、チャンネル等に復元される。
これらの情報はメモリ51に記憶される。復元された情
報はキャラクタジェネレータ49で文字データに変換さ
れ、信号切換回路52によってテレビ画面に文字として
挿入することが可能である。
【0023】以上のように本実施の形態によれば、異な
るデジタル情報のパックを任意の順序で混在させること
が可能となるため、各デジタル情報の記録密度に自由度
を持たせることができる。たとえば、あるデジタル情報
を、ある時間、通常より多くVBIに記録することがで
きる。また記録再生するラインを自由に変えることがで
きる。また、あるデジタル情報を転送途中に一時停止後
再開することができる。
【0024】(実施の形態2)図7は、本発明の実施の
形態2におけるデジタル情報記録再生装置の構成を示す
ブロック図である。201はテレテキスト信号からサブ
タイトルページを抽出するサブタイトル抽出手段、20
2はサブタイトルページから無効文字を削除し、画面に
表示される文字と、文字の属性及び文字の画面上での位
置を抽出するデジタル情報作成手段、203はデジタル
情報を分割し、分割されたデジタル情報内の内容を識別
するための識別情報を付加することで長さの均等なパッ
クを作成するパック作成手段、204はパックを1個以
上記憶し、かつ入力されたパックの順に入力と同時に出
力を行う第1のパック入出力記憶手段、205はパック
をアナログ映像信号のVBIに挿入するパック挿入手
段、206はアナログ映像信号を磁気テープに記録ある
いは再生する磁気記録再生手段、207はパックをVB
Iから抽出するパック抽出手段、208はパックを1個
以上記憶し、かつ入力されたパックの順に入力と同時に
出力を行う第2のパック入出力記憶手段、209は識別
情報をもとにパックの内容を識別し、複数のデジタル情
報に復元するデジタル情報復元手段である。テレテキス
トは6.95Mbit/secのビットレートでPAL
あるいはSECAMのアナログ映像信号のVBIに挿入
されて各放送局が配信している。しかし一般にアナログ
映像信号は、7MHz程度までの帯域を使用しており、
それ以上の周波数を用いることは不可能である。テレテ
キストの存在するアナログ映像信号を、一般のVTRに
記録すること自体はもちろん可能だが、非常にエラーの
多いデジタル信号となり、再生時の信号をテレテキスト
デコーダで正しく読むことはできない。通常、アナログ
映像信号を記録再生するVTRにおいては記録されるデ
ジタル情報の実際の使用に耐えられる周波数は7MHz
の半分即ち3.5MHz以下、例えば1MHz程度ある
いはそれ以下となり、ビットレートで2Mbit/se
c程度となる。パック作成手段203では、上述したサ
ブタイトルページのデジタル情報を分割し、分割された
デジタル情報内の内容を識別するための1byteの識
別情報を、分割された4byteのデジタル情報の先頭
に付加し、長さが5byteとする均等なパックを作成
する。そして第1のパック入出力記憶手段204に入力
される。パックは映像信号のVBIに記録されるので、
記録再生されるタイミングには時間的に断続的な制約が
あり、一方デジタル情報からパックを作成するためにあ
る程度の計算時間が必要である。第1のパック入出力記
憶手段204では、FIFOの様に入出力順を保ちなが
ら時間軸方向にシフトすることが可能となるので、デジ
タル情報を計算する時間の制約が大幅に緩和する。パッ
ク挿入手段205では1フィールドに5ラインづつ挿入
され、最後に磁気記録再生手段206によってテープに
記録される。一方、再生時は逆の順になる。磁気テープ
から磁気記録再生手段206によって映像信号が再生さ
れ、パックがパック抽出手段207によって抽出され、
第2のパック入出力記憶手段208に入力される。最後
にデジタル情報復元手段209によりパック化されたデ
ジタルデータからサブタイトルページに復元する。
【0025】図8は本発明の実施の形態2におけるサブ
タイトルページの例示図である。図8(a)はテレテキス
ト信号から送られてくる25行40列の文字を表示でき
るサブタイトルページを表しており、サブタイトル抽出
手段53により得られる。文字列ABCDEFGHIJ
KLMNが2行にわたって表示されている。これがその
まま映像とともにTV画面に表示される。図8(b)は
図8(a)の画面を16進数で表記した場合を示してい
る。16進数で、0Bは文字のスタート、07は文字が
白色、1Cは文字の背景が黒色、0Aは文字のエンドを
示しており、サブタイトル独自の制御コードである。ま
た文字’A’は16進数で41、’B’は42、’C’
は43、’D’は44、’E’は45、’F’は4
6、’G’は47、’H’は48、’I’は49、’
J’は4A、’K’は4B、’L’は4C、’M’は4
D、’N’は4E、スペースは20である。
【0026】図9は図8のサブタイトルページから文字
と文字の属性を抽出するためのフローチャートであり、
図7のデジタル情報作成手段202の処理を示してい
る。ステップ661から始まり、ステップ662では図
8のようにサブタイトル1ページを読み込む。ステップ
663で行及び列に0を代入する。ステップ664で
行、列に対応する位置の文字が制御コード0Bと0Aの
間に存在しているかどうか比較する。0Bと0Aの間で
なければ、無効文字として無視され、ステップ668、
669で列をひとつ増加させる。列が40に達するとス
テップ670で列に0を代入し、ステップ671、67
2で行をひとつ増加させる。無効文字はスペースが主で
ある。以上のフローを繰り返すと、表示文字およびその
属性がステップ665で検出される。行毎に文字先頭で
あれば先頭文字位置をステップ666で得る。またステ
ップ67で文字あるいは属性を抽出する。以上のフロー
を行25、列40まで繰り返し、ステップ673で処理
を終了する。
【0027】このような処理によって図10に示すサブ
タイトル情報が得られる。図10は本発明の実施の形態
2におけるサブタイトル情報の構成図である。図10
(a)は20行3列が文字の先頭であり、文字の色は
白、背景は黒、文字はABCDEFG、図10(b)は
21行3列が文字の先頭であり、文字の色は白、背景は
黒、文字はHIJKLMNであることを示す。
【0028】図11は本発明の実施の形態2におけるデ
ジタル情報記録再生装置の記録再生動作を表した模式図
である。174はデジタル情報、a1、a2、a3、a
4、a5はデジタル情報174の中に存在するパック、
111は第1のパック入出力記憶手段あるいは第2のパ
ック入出力記憶手段で図1の第1のパック入出力記憶手
段3あるいは第2のパック入出力記憶手段7に対応する
もので例えばFIFO形式のメモリで構成できる、a1
_1、a1_2、a1_3、a1_4、a1_5はパッ
クa1中のバイトデータでa1_1に識別情報が、a1
_2、a1_3、a1_4、a1_5に任意のデジタル
データが存在する、112は水平同期信号、113はカ
ラーバースト、114はクロックランイン、115はフ
レームコード、116は映像信号に挿入されたパック、
117は垂直同期信号、118はVBIに記録されたパ
ックを含むデータ、119はアナログ映像信号である。
ここでデジタル情報174はサブタイトル情報を表して
いる。この情報は既に図7のパック作成手段203で長
さの均等なパックに変換されている。
【0029】以下その動作について説明する。サブタイ
トルページはパック化されることによりサブタイトル情
報として扱われる。記録する場合には、パック化された
サブタイトル情報は、第1のパック入出力記憶手段11
1(図7の204)に入力される。図11ではa1、a
2、a3、a4、a5の順に入力され、その順に出力さ
れる。パックa1はさらにa1_1、a1_2、a1_
3、a1_4、a1_5の5つのバイトで構成されてい
て、a1_1に識別情報が、a1_2、a1_3、a1
_4、a1_5に任意のデジタル信号が存在する。それ
が図7のパック挿入手段205によってパック116に
示すように1フィールドに5ラインづつ挿入され最後に
図7の磁気記録再生手段206によって磁気テープに記
録される。一方、再生する場合には逆順序になる。
【0030】図12は、本発明の実施の形態2における
デジタル情報記録再生装置をVTRに搭載した場合の構
成を示すブロック図であり、図7をVTRに適用した場
合の基本構成を示している。75はVTR、その内部に
おいて、33は映像と音声を記録、再生するビデオヘッ
ド、34はビデオヘッド33を搭載したシリンダ、35
はシリンダ34を回転させるためのシリンダモータ、3
6はシリンダモータ35を駆動するためのシリンダモー
タ駆動回路、37はシリンダモータ35の回転数を計測
するシリンダFG、38は記録される磁気テープ、39
は磁気テープ38を走行させるキャプスタンモータ、4
0はキャプスタンモータ39を駆動するためのキャプス
タンモータ駆動回路、41はキャプスタンモータ39の
回転数を計測するキャプスタンFG、42はテープ内に
構成されるリニアコントロールトラックにコントロール
信号を記録、あるいは検出するコントロールヘッド、4
3はコントロールヘッド42から得られるコントロール
信号をカウントし、カウント値を基に、シリンダモータ
駆動回路36とキャプスタンモータ駆動回路40を制御
するとともに、後述する磁気記録再生手段206の再生
と録画のモードの切り換えを行う制御回路、44は映像
信号の変調を行う変調回路、45は変調回路の出力信号
を増幅する記録増幅回路、46はビデオヘッドから出力
信号を増幅する再生増幅回路、47は再生増幅回路の出
力信号の復調を行う復調回路、201はサブタイトル抽
出手段、202はデジタル情報作成手段、203はパッ
ク作成手段、204は第1のパック入出力記憶手段、2
05はパック挿入手段、206は変調回路44、記録増
幅回路45、再生増幅回路46、復調回路47を内部に
持つ磁気記録再生手段、207はパック抽出手段、20
8は第2のパック入出力記憶手段、209はデジタル情
報復元手段、61は絵文字情報を映像信号に変換するキ
ャラクタジェネレータ、62はパック作成手段203、
デジタル情報復元手段209を内部に持つマイクロコン
トローラ、51はデジタル信号を記憶できるメモリ、5
2は映像信号と絵文字信号を合成する信号切換回路であ
る。
【0031】以下その動作について説明する。チューナ
から得られるビデオ入力信号に含まれるテレテキスト信
号はサブタイトル抽出手段201でサブタイトルページ
が抽出される。サブタイトルページは前述したようにパ
ック作成手段203でパック化され、第1のパック入出
力記憶手段204を通して、パック挿入手段205によ
ってアナログ映像信号に挿入される。その後アナログ映
像信号は磁気記録再生手段206で変調され、磁気テー
プ38に記録される。また再生時は磁気テープ38から
磁気記録再生手段206で復調され、アナログ映像信号
となる。アナログ映像信号はパック抽出手段207によ
ってVBIからパックが抽出され、デジタル情報復元手
段209によって、サブタイトルページに復元される。
復元されたサブタイトルページはキャラクタジェネレー
タ61で文字データに変換され、信号切換回路52によ
ってテレビ画面に文字として挿入することが可能であ
る。
【0032】以上のように本実施の形態によれば、テレ
テキスト中に存在するサブタイトルページから、無効文
字を削除し、表示される文字コードと文字の属性のみを
テープに記録あるいは再生することで、サブタイトル情
報を映像信号と独立に、記録することができる。
【0033】また、画面の表示文字までのスペースを無
効文字として削除する方法もほぼ同様の効果を実現でき
る。
【0034】また、表示文字および属性が変わらず、同
一位置に存在し続けているときは、一回だけ記録するこ
とにより、記録量を削減することができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明は、複数のデジタル
情報を、短かく分割し、分割されたデジタル情報内の内
容を識別するための識別情報を、分割されたデジタル情
報の先頭に付加することで、異なるデジタル情報のパッ
クを任意の順序で混在させることが可能となり、限られ
たVBI領域の中で各デジタル情報の記録密度に自由度
を持たせることができるという優れた効果が得られる。
【0036】また、テレテキスト中に存在するサブタイ
トルページから、無効文字を削除し、表示される文字コ
ードと文字の属性のみをテープに記録あるいは再生する
ことで、サブタイトル情報を映像信号と独立に、効率的
に記録することができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるデジタル情報記
録再生装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1におけるデジタル情報記
録再生装置の記録再生動作を表した模式図
【図3】本発明の実施の形態1におけるVBIに記録さ
れるデジタル信号の構成図
【図4】本発明の実施の形態1におけるパックの識別情
報による分類図
【図5】本発明の実施の形態1における新たにデジタル
情報を付加した場合の記録再生動作を表した模式図
【図6】本発明の実施の形態1におけるデジタル情報記
録再生装置をVTRに搭載した場合の構成を示すブロッ
ク図
【図7】本発明の実施の形態2におけるデジタル情報記
録再生装置の構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態2におけるサブタイトルペ
ージの例示図
【図9】本発明の実施の形態2におけるサブタイトル情
報を抽出するためのフローチャート
【図10】本発明の実施の形態2におけるサブタイトル
情報の構成図
【図11】本発明の実施の形態2におけるデジタル情報
記録再生装置の記録再生動作を表した模式図
【図12】本発明の実施の形態2におけるデジタル情報
記録再生装置をVTRに搭載した場合の構成を示すブロ
ック図
【図13】従来のデジタル情報記録再生装置の構成を示
すブロック図
【図14】従来のデジタル情報記録再生装置のVBIに
記録されるデジタル信号の構成図
【符号の説明】
1、203 パック作成手段 2 パック混合手段 3、204 第1のパック入出力記憶手段 4、205 パック挿入手段 5、206 磁気記録再生手段 6、207 パック抽出手段 7、208 第2のパック入出力記憶手段 8 パック分離手段 9、209 デジタル情報復元手段 201 サブタイトル抽出手段 202 デジタル情報作成手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA06 FA21 GB06 GB12 JA16 JA21 JA27 JA28 JA30 KA01 KA05 KA08 KA20 KA24 LA04 LA07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデジタル情報を分割し、分割され
    たデジタル情報の内容を識別するための識別情報を付加
    することでパックを作成するパック作成手段と、前記パ
    ック作成手段の出力を1フィールド中に記録する水平走
    査期間の個数の分割比で混合するパック混合手段と、前
    記パック混合手段の出力であるパックを1個以上記憶
    し、かつ入力されたパックの順に出力を行う第1のパッ
    ク入出力記憶手段と、前記第1のパック入出力記憶手段
    の出力をアナログ映像信号の水平走査期間に挿入するパ
    ック挿入手段と、前記パック挿入手段の出力を磁気テー
    プに記録し、あるいは磁気テープを再生する磁気記録再
    生手段と、前記磁気記録再生手段の再生出力よりパック
    を抽出するパック抽出手段と、前記パック抽出手段の出
    力であるパックを1個以上記憶し、かつ入力されたパッ
    クの順に出力を行う第2のパック入出力記憶手段と、前
    記第2のパック入出力記憶手段の出力より識別情報をも
    とにパックの内容を識別しデジタル情報別にパックを分
    離するパック分離手段と、前記パック分離手段の出力よ
    り複数のデジタル情報に復元するデジタル情報復元手段
    とを具備し、水平走査期間に記録する信号に3.5MH
    z以下の周波数を用いたことを特徴とするデジタル情報
    記録再生装置。
  2. 【請求項2】 テレテキスト信号からサブタイトルペー
    ジを抽出するサブタイトル抽出手段と、前記サブタイト
    ル抽出手段の出力より無効文字を削除し画面に表示され
    る文字と文字の属性及び文字の画面上での位置を抽出す
    るデジタル情報作成手段と、前記デジタル情報作成手段
    の出力であるデジタル情報を分割し、分割されたデジタ
    ル情報の内容を識別するための識別情報を付加すること
    でパックを作成するパック作成手段と、前記パック作成
    手段の出力であるパックを1個以上記憶し、かつ入力さ
    れたパックの順に出力を行う第1のパック入出力記憶手
    段と、前記第1のパック入出力記憶手段の出力をアナロ
    グ映像信号の水平走査期間に挿入するパック挿入手段
    と、前記パック挿入手段の出力を磁気テープに記録し、
    あるいは磁気テープを再生する磁気記録再生手段と、前
    記磁気記録再生手段の再生出力よりパックを抽出するパ
    ック抽出手段と、前記パック抽出手段の出力であるパッ
    クを1個以上記憶し、かつ入力されたパックの順に出力
    を行う第2のパック入出力記憶手段と、前記第2のパッ
    ク入出力記憶手段の出力より識別情報をもとにパックの
    内容を識別しサブタイトルページに復元するデジタル情
    報復元手段とを具備し、水平走査期間に記録する信号に
    3.5MHz以下の周波数を用いたことを特徴とするデ
    ジタル情報記録再生装置。
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