JP2000067035A - 構造化文書のハイパーリンク方法及びハイパーリンク装置 - Google Patents

構造化文書のハイパーリンク方法及びハイパーリンク装置

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JP2000067035A
JP2000067035A JP23274198A JP23274198A JP2000067035A JP 2000067035 A JP2000067035 A JP 2000067035A JP 23274198 A JP23274198 A JP 23274198A JP 23274198 A JP23274198 A JP 23274198A JP 2000067035 A JP2000067035 A JP 2000067035A
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Masatomo Goto
正智 後藤
Toshimitsu Suzuki
利光 鈴木
Kazumi Saito
一実 斉藤
Sadao Yashiro
禎夫 屋代
Takahide Muramoto
貴英 村本
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 XML文書のハイパーリンクを容易に作成す
る。 【解決手段】 複数の構造化文書それぞれの全体または
任意の一部(ターゲット)の場所を示す情報を含む、タ
ーゲット間のハイパーリンクを生成するための所定のリ
ンク情報の入力を受け付け、入力されたリンク情報を取
得するリンク情報取得手段と、取得したリンク情報を互
いに関連づけて複数のターゲット間のハイパーリンクを
生成し、生成したハイパーリンクが記述された構造化文
書を、ターゲットとは独立に作成するリンク生成手段と
を備える。リンク生成手段は、リンク情報を取得するこ
とにより作成されるハイパーリンクの存在を示す、1以
上のマークを各ハイパーリンク毎に表示し、マークへの
アクセスによりリンク情報を互いに関連づけるマーク表
示手段をさらに有することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造化された文書
を表示したり編集しながら、構造化文書のハイパーリン
クを容易にかつ効率よく作成するための技術に関する。
本発明において、構造化文書とは、所定の構成要素に基
づいて構造化された文書をいい、例えばSGML(Starndard
Generalized Markup Language, ISO 8879:1986)言語や
XML(eXtensible Markup Language, W3C recommendatio
n)言語などで記述することができる。また、ターゲット
とは、ハイパーリンクを形成する、構造化文書の全体ま
たは一部である。さらに、構造化文書を表示可能とは、
構造化文書の内容を表示可能でも、また文書名のみを表
示可能でもよく、何らかの表示方法により構造化文書の
存在を視覚的に出力可能であればよいことを意味する。
【0002】
【従来の技術】従来、構造化された文書にハイパーリン
クを記述する場合には、テキストエディタを用いて該当
文書に直接的に手で構造情報とともに入力したり、構造
化文書エディタを用いて、構造情報を文書本体に自動的
に記述しながらリンク先を記述し、ハイパーリンクを生
成している。また、メモを注釈として文書に貼り付ける
機能を提供するエディタが既に提供されているものの、
各エディタ特有の機能である。
【0003】構造化文書上にハイパーリンクを記述する
枠組みは、現在HTML(HyperTextMarkup Language)が
主流であるが、ISOやW3Cにより、このHTMLよ
りも優れた表現力を持つハイパーリンク記述言語、例え
ばHyTime(Hypermedia Time-based Structuring Langua
ge, ISO/IEC 10744:1996)やXLink(XML Linking Langu
age, W3C Working Draft)などがすでに定義されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、ハイ
パーリンクを記述するための専用のエディタやテキスト
エディタを用い、オリジナルの文書中に直接リンクを記
述することになる。つまり、ビューワ等により表示して
いる文書に関連文書とのリンクを付加したい場合は、例
えばエディタを起動して文書を編集し、再度ビューワで
読込んで表示しなおさなければならないなど、簡単にハ
イパーリンクを付加することができない。
【0005】また、ハイパーリンクを記述する場合、記
述しようとする文書がCD-ROM内に格納されていたり、ネ
ットワーク先の文書であるなど、変更不可能な文書であ
る場合には、直接文書中にリンク情報を埋め込む必要が
ある従来の方法ではリンク情報を追加することができな
い。ローカルなディスクにそのオリジナルの文書の複製
を作成し、その複製した文書に対して従来の方法を用い
てハイパーリンクを記述することで対処可能であるが、
オリジナルが更新される度に再度オリジナルをコピーし
て修正を加える必要がでてくるため、リンク情報をメン
テナンスするのにかなりの労力を必要とすることにな
る。そこでXLinkやHyTimeといったハイパーリンク記述
言語を利用してハイパーリンクを記述することでこれら
の問題は解決可能ではあるものの、専門の知識が必要と
なりユーザにかなりの労力が要求されることになる。
【0006】さらに、表示や編集中の文書に注釈やメモ
などのアノーテーション情報を添付する機能は、前述の
ようにアプリケーション独自の機能として提供されてい
る。言い換えれば、メモに記述された情報を別のアプリ
ケーションで元の文書と同様に表示したり、再利用する
機能は提供されていない。つまりオリジナル文書がアプ
リケーションに依存しない記述形式で格納されても、メ
モに記述された情報はアプリケーションに依存してしま
う。
【0007】本発明は、編集中の文書のみならず、編集
不可能な文書に対してもハイパーリンクを容易に記述で
き、また、文書に付加されたアノーテーション情報をア
プリケーションに依存することなく利用可能にする、構
造化文書のハイパーリンク方法及び構造化文書のハイパ
ーリンク装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本願第1発明は、所定の構成要素に基づいて構造化
された構造化文書を表示可能または編集可能な情報端末
に用いられる構造化文書のハイパーリンク方法であっ
て、 A;利用者の指示に基づいて、複数の前記構造化文書そ
れぞれの全体または任意の一部(以下ターゲットとい
う)の場所を示す情報を含む、前記複数のターゲット間
のハイパーリンクを生成するための所定のリンク情報を
取得し、 B;前記取得したリンク情報を互いに関連づけてハイパ
ーリンクを生成し、前記生成したハイパーリンクが記述
された構造化文書を、前記ターゲットとは独立に作成す
る、構造化文書のハイパーリンク方法を提供する。
【0009】まず、利用者により、ハイパーリンクを構
成する複数の構造化文書それぞれの全体または任意の一
部(ターゲット)が指定される。ターゲットの指定方法
としては、例えばURL(Uniform Resource Locator)の
指定、構造化文書名の指定、構造化文書中の任意の領域
の指定、新たな文書の入力など、多様な方法が考えられ
る。次いで、指定されたターゲットのアドレスを含むリ
ンク情報を取得し、取得したリンク情報を構造化文書上
に記述し、生成したハイパーリンクのみが記述された構
造化文書を作成する。
【0010】本願第2発明は、所定の構成要素に基づい
て構造化された構造化文書を表示可能または編集可能な
情報端末であって、リンク情報取得手段と、リンク生成
手段とを備える構造化文書のハイパーリンク装置を提供
する。リンク情報取得手段は、複数の構造化文書それぞ
れの全体または任意の一部(以下ターゲットという)の
場所を示す情報を含む、前記ターゲット間のハイパーリ
ンクを生成するための所定のリンク情報の入力を受け付
け、前記入力されたリンク情報を取得する。リンク生成
手段は、前記取得したリンク情報を互いに関連づけて複
数のターゲット間のハイパーリンクを生成し、前記生成
したハイパーリンクが記述された構造化文書を、前記タ
ーゲットとは独立に作成する。
【0011】リンク情報取得手段は、利用者の入力に従
い、複数のターゲットの場所の指定を含むリンク情報を
取得する。リンク生成手段は、取得したリンク情報を互
いに関連づけてハイパーリンクを生成し、生成したハイ
パーリンクのリンク情報をXMLやSGMLといった構造化言
語に沿って記述された構造化文書として出力する。
【0012】本願第3発明の構造化文書のリンク装置に
おいては、前記リンク情報に、前記指定したターゲット
に関する属性がさらに含まれている。ターゲットに関す
る属性とは、作成したハイパーリンクに基づいてターゲ
ットを表示する場合に、例えばターゲットを付箋紙風に
表示する指定、自動的にまたはユーザの指定によりター
ゲットを表示させる指定、ターゲットをカレントウイン
ドウの中に埋め込んで表示する指定など表示に関する属
性や、リンクのタイプに関する属性が挙げられる。リン
クのタイプには、例えば注釈を表現するアノーテーショ
ンリンク、相互参照を行うリンク、複数のターゲットを
まとめて関連づける集合リンクなどが考えられる。
【0013】本願第4発明は、前記リンク情報取得手段
が、前記ターゲットの場所を示す情報を、他のアプリケ
ーションとの連携により取得する構造化文書のハイパー
リンク装置を提供する。例えば、注釈を作成する場合に
構造化文書のエディタを起動し、入力される文書をター
ゲットとして取得する、他のアプリケーションにより記
憶装置内に保存されている構造化文書を木構造で表示
し、文書名を指定することによりターゲットを取得す
る、などである。
【0014】本願第5発明は、前記リンク情報取得手段
が、前記表示または編集されている構造化文書中の任意
の領域をターゲットとして取得可能な、構造化文書のハ
イパーリンク装置を提供する。本願第6発明は、前記リ
ンク情報取得手段が、ターゲットとなる構造化文書を新
規に作成するターゲット作成手段をさらに備える、構造
化文書のハイパーリンク装置を提供する。例えば、ター
ゲット作成手段は新規にウインドウを開き、ウインドウ
に文章や文字列などを入力することにより作成された文
書を、ターゲットとして取得する。作成された文書は適
当な場所に保存し、その場所を示すアドレスを取得して
もよい。
【0015】本願第7発明は、前記リンク情報を取得す
ることにより作成されるハイパーリンクの存在を示す、
1以上のマークを表示するための表示手段をさらに備
え、前記リンク生成手段は、前記マークを各ハイパーリ
ンク毎に前記表示手段に表示し、前記マークへの操作に
より前記リンク情報を互いに関連づけるマーク表示手段
をさらに有する、構造化文書のハイパーリンク装置を提
供する。
【0016】例えば、リンク装置は表示画面を有してお
り、利用者が画面に表示されている文書中の任意の一定
領域を指定することにより、ターゲットのアドレスが取
得されてマークが表示される。ついで追加するターゲッ
トを選択し、ドラッグ&ドロップによりマークに入れ込
むと、2つのターゲットが互いに関連づけられ、両ター
ゲット間のハイパーリンクが生成される。同様にして、
次々にターゲットを指定してマークに追加することによ
り、2つのみならず3つ以上のターゲット間のハイパー
リンクを生成する。各ハイパーリンクに対して1つのマ
ークが表示されるので、所望のマークへの操作を行うこ
とにより、どのハイパーリンクに関するリンク情報かを
指定することになる。
【0017】本願第8発明は、前記マーク表示手段が、
ハイパーリンクの生成状態に応じて前記マークの表示を
変更する表示変更手段をさらに有する構造化文書のハイ
パーリンク装置を提供する。表示変更手段は、例えば、
マークの中にターゲット数を表示しておき、ハイパーリ
ンクにターゲットが追加される度に表示するターゲット
数を変更する。また、リンクのタイプに応じてマークの
色や形を変化させてもよい。
【0018】本願第9発明は、前記マーク表示手段が、
前記マークへのアクセス状態に応じてリンク状態を前記
表示手段に出力するアクション対応手段を有する、構造
化文書のハイパーリンク装置を提供する。アクション対
応手段は、例えばマークをクリックされたことを検知す
ると、現在ハイパーリンクを形成するターゲット名を表
示したり、ダブルクリックされることにより現在取得し
ている各ターゲットに関するリンク情報を表示したりす
る。
【0019】本願第10発明は、前記ハイパーリンクが
記述された構造化文書を蓄積するための記憶手段と、前
記構造化文書を前記記憶手段に出力する出力手段とをさ
らに備える、構造化文書のハイパーリンク装置を提供す
る。出力手段は、リンク生成手段により作成された構造
化文書を記憶手段に出力し、生成されたハイパーリンク
のみが記述されている構造化文書を保存する。
【0020】本願第11発明は、前記構造化文書を表示
可能または編集可能なアプリケーションに応じたデータ
形式に、前記リンクが記述された構造化文書を変換する
リンク情報伝達手段をさらに備える構造化文書のハイパ
ーリンク装置を提供する。例えば、リンク情報伝達手段
は、XML言語上に記述されたリンクを、XLinkやHyTimeに
応じたデータ形式に変換し、生成したハイパーリンクを
アプリケーションに依存せずに利用可能とする。
【0021】本願第12発明は、所定の構成要素に基づ
いて構造化された構造化文書を表示可能または編集可能
な情報端末に用いられる、構造化文書のハイパーリンク
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体であって、下記A〜C段階を実行するための構造化
文書のハイパーリンクプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体を提供する。 A;利用者の指示に基づいて、複数の前記構造化文書そ
れぞれの全体または任意の一部(以下ターゲットとい
う)の場所を示す情報を含む、前記複数のターゲット間
のハイパーリンクを生成するための所定のリンク情報を
取得する段階、 B;前記取得したリンク情報を互いに関連づけてハイパ
ーリンクを生成する段階、 C;前記生成したハイパーリンクが記述された構造化文
書を、前記ターゲットとは独立に作成する段階。
【0022】前記第1発明と同様の作用を有する。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る構造化文書の
ハイパーリンク装置について、実施形態例を挙げながら
具体的に説明する。以下、リンクとは、ハイパーリンク
を意味するものとして説明する。 <第1実施形態例> [全体構成]図1は、本発明の構造化文書のハイパーリ
ンク装置の第1実施形態例を示すシステム構成図であ
る。図1に示すハイパーリンク装置は、表示装置S1、
入力装置S2、リンク情報取得部S3、リンク生成部S
4、記憶処理部S5、記憶装置S6、リンク情報伝達部
S7及びハイパーリンク装置上で動作可能な他のアプリ
ケーションS8を有している。ここで、他のアプリケー
ションS8は、XML文書を表示可能または編集可能で
ある。以下において、リンク情報とは、リンクを構成す
るターゲットの場所を示すロケータ情報、作成したハイ
パーリンクに基づいてターゲットを表示する場合の表示
に関する属性、リンクのタイプに関する属性、ターゲッ
トにリンクさせる注釈の内容など、リンクを生成するた
めの情報を広く含む。
【0024】表示装置S1は、リンク情報取得部S3か
ら渡される、リンク情報を入力するためのウインドウを
表示する。また、表示装置S1には、アプリケーション
S8により構造化文書の構造情報や文書名が表示され
る。入力装置S2は、ユーザからのターゲットの指定や
その他のリンク情報の入力を受け付け、入力された情報
をリンク情報取得部S3に送出する。
【0025】リンク情報取得部S3は、表示装置S1に
対し、リンク情報を生成するのに必要な各種情報を入力
するためのウインドウを出力する。さらに、リンク情報
取得部S3は、指定されたターゲットの場所を示す識別
子や他の入力されたリンク情報生成のための情報(リン
クタイプや属性など)を取得し、リンク生成部S4に送
出する。
【0026】リンク生成部S4は、リンク情報取得部S
3から取得したリンク情報を互いに関連づけてリンクを
生成する。さらに、生成したリンクに基づいて、リンク
情報のみを構成要素として記載した構造化文書を作成す
る。このように独立した文書としてリンク情報を記述す
ることを可能とする言語としては、例えばHyTimeやXLin
kが挙げられ、XML上のみならずSGMLなどを利用した他の
構造化文書上にも記述することができる。
【0027】記憶処理部S5は、リンク生成部S4が作
成した構造化文書を記憶装置S6に書き込む。記憶装置
S6は、書き込まれた構造化文書を保持する。リンク情
報伝達部S7は、リンク情報が記載されている構造化文
書を、必要に応じてアプリケーションS8が扱うことの
できるデータ形式に変換し、アプリケーションS8に送
出する。このリンク情報の変換にあたっては、リンク情
報の変換規則、例えば変換テーブルをアプリケーション
S8に応じて用意しておき、その規則に基づいてリンク
情報を変換することが考えられる。このリンク情報伝達
部S7により、生成したリンク情報を様々なアプリケー
ションで利用できるようになる。もちろん、アプリケー
ションS8が構造化文書を扱うことができれば変換する
必要はない。
【0028】[リンク情報取得部]図2は、図1に示し
たハイパーリンク装置1の機能を詳細に示すブロック図
である。図2において、図1と同じ要素については同じ
符号を付して示している。リンク情報取得部S3は、タ
ーゲット指定部2と、リンクタイプ指定部3と、属性取
得部4とを有している。
【0029】(1)ターゲット指定部 ターゲット指定部2は、リンクを構成する複数のターゲ
ットの指定を受け付け、指定されたターゲットのアドレ
スを示す情報を取得する。ここで、アドレスとは、構造
化文書のアドレス及び構造化文書中の任意の一部の領域
のアドレスを含む。本実施形態例においては、ターゲッ
ト指定部2は、領域指定部21、アドレス指定部22、
アプリ文書指定部23及び作成部24を有し、これらに
よりターゲットのアドレスを取得する。
【0030】領域指定部21は、アプリケーションS8
により表示装置上に表示された構造化文書において、任
意の一部の領域または全領域の指定を受け付け、指定さ
れた領域を示すアドレスを取得する。図3に、領域指定
部21により取得される任意の領域を示す。アドレス指
定部22は、URLなど構造化文書の場所を示すアドレ
スを入力するためのアドレス入力ウインドウを表示装置
S1上に表示し、アドレス入力ウインドウに入力された
アドレスを取得する。図4に、アドレス指定部22によ
り表示されるアドレス入力ウインドウの一例を示す。
【0031】アプリ文書指定部23は、他のアプリケー
ション、例えば記憶装置S6上の全ての構造化文書名を
木構造で表示するアプリケーションを起動し、表示され
る構造化文書のいずれかの指定を受け付け、指定された
構造化文書の場所を示すアドレスを取得する。図5に、
他のアプリケーションを起動することにより構造化文書
を指定する場合のウインドウの一例を示す。
【0032】作成部24は、新たにターゲットとなる構
造化文書を新規に作成するための作成ウインドウを表示
し、作成された内容を保存するとともにその保存場所の
アドレスを取得する。図6に、作成部24により表示さ
れる作成ウインドウの一例を示す。また、作成部24に
より、複雑なターゲットの記述を可能にするために、構
造化文書エディタを呼び出すことも可能である。作成部
24により、複数のターゲット間におけるリンクを生成
する処理と、ターゲットを作成する処理とを内部的に行
なえるようになり、作業の効率性が高まる。
【0033】(2)リンクタイプ指定部 リンクタイプ指定部3は、リンクのタイプを選択するウ
インドウを表示装置S1上に表示し、指定されたリンク
タイプに従った処理を行う。図7に、リンクタイプ指定
部3により表示されるリンクタイプ指定ウインドウの一
例を示す。本実施形態例では、リンクタイプとしてはア
ノーテーションリンク、相互参照リンク、集合リンクの
3種類がある。
【0034】アノーテーションリンクは、構造化文書中
で利用者により指定された箇所に対し、付箋紙的な注釈
を付すハイパーリンクである。アノーテーションリンク
が選択されると、前記作成部24により作成ウインドウ
が開かれる。また、作成部24により構造化文書エディ
タを呼び出すようにしている場合は、構造化文書エディ
タが自動的に起動される。
【0035】相互参照リンクは、1対1の双方向ハイパ
ーリンクである。例えば、文章中の用語とその用語に付
される脚注との関係に相当する。選択された1つのター
ゲットに関して相互参照リンクが選択されると、前記タ
ーゲット指定部2が、前述の領域指定、アドレス指定ま
たは文書指定のいずれかの方法により他方のターゲット
を取得する。
【0036】集合リンクは、複数のターゲット間のリン
クであり、2つのみならず3つ以上のターゲット間のリ
ンクを生成することもできる。選択された1つのターゲ
ットに関して集合リンクが選択されると、前記ターゲッ
ト指定部2が、前述の領域指定、アドレス指定または文
書指定のいずれかの方法により他のターゲットを取得す
る。
【0037】(3)属性取得部 属性取得部4は、ターゲットの属性を入力するための属
性入力ウインドウを表示装置S1に表示し、入力された
属性を取得する。図8に、属性取得部4が表示する属性
入力ウインドウの一例を示す。ユーザは、入力手段S2
により属性入力ウインドウに属性を入力する。
【0038】属性は、例えば相互参照や注釈などターゲ
ットの役割、タイトルの指定、表示のタイミングに関す
る指定、表示方法に関する指定、リンクの方向に関する
指定などが挙げられる。前述のリンクタイプも属性の一
種とも考えられる。ここで表示のタイミングに関する指
定とは、生成したリンクに基づいてターゲットが表示さ
れる場合に、そのターゲットを自動的に表示するかユー
ザの指定により表示するかの指定である。また、表示方
法に関する指定とは、ターゲットを、新規ウインドウを
開いて表示するか、カレントウインドウに埋め込んで表
示するか、またはカレントウインドウを置き換えて表示
するかの指定である。
【0039】このほかに、前記に含まれない任意の属性
をユーザにより指定するための特記欄を、属性入力ウイ
ンドウに設けておくことも考えられる。特記欄には、例
えば、「生成したリンクに基づいて他のアプリケーショ
ンを起動することにより、リンクを構成するターゲット
を表示する」などの指定を記述する。また、リンクのタ
イプに応じて属性値のデフォルト値を予め設定しておい
たり、アプリケーション特有の属性値を利用する場合に
は、このウインドウは表示せずに自動的に値を設定する
ようにし、ユーザの入力負担を軽減してもよい。
【0040】これらの属性値を設定可能とすることによ
り、リンクタイプやターゲットの役割などに応じた表示
が可能となり、リンクに基づいてターゲットを表示する
際に、ユーザにとって見やすい表示を行うことができる
ようになる。[リンク生成部]図2において、リンク生
成部S4は、リンクマーク表示部5と、構造化文書作成
部6とを有している。
【0041】(1)リンクマーク表示部 リンクマーク表示部5は、表示装置S1上にリンクマー
クを表示し、表示装置S1上でリンクマークへのターゲ
ットのアクセスを検知することにより、前記リンク情報
取得部S3で取得されたリンク情報を互いに関連づけ、
リンクを生成する。具体的には、リンクマーク表示部5
は、リンクマークへのアクセスがある度に、そのリンク
マークに対応したリンク情報を更新して内部的に保存す
る。言い換えれば、リンクマークは、複数のリンクが生
成されている場合であっても、引き続き行なわれるリン
ク生成処理がどのリンクに対するものかを指定するため
のものである。リンクマークを用いることにより、複
数、特に3つ以上のターゲットを含むようなリンクを容
易に生成することが可能となり、かつ同時に複数のリン
クを生成していくことが可能になる。図9に、リンクマ
ーク表示部5により表示されるリンクマークの一例を示
す。
【0042】リンクマーク表示部5は、リンクマークを
表示している間は、追加されたターゲットに関するリン
ク情報を逐次そのリンクマークに対応したリンク情報に
追加し、生成したリンクを更新していく。また、リンク
マーク表示部5は、リンクマークを表示する必要がない
ようなリンクのタイプが選択された場合は、リンクマー
クを表示しない場合もある。例えば、リンクが一つの場
合や、連続処理により追加されるべきリンクが既定の場
合などは、リンクマーク表示部5は取得したリンク情報
を追加するリンクを自動的に選択し、生成されたリンク
を更新する。
【0043】さらに、リンクマーク表示部5は、ドラッ
グ&ドロップ部51、アクション対応部52、表示変更
部53、アプリ調整部54及びクローズ部55を有して
いる。ドラッグ&ドロップ部51は、図9に示すよう
に、選択されたターゲットがマウスなどの入力手段S2
によりリンクマーク上にドラッグされ、ドロップされる
ことによるリンクマークへのアクセスを検知する。
【0044】アクション対応部52は、リンクマークへ
のユーザの動作に応じ、所定の表示処理を行う。例え
ば、リンクマークがダブルクリックされた場合、現在保
存されているリンク情報を表示する、リンクマーク上に
カーソルを持ってきた場合、ターゲットのアドレスのリ
ストを表示する、などの処理を行う。表示変更部53
は、リンクの生成状態に応じてリンクマークの表示を随
時変更する。例えば、リンク先が増える毎にリンクマー
クを大きくしたり色を変化させる、現在のリンク先の数
を表示するなどの処理を行う。また、表示変更部53
は、リンクのタイプに応じてリンクマークの色を変化さ
せる。
【0045】アプリ調整部54は、リンクマークを、ア
プリケーションS8により表示されているウインドウの
中に表示したり、ウインドウの外にアプリケーションS
8のウインドウとは独立に表示する設定を行う。この設
定は、ユーザにより選択可能にしてもよい。クローズ部
55は、所定のリンクタイプにより定まるターゲットの
数に達すると、リンクマークを自動的に消して当該リン
クの生成を完了し、リンク生成の完了通知を構造化文書
作成部6に通知する。例えば、アノーテーションリンク
や相互参照リンクが選択された場合、2つ目のターゲッ
トがリンクマークにドラッグ&ドロップされると、自動
的にリンクマークを消去する。また、クローズ部55
は、ユーザの指示によりリンクマークのクローズを指示
された場合、リンクマークを消去して当該リンクの生成
を完了させる。例えば、集合リンクが選択された場合、
ユーザによるリンクマークのクローズの指示に基づいて
リンクマークをクローズし、リンク生成の完了通知を構
造化文書作成部6に通知する。
【0046】(2)構造化文書作成部 構造化文書作成部6は、クローズ部55からの完了通知
に従い、リンクマーク表示部5により作成されたリンク
情報に基づいて、ハイパーリンクに関する情報をXML文
書やSGML文書に記述し、生成されたリンクが記述された
構造化文書をターゲットと独立に作成する。また、構造
化文書作成部6は、作成した構造化文書を記憶処理部S
5やリンク情報伝達部S7に出力する。
【0047】[処理の流れ]次に、第1実施形態例にお
けるハイパーリンク装置の行う処理の流れを、図10に
示すフローチャートを用い、図3〜9を参照しつつ説明
する。説明を容易にするため、今アプリケーションS8
により表示されている構造化文書中の任意の箇所(以
下、第1ターゲットという)に対してリンクを生成する
場合を例に取り、説明する。
【0048】まず、ステップS11では、リンク情報取
得部2の領域指定部21が、ユーザの指定に応じ、図3
に示す第1ターゲットのアドレスを取得する。ステップ
S12では、リンク情報取得部2のリンクタイプ指定部
3が図7に示すリンクタイプ指定ウインドウを表示し、
リンクタイプの指定を待機する。ステップS13では、
リンクタイプ指定部3が選択されたリンクタイプを判断
する。リンクタイプがアノーテーションリンクの場合
は、リンク情報取得部S3が、前記取得した第1ターゲ
ットに対する属性値を予め設定されているデフォルト値
とし、第1ターゲットのアドレス及び属性値をリンク生
成部S4に送出してステップS14に移行する。これに
より、リンク情報がリンクマーク表示部5により作成さ
れる。相互参照リンクまたは集合リンクが選択された場
合、後述するステップS114に移行する。
【0049】ステップS14では、作成部24が図6に
示す作成ウインドウを表示し、「OK」ボタンが入力さ
れるまで第2ターゲットである注釈の入力を受け付け
る。ステップS15では、作成部24が「OK」ボタン
が押されるまで待機し、「OK」ボタンが押されたと判
断すると、入力された注釈の内容を適当な場所に保存し
てそのアドレスを取得する。このとき、ユーザによる保
存場所の指定を受け付けるようにしてもよい。また、注
釈の内容をリンク情報として取得してもよい。前述のよ
うに、他のアプリケーションにより注釈を作成する場合
は、そのアプリケーションにより作成された文書のアド
レスを取得する。リンク情報取得部S3は、アドレスを
取得した第2ターゲットに対し、属性値を予め設定され
たデフォルト値に設定し、第2ターゲットのアドレス及
び属性値をリンク生成部S4に送出する。もちろん、図
8に示す属性値入力ウインドウを開いてユーザによる属
性値の入力を受け付けてもよいが、アノーテーションリ
ンクの場合は属性値が予め定まっていると考えられるの
で、デフォルト値を設定することによりユーザの入力負
担を軽くすることが好ましい。
【0050】ステップS16では、リンクマーク表示部
5が新規に生成されたリンクを表すリンクマークを表示
装置S1上に表示する。ステップS17では、ドラッグ
&ドロップ部51が、第2ターゲットである注釈ウイン
ドウのリンクマークへのドラッグ&ドロップを待機し、
ドラッグ&ドロップされるとステップS18に移行す
る。
【0051】ステップS18では、リンクマーク表示部
5が、第1ターゲット及び第2ターゲットに関するリン
ク情報を同一リンクに関連づけることにより、両ターゲ
ット間のリンクを生成する。具体的には、作成したリン
ク情報に追加された第2ターゲットに関するリンク情
報、すなわちロケータ情報や属性値などを追加する。ス
テップS19では、クローズ部55によりリンクマーク
を消去するか否かを判断する。前記ステップS13で相
互参照リンクを選択している場合は、リンクを生成する
ターゲットは2つだけなので、クローズ部55はリンク
マークを自動的に消去し、完了通知を構造化文書作成部
6に送出する。前記ステップS13において、アノーテ
ーションリンクまたは集合リンクが選択されている場合
は、クローズ部55は自動的にリンクマークを消去せ
ず、ユーザによりリンクマークが消去されるまでリンク
の生成を続行するために再びターゲットの指定待ち(ス
テップS11)に戻る。
【0052】ステップS110では、構造化文書作成部
6が、一時的に保持しているリンク情報をXMLやSGMLな
どの構造化文書に記述する。ステップS111では、生
成した構造化文書を、リンク情報伝達部S7に送出す
る。リンク情報伝達部S7は、必要に応じて、アプリケ
ーションS8に対応したデータ形式、例えばXLinkやHyT
imeの処理システムに応じたデータ形式に構造化文書を
変換する。
【0053】ステップS112では、記憶処理部S5
が、生成したリンクが記述された構造化文書を保存する
か否かを判断し、保存する場合はステップS113に移
行する。保存しない場合は処理を終了する。ここで、ユ
ーザによる保存処理の確認及び保存先の指定を行うよう
にしても良い。ステップS113では、生成したリンク
が記述された構造化文書を記憶装置S6に書き込み、処
理を終了する。
【0054】ステップS13において、相互参照リンク
や集合リンクが選択された場合、ステップS114に移
行する。ステップS114では、取得した第1ターゲッ
トに関する属性情報を取得するため、属性取得部4が図
8に示す属性入力ウインドウを表示し、ユーザにより入
力される属性値を取得する。ステップS115では、タ
ーゲット指定部2が、領域指定部21,アドレス指定部
22またはアプリ指定部23のいずれかにより、リンク
に関連づけられる追加のターゲットのアドレスを取得す
る。指定方法は、ユーザにより選択できるようにすると
よい。
【0055】ステップS116では、追加したターゲッ
トに対する属性を取得するために、属性取得部4が図8
に示す属性入力ウインドウを表示し、ユーザにより入力
される属性値を取得し、前述のステップS16〜S11
3を繰り返す。このように、生成したリンクだけを記述
した文書を、ターゲットが含まれる文書と独立に作成す
ることにより、ターゲットが含まれる文書を編集不可能
な場合でもリンク情報を生成することが可能になる。ま
た、新たにリンク情報を格納するために作成される構造
化文書はアプリケーションに依存しないため、XLinkを
サポートする種々のアプリケーションにおいてリンク情
報を利用可能になる。
【0056】なお、前記の処理の説明においては、第1
のターゲットとして、表示されている構造化文書の任意
の領域を指定しているが、URLの指定やアプリケーシ
ョンによる構造化文書名の指定など、他の方法による指
定が可能であることはもちろんである。[画面の流れ]
前記のハイパーリンク装置が行う処理を、図3〜図9に
示す画面例を用いて具体的に説明する。前記と同様、ア
プリケーションS8により表示されている構造化文書の
任意の領域が第1ターゲットして選択され、この第1タ
ーゲットと他のターゲットとの間のリンクを生成する場
合を説明する。
【0057】まず、図3に示すように、ユーザにより第
1ターゲットとして構造化文書の任意の一部または全部
の領域が選択される。次いで、図4に示すようにリンク
タイプ指定ウインドウが表示され、ユーザによりリンク
タイプが選択される。アノーテーションリンクが選択さ
れると、図6に示す作成ウインドウが表示され、ユーザ
による注釈の入力待ち状態になる。注釈が入力されて
「OK」ボタンが押されると、第1ターゲットと第2タ
ーゲットである注釈との間にリンクが生成される。すで
に生成されているリンクが存在している場合には、注釈
を入力後に「OK」ボタンが押されると、図9に示すリ
ンクマークが表示される。このリンクマークに作成ウイ
ンドウをドラッグ&ドロップすることにより、第1ター
ゲットと第2ターゲットである注釈との間にリンクが生
成される。
【0058】相互参照リンクまたは集合リンクが選択さ
れると、図8に示す属性入力ウインドウが表示され、第
1ターゲットの属性の入力を待つ状態になる。属性が入
力され「OK」ボタンが押されると、追加する第2ター
ゲットの指定待ち状態となる。第2ターゲットの指定
は、図3に示す領域の選択、図4に示すURLの指定ま
たは図5に示す他のアプリケーションによる文書名の指
定のいずれかにより行う。第2ターゲットが指定される
と、再び図8に示す属性入力ウインドウが表示され、追
加した第2ターゲットに対する属性の入力待ちとなる。
属性を入力して「OK」ボタンを押した後、すでに生成
されているリンクが存在していれば図9に示すリンクマ
ークが表示される。リンクマークに対して第2ターゲッ
トをドラッグ&ドロップすることにより、第1ターゲッ
トと第2ターゲットとの間のリンクが生成される。
【0059】アノーテーションリンクまたは相互参照リ
ンクの場合には、第2ターゲットのドラッグ&ドロップ
によりリンクマークが消滅する。集合リンクの場合に
は、リンクマークはそのまま表示される。このリンクマ
ークにターゲットを追加する毎に、リンクマーク内のタ
ーゲット数が増加し、3つ以上のターゲット間のリンク
を容易に生成することが出来る。
【0060】<他の実施形態例> (a)リンク情報取得手段に、さらに他のアプリケーシ
ョンとの連携部(図示せず)を設け、他のアプリケーシ
ョンによるリンク情報の取得を可能にしてもよい。例え
ば、他のアプリケーションとして音声認識アプリケーシ
ョンを用い、音声により入力されるリンク情報を取得す
ることが考えられる。
【0061】(b)前記の処理において、リンクタイプ
により属性値にデフォルト値を設定したり、自動的にリ
ンクマークをクローズすることを行っているが、これら
の処理はニーズにより適宜変更することが可能である。
【0062】
【発明の効果】本発明を用いれば、生成したリンクをタ
ーゲットと独立な構造化文書として記述するので、文書
をブラウジングしているときでも容易にリンクを作成
し、記述することが可能になる。また、CD-ROM内の文書
やネットワーク先の文書のような編集不可能な文書に
も、簡単にリンクを生成することが可能になる。文書に
付加する注釈をリンクの生成と並行して作成でき、作成
した注釈を様々なアプリケーションで利用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例に係る構造化文書のハイパーリ
ンク装置の全体構成図。
【図2】第1実施形態例に係る構造化文書のハイパーリ
ンク装置の機能ブロック図。
【図3】構造化文書中の任意の領域をターゲットに指定
する説明図。
【図4】ターゲットのアドレスを指定するアドレス入力
ウインドウ。
【図5】他のアプリケーションを起動することによりタ
ーゲットを指定するウインドウの一例を示す説明図。
【図6】新規に構造化文書を作成する作成ウインドウの
説明図。
【図7】リンクタイプ指定ウインドウの一例を示す説明
図。
【図8】属性取得部4が表示する属性入力ウインドウの
一例を示す説明図。
【図9】リンクマーク及びリンクマークへのアクセスを
示す説明図。
【図10】第1実施形態例に係るハイパーリンク装置が
行う処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
S1;表示装置 S2;入力装置 S3;リンク情報取得部 S4;リンク生成部 S5;記憶処理部 S6;記憶装置 S7;リンク情報伝達部 S8;他のアプリケーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 一実 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 屋代 禎夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 村本 貴英 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の構成要素に基づいて構造化された構
    造化文書を表示可能または編集可能な情報端末に用いら
    れる構造化文書のハイパーリンク方法であって、 利用者の指示に基づいて、複数の前記構造化文書それぞ
    れの全体または任意の一部(以下ターゲットという)の
    場所を示す情報を含む、前記複数のターゲット間のハイ
    パーリンクを生成するための所定のリンク情報を取得
    し、 前記取得したリンク情報を互いに関連づけてハイパーリ
    ンクを生成し、前記生成したハイパーリンクが記述され
    た構造化文書を、前記ターゲットとは独立に作成する、 構造化文書のハイパーリンク方法。
  2. 【請求項2】所定の構成要素に基づいて構造化された構
    造化文書を表示可能または編集可能な情報端末であっ
    て、 複数の構造化文書それぞれの全体または任意の一部(以
    下ターゲットという)の場所を示す情報を含む、前記複
    数のターゲット間のハイパーリンクを生成するための所
    定のリンク情報の入力を受け付け、前記入力されたリン
    ク情報を取得するリンク情報取得手段と、 前記取得したリンク情報を互いに関連づけて前記複数の
    ターゲット間のハイパーリンクを生成し、前記生成した
    ハイパーリンクが記述された構造化文書を、前記ターゲ
    ットとは独立に作成するリンク生成手段と、 を備える構造化文書のハイパーリンク装置。
  3. 【請求項3】前記リンク情報には、前記指定したターゲ
    ットに関する属性がさらに含まれている、請求項2に記
    載の構造化文書のハイパーリンク装置。
  4. 【請求項4】前記リンク情報取得手段は、前記ターゲッ
    トの場所を示す情報を、他のアプリケーションとの連携
    により取得する、請求項2に記載の構造化文書のハイパ
    ーリンク装置。
  5. 【請求項5】前記リンク情報取得手段は、表示または編
    集されている構造化文書中の任意の領域をターゲットと
    して取得可能である、請求項2に記載の構造化文書のハ
    イパーリンク装置。
  6. 【請求項6】前記リンク情報取得手段は、ターゲットと
    なる構造化文書を新規に作成するターゲット作成手段を
    さらに備える、請求項2に記載の構造化文書のハイパー
    リンク装置。
  7. 【請求項7】前記リンク情報を取得することにより作成
    されるハイパーリンクの存在を示す、1以上のマークを
    表示するための表示手段をさらに備え、 前記リンク生成手段は、前記マークを各ハイパーリンク
    毎に前記表示手段に表示し、前記マークへの操作により
    前記リンク情報を互いに関連づけるマーク表示手段をさ
    らに有する、請求項2に記載の構造化文書のハイパーリ
    ンク装置。
  8. 【請求項8】前記マーク表示手段は、ハイパーリンクの
    生成状態に応じて前記マークの表示を変更する表示変更
    手段をさらに有する、請求項7に記載の構造化文書のハ
    イパーリンク装置。
  9. 【請求項9】前記マーク表示手段は、前記マークへのア
    クセス状態に応じてリンク状態を前記表示手段に出力す
    るアクション対応手段を有する、請求項7に記載の構造
    化文書のハイパーリンク装置。
  10. 【請求項10】前記ハイパーリンクが記述された構造化
    文書を蓄積するための記憶手段と、 前記構造化文書を前記記憶手段に出力する出力手段と、 をさらに備える、請求項2に記載の構造化文書のハイパ
    ーリンク装置。
  11. 【請求項11】前記構造化文書を表示可能または編集可
    能なアプリケーションに応じたデータ形式に、前記ハイ
    パーリンクが記述された構造化文書を変換するリンク情
    報伝達手段をさらに備える、請求項2に記載の構造化文
    書のハイパーリンク装置。
  12. 【請求項12】所定の構成要素に基づいて構造化された
    構造化文書を表示可能または編集可能な情報端末に用い
    られる、構造化文書のハイパーリンクプログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 A;利用者の指示に基づいて、複数の前記構造化文書そ
    れぞれの全体または任意の一部(以下ターゲットとい
    う)の場所を示す情報を含む、前記複数のターゲット間
    のハイパーリンクを生成するための所定のリンク情報を
    取得する段階と、 B;前記取得したリンク情報を互いに関連づけてハイパ
    ーリンクを生成する段階と、 C;前記生成したハイパーリンクが記述された構造化文
    書を、前記ターゲットとは独立に作成する段階と、 を実行するための、構造化文書のハイパーリンクプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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