JP2000066994A - Lpc/isaブリッジ及びそのブリッジ方法 - Google Patents

Lpc/isaブリッジ及びそのブリッジ方法

Info

Publication number
JP2000066994A
JP2000066994A JP11025397A JP2539799A JP2000066994A JP 2000066994 A JP2000066994 A JP 2000066994A JP 11025397 A JP11025397 A JP 11025397A JP 2539799 A JP2539799 A JP 2539799A JP 2000066994 A JP2000066994 A JP 2000066994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lpc
interface
address
signal
isa
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11025397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3418969B2 (ja
Inventor
Izen Riku
怡全 陸
Cheng-Chih Wang
政治 王
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Winbond Electronics Corp
Original Assignee
Winbond Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Winbond Electronics Corp filed Critical Winbond Electronics Corp
Publication of JP2000066994A publication Critical patent/JP2000066994A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3418969B2 publication Critical patent/JP3418969B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4004Coupling between buses
    • G06F13/4009Coupling between buses with data restructuring
    • G06F13/4018Coupling between buses with data restructuring with data-width conversion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Bus Control (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 LPC/ISAインターフェース間で関連情
報をブリッジできるようなブリッジ及びブリッジ方法を
提供することにより、両インターフェース間で生じる不
適合問題を解決する。 【解決手段】 LPCインターフェースの動作周期指示
信号(LFRAME#)を受信することにより起動し、
LPCインターフェースのコマンド/アドレス/データ
ライン(LAD[3:0])中の関連のコマンド情報、
アドレス情報、及びデータ情報を、ISAインターフェ
ースに対応するアドレス信号、データ信号、及び制御信
号に順に変換するようなLPC/ISAブリッジ、及び
そのブリッジ方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブリッジ及びその
ブリッジ方法に関するもので、特にLPC(lowpin cou
nt )/ISA(Industrial Standard Archetecture)
間のブリッジ及びそのブリッジ方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、IBM PCコンパチの多くが拡
張カード(expansion card)のインターフェースとして
ISAインターフェースを採用している。例えば、フロ
ッピーディスク制御器、キーボード制御器、並列/直列
ポートなどを内包したマルチ機能I/Oカード(super-
I/O card)がそうである。ただ、コンピュータシステム
技術の急速な進歩にともない、速度・制御面のいずれに
おいても、ISAインターフェースではシステム応用上
の機能を充分に発揮することができなくなっている。
【0003】ISAインターフェースが新しいコンピュ
ータシステムに適合しないことから、これに取って代わ
るような新しいインターフェースを使用するメーカーが
登場した。例えばインテルは、新しい拡張インターフェ
ース標準であるLPCインターフェースを提案し、これ
までのISAインターフェースに取って代わろうと試み
ている。LPCインターフェースは多くの点でISAよ
りも優れている。例えば、LPCは直列方式でアドレス
やデータなどの関連の信号を伝送するため、必要なピン
数を大幅に減少させることができ、一般に、ISAより
もデータラインが30本程度少なくてすむ。これは配線
の複雑度を軽減できるうえ、同一IC内に集中させる機
能数の制約の解消にも繋がる。また一方で、LPCイン
ターフェースはアドレスやデータを直列方式で伝送する
のに関わらず、そのクロック周波数は33MHz、すな
わちPCIインターフェースのクロック周波数に相当す
るため、データ(アドレス)伝送速度の点でも従来のイ
ンターフェースと比べて何ら劣るところがない。以上よ
り、LPCインターフェースは、市場シェア(インテル
のチップセットがLPCをバックアップしている)及び
技術レベルのいずれにおいても、従来のISAインター
フェースに取って代わる可能性が大きいと見られる。
【0004】問題は、ISAが高度に標準化されたイン
ターフェースであり、採用されるようになってすでに相
当長い期間を経ていることで、このため現市場では周辺
装置ICでISAを採用しているケースが依然としてか
なりの数にのぼる。したがって、異なる規格のインター
フェース間のブリッジに多くの問題が生じる。例えば、
比較的最近設計されたマザーボードやそのチップセット
はLPCインターフェースを採用している可能性が大き
いが、このマザーボードには、ISAインターフェース
を採用した周辺装置ICよりなるインターフェースカー
ドを使用することができず、不適合の問題が数多く生じ
てしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ISA/L
PCインターフェース間の関連の情報をブリッジできる
ようなブリッジ、及びそのブリッジ方法を提供すること
を主目的とする。これにより、採用インターフェースの
規格が互いに異なるような装置(例えば拡張槽と周辺チ
ップなど)を同一のコンピュータシステムに応用するこ
とができ、同時にインターフェース間に生じる不適合問
題を解決することもできる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を解決する
ため、本発明では、拡張カードの上に設置され、LPC
とISAという異なるインターフェース間をブリッジす
るためのブリッジを提供する。このブリッジは、LPC
インターフェースの動作周期指示信号(LFRAME
#)を受けて起動し、LPCインターフェースのコマン
ド/アドレス/データライン(LAD[3:0])中の
関連のコマンド情報、アドレス情報、及びデータ情報
を、ISAインターフェースに対応するアドレス信号、
データ信号、及び制御信号に順に変換する。こうして、
コマンド情報、アドレス情報、及びデータ情報を、LP
CとISAという異なる規格のインターフェース間でブ
リッジするという本発明の目的を達成する。
【0007】このブリッジは、カウンタベースマシン及
びデコーダを含有する。このうち、カウンタベースマシ
ンは、LPCインターフェースの動作周期指示信号(L
FRAME#)を受信するもので、該動作周期指示信号
が動作周期の開始を示した時には、クロック信号に基づ
いてカウントを行い、一連の状態信号を順に出力する。
そして動作周期指示信号が当該動作周期の終了を示した
時には、カウント、及び状態信号の出力を停止する。一
方デコーダは、カウントベースマシンから出力された状
態信号、LPCインターフェースのコマンド/アドレス
/データライン(LAD[3:0])、及びその他の信
号ラインを受信するもので、カウントベースマシンから
出力された状態信号に基づき、コマンド/アドレス/デ
ータライン中のコマンド情報、アドレス情報、データ情
報を抄録し、同時にISAインターフェースに対応する
アドレス信号、データ信号、及び制御信号に変換する。
このようにLPCインターフェース上の動作周期指示信
号を利用することにより、LPCインターフェースのコ
マンド/アドレス/データライン中の関連の情報を、I
SAインターフェースに対応する各種信号に変換すると
いう、本発明の目的を達成することができる。
【0008】また、本発明によるインターフェース間の
ブリッジ方法において、カウンタベースマシンが一連の
状態信号を出力した後、デコーダはこれらの状態信号中
(コマンド/アドレス/データライン中のアドレスフィ
ールドに対応する)第1セット目の状態信号に基づいて
コマンド/アドレス/データライン中のアドレス情報を
ラッチし、これらのアドレス情報をISAインターフェ
ースのアドレス信号に変換して並列方式で出力する。デ
コーダはまた、(コマンド/アドレス/データライン中
のデータフィールドに対応する)第2セット目の状態信
号に基づき、当該コマンド/アドレス/データライン中
のデータ情報をラッチし、これらのデータ情報をISA
インターフェースのデータ信号に変換して並列方式で出
力する。以上より、規格の異なるインターフェース間
(LPC/ISA)で信号の変換を行い、インターフェ
ース間の不適合という問題を解決することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】上述した本発明の目的、特徴、及
び長所をいっそう明瞭にするために、以下に好ましい実
施例を挙げてさらに詳しく説明する。
【0010】
【実施例】本発明によるブリッジは、LPCインターフ
ェースとISAインターフェースをブリッジすることを
目的とする。図1は、本発明の実施例によるブリッジの
システム構成概略図であり、1はホスト、2は拡張カー
ドをそれぞれ表わしている。本実施例において、拡張カ
ード2内のマルチ機能I/Oチップ21はISAインタ
ーフェースを採用した周辺装置ICであり、一方ホスト
1のチップセット23はLPCインターフェースを採用
している。つまり、本実施例の目的は、LPC/ISA
ブリッジを設計し、旧式のISAインターフェースを採
用した周辺装置を、新式のLPCインターフェースを採
用したホストに応用することにある。したがって、イン
ターフェース間の変換装置であるLPC/ISAブリッ
ジ22は、ISAインターフェースとLPCインターフ
ェースのブリッジに使用される。
【0011】図2は、本発明の実施例によるLPC/I
SAブリッジ22の周辺回路図である。図中、左半分は
LPCインターフェースを採用した信号であり、LAD
[3:0]、LFRAME#、LCLK、LRESET
#、及びLDRQ#を含む。一方、右半分はISAイン
ターフェースを採用した信号であり、SA[15:
0]、SD[7:0]、IOR#、IOW#、DACK
#[3:0]、TC、IOCHRDY、及びDRQ
[3:0]を含む。ここで、符号「#」は低準位能動の
信号であることを表わす。次にこれら各種信号の意味を
説明する。
【0012】LPCインターフェースを採用する信号の
うち、LAD[3:0]は4ビット幅のコマンド/アド
レス/データラインを表わしており、各コマンド情報、
アドレス情報、及びデータ情報はみな直列方式で順に伝
送される。これがISAインターフェースと最も大きく
異なる点である。LFRAME#は動作周期指示信号
で、各動作周期のスタートまたは終了の情報を伝える。
LFRAME#が低準位に下がった後再び高準位に戻っ
た時が動作周期のスタートを意味する。LCLKは、コ
マンド/アドレス/データラインLAD[3:0]で同
期されたクロック信号(振動数33MHz )であり、これ
によりLAD[3:0]内に含まれる各種情報を抄録す
ることができる。LRESET#はリセット信号であ
る。LDRQ#は、DMA(直接記憶アクセス)及びバ
スマスターの要求信号であり、周辺装置からホストに入
力される。
【0013】LPCインターフェースの最大の特徴は、
コマンド/アドレス/データラインLAD[3:0]か
らの各種コマンド情報、アドレス情報、及びデータ情報
の入力に直列方式を利用する点にある。図3は、LPC
インターフェースの典型的動作周期における、クロック
信号LCLK、コマンド/アドレス/データラインLA
D[3:0]、及び動作周期指示信号LFRAME#の
タイミングチャートである。同図から、LFRAME#
が低準位に下がると新しい動作周期のスタート準備に入
り、ついでLFRAME#が再び高準位に戻ると、LC
LKによるLAD[3:0]の解析をスタートしなけれ
ばならないことがわかる。動作周期指示信号LFRAM
E#が引き上げられる1クロックタイム前になると、L
AD[3:0]はスタートフィールド3aを出力する。
スタートフィールド3aは、LAD[3:0]が000
0なら動作周期の開始を、LAD[3:0]が1111
なら動作周期の終了を表わすほか、バスマスタープロト
コルを示すこともできる。スタートフィールド3aに続
く周期タイプ(cycle type)フィールド3bは、この動
作周期で行われる作業が、I/O、メモリ、またはDM
Aの読取り・書込みのいずれであるかを指示するための
ものである。簡単のため、図3及び以下の文では主にI
/Oの読取り作業を説明し、メモリ及びDMAの読取り
・書込み作業に関しては適宜説明を加えることとする。
【0014】3cはアドレスフィールドで、この読書き
作業で処理するアドレスを表わす。アドレスフィールド
3cは、I/Oの読書き作業には4クロックタイム、メ
モリに読書き作業には8クロックタイムをそれぞれ要す
る。つまり、I/Oのアドレスは16ビット幅、メモリ
のアドレスは32ビット幅である。3d及び3gは受送
反転時間、すなわちホスト・周辺装置間の制御権切り換
えに要する時間を表わしており、その所要時間は2クロ
ックタイムが一般的である。3eで表される同期時間は
待ち状態を提供するもので、その所要時間は一定でない
が、終了前にはコマンド/アドレス/データラインLA
D[3:0]から同期タイムアウト信号(0000)を
出力する。データフィールド3fは一般に2クロックタ
イム(データは1ビット幅)を要する。3hは3aと同
様のスタートフィールドで、次の動作周期がスタートす
ることを表わす。DMAの場合は、データのビット数を
表わすサイズフィールド、及びDMAの伝送通路を表わ
すチャネルフィールドがアドレスフィールドの代わりを
担う。
【0015】ISAインターフェースに関しては、現在
の標準工業規格をなすインターフェースであるため詳し
い説明は省略し、信号の意味を部分的に説明するにとど
める。SA[15:0]は16ビット幅のアドレスライ
ン、SD[7:0]は8ビット幅のデータラインであ
る。ただ、これは8ビットISAの場合であって、他に
もデータラインを16本擁する16ビットISAもあ
る。IOR#及びIOW#は、I/Oの読取り及び書込
みを指示する制御コマンド(メモリへのアクセスには、
メモリ用の読取り及び書込みコマンドが別に存在する)
である。DACK#[3:0]はDMA肯定応答(AC
K)信号を、TCはDMAに使用されるターミナルカウ
ント信号を、IOCHRDYはI/Oチャネルレディ信
号を、DRQ[3:0]はDMA要求信号をそれぞれ表
わす。ISAインターフェースにはこれ以外にも多数の
信号ラインが存在するが、その大部分が各種作業に必要
な制御信号であるため、ここでは詳しい説明を省くこと
とする。
【0016】以下では、本実施例において、LPCとI
SAの両インターフェース間でどのように信号を変換す
るのかについて詳しく説明する。図4は、本実施例にお
けるLPC/ISAブリッジ22のブロック図である。
図中示されるように、LPC/ISAブリッジ22は、
カウンタベース回路22a、及びデコーダ回路22bを
含有する。カウンタベース回路22aは、LPCインタ
ーフェースの動作周期指示信号LFRAME#とクロッ
ク信号LCLKを受信し、LFRAME#が動作周期の
開始を指示したら(すなわち高準位から低準位に下がっ
て再び高準位に戻ったら)、クロック信号LCLKに基
づいてカウントを開始する。すなわち、1クロックタイ
ム毎にカウント値を1づつ増やし、そのカウント値に対
応する一連の状態信号4を出力する。このカウント及び
出力作業は、正常な動作周期が終了するか、または動作
周期指示信号LFRAME#が動作周期の終了を指示す
るまで継続する。言い換えると、状態信号4には状態信
号0から状態信号n(nは正の整数)が含有され、それ
ぞれ同一動作周期内の連続したタイミングにおける状態
信号を表わしている。一方、デコーダ22bは、この連
続したタイミング状態にある状態信号4に基づき、LP
Cインターフェースのコマンド/アドレス/データライ
ンLAD[3:0]中のコマンド情報、アドレス情報、
及びデータ情報を抄録し、ISAインターフェースに対
応するアドレス信号、データ信号、及び制御信号に変換
することにより、本発明の目的を達成する。以下では、
I/Oの読取り作業を例に挙げて説明する。メモリやD
MAなどその他の読取り・書込み作業もI/Oの読取り
作業と類似の方式で行うことができ、異なる点は、例え
ばDMAの読書き作業ではISAインターフェースの制
御信号DACK#[3:0]及びDRQ[3:0]を生
成する必要があるなど、制御信号の生成に部分的な差異
が見られるのみである。また、インターフェース間の信
号変換においては、アドレス情報とデータ情報の変換が
最も重要だと言える。
【0017】図5は、本発明の実施例によるデコーダ回
路22bにおいて、I/O読取り作業でアドレス情報を
変換する過程を示した論理フローチャートである。前述
したように、カウンタベース回路22aは、新しい動作
周期がスタートすると、クロック信号LCLKの各パル
スに基づき状態信号0、状態信号1、……、状態信号n
(nは正の整数)を順に生成していく。これら各状態信
号、及び図3に示されるようなコマンド/アドレス/デ
ータラインLAD[3:0]を利用すれば、ISAイン
ターフェースに対応するアドレスラインSA[15:
0]を生成することができる。
【0018】図5に示される論理フローチャートには、
主に論理関数A51、論理関数B52、及び直列/並列
変換部位53などの処理部位が含有される。先ず状態信
号0の時、コマンド/アドレス/データラインLAD
[3:0]から周期タイプフィールド3bが出力され、
当動作周期で行われる作業内容を指示する。当動作周期
で行われるのがI/Oの読取り作業であれば、現行LP
Cインターフェースの規格に基づきLAD[3:0]か
らデータ0000(b)が出力される。すると、論理関
数A51は、状態信号0とLAD[3:0]のAND演
算を行い、I/O読取りコマンド信号LIORを生成す
る。すなわち、状態0且つLAD[3:0]=0000
の時、当動作周期ではI/Oの読取り作業が行われるこ
とになる。
【0019】LAD[3:0]のタイミング順序に基づ
けば、I/O読取り作業を行っている(すなわちLIO
R=1)時、状態信号1〜4に相当する4クロックタイ
ムではアドレス情報が出力されていることがわかる。し
たがって、論理関数B52は、I/O読取りコマンド信
号LIORと状態信号1〜4のAND演算を行い、アド
レス情報をラッチするためのトリガー信号LTRGを生
成する。最後に、えられたトリガー信号LTRGに基づ
き、4クロックタイムの間に出力されたLAD[3:
0]のアドレス情報を直列/並列変換部位53で順にラ
ッチし、ISAインターフェースに対応するアドレス信
号SA[15:0]を並列方式で出力する。
【0020】同様な方法により、直列形式のデータ情報
もまた、ISAインターフェースに対応するデータ信号
SD[7:0]に変換することができる。ただ、I/O
読取り作業においては、データフィールドの出力前に、
LAD[3:0]から長さ不特定の同期データフィール
ドが出力されるため、LAD[3:0]からデータ情報
を読取るさいのクロックタイムをあらかじめ決定してお
くことができない。しかしながら、この情報位置の不特
定性の問題は、同期タイムアウト信号によって解決する
ことができる。同期過程において、もし引き続き待ち状
態が続く場合、同期データは一般に0101(b)また
は0110(b)を示し、一方これ以上待つ必要がない
場合には0000(b)を示す。この同期タイムアウト
信号0000(b)を利用すれば、引き続く2クロック
タイムにおいてLAD[3:0]から伝送されるのがデ
ータフィールドであると判断し、図5に示されるような
直列/並列変換機能によってISAインターフェースに
対応するデータ信号SD[7:0]を生成することがで
きる。IOR#などのその他の制御信号に関しては、や
はりISAインターフェースのタイミング関係に基づい
て生成することができる。
【0021】以上に説明した変換方式は、I/Oの書込
み作業にも応用することができる。I/Oの読取り作業
と異なる点は、LAD[3:0]の周期タイプフィール
ドにおけるデータ内容(すなわち状態信号0の時のLA
D[3:0]の内容)、及びデータフィールドの位置の
みである。例えばI/O書込み作業では、周期タイプフ
ィールドにおけるLAD[3:0]のデータは0010
(b)であり、このため論理関数Aは、このデータに基
づいてI/O書込みコマンド信号LIOWを生成するか
否かを判断しなくてはならない。その他の処理方法は図
5に図示したとおりである。このほか、メモリまたはD
MAの読取り/書込み作業もまた同様な方式で行うこと
ができる。このほか、図5に示される論理フローチャー
トは、論理回路及び直列/並列変換回路を別個に組み合
わせるか、マイクロコントローラーを利用するか、また
は有限状態機械を利用することにより実現することもで
きる。図6は、本発明の実施例における、I/O読取り
作業時の各信号のタイミングチャートである。図中示さ
れるように、動作周期指示信号LFRAME#が高準位
から低準位に下がり、ついで再び高準位に戻ると、新し
い動作周期がスタートする。状態信号0の時、LAD
[3:0]からは周期タイプフィールドが出力され、I
/Oの読取り作業を行うよう指示する(この時の値は
0)。状態信号1〜4の時、LAD[3:0]からは値
が037A(H)のアドレスフィールドが出力される。
このようにして、直列/並列変換機能によりISAイン
ターフェースに対応するアドレス信号SA[15:0]
を生成することができる。一方、図中状態信号8、9で
表される後続過程では、LAD[3:0]から値がFF
(H)のデータフィールドが出力されている。したがっ
て、同様な直列/並列変換機能により、ISAインター
フェースに対応するデータ信号SD[7:0]を生成す
ることもできる。制御信号IOR#は、低準位に引き下
げられた時にISAインターフェースのI/O読取り作
業を意味するが、一方の制御信号IOW#は不変のまま
である。その他の読取り/書込み作業における各信号間
のタイミング関係は以上の説明をもとに類推可能なた
め、重複した説明は省くこととする。
【0022】以上に好ましい実施例を開示したが、これ
らは決して本発明の範囲を限定するものではなく、当該
技術に熟知した者ならば誰でも、本発明の精神と領域を
脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えられるべきで
あって、従って本発明の保護範囲は特許請求の範囲で指
定した内容を基準とする。
【0023】
【発明の効果】以上から、本発明によるブリッジ及びブ
リッジ方法により、LPCとISAという異なるインタ
ーフェース間で関連情報をブリッジすることができ、異
なるインターフェースを採用した装置同志を同じコンピ
ュータシステムに応用した時に生じる不適合の問題を解
決できることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるLPC/ISAブリッジ
のシステム構成概略図である。
【図2】本発明の実施例によるLPC/ISAブリッジ
の周辺回路図である。
【図3】LPCインターフェースの典型的動作周期にお
ける、クロック信号LCLK、コマンド/アドレス/デ
ータラインLAD[3:0]、及び動作周期指示信号L
FRAME#のタイミングチャートである。
【図4】本発明の実施例によるLPC/ISAブリッジ
のブロック図である。
【図5】本発明の実施例によるデコーダ回路における、
I/O読取り作業時のアドレス信号変換の過程を示した
論理フローチャートである。
【図6】本発明の実施例におけるI/O読取り作業時の
各信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 ホスト 2 拡張カード 21 マルチ機能I/Oチップ 22 LPC/ISAブリッジ 23 チップセット 22a カウンタベース回路 22b デコーダ回路 51 論理関数A 52 論理関数B 53 直列/並列変換部位

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡張カードの上に設置され、LPC(lo
    w pin count )インターフェースを擁した装置とISA
    (Industrial Standard Archetecture)インターフェー
    スを擁した装置をブリッジするのに使用され、LPCイ
    ンターフェースの動作周期指示信号(LFRAME#)
    をもとに起動し、LPCインターフェースのコマンド/
    アドレス/データライン(LAD[3:0])中のコマ
    ンド情報、アドレス情報、及びデータ情報を、ISAイ
    ンターフェースに対応するアドレス信号、データ信号、
    及び制御信号に順に変換することを特徴とするLPC/
    ISAブリッジ。
  2. 【請求項2】 LPCインターフェースの動作周期指示
    信号(LFRAME#)を受信し、該動作周期指示信号
    が一動作周期の開始を指示した時にはクロック信号に基
    づいてカウントを行い一連の状態信号を出力し、該動作
    周期が正常に終了した時、または該動作周期指示信号が
    該動作周期の終了を指示した時にはカウント及び出力を
    停止するためのカウンタベース部位と、 該カウンタベース部位から出力されたこれら状態信号、
    及び該LPCインターフェースのコマンド/アドレス/
    データライン(LAD[3:0])を受信し、且つこれ
    ら状態信号に基づいてコマンド/アドレス/データライ
    ンのコマンド情報、アドレス情報、データ情報を抄録
    し、ISAインターフェースに対応するアドレス信号、
    データ信号、及び制御信号に変換するためのデコーダ部
    位と、を含有することを特徴とする、LPCインターフ
    ェースとISAインターフェースをブリッジするのに使
    用されるようなLPC/ISAブリッジ。
  3. 【請求項3】 前記デコーダ部位が複数個の論理回路及
    び直列/並列変換回路で構成されることを特徴とする、
    請求項2に記載のLPC/ISAブリッジ。
  4. 【請求項4】 前記デコーダ部位がマイクロコントロー
    ラーで構成されることを特徴とする、請求項2に記載の
    LPC/ISAブリッジ。
  5. 【請求項5】 前記カウンタベース部位が有限状態機械
    で構成されることを特徴とする、請求項2に記載のLP
    C/ISAブリッジ。
  6. 【請求項6】 カウンタベース部位を利用して、LPC
    インターフェースの動作周期指示信号(LFRAME
    #)を受信し、該動作周期指示信号が一動作周期の開始
    を指示した時にはクロック信号に基づいてカウントを行
    い一連の状態信号を出力し、該動作周期が正常に終了し
    た時、または該動作周期指示信号が該動作周期の終了を
    指示した時にはカウント及び出力を停止する工程と、 これら状態信号中第1組目の状態信号に基づき、該コマ
    ンド/アドレス/データライン(LAD[3:0])中
    のアドレス情報をラッチする工程と、 えられたアドレス情報を並列方式で出力し、ISAイン
    ターフェースに対応するアドレス信号を生成する工程
    と、 これら状態信号中第2組目の状態信号に基づき、該コマ
    ンド/アドレス/データライン(LAD[3:0])中
    のデータ情報をラッチする工程と、 えられたデータ情報を並列方式で出力し、ISAインタ
    ーフェースに対応するデータ信号を生成する工程と、を
    含有することを特徴とする、LPCインターフェースと
    ISAインターフェースをブリッジするためのブリッジ
    方法。
  7. 【請求項7】 前記カウンタベース部位が有限状態機械
    で構成されることを特徴とする、請求項6に記載のブリ
    ッジ方法。
JP02539799A 1998-08-15 1999-02-02 Lpc/isaブリッジ及びそのブリッジ方法 Expired - Fee Related JP3418969B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW87113469 1998-08-15
TW087113469A TW409204B (en) 1998-08-15 1998-08-15 Expansion interface conversion device and conversion method therefor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000066994A true JP2000066994A (ja) 2000-03-03
JP3418969B2 JP3418969B2 (ja) 2003-06-23

Family

ID=21631025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02539799A Expired - Fee Related JP3418969B2 (ja) 1998-08-15 1999-02-02 Lpc/isaブリッジ及びそのブリッジ方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6170027B1 (ja)
JP (1) JP3418969B2 (ja)
TW (1) TW409204B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105389276A (zh) * 2015-11-17 2016-03-09 无锡江南计算技术研究所 一种基于amba总线架构的lpc主机控制器装置

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6654349B1 (en) * 1999-08-17 2003-11-25 Advanced Micro Devices, Inc. Real time automated checking mechanism for a bus protocol on an integrated bus system
US6952751B1 (en) * 2000-04-07 2005-10-04 Advanced Micro Devices, Inc. Method and apparatus for extending legacy computer systems
TW552495B (en) * 2001-10-24 2003-09-11 Via Tech Inc LPC interface chip set to adjust the data-access timing automatically
US6925510B2 (en) * 2002-02-22 2005-08-02 Winbond Electronics, Corp. Peripheral or memory device having a combined ISA bus and LPC bus
CN100419641C (zh) * 2002-05-15 2008-09-17 威盛电子股份有限公司 可自动调整资料存取脉冲的具低脚数接口芯片组
TW589534B (en) * 2002-07-05 2004-06-01 Via Tech Inc Method and device to reduce the LDRQ input pin count of LPC control host
US6954809B2 (en) * 2002-09-27 2005-10-11 Via Technologies, Inc. Apparatus and method for accessing computer system resources via serial bus
US7073008B2 (en) * 2003-09-15 2006-07-04 Media Tek Inc. Method of function activation on a bridge system
US7054218B2 (en) * 2004-08-26 2006-05-30 Intel Corporation Serial memory address decoding scheme
US8041936B2 (en) 2007-10-28 2011-10-18 International Business Machines Corporation Persisting value relevant to debugging of computer system during reset of computer system
CN101477502B (zh) * 2008-01-04 2011-04-27 研祥智能科技股份有限公司 一种lpc/isa接口转换方法及装置
CN107844449B (zh) * 2016-09-20 2021-02-09 深圳中电长城信息安全系统有限公司 飞腾平台处理通信协议的方法和系统
CN112416842A (zh) * 2020-11-10 2021-02-26 沈阳航盛科技有限责任公司 一种基于lpc总线的farm读写电路及其方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5991841A (en) * 1997-09-24 1999-11-23 Intel Corporation Memory transactions on a low pin count bus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105389276A (zh) * 2015-11-17 2016-03-09 无锡江南计算技术研究所 一种基于amba总线架构的lpc主机控制器装置
CN105389276B (zh) * 2015-11-17 2018-02-06 无锡江南计算技术研究所 一种基于amba总线架构的lpc主机控制器装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6170027B1 (en) 2001-01-02
TW409204B (en) 2000-10-21
JP3418969B2 (ja) 2003-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5581669A (en) System and method for peripheral data transfer
JP6517243B2 (ja) リンクレイヤ/物理レイヤ(phy)シリアルインターフェース
JPH02227766A (ja) デジタル・コンピユータのデータ転送装置
JPH02227765A (ja) デジタル・コンピユータのデータ転送装置
JP2000066994A (ja) Lpc/isaブリッジ及びそのブリッジ方法
JPH11120120A (ja) カードバス用インターフェース回路及びそれを有するカードバス用pcカード
CN110765058A (zh) Gpio实现spi从机功能方法、系统、设备及介质
US5461701A (en) System and method for peripheral data transfer
CN114265872B (zh) 一种用于总线的互联装置
JP3134819B2 (ja) データ処理装置
US6539444B1 (en) Information processing apparatus having a bus using the protocol of the acknowledge type in the source clock synchronous system
KR100579203B1 (ko) 능률화된 ata 장치 초기화 방법 및 장치
JP2001184212A (ja) トレース制御回路
JP2001154982A (ja) コンピュータシステム
GB2060961A (en) Data processing system having memory modules with distributed address information
US20040186939A1 (en) Method and apparatus for communications interfacing capable of effectively reducing disk drive power consumption
US6202117B1 (en) Host adapter integrated circuit having autoaccess pause
CN114327975A (zh) 片上系统
US20050144331A1 (en) On-chip serialized peripheral bus system and operating method thereof
KR910008420B1 (ko) 중앙처리장치와 주변입출력장치와의 인터페이스 회로
JP2000112878A (ja) デ―タ処理装置内の転送要求タイミングを制御するための装置および方法
KR100225531B1 (ko) 교환기에 있어서 하위레벨프로세서와 디바이스간 정합장치
JPH07319841A (ja) シリアル制御装置
JPH08161258A (ja) データ処理装置
US5768571A (en) System and method for altering the clock frequency to a logic controller controlling a logic device running at a fixed frequency slower than a computer system running the logic device

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees