JP2000066531A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000066531A
JP2000066531A JP10238770A JP23877098A JP2000066531A JP 2000066531 A JP2000066531 A JP 2000066531A JP 10238770 A JP10238770 A JP 10238770A JP 23877098 A JP23877098 A JP 23877098A JP 2000066531 A JP2000066531 A JP 2000066531A
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image forming
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JP10238770A
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Yasutomo Ishii
康友 石井
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Fuji Xerox Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録材剥離時の剥離放電を有効に抑え、剥離
放電に伴う記録材上の画質欠陥を有効に防止する。 【解決手段】 トナー像Tが形成担持される像担持体1
と、この像担持体1上のトナー像Tを記録材Kに静電的
に転写する転写手段2とを備える画像形成装置におい
て、トナー像Tが転写される前の記録材Kのほぼ全面に
接触して当該記録材Kに水分を付与する水分付与部材3
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機や
プリンタ等の画像形成装置に係り、特に、像担持体上に
形成されたトナー像を記録材上に静電的に転写するタイ
プの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置、例えば中間転写体
を用いたタイプの画像形成装置の二次転写部の構成は、
例えば、特開平8−123212号公報や特開平8−1
37179号公報の如く、コロトロン転写あるいは一対
の転写ロール対を用いて静電転写を行うものがほとんど
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の画像形成装置
にあっては、二次転写部のポストニップ領域において、
用紙剥離時に剥離放電に伴う筋状の所謂放電マークやブ
ラーなどの画質欠陥が発生しやすく、特に低湿環境下で
高抵抗を示す用紙に対して顕著に現れるという技術的課
題がみられる。
【0004】また、中間転写体を用いた画像形成装置に
あっては、前記剥離放電の発生に伴い、当該剥離放電を
受けた部分の中間転写体表面の導電剤の連鎖又は分散状
態が変化し、その結果、経時的に当該部分の表面抵抗値
が低下してトナー像を担持できなくなるという技術的課
題も生じる。
【0005】このような技術的課題を解決するために、
従来にあっては、例えば転写パラメータや二次転写部の
レイアウトを変更するという手法が用いられてきたが、
たとえこの手法を採用したとしても、転写パラメータや
二次転写部のレイアウトを変更できる範囲には限界があ
るため、依然として剥離放電が生ずる要因が残り、用紙
剥離時における剥離放電を完全に阻止するには至らな
い。
【0006】そこで、このような技術的課題を解決する
ために、二次転写部の下流側近傍の用紙の裏面側に、例
えばACコロナを発生する剥離コロトロンや、所定のバ
イアスを印加するようにした鋸歯状の放電電極からなる
除電手段を設け(例えば特開平6−230681号公
報、特開平9−258565号公報参照)、放電により
用紙を除電して静電吸着力をなくし、剥離放電を防止す
る技術が提案されている。
【0007】しかしながら、このような技術的手段を用
いたとしても、例えば、環境や用紙種によっては剥離性
能が安定しないという技術的課題がみられ、また、除電
によって用紙の転写電荷が減少し、用紙上のトナーと用
紙との間に働く静電吸着力が失われ、トナー飛散が起こ
り易くなってしまうという技術的課題もみられる。更
に、上記の除電プロセスは放電を伴うものであるため、
この放電によって形成される電界が二次転写部の転写電
界を変化させ、転写不良を誘発するおそれがあり、更に
また、放電に伴って発生したNOx等の放電生成物が中
間転写体等に付着する場合には、当該付着した部位で転
写不良を生じさせるおそれもある。
【0008】また、中間転写体を用いるタイプの画像形
成装置にあっては、前記除電手段の放電によっても、当
該放電を受けた部分の中間転写体表面の導電剤の連鎖又
は分散状態が変化し、その結果、経時的に当該部分の表
面抵抗値が低下してトナー像を担持できなくなるおそれ
もある。
【0009】そこで、本発明者は、剥離放電に伴う画質
欠陥が、低湿環境下で高抵抗性を示す用紙を用いた場合
に生じやすいことに着目した。剥離放電という現象は、
用紙に残存する転写電荷によって発生するものであり、
用紙の抵抗が高いほど転写電荷が残存しやすい。また、
用紙の含水率と抵抗とは密接な関係があり、その含水率
が低いほど抵抗は高くなることが知られている。ここ
で、一例を挙げると、紙の含水率は常温常湿下で5〜6
%程度であるが、低湿(15%)下の調湿紙では2〜3
%程度となり、定着器を通過した後では1%程度になっ
てしまう。従って、低湿環境下におかれた用紙は、含水
率が低くなるために高抵抗化し、剥離放電が発生しやす
くなるものと考えられる。
【0010】また、剥離放電に伴う画質欠陥は、両面画
像形成時の第二面目や片面合成画像形成時の第二画像形
成時にも生じやすい。これは、第一面目画像(又は合成
第一画像)の用紙転写後、定着器を通過することにより
用紙が加熱され用紙内の含水率が低下するため、第二面
目画像(又は合成第二画像)の転写時に必然的に用紙の
抵抗が大きくなってしまうことが原因であると考えられ
る。
【0011】従って、二次転写後の用紙の剥離放電を防
止するためには、用紙の抵抗を下げる、すなわち、用紙
の含水率を上げてやればよいこととなる。ここで、画像
形成装置内部を加湿する先行技術として、例えば、特開
平5−72871号公報には、感光体に当接配置される
導電性弾性部材(帯電装置)周囲で水分を加熱蒸発させ
て帯電装置の異常放電を防止する技術が開示され、ま
た、特開平8−202244号公報には、水分の自然蒸
発又は加熱蒸発により流入外気を加湿して画像形成装置
内のNOX濃度を低減する技術が開示されている。
【0012】確かに、これらの技術を用紙を加湿するた
めに適用することは可能かも知れない。しかしながら、
上記先行技術では、画像形成装置内部の広い範囲の雰囲
気が加湿されてしまうため、装置内で結露を生じさせ装
置に重大なトラブルを招くおそれがある。また、装置が
大型化したり、更に、水分を加熱蒸発させる場合にはヒ
ータ等を設ける必要があるためコストアップを招くおそ
れもある。
【0013】尚、このような技術的課題は、中間転写体
を用いたタイプの画像形成装置に限らず、例えばドラム
状やベルト状の感光体に対し転写装置を対向配置した態
様の画像形成装置においても同様に生じ得るものであ
る。
【0014】本願は、以上の技術的課題を解決するため
になされたものであって、記録材剥離時の剥離放電を有
効に抑え、剥離放電に伴う記録材上の画質欠陥を有効に
防止することのできる画像形成装置を提供するものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第一
の態様は、図1(a)に示すように、トナー像Tが形成
担持される像担持体1と、この像担持体1上のトナー像
Tを記録材Kに静電的に転写する転写手段2とを備える
画像形成装置において、トナー像Tが転写される前の記
録材Kのほぼ全面に接触して当該記録材Kに水分を付与
する水分付与部材3を備えることを特徴とする。
【0016】このような技術的手段において、像担持体
1は、トナー像Tが担持されるものであれば、トナー像
Tが形成担持される感光体や誘電体のみならず、形成さ
れたトナー像Tが一次転写されて保持される中間転写体
をも包含するものである。また、像担持体1の形状につ
いても、例えばドラム状、ベルト状等適宜選定して差し
支えない。更に、本願で適用される画像形成方式につい
ては、少なくともトナー像Tが形成されるものであれ
ば、電子写真方式、静電記録方式等適宜選定して差し支
えない。
【0017】また、転写手段2は、像担持体1上に形成
されたトナー像Tを記録材Kに静電転写するものであれ
ば、コロナを用いた転写方式やロールを用いた転写方式
等適宜選定して差し支えない。
【0018】更に、水分付与部材3は、トナー像T転写
前の記録材Kに接触して当該記録材Kに水分を付与する
ものであれば、例えば、ブレード状、ブラシ状、ロール
状等適宜選定して差し支えないが、構成の簡易化及び残
留トナー等の堆積防止という観点からすれば、回転可能
に配設されたロールを用いることが好ましい。また、水
分付与部材3による記録材Kへの水分供給領域について
は、記録材Kの端部などトナー像Tが転写されない領域
を除くほぼ全面に補給するものであれば適宜選定して差
し支えないが、構成の簡略化という観点からすれば、記
録材K全面に対して補給することが好ましい。
【0019】更に、水分付与部材3による記録材Kへの
水分の付与は、少なくとも記録材Kの片面側から行われ
ればよいが、高速化への対応すなわち供給量の増大とい
う観点からすれば、記録材Kの両面から水分を補給する
ことが好ましい。
【0020】また、水分付与部材3のうち、記録材Kと
接触する部位については、吸水性の高い材質のものを用
いることが好ましく、例えば、PVA(ポリビニルアル
コール)や吸水ウレタンを用いることが好ましい。これ
らの材料は、水分を多量に含むことができ、更に、表面
が乾いている場合にも内部に水分を含んでいる状態を維
持できるものである。また、水分付与部材3への水分の
安定供給という観点からすれば、水分付与部材3には、
タンク等の水分供給部材を設けることが好ましい。
【0021】更に、水分付与部材によって記録材Kに付
与される水分は、記録材Kの含水率を高くできるもので
あれば、純水は勿論のこと、電解質を含むものや他の成
分を含むものなど、記録材Kの特性に合わせて適宜選定
して差し支えない。
【0022】また、例えば、高湿環境下など、既に記録
材Kが十分に含水している場合に更に記録材Kに水分を
補給すると、記録材Kの抵抗が著しく低下してしまい、
白抜けなどの転写不良を生じるおそれがある。このよう
な不具合の発生を防止するという観点からすれば、この
水分付与部材3を記録材Kから離間させ、また、記録材
Kに接触させるリトラクト手段を設けて、必要時にのみ
水分付与部材3を記録材Kに接触させるようにすること
が好ましい。
【0023】更に、水分付与部材3にリトラクト手段が
設けられる態様において、剥離放電や確実に防止すると
いう観点からすれば、記録材Kの電気抵抗が所定の値以
上となる条件下で、水分付与部材3が記録材Kに接触す
るようにリトラクト手段を制御するリトラクト制御手段
を設けることが好ましい。ここで、リトラクト制御手段
による水分付与部材3の接離の決定プロセスについて
は、記録材Kの電気抵抗を測定しこの結果に基づいて接
離を決定する態様は勿論のこと、例えば、記録材Kの種
類や周囲環境など記録材Kの電気抵抗の変動要因をパラ
メータとし、これらと記録材Kの電気抵抗との相関関係
を調べておき、これに基づいて接離を決定する態様のも
のも含まれる。
【0024】また、両面画像形成時の第二面目や片面合
成画像形成時の第二画像形成時に剥離放電が生じやすい
ことを考慮すれば、両面画像形成時の第二面目や片面合
成画像形成時の第二画像形成前に記録材Kに水分を付与
することが好ましい。
【0025】そこで、本発明の第二の態様は、図1
(b)に示すように、トナー像Tが形成担持される像担
持体1と、この像担持体1上のトナー像Tを記録材Kに
静電転写する転写手段2と、記録材Kに転写されたトナ
ー像Tを定着する定着手段4と、この定着手段4を通過
した後の記録材Kを反転した状態若しくはそのままの状
態で転写部位へ再度搬送する記録材戻し搬送手段5とを
備える画像形成装置において、前記記録材戻し搬送手段
5にて再度搬送され第二のトナー像Tが転写される前の
記録材Kのほぼ全面に接触して当該記録材Kに水分を付
与する水分付与部材3を備えることを特徴とする。
【0026】このような技術的手段において、像担持体
1及び転写手段2については、本発明の第一の態様に示
したものと同様のものから適宜選定して差し支えない。
また、水分付与部材3についても、本発明の第一の態様
に示したものと同様のものから適宜選定して差し支えな
い。但し、その配設位置は、記録材戻し搬送手段5の戻
し搬送経路上、又は、記録材戻し搬送経路手段5の出口
から転写位置の間の搬送経路上となる。更に、定着手段
4は、トナー像Tが担持された記録材Kを加熱定着する
ものであれば適宜選定して差し支えない。また、記録材
戻し搬送手段5は、記録材Kを反転した状態で転写部位
へ再度戻す態様、若しくは、記録材Kをそのままの状態
で転写部位へと戻す態様、あるいは、その両者を備えた
態様のいずれの態様をも含むものである。
【0027】更に、例えば、両面画像等を形成するため
に設けられる記録材戻し搬送手段5を片面画像形成用の
画像形成装置のオプションとするような態様にあって
は、水分付与部材を記録材戻し搬送手段5の戻し搬送経
路上に配置し、記録材戻し搬送手段5と水分付与部材3
とを記録材戻し搬送ユニットとして一体的に構成し、画
像形成装置本体に対してこの記録材戻し搬送ユニットを
着脱可能に設けることが好ましい。
【0028】次に、上述した技術的手段の作用について
説明する。本発明の第一の態様にあっては、図1(a)
において、転写前の記録材Kには、水分付与部材3によ
り水分が付与される。これにより記録材Kは、含水率の
高い状態すなわちその抵抗が低下した状態となってい
る。この状況下で、像担持体1上に形成されたトナー像
Tは、転写手段2によって記録材K上へ転写される。転
写後、記録材Kは像担持体1から剥離されるが、このと
き、記録材Kの抵抗は低下しており、転写後の記録材K
に残存する転写電荷は水分が付与されない場合よりも減
少している。従って、記録材Kに残存する転写電荷によ
って発生する剥離放電及び剥離放電に伴う記録材上の画
質欠陥は有効に防止される。また、水分付与部材3が記
録材Kに接触して水分を付与しているので、画像形成装
置内部の広い範囲の雰囲気が加湿されることがなく、装
置内の結露も防止される。
【0029】一方、本発明の第二の態様にあっては、図
1(b)において、記録材Kには、像担持体1上に形成
された第一のトナー像Tが転写手段2によって静電転写
され、記録材K上の第一のトナー像Tは定着手段4によ
り定着される。定着手段4を通過した記録材Kは、定着
時の熱によって含水率の低い状態すなわちその抵抗が上
昇した状態となっている。その後、トナー像Tが定着さ
れた記録材Kは、記録材戻し搬送手段5によって反転し
た状態若しくはそのままの状態で再び転写部位へと戻さ
れる。そして、記録材戻し搬送手段5にて再度搬送され
第二のトナー像Tが転写される前の記録材Kには、水分
付与部材3により水分が付与される。これにより、記録
材Kは含水率の高い状態すなわちその抵抗が低下した状
態となる。この状況下で、像担持体1上に形成された第
二のトナー像Tは、転写手段2によって記録材K上へ転
写される。第二のトナー像Tの転写後、記録材Kは像担
持体1から剥離されるが、このとき、記録材Kの抵抗は
低下しており、転写後の記録材Kに残存する転写電荷は
水分が付与されない場合よりも減少している。従って、
記録材Kに残存する転写電荷によって発生する剥離放電
及び剥離放電に伴う記録材上の画質欠陥は有効に防止さ
れる。また、水分付与部材3が記録材Kに接触して水分
を付与しているので、画像形成装置内部の広い範囲の雰
囲気が加湿されることがなく、装置内の結露も防止され
る。その後、記録材K上に転写された第二のトナー像T
は、定着手段4により定着される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2は、本発明を適用したカラー画像形成装置(本実施
の形態ではカラー電子写真装置)の概略構成を示す。同
図において、符号11は感光体ドラムであり、矢線A方
向への回転に伴いその表面には帯電装置12及びビーム
13等の周知の電子写真プロセスによって画情報に応じ
た静電潜像が形成される。また、感光体ドラム11の周
囲には、ブラック(Bk)、イエロ(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)の各色に対応した現像器14〜1
7が配設されており、感光体ドラム11に形成された静
電潜像を現像器14〜17のいずれかで現像してトナー
像を形成するようになっている。尚、符号19は一次転
写されずに感光体ドラム11上に残留した残留トナーを
回収するドラムクリーナである。
【0031】また、符号20は感光体ドラム11の表面
に当接配置された中間転写ベルトであり、複数(本実施
の形態では四本)のロール21〜24に張架されて矢線
B方向に回動するようになっている。ここで、符号21
は中間転写ベルト20の駆動ロール、22は従動ロー
ル、23は中間転写ベルト20の張力を一定に制御する
ようにしたテンションロール、24は二次転写用の対向
ロール(バックアップロール)である。そしてまた、本
実施の形態では、上記中間転写ベルト20は、ポリイミ
ド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂又は各種ゴム
にカーボンブラック等を適当量含有させて体積抵抗率が
106〜1014Ωcmとなるように形成され、その厚み
は例えば0.1mmに設定されている。
【0032】更に、感光体ドラム11と中間転写ベルト
20とが対向する部位(一次転写位置)において、中間
転写ベルト20の裏面側には一次転写装置として一次転
写ロール18が配設されており、この一次転写ロール1
8にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加すること
で、感光体ドラム11上のトナーが中間転写ベルト20
に静電吸引されるようになっている。
【0033】更にまた、記録材としての用紙Pの搬送路
に面した中間転写ベルト20の二次転写位置には二次転
写装置40が配設されており、本実施の形態では、中間
転写ベルト20のトナー像担持面側に圧接配置される二
次転写ロール25と、中間転写ベルト20の裏面側に配
設されて二次転写ロール25の対向電極をなす対向ロー
ル(バックアップロール)24とを備えている。そし
て、本実施の形態では、二次転写ロール25が接地され
ており、また、バックアップロール24にはトナーと同
極性のバイアス電圧が給電ロール26を介して安定的に
供給されている。
【0034】尚、符号41は中間転写ベルト20上の残
留トナーを除去するベルトクリーナ、42は中間転写ベ
ルト20に静電吸着した用紙Pを強制剥離する剥離爪、
43は二次転写後の未定着トナー像を定着する定着器で
ある。
【0035】また、上記二次転写ロール25及びベルト
クリーナ41は、それぞれが図示しないリトラクト装置
によって中間転写ベルト20に対し接離自在に配設され
ており、複数色の画像が形成される場合には最終色前の
トナー像Tが二次転写ロール25及びベルトクリーナ4
1を通過するまで、これらの部材は中間転写ベルト20
から離間するようになっている。
【0036】更に、本実施の形態において、用紙搬送系
は、供給トレイ50からの用紙Pをピックアップロール
50aにて取り出し、フィードロール51で一旦位置決
め停止させた後に所定のタイミングで二次転写位置へと
用紙Pを送り込むようになっており、二次転写後の用紙
Pを用紙搬送ガイド52を介して搬送ベルト53へと導
き、この搬送ベルト53にて定着器43へと搬送するよ
うになっている。
【0037】また、フィードロール51と二次転写装置
40との間には、搬送される用紙Pに水分を補給する水
分付与装置100が設けられている。ここで、水分付与
装置100は、図3に示すように、水Wを貯蔵するタン
ク101からスポンジ状の吸い上げ部材102、ロール
103、104を介して搬送される用紙Pの画像形成面
の裏面側から水Wを一定量供給するものである。また、
符号105は、ロール103に当接して当該ロール10
3に付着する水Wの量を一定にするための掻き落としブ
レードである。本実施の形態において、ロール103及
び104はその表面がPVA(ポリビニルアルコール)
から構成されており、また、水Wには純水又はイオン交
換水が用いられている。
【0038】更に、本実施の形態では、水分付与装置1
00の底部にソレノイド106が取り付けられている。
このソレノイド106は、水分付与装置100のロール
104と用紙搬送路の対向位置に取り付けられたロール
107とが圧接する位置と、前記ロール104がロール
107から離間する位置との間で水分付与装置100を
移動させるようになっている。
【0039】また、本実施の形態において、水分付与制
御装置120は、図4に示すように、入力インターフェ
ース121、CPU122、ROM123、RAM12
4及び出力インターフェース125にて構成されてお
り、ピックアップロール50aに取り付けられた回転セ
ンサ(図示せず)からの用紙搬送情報111及び画像形
成装置内に取り付けられた湿度センサ(図示せず)から
の湿度情報112を入力インターフェース121を介し
て取り込み、CPU122がROM123内に予め組み
込まれた水分付与決定プログラム(図5参照)を実行
し、出力インターフェース125を介してソレノイド1
06に所定の制御信号を送出するようにしたものであ
る。
【0040】次に、本実施の形態に係るカラー画像形成
装置の作像形成プロセスについて説明する。今、図示外
のスタートスイッチがオン操作されると、所定の作像プ
ロセスが実行される。具体的に述べると、感光体ドラム
11上に書き込まれた静電潜像が例えばイエロの画情報
に対応したものであれば、この静電潜像はイエロ(Y)
のトナーを内包する現像器15で現像され、感光体ドラ
ム11上にはイエロのトナー像Tが形成される。そし
て、感光体ドラム11上に形成された未定着トナー像T
は、感光体ドラム11と中間転写ベルト20とが接する
一次転写位置で一次転写ロール18によって形成される
転写電界により、感光体ドラム11から中間転写ベルト
20の表面に転写される。
【0041】このとき、単色画像を形成する場合には、
中間転写ベルト20に一次転写されたトナー像Tを直ち
に用紙P上に二次転写するのであるが、複数色のトナー
像Tを重ね合わせたカラー画像を形成する場合には、感
光体ドラム11上でのトナー像Tの形成並びにこのトナ
ー像Tの一次転写の工程が色数分だけ繰り返される。例
えば、4色のトナー像を重ね合わせたトナー像を形成す
る場合には、感光体ドラム11上にはその一回転毎にブ
ラック、イエロ、マゼンタ及びシアンのトナー像Tが形
成され、これらトナー像Tは順次中間転写ベルト20に
一次転写される。一方、中間転写ベルト20は最初に一
次転写されたブラックのトナー像Tを保持したまま感光
体ドラム11と同一周期で回動し、中間転写ベルト20
上にはその一回転毎にイエロ、マゼンタ及びシアンのト
ナー像Tが形成される。このようにして中間転写ベルト
20に一次転写されたトナー像Tは、中間転写ベルト2
0の回動に伴って二次転写位置へと搬送される。
【0042】一方、用紙Pはピックアップロール50a
にて供給トレイ50から取り出され、フィードロール5
1にて所定のタイミングで二次転写位置へと搬送され
る。
【0043】ここで、本実施の形態では、用紙Pがピッ
クアップロール50aにて取り出される際、ピックアッ
プロール50aの回転が回転センサ(図示せず)によっ
て検知され、水分付与制御装置120に対し用紙搬送情
報111が送出される。そして、水分付与制御装置12
0は、用紙搬送情報111を受信すると、引き続き湿度
センサ(図示せず)からの湿度情報112を受信し、基
準湿度と現在の湿度との比較を行う。そして、湿度が基
準湿度以上である場合には用紙Pに水分を付与しないよ
うに、一方、基準湿度未満であった場合には用紙Pに水
分を付与するように決定する。ここで、基準湿度は、予
め周囲の湿度と用紙Pの含水率(抵抗値)との相関関係
を調査した結果に基づいて得られた値であり、本実施の
形態においては、例えば55%に設定されている。
【0044】まず、湿度が基準湿度以上であった場合、
水分付与制御装置120は、水分付与装置100を用紙
Pの搬送路から離間した状態に保持する信号をソレノイ
ド106に送出する。この場合、用紙Pは水分を付与さ
れない状態で二次転写位置へと搬送される。
【0045】一方、湿度が基準湿度未満であった場合、
水分付与制御装置120は、水分付与装置100のロー
ル104とロール107とが圧接する位置まで水分付与
装置100を移動させる信号をソレノイド106に送出
する。そしてロール104とロール107とが圧接した
後、ロール107が駆動回転され、圧接するロール10
4と連れ回ることによりロール104からロール107
上に水Wが塗布される。この後、用紙Pは、前記ロール
104とロール107とのニップ域を通過し、用紙Pの
両面から水分が付与された状態で二次転写位置へと搬送
される。また、水分付与装置100は、少なくとも用紙
Pがこのニップ域を通過するまで当該位置に保持される
が、用紙Pがこのニップを通過した後、適宜タイミング
で離間される。
【0046】そして、二次転写装置40である二次転写
ロール25とバックアップロール24との間に形成され
る転写電界の作用で、中間転写ベルト20に担持された
トナー像Tが用紙Pに転写され、トナー像Tが転写され
た用紙Pは剥離爪42によって中間転写ベルト20から
剥離される。このとき、用紙Pは、水分を付与されなか
った場合も付与された場合も、適度に含水し剥離時に放
電が生じない程度の抵抗となっているため、用紙Pが中
間転写ベルト20から剥離される際、剥離放電及びこれ
に伴うブラーや放電マーク等は生じない。
【0047】その後、用紙Pは用紙搬送ガイド52及び
搬送ベルト53によって定着器43へと搬送されトナー
像Tの定着が行われた後、図示しない排出トレイへと排
出される。また、転写後に中間転写ベルト20上に残留
したトナーは、ベルトクリーナ41によってクリーニン
グされる。一方、転写後に中間転写ベルト20上に残留
したトナーは、ベルトクリーナ41によってクリーニン
グされる。
【0048】このように、本実施の形態では、基準湿度
未満の場合に用紙Pに水分を付与するようにしたので、
高抵抗の用紙Pを剥離放電が生じない程度の抵抗に調整
することができ、ブラーや放電マーク等の発生を防止
し、良好な画像を形成することができる。また、基準湿
度以上の場合に用紙Pに余分な水分を付与しないように
したので、低抵抗の用紙Pを更に低抵抗にすることがな
く、白抜け等の転写不良を防止することができる。更
に、剥離放電を防止できるため、中間転写ベルト20が
ダメージを受けることがなく、その分、中間転写ベルト
20を長寿命化することができる。
【0049】尚、本実施の形態では、基準湿度を55%
に設定していたが、これに限られるものではなく、転写
電圧等の転写条件や用紙Pの種類により適宜選定して差
し支えない。また、水分付与装置100は、本実施の形
態の態様のものに限らず、例えば、画像形成装置の定着
装置で用いられるオイル供給装置と同様の構成のものな
ど、適宜選定して差し支えない。更に、本実施の形態で
は、用紙Pのトナー像T担持面の裏面側の水分付与装置
100にのみタンクを設けるようにしていたが、これに
限られるものではなく、ロール107にも水Wを入れた
タンクを設けてもよい。
【0050】◎実施の形態2 本実施の形態は、実施の形態1とほぼ同様であるが、実
施の形態1とは異なり、片面画像形成モード(片面モー
ド)の他に、両面画像形成モード(両面モード)若しく
は片面合成画像形成モード(合成モード)を行うため、
用紙搬送系に一面目画像若しくは合成第一画像を定着し
た用紙Pを再度二次転写部位へ戻す用紙戻し搬送装置6
0を配設したものである。尚、実施の形態1と同様の構
成要素については、実施の形態1と同様の符号を付して
ここではその詳細な説明を省略する。
【0051】本実施の形態において、用紙戻し搬送装置
60は、図6に示すように、定着器43からの用紙排出
経路61に対して下方側に分岐する用紙分岐経路62を
設け、この用紙分岐経路62には更に下方側へ向かって
用紙反転経路63を延設すると共に、二次転写位置手前
の用紙経路65へ戻る用紙戻し経路64を連通接続した
ものである。そして、用紙分岐経路62、用紙反転経路
63及び用紙戻し経路64には適宜数の対構成の搬送ロ
ール66〜71が設けられており、特に、用紙反転経路
63に設けられる搬送ロール67、68は適宜タイミン
グで正逆回転するようになっている。更に、用紙排出経
路61と用紙分岐経路62との間、用紙分岐経路62、
用紙反転経路63及び用紙戻し経路64との間には、夫
々用紙Pの切換ゲート72、73が設けられており、選
択されたモードに応じて用紙経路を適宜切り換え選択す
るようになっている。
【0052】具体的に説明すると、例えば片面モード選
択時において、用紙Pは用紙経路65から二次転写位置
を通過して用紙排出経路61へと搬送される。また、両
面モード選択時において、用紙Pは用紙経路65から二
次転写位置を通過して用紙排出経路61へと搬送され、
用紙排出経路61から用紙分岐経路62を経て用紙反転
経路63に導かれて反転し、その後用紙反転経路63か
ら用紙戻し経路64へと送り出され、再度用紙経路65
から二次転写位置を通過して用紙排出経路61へと搬送
される。更に、合成モード選択時については前記両面モ
ードとほぼ同様であるが、両面モードとは異なり、用紙
Pは用紙反転経路63により反転することなく、再度二
次転写位置へと搬送される。
【0053】また、本実施の形態において、水分付与制
御装置120は、図4に示すように、実施の形態1の用
紙搬送情報111及び湿度情報112に加えて、画像形
成モード情報(片面モード、両面モード、合成モードな
ど)113を入力インターフェース121を介して取り
込むようになっている。
【0054】そして、本実施の形態における水分付与決
定プログラムは、図7に示すようになっている。すなわ
ち、片面モード時、両面モードの第1面画像形成時、合
成モードの第1画像形成時には、実施の形態1と同様に
湿度情報112と基準湿度との比較によって水分付与の
有無が決定され、また、両面モードの第2面画像形成
時、合成モードの第2画像形成時には、周囲の環境に関
係なく水分が付与される。
【0055】このように、本実施の形態では、両面モー
ドの第2面画像形成時及び合成モードの第2画像形成時
に、第2の画像を転写する前に必ず用紙Pに水分が付与
される。従って、定着器を通過して乾燥、高抵抗化した
用紙Pを剥離放電が生じない程度の抵抗に調整すること
ができ、ブラーや放電マーク等の発生を防止し、良好な
画像を形成することができる。また、片面モード、両面
モードの第1面画像形成時、合成モードの第1画像形成
時には、実施の形態1と同様に基準湿度との関係で用紙
Pへの水分付与の有無を決定するようにしているので、
高抵抗の用紙を剥離放電が生じない程度の抵抗に調整す
ることができると共に、低抵抗の用紙を更に低抵抗にす
ることもない。更に、剥離放電を防止できるため、中間
転写ベルト20がダメージを受けることがなく、その
分、中間転写ベルト20を長寿命化することができる。
【0056】◎実施の形態3 本実施の形態は、実施の形態2とほぼ同様であるが、実
施の形態2とは異なり、図8に示すように、水分付与装
置100及びロール107を用紙戻し搬送装置60の用
紙戻し経路64上に配設したものである。また、本実施
の形態では、他の実施の形態とは異なり、水分付与装置
100が用紙戻し経路64に対して固定的に配設されて
いる。従って、水分付与装置100にはソレノイドや制
御装置等は設けられていない。
【0057】本実施の形態では、両面モードの第2面画
像形成時及び合成モードの第2画像形成時に、第2の画
像を転写する前に用紙戻し経路64を搬送される用紙に
必ず水分が付与される。従って、定着器を通過して乾
燥、高抵抗化した用紙を剥離放電が生じない程度の抵抗
に調整することができ、ブラーや放電マーク等の発生を
防止し、良好な画像を形成することができる。
【0058】また、水分付与装置100が固定配設され
ているので、用紙Pに対する接離制御等が不要となり、
その分、構成が簡易になり、コストの低減を図ることが
できる。
【0059】更に、前記水分付与装置100及び用紙戻
し搬送装置60は用紙戻し搬送ユニット200として一
体的に構成し、この用紙戻し搬送ユニット200を画像
形成装置本体に対して着脱可能にすれば、例えば画像形
成装置本体を片面モード専用機とし、そのオプションと
して当該用紙戻し搬送ユニット200を設定すること
で、片面モード専用機を両面(合成)モード兼用機のベ
ース機種にすることができ、その分、コストの低減を図
ることができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第一の態
様によれば、トナー像が転写される前の記録材のほぼ全
面に接触して当該記録材に水分を付与するようにしたの
で、記録材の抵抗を低下させることができ、従って、転
写後、記録材が像担持体から剥離される際、記録材に残
存する転写電荷によって発生する剥離放電及び剥離放電
に伴う記録材上の画質欠陥を有効に防止することができ
る。
【0061】一方、本発明の第二の態様によれば、両面
画像形成時や片面合成画像形成時の2面目又は合成第2
画像を形成する際に、記録材戻し搬送手段にて再度搬送
され第二のトナー像が転写される前の記録材のほぼ全面
に接触して当該記録材に水分を付与するようにしたの
で、定着手段を通過して抵抗が上昇した記録材の抵抗を
低下させることができ、従って、転写後、記録材が像担
持体から剥離される際、記録材に残存する転写電荷によ
って発生する剥離放電及び剥離放電に伴う記録材上の画
質欠陥を有効に防止することができる。
【0062】また、本発明の第一、第二の両方の態様に
おいて、水分付与部材が記録材に接触して水分を付与す
るようにしたので、画像形成装置内部の広い範囲の雰囲
気が加湿されることがなく、装置内の結露及びこれに伴
うトラブルを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)(b)は本発明に係る画像形成装置の
概要を示す説明図である。
【図2】 本発明が適用されたカラー画像形成装置の実
施の形態1を示す説明図である。
【図3】 実施の形態1で用いられる水分補給装置の概
要を示す説明図である。
【図4】 実施の形態1で用いられる水分付与制御装置
のブロック図である。
【図5】 実施の形態1に係る水分付与制御装置の水分
付与決定プログラムの処理内容を示すフローチャートで
ある。
【図6】 本発明が適用されたカラー画像形成装置(両
面(合成)画像形成装置)の実施の形態2を示す説明図
である。
【図7】 実施の形態2に係る水分付与制御装置の水分
付与決定プログラムの処理内容を示すフローチャートで
ある。
【図8】 本発明が適用されたカラー画像形成装置(両
面(合成)画像形成装置)の実施の形態3を示す説明図
である。
【符号の説明】
1…像担持体,2…転写手段,3…水分付与部材,4…
定着手段,5…記録材戻し搬送手段,K…記録材,T…
トナー像,11…感光体ドラム,18…一次転写ロー
ル,20…中間転写ベルト,24…バックアップロー
ル,25…二次転写ロール,40…二次転写装置,43
…定着器,60…用紙戻し搬送装置,100…水分付与
装置,P…用紙

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像が形成担持される像担持体と、
    この像担持体上のトナー像を記録材に静電転写する転写
    手段とを備える画像形成装置において、 トナー像が転写される前の記録材のほぼ全面に接触して
    当該記録材に水分を付与する水分付与部材を備えること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 トナー像が形成担持される像担持体と、
    この像担持体上のトナー像を記録材に静電転写する転写
    手段と、記録材に転写されたトナー像を定着する定着手
    段と、この定着手段を通過した後の記録材を反転した状
    態若しくはそのままの状態で転写部位へ再度搬送する記
    録材戻し搬送手段とを備える画像形成装置において、 前記記録材戻し搬送手段にて再度搬送され第二のトナー
    像が転写される前の記録材のほぼ全面に接触して当該記
    録材に水分を付与する水分付与部材を備えることを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の画像形成装置に
    おいて、 前記水分付与部材を記録材から離間させ、また、記録材
    に接触させるリトラクト手段を備えることを特徴とする
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像形成装置におい
    て、 記録材の電気抵抗が所定の値以上となる条件下で、前記
    水分付与部材が記録材に接触するようにリトラクト手段
    を制御するリトラクト制御手段を備えることを特徴とす
    る画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の画像形成装置のうち、
    前記水分付与部材が記録材戻し搬送手段の戻し搬送経路
    上に配置されるタイプのものにおいて、 前記記録材戻し搬送手段と水分付与部材とを記録材戻し
    搬送ユニットとして一体的に構成し、画像形成装置本体
    に対して前記記録材搬送戻しユニットを着脱可能に設け
    ることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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