JP2000068224A - 基板熱処理装置 - Google Patents

基板熱処理装置

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JP2000068224A
JP2000068224A JP10234440A JP23444098A JP2000068224A JP 2000068224 A JP2000068224 A JP 2000068224A JP 10234440 A JP10234440 A JP 10234440A JP 23444098 A JP23444098 A JP 23444098A JP 2000068224 A JP2000068224 A JP 2000068224A
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temperature
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JP10234440A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Masuda
充弘 増田
Takatoshi Chiba
▲隆▼俊 千葉
Hideo Nishihara
英夫 西原
Toshihiro Nakajima
敏博 中島
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 稼働率の高い基板熱処理装置を提供する。 【解決手段】 支持部には3本のシース熱電対を備える
測温体MT1〜MT3が取り付けられ、それらの先端に設
けられた平坦部が、熱処理の際に支持部に載置される基
板Wに接触するようになっている。測温体MT1〜MT3
の温度信号の温度降下率をもとに、温度算出部82は測
温体MT1〜MT3と基板Wとの接触状態のうち最良のも
のを求め、それが許容値以上であればその測温体により
基板温度を求めつつ、基板Wの熱処理を行う。逆に許容
値未満であれば処理を開始しないで警報器85により警
報を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハ、
フォトマスク用ガラス基板、液晶表示用ガラス基板、光
ディスク用基板等の基板(以下、単に「基板」とい
う。)に対して加熱手段による加熱を伴う処理を施す基
板熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、基板を加熱しつつ処理する基
板熱処理装置では、基板の温度管理を行うため、基板の
温度を計測している。そのひとつとして、接触式温度計
を1つ備え、その接触式温度計の熱電対等の測温体を基
板に接触させた状態で温度計測しつつ加熱処理する装置
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の装置
では、その測温精度は、測温体と基板との接触状態に大
きく依存する。すなわち、基板をサセプタ上に載せ損な
ったり、「反り」と呼ばれる湾曲等の基板の形状不良が
あったり、サセプタと呼ばれる基板支持部材や測温体の
セッティングが悪かったりすると、測温体と基板との接
触状態が悪くなり、基板の正確な温度を測定することが
できなくなる。そのような場合に、測温体の取付け位置
を調節するか測温体や接触式温度計全体を交換などして
いたため、ダウンタイムが生じ、装置の稼働率を低下さ
せていた。
【0004】この発明は、従来技術における上述の問題
の克服を意図しており、稼働率の高い基板熱処理装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の請求項1に記載の装置は、基板に対して
加熱手段による加熱を伴う処理を施す基板熱処理装置で
あって、基板に接触して当該基板の温度信号を出力する
複数の接触式温度計測手段を備える。
【0006】また、この発明の請求項2に記載の装置
は、請求項1に記載の基板熱処理装置であって、さら
に、処理の前に複数の接触式温度計測手段と基板とのそ
れぞれの接触状態を検出する接触状態検出手段と、それ
ぞれの接触状態に基づいて、複数の接触式温度計測手段
のうちから、基板の温度信号を得るべき特定の接触式温
度計測手段を選択する選択手段と、を備える。
【0007】また、この発明の請求項3に記載の装置
は、請求項2に記載の基板熱処理装置であって、さら
に、特定の接触式温度計測手段を選択計測手段と呼び、
基板と選択計測手段の接触状態を選択接触状態と呼ぶと
き、選択接触状態と所定の許容接触状態とを比較する比
較手段と、許容接触状態よりも選択接触状態が悪い場合
には処理前にその旨を報知する報知手段と、を備える。
【0008】また、この発明の請求項4に記載の装置
は、請求項2または請求項3に記載の基板熱処理装置で
あって、さらに、選択計測手段に対する基板の温度信号
のオフセットを得るオフセット取得手段と、選択計測手
段による基板の温度信号とオフセットとを加算した信号
をもとに基板温度を求める基板温度決定手段と、を備え
る。
【0009】また、この発明の請求項5に記載の装置
は、請求項4に記載の基板熱処理装置であって、さら
に、選択計測手段に応じた制御パラメータを取得するパ
ラメータ取得手段と、基板温度決定手段によって得られ
た基板温度を基に、制御パラメータを用いて加熱手段へ
の供給電力を制御する加熱制御手段と、を備える。
【0010】また、この発明の請求項6に記載の装置
は、請求項1に記載の基板熱処理装置であって、さら
に、複数の接触式温度計測手段のそれぞれによる基板の
温度信号に対応する複数の基板温度候補値の平均値を基
板の基板温度とする平均温度算出手段を備える。
【0011】さらに、この発明の請求項7に記載の装置
は、請求項6に記載の基板熱処理装置であって、平均温
度算出手段が複数の接触式温度計測手段のそれぞれの基
板の温度信号のオフセットを得る全オフセット取得手段
と、複数の接触式温度計測手段のそれぞれによる基板の
温度信号と、全オフセット取得手段により得られた複数
の接触式温度計測手段のそれぞれに対応するオフセット
とのうち、互いに対応するもの同士を加算した値を基に
複数の基板温度候補値を得る手段と、複数の基板温度候
補値の平均値を基板温度として算出する手段と、を備え
る。
【0012】なお、ここでいう「複数の接触式温度計測
手段」には複数の接触式温度計を備える場合以外に、複
数の接触式の検知器のそれぞれが共通の温度算出手段に
接続されているような場合をも含むものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0014】<1.第1の実施の形態> <<1−1.装置構成>>図1はこの発明の一の実施の
形態である基板熱処理装置1の構成を示す縦断面図であ
る。なお、以下の説明で参照される図1では、平行斜線
を施していない断面表示が含まれており、また、形状の
細部を適宜簡略化して示す。
【0015】この基板熱処理装置1は、主に基板Wを収
容する容器であるチャンバ2、基板Wを加熱する光を出
射するランプ31(参照符号一部省略)、および基板W
を支持する支持部40を有しており、所定の雰囲気中に
てランプ31からの光を基板Wの上面に照射することに
より基板Wに加熱を伴う処理を施すとともに、基板Wの
温度が支持部40に設けられた後述する3つの測温体M
T1〜MT3による電気信号をもとに測定されて管理され
るようになっている。
【0016】以下、基板熱処理装置1の構成について順
に説明する。
【0017】ランプ31は複数の棒状のランプがチャン
バ2外部で蓋部61に覆われるように設けられており、
ランプ31は後述するランプ電力制御部84から電力が
供給されることにより点灯制御される。また、蓋部61
はランプ31からの光により高温とならないように内部
に冷却用の水路611が形成されており、さらに、ラン
プ31からの光を反射して基板Wを効率よく加熱するこ
とができるように内壁が鏡面に加工されている。
【0018】チャンバ2は基板Wの下方および側方周囲
を覆う容器本体部21に基板Wの上方を覆う石英窓22
を取り付けて構成されている。石英窓22は石英により
形成されており、チャンバ2内に載置される基板Wとラ
ンプ31との間に位置してランプ31からの光を透過す
る窓としての役割を果たしている。また、容器本体部2
1には基板Wの搬出入のための搬出入口21Aが形成さ
れており、この搬出入口には扉23が開閉自在に設けら
れている。さらに、容器本体部21には二酸化窒素、ア
ンモニア等の様々なガスをチャンバ2内に供給する供給
口21Bおよびチャンバ2内のガスを排気する排気口2
1Dが設けられている。
【0019】容器本体部21内部にも蓋部61と同様に
冷却用の水路211が形成されており、また、容器本体
部21内部は光を反射して基板Wを効率よく加熱するこ
とができるよう加工されている。
【0020】チャンバ10内部にはほぼ円盤状の基板W
を支持するための支持部40が設けられており、支持部
40は基板Wの外周を支持する中心部が除去された円盤
状の支持リング41が支持柱42に支えられる構造とな
っている。
【0021】図2は基板Wを支持した状態での支持部4
0の平面図である。支持リング41には3枚の支持板4
1aが固着され、それらに基板Wを水平姿勢にて載置す
ることができるものとなっている。また、支持リング4
1には3つの測温体MT1〜MT3は、基板Wの中心に対
して互いのなす中心角がほぼ等しく120℃となる位置
に、図示しない固定部材により取り付けられている。測
温体MT1〜MT3は、例えばシース熱電対を細管状の被
覆部材に内挿して、シース熱電対の全体を被覆部材で被
覆した構造を有している。被覆部材は、例えばCVD法
によって製造された高純度SiC(シリコンカーバイ
ド)から形成されており、高耐熱性、高熱伝導性を有
し、また、薄肉で細管状に形成されているため、基板W
に比ぺて熱容量が極めて小さく、さらに、基板Wの表面
に対する汚染源となるような不純物質を含有していない
ため、基板Wに対して汚染性を有しない。また、シース
熱電対は、例えばシース部の外径が0.3mm、長さが
200mm程度であり、細管状被覆部材の先端付近まて
深く挿入されている。
【0022】測温体MT1〜MT3の被覆部材は図3に示
すように、先端が閉塞された細長い円筒状に形成されて
おり、例えば外径が0.8mm、内径が0.4mm、長
さが200mm程度のものてある。また、測温体MT1
〜MT3の被覆部材の先端部は、例えば組が0.5m
m、長さが15mm程度の平坦面FSに加工形成されて
おり、基板Wが支持板41aに支持されると、測温体M
T1〜MT3は、その先端部の平坦面FSで基板Wの下方
に向けられた被処理面とほぼ面接触するように配置され
る。
【0023】そして、この装置において基板Wが熱処理
される過程で、基板Wが加熱されてその表面温度が上昇
すると、熱伝導により測温体MT1〜MT3の被覆部材も
加熱されて温度が上昇する。このとき、測温体MT1〜
MT3の被覆部材は、基板Wに比ぺて熱容量が極めて小
さく、また、基板Wと面接触しているので、熱伝導効率
が極めて高いため、測温体MT1〜MT3の被覆部材は、
熱伝導により加熱されて速やかに基板Wの温度と同一温
度になる。そして、被覆部材の先端付近まで内挿されて
いるシース熱電対によって被覆部材の先端部の温度が正
確に測定される。
【0024】つぎに、基板Wを昇降させるリフト部5の
構成を説明するとともにチャンバ2への基板Wの搬出入
の動作について説明する。
【0025】容器本体部21下部には基板Wを昇降させ
るリフト部5が後述する支持部40に載置される基板W
の中心に対して同一円周上に3つ設けられている。リフ
ト部5は図1に示すように昇降移動するリフトピン51
を内部に有しており、リフトピン51を上昇させると基
板Wが支持リング41から持ち上げられるようになって
いる。搬入動作はまずリフトピン51が上昇して待機
し、基板Wが基板熱処理装置1外部からハンド91が下
降することでリフトピン51上に基板Wを載置してハン
ド91をチャンバ2外部へ退避させた後、リフトピン5
1を下降させることで基板Wが支持リング41上に載置
される。また、基板Wをチャンバ2外部へと搬出する際
には搬入動作と逆の動作が行われる。
【0026】つぎに、この基板熱処理装置1の基板Wの
温度管理機構について説明する。図4は第1の実施の形
態の基板熱処理装置1の温度制御機構を示す模式図であ
る。測温体MT1〜MT3からの電気信号はそれぞれアン
プ81a〜81cにおいて増幅された後、温度算出部8
2に送られる。なお、温度算出手段が本発明における接
触状態検出手段、選択手段、比較手段、オフセット取得
手段および基板温度決定手段に相当する。
【0027】温度算出部82は内部に図示しないCPU
およびメモリを備え、得られた電気信号から各測温体M
T1〜MT3の温度を算出したり、それらをもとに後述す
る到達率や最大到達率および実際に基板Wの温度を計測
する測温体を決定したりする。
【0028】制御部83も内部に図示しないCPUおよ
びメモリを備え、温度算出部82からの各種信号を基に
ランプ電力制御部84を制御し、基板Wの温度を予めメ
モリに記憶されていた目標温度に維持したり、エラーの
場合には警報器85を制御してエラーメッセージを警報
器85の図示しないディスプレイにその旨の表示を行わ
せたり、その他各部の制御を行う。なお、制御部83が
本発明におけるパラメータ取得手段に相当し、制御部8
3とランプ電力制御部85とを併せたものが本発明の加
熱制御手段に相当する。
【0029】<<1−2.測温体と基板との接触状態の
判定>>ところで、既述のように測温体MT1〜MT3の
支持リング41への取り付け具合や基板Wの「反り」等
により図3に示すように、測温体MT1〜MT3の平坦面
FSと基板W下面との間に間隙dが生じ、それらの接触
状態が測温体ごとに異なるものとなる。そこで第1の実
施の形態では、以下のようにして、測温体MT1〜MT3
と基板Wとの接触状態が適正であるか否かを判断してい
る。
【0030】例えば、熱処埋後の基板Wを、約300〜
500℃の温度に加熱した状態で加熱炉外へ搬出する際
には、この基板Wに接触している測温体MT1〜MT3も
同一温度となっている。このような状態で、熱処理後の
基板Wと未処理の基板Wとが支持部40に載せ換えられ
る場合を考えると、次に熱処理しようとする基板Wは室
温下にあり、この室温状態の基板Wが支持部40に載せ
換えられ、基板Wが測温体MT1〜MT3に接触すると、
測温体MT1〜MT3は、それより低温の基板Wから熱伝
導によつて急激に冷される。このとき、測温体MT1〜
MT3の温度の時間的変化は、基板Wとの接触状態に大
きく依存し、測温体と基板Wとの接触状態が適正である
場合に比べて接触状鍍が不良であるときは、降温の程度
が緩やかになる。
【0031】そこで、第1の実施の形態では、測温体と
基板Wとの接触状態が適正である場合における温度変化
を予め求めておき、この温度変化と被処理基板Wを測温
体MT1〜MT3に接触させたときにおける測温体MT1
〜MT3のうちの最大の温度変化との比較から、被処理
基板Wと各測温体MT1〜MT3との接触状態の適否を検
知しようとするものである。その検知方法の1例を典体
的に示すと、次の通りである。
【0032】室温状態の基板Wが支持部40上に載置さ
れて測温体に接触した時点をt0、そのt0時点における
その測温体の温度をθ0として、そのt0時点以後におけ
る測温体の温度の時間的変化の例を図5に示す。図中、
曲線Aが、測温体と基板Wとの接触状態が適正であると
きの温度変化を表し、曲線Bが、その接触状態が悪いと
きの温度変化を表している。図示のように、測温体と基
板Wとの接触状態が適正であるときは、基板Wから測温
体への熱伝導が速やかに行なわれるため、接触状態が悪
い場合に比べて温度降下が速い。
【0033】ここで、t0時点から一定時間(例えば5
秒)経過したt2時点における曲線A及びBにおける各
温度をそれぞれθ2a、θ2bとし、その途中のt1時点
(例えばt0時点から1.5秒経過した時点)における曲
線A及びBにおける各温度をそれぞれθ1a、θ1bとす
る。そして、t0時点からt2時点までの温度降下量(θ
0−θ2a,θ0−θ2b)に対するt0時点からt1時点まで
の温度降下量(θ0−θ1a,θ0−θ1b)の比率(以下、
「到達率」という)をそれぞれRa、Rbとすると、 Ra=(θ0−θ1a)/(θ0−θ2a)×100(%) Rb=(θ0−θ1b)/(θ0−θ2b)×100(%) となり、Ra>Rbとなる。これら、到達率が各測温体
MT1〜MT3の基板Wとの接触状態を表す数値となる。
そこで、測温体と基板Wとの接触状態の適否を判断する
ための許容接触状態を示す基準到達率Rth(Ra≧Rth
>Rb)として設定しておき、処理しようとする基板W
ごとに各測温体MT1〜MT3の到達率Ri(iは各測温
体MT1〜MT3を表す添え字であり、i=1〜3であ
る。以下、同様)のうち最大の到達率Rmaxを算出し
て、Rmax≧Rthであれば接触状態が正常であり、Rmax
<Rthであれば接触状態が不良であると判別するように
するのである。
【0034】<<1−3.処理手順>>以下、第1の実
施の形態における処理手順を、それを示すフローチャー
トである図6および図7を用いて説明する。
【0035】まず、外部の図示しない搬送ロボットが基
板Wを支持部に載置する(図6:ステップS1)。
【0036】つぎに、測温体MT1〜MT3からの電気信
号(温度信号)をもとに、温度算出部82は、得られた
計測温度が、それぞれ所定の高温付近の温度を示してい
るか否かをチェックする(図6:ステップS2)。すな
わち、温度算出部82は入力される各測温体MT1〜M
T3からの電気信号に、温度算出部内のメモリに予め記
憶されていた各測温体MT1〜MT3に対応したオフセッ
ト値を加算した信号をもとに計測温度を算出する。そし
て、温度算出部82は得られた計測温度と、内部のメモ
リが予め記憶している所定の温度しきい値θcよりも高
い温度を示しているか否かを比較判断する。
【0037】もし、すべての計測温度が上記温度しきい
値θc以下の温度を示している場合には、温度算出部8
2は測温関係の機器が故障している旨の測温機器異常信
号を制御部83に出力し、警報器85を制御して、その
ディスプレイ画面上に測温機器異常の旨のエラーメッセ
ージを表示するなどの警報処理を行なう(図6:ステッ
プS3)。これにより、万一、すべての測温体MT1〜
MT3やアンプ81a〜81cが故障しているために、
後述する測温体MT1〜MT3の降温レートの算出が困難
になったり、誤って算出してしまい、基板Wが支持部4
0に載置されているにもかかわらず載置されていないと
誤った判断をしてしまうようなことを防止しているので
ある。
【0038】つぎに、支持部40上に被処理基板Wが載
置されたことを検出する(図6:ステップS4)。図7
は、この基板の検出処理の詳細を示すフローチャートで
ある。この検出は、図7に示すように、測温体MT1〜
MT3の温度変化率をチェックすることにより行なわれ
る。すなわち、前述のように支持部40上に室温状態の
基板Wが載置されると、各測温体MT1〜MT3が基板W
に接触することによって測温体MT1〜MT3の温度が急
激に降下することになる。
【0039】そこで、まず、各測温体MT1〜MT3の降
温レートを算出する(図7:ステップS41)。
【0040】つぎに、各測温体の降温レートと予め実験
により求めておいた基板Wが支持部40に載置されたと
き降温レートである基準レートとを比較(図7:ステッ
プS42)する。そして、すべての降温レートが所定の
基準レート未満であれば、基板Wが支持部40に載置さ
れていないとしてステップS41に戻り、基板Wが載置
されたと判断されるまでステップS41およびS42の
処理を繰り返す。そして、測温体MT1〜MT3のうちの
いずれかの降温レートが基準レート以上の値になったと
きに、支持部40上に基板Wが載置されたと判断し、そ
の時点をt0時点とし、t0時点における測温体MT1〜
MT3の温度θ0を温度算出部82内のメモリに記憶する
(図7:ステップS43)。以上が図6のステップS4
の処理である。
【0041】図6の説明に戻る。つぎに、予め設定され
た時点における測温体MT1〜MT3の温度を順次温度算
出部82内のメモリに記憶していく(図6:ステップS
5)。すなわち、支持部40上に基板Wが載置されたt
0時点から所定の時間T1=t1−t0が経過するのを待っ
て各測温体MT1〜MT3の温度θ1i(i=1〜3)を温
度算出部82のメモリに記憶する。続いて、t0時点か
ら時間T2=t2−t0時間経過したt2時点における各測
温体MT1〜MT3の温度θ2i(i=1〜3)をそのメモ
リに記憶する。
【0042】つぎに、各測温体MT1〜MT3と基板Wと
の接触状態が適正であるか否かが判別される。この判別
は、温度算出部82において、各測温体の接触状態を表
す到達率Ri=(θ0−θ1i)/(θ0−θ1i)×100
(%)を算出し、その算出された各到達率Riを記憶し
ておく(図6:ステップS6)。
【0043】つぎに、各到達率Riのうちの最大のもの
を求め、その到達率Riを最大到達率Rmaxと決定し、そ
の測温体を表わす添え字iとともに温度算出部82のメ
モリに記憶しておく(図6:ステップS7)。
【0044】そして、予め実験により求めておいた前述
の基準到達率Rthと、上述の最大到達率Rmaxとを比較
する(図6:ステップS8)。そして、いずれかの測温
体に対してRmax≧Rthであれぱ接触状態が正常であ
り、Rmax<Rthであれば全ての測温体MT1〜MT3の
接触状態が不良てあると判定する。そして、測温体MT
1〜MT3と基板Wとの接触状態が正常てあると判定され
たときは、ステップS9へと進む。逆に、測温体MT1
〜MT3と基板Wとの接触状態が不良であると判定され
たときは、ステップS3に戻り、警報処理が行なわれ
る。この警報処理は、前述のそれとは異なり、例えば次
の被処理基板Wをチャンバ2内へ搬入するのを中止し、
警報器85のディスプレイ両面上に接触状態が異常であ
る旨のエラーメッセージを表示することにより行なわれ
る。
【0045】つぎに、最大到達率Rmaxを示した測温体
(上記記憶しておいた添え字iに対応する測温体)を、
この基板Wの温度計測に用いる測温体として選択する
(図6:ステップS9)。これに伴い、温度算出部82
はそのメモリから選択された測温体に対応する出力信号
のオフセット値を読み出して温度計測に用いる。すなわ
ち、各測温体MT1〜MT3は同一の温度の被計測物に対
しても、それぞれ出力信号に若干のバラツキを有するの
が普通である。これを補正するためのオフセット値は予
め求められてメモリに記憶されている。そして、上記の
選択された測温体に対応したオフセット値を読み出して
温度計測の際に利用しているのである。これにより、ど
の測温体を選択したかによらない正確な温度計測を行う
ことができる。
【0046】そして、選択された測温体により実際に基
板Wの温度を計測しながら基板Wの熱処理を実行する
(図6:ステップS10)。この熱処理の際には、温度
算出部82において、選択された測温体による温度信号
にそれに対応するオフセット値を加算した信号をもとに
基板温度θWが算出されて制御部83に送られる。制御
部83は基板温度θWが目標温度と等しくなるようにラ
ンプ電力制御部84を通じてランプ31に供給する電力
のフィードバック制御、とりわけPID制御を行う。と
ころでその際に、選択された測温体に応じたPID制御
のパラメータを用いている。これは予め各測温体MT1
〜MT3ごとにその応答性等の要因が実験により求めら
れ、制御部83内のメモリに記憶されている。そして、
制御部83はステップS9において選択された測温体に
対応したPID制御パラメータを読み出してランプ31
の制御に用いるのである。例えば、予め求めておいた各
測温体の応答速度に応じて、PID制御の微分要素に係
る係数異なるもの、すなわち、応答速度が遅いものには
係数を小さく、速いものには係数を大きく予め決定して
制御部83内のメモリに記憶しておく。これにより、選
択された測温体の特性に依存しないで適切なランプ31
のフィードバック制御を行うことができる。
【0047】そして、熱処理が終了すると外部搬送装置
によりチャンバから処理済の基板Wが搬出される。以上
で、1枚の被処理基板Wについての処理が終了したが、
さらに他の被処理基板Wが存在する場合には、ステップ
S1に戻って、引き続き以上の処理が行われ、各基板W
に対して以上の処理が繰り返される。
【0048】以上説明したように、第1の実施の形態に
よれば、複数の測温体MT1〜MT3を備えるため、一部
の測温体の基板Wとの接触状態を表わす到達率Riが不
良でも、他の測温体によって温度計測が行えるため、ダ
ウンタイムを少なくし、装置の稼働率を高めることがで
きる。
【0049】また、複数の測温体MT1〜MT3のそれぞ
れに対する到達率Riに基づいて、基板Wの温度信号を
得るべき測温体を選択するため、接触状態のよい測温体
による計測結果を用いることによって、精度の高い温度
計測結果を得ることができ、それにより高品質な基板処
理を行うことができる。
【0050】また、基板Wと選択された測温体との接触
状態を表わす最大到達率Rmaxと、所定の許容接触状態
を表わす基準到達率Rthとの比較結果がRmax<Rthで
ある場合には基板処理前にその旨を報知するため、基板
処理の前に接触状態を改善することにより、処理不良の
基板Wの発生を抑えることができ、基板処理のコストを
低減できる。
【0051】また、選択された測温体による基板Wの温
度信号と、それに対するオフセットとを加算した信号を
もとに基板温度を求めるため、複数の測温体のそれぞれ
による個体差の少ない温度計測を行うことができ、しか
も、基板Wの温度信号とオフセットを複数組加算するこ
とがないので、演算速度が速く、応答性の高い基板温度
の制御が行える。
【0052】また、温度算出部82によって得られた基
板温度を基に、選択された測温体に応じたPIDパラメ
ータを用いてランプ31への供給電力を制御するため、
選択された測温体に対応した基板温度の制御を行うこと
ができ、より高品質な基板処理を行うことができる。
【0053】<2.第2の実施の形態>以下、この発明
の第2の実施の形態について、それにおける温度計測の
処理手順を示すフローチャートである図8を用いて説明
する。
【0054】第2の実施の形態では装置構成は第1の実
施の形態の装置と全く同じである。ただし、被処理基板
Wの温度計測方法のみが異なっている。なお、ステップ
S21〜S24までは第1の実施の形態におけるステッ
プS1〜S4の処理と同様であるので、その説明を省略
する。
【0055】つぎに、各測温体MT1〜MT3による電気
信号(温度信号)に基づいて得られた基板Wの温度計測
値の平均値を算出し、それを基板Wの温度として熱処理
を実行する(ステップS25)。すなわち、第2の実施
の形態では全ての測温体MT1〜MT3による温度信号
に、それぞれに対応するオフセット値を加算し、それに
より得られた信号を基に、それぞれに対応した基板Wの
温度計測値(基板温度候補値)を求め、それら温度計測
値の平均値を求めて基板温度θWとする。そして、制御
部83は、その基板温度θWが目標温度と等しくなるよ
うに、ランプ電力制御部84を通じてランプ31に供給
する電力のPID制御を行いつつ、基板Wの熱処理を実
行する。なお、この場合には各測温体の出力信号に対し
てそれぞれに応じたオフセット値を加算している。ま
た、ランプ供給電力のPID制御のパラメータはそれら
すべての測温体を併せた応答性等の特性に応じたものを
用いている。
【0056】さらに、第2の実施の形態でも第1の実施
の形態と同様、複数の基板Wの処理を行なう場合には、
順次、外部搬送手段により基板Wの交換が行なわれ、そ
れぞれにステップS21〜S25が行われる。
【0057】以上説明したように第2の実施の形態によ
れば、複数の測温体MT1〜MT3を備えるため、一部の
測温体の基板Wとの接触状態が不良でも、他の測温体に
より、比較的正確な温度計測が行えるため、ダウンタイ
ムを少なくし、装置の稼働率を高めることができる。
【0058】また、複数の測温体MT1〜MT3のそれぞ
れによる基板Wの温度信号に対応する複数の基板温度候
補の平均値を基板Wの温度とするため、接触状態の悪い
測温体による計測結果の影響を少なくして、高品質な基
板熱処理を行うことができる。
【0059】また、複数の測温体MT1〜MT3のそれぞ
れによる基板Wの温度信号と、それらに対応するオフセ
ットとのうち、互いに対応するもの同士を加算して複数
の基板温度候補値を得て、その複数の基板温度候補値の
平均値を基板Wの温度として算出するため、個々の測温
体間の特性の違いの影響を抑えてより精度の高い温度計
測結果を得ることができ、それにより高品質な基板処理
を行うことができる。
【0060】<3.変形例>上記第1および第2の実施
の形態において基板熱処理装置およびそれによる基板の
温度計測を伴う熱処理の例を示したが、この発明はこれ
に限られるものではない。
【0061】上記第1および第2の実施の形態の装置で
は、測温体を3つ備えるものとしたが、2つや4つ以上
備えるものとしてもよい。その場合に測温体が多いほど
装置のダウンタイムを抑えることができる。
【0062】また、上記第1および第2の実施の形態の
装置では、チャンバ内に取り付けられた支持部により基
板Wを支持し、外部搬送装置により基板Wの出し入れを
行なうものとしたが、接触式温度計を備えた支持部に基
板Wを載置し、その支持部とともにチャンバに出し入れ
するものとしてもよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項7の発明によれば、複数の接触式温度計測手段を備
えるため、一部の接触式温度計測手段の基板との接触状
態が不良でも、他の接触式温度計測手段によって温度計
測が行えるため、ダウンタイムを少なくし、装置の稼働
率を高めることができる。
【0064】また、とくに請求項2の発明によれば、複
数の接触式温度計測手段と基板とのそれぞれの接触状態
に基づいて、基板の温度信号を得るべき特定の接触式温
度計測手段を選択するため、接触状態のよい接触式温度
計測手段による計測結果を用いることによって、精度の
高い温度計測結果を得ることができ、それにより高品質
な基板処理を行うことができる。
【0065】また、とくに請求項3の発明によれば、選
択接触状態と所定の許容接触状態とを比較して、許容接
触状態よりも選択接触状態が悪い場合には処理前にその
旨を報知するため、基板処理の前に接触状態を改善する
ことにより、処理不良の基板の発生を抑えることができ
るので、基板を無駄にすることが少なく、基板処理のコ
ストを低減できる。
【0066】また、とくに請求項4の発明によれば、選
択計測手段による基板の温度信号と、それに対するオフ
セットとを加算した信号をもとに基板温度を求めるた
め、複数の接触式温度計測手段のそれぞれによる個体差
の少ない温度計測を行うことができ、しかも、基板の温
度信号とオフセットを複数組加算することがないので、
演算速度が速く、応答性の高い基板温度の制御を行うこ
とができる。
【0067】また、とくに請求項5の発明によれば、基
板温度決定手段によって得られた基板温度を基に、選択
計測手段に応じた制御パラメータを用いて加熱手段への
供給電力を制御するため、選択計測手段に対応した正確
な基板温度の制御を行うことができ、より高品質な基板
処理を行うことができる。
【0068】また、とくに請求項6の発明によれば、複
数の接触式温度計測手段のそれぞれによる基板の温度信
号に対応する複数の基板温度候補値の平均値を基板温度
とするため、接触状態の悪い接触式温度計測手段による
計測結果の影響を少なくして、高品質な基板熱処理を行
うことができる。
【0069】また、とくに請求項7の発明によれば、複
数の接触式温度計測手段のそれぞれによる基板の温度信
号と、それらに対応するオフセットとのうち、互いに対
応するもの同士を加算した値を基に複数の基板温度候補
値を得て、その複数の基板温度候補値の平均値を基板温
度として算出するため、個々の接触式温度計測手段間の
特性の違いの影響を抑えて、精度の高い温度計測結果を
得ることができ、それにより高品質な基板処理を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板熱処理装置を示す縦断面図で
ある。
【図2】基板を支持した状態での支持部の平面図であ
る。
【図3】基板と測温体との接触の状態を示す図である。
【図4】第1の実施の形態の基板熱処理装置の温度制御
機構を示す模式図である。
【図5】t0時点以後における測温体の温度の時間的変
化の例を示す図である。
【図6】第1の実施の形態における全体処理手順を示す
フローチャートである。
【図7】基板の載置検出処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図8】この発明の第2の実施の形態の処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 基板熱処理装置 81a〜81c アンプ 82 温度算出部(接触状態検出手段、選択手段、比較
手段等) 83 制御部 84 ランプ電力制御部 85 警報器(報知手段) MT1〜MT3 測温体(81a〜81c,82と併せて
接触式温度計測手段) W 基板 θW 基板温度
フロントページの続き (72)発明者 西原 英夫 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 中島 敏博 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に対して加熱手段による加熱を伴う
    処理を施す基板熱処理装置であって、 基板に接触して当該基板の温度信号を出力する複数の接
    触式温度計測手段を備えることを特徴とする基板熱処理
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板熱処理装置であっ
    て、さらに、 前記処理の前に前記複数の接触式温度計測手段と前記基
    板とのそれぞれの接触状態を検出する接触状態検出手段
    と、 前記それぞれの接触状態に基づいて、前記複数の接触式
    温度計測手段のうちから、前記基板の温度信号を得るべ
    き特定の接触式温度計測手段を選択する選択手段と、を
    備えることを特徴とする基板熱処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の基板熱処理装置であっ
    て、さらに、 前記特定の接触式温度計測手段を選択計測手段と呼び、
    前記基板と前記選択計測手段の接触状態を選択接触状態
    と呼ぶとき、前記選択接触状態と所定の許容接触状態と
    を比較する比較手段と、 前記許容接触状態よりも前記選択接触状態が悪い場合に
    は前記処理前にその旨を報知する報知手段と、を備える
    ことを特徴とする基板熱処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の基板熱
    処理装置であって、さらに、 前記選択計測手段に対する前記基板の温度信号のオフセ
    ットを得るオフセット取得手段と、 前記選択計測手段による前記基板の温度信号と前記オフ
    セットとを加算した信号をもとに基板温度を求める基板
    温度決定手段と、を備えることを特徴とする基板熱処理
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の基板熱処理装置であっ
    て、さらに、 前記選択計測手段に応じた制御パラメータを取得するパ
    ラメータ取得手段と、 前記基板温度決定手段によって得られた前記基板温度を
    基に、前記制御パラメータを用いて前記加熱手段への供
    給電力を制御する加熱制御手段と、を備えることを特徴
    とする基板熱処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の基板熱処理装置であっ
    て、さらに、 前記複数の接触式温度計測手段のそれぞれによる前記基
    板の温度信号に対応する複数の基板温度候補値の平均値
    を前記基板の基板温度とする平均温度算出手段を備える
    ことを特徴とする基板熱処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の基板熱処理装置であっ
    て、 前記平均温度算出手段が前記複数の接触式温度計測手段
    のそれぞれの前記基板の温度信号のオフセットを得る全
    オフセット取得手段と、 前記複数の接触式温度計測手段のそれぞれによる前記基
    板の温度信号と、前記全オフセット取得手段により得ら
    れた前記複数の接触式温度計測手段のそれぞれに対応す
    るオフセットとのうち、互いに対応するもの同士を加算
    した値を基に前記複数の基板温度候補値を得る手段と、 前記複数の基板温度候補値の平均値を前記基板温度とし
    て算出する手段と、を備えることを特徴とする基板熱処
    理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103515177A (zh) * 2012-06-20 2014-01-15 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 反应腔室、基片加工设备及其温度控制方法
KR20160150585A (ko) * 2015-06-22 2016-12-30 램 리써치 코포레이션 정전 척 내에서 온도 전이를 감소시키기 위한 시스템 및 방법

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