JP2000066011A - 格子状レンズアレイ及びその製造方法 - Google Patents

格子状レンズアレイ及びその製造方法

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JP2000066011A JP10235813A JP23581398A JP2000066011A JP 2000066011 A JP2000066011 A JP 2000066011A JP 10235813 A JP10235813 A JP 10235813A JP 23581398 A JP23581398 A JP 23581398A JP 2000066011 A JP2000066011 A JP 2000066011A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大面積のレンズアレイを安定して、且つ低コ
ストで作製できる格子状レンズアレイの製造方法及び格
子状レンズアレイを提供することを目的とする。 【解決手段】 支持体2上に感光性樹脂からなる特定方
向に凹凸形状を有する万線状レリーフ1を形成する。万
線状レリーフ1と交差するようにパターン幅方向に連続
濃度階調を有する万線パターンを露光して、万線状レリ
ーフ1に光硬化潜像パターン5を形成する。さらに、加
熱処理、全面露光処理して支持体2上に格子状レンズア
レイ8を作製する。さらに、この格子状レンズアレイ8
を母型にして複製型を作製し、透明プラスチックフィル
ムに型押し成形して格子状レンズアレイ(複製品)を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種ディスプレイ
パネルに使用されるプリズムシート、三次元ディスプレ
イパネルのレンズアレイ及びCCD等の光学部品に使用
される格子状レンズアレイに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レンズアレイを作製する方法とし
ては、(1)金属をNC工作機械等で切削加工すること
によって金型を作製し、型押し成形によって作製する方
法、(2)ガラスファイバーの先端を加熱溶融する方法
によって凸レンズ状に加工した後束ねる方法、(3)化
学エッチングにて形成する方法、(4)スパッタ等によ
り素材の屈折率を部分的に変化させてレンズ効果を持た
せる方法、(5)球状に加工した金属粒子等を機械的に
並べた後型取りして複製型を作製し、型押し成形して作
製する方法等が知られている。
【0003】上記(1)、(2)、(5)の方法は大面
積のレンズアレイを作製するには不向きであり、(1)
及び(3)の方法は表面平滑性を向上させることが難し
い。(2)及び(4)の方法はレンズとしての集光機能
設計上、自由度が小さい。また、いずれの方法も、大面
積レンズアレイを低コストで、且つ安定して作製するの
が難しいという問題を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みなされたもので、大面積のレンズアレイを安定し
て、且つ低コストで作製できる格子状レンズアレイの製
造方法及び格子状レンズアレイを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記問題
を解決するため、まず請求項1においては、以下の工程
を有することを特徴とする格子状レンズアレイの製造方
法としたものである。 (a)支持体上に感光性樹脂で特定方向に凹凸形状を有
する万線状レリーフを形成する工程。 (b)万線状パターンが形成されたフォトマスクを前記
万線状レリーフと交差するように前記万線状レリーフ上
に載置し、所定の露光量で露光し、前記万線状レリーフ
に光硬化潜像パターンを形成する工程。 (c)前記光硬化潜像パターンが形成された万線状レリ
ーフを所定の温度で加熱処理して、所定形状のレンズを
形成する工程。 (d)所定の露光量で全面露光して前記所定形状のレン
ズを硬化して、前記支持体上に格子状レンズアレイを形
成する工程。
【0006】また、請求項2においては、請求項1記載
の方法で作製された格子状レンズアレイを母型にして複
製型を作製し、透明なシート或いはフィルム基材に型押
し成形によりレンズアレイを作製することを特徴とする
格子状レンズアレイの製造方法としたものである。
【0007】さらにまた、請求項3においては、請求項
1又は2記載の方法にて作製したことを特徴とする格子
状レンズアレイとしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を用いて説明する。図1(a)〜(e)に、本発明
の格子状レンズアレイの一実施例の製造工程を工程順に
示す模式斜視図を、図2(a)〜(g)に、本発明の格
子状レンズアレイの一実施例の製造工程を工程順に示す
模式断面図を、図3(a)〜(e)に、本発明の格子状
レンズアレイの一実施例の製造工程を工程順に示す模式
断面図をそれぞれ示す。
【0009】本発明の格子状レンズアレイの製造方法
は、まず、支持体2上に感光性樹脂からなる特定方向に
凹凸形状を有する万線状レリーフ1を形成する(図1
(a)参照)。
【0010】支持体2としては、該万線状レリーフ1と
の接着が十分満たされている限り、金属、高分子材料、
ガラス及びセラミックス等の有機、無機材料を含めてあ
らゆる素材のプレート、シート若しくはフィルムが使用
可能である。万線状レリーフ1の形状は図1(a)に示
すような曲線状のレンチキュラータイプが好ましいが、
これに限定されるものではなく、三角形状、矩形状及び
その他の多角形状であってもよい。
【0011】さらに、万線状レリーフ1の形成法として
は、フォトリソグラフィー法、印刷法、転写法及び型押
し成形法等が利用できる。具体的には、感光性樹脂溶液
をナイフコート、ロールコート、バーコート及びスピン
コート等によって感光性樹脂層を形成し、パターン露
光、現像等のパターニング処理をすることにより所定形
状のレリーフを作製する法。または、スクリーン印刷、
グラビアコーティング等の一般的な印刷技術を用いて感
光性樹脂からなる所定形状のレリーフを作製する法。あ
るいは、転写技術を利用して感光性樹脂からなる所定形
状のレリーフを作製する法。または、切削金型及び複製
型を用いて支持体上に形成された感光性樹脂層を型押し
成形して所定形状のレリーフを作製する法等がある。長
尺フィルム等に感光性樹脂からなる万線状レリーフを作
製するには、ロールコート等により長尺フィルム上に感
光性樹脂層を形成し、ロール状の切削金型を用いて型押
し成形する法は有効な方法である。
【0012】さらに、万線状レリーフ1を形成している
感光性樹脂は、一般的な熱可塑性樹脂と少なくとも2官
能以上で良好な架橋反応を行うアクリレート若しくはメ
タクリレートとの混合物に光重合開始剤を少量添加した
ものが使用できる。具体的には、熱可塑性樹脂としてア
クリル樹脂、スチレン−アクリル共重合樹脂、ポリエス
テル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリカーボネート樹
脂、塩ビ−酢ビ共重合樹脂、スチレン樹脂、塩化ビニル
樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂、熱可塑
性ポリウレタン樹脂等が使用できる。また、アクリレー
ト若しくはメタクリレート単独でも室温では固体状態を
呈する熱可塑性樹脂であれば使用することができる。例
えば、種々のウレタンアクリレート及びメタクリレート
オリゴマー、分子内にイソシアヌレート環構造を有する
種々のアクリレート及びメタクリレート、分子内にビス
フェノールA、ビスフェノールS等の構造を有するエポ
キシアクリレート及びメタクリレート、ポリブタジエン
ウレタンメタクリレート、ポリスチリルエチルメタクリ
レート等が挙げられ、さらに水性UV硬化型樹脂等も使
用することができる。
【0013】また、光重合開始剤としてはベンゾイン、
ベンジルケタール、アセトフェノン等の誘導体に代表さ
れる自己開裂型の化合物及びベンゾフェノン、芳香族ケ
トン、ミヒラーズケトン等の分子構造を有する種々の水
素引き抜き型の光重合開始剤を配合することが好まし
く、さらに必要に応じて種々の増感剤との併用も可能で
ある。
【0014】次に、万線状レリーフ1と交差するように
万線状パターンが形成されたフォトマスク3を載置、密
着し、所定の露光量で露光して光硬化潜像パターン5を
形成する(図1(b)、(c)参照)。ここで、万線状
レリーフ1をパターン露光する方法としては、パターン
幅方向に連続濃度階調を有する万線パターンが形成され
たフォトマスクを介して露光するパターン露光法、或い
は強度変調を加えて行うレーザービーム走査露光法等が
利用できる。
【0015】次に、光硬化潜像パターン5が形成された
万線状レリーフ1を所定の温度で加熱処理して所定形状
のレンズ6を形成する(図1(d)参照)。これは、万
線状レリーフ1にパターン露光によって記録された光硬
化潜像パターン5を熱現像する過程を示したものであ
る。すなわち、パターン露光により硬化度合の異なる領
域が形成された万線状レリーフ1を所定の温度条件で加
熱することにより、光硬化度合いに応じて軟化変形さ
せ、硬化度合の異なる領域間に所定形状のレンズ6を形
成するものである。レンズ6は軟化変形後のレンズアレ
イを示し、露光された領域は硬化しているため加熱して
も変形しないで万線状レリーフ1の凸部の形状が保持さ
れる。
【0016】次に、所定の露光量で全面露光してレンズ
6を硬化して支持体上に格子状レンズアレイ8を形成す
る(図1(e)参照)。これは、上記加熱処理により形
成された所定形状のレンズ6を全面露光によって定着・
硬化させて格子状レンズアレイ8を形成するものであ
る。
【0017】次に、本発明の請求項2の格子状レンズア
レイの製造方法について述べる。本発明は、上記方法で
作製された格子状レンズアレイを母型にして複製型を作
製し、型押し成形により格子状レンズアレイ(複製品)
を作製するものである。この方式で作製された格子状レ
ンズアレイ(複製品)は格子状レンズアレイの光学特性
(透過率、屈折率等)に応じた基材選定ができ、格子状
レンズアレイ基材の選択幅が請求項1の方法より広が
る。
【0018】まず、上記方法で作製された格子状レンズ
アレイ母型11(図2(a)参照)表面に銅、アルミニ
ウム、金、銀等及びこれらの金属を含有する合金からな
る薄膜導電層12を設ける(図2(b)参照)。薄膜導
電層12の膜形成方法としては通常よく知られている真
空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法
等が利用できる。膜厚は100Å〜10000Åの範囲
が適当である。
【0019】次に、薄膜導電層12をめっき電極にして
電解めっきを行い、格子状レンズアレイ母型11上に所
定厚の金属めっき層13を形成する(図2(c)参
照)。さらに、格子状レンズアレイ母型11を剥離し、
薄膜導電層12を除去して複製型13aを得る(図2
(d)〜(e)参照)。
【0020】次に、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂から
なる透明なシート或いはフィルム基材を複製型13aに
て加熱・加圧することにより型押し成形を行ない(図2
(f)参照)、複製型13aから剥離することにより格
子状レンズアレイ(複製品)14aを得る(図2(g)
参照)。
【0021】また、型押し成形の別の方法として、透明
なシート或いはフィルムからなる支持体22上に紫外線
硬化樹脂からなる感光性樹脂層23を形成し(図3
(a)参照)、上記複製型13aを密着し、加熱・加圧
して、型成形された感光性樹脂層23aを形成する(図
3(b)参照)。さらに、支持体22側から紫外線を照
射して型成形された感光性樹脂層23aを硬化し、レン
ズアレイ23bを形成する(図3(c)参照)。さら
に、複製型13aを剥離することによって、支持体22
上に格子状レンズアレイ(複製品)23cを得ることが
できる(図3(d)参照)。
【0022】さらにまた、型押し成形の別の方法とし
て、表面離型処理が施された透明なシート或いはフィル
ムからなる支持体22上に紫外線硬化樹脂からなる感光
性樹脂層23を形成し、上記複製型13aを密着し、加
熱・加圧して感光性樹脂層の型押し成形を行う。支持体
22側から紫外線を照射して、型成形された感光性樹脂
層23aを硬化し、複製型21を剥離し、支持体22上
に格子状レンズアレイ(複製品)23cを形成し、支持
体22を剥離することによって、単体の格子状レンズア
レイ(複製品)23c(図3(e)参照)を得ることが
できる。
【0023】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する。 <実施例1>まず、200μm厚のPMMAシートから
なる支持体2上にロールコーターを用いて下記に示す感
光性樹脂溶液Aを塗布し、80℃25分乾燥して50μ
m厚の光硬化性の熱可塑性樹脂組成物からなる感光性樹
脂層を形成した。
【0024】 感光性樹脂溶液Aの組成 アクリル樹脂(ダイヤナールBR−80(三菱レイヨン社製)) 30重量部 アクリル樹脂(ダイヤナールBR−77(三菱レイヨン社製)) 35重量部 ペンタエリスリトールヘキサアクリレート………………………… 30重量部 トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート………………… 5重量部 光重合開始剤(イルガキュア−651(チバガイギー社製))… 11重量部 2−ブタノン……………………………………………………………150重量部 トルエン…………………………………………………………………100重量部
【0025】次に、ニッケルメッキ銅板をダイヤモンド
バイトにて切削することにより、幅100μm、深さ2
5μmのカマボコ状の溝を形成し、万線状レリーフ1を
作製するための金型を作製した。
【0026】次に、支持体2上の感光性樹脂層に上記金
型の凹凸面を密着させ、圧力10kg/cm2 、温度8
0℃、圧着時間60秒の条件にて平圧プレスを行ない、
圧力を一定に保ったまま室温まで急速に冷却した後、金
型を剥離することにより、支持体2上に感光性樹脂から
なる万線状レリーフ1を形成した。
【0027】次に、幅方向に連続濃度階調を有する万線
状パターンが形成されたフォトマスク3を支持体2上の
万線状レリーフ1と交差するように載置し、密着した後
高圧水銀ランプを用いて1200mJ/cm2 の露光量
で紫外線を照射することにより、万線状レリーフ1に光
硬化潜像パターン5を形成した。
【0028】次に、光硬化潜像パターン5が形成された
万線状レリーフ1を100℃15分間加熱処理して所定
形状のレンズ6を形成した。さらに、500mJ/cm
2 の露光量で全面露光を行いレンズ6を硬化し、支持体
2上に格子状レンズアレイ8を得た。ここで、格子状レ
ンズアレイ8のレンズ形状を観察した結果、図1(e)
に示すような規則正しい格子状レンズアレイが形成され
ているのが確認された。
【0029】<実施例2>実施例1で得られた格子状レ
ンズアレイを母型にして複製型を作製し、型押し成形し
て格子状レンズアレイ(複製品)を得る実施例について
述べる。まず、実施例1で得られた格子状レンズアレイ
母型11表面に真空蒸着法にて約200Å厚のAu膜か
らなる薄膜導電層12を形成した。
【0030】次に、薄膜導電層12をめっき電極にして
電解Niめっきを行い、約250μm厚のNiめっき層
13を形成した。さらに、格子状レンズアレイ母型11
を剥離し、薄膜導電層12を除去して複製型13aを作
製した。
【0031】次に、厚さ100μmのPMMAシート上
に複製型13aを密着し、圧力10kg/cm2 、温度
150℃3分間の条件で加圧・加熱して、型押し成形す
ることにより、格子状レンズアレイ(複製品)14aを
得た。
【0032】<実施例3>表面離型処理が施された厚さ
100μmのポリエステルフィルムからなる支持体22
上にロールコーターを使って下記に示す感光性樹脂溶液
Bを塗布、乾燥して40μm厚の紫外線硬化型の感光性
樹脂層23を形成した。
【0033】 感光性樹脂溶液Bの組成 EO変成トリメチロールプロパントリアクリレート………………70重量部 トリエチレングリコールジアクリレート……………………………30重量部 光重合開始剤(Dorocur1173(チバガイギー社製)… 5重量部
【0034】次に、実施例2で得られた複製型13aを
感光性樹脂層23上に密着し、加熱・加圧して、型成形
された感光性樹脂層23aを形成した状態で、支持体2
2側より露光量600mJ/cm2 の紫外線を照射して
型成形された感光性樹脂層23aを硬化し、レンズアレ
イ23bを形成した。次いで、複製型13a及び支持体
22を剥離し、格子状レンズアレイ(複製品)23cを
得た。
【0035】
【発明の効果】上記したように、本発明の格子状レンズ
アレイの形成方法は、感光性樹脂からなる万線状レリー
フをパターン露光、加熱処理にてレンズ形状を形成する
ため、高品質の大面積、小ロットレンズ製品をより安価
に供給することができる。さらに、万線状レリーフ形
状、万線状パターン設計及び露光方法を工夫することで
レンズのサイズ、平面形状等をレンズシート面内で連続
的に変化させることや、シート内の特定部分にのみレン
ズを形成すること等が可能となる。さらにまた、万線状
レリーフをシリンダーロール型の型押し成形プロセスで
作製すれば長尺フィルムの格子状レンズアレイを容易に
作製できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(e)は、本発明の格子状レンズアレ
イの一実施例の製造工程を工程順に示す模式斜視図であ
る。
【図2】(a)〜(g)は、本発明の格子状レンズアレ
イの一実施例の製造工程を工程順に示す模式断面図であ
る。
【図3】(a)〜(e)は、本発明の格子状レンズアレ
イの一実施例の製造工程を工程順に示す模式断面図であ
る。
【符号の説明】
1……感光性樹脂からなる万線状レリーフ 2、22……支持体 3……万線状パターンが形成されたフォトマスク 4……紫外線 5……光硬化潜像パターン 6……所定形状のレンズ 8……格子状レンズアレイ 9……全面露光のための紫外線 11……格子状レンズアレイ母型 12……薄膜導電層 13……金属めっき層 13a……複製型 14……型成形された透明なシート或いはフィルム基材 14a……格子状レンズアレイ(複製品) 23……感光性樹脂層 23a……型成形された感光性樹脂層 23b……レンズアレイ 23c……格子状レンズアレイ(複製品)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下の工程を有することを特徴とする格子
    状レンズアレイの製造方法。 (a)支持体上に感光性樹脂で特定方向に凹凸形状を有
    する万線状レリーフを形成する工程。 (b)万線状パターンが形成されたフォトマスクを前記
    万線状レリーフと交差するように前記万線状レリーフ上
    に載置し、所定の露光量で露光し、前記万線状レリーフ
    に光硬化潜像パターンを形成する工程。 (c)前記光硬化潜像パターンが形成された万線状レリ
    ーフを所定の温度で加熱処理して、所定形状のレンズを
    形成する工程。 (d)所定の露光量で全面露光して前記所定形状のレン
    ズを硬化して、前記支持体上に格子状レンズアレイを形
    成する工程。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法で作製された格子状レ
    ンズアレイを母型にして複製型を作製し、透明なシート
    或いはフィルム基材に型押し成形によりレンズアレイを
    作製することを特徴とする格子状レンズアレイの製造方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の方法にて作製したこ
    とを特徴とする格子状レンズアレイ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009258357A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Geomatec Co Ltd フォトマスク用基板及びフォトマスクとその製造方法
CN106094067A (zh) * 2016-08-23 2016-11-09 张家港康得新光电材料有限公司 电光材料柱状透镜阵列结构与包括其的显示装置
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