JP2000067631A - 自動切換え式照明装置 - Google Patents

自動切換え式照明装置

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JP2000067631A
JP2000067631A JP10244444A JP24444498A JP2000067631A JP 2000067631 A JP2000067631 A JP 2000067631A JP 10244444 A JP10244444 A JP 10244444A JP 24444498 A JP24444498 A JP 24444498A JP 2000067631 A JP2000067631 A JP 2000067631A
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lighting
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main lamp
backup
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Hiroomi Mabuchi
博臣 馬渕
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MABUCHI SYSTEM ENGINEERING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現用のメインランプが不点灯を起こしたとき
に、自動的に瞬時にバックアップランプに点灯を切替
え、しかもそのバックアップランプをメインランプと同
じ位置で点灯させることができる自動切換え式照明装置
を提供する。 【解決手段】メインランプとバックアップランプとを保
持し、固定用フレームに変位可能に枢支させられたラン
プ保持具と、該ランプ保持具を、メインランプ点灯時に
は第1の位置に固定させ、メインランプの不点灯発生時
にランプ保持具の固定を解除して第2の位置へ変位させ
るための電気−機械的なランプ位置切換え手段と、常態
においてメインランプに通電し、メインランプの不点灯
を検出したときにバックアップランプに通電してこれを
点灯させるとともに前記ランプ位置切換え手段に通電し
て作動させる照明瞬時切替器とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は照明装置、とりわ
け経年変化、寿命または故障などに起因して現用のメイ
ンランプが不点灯となったときに、瞬時にバックアップ
ランプをメインランプの位置に移動させて点灯すること
が可能な自動切換え式照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】照明装置たとえば光源として蛍光ランプ
や両口金型ハロゲンランプなどの直管型ランプを利用し
た照明装置、あるいは白熱灯、電球型蛍光灯など電球型
ランプを利用した照明装置は、家庭はもとより店舗、営
業所、ホテル等の宿泊施設、劇場、空港、道路などあら
ゆる場所において広く使用されている。かかる照明装置
は、一般に天井や壁に対して照明器具本体を固定し、こ
れにランプを取り付けていただけで、バックアップ用の
予備のランプは装備されていなかった。このため、劣化
や故障などにより、使用中に、突然、不点灯状態が発生
することを避けられず、こうした不点灯状態の持続は体
裁が悪いばかりか、保安や安全上などにおいて重大な影
響を及ぼしたり、営業活動などにおいて大きな障害とな
ったり、損失を招いたりする。したがって、たとえば案
内標識、誘導灯、屋外看板、ルーバー天井などで代表さ
れる高所の照明においては、不点灯が発生すると、クレ
ーン車を使用し、警備員を配するなどして光源の交換を
行なう必要があり、その手間とコストが非常に高価とな
ることを避けられなかった。また、店舗等の照明用とし
て使用した場合は、顧客でにぎわっていたりすると、ラ
ンプの交換作業に支障をきたし、一時的に営業を中止し
て交換作業を行なわなければならない問題があった。そ
こで、使用期間を見計らって定期的に交換するほかな
く、その管理が面倒であった。
【0003】なお、例えば非常用照明器具や誘導灯等の
防災照明では、常用の電源が絶たれた場合に、自動的に
予備電源に切替わり一定時間継続して点灯させるため、
予備電源としてバッテリを内蔵し、停電等の際に電源の
断を検出し、内蔵するバッテリからの電力により照明器
具を点灯するようにしていた。しかし、これらは常用の
電源が絶たれたときに、これを検出し予備電源に切替
え、点灯状態を継続せしめるのみであり、常用電源が正
常であるにもかかわらずランプそれ自体の経年変化、寿
命または故障などに起因する不点灯の解消には全く効果
がなかった。
【0004】本発明は、前記したような問題点を解消す
るために創案されたもので、その目的とするところは、
現用のメインランプが不点灯を起こしたときに、自動的
に瞬時にバックアップランプに点灯を切替え、しかもそ
のバックアップランプをメインランプと同じ位置で点灯
させることができる自動切換え式照明装置を提供するこ
とにある。本発明は、蛍光灯で代表される直管型のラン
プはもとより、白熱灯やハロゲンランプで代表される電
球型のランプに適用される。また、ランプの種類も、点
灯補助回路や始動安定器を用いるもの、それらを用いな
いものも適用される。また、本発明は、道路、空港など
における案内や誘導のための照明、店舗等におけるシャ
ンデリアやルーバー天井、天井照明など屋内高所に設け
られる照明、屋外看板、袖看板、トンネルなどの高所の
照明、現金の自動支払い機等におけるサイン照明、店舗
などにおけるサイン照明、ベース照明、商品陳列照明、
エスカレータ照明、噴水照明、各種間接照明、レントゲ
ン照明、バックライト、電子複写機やファクシミリなど
の原稿照明、植物育成用照明、医療関係の照明など、不
点灯状態の発生が好ましくないあらゆる場合の照明装置
に適用される。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、固定用フレームと、メインランプとバックア
ップランプとを間隔をあけて保持しかつ前記固定用フレ
ームに変位可能に枢支されたランプ保持具と、該ランプ
保持具をメインランプ点灯時には第1の位置に固定さ
せ、メインランプの不点灯発生時にランプ保持具の固定
を解除して第2の位置への変位を許容する電気−機械的
なランプ位置切換え手段と、メインランプとバックアッ
プランプに電気的に接続され、前記メインランプの不点
灯を検出したときにバックアップランプに通電してこれ
を点灯させるとともに前記ランプ位置切換え手段に通電
して作動させる照明瞬時切替器とを備えていることを特
徴としている。
【0006】前記照明瞬時切替器は、電力の供給を受け
点灯可能な状態にあるメインランプの不点灯を検出する
不点灯検出手段と、この不点灯検出手段がメインランプ
の不点灯を検出したときに電力の供給をメインランプか
らバックアップランプに切替えるとともにランプ位置切
換え手段に通電する切替手段とを有している。前記不点
灯検出手段としては、メインランプに供給される電力の
電流値を参照して当該メインランプの点灯状態から不点
灯状態への変化を検出するものが代表的な例としてあげ
られる。
【0007】ランプ位置切換え手段としては、電磁部と
これへの通電により動く作動部を有する電磁アクチュエ
ータを備え、作動部が常態においてランプ保持具の一部
を固定用フレームに係合させており、通電により作動部
が罷動してランプ保持具と固定用フレームとの係合を解
除するようになっているものが挙げられる。ランプ保持
具の変位態様は任意であるが、ランプが直管型の場合に
は、次の構成が例として挙げられる。ランプ保持具が一
対の端プレートを有し、該端プレートにメインランプと
バックアップランプが所要間隔をおいて平行状に保持さ
れるとともに、端プレートの隅角部が固定用フレームに
設けた支持部に対して傾転可能に枢支されており、支持
部と端プレートは枢支点から変位した位置に係合用孔を
有し、これら係合用孔の軸線上のランプ保持具部分に電
気−機械的なランプ位置切換え手段として進退自在なロ
ッドを有する電磁アクチュエータが固定され、ロッドが
係合用孔に貫入されることでランプ保持具が第1の位置
に固定され、電磁アクチュエータへの通電によるロッド
の後退によりロッドが係合用孔から脱し、ランプ保持具
が第2の位置に変位させられるようになっている。ま
た、ランプが電球型の場合には、次の構成が例として挙
げられる。ランプ保持具が盤状体を有し、該盤状体上に
メインランプとバックアップランプを所要間隔をおいて
保持しているとともに、一部が固定用フレームに対して
垂直軸線の周りで回動可能に枢支されており、固定用フ
レームには枢支点から変位した位置に係合用孔を有する
支持部が設けられる一方、ランプ保持具には係合用孔の
軸線上に電気−機械的なランプ位置切換え手段としてロ
ッドを有する電磁アクチュエータが固定され、ロッドが
係合用孔に貫入されることでランプ保持具が第1の位置
に固定され、電磁アクチュエータへの通電によるロッド
の後退によりロッドが係合用孔から脱し、ランプ保持具
が第2の位置に変位させられるようになっている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を添付図面に
基いて説明する。図1ないし図10は光源として直管型
の蛍光ランプを使用した自動切換え式照明装置の実施例
を示しており、システム的には、照明装置本体1と照明
瞬時切替器2および警報器3を有している。図1(a)
と図2ないし図6および図9はメインランプ点灯時の状
態を示し、図1(b)と図7、図8および図10はバッ
クアップランプ点灯時の状態を示している。照明装置本
体1は、図1(a)、図2および図4のように天井や壁
面やそれらに設けたシェルなどに固定するするためのベ
ース状ないし枠板状をなした固定用フレーム4を有して
おり、該固定用フレーム4は表面側の長手方向両端部付
近に一対の支持部4a,4a’を立設している。この支
持部は、この例ではアングル状をなしたブラケットをそ
の基部をもって固定しており、前記支持部4a,4a’
間に、直管状のメインランプLAとバックアップランプ
LBを並列状に保持したランプ保持具5を配している。
【0009】前記ランプ保持具5は、一対の端プレート
5a,5a’と、それら端プレート5a,5a’を結合
する背板5bを有している。端プレート5a,5a’は
屈曲状をなしており、この例では90度変位した方向に
伸びるアーム部50,51によって側面L状ないしくの
字状に構成されている。前記背板5bは隅が円弧状をな
した断面略L状となっており、端プレート5a,5a’
の外縁間にわたされ、溶接等によって端プレート5a,
5a’と一体化している。前記一対の端プレート5a,
5a’の両アーム部50,51にはそれぞれソケット
6,6が固定されており、一対のアーム部50,50の
対向するソケット6,6にメインランプLAが取り付け
支持され、一対のアーム部51,51の対向するソケッ
ト6,6にバックアップランプLBが取り付け支持され
ている。前記固定用フレーム4の裏面側には、該フレー
ムに直接かまたは取付けシャーシ4bを介して照明瞬時
切替器2が固定されている。この実施例では、照明瞬時
切替器2はハウジング2a中にインバータからなる点灯
補助回路20,21を組み込んでおり、前記メインラン
プLAとバックアップランプLBのソケット6,6に接
続されている導線はそれぞれ前記補助回路20,21を
介して前記照明瞬時切替器2に接続され、該照明瞬時切
替器2は電源に接続されるようになっている。かかる回
路についは後述する。
【0010】前記一対の支持部4a,4a’には図4の
ように幅方向略中央部に支軸8,8が設けられており、
一対の端プレート5a,5a’の隅角領域には前記支軸
8,8の嵌まる穴もしくは軸受が取り付けられており、
これによって端プレート5a,5a’を含むランプ保持
具5は、前記支軸8,8を支点として傾転可能となって
いる。前記一対の支持部4a,4a’の一方の支持部4
aには、前記支軸8から適度の距離をおいた位置に、第
1の係合用孔(切欠きでもよい)40が設けられてい
る。そして支持部4aに対応する端プレート5aには、
メインランプLAの配向位置(第1位置)に対応する部
位に前記第1の係合用孔40と連通するガイド用の孔5
2が設けられている。この例においては、メインランプ
LAの配向位置は、図4のように端プレート5aのアー
ム50が鉛直線上にあり、他方のアーム51がアーム5
0と時計方向で90度変位して水平方向に向いた位置で
ある。そこで孔52は、アーム51の付け根域に設けら
れている。
【0011】前記孔52の孔軸線上に相当する背板5b
には、電気−機械的なランプ位置切換え手段9がねじに
よって固定されている。ランプ位置切換え手段9は、こ
の例では、電磁部9aと、これの通電による電磁力で動
かされる作動部(この例ではロッド)9bと、これを常
態において突出方向に付勢するスプリング9cとを有す
る電磁アクチュエータからなっており、前記作動部9b
は、電磁部9aへの非通電時には、スプリング9cの付
勢力によって前記孔52から第1の係合用孔40を貫い
て突出し、これによって、図1(a)ないし図6に示す
ように、メインランプLAが前記した配向位置にあるよ
うにランプ保持具5を保持固定している。電磁部9aに
対する回路29は、図9の回路で示すごとく、バックア
ップランプLBの点灯補助回路21に設けた端子21
5,216に接続され、回路29にはコンデンサたとえ
ばタイミングパルス用電解コンデンサC2を介在接続し
ている。
【0012】また、前記支持部4aには、メインランプ
LAの配向位置に対応した位置すなわち、前記第1の係
合用孔40と90度変位した位置つまり図4ではアーム
50の付け根に対応する位置に、第2の係合用孔41が
設けられている。この第2の係合用孔41は、ランプ保
持具5がランプ切換えのため傾転してバックアップラン
プLBがメインランプLAの配向位置に至ったときに、
作動部9bを貫通させ端プレート5aをその位置(第2
位置)に固定するためのものである。
【0013】なお、必要に応じて、ランプ保持具5の傾
転を円滑に行なえるようにするため、転回運動補助手段
を設けてもよい。この転回運動補助手段の第1の例とし
ては錘があげられる。天井灯の場合には図示するよう
に、たとえばアーム部51の内側先端部位に錘510を
取り付ける。なお、壁付けのような場合でメインランプ
LAが水平方向に伸びている場合には、アーム部50の
外側先端部位に錘510を取り付ければよい。また、転
回運動補助手段の第2例としては、ばねが挙げられる。
ばねとしてはたとえばトーションばねが用いられ、これ
を支軸8,8の回りに配し、一端を支持部4aに他端を
保持具5に係止させればよい。あるいはばねとして引き
ばねを使用し、これの一端を支持部4aに他端をアーム
(たとえばアーム50)に連結してもよい。
【0014】照明瞬時切替器2はメインランプLAとバ
ツクアップランプLBに対する各点灯補助回路20,2
1の各出力側端子から伸びる導線と接続されている。前
記照明瞬時切替器2は、メインランプLAが不点灯を起
こしたときに、瞬時にバツクアップランプLBに電力を
供給して点灯させるためのもので、電力の供給を受け点
灯可能な状態にあるメインランプLAの不点灯を検出す
る不点灯検出手段と、この不点灯検出手段がメインラン
プLAの不点灯を検出したときに電力の供給を当該メイ
ンランプLAからバツクアップランプLBに切替える切
替手段とを有している。
【0015】前記不点灯検出手段は、簡便には、メイン
ランプLAに供給される電力の電流値を参照して当該メ
インランプLAの点灯状態から不点灯状態への変化を検
出する形式のものが採用される。そして、不点灯検出手
段は、前記メインランプLAの不点灯を検出するに際
し、検出値に対する閾値を有し、この閾値を越える検出
値の変動に対し当該メインランプLAの不点灯の検出と
する構成となっていてもよい。前記切替手段は、電力の
供給を切替えるだけでなく、不点灯または点灯異常を報
知する警報器3をオン状態に切替えるようになっていて
もよい。
【0016】図9と図10は照明瞬時切替器2の回路を
示しており、AC電源入力端子200,201、現用負
荷用端子203,204、予備負荷用端子205,20
6および警報出力端子207,208を有し、現用負荷
用端子203,204を介して現用点灯補助回路20と
接続され、予備負荷用端子205,206を介して予備
点灯補助回路21と接続される。また、AC電源入力端
子200,201を介して照明瞬時切替装置2にAC電
力が供給され、警報出力端子207,208には任意の
警報器3が接続される。現用点灯補助回路20と予備点
灯補助回路21は好適にはインバータが用いられる。警
報器3としては、ブザーなどのほか、点灯状態を表示す
る2個一組のランプを有するインジケータパネルなどが
使用される。現用点灯補助回路20には現用負荷として
のメインランプLAが、予備点灯補助回路21には予備
負荷としてのバックアップランプLBがそれぞれ接続さ
れる。
【0017】次に照明瞬時切替装置2の内部構成につい
て説明する。AC電源入力端子の一方の端子201に接
続した一方の線路209は、直接、現用負荷用端子の一
方の端子204、および予備負荷用端子の一方の端子2
06にそれぞれ接続され、AC電源入力端子の他方の端
子200に接続した他方の線路210は、停止検出トラ
ンス22およびヒューズ23を介して現用負荷用端子の
他の端子203に接続されると共に、線路210からの
分岐線路211が後述するリレースイッチ部26bとヒ
ューズ28を介して予備負荷用端子の他の端子205に
接続される。前記停止検出トランス22は、鉄心220
と、一次側として電流コイル221を、二次側として電
圧コイル222を有している。また、停止検出トランス
22、検波器D1、検波器D2及びコンデンサCで構成
される直流化回路24には、暗電流補正ダイオード25
とリレー駆動部26aが直列に接続される。検波器D
1、検波器D2は電圧コイル222の両極に接続され、
その検波器D1、検波器D2は暗電流補正ダイオード2
5とリレー駆動部26aを介して電圧コイル222の中
位電位点に接続されている。コンデンサCは平滑コンデ
ンサであり、前記検波器D1、検波器D2とで整流器を
構成する。暗電流補正ダイオード25は、例えばツェナ
ーダイオードD3で構成され、点灯補助装置等で生じる
暗電流を補正する。
【0018】そして、前記AC電源入力端子200,2
01の一方の線路110と他方の線路209との間は、
リレー駆動部(RL2)27aとリレースイッチ部26
bを有する線路212が接続されており、また、警報出
力端子207,208には、リレースイッチ部26cが
接続されている。リレー駆動部(RL1)26aはたと
えば直流用の電磁リレーからなり、可動接点としてのリ
レースイッチ部26b、26cを駆動して回路のオン、
オフを行う。同様にリレー駆動部(RL2)27aは、
たとえば交流用の電磁リレーからなり、可動接点として
のリレースイッチ部27bを駆動して回路のオン、オフ
を行う。なお、常態、すなわちメインランプLAの点灯
時にあっては、リレースイッチ部26bは閉成され、リ
レースイッチ部26cとリレースイッチ部27bは開成
されている。また、メインランプLAの不点灯時にあっ
ては、リレースイッチ部26bは開成され、リレースイ
ッチ部26cとリレースイッチ部27bは閉成されてい
る。
【0019】
【実施例の作用】照明装置本体1は天井、壁など任意の
ものに取り付けられる。この例では、天井等に取り付け
た状態を示しており、この状態では、図2、図3および
図6のように、ランプ位置切換え手段9の作動部9bが
ランプ保持具5の係合用孔52を貫通し、同位置に開口
している支持部4aの係合用孔40をも貫通している。
このため、アーム部51は水平状態に安定して位置固定
され、これと90度変位したアーム部50に支持されて
いるメインランプLAは照明位置にしっかりと保定され
ている。
【0020】電源を投入すると、現用負荷用端子20
3,204を介してメインランプ(現用負荷)LAに電
力が供給され、点灯する。この点灯時にあっては、メイ
ンランプ(現用負荷)LAの線路電流を停止検出トラン
ス22で検出して昇圧し、直流化回路24の検波器D
1,D2により直流電圧に変換し、現用点灯補助回路2
0と予備点灯補助回路21の点灯補助装置等で生じる暗
電流を暗電流補正ダイオード25で補正し、リレー駆動
部(RL1)26aを動作させる。停止検出トランス2
2の電流コイルに負荷に対応する電流が流れると電圧コ
イル222に電圧が発生し、その電圧は検波器D1,D
2により検波され、暗電流補正ダイオード25で動作電
流が加減された後、リレー駆動部(RL1)26aを動
作させる。リレー駆動部(RL1)26aは、電圧コイ
ルで生ずる0.15W程度の微電力で動作可能であるた
め、負荷に供給される電力量への影響は無視しうるほど
小さい。
【0021】前記のようにリレー駆動部(RL1)26
aの動作によりリレースイッチ部26bは閉成され、こ
れにより、リレー駆動部(RL2)27aが入力電源を
使用して動作させられ、リレースイッチ部26cとリレ
ースイッチ部27bを開成状態に保持する。したがっ
て、予備点灯補助回路21へは電力が供給されないの
で、バックアップランプLBは不点灯状態に保たれる。
また、予備点灯補助回路21に電力が供給されないた
め、ランプ位置切換え手段9の電磁部9aにも通電され
ず、作動部9bは突出状態が維持される。したがって、
ランプ保持具5は図1(a)ないし図6のような姿勢に
保持される。
【0022】この状態からメインランプ(現用負荷)L
Aに異常が生ずると、停止検出トランス22の電流コイ
ル221で生ずる電位差が減少して電圧コイル222の
電圧が低下するため、検波器D1,D2の出力電圧も減
少し、よって、リレー駆動部(RL1)26aは不動作
となり、図7に示すように、リレースイッチ部26bは
開成される。これにより、リレー駆動部(RL2)27
aは不動作となり、リレースイッチ部27bが閉成され
るため、バックアップランプLBの予備点灯補助回路2
1に電力が供給され、バックアップランプLBが瞬時に
点灯する。同時に、予備点灯補助回路21への電力の供
給により、これに接続されているアクチュエータ回路2
9に電流が流れ、ランプ位置切換え手段9の電磁部9a
に通電される。なお、リレースイッチ部26cも閉成さ
れ、予備回路の動作を図示しない監視システム等に出力
する。
【0023】前記のように電磁部9aに通電されると、
発生した磁力により作動部9bはスプリング9cの不勢
力に抗して後退し、支持部4aの係合用孔40から抜
け、ランプ保持具5の孔52内またはその背後に位置す
る。これにより、ランプ保持具5の固定が解除される。
すなわち、この例ではアーム部51の水平状態の保持が
解かれる。すると、ランプ保持具5はランプの自重によ
り支軸8,8を支点としてこの例では反時計方向に転回
する。すなわち、それまで水平状態にあったアーム部5
1が鉛直状態に、それまだ鉛直状態にあったアーム部5
0が水平状になる第2位置へと傾転する。前記電磁部9
aへの通電時間は短いため、非通電とともに作動部9b
はバネ9cの付勢力でランプ保持具5の孔52よりも突
出し、支持部4aに設けられている第2の係合用孔41
を貫通する。このため、図7と図8に示す姿勢に安定し
て保持されることになり、バックアップランプLBは元
のメインランプLAの位置で点灯状態とされる。
【0024】上記のように、メインランプLAのほかに
バックアップランプLBを備えていて、使用中のメイン
ランプ(現用負荷)LAの寿命が尽きるなど異常が生じ
て不点灯となったときにバックアップランプ(予備負
荷)LBが瞬時に点灯されるため不点灯状態が生じな
い。そしてまた、メンテナンス期間が半減し、省力化を
推進することができる。たとえば高所の照明において
は、不点灯状態の持続は多大な損失を招いたり、安全性
などから問題となるが、クレーン車を使用し、警備員を
配するなど光源の交換は非常に難作業であり、そのコス
トは非常に高価となる。しかし、本発明によれば、バッ
クアップランプLBを備えているばかりか、このバック
アップランプLBが瞬時に点灯されるため、都合のよい
ときを見計らって不点灯となったメインランプの交換を
行なえばよいため、コストが大幅に安くなる。また、営
業活動中のためランプ交換が事実上困難な場所において
も、それらの煩わしさをなくすことができ、またランプ
交換に要するコストを大きく節減できる。しかも、バッ
クアップランプLBが点灯するだけでなく、このバック
アップランプLBは元のメインランプLAの点灯位置に
自動的に移動して点灯するため、照明方向、光束の方
向、輝度分布などの変化が全く生じず、良好な照明状態
が維持される。
【0025】図11ないし図14は、光源として電球型
のものを使用した自動切換え式照明装置の実施例を示し
ている。電球型の例としてはハロゲンランプ、クリプト
ンランプ、白熱灯などが挙げられる。この実施例も、シ
ステム的には、照明装置本体1と照明瞬時切替器2およ
び警報器3を有している。この実施例では、照明装置本
体1は天井、壁、床などに固定するためのベース状や枠
状をなした固定フレーム4を有しており、これに電球状
のメインランプLAとバックアップランプLBを並列状
に保持したランプ保持具5を鉛直軸線の周りで回動可能
に取り付けている。
【0026】ランプ保持具5は平面が略おむすび形をな
した盤状体5c(中空箱状体でもよい)からなってお
り、該盤状体5cの一辺に近くソケット6,6が固定さ
れており、前記辺と反対側の辺には下方に屈曲部5c’
が設けられ、固定フレーム4には前記屈曲部5c’と盤
状体5cを貫くように支軸8が立設され、これによって
ランプ保持具5は支軸8を支点として水平に回動可能に
支持されている。固定フレーム4の上には、照明瞬時切
替器2が取付けられており、これにソケット6,6から
の導線が接続されている。前記固定フレーム4にはメイ
ンランプLAの所定の配向位置(第1位置)に対応する
部位に支持部4aが立設されている。この支持部4aは
図示するものではアングル状のブラケットを基部をもっ
て固定してなり、立上り部に係合用孔40が設けられて
いる。これに対して、盤状体5cの下面には、前記支持
部4aと対向状にガイド部5dが固定されている。ガイ
ド部5dもこの例ではングル状のブラケツトを基部をも
って固定してなり、垂下部に前記係合用孔40と同軸線
のガイド用の孔52が設けられている。
【0027】そして、前記係合用孔40と孔52の軸線
後方すなわちメインランプLAの軸線の直交する線上に
は、電気−機械的なランプ位置切換え手段9がねじによ
って固定されている。ランプ位置切換え手段9は、この
例では、電磁部9aと、これの通電による電磁力で動か
される作動部(この例ではロッド)9bと、これを常態
において突出方向に付勢するスプリング9cとを有する
電磁アクチュエータからなっており、前記作動部9b
は、電磁部9aへの非通電時には、スプリング9cの付
勢力によって前記孔52から第1の係合用孔40を貫い
て突出し、これによって、図13の実線で示すように、
メインランプLAが前記した配向位置にあるようにラン
プ保持具5を保持固定している。電磁部9aに対する回
路29は、この例では点灯補助回路21を有しないた
め、図14の回路で示すごとく、バックアップランプL
Bに至る線路に接続され、回路29にはコンデンサたと
えばタイミングパルス用電解コンデンサC2を介在接続
している。
【0028】さらに、ランプ保持具5が回動してバック
アップランプLBがメインランプLAのあった位置に至
ったときにその位置(第2位置)を保持するための手段
として、固定用フレーム4にはストッパ4dが設けられ
ている。該ストッパ4dは、この例ではバックアップラ
ンプLBがメインランプLAのあった位置まで回動した
ときの回転角位置に、盤状体5cの側辺と当接する突片
を設けることにより構成されている。そして、この実施
例では、前記ランプ位置切換え手段9と協働してランプ
保持具5を回動させるため、盤状体5cと固定用フレー
ム4間を第2位置方向に付勢する補助手段9eを設けて
いる。該補助手段は代表的にはばねであり、一端を前記
盤状体5cに支持させ、他端をこの例ではストッパ4d
から延びる支持アーム45に取り付けている。なお、ば
ねはキャンセルスプリングの形式として支軸8の周りに
配し、一端を盤状体5cに他端を固定フレーム4に連結
してもよい。しかし、照明装置本体1がたとえば壁面に
固定され、ランプが横向きに使用される場合には、ラン
プ保持具5の重力で回動可能なため、この場合には補助
手段9eは省略し得る。
【0029】実施例では点灯補助回路を用いていないた
め、照明瞬時切替装置2は、図10で示した照明瞬時切
替装置2における暗電流補正ダイオード25を抵抗2
5’に置き換えた点のみが異なる。よって回路構成につ
いては、同じ部分について同じ符号を付し、説明は省略
する。また、動作等についても図9と図10の照明瞬時
切替装置2と同様なので、その説明を省略する。
【0030】
【実施例の作用】この第2実施例においては、常態で
は、図13のように、ランプ位置切換え手段9の作動部
9bが支持部4aの係合用孔40に貫入していることに
よりランプ保持具5はメインランプLBが所定の配向位
置に位置するように保持固定されている。電源を投入す
ると、現用負荷用端子203,204を介してメインラ
ンプ(現用負荷)LAに電力が供給され、点灯する。こ
の点灯時にあっては、メインランプ(現用負荷)LAの
線路電流を停止検出トランス22で検出して昇圧し、直
流化回路24の検波器D1,D2により直流電圧に変換
し、抵抗25’により検知電圧を調整してリレー駆動部
(RL1)26aを動作させる。前記のようにリレー駆
動部(RL1)26aの動作によりリレースイッチ部2
6bは閉成され、これにより、リレー駆動部(RL2)
27aが入力電源を使用して動作させられ、リレースイ
ッチ部26cとリレースイッチ部27bを開成状態に保
持する。したがって、バックアップランプLBへは電力
が供給されないので、バックアップランプLBは不点灯
状態に保たれ、また、ランプ位置切換え手段9の電磁部
9aにも通電されず、作動部9bは突出状態が維持され
る。したがって、ランプ保持具5は図11ないし図13
のような姿勢に保持される。
【0031】この状態からメインランプ(現用負荷)L
Aに異常が生ずると、停止検出トランス22の電流コイ
ル221で生ずる電位差が減少して電圧コイル222の
電圧が低下するため、検波器D1,D2の出力電圧も減
少し、よって、リレー駆動部(RL1)26aは不動作
となり、図7に示すように、リレースイッチ部26bは
開成される。これにより、リレー駆動部(RL2)27
aは不動作となり、リレースイッチ部27bが閉成され
るため、バックアップランプLBに電力が供給され、バ
ックアップランプLBが瞬時に点灯する。同時に、アク
チュエータ回路29に電流が流れ、ランプ位置切換え手
段9の電磁部9aに通電される。なお、リレースイッチ
部26cも閉成され、予備回路の動作を図示しない監視
システム等に出力する。
【0032】前記のように電磁部9aに通電されると、
発生した磁力により作動部9bはスプリング9cの不勢
力に抗して後退し、支持部4aの係合用孔40から抜
け、ランプ保持具5の孔52内またはその背後に位置す
る。これにより、ランプ保持具5の固定が解除される。
すると、ランプ保持具5は、補助手段9eの引張り力に
より、後端の支軸8を支点として、この例では時計方向
に転回を開始し、図13の仮想線のようにランプ保持具
5はストッパ4dに当接するまで回動する。それにより
バックアップランプLBは元のメインランプLAの位置
に至り、この位置で点灯状態が維持される。
【0033】図15は第2実施例を光ファイバを利用し
た照明装置に適用した例を示している。前記本発明装置
は取付け枠Aに保持され、該取付け枠Aに光ファイバを
用いた導光機構Bが保持されている。導光機構Bは、多
成分系ガラスファイバあるいはプラスチック系光ファイ
バたとえばアクリル樹脂系からなる細径光ファイバを束
ねたバンドルファイバからなる光ファイバb1を有し、
該光ファイバb1は端末部を取付け枠Aに固定したガイ
ドB2に挿通され、該ガイドb2の先端に設けた投光部
b3に出射部が至っている。ガイドb2はこの例では一
部または全部が螺旋ステンレス管などからなるフレキシ
ブル部分を有している。前記光ファイバb1の端末外周
領域はガイドb2から導出されており、樹脂あるいは被
覆物によってばらけないように固着されるとともに、入
射面としての端面が、本発明装置のメインランプLAに
対峙するように、保持具b4によって取付け枠Aに支持
されている。
【0034】この照明装置においては、メインランプL
Aへの通電より点灯し、これと対峙している光ファイバ
b1の端面に光線が入射され、光束は光ファイバb1を
通って投光部b3に至り、光ファイバb1の先端である
出射部から出射される。光源ランプによる直接の照明で
はなく、光ファイバb1に光を導通させて先端から出射
する照明方式であるから、いわゆる冷光源であり、人体
や他の生体あるいは熱を嫌う物品や物体に投光部b3を
接近させても熱による影響は全く生じない。また、水な
どとの接触も可であるため、水中や水の飛散を受ける環
境にも自在に対応することができる。
【0035】しかして、この状態からメインランプLA
に異常が生じて不点灯になると、前記したように照明瞬
間切替器2によってバックアップランプLBが瞬時に点
灯し、これとともにランプ保持具5が回動してバックア
ップランプLBが光ファイバb1の端面に対峙する位置
に移動する。したがって、バックアップランプLBによ
る光束が光ファイバb1の端面に光線が入射され、光束
は光ファイバb1を通って投光部b3に至り、光ファイ
バb1の先端から出射される。したがって、不点灯状態
が生じず、照明が好適に維持される。光ファイバb1は
2系統でなく単一の系統でよいため安価な構造とするこ
とができる。かかる図15の照明装置は、たとえば、光
源としてハロゲンランプを利用した場合に好適であり、
不点灯が不都合な各種照明たとえば、読書灯や枕元灯の
ほか、病院などにおけるベッド近傍のナイトランプ、フ
ットランプ、台所の流し近傍の手元灯、浴室灯、食物や
調理品などに対する照明灯たとえばサラダバーなどの照
明灯、美術館などにおける陳列品に対する照明灯、ダウ
ンライト、陳列ケースやシヨーウインド内の照明灯、演
出照明灯、屋上看板灯、道路標識灯、サイン灯、水中照
明灯などに適用することができる。
【0036】なお、本発明は上記した実施例に限定され
るものではなく、各種の態様をとることができる。 第1実施例において、照明瞬間切替器2は必ずしも1
つのハウジングに点灯補助回路20,21を含む全体が
組み込まれてなくてもよく、点灯補助回路20,21は
別になっていてもよい。 第2実施例において、照明瞬間切替器2は必ずしも1
つのハウジングに全構成要素が組み込まれていることは
必要としない。たとえば不点灯検出手段だけが基板の形
式で取り付けられ、他の構成要素は外部に設けられても
よい。 光源が電球型の蛍光灯の場合には、メカニカル機構と
して図11ないし図13の態様を使用し、インバータな
どからなる点灯補助回路20,21と照明瞬時切替器2
を固定用フレーム4に取り付ければよい。 ランプ保持具5の切換え運動形態は必ずしも回転型に
限られず、並進型ない司直線スライド型であってもよ
い。 実施例では不点灯の検出を電流値で行なっているが、
例えば光源ランプの経年変化によって生じる光量の変化
(例えば光量の極端な減少や増大)や変動(いわゆるチ
ラツキ)の検出を採用し、あるいは電流値の検出と併用
してもよい。光量の変化や変動の検出は、ホトダイオー
ドやホトトランジスタなどの光センサを設けてこれによ
って検出すればよい。また、上記の実施例ではリレー回
路を2組用いた例を示したが、1組で動作するように構
成しても良い。 光源としては、メタルハイライドランプ、高圧ナトリ
ウムランプ、水銀ランプ、冷陰極管などを含む。
【0037】
【発明の効果】以上説明した本発明の請求項1によると
きには、メインランプが劣化したり故障したりすること
により不点灯が生じても、瞬時にバックアップランプが
切替わって点灯するので、使用状況や使用環境から瞬時
でも不点灯が嫌われる場合もこれをうまく回避しかつ煩
雑な光源ランプ交換の手間を省くことができ、メンテナ
ンス期間が半減し、省力化を推進することができる。し
かも、メインランプからバックアップランプに点灯が切
替られるだけでなく、不点灯を起こしたメインランプが
移動し、バックアップランプがメインランプの位置に自
動的に移動するため、照明状態の変化が全く起こらず、
予定されている方向に光束を放射することができるとい
うすぐれた効果が得られる。
【0038】請求項2と3によれば簡単な回路構成のた
め安価にすることができるというすぐれた効果が得られ
る。請求項4によれば、簡単な構成によりバックアツプ
ランプとメインランプの位置を確実に変化させることが
出来るというすぐれた効果が得られる。請求項5と6に
よれば、直管タイプの光源への適用に好適で、簡単、確
実にランプの点灯切換えと位置の切換えを行なうことが
出来るというすぐれた効果が得られる。請求項7と8に
よれば、電球タイプの光源への適用に好適で、簡単、確
実にランプの点灯切換えと位置の切換えを行なうことが
出来るというすぐれた効果が得られる。請求項9によれ
ば、光ファイバを利用した冷光源型の照明の利点を十分
に発揮させ、しかも、不点灯状態の発生を適切に回避す
ることができるというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明による自動切換え式照明装置を蛍
光灯に適用し、メインランプ点灯状態を示す概要説明
図、(b)はメインランプが不点灯となりバツクアップ
ランプが点灯および移動した状態を示す概要説明図であ
る。
【図2】図1のメインランプ点灯状態における装置の部
分切欠背面図である。
【図3】図1のメインランプ点灯状態における部分切欠
底面図である。
【図4】図1のメインランプ点灯状態における側面図で
ある。
【図5】メインランプの点灯状態から不点灯発生状態へ
の変化を示す照明装置本体の側面図である。
【図6】図2のX−X線に沿う断面図である。
【図7】バツクアップランプが点灯しかつ移動した状態
を示す照明装置本体の側面図である。
【図8】図4のY−Y線に沿う断面図である。
【図9】本発明のメインランプ点灯時における照明瞬時
切替器とランプ位置切換え手段の回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図10】図9に示した回路をメインランプ不点灯時の
状態で示すブロック図である。
【図11】本発明を電球型ランプに適用した実施例を示
す側面図である。
【図12】図11のZ−Z線に沿う断面図である。
【図13】図11の平面図である。
【図14】図11の場合において点灯補助回路が不要な
場合の照明瞬時切替装置とランプ位置切換え手段の回路
の構成を、メインランプ点灯時の状態で示すブロック図
である。
【図15】図11の装置を光ファイバを利用した照明に
適用した例を示す部分切欠正面図である。
【符号の説明】
LA メインランプ LB バックアップランプ 1 照明装置本体 2 照明瞬時切替器 4 固定用フレーム 4a 支持部 5 ランプ保持具 5a,5a’ 端プレート 5c 盤状体 9 ランプ位置切換え手段 9a 電磁部 9b 作動部 40,41 係合用孔 52 孔 20 現用点灯補助回路 21 予備点灯補助回路 22 停止検出トランス 24 直流化回路 25 暗電流補正ダイオード 25’ 抵抗 26a リレー駆動部(RL1) 26b,26c リレースイッチ部 27a リレー駆動部(RL2) 27b リレースイッチ部 29 アクチュエータ回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定用フレームと、メインランプとバック
    アップランプとを間隔をあけて保持しかつ前記固定用フ
    レームに変位可能に枢支されたランプ保持具と、該ラン
    プ保持具をメインランプ点灯時には第1の位置に固定さ
    せ、メインランプの不点灯発生時にランプ保持具の固定
    を解除して第2の位置への変位を許容する電気−機械的
    なランプ位置切換え手段と、メインランプとバックアッ
    プランプに電気的に接続され、前記メインランプの不点
    灯を検出したときにバックアップランプに通電してこれ
    を点灯させるとともに前記ランプ位置切換え手段に通電
    して作動させる照明瞬時切替器とを備えていることを特
    徴とする自動切換え式照明装置。
  2. 【請求項2】照明瞬時切替器が、電力の供給を受け点灯
    可能な状態にあるメインランプの不点灯を検出する不点
    灯検出手段と、この不点灯検出手段がメインランプの不
    点灯を検出したときに電力の供給をメインランプからバ
    ックアップランプに切替えるとともにランプ位置切換え
    手段に通電する切替手段とを有している請求項1に記載
    の自動切換え式照明装置。
  3. 【請求項3】不点灯検出手段がメインランプに供給され
    る電力の電流値を参照して当該メインランプの点灯状態
    から不点灯状態への変化を検出するようになっている請
    求項2に記載の自動切換え式照明装置。
  4. 【請求項4】ランプ位置切換え手段が電磁部とこれへの
    通電で動く作動部を有する電磁アクチュエータからなっ
    ており、作動部が常態においてランプ保持具の一部を固
    定フレームに係合させており、電磁部への通電により作
    動部が罷動してランプ保持具と固定フレームとの係合を
    解除するようになっている請求項1ないし3のいずれか
    に記載の自動切換え式照明装置。
  5. 【請求項5】ランプ保持具が一対の端プレートを有し、
    該端プレートにメインランプとバックアップランプが所
    要間隔をおいて平行状に保持されるとともに、端プレー
    トの隅角部が固定用フレームに設けた支持部に対して傾
    転可能に枢支されており、支持部と端プレートは枢支点
    から変位した位置に係合用孔を有し、これら係合用孔の
    軸線上のランプ保持具部分に電気−機械的なランプ位置
    切換え手段として進退自在なロッドを有する電磁アクチ
    ュエータが固定され、ロッドが係合用孔に貫入されるこ
    とでランプ保持具が第1の位置に固定され、電磁アクチ
    ュエータへの通電によるロッドの後退によりロッドが係
    合用孔から脱し、ランプ保持具が第2の位置に変位させ
    られるようになっている請求項1ないし請求項4のいず
    れかに記載の自動切換え式照明装置。
  6. 【請求項6】メインランプとバックアップランプが直管
    型のランプである請求項1ないし5のいずれかに記載の
    自動切換え式照明装置。
  7. 【請求項7】ランプ保持具が盤状体を有し、該盤状体上
    にメインランプとバックアップランプを所要間隔をおい
    て保持しているとともに、盤状体の一部が固定用フレー
    ムに対して支軸を支点として回動可能に枢支されてお
    り、固定用フレームには支点から変位した位置に係合用
    孔を有する支持部が設けられる一方、ランプ保持具には
    係合用孔の軸線上に電気−機械的なランプ位置切換え手
    段としてロッドを有する電磁アクチュエータが固定さ
    れ、ロッドが係合用孔に貫入されることでランプ保持具
    が第1の位置に固定され、電磁アクチュエータへの通電
    によるロッドの後退によりロッドが係合用孔から脱し、
    ランプ保持具が第2の位置に変位させられるようになっ
    ている請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の自動
    切換え式照明装置。
  8. 【請求項8】メインランプとバックアップランプが電球
    型のランプである請求項7に記載の自動切換え式照明装
    置。
  9. 【請求項9】光ファイバに対する光源装置として適用さ
    れる請求項7に記載の自動切換え式照明装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001297889A (ja) * 2000-04-11 2001-10-26 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 照明制御装置
JP2008305570A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Nec Lighting Ltd 照明装置および放電ランプ
JP2011172493A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Lintec Corp 捕虫器
KR102453855B1 (ko) * 2022-04-13 2022-10-12 창전이앤시 주식회사 도로터널의 내부 조명시설

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