JP2000068894A - 直接スペクトラム拡散用ディジタルフィルタ - Google Patents

直接スペクトラム拡散用ディジタルフィルタ

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JP2000068894A
JP2000068894A JP23844198A JP23844198A JP2000068894A JP 2000068894 A JP2000068894 A JP 2000068894A JP 23844198 A JP23844198 A JP 23844198A JP 23844198 A JP23844198 A JP 23844198A JP 2000068894 A JP2000068894 A JP 2000068894A
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Yoshinori Shinohara
義典 篠原
Takuya Terasawa
卓也 寺澤
Kazuhiko Seki
和彦 関
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビット誤り率を損なうことなく、回路規模を
縮小し、これにより消費電力を減じたディジタルフィル
タを提供する。 【解決手段】 入力したベースバンド信号の雑音除去お
よび直接スペクトラム逆拡散を施すディジタルフィルタ
10は、入力したベースバンド信号を、所定のタイミン
グにて順次遅延させる複数のシフトレジスタ12と、ベ
ースバンド信号およびシフトレジスタの各々の出力を、
それぞれ重み付けする複数の係数器14と、係数器の各
々からの出力を加算する加算器16とを備えている。係
数器14の各々のタップ係数は、逆拡散のための拡散符
号と雑音除去のための係数とを畳み込みして、これに窓
関数をかけることにより決定された値となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルフィル
タに関し、より詳細には、スペクトラム拡散(SS:Spre
ad Spectrum)方式の受信回路に使用するのに好適なデ
ィジタルフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信などの無線通信の分野
において、変調された後の信号の帯域幅が狭帯域変調に
よるものに比べて著しく広くなっているスペクトラム拡
散を用いた通信方式が利用されている。これは、上記ス
ペクトラム拡散を用いた通信方式は、(1)妨害に強い、
(2)干渉に強い、(3)秘話性や秘匿性があるなどの特徴
を備えていることによる。スペクトラム拡散通信による
拡散信号の発生方式には、直接拡散(DS:Direct Seque
nce)や周波数ホッピング(FH:Frequency Hopping)が
知られている。たとえば、直接拡散では、拡散符号系列
(PN(Pseudo-random Noise)系列)という疑似ランダム
符号を用いて送信信号のスペクトラムが拡散される。た
とえば、ISM帯における無線通信には、上記スペクト
ラム拡散の使用が認められており、家庭用コードレスホ
ンや無線LAN(Local Area Network)など小型携帯端
末に利用されている。
【0003】この種の技術を開示したものとして、特開
平10-79686号公報がある。この技術は、デジタルマッチ
トフィルタ及び相関器として使用できるように、タップ
係数を切り替える回路を特徴とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した直接スペクト
ラム拡散(DS−SS)方式の受信装置において、受信した
ディジタル信号を復調するために、ローパスフィルタ
(LPF)およびディジタルマッチドフィルタ(DMF)を用
いていた。たとえば、従来の受信回路では、図6に示す
ように、受信したベースバンドディジタル信号の雑音を
除去するための、フィルタ段数がM段であるLPF10
2と、逆拡散を実行するための、フィルタ段数がp×q
段(ここに、p:拡散率、q:1チップ当たりのオーバ
ーサンプリング数)であるDMF104とが直列に連結
されている。ここで、LPF102の係数器には、雑音
除去のためのタップ係数が与えられ、DMF104の係
数器には、拡散符号が与えられる。各フィルタの係数器
の出力は、加算器により加算され、雑音除去がされたデ
ータおよび逆拡散の施されたデータが、それぞれのフィ
ルタから出力される。たとえば、これらLPF102お
よびDMF104を実現するためには、LPF102の
入力データおよび各シフトレジスタの出力をアドレスと
して、これらに係数をかけたものを加算した値がデータ
として出力されるようなROM(図示せず)や、DMF
104の入力データおよび各シフトレジスタの出力をア
ドレスとして、これらに拡散符号をかけたものを加算し
た値がデータとして出力されるようなROM(図示せ
ず)を用いることができる。
【0005】しかしながら、従来のLPFおよびDMF
では、データレートよりも高速のチップレートにて演算
を実行するため、極めて高いクロック周波数にて駆動さ
れ、その結果、消費電力が増大するという問題点があっ
た。特に、小型携帯端末では、端末自体の小型化に伴
い、電池や回路を小型化させる要求が高く、その結果、
各回路の消費電力を提言することが要望されている。
【0006】本発明は、ビット誤り率を損なうことな
く、回路規模を縮小し、これにより消費電力を減じたデ
ィジタルフィルタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、入力し
たベースバンド信号の雑音除去および直接スペクトラム
逆拡散を施すディジタルフィルタであって、入力したベ
ースバンド信号を、所定のタイミングにて順次遅延させ
る複数のシフトレジスタと、前記ベースバンド信号およ
び前記シフトレジスタの各々の出力を、それぞれ重み付
けする複数の係数器と、前記係数器の各々からの出力を
加算する加算器とを備え、前記係数器の各々のタップ係
数が、逆拡散のための拡散符号と雑音除去のための係数
とを畳み込みして、これに窓関数をかけることにより決
定された値であることを特徴とするディジタルフィルタ
により達成される。
【0008】また、本発明の目的は、上記係数器および
加算器を、メモリに置き換え、入力したベースバンド信
号およびシフトレジスタの各々の出力をアドレスとし
て、係数器のタップ係数が、逆拡散のための拡散符号と
雑音除去のための係数とを畳み込みして、これに窓関数
をかけることにより決定された値となるように、前記メ
モリにデータが記憶されたディジタルフィルタによって
も達成される。
【0009】たとえば、従来の雑音除去フィルタのフィ
ルタ段数をm、逆拡散用のディジタルマッチドフィルタ
(DMF)のフィルタ段数をn(p×q、p:拡散率、
q:1チップ当たりのオーバーサンプリング数)とする
と、これらフィルタの双方を用いる場合には、フィルタ
段数がm+n(=m+p×q)となる。この二つのフィ
ルタを1つにするためには、両フィルタの係数器のタッ
プ係数を畳み込むことにより実現されるが、この場合
に、フィルタ段数はm+nとなり、フィルタ段数の削減
つまり回路規模の削減を望むことはできない。
【0010】そこで、本発明においては、畳み込みによ
り求められたフィルタ係数に、窓関数の時間関数をかけ
てフィルタの段数を削減している。
【0011】たとえば、前記雑音除去のための伝達関数
を HLPF(z)=Σ aM-M (ΣはM=0からm−1までの総和をとる) 逆拡散のための伝達関数を HDMF(z)=Σ bN-N (ΣはN=0からn−1までの総和をとる) として、その伝達関数を、 H(z)=Σ CK-K (ΣはK=0からk−1までの総和をとる) Ci=Wi・(ai*bi)=Wi・Σai・bi-j (Σはjについての総和をとる) (Wi:窓関数の時間関数、0≦i≦k−1) として、その伝達関数を、と規定する。このような伝達
関数をもつことにより、フィルタの段数を、k(n≦k
≦m+n)とすることができる。フィルタの段数を削減
することにより、その回路規模を小さくすることがで
き、その結果、回路の消費電力を減少させることが可能
となる。
【0012】窓関数は、方形窓、ハミング窓およびハニ
ング窓の何れであっても良いが、BER(Bit Error Ra
te)を考慮した場合には、方形窓が最も好ましい。ま
た、回路規模の削減をより考慮した場合には、ハミング
窓やハニング窓を用いても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態につき説明を加える。図1は、本発明の
実施の形態にかかるディジタルフィルタの機能ブロック
ダイヤグラムである。図1に示すように、このディジタ
ルフィルタ10は、k段のシフトレジスタ12−1〜12−
kと、シフトレジスタからのタップ出力に重み付け係数
(タップ係数)を与える乗算器14−0〜14−kと、乗算器
14の出力を加算する加算器16とを備えている。この
ディジタルフィルタ10は、図2に示す受信機30のデ
ィジタルフィルタ10として用いられ、雑音除去および
逆拡散の双方を実現している。受信機30は、アンテナ
32にて受信した電波を増幅するRF増幅器34、増幅
されたRF信号を中間周波数(IF)信号に周波数変換
する周波数変換器36、周波数変換器36に発振信号を
与える周波数シンセサイザ38、増幅器40、IF信号
をベースバンド信号に変換する周波数変換器42、当該
周波数変換器42に局所発振信号を与える局所発振器4
4、本実施の形態にかかるディジタルフィルタ10、お
よび、ディジタルフィルタ10にて逆拡散された信号を
復調する復調回路46を備えている。図2から理解でき
るように、本実施の形態にかかるディジタルフィルタ1
0には、ベースバンドの受信データが入力されるように
なっている。
【0014】次に、本実施の形態にかかるディジタルフ
ィルタ10の動作原理につき説明を加える。
【0015】たとえば、図6に示したような、m段のF
IRフィルタ102、および、(p×q)段のDMF1
04(ここで、p:拡散率、q:1チップ当たりのオー
バーサンプリング数)のタップ係数(インパルス応答)
を、ai(i=0,1,2,・・・,m−1)、bi(i
=0,1,2,・・・,(p×q)−1)とすると、FI
Rフィルタの伝達関数およびDMFの伝達関数は、それ
ぞれ、(1)式および(2)式に示すものとなる。
【0016】
【数1】
【0017】
【数2】
【0018】したがって、これらの伝達関数の積をとる
ことにより、FIRフィルタおよびDMFを一つのフィ
ルタで実現することができる。このようなフィルタにお
いて、フィルタ係数は、(1)式および(2)式に示す
係数aMおよびbNの畳み込みにより得られるが、フィル
タの段数は(m+n)段すなわち(m+p×q)段とな
り、段数の削減(つまり回路規模の削減)を望むことが
できない。そこで、本実施の形態においては、畳み込み
により求められたフィルタ係数に対して、窓関数の時間
関数Wiをかけて、近似を行うことでフィルタの段数を
k段に削減することができる。このようにして得られた
フィルタ係数Ciを、(3)式に示す。
【0019】
【数3】
【0020】(3)式において、i=0,1,2,・・
・,k−1である。なお、窓関数の時間関数としては、
下記の表1に示すものを利用することが可能である。
【0021】
【表1】
【0022】本発明の実施の形態において、上記の方
形、Hamming,Hanning,Blackman,Kaiserなどの窓関数を
適用することができる。もっとも、BER特性に関して
言うと方形窓が好ましいと考えられる。
【0023】このように、畳み込みにより求められたフ
ィルタ係数に対して、所定の窓関数Wiをかけて近似を
行うことで、フィルタの段数kを、少なくともm≦k≦
n=p×qとすることができる。
【0024】次に、本実施の形態にかかるディジタルフ
ィルタ10を実現する回路につき説明を加える。図3
は、上記ディジタルフィルタ10のハードウェアの一例
を示す図である。
【0025】図3に示すように、本実施の形態において
は、乗算器14および加算器16を、ROM(Read Only
Memory)100にて実現している。すなわち、入力デー
タおよびシフトレジスタ12−1〜12−kの出力をアドレス
として、(4)式の出力が得られるようなデータを、R
OM100に記憶している。
【0026】
【数4】
【0027】したがって、このように構成されたディジ
タルフィルタ10を備えた受信機30において、アンテ
ナ32にて受信された電波は、RF増幅器34を介し
て、周波数変換器36に与えられて、IF信号に変換さ
れる。次いで、IF信号は、増幅器40を経て、周波数
変換器42に与えられ、ベースバンド信号に変換され
る。ディジタルフィルタ10は、ディジタルデータであ
るベースバンド信号を受け入れ、その雑音を除去し、か
つ、逆拡散の処理を施して、得られたデータを復調回路
46に出力する。ディジタルフィルタ10から出力され
たデータは、FSK(Frequency Shift Keying)、PSK
(Phase Shift Keying)、QPSK(Quadrature PSK)など
狭帯域変調を施された信号であるため、復調回路は、こ
の信号を所定の手法にて復調し、送信されたデータを復
元する。このようにして、必要なデータを復元すること
が可能となる。復元されたデータは、たとえば、デコー
ダ、A/D変換器、音声再生回路(ともに図示せず)を
経て、スピーカから音声として放音され、或いは、ディ
スプレイに文字として表示される。
【0028】次に、拡散率を11、1チップ当たりのオ
ーバーサンプリング数を4として、窓関数を変えたとき
のフィルタ段数に対するBER特性を図4に示す。方形
窓を用いた場合に、BER特性が最も良好であり、この
場合には、ディジタルフィルタ10のフィルタ段数が4
4段まで(44段以上)であれば、劣化なく復調するこ
とができ、特に好ましいことが理解できる。すなわち、
方形窓を用いた場合には、フィルタ段数を、(拡散率×
オーバーサンプリング数)としても、適切にデータを復
調することが可能であり、従来のDMFのフィルタ段数
で、雑音除去および逆拡散を実現することが可能とな
る。たとえば、雑音除去用のFIRフィルタの段数を3
2段、DMFのフィルタの段数が44(11×4)段に
相当するディジタルフィルタを、44段にて実現して
も、ほとんどBER特性が劣化していないことも理解で
きる。
【0029】また、他の窓を用いた場合でも、フィルタ
段数を(FIRフィルタの段数+拡散率×オーバーサン
プリング数)より小さくしても、適切にデータを復調す
ることが可能となる。
【0030】図5は、拡散率を変えたときの、従来のフ
ィルタ(FIRフィルタおよびDMF)および本実施の
形態にかかるディジタルフィルタの回路規模を比較した
図である。図5において、従来のフィルタの回路規模を
100として、本実施の形態にかかるフィルタの回路規
模の割合が示されている。図5から理解できるように、
拡散率が18未満であれば、本実施の形態にかかるディ
ジタルフィルタが、従来のフィルタよりも回路規模を削
減できることが理解できる。これは、従来のフィルタに
おいては、雑音除去用のFIRの係数が対称性を持つの
で、係数器として利用されるROMのデータを1/2に
することができ、かつ、DMFの係数器としてインバー
タを用いることができるため、すべての係数器に対応し
たデータをROMに記憶させる必要がある本実施の形態
にかかるディジタルフィルタ10よりも、回路規模を比
較的小さくできるからである。しかしながら、たとえ
ば、拡散率が11の場合には、本実施の形態にかかるデ
ィジタルフィルタ10は、従来のフィルタの略8割の回
路規模にて実現することができ、これにより消費電力の
軽減や回路の小型化を実現することが可能となる。
【0031】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。
【0032】たとえば、前記実施の形態にかかるディジ
タルフィルタを、ROM100により実現するのではな
く、別個の係数器や加算器を用いて実現しても良いし、
或いは、DSP(Digital Signal Processor)を用いて
実現しても良いことは明らかである。
【0033】また、本明細書において、手段とは必ずし
も物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能
が、ソフトウェアによって実現される場合も包含する。
さらに、一つの手段の機能が、二つ以上の物理的手段に
より実現されても、若しくは、二つ以上の手段の機能
が、一つの物理的手段により実現されてもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、ビット誤り率を損なう
ことなく、回路規模を縮小し、これにより消費電力を減
じたディジタルフィルタを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施の形態にかかるディジ
タルフィルタの概略を示すブロックダイヤグラムであ
る。
【図2】 図2は、本実施の形態にかかる受信機の概略
を示すブロックダイヤグラムである。
【図3】 図3は、本実施の形態にかかるディジタルフ
ィルタのハードウェア構成の一例を示す図である。
【図4】 図4は、本実施の形態にかかるディジタルフ
ィルタのフィルタ段数に対するBER特性を示す図であ
る。
【図5】 図5は、本実施の形態にかかるディジタルフ
ィルタと従来のフィルタの回路規模を比較した図であ
る。
【図6】 図6は、従来の雑音除去用のFIRフィルタ
およびDMFの概略を示すブロックダイヤグラムであ
る。
【符号の説明】
10 ディジタルフィルタ 12 シフトレジスタ 14 乗算器 16 加算器 30 受信機 32 アンテナ 34 RF増幅器 36、42 周波数変換器 38 周波数シンセサイザ 40 増幅器 44 局所発振器 46 復調回路 100 ROM

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力したベースバンド信号の雑音除去お
    よび直接スペクトラム逆拡散を施すディジタルフィルタ
    であって、 入力したベースバンド信号を、所定のタイミングにて順
    次遅延させる複数のシフトレジスタと、 前記ベースバンド信号および前記シフトレジスタの各々
    の出力を、それぞれ重み付けする複数の係数器と、 前記係数器の各々からの出力を加算する加算器とを備
    え、 前記係数器の各々のタップ係数が、逆拡散のための拡散
    符号と雑音除去のための係数とを畳み込みして、これに
    窓関数をかけることにより決定された値であることを特
    徴とするディジタルフィルタ。
  2. 【請求項2】 入力したベースバンド信号の雑音除去お
    よび直接スペクトラム逆拡散を施すディジタルフィルタ
    であって、 入力したベースバンド信号を、所定のタイミングにて遅
    延させる複数のシフトレジスタと、 前記ベースバンド信号および前記シフトレジスタの各々
    の出力をアドレスとして、前記各々の出力にタップ係数
    を乗算し、かつ、これらを加算した値をデータとして出
    力するメモリとを備え、 前記各々のタップ係数が、逆拡散のための拡散符号と雑
    音除去のための係数とを畳み込みして、これに窓関数を
    かけることにより決定された値となるように、前記メモ
    リにデータが記憶されたことを特徴とするディジタルフ
    ィルタ。
  3. 【請求項3】 前記雑音除去のための伝達関数を HLPF(z)=Σ aM-M (ΣはM=0からm−1までの総和をとる) 逆拡散のための伝達関数を HDMF(z)=Σ bN-N (ΣはN=0からn−1までの総和をとる) とし、その伝達関数が、 H(z)=Σ CK-K (ΣはK=0からk−1までの総和をとる) Ci=Wi・(ai*bi)=Wi・Σai・bi-j (Σはjについての総和をとる) (Wi:窓関数の時間関数、0≦i≦k−1) にて規定されることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載のディジタルフィルタ。
  4. 【請求項4】 前記窓関数が、方形窓であることを特徴
    とする請求項1ないし3の何れか一項に記載のディジタ
    ルフィルタ。
  5. 【請求項5】 前記窓関数が、ハミング(Hamming)窓
    であることを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項
    に記載のディジタルフィルタ。
  6. 【請求項6】 前記窓関数が、ハニング(Hanning)窓
    であることを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項
    に記載のディジタルフィルタ。
  7. 【請求項7】 前記窓関数が、ブラックマン(Blackma
    n)窓であることを特徴とする請求項1ないし3の何れ
    か一項に記載のディジタルフィルタ。
  8. 【請求項8】 前記窓関数が、カイザー(Kaiser)窓で
    あることを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に
    記載のディジタルフィルタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002026776A (ja) * 2000-06-06 2002-01-25 Lucent Technol Inc 無線通信システム
CN108600566A (zh) * 2018-04-28 2018-09-28 维沃移动通信有限公司 一种干扰处理方法及移动终端

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