JP2000064621A - 現場打ちコンクリート打設用ホッパー - Google Patents

現場打ちコンクリート打設用ホッパー

Info

Publication number
JP2000064621A
JP2000064621A JP10254696A JP25469698A JP2000064621A JP 2000064621 A JP2000064621 A JP 2000064621A JP 10254696 A JP10254696 A JP 10254696A JP 25469698 A JP25469698 A JP 25469698A JP 2000064621 A JP2000064621 A JP 2000064621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hopper
ready
main body
mixed concrete
concrete
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10254696A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimihiro Kato
仁寛 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10254696A priority Critical patent/JP2000064621A/ja
Publication of JP2000064621A publication Critical patent/JP2000064621A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生コンを必要な量だけ能率的に投入すること
のでき、生コンの表面の整地作業をなるべく少なく簡単
にすること。 【解決手段】 本体1は上端11、下端が開口し、この
下端には合成ごむ板14…が固着してある。中板2は本
体1内を上半部12と下半部13とに2つに区画し、本
体1の内外方向に摺動可能である。目盛3は、本体1の
上半部12の内壁面の中板2から上方に設けてある。ミ
キサー車から生コンCを本体1の上半部12内に投入す
る時、その量は目盛3により測定できる。生コンを上半
部12内に供給された後、中板2を取手21をもって引
出すと、この生コンCは本体1の下端から門型側溝5の
内部の底部に適性量だけ投入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に門型構造の自
由勾配側溝の開放底部に現場打ちコンクリート、いわゆ
る生コンを打設する時に使用する現場打ちコンクリート
打設用ホッパーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から側溝にはU字型のものが知られ
ているが、近年では図3に示すように、門型構造の自由
勾配側溝5が開発され、通常のU字型に代る側溝とし
て、さらには、深型側溝や傾斜した地盤用の勾配自在な
側溝として、あらゆる目的に使用できるようになって画
期的な側溝として注目されている。このような自由勾配
側溝(以下「門型側溝」という)5の構造は、図3のよ
うに、全体的に門型構造を有するもので、上面51とこ
の上面の両端部から垂下している側壁52(52a〜5
2dの総称)とからなるもので、この上面の中央部には
穴部53が開設してあり、この穴部の長手方向の内壁面
には蓋(図示せず)を載せるための段部54が形成して
あり、さらに、側壁52の両端面にはモルタル目地部5
5がある。なお、門型側溝5の大きさは、上面51の長
手方向の長さが2000mm、幅方向の長さは800m
m、穴部の長手方向の長さは1000mm、この穴部の
幅方向の長さが500mmのものである。また、側壁5
2の高さ(長さ)は、図3の右端に図示している側壁5
2aのように最短のもので300mm、逆に、高いもの
では左端に図示する側壁52dのように1600mmの
ものまで、色々と高さの異なる複数種のものがある。そ
して、門型側溝5の最大の効果を発揮するのは、一方向
に傾斜しているグランドレベルGLの場所に側溝を設置
する場合、このレベルの傾斜方向とは逆方向に傾斜した
底面を有する側溝が構築できるもので、これは従来の側
溝に比較して画期的なものである。
【0003】例えば側溝の底面が一定の勾配をもつよう
に門型側溝5を設置する場合は、先ず所定の場所に溝を
掘削し、この溝の底部に生コンCを所定の厚さ、例えば
50〜100mmの厚さに打設し、その後、図4に示す
ように、グランドレベルGLに対応して、それに適応す
る側壁52a〜52dの高さの異なる門型側溝5を一定
の順序により一列に設置する。そして、最終的には門型
側溝5の開放底部に、この側溝の上面51の穴部53か
ら生コンをミキサー車から直接打設し、この打設された
生コンCの表面Caが、所定の傾斜面(勾配)を有する
ように、かつ側壁52と一体化した状態で連続した滑か
な平坦面になるように整地してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにコ
ンクリートミキサー車から直接、門型側溝5の穴部53
を介してこの側溝内に生コンを投入し打設する従来方法
は、生コンの打設量は、各種の門型側溝5のそれぞれの
高さ、設置場所により、どの程度の量の生コンを打設す
べきかは計算上判っているとしても、現実にミキサー車
からどれだけ生コンが投入され供給されているのか全く
判らず、この供給量は単純に作業人の感に頼っている。
その結果、ある穴部53からは必要以上に投入したり、
逆に他の穴部からは少なく投入することがあり、そのた
め後で投入した生コンの余分なものを除去したり、逆に
追加したりしているのが実状であり、現在は生コンの投
入量の調整は技術的に不可能または極めて困難である。
前記したように、生コンCを投入した後で、最終的には
生コンCと側壁52の内面下端との連続化やこの生コン
の表面Caを所定の勾配に調整しながら整地することが
必要で、側溝が浅い個所では、当然それに対応して門型
側溝5の側壁52も短いもの52aが使用され、生コン
の供給量も少なく、作業人は穴部53から手を延ばして
底部の整地作業が可能であるが、側溝の深さが深い場所
には、それに対応した側壁の長いもの52dが設置して
あるため、このような場所では、門型側溝5の穴部53
から作業人がこの門型側溝内に潜り込み、底部の勾配各
を調整しながら整地している。このように、この整地作
業は穴部53を介して人手で行う他はなく、この作業は
極めて煩雑かつ困難であり、多くの人手と時間を要して
いるのが実状である。これは、従来のU字側溝のよう
に、その上面が開放されているものでは問題にならなか
ったが、門型側溝5の設置作業では、前記したように画
期的な効果を有する反面、大きな課題となっている。
【0005】そこで、本発明の目的は、必要なコンクリ
ート量だけ能率的に投入することができ、生コンの表面
の整地作業をなるべく少なく簡単にするための現場打ち
コンクリート打設用ホッパーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明に係る現場打ちコンクリート打設用ホッ
パーの第1の特徴は、ホッパー本体と中板および目盛と
からなり、上記ホッパー本体は上端および下端開口のボ
ックス状であり、上記中板は上記ホッパー本体内に設置
してあり、上記中板は上記ホッパー本体の内外方向に摺
動可能であり、上記ホッパー本体内を上下に区画かつ連
通させるものであり、上記目盛は上記ホッパー本体の内
面に上記中板から上方に設けてあるところにある。
【0007】本発明の第2の特徴は、上記本体の側面に
は搬送用の棒材が取付けてあり、さらに上記ホッパー本
体の下端開口には弾性片が取付けてあるところにある。
【0008】
【発明の実施の形態】図面に基づき本発明の実施の態様
を説明すると、本発明はボックス状のホッパー本体(以
下「本体」という)1と、この本体内に設置してある中
板2と、この本体1の内壁面に表示してある目盛3とか
ら構成されている。そこで、次に、この本体1、中板2
および目盛3のそれぞれの構造について説明する。
【0009】先ず、本体1の構造は上端11および下端
が開口しているもので、この本体の上半部12は平面四
角形のもので、下半部13はこの上半部から下端に向け
てテーパ状に収縮している逆台形状のもので、この下端
の周囲には弾性片、例えば合成ごむ板14…の上縁が固
着してあり、このごむ板の下端は自由端になっている。
【0010】また、中板2は前記したように本体1内に
設置してあり、この本体内を上半部12と下半部13と
に上下に2つに区画するものである。そして、中板2は
本体1の内外方向に摺動可能であり、そのための構成と
して、上半部12の内壁下端から棚部15が内方に突出
し、この棚部の上面に中板2の外周縁が摺動自在に載置
してある。さらに、中板2の外端面中央部には取手21
が取付けてあり、そのため、この中板2を本体1の内外
に向けて摺動させるのに便利である。勿論、中板2を本
体1から引出すと、この本体の上半部12と下半部13
とを連通させるものである。さらに、目盛3は、前記し
たように、本体1の上半部12の内壁面に表示してある
が、この目盛の位置は本体1に挿入されている中板2か
ら上方に設けてある。
【0011】さらに、本体1の下半部13の長手方向の
両側面の中央部には、搬送手段4が取付けてあるが、こ
の搬送手段の構成は、本体1の下半部13の側面に2つ
のパイプ41、41が水平方向に1列に並ぶようにねじ
止め、または溶着してあり、このパイプには棒材42、
42が挿入してある。パイプ41をねじにより本体1の
下半部13から着脱可能にすれば、格納する場合パイプ
を取外すことができ便利である。
【0012】次に、本発明の作業方法を説明する。
【0013】先ず、従来と同様に、門型側溝5を設置す
る所定の場所に側溝の底面が一定の勾配をもつように溝
を掘削し、この溝の底部に生コンCを所定の厚さに打設
し、そこにグランドレベルや底部の勾配に適応するよう
に、側壁52a〜52dの高さの異なる門型側溝5の中
から適応するものを選択し、一定の順序により一列に設
置する。そこで、図1に示すように、本体1のパイプ4
1に棒材42を挿入し、この棒材の両端を把持して搬送
し、本体1の下端を門型側溝5の上面51の穴部53の
上面から挿入し、図2に示すような状態に設置する。設
置されると、パイプ41は門型側溝5の穴部53の段部
54上に載置された状態になる。この時は、中板2は本
体1内に挿着してあるため、この本体の上半部12と下
半部13とは区画されている。そこで、図2に示すよう
にミキサー車から生コンCをガイド溝6を介してこの本
体1の上半部12内に投入する。この時、生コンCの打
設量は投入する門型側溝5の大きさ、場所などによって
相違するが、それぞれの門型側溝に対応するように、そ
の量は予め計算によって明白になっているので、この量
は目盛3により測定できる。生コンの適正な打設量だけ
本体1の上半部12内に供給された後、中板2を取手2
1をもって図2の状態から更に引出す。そのため、生コ
ンCは本体1の下端から門型側溝5の内部の底部の上面
に投入される。これが、図2に示す状態である。また、
生コンCを本体1の上半部12内に生コンを供給する場
合は、全量を一度に供給できない場合や、供給量が多過
ぎる場合や少な過ぎる場合もあるので、このような場合
は、目盛3により、2回または3回に分けて適性量に調
整しながら門型側溝5内に投入され供給される。
【0014】このように、生コンCの投入量が極めて適
性量に近いため、投入後にこの生コンの表面Caを平坦
面さらには所定の勾配に整地する作業は敏速容易にな
る。
【0015】そして、1つの門型側溝5に生コンを打設
した後で、隣接する門型側溝には棒材42を持って本体
1を移動させ、停車しているミキサー車のガイド溝6を
回転的に移動させて、前記した方法と同様にこの本体に
生コンを供給し、所定量を打設する。
【0016】また、門型側溝5の底部を適正な勾配の傾
斜面に整地するには、この門型側溝の側壁52の内壁面
の下端部に予め勾配レベル線を墨入れ(線引き)してあ
るが、生コンを投入した際にこの生コンが飛散し、この
レベル線を消してしまうことがある。そこで、本発明で
は、本体1の下端開口部周辺にごむ片14が取付けてあ
り、そのため、生コンを打設するとき生コンの飛散を防
止でき、その結果生コンの飛沫でこのレベル線を消して
しまうことを防止できる。勿論、ごむ片14により生コ
ンが門型側溝5の穴部53の周辺に付着することも防止
できる。
【0017】なお、前記実施例では中板2は水平に移動
させるものであるが、この中板は上方向に傾斜、例えば
45度の傾斜方向に持上げるように摺動させるようにす
れば、生コンの重量が重い場合でも、容易に摺動させ生
コンの打設が敏速に可能である。この場合、目盛3は当
然上半部12の容積の変化に対応しているものでなけれ
ばならない。
【0018】
【発明の効果】本発明によると、例えば門型側溝内に必
要なコンクリート量だけ能率的に穴部から投入すること
ができ、そのため、生コンの表面の整地作業を敏速簡単
に行うことができ、例えば従来では6〜7人の作業人に
よってコンクリート打設していたものが、この打設用ホ
ッパーを使用することにより3〜4人で行うことができ
る。また、棒材を取付けることにより、ホッパー本体の
搬送が容易であり、さらにホッパー本体の下端に弾性片
が取付けてあるため墨入れてある勾配レベル線を打設さ
れた際のコンクリートの飛沫で消してしまうことが防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】門型側溝の上に設置するときのホッパー本体を
示す斜視図である。
【図2】門型側溝の上にホッパー本体を設置しコンクリ
ートを打設している状態を示す断面図である。
【図3】側壁の高さの違う門型側溝を示す斜視図であ
る。
【図4】門型側溝内にコンクリートを打設し、このコン
クリートの表面を所定の勾配に整地した状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 ホッパー本体 11 上端 14 弾性片(合成ごむ片) 2 中板 3 目盛 42 棒材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパー本体と中板および目盛とからな
    り、 上記ホッパー本体は上端および下端開口のボックス状で
    あり、 上記中板は上記ホッパー本体内に設置してあり、 上記中板は上記ホッパー本体の内外方向に摺動可能であ
    り、上記ホッパー本体内を上下に区画かつ連通させるも
    のであり、 上記目盛は上記ホッパー本体の内面に上記中板から上方
    に設けてあることを特徴とする現場打ちコンクリート打
    設用ホッパー。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記本体の側面には
    搬送用の棒材が取付けてあり、さらに上記ホッパー本体
    の下端開口には弾性片が取付けてあることを特徴とする
    現場打ちコンクリート打設用ホッパー。
JP10254696A 1998-08-26 1998-08-26 現場打ちコンクリート打設用ホッパー Pending JP2000064621A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10254696A JP2000064621A (ja) 1998-08-26 1998-08-26 現場打ちコンクリート打設用ホッパー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10254696A JP2000064621A (ja) 1998-08-26 1998-08-26 現場打ちコンクリート打設用ホッパー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000064621A true JP2000064621A (ja) 2000-02-29

Family

ID=17268596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10254696A Pending JP2000064621A (ja) 1998-08-26 1998-08-26 現場打ちコンクリート打設用ホッパー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000064621A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102966243A (zh) * 2012-12-14 2013-03-13 惠希文 一种电动遥控混凝土料斗
CN108638313A (zh) * 2018-07-04 2018-10-12 嘉兴华泰特种混凝土制品有限公司 一种混凝土双t板车间浇灌系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102966243A (zh) * 2012-12-14 2013-03-13 惠希文 一种电动遥控混凝土料斗
CN102966243B (zh) * 2012-12-14 2014-12-03 惠希文 一种电动遥控混凝土料斗
CN108638313A (zh) * 2018-07-04 2018-10-12 嘉兴华泰特种混凝土制品有限公司 一种混凝土双t板车间浇灌系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN205607725U (zh) 携剪试验制样装置
CN108222473B (zh) 一种建筑用地面水泥行进自动铺制设备
JP2021195758A (ja) レベリング材の施工方法及びレベリング材攪拌槽
US5125814A (en) Brick laying tools
CN106223960B (zh) 高铁长大隧道仰拱整体移动模架施工工法
US2809414A (en) Form for concrete curb openings
JP2000064621A (ja) 現場打ちコンクリート打設用ホッパー
JPH09124099A (ja) 流動体搬送バケット
JP7381074B2 (ja) 軌道工事向けの現場練り製造ユニット、およびこの現場練り製造ユニットを用いた軌道工事方法
CN215619053U (zh) 一种建筑工程用水泥搅拌装置
US20050031414A1 (en) Method and device for filling a cavity with mortar
JPH0718861A (ja) 床コンクリート打設・均し装置
CN105699154A (zh) 携剪试验制样装置以及制样方法
JP3341079B2 (ja) コンクリート打設用ホッパー
JP2000045522A (ja) 壁体天端用コンクリート打設器
KR101429063B1 (ko) 덮개 거푸집 설치 기능의 콘크리트 이동타설장치 및 이를 이용한 구배존재 부분의 콘크리트 타설방법
US20200181877A1 (en) Slurry Sled for Filling Trench Holes
US2750789A (en) Trowel and hopper
CN213204882U (zh) 一种高流动性砂浆地面找平装置
CN216474386U (zh) 水泥自动摊铺设备
GB2170730A (en) Apparatus for mixing bulk materials
CN214091042U (zh) 钢混组合梁表面铺设机构
CN207392759U (zh) 一种溜槽
JPH0329388Y2 (ja)
JPH0748933A (ja) モルタル施工具