JP2000067975A - ソケットコンタクト - Google Patents

ソケットコンタクト

Info

Publication number
JP2000067975A
JP2000067975A JP10253275A JP25327598A JP2000067975A JP 2000067975 A JP2000067975 A JP 2000067975A JP 10253275 A JP10253275 A JP 10253275A JP 25327598 A JP25327598 A JP 25327598A JP 2000067975 A JP2000067975 A JP 2000067975A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
spring
socket contact
contact
bottom plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10253275A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Totani
友之 戸谷
Toshihiro Oka
敏広 岡
Junichi Miyamoto
純一 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP10253275A priority Critical patent/JP2000067975A/ja
Publication of JP2000067975A publication Critical patent/JP2000067975A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 材料取りが良く、しかも太い電線の結線が可
能なソケットコンタクトを提供する。 【解決手段】 ボックス部10と、このボックス部10
の一端に設けられた電線結線部30と、ボックス部10
の他端の差込口から挿入されたピンコンタクトに接触す
るばね部12aとを備え、ボックス部10と電線結線部
30とばね部12aとが1枚の金属薄板を折曲げ加工す
ることによって形成されたソケットコンタクト1におい
て、ボックス部10を、底板部11と、この底板部11
の両側に連なる側板部12,13と、各側板部12,1
3の一側にそれぞれ連なる上板部14,15と、上板部
15に連なる蓋板部16とで構成し、一方の側板部12
に切り起こしによってばね部12aを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はソケットコンタク
トに関し、特にばねを内蔵し自動車内配線に適したソケ
ットコンタクトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、実公平5−4837
1号公報に、矩形の断面を有するボックス部と、このボ
ックス部の一端に設けられた電線結線部と、ボックス部
の他端の差込口から挿入されたピンコンタクトに接触す
るばね部とを備えたソケットコンタクトが記載されてい
る。
【0003】このソケットコンタクトは所定の形状に打
抜き加工された金属薄板を折曲げ加工して得られる。
【0004】ボックス部は、底板部と、この底板部の両
側にそれぞれ形成された側板部と、各側板部に形成され
た上板部及び上蓋部とで構成される。
【0005】側板部を底板部に対して直角に折り曲げ、
上板部の両端をそれぞれほぼU字形に折り曲げた後、上
板部を側板部に対して直角に折り曲げる。
【0006】その結果、ボックス部が形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ソケット
コンタクトが展開状態のとき、上板部の前後端が底板部
や側板部の前端及び後端(電線結線部側)から突出して
いる。
【0008】したがって、金属薄板を打抜くとき、上板
部の一方が突出する分だけ大きな金属薄板が必要にな
り、材料取りが悪くなるという問題がある。
【0009】また、上板部の他方が突出することによっ
て芯線圧着部(電線結線部)の大きさが制限され、太い
電線を結線できないという問題がある。
【0010】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は材料取りが良く、しかも太い電線
の結線が可能なソケットコンタクトを提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明は、ボックス部と、このボックス部
の一端に設けられた電線結線部と、前記ボックス部の他
端の差込口から挿入されたピンコンタクトに接触するば
ね部とを備え、前記ボックス部と前記電線結線部と前記
ばね部とが1枚の金属薄板を折曲げ加工することによっ
て形成されたソケットコンタクトにおいて、前記ボック
ス部は、底板部と、この底板部の両側に連なる側板部
と、各側板部の一側にそれぞれ連なる上板部とを備え、
前記ばね部は一方の前記側板部に切り起こしによって形
成されていることを特徴とする。
【0012】ばね部は一方の側板部に切り起こしによっ
て形成されているので、展開状態において、上板部の前
後端が底板部や側板部の前端及び後端から突出すること
がない。
【0013】請求項2記載に発明は、請求項1に記載の
ソケットコンタクトにおいて、前記他方の側板部に連な
る上板部に、前記ばね部の切り起こしによって前記一方
の側板部に形成された開口部を閉塞する蓋板部が形成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載のソケットコ
ンタクト。
【0014】蓋板部によって一方の側板部に形成された
開口部が閉塞されるので、ボックス部の四方の面が完全
に金属薄板によって囲まれる。
【0015】請求項3記載に発明は、請求項1に記載の
ソケットコンタクトにおいて、前記底板部に、前記ばね
部と当接可能な補助ばねが切り起こしによって形成され
ていることを特徴とする。
【0016】ピンコンタクトがボックス部の他端の差込
口から挿入されたとき、補助ばねによってばね部の弾性
力が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0018】図2はこの発明の第1実施形態に係るソケ
ットコンタクトの斜視図、図3はその断面図である。な
お、図2において、電線結線部の図示は省略されてい
る。
【0019】このソケットコンタクト1は、矩形の断面
を有するボックス部10とU字形の電線結線部30とを
備える。
【0020】ボックス部10は、底板部11と、側板部
12,13と、上板部14,15と、蓋板部16とを備
える。
【0021】底板部11には矩形の板ばね(補助ばね)
11aが切り起こしによって形成されている。
【0022】板ばね11aは底板部11の前端側(電線
結線部30から遠い側)を固定端17としている。
【0023】側板部12,13は底板部11の両側に連
ねて形成され、側板部12には板ばね11aより長い矩
形状の板ばね(ばね部)12aが切り起こしによって形
成されている。
【0024】板ばね12aは側板部12の前端側(電線
結線部30から遠い側)を固定端18としている。
【0025】上板部14,15は側板部12及び側板部
13のそれぞれの一側に連ねて形成されている。上板部
14には板ばね12aの自由端と対向する位置にピンコ
ンタクト(図示せず)との電気的接触を確実にするため
の突起部14aが設けられている。
【0026】蓋板部16は上板部15の一側に連ねて形
成されている。
【0027】電線結線部30は芯線圧着部31と被覆挟
持部32とで構成される。芯線圧着部31と被覆挟持部
32とはそれぞれU字形に形成されている。
【0028】図1はソケットコンタクトの展開図であ
る。
【0029】図1において、点線は折曲げ加工時に折り
曲げられる折返し線を示している。
【0030】図1の展開状態のソケットコンタクト1
は、保持フレーム2a,2bを含む幅のロール状の金属
薄板をプレスによって打ち抜かれる。
【0031】図1の展開図のように切断された後、ボッ
クス部10を形成する前に次の加工が行われる。
【0032】まず、板ばね11aの先端部は所定の曲率
に曲げ加工される。
【0033】また、図示しないピンコンタクトとの接点
となる板ばね12aの先端部は所定の曲率に曲げ加工さ
れている。
【0034】次に、板ばね11a及び板ばね12aを所
定角度だけ切り起こす。このとき、板ばね11aの切り
起こし角度は板ばね12aの切り起こし角度より大き
い。
【0035】板ばね12aは更に側板部12に対して9
0°折り曲げる。
【0036】また、上板部14に突起部14aを形成す
る。
【0037】その後、ボックス部10の折曲げ加工が行
われる。
【0038】まず、蓋板部16を上板部15に対して9
0°折り曲げる。
【0039】次に、上板部14,15をそれぞれ若干折
り曲げる。
【0040】この上板部14,15の折曲げに続けて、
側板部12,13をそれぞれ若干折り曲げる。
【0041】最後に、上板部14の下面が上板部15の
上面に当接するとともに、蓋板部16が板ばね12aの
切り起こしによって形成された開口部12bを閉塞する
ように、断面矩形状の型を用いてボックス状とする。
【0042】この結果、ボックス部10内には、ピンコ
ンタクトに接触する板ばね12aと板ばね11aとが当
接した状態で収容される。
【0043】このボックス部10の折曲げ加工が終った
後、保持フレーム2aが切断される。
【0044】なお、電線が結線される電線結線部30の
芯線圧着部31と被覆挟持部32とはそれぞれほぼU字
形に折り曲げられる。
【0045】保持フレーム2bは電線結線部30に電線
を結線した後に切断される。
【0046】この実施形態によれば、展開状態におい
て、板ばね12aの前後端は底板部11及び側板部1
2,13の前後端(電線結線部30から遠い方が前端で
近い方が後端である)から突出することがないので、1
枚の金属薄板を折曲げ加工してソケットコンタクト1を
製造するとき、従来より少ない材料取りとすることがで
きるとともに、芯線圧着部31(電線結線部30)を大
きくして太い電線の結線を行うことができる。
【0047】また、蓋板部16によって側板部12に形
成された開口部12bが閉塞され、ボックス部10の四
方の面が完全に金属薄板によって囲まれるので、自動車
内配線作業中に比較的粗雑に扱われたとしても、板ばね
12aと板ばね11aとが確実に保護される。
【0048】更に、ピンコンタクトがボックス部10の
他端の差込口から挿入されたとき、板ばね11aによっ
て板ばね12aの弾性力が高まり、板ばね12aとピン
コンタクトとの接触を確実にすることができる。
【0049】図4はこの発明の第2実施形態に係るソケ
ットコンタクトの展開図、図5は完成状態のソケットの
断面図であり、第1実施形態と同一部分には同一符号を
付してその説明を省略する。
【0050】この第2実施形態は板ばね112aの固定
端118を側板部112の後端側(電線結線部30に近
い側)にした点で第1実施形態と異なる。なお、上板部
114には板ばね12aの自由端と対向する位置にピン
コンタクト(図示せず)との電気的接触を確実にするた
めの突起部114aが設けられている。
【0051】この実施形態によれば、第1実施形態と同
様の効果を発揮することができる。
【0052】なお、上記各実施形態では、板ばね12a
と板ばね11aとは、ボックス部10を形成したときに
当接しているが、ピンコンタクトを挿入したときに当接
しさえすればよい。
【0053】すなわち、板ばね12aと板ばね11aと
は、ボックス部10を形成したときに当接している必要
はない。
【0054】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1に記載の
発明のソケットコンタクトによれば、1枚の金属薄板を
折曲げ加工してソケットコンタクトを製造するとき、従
来例より少ない材料取りとすることができるとともに、
電線結線部を大きくして太い電線の結線を行うことがで
きる。
【0055】請求項2に記載の発明のソケットコンタク
トによれば、自動車内配線作業中に比較的粗雑に扱われ
たとしても、ばね部を確実に保護することができる。
【0056】請求項3に記載の発明のソケットコンタク
トによれば、ばね部とピンコンタクトとの接触が確実に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係るソケット
コンタクトの展開図である。
【図2】図2は完成状態のソケットコンタクトの斜視図
である。
【図3】図3は完成状態のソケットコンタクトの断面図
である。
【図4】図4はこの発明の第2実施形態に係るソケット
コンタクトの展開図である。
【図5】図5は完成状態のソケットコンタクトの断面図
である。
【符号の説明】
1 ソケットコンタクト 10 ボックス部 11 底板部 11a 板ばね(補助ばね) 12,13,112 側板部 12a,112a 板ばね(ばね部) 12b 開口部 14,15,114 上板部 16 蓋板部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックス部と、このボックス部の一端に
    設けられた電線結線部と、前記ボックス部の他端の差込
    口から挿入されたピンコンタクトに接触するばね部とを
    備え、前記ボックス部と前記電線結線部と前記ばね部と
    が1枚の金属薄板を折曲げ加工することによって形成さ
    れたソケットコンタクトにおいて、 前記ボックス部は、底板部と、この底板部の両側に連な
    る側板部と、各側板部の一側にそれぞれ連なる上板部と
    を備え、 前記ばね部は一方の前記側板部に切り起こしによって形
    成されていることを特徴とするソケットコンタクト。
  2. 【請求項2】 前記他方の側板部に連なる上板部に、前
    記ばね部の切り起こしによって前記一方の側板部に形成
    された開口部を閉塞する蓋板部が形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載のソケットコンタクト。
  3. 【請求項3】 前記底板部に、前記ばね部と当接可能な
    補助ばねが切り起こしによって形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載のソケットコンタクト。
JP10253275A 1998-08-24 1998-08-24 ソケットコンタクト Withdrawn JP2000067975A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10253275A JP2000067975A (ja) 1998-08-24 1998-08-24 ソケットコンタクト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10253275A JP2000067975A (ja) 1998-08-24 1998-08-24 ソケットコンタクト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000067975A true JP2000067975A (ja) 2000-03-03

Family

ID=17249025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10253275A Withdrawn JP2000067975A (ja) 1998-08-24 1998-08-24 ソケットコンタクト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000067975A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015026637A1 (en) 2013-08-19 2015-02-26 Fci Asia Pte. Ltd Electrical connector with high retention force
US10230189B2 (en) 2013-12-03 2019-03-12 Amphenol Fci Asia Pte Ltd Connector and pin receiving contact for such a connector
US10230178B2 (en) 2013-06-07 2019-03-12 Amphenol Fci Asia Pte Ltd Cable connector
US11228130B2 (en) 2018-03-16 2022-01-18 Fci Usa Llc High density electrical connectors

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10230178B2 (en) 2013-06-07 2019-03-12 Amphenol Fci Asia Pte Ltd Cable connector
WO2015026637A1 (en) 2013-08-19 2015-02-26 Fci Asia Pte. Ltd Electrical connector with high retention force
EP3036800A4 (en) * 2013-08-19 2017-03-22 FCI Asia Pte. Ltd. Electrical connector with high retention force
US9972932B2 (en) 2013-08-19 2018-05-15 Fci Americas Technology Llc Electrical connector with high retention force
EP3579349A1 (en) * 2013-08-19 2019-12-11 Amphenol FCI Asia Pte. Ltd. Electrical terminal with high retention force
US10230189B2 (en) 2013-12-03 2019-03-12 Amphenol Fci Asia Pte Ltd Connector and pin receiving contact for such a connector
US10879639B2 (en) 2013-12-03 2020-12-29 Amphenol Fci Asia Pte. Ltd. Connector and pin receiving contact for such a connector
US11228130B2 (en) 2018-03-16 2022-01-18 Fci Usa Llc High density electrical connectors
US11870176B2 (en) 2018-03-16 2024-01-09 Fci Usa Llc High density electrical connectors

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101121255B1 (ko) 탄성 접촉 플레이트를 포함하는 암형 전기 접촉부
JP4127493B2 (ja) 改良されたロック要素を有するコンタクト
US6095873A (en) Female terminal
JP2000215933A (ja) 雌側端子金具
JP2001210416A (ja) 端子金具
JPH0429508Y2 (ja)
JP2001155808A (ja) 雌形接続端子
JP2804941B2 (ja) 端子挿入具
JP3620014B2 (ja) 雌端子及びその製造方法
JP4379231B2 (ja) 雌端子金具
JPH07135031A (ja) 圧着端子
JP2000067975A (ja) ソケットコンタクト
JPH0548371Y2 (ja)
JPH09232021A (ja) 雌型電気端子
US6428366B1 (en) Electrical terminal socket and method of fabricating same
JP3468880B2 (ja) 接続端子
JP3543664B2 (ja) 圧接端子金具
JPH067579Y2 (ja) ソケットコンタクト
JP2000294307A (ja) 圧接端子金具
JP2001035554A (ja) 接触子、接触子対およびケーブル接続装置
JP2000067976A (ja) ソケットコンタクト
JP3232986B2 (ja) 雌型端子金具
JP4228978B2 (ja) コネクタ
JPS607014Y2 (ja) 多極コネクタ−用端子
JPH0553146U (ja) ソケット・コンタクト

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051101