JP2000064818A - 排気浄化装置 - Google Patents

排気浄化装置

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JP2000064818A
JP2000064818A JP10234412A JP23441298A JP2000064818A JP 2000064818 A JP2000064818 A JP 2000064818A JP 10234412 A JP10234412 A JP 10234412A JP 23441298 A JP23441298 A JP 23441298A JP 2000064818 A JP2000064818 A JP 2000064818A
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exhaust gas
exhaust
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adsorption
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Hideo Yoshikawa
英夫 吉川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼機関から排出される排気ガスから、すす
や有害排気ガス等の燃焼生成物を除去し、或いは濃度を
低減させ、排気ガスを清浄化して大気中へ放出する。 【解決手段】 燃焼機関の排気管に連なり電気的にすす
を吸着するすす吸着装置と、すす吸着装置に吸着したす
すを洗浄除去しその吸着能力を回復させる再生装置と、
燃焼機関の排気管に連なりすすを核とする排気ガスの凝
縮液化によってすすや有害排気ガスを除去する核凝縮装
置とから構成した排気浄化装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種の燃焼機関から
排出される燃焼生成物を除去し、排気ガスを清浄化して
大気中へ放出するための排気浄化装置に関するものであ
る。本発明において浄化の対象とする燃焼生成物はすす
と有害ガスである。すすは固形炭素微粒子、可溶性有機
成分、及び固形炭素微粒子に付着しているダイオキシン
等である。有害ガスはNOx ,SOx ,CO,CO2
HC等である。本発明の装置は自動車、船舶、ガスター
ビン、ボイラ、焼却炉、加熱炉、反応炉、定置用ディー
ゼル発電機などに適用できる。
【0002】
【従来の技術】自動車などの動力としての燃焼器を備え
たディーゼル機関は、燃料消費率がガソリンおよびガス
機関に比較して低いが、すすとNOx 等の燃焼生成物を
排出するという問題があるので、従来より、排気浄化装
置がいろいろ工夫されている。
【0003】図8は従来の排気浄化装置の第1の例の系
統図である。図において、100は本装置に流入する燃
焼機関からの排気、101は6〜12kVのコロナ放電
電極、102はイオン発生領域、103は正イオン、1
04は負イオン、105はこの装置の中へ排気と共に流
入する電気的中性のすす、106はイオン発生領域10
2を通過して正に帯電したすす、107はイオン発生領
域102を通過して負に帯電したすす、108は3〜6
kvの正負の集じん電極、109はこの装置から流出す
るクリーンな排気である。
【0004】本装置においては、正帯電すす106、負
帯電すす107は、集じん電極108を通過する時、ク
ーロンの法則によって正負の電極に吸着・捕集され、ク
リーンな排気109が大気に放出される。本方法は高温
排気雰囲気中で高電圧を用いるので、電気的絶縁維持材
を必要とし、特に自動車用としては、電源、電圧の確保
および火災発生時の対策などの問題があり、実用化が難
しい。
【0005】図9は従来の排気浄化装置の第2の例の系
統図である。図において、201は燃焼機関からの排気
ガス、202はセラミックスフィルタである。このフィ
ルタは、多孔質セラミックスからなり、長手方向に多数
の貫通孔を設けた後、隣なり合う貫通孔において、入口
側と出口側に交互に止栓203を設けたものである。排
気ガス201がフィルタ202へ流入する時、入口側止
栓のない孔から流入し、多孔質セラミックスを横断し、
出口側止栓のない孔から排出される。排気ガス中のすす
は、出口側止栓の内側にトラップすす204として滞留
する。205はトラップすすを燃焼除去するための燃焼
室、206は点火プラグ、207は空気取入口、208
は高温ガス噴射ノズルである。燃焼機関停止時に、この
燃焼室にクリーン燃料209を供給し、更に空気210
を供給すると、空気取入口207から供給された空気と
クリーン燃料により燃焼室内で高温ガスを生成し、高温
ガス噴射ノズル208より、約800℃以上の高温ガス
がセラミックスフィルタ202に供給され、トラップさ
れたすす204を燃焼させ、CO2 に変換して、再生す
るものである。この装置の再生は燃焼機関の停止時か、
または予備を保有し、排気流れを止めて行なわなければ
ならない。セラミックスフィルタ202におけるすすの
蓄積は約30分であるから、実用化するには再生は約3
0分程度で行う必要があるといわれている。
【0006】セラミックスフィルタを用いる方法は、上
述のように、捕集したすすに空気とクリーン燃料の燃焼
ガスによる約800℃以上の高温ガスを供給するか、或
いは、別の方法として、ハニカム状のセラミックスフィ
ルタにヒータなどを埋め込んで、すすを燃焼させてCO
2 にして除去する。この方法によると、高温ガスを生成
する燃料貯槽、燃焼室、点火プラグおよび空気供給手段
が必要になり、さらにセラミックスが運転と停止・再生
による熱サイクルによって破損するため、局所温度制御
装置を用いて破損を防止する必要がある。更に、すすは
一般に約30分程度で、再生しなければならないので、
処理時間を短縮しなければならないという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の欠点を解消し、自動車の所有しているバッテリの電池
のような低い電圧でもすす等を吸着できるようにして大
気汚染を防止すること、吸着したすす等を液体洗浄剤を
用いて簡便な方法で洗浄し装置を再生すること、および
装置の寿命、即ち運転開始から付着したすすによる背圧
上昇のため燃焼機関を停止して再生を開始するまでの運
転時間、を用途に応じて設定できると共に、有害ガスの
浄化にも貢献する核凝縮装置を用いることなどにより、
燃料消費率の増加を抑制しながら、大気に放出する燃焼
生成物の除去あるいは排出濃度の低減を目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、燃焼機関から排出される排気ガスか
ら、すすや有害排気ガス等の燃焼生成物を除去し、或い
は濃度を低減させ、排気ガスを清浄化して大気中へ放出
するための排気浄化装置において、次の特徴を備えた排
気浄化装置に関するものである。
【0009】(1) 上記燃焼機関の排気管に連なり電
気的にすすを吸着するすす吸着装置と、同すす吸着装置
に吸着したすすを洗浄除去しその吸着能力を回復させる
再生装置と、上記燃焼機関の排気管に連なりすすを核と
する排気ガスの凝縮液化によってすすや有害排気ガスを
除去する核凝縮装置とからなり、上記すす吸着装置は、
上記燃焼機関の排気管の末端に連なり同排気管より大径
で排気排出方向に長いケーシングと、同ケーシングの外
部に置かれた直流電源と、同ケーシングの中に排気流れ
にほぼ垂直に設置され上記直流電源の負極に接続された
導電性材料からなる帯電用金網部と、同帯電用金網部の
後流側において上記直流電源の正極に接続された導電性
材料からなる吸着部とからなり、上記帯電用金網部と吸
着部との組を少なくとも1組以上備え、同帯電用金網部
ですすを負帯電させ吸着部でそのすすを吸着して排気ガ
ス中のすすを除去するものであり、上記再生装置は、上
記ケーシングの上部に設けられた洗浄液噴射ノズルと、
同ケーシングの下部に設けられたドレン排出口と、同排
出口に対して着脱可能な配管を介して連なる洗浄液貯槽
と、同洗浄液貯槽に配管を介して連なる洗浄液ポンプ
と、同洗浄液ポンプに連なり上記ノズルに対し着脱可能
な配管とからなり、燃焼機関停止時に洗浄液を循環させ
上記すす吸着装置の能力を回復させるものであり、上記
核凝縮装置は、上記燃焼機関の排気管の中間部に連なり
排気ガスの一部を排出する排気ガス排出管と、同排出管
に連なる小径の冷却管と、同冷却管の外面に設けられた
空冷用フィンとからなり、排気ガス中の水蒸気をすすを
核として凝縮液化させて排気ガス中のすす及び有害排気
ガスを除去するものであることを特徴とする排気浄化装
置。
【0010】(2) 上記すす吸着装置内の帯電用金網
部は、60〜500メッシュの1枚以上10枚以下のス
テンレス鋼金網からなり、上記吸着部は、60〜500
メッシュのステンレス鋼製金網帯電材又はポリマ織布に
Cu,Ag,もしくはNiを無電解または電解メッキし
た導電材1枚以上からなる部分と、炭素繊維などの導電
性フェルト等からなる部分とを複合した構成からなり、
排気流れにほぼ垂直に設置されていることを特徴とする
上記(1)項に記載の排気浄化装置。
【0011】(3) 上記帯電用金網部を60〜500
メッシュの1枚以上10枚以下のステンレス鋼製金網帯
電材で構成するとともに、上記吸着部の一部を60〜5
00メッシュのステンレス鋼製金網を用いて構成し、上
記ステンレス鋼製金網帯電材とステンレス鋼製金網に、
Pt,Pd,またはRhをメッキしたものを用い、その
触媒作用によりCO,HCまたはNOX を低減すること
を特徴とする上記(1)項に記載の排気浄化装置。
【0012】(4) 上記すす吸着装置内の帯電用金網
部は、60〜500メッシュの1枚以上10枚以下のス
テンレス鋼金網帯電材からなり、上記吸着部は、直流電
源の正極に接続された複数の金属板からなり、排気流れ
に平行に設置されていることを特徴とする上記(1)項
に記載の排気浄化装置。
【0013】(5) 上記すす吸着装置の直流電源の電
圧を、12〜600ボルトの範囲内とし、これによって
オゾンの発生を抑制したことを特徴とする上記(1)項
に記載の排気浄化装置。
【0014】(6) 上記排気管の上流部に送風機、圧
縮機、又はエジェクタにより、排気ガスに混合して冷却
するための空気を系外から注入する混合冷却用空気注入
装置を設け、上記排気管内の排気ガスを空冷する冷却用
フィンを同排気管の外部に設け、上記すす吸着装置及び
核凝縮装置の入口ガス温度を約150℃以下に低下させ
ることを特徴とする上記(1)項に記載の排気浄化装
置。
【0015】(7) 上記すす吸着装置のケーシングに
設けられた再生装置の洗浄液噴射ノズルを廃止し、洗浄
液ポンプに連なる配管をフレキシブルなものにすると共
に、その先端に洗浄液噴射ノズルを取付け、同すす吸着
装置の排気出口側から手動にてすすの洗浄を可能にした
ことを特徴とする上記(1)項に記載の排気浄化装置。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の第1形態に
係る排気浄化装置の断面図である。本実施形態の排気浄
化装置は、自動車等の移動用燃焼機関において、それ自
身の所有する電源のバッテリを利用して、エンジンから
排出されたすすを負極に接続した帯電用金網部を通過さ
せて負帯電すすにして、正極に接続した吸着部で吸着捕
集するすす吸着装置と、捕集したすすを除去し吸着部を
再生する再生装置と、すすを核として水蒸気を凝縮さ
せ、有害ガスを水滴に溶融して、これらを除去すると共
に、上記すす吸着装置の再生間隔を調節する核凝縮装置
と、同核凝縮装置の機能を増加させる混合冷却用空気注
入装置とからなる。
【0017】図において、1は燃焼機関、2は同燃焼機
関の排気管である。以上の部分は通常の燃焼機関とその
付属物である。本発明に係る部分は以下に述べる各部か
ら構成されている。
【0018】10は排気管2内の排気温度を低減させる
ために空気を前記排気管に注入する空気注入装置であ
り、送風機又は圧縮機11と同送風機又は圧縮機に連な
り排気管2の側部に開口する空気注入配管12とから構
成されている。13は大気から取り入れられる比較的温
度の低い空気、14は空気注入口である。外部の比較的
低温の空気が前記送風機又は圧縮機によって排気管に注
入され、排気ガスの温度が下がる。また15は排気温度
の冷却を助けるために排気管2の外周に設けてある空冷
用フィンである。これらによって、後述のすす吸着装置
の帯電用金網部と吸着部とを同装置のケーシングに対し
て絶縁する電気的絶縁物の材料の劣化を防ぎ、且つ後述
の核凝縮装置における水蒸気の凝縮を促進することがで
きる。なお、排気ガス温度が150℃以下の時は、空気
注入装置と空冷用フィンは省略しても良い。
【0019】20は排気管2の出口に接続されているす
す吸着装置である。排気ガスはこのすす吸着装置20を
通過中に浄化され大気へ放出される。21は同吸着装置
のケーシングである。ケーシングは排気管2に比して大
径で排気排出方向に長い容器状のものである。
【0020】22は同ケーシングの内部の上流側に設け
られた帯電用金網部、23はその下流側に設けられた金
網等からなる吸着部、24は帯電用金網部22と吸着部
23とに接続された12〜48Vの直流電源、または交
流から直流交換器により直流になった電圧100〜60
0Vの電源である。直流電源の負極は帯電用金網部に、
正極は吸着部に接続されている。上記すす吸着装置の直
流電源の電圧は、12〜600ボルトの範囲内であるか
ら、これによってオゾンの発生を抑制することができ
る。帯電用金網部と吸着部との組は少なくとも1組備え
るものであるが、複数組を排気排出方向に順次設けてあ
ってもよい。25は電気的絶縁物であり、約220℃以
下において、帯電用金網部22と吸着部23とからなる
電極部とすす吸着装置20のケーシング部との絶縁機能
を維持できるテフロン系高分子材料またはセラミックス
で製作された電気絶縁物である。26は清浄排気出口管
であり、清浄排気がここから大気へ放出される。
【0021】図2はすす吸着装置内の負極側の帯電金網
部22の詳細を示す断面図である。帯電用金網部22
は、60〜500メッシュの1枚以上約10枚以下のス
テンレス鋼製金網帯電材からなっている。ケーシングに
対して電気絶縁物25で電気的に完全に絶縁されてい
る。
【0022】図3はすす吸着装置内の正極側の吸着部2
3の詳細を示す断面図である。27aは60〜500メ
ッシュのステンレス鋼製金網、又はポリマ織布にCuま
たはAg,Niを無電解または電解メッキしたものなど
の網状導電材1枚以上からなる部分、27bは炭素繊維
などの導電性材料からなる多孔性フェルト、マット、ク
ロス等、又はステンレス鋼製金網、ステンレス鋼線製フ
ェルト、マット、クロス等からなる部分、27cは27
aと同じ材料・構成の部分である。27a,27b,2
7cはいずれも導電材である。27dは紙または布製で
アブソリュートフィルタと称される通気のある極めて細
かいフィルタである。導電材27a,27b,27c
は、すす吸着装置ケーシングに対して電気絶縁物25で
電気的に完全に絶縁されている。
【0023】燃焼機関から排出されたすすを含む排気ガ
スは直流電圧12〜48Vの自動車用電池、または交流
から直流交換器により直流になった電圧100〜600
Vを用いた負極に接続された帯電用金網部で負帯電すす
になり、正極に接続されている吸着部において、クーロ
ン力によって電気的に吸着されて、すすを含まない排気
になって排出される。
【0024】上記帯電用金網部のステンレス鋼製金網帯
電材と、吸着部の一部をなすステンレス鋼製金網との、
一方又は両方に、Pt,PdまたはRhをメッキしたも
のを用いると、触媒作用により、CO,HCまたはNO
x を低減することができる。
【0025】30は核凝縮装置であり、その構成は次の
通りである。31は、燃焼機関の排気管2の側部に設け
られた核凝縮装置の排気ガス排出管である。排気ガス排
出管31は、空気注入口14とすす吸着装置20の入口
との間に複数個取り付けられている。32は排気ガス排
出管に接続されている冷却管である。この排気ガス排出
管及び冷却管は外径が約16mm以下の配管である。冷却
管はすす吸着装置20の清浄排気出口管26と平行に配
置されている。冷却管32としては、アルミニウム、チ
タン、銅、又はマグネシウム等の熱伝導の良い材料を用
いると効果的である。33は排気ガスを冷却するために
上記冷却管に設けてある空冷用フィンである。排気管2
内のガス温度が150℃以下の時は、冷却管の空冷用フ
ィンは省略してもよい。冷却管32の中で排気ガスは外
気により冷却されて約50℃以下になり、水蒸気は水滴
34になる。水滴はすすを核として内包するか、表面に
付着させて、配管出口部35から外気中に滴下するの
で、大気へのすすの放出を阻止できる。36は水滴に内
包されたすすである。水滴34には、すすのほか、NO
X ,SOX , CO2 CO,及びHC(CH4 など)の一
部が溶解するので、それらの放出濃度を低減し、公害抑
制に貢献する。水滴は貯水槽37に貯めることもでき
る。すすは水と分離するので容易に除去される。
【0026】核凝縮装置30のすす除去の作用によっ
て、すす吸着装置20のすす吸着作用が緩和され、すす
吸着装置20の再生期間を延長することができる。核凝
縮装置を設ける他の理由として、燃焼機関背圧上昇防止
の作用がある。すす吸着装置20にすすが吸着されて目
づまりし、排気ガスが流れにくくなると、燃焼機関の背
圧が上昇し、燃焼性が悪化し、燃料消費量を増加させ
る。そのようなとき、核凝縮装置30に排気が流れるの
で、背圧上昇が緩和される。
【0027】40はすす吸着装置20を洗浄し再生させ
る再生装置であり、構成は次のようになっている。41
は、すす吸着装置20のケーシング21の上部において
異なる方向に複数個設置してある洗浄液噴射ノズルであ
る。後述の揮発性洗浄液をフイルタ部23に噴射し、そ
こに全面的に付着したすすを洗浄するものである。42
は、ケーシング21の下部に1個又は複数個設けてある
ドレン排出口であり、すすと共に流れ落ちた洗浄液を回
収排出するものである。43は、前記ドレン排出口42
に連なる洗浄液貯槽、44は同貯槽に連なる洗浄液ポン
プである。配管45a,45b,45cによってこれら
を結ぶ閉回路が形成され、再生装置40が構成されてい
る。上記洗浄液貯槽43、洗浄液ポンプ44、及び配管
45a,45b,45cからなる部分は、通常時は、す
す吸着装置20に設けてある洗浄液噴射ノズル41とド
レン排出口42とから切り離された独立の装置として保
管され、再生のときに噴射ノズル41とドレン排出口4
2とに接続して使用する。なお、噴射ノズル41は固定
してあってもよいが、上下移動させると吸着部23にト
ラップしたすすをより確実に除去できる。噴射ノズルは
上下移動させる場合も複数個設けるのがよい。46は洗
浄液貯槽43の内部に設けられた金網またはプラスチッ
ク製のフィルタであり、回収された洗浄液に混入してい
るすすをここでトラップする。47はガソリン、ナフ
サ、灯油等をベースとした揮発性洗浄液、48は貯槽下
部に溜まった洗浄液47を吸い上げる吸上管であり、洗
浄液はここから吸い上げられ、洗浄液ポンプ44を経て
噴射ノズル41からすす吸着装置20内へ噴射される。
なお、設置スペースが十分ある場合は、再生装置40を
すす吸着装置20の付属品としてそれに一体化してあっ
てもよい。なお、排気浄化装置として、再生装置を設け
ない場合は、運転停止時にすす吸着装置を分解して、吸
着部で捕集したすすを液体洗浄剤で除去して再生し、再
び組み立てて使用してもよい。
【0028】上記洗浄液は蒸留性状として、約10〜4
0%(体積)留出量でかつ60℃以下のものが好まし
い。また引火抑制剤を用いることが望ましい。上記洗浄
液貯槽のフィルタに捕集されたすすは取り出して焼却炉
で燃焼しCO2 に変換する。フィルタを通過して槽内に
落下したすすは、約2〜3時間で下部に沈殿するので、
同様に取り出して焼却炉で燃焼しCO2 に変換する。
【0029】図4は、単気筒199ml燃焼機関にすす吸
着装置20と核凝縮装置30とを取り付け、すす吸着装
置入口排気温度を140℃に調節して、出力1.7k
W,3000rpm で運転した場合の試験結果図である。
すす吸着装置出口においてすす除去率が100%という
ことは、捕集したすすで通気小孔が閉塞したことを意味
する。この場合には、燃焼機関の背圧が著しく上昇し、
燃料消費も増加する。したがって、すす除去率を監視す
ることによって、すすの再生を実施するために燃焼機関
を停止する時期を決める目安とすることができる。試験
例において、燃焼機関を約50時間運転できたというこ
とは、核凝縮装置30の効果が高いことを示している。
【0030】本実施形態の排気浄化装置は、他の種類の
排気浄化装置(例えばEGR)と併用することができ
る。図5はEGR(Exhaust Gas Recirculation 排気再
循環装置) と併用した場合の系統図である。
【0031】図6は本発明の実施の第2形態に係る排気
浄化装置の断面図である。図において、1は燃焼機関、
2は同燃焼機関に連なる排気管、10は排気管2内の排
気温度を低減させる混合冷却用空気注入装置、30は排
気管2に連なる核凝縮装置である。以上の部分の構成は
第1実施形態と同じであり、作用効果も同じである。本
第2実施形態の装置が第1実施形態の装置と異なる点
は、すす吸着装置と再生装置に関する部分である。
【0032】50は排気管2に連なるすす吸着装置であ
る。51は同吸着装置のケーシング、52は同ケーシン
グの入口側の円錐形拡大部、53は中央の円筒部、54
は出口収縮部である。ケーシング51の円錐形拡大部5
2は排気流の流体損失を少なくするためのものである。
円筒部53の大部分を構成する55は電気的絶縁物であ
る。56は円筒部の外側に設けてある直流電源、57は
同電源の負極に連なる約60〜500メッシュの帯電用
金網部、58は同電源の正極に連なる約60〜500メ
ッシュの金網等からなる吸着部である。帯電用金網部と
吸着部とは、円筒部の中に交互に複数個設けてある。最
も上流には帯電用金網部が、最も下流には吸着部が設け
てある。排気管2から排出された電気的中性のすす59
aは、排気と共に移動し、帯電用金網部57を通過する
と負帯電すす59bとなる。同負帯電すすは吸着部58
を通過しようとする時、クーロン力によって同吸着部に
捕集される。すすが吸着除去され浄化された排気は、出
口収縮部54から大気中へ排出される。
【0033】60はすす吸着装置内に捕集されたすすを
除去する再生装置であり、通常時にはすす吸着装置から
離して保管されている別置きの装置である。再生装置
は、洗浄液ポンプ61、洗浄液貯槽62、洗浄ノズル6
3、及びこれらを連結するフレキシブルパイプ64から
なっている。金網に捕集されたすすを除去する場合は、
燃焼機関1を停止し、排気の流れを止める。すす吸着装
置50の下部に設けてあるドレン排出口65に再生装置
60の洗浄液貯槽に連なるパイプを接続し、洗浄ノズル
63からのスプレ66を手動で移動させて金網57、5
8に吹きつけ、捕集されたたすすを掃除し装置を再生す
る。除去されたすすは洗浄液と共にドレン排出口から排
出され、洗浄液貯槽62に入り、ここで下方に沈澱す
る。洗浄液は第1実施形態と同様な揮発性洗浄液を用い
る。本実施形態は、第1実施形態の装置に比して、構造
が簡単であるという特徴がある。
【0034】図7は本発明の実施の第3形態に係る排気
浄化装置の断面図である。図において、1は燃焼機関、
2は同燃焼機関に連なる排気管である。この排気管に
は、送風機又は圧縮機を備えた空気注入装置の代わり
に、エジェクタ3が備えてあり、排気ガスの噴出を利用
して負圧を発生させ低温の外気を引き込むようになって
いる。これによって排気管内のガス温度を下げる。30
は排気管2に連なる核凝縮装置であり、第1、第2実施
形態のものと同じである。本第3実施形態の装置が第
1、第2実施形態の装置と異なる点は、すす吸着装置に
関する部分である。
【0035】70は排気管2に連なるすす吸着装置であ
る。71は同吸着装置のケーシングである。このケーシ
ングはL字形になっており、ガス入口部が水平であり、
ガス排出部が鉛直で上向きに開口している。ガス排出部
の直下部に洗浄液貯槽72が取り付けてある。73はケ
ーシングの外側に設けてある直流電源、74はケーシン
グのガス入口部においてケーシングに電気絶縁して取り
付けてあり、上記電源の負極に連なる約60〜500メ
ッシュの帯電用金網部、75はケーシングのガス排出部
においてケーシングに電気絶縁して取り付けてある吸着
部であり、上記電源の正極に連なるアルミニウム又はス
テンレス鋼の金属板である。この金属板は排気流れに対
して平行に設けてある。
【0036】排気管2から排出された電気的中性のすす
は、排気と共に移動し、帯電用金網部74を通過すると
負帯電すすとなる。同負帯電すすは金属板からなる吸着
部75の間を通過しようとする時、クーロン力によって
同金属板に捕集される。すすが吸着除去され浄化された
排気は、出口開口部から上向きに大気中へ排出される。
【0037】76は洗浄液貯槽72に配管77を介して
連なる洗浄液ポンプ、78は同ポンプにフレキシブルホ
ース79を介して連なる手動用の洗浄ノズルである。配
管77は洗浄液貯槽72に対して着脱可能である。洗浄
液貯槽72、配管77、洗浄液ポンプ76、フレキシブ
ルホース79、及び洗浄ノズル78によって再生装置が
構成されている。この装置の作用効果は第2実施形態の
再生装置と同じである。本実施形態の装置は、全体をコ
ンパクトにまとめ得るという特徴がある。
【0038】上記各実施形態に共通することであるが、
混合冷却用空気注入装置10或いはエジェクタ3の代わ
りに、図6に示した水添加装置80を設けてもよい。こ
れは、貯水槽81を設け、水ポンプ82と配管とを用い
て排気管2に少量の水を添加して、燃焼機関からの排気
温度を低下させるものである。
【0039】以上詳述したように、各実施形態の排気浄
化装置は、すす吸着装置において排気ガスが帯電用金網
部を通過する際にガス中の電気的に中性のすすを負帯電
すすにして、これを吸着部においてクーロンの法則によ
り捕集するものである。また核凝縮装置において水蒸気
を凝縮させる際にすすや有害ガスを除去すると共に、燃
焼機関の背圧上昇を抑制しすす再生の時間間隔が延長さ
れる。さらに再生装置によって、すす吸着装置の性能を
容易に回復させることができる。なお、上記各実施形態
におけるそれぞれの構成部分によって、上に説明した実
施形態とは異なる組み合わせの装置を作ってもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明の排気浄化装置は、燃焼機関の排
気管に連なり電気的にすすを吸着するすす吸着装置と、
すす吸着装置に吸着したすすを洗浄除去しその吸着能力
を回復させる再生装置と、燃焼機関の排気管に連なりす
すを核とする排気ガスの凝縮液化によってすすや有害排
気ガスを除去すると共に上記すす吸着装置の寿命を延長
する核凝縮装置とからなっているので、燃焼機関から排
出される排気ガスから、すすや有害排気ガス等の燃焼生
成物を効果的に除去し、或いは濃度を低減させ、排気ガ
スを清浄化して大気中へ放出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る排気浄化装置の
断面図である。
【図2】上記実施形態におけるすす吸着装置内の帯電用
金網部の断面図である。
【図3】上記実施形態におけるすす吸着装置内の吸着部
の断面図である。
【図4】上記実施形態のすす吸着装置と核凝縮装置とを
適用した試験結果図である。
【図5】上記実施形態の装置にEGR(排気再循環装
置) を併用した場合の系統図である。
【図6】本発明の実施の第2形態に係る排気浄化装置の
断面図である。
【図7】本発明の実施の第3形態に係る排気浄化装置の
断面図である。
【図8】従来の排気浄化装置の第1の例の系統図であ
る。
【図9】従来の排気浄化装置の第2の例の系統図であ
る。
【符号の説明】
1 燃焼機関 2 排気管 3 エジェクタ 10 混合冷却用空気注入装置 11 送風機又は圧縮機 12 空気注入配管 13 空気 14 空気注入口 15 空冷用フィン 20 すす吸着装置 21 ケーシング 22 帯電用金網部 23 吸着部 24 直流電源 25 電気絶縁物 26 清浄排気出口管 27a 網状導電材 27b 導電性フェルト等 27c 網状導電材 27d アブソリュートフィルタ 30 核凝縮装置 31 排気ガス排出管 32 冷却管 33 空冷用フィン 34 水滴 35 配管出口部 36 水滴に内包されたすす 37 貯水槽 40 再生装置 41 洗浄液噴射ノズル 42 ドレン排出口 43 洗浄液貯槽 44 洗浄液ポンプ 45a 配管 45b 配管 45c 配管 46 フィルタ 47 揮発性洗浄液 48 吸上管 50 すす吸着装置 51 ケーシング 52 円錐形拡大部 53 円筒部 54 出口収縮部 55 電気絶縁物 56 直流電源 57 帯電用金網部 58 吸着部 59a 電気的中性のすす 59b 負帯電すす 60 再生装置 61 洗浄液ポンプ 62 洗浄液貯槽 63 洗浄ノズル 64 フレキシブルパイプ 65 ドレン排出口 66 スプレ 70 すす吸着装置 71 ケーシング 72 洗浄液貯槽 73 直流電源 74 帯電用金網部 75 金属板からなる吸着部 76 洗浄液ポンプ 77 配管 78 洗浄ノズル 79 フレキシブルホース 80 水添加装置 81 貯水槽 82 水ポンプ 100 燃焼機関からの排気 101 コロナ放電電極 102 イオン発生領域 103 正イオン 104 負イオン 105 電気的中性のすす 106 正に帯電したすす 107 負に帯電したすす 108 集じん電極 109 クリーンな排気 201 燃焼機関からの排気 202 セラミックスフィルタ 203 止栓 204 トラップすす 205 燃焼室 206 点火プラグ 207 空気取り入れ口 208 高温ガス噴射ノズル 209 クリーン燃料 210 空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B03C 3/47 B03C 3/60 3/60 3/78 3/78 F01N 3/08 C F01N 3/08 B01D 53/34 Z F23J 15/02 F23J 15/00 C 15/06 K Fターム(参考) 3G090 AA06 BA08 CB18 DB04 EA06 3G091 AA18 AB02 AB04 AB13 AB14 BA14 BA15 BA19 BA36 GB06W GB07W HA14 3K070 DA02 DA03 DA06 DA07 DA09 DA25 DA48 DA58 DA83 4D002 AA02 AA08 AA09 AA12 AA21 AA40 BA04 BA07 BA12 BA13 CA20 DA35 DA66 DA70 EA07 EA13 GA01 GB03 GB20 HA03 4D054 AA02 BA04 BB09 BB13 BC25 CA14 CA18 DA06 EA27

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼機関から排出される排気ガスから、
    すすや有害排気ガス等の燃焼生成物を除去し、或いは濃
    度を低減させ、排気ガスを清浄化して大気中へ放出する
    ための排気浄化装置において、上記燃焼機関の排気管に
    連なり電気的にすすを吸着するすす吸着装置と、同すす
    吸着装置に吸着したすすを洗浄除去しその吸着能力を回
    復させる再生装置と、上記燃焼機関の排気管に連なりす
    すを核とする排気ガスの凝縮液化によってすすや有害排
    気ガスを除去する核凝縮装置とからなり、上記すす吸着
    装置は、上記燃焼機関の排気管の末端に連なり同排気管
    より大径で排気排出方向に長いケーシングと、同ケーシ
    ングの外部に置かれた直流電源と、同ケーシングの中に
    排気流れにほぼ垂直に設置され上記直流電源の負極に接
    続された導電性材料からなる帯電用金網部と、同帯電用
    金網部の後流側において上記直流電源の正極に接続され
    た導電性材料からなる吸着部とからなり、上記帯電用金
    網部と吸着部との組を少なくとも1組以上備え、同帯電
    用金網部ですすを負帯電させ吸着部でそのすすを吸着し
    て排気ガス中のすすを除去するものであり、上記再生装
    置は、上記ケーシングの上部に設けられた洗浄液噴射ノ
    ズルと、同ケーシングの下部に設けられたドレン排出口
    と、同排出口に対して着脱可能な配管を介して連なる洗
    浄液貯槽と、同洗浄液貯槽に配管を介して連なる洗浄液
    ポンプと、同洗浄液ポンプに連なり上記ノズルに対し着
    脱可能な配管とからなり、燃焼機関停止時に洗浄液を循
    環させ上記すす吸着装置の能力を回復させるものであ
    り、上記核凝縮装置は、上記燃焼機関の排気管の中間部
    に連なり排気ガスの一部を排出する排気ガス排出管と、
    同排出管に連なる小径の冷却管と、同冷却管の外面に設
    けられた空冷用フィンとからなり、排気ガス中の水蒸気
    をすすを核として凝縮液化させて排気ガス中のすす及び
    有害排気ガスを除去するものであることを特徴とする排
    気浄化装置。
  2. 【請求項2】 上記すす吸着装置内の帯電用金網部は、
    60〜500メッシュの1枚以上10枚以下のステンレ
    ス鋼金網からなり、上記吸着部は、60〜500メッシ
    ュのステンレス鋼製金網帯電材又はポリマ織布にCu,
    Ag,もしくはNiを無電解または電解メッキした導電
    材1枚以上からなる部分と、炭素繊維などの導電性フェ
    ルト等からなる部分とを複合した構成からなり、排気流
    れにほぼ垂直に設置されていることを特徴とする請求項
    1に記載の排気浄化装置。
  3. 【請求項3】 上記帯電用金網部を60〜500メッシ
    ュの1枚以上10枚以下のステンレス鋼製金網帯電材で
    構成するとともに、上記吸着部の一部を60〜500メ
    ッシュのステンレス鋼製金網を用いて構成し、上記ステ
    ンレス鋼製金網帯電材とステンレス鋼製金網に、Pt,
    Pd,またはRhをメッキしたものを用い、その触媒作
    用によりCO,HCまたはNOX を低減することを特徴
    とする請求項1に記載の排気浄化装置。
  4. 【請求項4】 上記すす吸着装置内の帯電用金網部は、
    60〜500メッシュの1枚以上10枚以下のステンレ
    ス鋼金網帯電材からなり、上記吸着部は、直流電源の正
    極に接続された複数の金属板からなり、排気流れに平行
    に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の排
    気浄化装置。
  5. 【請求項5】 上記すす吸着装置の直流電源の電圧を、
    12〜600ボルトの範囲内とし、これによってオゾン
    の発生を抑制したことを特徴とする請求項1に記載の排
    気浄化装置。
  6. 【請求項6】 上記排気管の上流部に送風機、圧縮機、
    又はエジェクタにより、排気ガスに混合して冷却するた
    めの空気を系外から注入する混合冷却用空気注入装置を
    設け、上記排気管内の排気ガスを空冷する冷却用フィン
    を同排気管の外部に設け、上記すす吸着装置及び核凝縮
    装置の入口ガス温度を約150℃以下に低下させること
    を特徴とする請求項1に記載の排気浄化装置。
  7. 【請求項7】 上記すす吸着装置のケーシングに設けら
    れた再生装置の洗浄液噴射ノズルを廃止し、洗浄液ポン
    プに連なる配管をフレキシブルなものにすると共に、そ
    の先端に洗浄液噴射ノズルを取付け、同すす吸着装置の
    排気出口側から手動にてすすの洗浄を可能にしたことを
    特徴とする請求項1に記載の排気浄化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109026381A (zh) * 2018-07-29 2018-12-18 合肥市智信汽车科技有限公司 一种运输车辆颗粒清洗系统
CN110280391A (zh) * 2019-06-14 2019-09-27 珠海格力电器股份有限公司 防尘控制方法、装置、存储介质及壁挂炉控制器

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