JP2000066648A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2000066648A
JP2000066648A JP23675898A JP23675898A JP2000066648A JP 2000066648 A JP2000066648 A JP 2000066648A JP 23675898 A JP23675898 A JP 23675898A JP 23675898 A JP23675898 A JP 23675898A JP 2000066648 A JP2000066648 A JP 2000066648A
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JP
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screen
display
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operation state
moving
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JP23675898A
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English (en)
Inventor
Hideaki Hiramitsu
秀明 平光
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリーンセイバー動作中に外部装置の動作
状態に対応した情報が盛り込まれている表示装置を得る
ことを目的とする。 【解決手段】 外部装置1の動作状態を示す情報を表示
する表示装置7において、指令により、または所定の時
間外部装置への入力の操作がなされなかった場合に、表
示画面を消去する画面保護手段と、画面保護手段が動作
中は所定の移動パターンに基づき動作状態を示す情報の
少なくとも一部を画面上移動させながら表示する移動表
示手段とを上記外部装置に備え、動作状態を示す情報を
移動しながら逐次画面に表示するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表示装置の焼付
きを防ぐと共に、稼働中の表示装置の外部装置の動作状
態を認識できるようにしたスクリーンセイバー機能に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の表示装置におけるスクリーンセイ
バー機能は、パーソナルコンピュータ等においてCRT
(陰極線管)等の表示装置の焼付きを防止する為に、所
定の時間キー入力等の操作がなされなかった場合にCR
Tの表示を抑制する機能として知られている。上記スク
リーンセイバー機能を例えば数値制御(Numeric
al Control:NC)装置(NC装置)に使用
した場合、従来のスクリーンセイバー機能では上述した
ように表示画面に表示されたデータが一時的に消えてし
まうために、 NC装置動作中の機械状態やNC装置の
内部情報が判らなくなってしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示装置は、オ
ペレーターが表示画面に表示される制御位置データ情
報、アラーム情報、プログラム情報、加工軌跡及び、運
転状態を見ることによって機械の動きを監視している。
従来の表示装置におけるスクリーンセイバー機能では、
上記の情報を見ることができないと言う問題点が有っ
た。
【0004】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、スクリーンセイバー動作中に外
部装置の動作状態に対応した情報が盛り込まれている表
示装置を得ることを目的とする。また、一つのパターン
に限定されたものではなく、幾つかの情報を切り替えて
表示できる表示装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に関わる表示装
置は、外部装置の動作状態を示す情報を表示する表示装
置において、指令により、または所定の時間上記外部装
置への入力の操作がなされなかった場合に、表示画面を
消去する画面保護手段と、上記画面保護手段が動作中は
所定の移動パターンに基づき上記動作状態を示す情報の
少なくとも一部を画面上移動させながら表示する移動表
示手段とを上記外部装置に備え、上記動作状態を示す情
報を移動しながら逐次画面に表示するものである。
【0006】また、外部装置の動作状態を示す情報を表
示する表示装置において、指令により、または所定の時
間上記外部装置への入力の操作がなされなかった場合
に、表示画面を消去する画面保護手段と、上記外部装置
の動作状態を逐次監視する監視手段と、上記動作状態に
対応したメッセージを記憶するメッセージ記憶手段と、
上記画面保護手段が動作中は上記監視手段の監視する動
作状態に基づいて所定のメッセージを所定の移動パター
ンに基づき画面上移動させながら表示する移動表示手段
とを上記外部装置に備え、上記メッセージを移動しなが
ら逐次画面に表示するものである。
【0007】また、外部装置の動作状態を示す情報を表
示する表示装置において、指令により、または所定の時
間上記外部装置への入力の操作がなされなかった場合
に、表示画面を消去する画面保護手段と、上記外部装置
の動作中の最新の動作位置データを逐次読込み、その軌
跡をグラフィック化し、そのデータを記憶するグラフィ
ックデータ作成手段と、上記画面保護手段が動作中は上
記グラフィックデータを所定の移動パターンに基づき画
面上移動させながら表示する移動表示手段とを上記外部
装置に備え、上記グラフィックデータを移動しながら逐
次画面に表示するものである。
【0008】また、グラフィックデータが所定の範囲よ
り大きい場合は、上記グラフィックデータを縮小するも
のである。
【0009】また、外部装置の動作状態を示す情報を表
示する表示装置において、指令により、または所定の時
間上記外部装置への入力の操作がなされなかった場合
に、表示画面を消去する画面保護手段と、上記外部装置
の動作状態を監視し、上記監視された動作状態に対応し
た任意色と任意形状を設定する動作状態認識手段と、上
記画面保護手段が動作中は上記動作状態を上記設定され
た任意色と任意形状により所定の移動パターンに基づき
画面上移動させながら表示する移動表示手段とを上記外
部装置に備え、上記動作状態を示す情報を移動しながら
逐次画面に表示するものである。
【0010】また、外部装置の動作状態を示す情報を表
示する表示装置において、指令により、または所定の時
間上記外部装置への入力の操作がなされなかった場合
に、表示画面を消去する画面保護手段と、上記画面保護
手段が動作中に表示する情報を複数設定し、この設定さ
れた複数の情報を選択する選択手段と、上記画面保護手
段が動作中は所定の移動パターンに基づき上記選択され
た情報を画面上移動させながら表示する移動表示手段と
を上記外部装置に備え、上記動作状態を示す情報を移動
しながら逐次画面に表示するものである。
【0011】また、選択手段は、画面保護手段が動作中
に表示する情報にパラメータ番号が割り付けてある表示
パターンテーブルよりそのパラメータが設定されたパタ
ーン選択テーブルにパラメータ番号を指定することによ
って表示させる情報を選択するものである。
【0012】また、選択手段は、表示する情報を同時に
複数選択でき、設定された時間を基に表示する情報を切
り替えるものである。
【0013】また、パターン選択テーブルのパラメータ
設定の変更をPLC機能により行うものである。
【0014】また、親局と子局とからなる複数の外部装
置の動作状態を示す情報を表示する表示装置において、
指令により、または所定の時間上記外部装置への入力の
操作がなされなかった場合に、表示画面を消去する画面
保護手段と、子局の動作状態を示す情報を常に監視し、
親局の動作状態を示す情報とともに表示画面に表示させ
る子局監視手段と、上記親局の表示画面と子局の表示画
面とを設定された時間を基に切替える表示画面表示切替
手段と、上記画面保護手段が動作中は上記親局で設定さ
れた所定の移動パターンに基づき上記動作状態を示す情
報を画面上移動させながら表示する移動表示手段とを上
記親局に備え、上記動作状態を示す情報を移動しながら
逐次画面に表示するものである。
【0015】また、移動表示手段は、複数の異なる移動
パターンを格納する移動パターンテーブルより指定され
た移動パターンを選択するものである。
【0016】また、画面保護手段の動作前に画面上に表
示されていた画面情報を記憶する表示情報待避手段を外
部装置に備え、上記表示情報待避手段に待避してある画
面情報を基に上記画面保護手段の動作前の画面状態に戻
すものである。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図につい
て説明する。図1は、この発明の実施の形態によるNC
装置の概略ブロック図である。図1において1はNC装
置、2はNC装置に内蔵されたCPU、3はスクリーン
セイバー機能に関する制御を行うスクリーンセイバー制
御部、4はNC装置としてのスクリーンセイバー以外の
制御を行う数値制御部であり、 NC装置2は、スクリ
ーンセイバー制御部3及び、数値制御部4の指令に基づ
いて演算、制御を行う。5は機械操作ボード及びキーボ
ード等の外部から信号の入力、データ入力を行う入力装
置、6はNC装置からの指令に基づき制御される駆動部
(アンプ、モータ)、7はNC装置の制御状態及び任意デ
ータを表示させる表示装置である。
【0018】実施の形態1.図2は、この発明の実施の
形態1によるNC装置の表示装置においてスクリーンセ
イバー機能の動作を示す処理フロー図であり、図3は、
スクリーンセイバーを起動する前の現在表示画面情報テ
ーブルであり、図4は、表示位置決定フロー図であり、
図5は、表示位置を決定する際に読込む移動パターンテ
ーブルである。
【0019】次にその処理について説明する。ステップ
S101(以下ステップ省略)では制御位置データ情報を
表示するスクリーンセイバー機能を利用する設定がされ
ている状態で、スクリーンセイバーを起動させるかどう
かを判別する。キー操作を所定の時間行わなかったり、
スクリーンセイバー起動信号がONするといったスクリ
ーンセイバー起動条件が成立した場合は、S102へ分
岐し、起動条件が整っていない場合は、通常の画面状態
のままである。
【0020】S102では、スクリーンセイバーの起動
条件が成立してからの時間を測定する位置決定タイマ
(ST)を起動する。位置決定タイマ(ST)は、現在値を
0クリア(ST=0)されてからONされる。そして、S
103では、スクリーンセイバーが起動される前の表示
画面の表示情報を図3に示す現在表示画面情報テーブル
に待避する。
【0021】その情報について以下に示す。101はス
クリーンセイバー起動前の画面が何画面の何ページ目か
を記憶する画面ページ情報である。また、102はスク
リーンセイバー起動前にカーソルがどの位置にあったか
を記憶するカーソル位置情報である。さらに、103は
スクリーンセイバー起動前に画面上で設定されていたデ
ータを記憶する設定データ情報である。
【0022】S104では制御位置データを画面上のど
の位置に表示するかを決定する。その処理について図4
のフロー図及び図5を基に説明する。
【0023】S1041は表示位置決定処理の開始を示
す。S1042では任意に設定された表示データの移動
パターンを図5の移動パターンテーブルから読込む。移
動パターンテーブルの構成は、図5に示すように移動パ
ターン1には108に示す移動、移動パターン2には1
09に示す移動、移動パターン3には110に示す移
動、移動パターンNには111に示す移動を行う為の情
報が格納されている。
【0024】S1043では位置決定タイマ(ST)の現
在値を読込む。そして、S1044では、S1042及
びS1043で読込まれたデータを基に制御位置データ
を表示させる位置を算出する処理を行う。
【0025】S105では制御位置データ格納メモリを
0クリアし、現在の制御位置データを読込んで制御位置
データ格納メモリに書込む処理をする。また、S106
では、画面を黒塗りにし、S105で読込まれた制御位
置データを、S104処理で決められた座標に表示させ
る。
【0026】そして、S107ではS101での判別条
件と同様にスクリーンセイバー起動条件が成立している
かどうかを判別する。起動条件が成立している場合はS
104へ、不成立の場合は次処理S108へ分岐する。
S108では、S103処理で現在表示画面情報テーブ
ルに待避してある画面情報を基にスクリーンセイバー起
動前の画面状態に戻す。S109では位置決定タイマを
OFFし、位置決定タイマの現在値を0クリアする。
【0027】以上のように、制御位置データ情報を常に
読込むことによって、現在動作中のNC装置の最新の制
御状態に応じた制御位置データを任意の移動パターンに
より移動させながら表示するスクリーンセイバー機能が
実現される。
【0028】実施の形態2.図6は、この発明の実施の
形態2によるNC装置の表示装置においてスクリーンセ
イバー機能の動作を示す処理フロー図であり、最新の制
御状態に応じた制御状態メッセージ、アラームメッセー
ジの制御状態情報を表示させるスクリーンセイバー機能
についての処理フローを示す。図7は、制御状態を示す
メッセージが設定されているメッセージテーブルであ
る。
【0029】次にその処理について説明する。S201
では、制御状態メッセージ、アラームメッセージの制御
状態情報を表示するスクリーンセイバー機能を利用する
設定がされている状態で、スクリーンセイバーを起動さ
せるかどうかを判別する処理を行う。キー操作を所定の
時間行わなかったり、スクリーンセイバー起動信号がO
Nするといったスクリーンセイバー起動条件が成立した
場合は、S202へ分岐し、不成立の場合は、通常の画
面状態のままである。
【0030】S202では、スクリーンセイバーの起動
条件が成立してからの時間を測定する位置決定タイマ
(ST)を起動する。位置決定タイマ(ST)は、現在値を
0クリア(ST=0)されてからONされる。更に、S2
03では、スクリーンセイバーが起動される前の表示画
面の表示情報を図3に示す現在表示画面情報テーブルに
待避する。次に、S204では実施の形態1と同様にし
てメッセージを画面上のどの位置に表示するかを決定す
る。そして、S205では、現在動作中のNC装置にア
ラームが発生しているかどうかを読取り、アラームが発
生している場合はS212へ分岐する。アラームが発生
していない場合は、S206へ分岐する。
【0031】S206では、現在動作中のNC装置の運
転状態を読取る。例えば、現在動作中のNC装置が自動
起動中であるとか、加工プログラムが終了しているとい
った情報をメモリに読取る。次に、S207では、S2
06の処理で読込まれた情報を基に最適なメッセージ文
を図7に示すメッセージテーブルから読込む。図7のメ
ッセージテーブルには、201〜204に示すようなメ
ッセージ文が格納されている。例えば、S206の処理
で、自動起動中でアラームは発生していないという情報
が読込まれていたら、図7のメッセージテーブルからそ
の状況を表した、「正常運転中」201が選択され、そ
のメッセージ文がメモリに読込まれる。
【0032】S208では、画面を黒塗りにし、S20
7で読込まれたメッセージを、S204処理で決められ
た座標に表示させる。アラームが発生している場合は、
S212とS213で読込まれた2つもしくはそれ以上
のメッセージを、S204処理で決められた座標に表示
させる。
【0033】S209では、S201での判別条件と同
様にスクリーンセイバー起動条件が成立しているか否か
を判別する。起動条件が成立している場合はS204
へ、不成立の場合は次処理S210へ分岐する。
【0034】S210では、 S203処理で現在表示
画面情報テーブルに待避してある画面情報を基にスクリ
ーンセイバー起動前の画面状態に戻す。次に、S211
では位置決定タイマをOFFし、位置決定タイマの現在
値を0クリアする。また、、S212では、処理S20
5でアラームが発生していることが判別されたので、図
7に示すメッセージテーブルより、「アラーム発生中」
202をメモリに読込む。次に、S213では、現在発
生中のアラームのアラームメッセージをすべてメモリに
読込む。
【0035】以上のように、 NC装置の状態を常に監
視し、その状態を表すメッセージもしくはアラームメッ
セージを読込むことによって、現在動作中のNC装置の
最新の制御状態に応じたメッセージもしくはアラームメ
ッセージを、任意の移動パターンにより移動させながら
表示するスクリーンセイバー機能が実現される。
【0036】実施の形態3.図8は、この発明の実施の
形態3によるNC装置の表示装置においてスクリーンセ
イバー機能の動作を示す処理フロー図であり、動作中の
最新の制御位置データを読込み蓄積し、その最新の加工
軌跡状態をグラフィック化し、移動させながら表示させ
るスクリーンセイバー機能の処理概要フローを示す。図
9は、図8のS314の処理内容フロー図であり、図1
0は、図8のS313で読込まれる制御位置データ蓄積
テーブルである。
【0037】次にその処理内容について説明する。S3
01では、動作中の最新の制御位置データを基に加工軌
跡状態をグラフィック化し、移動させながら表示させる
スクリーンセイバー機能を利用する設定がされている状
態で、スクリーンセイバーを起動させるかどうかを判別
する処理を行う。キー操作を所定の時間行わなかった
り、スクリーンセイバー起動信号がONするといったス
クリーンセイバー起動条件が成立した場合は、S302
へ分岐し、不成立の場合は、通常の画面状態のままであ
る。
【0038】S302では、スクリーンセイバーの起動
条件が成立してからの時間を測定する位置決定タイマ
(ST)を起動する。位置決定タイマ(ST)は、現在値を
0クリア(ST=0)されてからONされる。また、S3
03では、スクリーンセイバーが起動される前の表示画
面の表示情報を図3に示す現在表示画面情報テーブルに
待避する。そして、S304では、制御位置データ蓄積
テーブルを0クリアする。次に、S305では、実施の
形態1と同様にして、グラフィックデータを画面上のど
の位置に表示するかを決定する。
【0039】S306では、現在、NC装置が自動起動
中であるかどうかを判別する。自動起動中である場合
は、S313へ、自動起動中でない場合はS307へ分
岐する。ここでは、機械が現在加工動作をしているかど
うかの判別を行っている。
【0040】S307で制御位置データ蓄積テーブルを
0クリアする。次に、S308で図7のメッセージテー
ブルより「待機中」203というメッセージを読込む。
ここでは、自動起動中で無い為に機械が加工動作を行っ
ておらずグラフィック化するデータが無い為、変わりに
メッセージを表示させる為にメッセージを読込む処理で
ある。
【0041】S309で画面を黒塗りにし、S308で
読込まれたメッセージを、S305処理で決められた座
標に表示させる。そして、S310では S301での
判別条件と同様にスクリーンセイバー起動条件が成立し
ているかいないかを判別する。起動条件が成立している
場合はS305へ、不成立の場合は次処理S311へ分
岐する。
【0042】S311では、 S303処理で現在表示
画面情報テーブルに待避してある画面情報を基にスクリ
ーンセイバー起動前の画面状態に戻す。更に、S312
で位置決定タイマをOFFし、位置決定タイマの現在値
を0クリアする。
【0043】S313で、制御位置データ蓄積テーブル
に現在の制御位置データを格納する。この際、位置決定
タイマを基準とした時間配列で図10に示すように先頭
から順番に制御位置データを格納する。図10には、一
つの軸の制御位置データを例にしている。
【0044】S314では、制御位置データ蓄積テーブ
ルに格納されたデータを基にその軌跡をグラフィック化
しメモリに記憶する。その処理内容について図9のフロ
ー図を基に説明する。
【0045】S3141では、制御位置データ蓄積テー
ブルに格納されたデータの大きさ範囲チェックを行い、
データサイズをメモリに読込む。グラフィック化は、基
準となる座標サイズを基に作成される。この基準範囲を
こえてしまうとその加工軌跡をグラフィック化しきれな
い為、範囲チェックを行う。基準範囲を超えていなけれ
ばS3144へ、超えている場合はS3142へ分岐す
る。
【0046】S3142では、処理S316で読込まれ
たデータサイズを基に縮小倍率を求め、制御位置データ
蓄積テーブルに格納されたデータをその求められた倍率
に縮小し制御位置データ蓄積テーブルと同様の構成であ
る制御位置データ調整テーブルへ格納する。
【0047】S3143では、制御位置データ調整テー
ブルのデータを基に加工軌跡をグラフィック化し、デー
タメモリに記憶する。そして、S3144で制御位置デ
ータ蓄積テーブルに格納されたデータを制御位置データ
調整テーブルにコピーする。
【0048】S315で画面を黒塗りにし、 S314
で作成されたグラフィックデータ基に、S305処理で
決められた座標にグラフィック表示させる。
【0049】以上のように、制御位置データを常に読込
んでグラフィック化処理を施すことによって、現在動作
中のNC装置の最新の加工軌跡状態に応じたグラフィッ
ク表示を任意の移動パターンにより移動させながら表示
するスクリーンセイバー機能が実現される。
【0050】実施の形態4.図11は、この発明の実施
の形態4によるNC装置の表示装置においてスクリーン
セイバー機能の動作を示す処理フロー図であり、制御装
置の運転状態を常に監視し、最新の運転状態に応じた任
意色と任意形状を移動させながら表示させるスクリーン
セイバー機能の処理フローを示す。図12は、運転状態
と対応した運転状態表示パターンテーブルである。次に
その処理について説明する。
【0051】S401では、最新の運転状態に応じた任
意色と任意形状を表示するスクリーンセイバー機能を利
用する設定がされている状態で、スクリーンセイバーを
起動させるかどうかを判別する処理を行う。キー操作を
所定の時間行わなかったり、スクリーンセイバー起動信
号がONするといったスクリーンセイバー起動条件が成
立した場合は、S402へ分岐し、不成立の場合は、通
常の画面状態のままである。次に、S402でスクリー
ンセイバーの起動条件が成立してからの時間を測定する
位置決定タイマ(ST)を起動する。位置決定タイマ(S
T)は、現在値を0クリア(ST=0)されてからONさ
れる。
【0052】S403では、スクリーンセイバーが起動
される前の表示画面の表示情報を図3に示す現在表示画
面情報テーブルに待避する。そして、S404で上記の
運転状態表示情報を画面上のどの位置に表示するかを決
定する。更に、S405で現在動作中のNC装置の最新
の運転状態(例えば「自動起動中」,「アラーム発生
中」など)を読取る。
【0053】S406でS405の処理で読込まれた情
報を基に運転状態表示パターンテーブル図12から表示
させる色と形状を読込む。図12の運転状態表示パター
ンテーブルには、405〜408に色と形状を示す情報
が格納されている。例えば、S405の処理で、図12
の「アラーム発生中」403という情報が読込まれてい
たら、図12の運転状態表示パターンテーブルからは、
407の色:赤、形状:○といった情報がメモリに読込
まれる。
【0054】S407で画面を黒塗りにし、S406で
読込まれた任意色と、任意形状を、S404処理で決め
られた座標に表示させる。そして、S408でS401
での判別条件と同様にスクリーンセイバー起動条件が成
立しているかいないかを判別する。起動条件が成立して
いる場合はS404へ、不成立の場合は次処理S409
へ分岐する。
【0055】S409で処理S403で現在表示画面情
報テーブルに待避してある画面情報を基にスクリーンセ
イバー起動前の画面状態に戻す。次に、S410で位置
決定タイマをOFFし、位置決定タイマの現在値を0ク
リアする。
【0056】以上のように、NC装置の運転状態を常に
監視し、その状態を表す任意色と任意形状を読込むこと
によって、現在動作中のNC装置の最新の制御状態に応
じた任意色と任意形状を、任意の移動パターンにより移
動させながら表示するスクリーンセイバー機能が実現さ
れる。
【0057】実施の形態5.図13、図14は、この発
明の実施の形態5によるNC装置の表示装置においてス
クリーンセイバー機能の動作を示す処理フロー図であ
り、制御状態に応じた最新の情報を表示させるスクリー
ンセイバー機能を有する制御装置で、どの情報を表示さ
せるかをパラメータにより指定でき、その情報を時分割
で複数表示させることができ、また、その設定及び、ス
クリーンセイバーの起動ON/OFFをプログラマブル
・ロジック・コントローラ(Programmable
Logic Controller:以下PLCと言
う)によっても任意のタイミングで自由に変更できるこ
とを特徴とする機能の処理フローを示す。
【0058】図15は、スクリーンセイバー表示パター
ンテーブルを表し、制御状態に応じた最新の情報を表示
させるスクリーンセイバー機能を有する制御装置で、ど
の情報を表示させるかについてそれぞれパラメータ番号
が割付けられている。
【0059】図16は、そのパラメータが設定されるパ
ターン選択テーブルであり、その例として2つの情報を
表示させる場合の設定を示す。507のPARA1には、1
が設定されている。これは、図15の502の「1:制
御位置データ」を意味し、スクリーンセイバー上で制御
位置データ情報を一番目に表示させるということを意味
する。508のPARA2には、3が設定されている。これ
は、図15の504の「3:メッセージ」を意味し、ス
クリーンセイバー上でメッセージ情報を二番目に表示さ
せるということを意味する。509から511のPARA3
からPARA5には0が設定されている。
【0060】これは、図15の501の「0:指定情報
なし」を意味し、3番めから5番めに表示させる情報
は、指定されていないことを意味している。この設定の
場合、507の PARA1から順に設定してある情報を表示
する為、1番めに「制御位置データ情報」を表示時間設
定メモリに設定された時間だけ表示させた後、「メッセ
ージ情報」も同じ時間表示させる。その他の情報を表示
させる設定にはなっていないので1番めに表示させるよ
うに設定された「制御位置データ」表示にもどることを
意味している。
【0061】次にその処理の流れとなる図13、図14
のフローについて説明する。S501では、パターン選
択テーブルに何らかの情報を表示させるスクリーンセイ
バー機能を利用する設定がされている状態で、スクリー
ンセイバーを起動させるかどうかを判別する処理を行
う。キー操作を所定の時間行わなかったり、スクリーン
セイバー起動信号がONするといったPLCからのスク
リーンセイバー起動条件が成立した場合は、S502へ
分岐し、不成立の場合は、通常の画面状態のままであ
る。
【0062】S502では、スクリーンセイバーが起動
条件が成立してからの時間を測定する位置決定タイマ
(ST)、及び表示情報切替え処理に使われる表示情報切
替えタイマ(STk)が、それぞれ現在値を0クリア(S
T=0、STk=0)されてからONされる。
【0063】S503でスクリーンセイバーが起動され
る前の表示画面の表示情報を図3に示す現在表示画面情
報テーブルに待避する。次に、S504でデータを画面
上のどの位置に表示するかを決定する。更に、S505
でスクリーンセイバー起動中にPLCによるパラメータ
設定切替えが行われたかを監視し、切替えが行われた場
合はS506へ、行われなければS508へ分岐する。
【0064】S506で表示情報切替えタイマ(STk)
を0クリアする。 STk=0。次に、S507で表示時
間設定メモリに設定された時間だけ任意の情報が表示さ
れた時にONするフラグをOFFする。そして、S50
8でパターン選択テーブルの507のPARA1にどの情報
を表示させるかパラメータの設定がされている場合は、
S509へ、されていない場合は、S516へ分岐す
る。
【0065】S509で507のPARA1に設定された情
報がスクリーンセイバー上で表示されている時間が、表
示時間設定メモリ(KT)で設定された時間以上になった
場合は、S510へ、そうでなければS511へ分岐す
る。そして、S510で507のPARA1に設定された情
報がスクリーンセイバー上で表示時間設定メモリ(KT)
で設定された時間だけ表示されたことをしめすフラグを
たてる。
【0066】S511で画面を黒塗りにし、507のPA
RA1に設定された情報を、処理S504で決められた座
標に表示させる。そして、S512で S501での判
別条件と同様にスクリーンセイバー起動条件が成立して
いるかいないかを判別する。起動条件が成立している場
合はS504へ、不成立の場合は次処理S513へ分岐
する。
【0067】S513で 処理S503で現在表示画面
情報テーブルに待避してある画面情報を基にスクリーン
セイバー起動前の画面状態に戻す。次に、S514でS
507と同様の処理をする。そして、S515で位置決
定タイマ及び表示情報切替えタイマをOFFし、現在値
を0クリアする。また、S516でS508と同様の処
理をする。
【0068】S517で前処理までの段階で、図16の
パターン選択テーブルで設定された情報が任意時間表示
されたことを示すフラグがONしている数を求め、その
値をFLGmax2へ格納する。次に、S518で508のPAR
A2に設定された情報がスクリーンセイバー上で表示され
ている時間が、表示時間設定メモリ(KT)で設定された
時間以上になった場合は、S520へ、そうでなければ
S519へ分岐する。
【0069】S519で画面を黒塗りにし、508のPA
RA2に設定された情報を、処理S504で決められた座
標に表示させる。そして、S520で 508のPARA2に
設定された情報がスクリーンセイバー上で表示時間設定
メモリ(KT)で設定された時間だけ表示されたことをし
めすフラグをたてる。
【0070】S521からS525まではS516から
S520と同様の処理である。S526からS530ま
ではS516からS520と同様の処理である。S53
1からS534まではS516からS519と同様の処
理である。S535はS507と同様の処理である。そ
して、S536で表示情報切替えタイマ(STk)の現在
値を0クリアする。
【0071】以上のように、処理することによって、ス
クリーンセイバーで表示できる情報を任意に複数時分割
で任意の移動パターンにより移動させながら表示させる
ことができ、かつ、PLC機能を利用することにより、
スクリーンセイバー機能の起動ON/OFFができ、そ
の表示する情報の設定を起動中であるなしに関わらず変
更し実行することができるスクリーンセイバー機能が実
現される。
【0072】実施の形態6.図17は、この発明の実施
の形態6によるNC装置の表示装置においてスクリーン
セイバー機能の動作を示す処理フロー図であり、一つの
表示画面に、制御状態に応じた最新の情報パラメータに
より指定でき、その情報を時分割で複数指定でき、ま
た、その設定及び、スクリーンセイバーの起動ON/O
FFをPLCによっても任意のタイミングで自由に変更
できるスクリーンセイバー機能を有する制御装置を複数
つないで制御する機能を有するNC装置をつないで、親
局となる制御装置で設定された表示パターンと、その設
定されたデータを基に子局となる制御装置を常に監視し
読込み、親局となる制御装置に一つの制御装置の情報を
表示画面に表示する時間を表示画面表示切替え時間設定
メモリに設定し、その設定された時間を基に表示する制
御装置を切り替えるスクリーンセイバー機能の処理概要
フローを示す。
【0073】次に2台のNC装置を一つの表示画面につ
ないだ場合の処理について説明する。S601では、パ
ターン選択テーブルに何らかの情報を表示させるスクリ
ーンセイバー機能を利用する設定がされている状態で、
スクリーンセイバーを起動させるかどうかを判別する処
理を行う。基準となる親局でキー操作を所定の時間行わ
なかったり、スクリーンセイバー起動信号がONすると
いったPLCからのスクリーンセイバー起動条件が成立
した場合は、S602へ分岐し、不成立の場合は、通常
の画面状態のままである。
【0074】S602でスクリーンセイバーが起動条件
が成立してからの時間を測定する位置決定タイマ(S
T)、及び表示画面情報切替え処理に使われる表示画面
切替えタイマ(STc)は、現在値を0クリア(ST=
0、STc=0)されてからONされる。
【0075】S603でスクリーンセイバーが起動され
る前の表示画面の表示情報を図3に示す現在表示画面情
報テーブルに待避する。次に、S604で スクリーン
セイバー起動中にPLCによるパラメータ設定切替えが
行われたかを監視し、切替えが行われた場合はS605
へ、行われなければS607へ分岐する。
【0076】S605で表示画面情報切替えタイマ(S
Tc)を0クリアする。 STc=0。次に、S606で
表示画面表示切替え時間設定メモリに設定された時間だ
け任意の情報が表示された時にONするフラグをOFF
する。そして、S607で 親局の情報がスクリーンセ
イバー上で表示されている時間が、 表示画面表示切替
え時間設定メモリ(KC)で設定された時間以上になった
場合はS613へ、そうでなければS608へ分岐す
る。
【0077】S608で画面を黒塗りにし、親局で設定
されている情報を任意データ移動表示手段で決定された
位置に表示させる。
【0078】S609で S601での判別条件と同様
にスクリーンセイバー起動条件が成立しているかいない
かを判別する。起動条件が成立している場合はS604
へ、不成立の場合は次処理S610へ分岐する。
【0079】S610で 処理S603で現在表示画面
情報テーブルに待避してある画面情報を基にスクリーン
セイバー起動前の画面状態に戻す。次に、S611で表
示画面表示切替え時間設定メモリに設定された時間だけ
任意の情報が表示された時にONするフラグをOFFす
る。そして、S612で位置決定タイマ及び表示画面切
替えタイマをOFFし、現在値を0クリアする。また、
S613で 表示画面表示切替え時間設定メモリに設定
された時間だけ任意の情報が表示されたことを意味する
フラグをONする。
【0080】S614では、前処理までの段階で、任意
のNC装置情報が任意時間表示されたことを示すフラグ
がONしている数を求め、その値をFLGcmax2へ格納す
る。この場合、親局と子局だけなので、親局の情報が任
意時間表示されていたら、「 FLGcmax2=1」となる。
【0081】S615で子局の情報がスクリーンセイバ
ー上で表示されている時間が、 表示画面表示切替え時
間設定メモリ(KC)で設定された時間以上になった場合
は、S617へ、そうでなければS616へ分岐する。
【0082】S616で画面を黒塗りにし、親局で設定
されている条件で子局の情報を任意データ移動表示手段
で決定された位置に表示させる。次に、S617で表示
画面表示切替え時間設定メモリに設定された時間だけ任
意の情報が表示された時にONするフラグをOFFす
る。そして、S618で表示画面切替えタイマ(STc)
を0クリアする。 STc=0。
【0083】以上のように、 処理することによって、
一つの表示画面に制御状態に応じた最新の情報パラメー
タにより指定でき、その情報を時分割で複数指定でき、
また、その設定及び、スクリーンセイバーの起動ON/
OFFをPLCによっても任意のタイミングで自由に変
更できるスクリーンセイバー機能を有する制御装置を複
数つないで制御する機能を有する制御装置において、親
局となる制御装置で設定された表示パターンと、その設
定されたデータを基に子局となる制御装置を常に監視し
読込み、子局及び親局のデータを表示画面に表示させる
ことができ、親局となる制御装置に一つの制御装置の情
報を表示する時間を表示画面表示切替え時間設定メモリ
に設定し、その設定された時間を基に表示する制御装置
を切り替える表示画面表示切替えることを特徴とし、ま
た、PLC機能によってスクリーンセイバー機能を起動
中であるなしに関わらず親局に設定するパラメータを自
由に変更でき、また、起動のON/OFFができるスク
リーンセイバー機能が実現される。以上の実施の形態に
おいて、表示装置の外部装置としてNC装置を例に説明
したが、外部装置はNC装置に限るものではない。
【0084】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、外部
装置の動作状態を示す情報を表示する表示装置におい
て、指令により、または所定の時間上記外部装置への入
力の操作がなされなかった場合に、表示画面を消去する
画面保護手段と、画面保護手段が動作中は所定の移動パ
ターンに基づき動作状態を示す情報の少なくとも一部を
画面上移動させながら表示する移動表示手段とを外部装
置に備え、動作状態を示す情報を移動しながら逐次画面
に表示することにより、表示画面の焼付きを防止するだ
けでなく、通常、隠れてしまっている外部装置の最新の
動作状態が常に監視できる為、スクリーンセイバー起動
中の外部装置の誤動作、もしくは、動作状況を認識する
ことができるという効果がある。
【0085】また、外部装置の動作状態を示す情報を表
示する表示装置において、指令により、または所定の時
間外部装置への入力の操作がなされなかった場合に、表
示画面を消去する画面保護手段と、外部装置の動作状態
を逐次監視する監視手段と、動作状態に対応したメッセ
ージを記憶するメッセージ記憶手段と、画面保護手段が
動作中は監視手段の監視する動作状態に基づいて所定の
メッセージを所定の移動パターンに基づき画面上移動さ
せながら表示する移動表示手段とを外部装置に備え、メ
ッセージを移動しながら逐次画面に表示することによ
り、表示画面の焼付きを防止するだけでなく、外部装置
の最新の動作状態に対応するメッセージをが常に認識で
きる為、スクリーンセイバー起動中の外部装置の動作状
況を認識することができるという効果がある。
【0086】また、外部装置の動作状態を示す情報を表
示する表示装置において、指令により、または所定の時
間外部装置への入力の操作がなされなかった場合に、表
示画面を消去する画面保護手段と、外部装置の動作中の
最新の動作位置データを逐次読込み、その軌跡をグラフ
ィック化し、そのデータを記憶するグラフィックデータ
作成手段と、画面保護手段が動作中はグラフィックデー
タを所定の移動パターンに基づき画面上移動させながら
表示する移動表示手段とを外部装置に備え、グラフィッ
クデータを移動しながら逐次画面に表示することによ
り、表示画面の焼付きを防止するだけでなく、外部装置
の最新の加工軌跡状態を認識できるという効果がある。
【0087】また、グラフィックデータが所定の範囲よ
り大きい場合は、グラフィックデータを縮小することに
より、グラフィックデータが基準範囲をこえても、グラ
フィック化を行える。
【0088】また、外部装置の動作状態を示す情報を表
示する表示装置において、指令により、または所定の時
間外部装置への入力の操作がなされなかった場合に、表
示画面を消去する画面保護手段と、外部装置の動作状態
を監視し、監視された動作状態に対応した任意色と任意
形状を設定する動作状態認識手段と、画面保護手段が動
作中は動作状態を設定された任意色と任意形状により所
定の移動パターンに基づき画面上移動させながら表示す
る移動表示手段とを外部装置に備え、動作状態を示す情
報を移動しながら逐次画面に表示することにより、表示
画面の焼付きを防止するだけでなく、外部装置の最新の
動作状態を任意色と任意形状のみの簡単なメッセージで
認識することができるという効果がある。
【0089】また、外部装置の動作状態を示す情報を表
示する表示装置において、指令により、または所定の時
間外部装置への入力の操作がなされなかった場合に、表
示画面を消去する画面保護手段と、画面保護手段が動作
中に表示する情報を複数設定し、この設定された複数の
情報を選択する選択手段と、画面保護手段が動作中は所
定の移動パターンに基づき選択された情報を画面上移動
させながら表示する移動表示手段とを外部装置に備え、
動作状態を示す情報を移動しながら逐次画面に表示する
ことにより、表示画面の焼付きを防止するだけでなく、
外部装置の複数の動作状態を選択して監視できる為、ス
クリーンセイバー起動中の外部装置の誤動作、もしく
は、動作状況を認識することができるという効果があ
る。
【0090】また、選択手段は、画面保護手段が動作中
に表示する情報にパラメータ番号が割り付けてある表示
パターンテーブルよりそのパラメータが設定されたパタ
ーン選択テーブルにパラメータ番号を指定することによ
って表示させる情報を選択する事ができる。
【0091】また、選択手段は、表示する情報を同時に
複数選択でき、設定された時間を基に表示する情報を切
り替えることにより、スクリーンセイバーで表示できる
情報を任意に複数時分割で移動させながら表示させるこ
とができる。
【0092】また、パターン選択テーブルのパラメータ
設定の変更をPLC機能により行うことにより、表示す
る情報の設定を起動中であることに関わらず変更し実行
することができる。
【0093】また、親局と子局とからなる複数の外部装
置の動作状態を示す情報を表示する表示装置において、
指令により、または所定の時間外部装置への入力の操作
がなされなかった場合に、表示画面を消去する画面保護
手段と、子局の動作状態を示す情報を常に監視し、親局
の動作状態を示す情報とともに表示画面に表示させる子
局監視手段と、親局の表示画面と子局の表示画面とを設
定された時間を基に切替える表示画面表示切替手段と、
画面保護手段が動作中は親局で設定された所定の移動パ
ターンに基づき動作状態を示す情報を画面上移動させな
がら表示する移動表示手段とを親局に備え、動作状態を
示す情報を移動しながら逐次画面に表示することによ
り、表示画面の焼付きを防止するだけでなく、通常、隠
れてしまっている外部装置の最新の動作状態が常に監視
できる為、スクリーンセイバー起動中の外部装置の誤動
作、もしくは、動作状況を認識することができるという
効果がある。また、一つの表示画面に制御状態に応じた
最新の情報パラメータにより指定でき、その情報を時分
割で複数指定でき、その設定を任意のタイミングで自由
に変更できる。
【0094】また、移動表示手段は、複数の異なる移動
パターンを格納する移動パターンテーブルより指定され
た移動パターンを選択することにより、表示装置の表示
画面を全体的に使用できる。
【0095】また、画面保護手段の動作前に画面上に表
示されていた画面情報を記憶する表示情報待避手段を外
部装置に備え、表示情報待避手段に待避してある画面情
報を基に画面保護手段の動作前の画面状態に戻すことに
より、非スクリーンセイバー時の表示画面の連続性を確
保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態によるNC装置の概略
ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるNC装置の表
示装置においてスクリーンセイバー機能の動作を示す処
理フロー図である。
【図3】 図2の表示装置においてスクリーンセイバー
を起動する前の現在表示画面情報テーブルである。
【図4】 図2の処理フローにおける表示位置決定のた
めの詳細フロー図である。
【図5】 図4の処理フローにおいて表示位置を決定す
る際に読込む移動パターンテーブルである。
【図6】 この発明の実施の形態2によるNC装置の表
示装置においてスクリーンセイバー機能の動作を示す処
理フロー図である。
【図7】 図6の表示装置においてNC装置の制御状態
を示すメッセージが設定されているメッセージテーブル
である。
【図8】 この発明の実施の形態3によるNC装置の表
示装置においてスクリーンセイバー機能の動作を示す処
理フロー図である。
【図9】 図8の処理フローにおけるグラフィック化デ
ータ作成S314の詳細フロー図である。
【図10】 図8の処理フローにおけるS313で読込
まれる制御位置データ蓄積テーブルである。
【図11】 この発明の実施の形態4によるNC装置の
表示装置においてスクリーンセイバー機能の動作を示す
処理フロー図である。
【図12】 図11のNC装置における運転状態と対応
した運転状態表示パターンテーブルである。
【図13】 この発明の実施の形態5によるNC装置の
表示装置においてスクリーンセイバー機能の動作の一部
を示す処理フロー図である。
【図14】 図13の処理フローの続きである。
【図15】 図13の処理フローにおいて表示させる情
報についてそれぞれパラメータ番号が割付けられている
スクリーンセイバー表示パターンテーブルを示す図であ
る。
【図16】 図13の処理フローにおいてパラメータを
設定するパターン選択テーブルである。
【図17】 この発明の実施の形態6によるNC装置の
表示装置においてスクリーンセイバー機能の動作を示す
処理フロー図である。
【符号の説明】
1 数値制御装置、 2 CPU、 3 スクリ
ーンセイバー制御部、4 数値制御部、 5 入力
装置、 6 駆動部、7 表示装置。26
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/373 G09G 5/36 520G

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置の動作状態を示す情報を表示す
    る表示装置において、指令により、または所定の時間上
    記外部装置への入力の操作がなされなかった場合に、表
    示画面を消去する画面保護手段と、上記画面保護手段が
    動作中は所定の移動パターンに基づき上記動作状態を示
    す情報の少なくとも一部を画面上移動させながら表示す
    る移動表示手段とを上記外部装置に備え、上記動作状態
    を示す情報を移動しながら逐次画面に表示することを特
    徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 外部装置の動作状態を示す情報を表示す
    る表示装置において、指令により、または所定の時間上
    記外部装置への入力の操作がなされなかった場合に、表
    示画面を消去する画面保護手段と、上記外部装置の動作
    状態を逐次監視する監視手段と、上記動作状態に対応し
    たメッセージを記憶するメッセージ記憶手段と、上記画
    面保護手段が動作中は上記監視手段の監視する動作状態
    に基づいて所定のメッセージを所定の移動パターンに基
    づき画面上移動させながら表示する移動表示手段とを上
    記外部装置に備え、上記メッセージを移動しながら逐次
    画面に表示することを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 外部装置の動作状態を示す情報を表示す
    る表示装置において、指令により、または所定の時間上
    記外部装置への入力の操作がなされなかった場合に、表
    示画面を消去する画面保護手段と、上記外部装置の動作
    中の最新の動作位置データを逐次読込み、その軌跡をグ
    ラフィック化し、そのデータを記憶するグラフィックデ
    ータ作成手段と、上記画面保護手段が動作中は上記グラ
    フィックデータを所定の移動パターンに基づき画面上移
    動させながら表示する移動表示手段とを上記外部装置に
    備え、上記グラフィックデータを移動しながら逐次画面
    に表示することを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 グラフィックデータが所定の範囲より大
    きい場合は、上記グラフィックデータを縮小することを
    特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 外部装置の動作状態を示す情報を表示す
    る表示装置において、指令により、または所定の時間上
    記外部装置への入力の操作がなされなかった場合に、表
    示画面を消去する画面保護手段と、上記外部装置の動作
    状態を監視し、上記監視された動作状態に対応した任意
    色と任意形状を設定する動作状態認識手段と、上記画面
    保護手段が動作中は上記動作状態を上記設定された任意
    色と任意形状により所定の移動パターンに基づき画面上
    移動させながら表示する移動表示手段とを上記外部装置
    に備え、上記動作状態を示す情報を移動しながら逐次画
    面に表示することを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 外部装置の動作状態を示す情報を表示す
    る表示装置において、指令により、または所定の時間上
    記外部装置への入力の操作がなされなかった場合に、表
    示画面を消去する画面保護手段と、上記画面保護手段が
    動作中に表示する情報を複数設定し、この設定された複
    数の情報を選択する選択手段と、上記画面保護手段が動
    作中は所定の移動パターンに基づき上記選択された情報
    を画面上移動させながら表示する移動表示手段とを上記
    外部装置に備え、上記動作状態を示す情報を移動しなが
    ら逐次画面に表示することを特徴とする表示装置。
  7. 【請求項7】 選択手段は、画面保護手段が動作中に表
    示する情報にパラメータ番号が割り付けてある表示パタ
    ーンテーブルよりそのパラメータが設定されたパターン
    選択テーブルにパラメータ番号を指定することによって
    表示させる情報を選択することを特徴とする請求項6に
    記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 選択手段は、表示する情報を同時に複数
    選択でき、設定された時間を基に表示する情報を切り替
    えることを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 パターン選択テーブルのパラメータ設定
    の変更をPLC機能により行うことを特徴とする請求項
    7に記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 親局と子局とからなる複数の外部装置
    の動作状態を示す情報を表示する表示装置において、指
    令により、または所定の時間上記外部装置への入力の操
    作がなされなかった場合に、表示画面を消去する画面保
    護手段と、子局の動作状態を示す情報を常に監視し、親
    局の動作状態を示す情報とともに表示画面に表示させる
    子局監視手段と、上記親局の表示画面と子局の表示画面
    とを設定された時間を基に切替える表示画面表示切替手
    段と、上記画面保護手段が動作中は上記親局で設定され
    た所定の移動パターンに基づき上記動作状態を示す情報
    を画面上移動させながら表示する移動表示手段とを上記
    親局に備え、上記動作状態を示す情報を移動しながら逐
    次画面に表示することを特徴とする表示装置。
  11. 【請求項11】 移動表示手段は、複数の異なる移動パ
    ターンを格納する移動パターンテーブルより指定された
    移動パターンを選択することを特徴とする請求項1乃至
    請求項10のいずれかに記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 画面保護手段の動作前に画面上に表示
    されていた画面情報を記憶する表示情報待避手段を外部
    装置に備え、上記表示情報待避手段に待避してある画面
    情報を基に上記画面保護手段の動作前の画面状態に戻す
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに
    記載の表示装置。
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