JP2000064594A - 仮設足場枠 - Google Patents
仮設足場枠Info
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- JP2000064594A JP2000064594A JP10257497A JP25749798A JP2000064594A JP 2000064594 A JP2000064594 A JP 2000064594A JP 10257497 A JP10257497 A JP 10257497A JP 25749798 A JP25749798 A JP 25749798A JP 2000064594 A JP2000064594 A JP 2000064594A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、狭い搬入口であっても搬入するこ
とができるとともに組み立ても簡単に行え、更に、構築
した仮設足場にがたつきを生じさせない仮設足場枠を提
供する。 【解決手段】 本発明の仮設足場枠1は、対向した垂直
な脚柱2a、2bの上端部間を足場板を架設させる水平連結
杆3により連結して門型形状に形成されてなる仮設足場
枠において、上記水平連結杆3を前側杆部3aと後側杆部
3bとに二分割しているとともに、これら前後杆部3a、3b
を突き合わせて互いに屈折可能に連結することにより前
後脚柱2a、2bを互いに開閉自在に連設してあり、更に、
突き合わせ状態を保持するための固定金具7を設けてい
るので、二つ折りのコンパクトな状態とすることがで
き、狭い搬入口であっても円滑且つ確実にその搬入口を
通じて搬入することができる。
とができるとともに組み立ても簡単に行え、更に、構築
した仮設足場にがたつきを生じさせない仮設足場枠を提
供する。 【解決手段】 本発明の仮設足場枠1は、対向した垂直
な脚柱2a、2bの上端部間を足場板を架設させる水平連結
杆3により連結して門型形状に形成されてなる仮設足場
枠において、上記水平連結杆3を前側杆部3aと後側杆部
3bとに二分割しているとともに、これら前後杆部3a、3b
を突き合わせて互いに屈折可能に連結することにより前
後脚柱2a、2bを互いに開閉自在に連設してあり、更に、
突き合わせ状態を保持するための固定金具7を設けてい
るので、二つ折りのコンパクトな状態とすることがで
き、狭い搬入口であっても円滑且つ確実にその搬入口を
通じて搬入することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、火力発電
所の炉内壁面の点検、補修を行う場合や多層階建築物を
構築又は補修する際に使用される仮設足場を構築するの
に用いられる仮設足場枠に関する。
所の炉内壁面の点検、補修を行う場合や多層階建築物を
構築又は補修する際に使用される仮設足場を構築するの
に用いられる仮設足場枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、火力発電所の炉内壁面の点
検、補修を行う場合には、炉内壁面に沿って仮設足場を
構築し、該仮設足場を利用して炉内壁面の高所部分を点
検、補修している。
検、補修を行う場合には、炉内壁面に沿って仮設足場を
構築し、該仮設足場を利用して炉内壁面の高所部分を点
検、補修している。
【0003】一方、火力発電所の炉内への搬入口は狭い
ことが多く、上記仮設足場を構築するための仮設足場枠
を組み立てた状態で炉内に搬入することができず、通
常、仮設足場枠はその前後脚柱及び水平連結杆等を個別
に分解した状態にして炉内に搬入され、炉内に搬入され
た後、ボルトやナットを用いて前後脚柱や水平連結杆等
を互いに連結することにより仮設足場枠に組み立てて使
用していた。
ことが多く、上記仮設足場を構築するための仮設足場枠
を組み立てた状態で炉内に搬入することができず、通
常、仮設足場枠はその前後脚柱及び水平連結杆等を個別
に分解した状態にして炉内に搬入され、炉内に搬入され
た後、ボルトやナットを用いて前後脚柱や水平連結杆等
を互いに連結することにより仮設足場枠に組み立てて使
用していた。
【0004】しかしながら、上記仮設足場枠は上記の如
くボルトやナットを用いて組み立ててられた上で使用さ
れるものであるから、上記ボルトやナットを用いて接合
した接合部分は強度的に弱く、仮設足場上を歩行する等
して仮設足場に荷重が加わった場合、上記仮設足場がそ
の接合部分でガタを生じ不安定であるといった問題点
や、仮設足場枠の組み立てをボルトやナットを用いて行
っていることから、その組み立て、分解に手間が掛か
り、作業効率が低下するといった問題点もあった。
くボルトやナットを用いて組み立ててられた上で使用さ
れるものであるから、上記ボルトやナットを用いて接合
した接合部分は強度的に弱く、仮設足場上を歩行する等
して仮設足場に荷重が加わった場合、上記仮設足場がそ
の接合部分でガタを生じ不安定であるといった問題点
や、仮設足場枠の組み立てをボルトやナットを用いて行
っていることから、その組み立て、分解に手間が掛か
り、作業効率が低下するといった問題点もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、火力発電所
の炉内への搬入口のように狭い搬入口であっても簡単且
つ確実に搬入することができるとともに組み立ても簡単
に行うことができ、更に、構築した仮設足場にがたつき
を生じさせない仮設足場枠を提供する。
の炉内への搬入口のように狭い搬入口であっても簡単且
つ確実に搬入することができるとともに組み立ても簡単
に行うことができ、更に、構築した仮設足場にがたつき
を生じさせない仮設足場枠を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の仮設足
場枠は、前後に一定間隔を存して対向した垂直な脚柱の
上端部間を足場板を架設させる水平連結杆により連結し
て門型形状に形成されてなる仮設足場枠において、上記
水平連結杆を前側脚柱と一体の前側杆部と後側脚柱と一
体の後側杆部とに二分割しているとともに、これら前後
杆部を突き合わせて互いに屈折可能に連結することによ
り前後脚柱を互いに開閉自在に連設してあり、更に、突
き合わせた対向端部間に突き合わせ状態を保持するため
の固定金具を設けていることを特徴とする。
場枠は、前後に一定間隔を存して対向した垂直な脚柱の
上端部間を足場板を架設させる水平連結杆により連結し
て門型形状に形成されてなる仮設足場枠において、上記
水平連結杆を前側脚柱と一体の前側杆部と後側脚柱と一
体の後側杆部とに二分割しているとともに、これら前後
杆部を突き合わせて互いに屈折可能に連結することによ
り前後脚柱を互いに開閉自在に連設してあり、更に、突
き合わせた対向端部間に突き合わせ状態を保持するため
の固定金具を設けていることを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の仮設足場枠は、請求項1
に記載の仮設足場枠において、前側杆部と後側杆部との
下方に、前側脚柱と一体の前側補助杆部と後側脚柱と一
体の後側補助杆部とを夫々配設し、上記前後補助杆部の
対向端面及び上記前後杆部の対向端面を一つの蝶番によ
って屈折可能に連結していることを特徴とする。
に記載の仮設足場枠において、前側杆部と後側杆部との
下方に、前側脚柱と一体の前側補助杆部と後側脚柱と一
体の後側補助杆部とを夫々配設し、上記前後補助杆部の
対向端面及び上記前後杆部の対向端面を一つの蝶番によ
って屈折可能に連結していることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の仮設足場枠は、請求項1
又は請求項2に記載の仮設足場枠において、固定金具は
前後に小間隔を存して対向した弾性挟持片を有する平面
コ字状に屈曲した板状体からなり、これらの前後弾性挟
持片間に蝶番の前後蝶番片を閉じた状態で挿嵌して前後
脚柱を展開状態に固定するように構成していることを特
徴とする。
又は請求項2に記載の仮設足場枠において、固定金具は
前後に小間隔を存して対向した弾性挟持片を有する平面
コ字状に屈曲した板状体からなり、これらの前後弾性挟
持片間に蝶番の前後蝶番片を閉じた状態で挿嵌して前後
脚柱を展開状態に固定するように構成していることを特
徴とする。
【0009】
【作用】本発明の仮設足場枠を、例えば、火力発電所の
炉内において使用する場合に際して、先ず、上記仮設足
場枠の水平連結杆をその中央、即ち、前側杆部と後側杆
部との突き合わせ連結部分から屈折させて、前側脚柱と
後側脚柱とを互いに重ね合わせた状態に二つ折りしコン
パクトな状態とする。
炉内において使用する場合に際して、先ず、上記仮設足
場枠の水平連結杆をその中央、即ち、前側杆部と後側杆
部との突き合わせ連結部分から屈折させて、前側脚柱と
後側脚柱とを互いに重ね合わせた状態に二つ折りしコン
パクトな状態とする。
【0010】しかる後、上記仮設足場枠の折畳み状態を
保持しつつ、火力発電所の炉内への搬入口を通じて上記
仮設足場枠を炉内に搬入する。次に、上記重ね合わされ
た前後脚柱を左右方向に展開し、上記前後脚柱の夫々に
一体の前後杆部をそれら対向端部において突き合わせ状
態とした上で、該突き合わせ部分を固定金具によって保
持し、仮設足場枠を展開状態で固定する。
保持しつつ、火力発電所の炉内への搬入口を通じて上記
仮設足場枠を炉内に搬入する。次に、上記重ね合わされ
た前後脚柱を左右方向に展開し、上記前後脚柱の夫々に
一体の前後杆部をそれら対向端部において突き合わせ状
態とした上で、該突き合わせ部分を固定金具によって保
持し、仮設足場枠を展開状態で固定する。
【0011】そして、上記の要領で展開状態とした複数
の仮設足場枠を炉内壁面に沿って左右方向に一定間隔毎
に配設し、隣接する仮設足場枠の水平連結杆間に足場板
を架設して仮設足場を構築する。
の仮設足場枠を炉内壁面に沿って左右方向に一定間隔毎
に配設し、隣接する仮設足場枠の水平連結杆間に足場板
を架設して仮設足場を構築する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の仮設足場枠の一例を図面
を参照しつつ説明する。仮設足場枠1は、図1及び図3
に示したように、前後に一定間隔を存して対向した同一
長さを有する一対の垂直な前後脚柱2a、2bと、該前後脚
柱2a、2bの上端部間を連結した一定長さの水平連結杆3
とから側面門型形状に形成されてあり、更に、水平連結
杆3はその長さ方向の中央部を切断されて前側脚柱2aと
一体の前側杆部3aと、後側脚柱2bと一体の後側杆部3bと
に二分割され、この分割した前後杆部3a、3bを突き合わ
せて屈折可能に連結するとともに、この突き合わせ連結
部に前後脚柱2a、2b同士が展開状態を保持するように固
定するための固定金具4を配設している。
を参照しつつ説明する。仮設足場枠1は、図1及び図3
に示したように、前後に一定間隔を存して対向した同一
長さを有する一対の垂直な前後脚柱2a、2bと、該前後脚
柱2a、2bの上端部間を連結した一定長さの水平連結杆3
とから側面門型形状に形成されてあり、更に、水平連結
杆3はその長さ方向の中央部を切断されて前側脚柱2aと
一体の前側杆部3aと、後側脚柱2bと一体の後側杆部3bと
に二分割され、この分割した前後杆部3a、3bを突き合わ
せて屈折可能に連結するとともに、この突き合わせ連結
部に前後脚柱2a、2b同士が展開状態を保持するように固
定するための固定金具4を配設している。
【0013】上記前後脚柱2a、2bは共に同一形状に形成
されており、具体的には、一定長さを有する管体から形
成され、その開口下端部を受け口21a 、21b に形成して
いるとともに、その上端部には別の仮設足場枠1の脚柱
2a、2bの受け口21a 、21b に挿嵌可能な円柱状の突軸体
22a 、22b を固着している。
されており、具体的には、一定長さを有する管体から形
成され、その開口下端部を受け口21a 、21b に形成して
いるとともに、その上端部には別の仮設足場枠1の脚柱
2a、2bの受け口21a 、21b に挿嵌可能な円柱状の突軸体
22a 、22b を固着している。
【0014】そして、上記前後脚柱2a、2bの対向面上下
部の夫々にはブレース係止部23a 、23a 、23b 、23b が
突設されており、隣接する仮設足場枠1のブレース係止
部23a 、23a 、23b 、23b との間にX字状にブレースを
架設可能に構成されている。
部の夫々にはブレース係止部23a 、23a 、23b 、23b が
突設されており、隣接する仮設足場枠1のブレース係止
部23a 、23a 、23b 、23b との間にX字状にブレースを
架設可能に構成されている。
【0015】上記前後杆部3a、3bの突き合わせ端面間を
屈折可能に連結する手段としては、図2に示したよう
に、蝶番4が用いられ、互いに枢軸4cによって開閉自在
な前後蝶番片4a、4bを前後杆部3a、3bの対向端面に夫々
固着してなるものである。
屈折可能に連結する手段としては、図2に示したよう
に、蝶番4が用いられ、互いに枢軸4cによって開閉自在
な前後蝶番片4a、4bを前後杆部3a、3bの対向端面に夫々
固着してなるものである。
【0016】詳しくは、上記前後杆部3a、3bの突き合わ
せた対向端面の夫々は蝶番4の正面縦長長方形状の前後
蝶番片4a、4bの上半部外面に固着されており、前後蝶番
片4a、4bを閉じた状態では上記前後杆部3a、3bは一直線
状となるように構成されている。
せた対向端面の夫々は蝶番4の正面縦長長方形状の前後
蝶番片4a、4bの上半部外面に固着されており、前後蝶番
片4a、4bを閉じた状態では上記前後杆部3a、3bは一直線
状となるように構成されている。
【0017】なお、上記蝶番4の前側蝶番片4aの対向内
面の上下部には、該前後蝶番片4a、4bを閉じた際に前後
蝶番片4a、4bが平行状態となるように、前後蝶番片4a、
4b内面間に介装される短筒状体41a 、41a が突設されて
いる。
面の上下部には、該前後蝶番片4a、4bを閉じた際に前後
蝶番片4a、4bが平行状態となるように、前後蝶番片4a、
4b内面間に介装される短筒状体41a 、41a が突設されて
いる。
【0018】更に、上記前側脚柱2aと上記前側杆部3aと
の連結部分の連結強度を補強するために、上記前側脚柱
2aの後面下端部と上記前側杆部3aの前側下面とをJ字状
の前側補強杆部5aによって連結している。同様に、上記
後側脚柱2bと上記後側杆部3bとの連結部分もその連結強
度を補強するために、上記後側脚柱2bの前面下端部と上
記後側杆部3bの後側下面とをJ字状の後側補強杆部5bに
よって連結している。
の連結部分の連結強度を補強するために、上記前側脚柱
2aの後面下端部と上記前側杆部3aの前側下面とをJ字状
の前側補強杆部5aによって連結している。同様に、上記
後側脚柱2bと上記後側杆部3bとの連結部分もその連結強
度を補強するために、上記後側脚柱2bの前面下端部と上
記後側杆部3bの後側下面とをJ字状の後側補強杆部5bに
よって連結している。
【0019】又、上記前側杆部3aの下方における上記前
側補強杆部5aの上端部後面と上記蝶番4の前側蝶番片4a
の外面下半部との間には上記前側杆部3aに平行した前側
補助杆部6aが配設されてあり、前側補助杆部6aの前後端
面を上記前側補強杆部5aと上記蝶番4の前側蝶番片4aの
外面下半部に夫々固着させることによって、上記前側補
助杆部6aを上記前側補強杆部5aを介して上記前側脚柱2a
と一体化させている。
側補強杆部5aの上端部後面と上記蝶番4の前側蝶番片4a
の外面下半部との間には上記前側杆部3aに平行した前側
補助杆部6aが配設されてあり、前側補助杆部6aの前後端
面を上記前側補強杆部5aと上記蝶番4の前側蝶番片4aの
外面下半部に夫々固着させることによって、上記前側補
助杆部6aを上記前側補強杆部5aを介して上記前側脚柱2a
と一体化させている。
【0020】同様に、上記後側杆部3bの下方における上
記後側補強杆部5bの上端部前面と上記蝶番4の後側蝶番
片4bの外面下半部との間には上記後側杆部3bに平行した
後側補助杆部6bが配設されてあり、後側補助杆部6bの前
後端面を上記後側補強杆部5bと上記蝶番4の後側蝶番片
4bの外面下半部に夫々固着させることによって、上記後
側補助杆部6bを上記後側補強杆部5bを介して上記後側脚
柱2bと一体化させている。
記後側補強杆部5bの上端部前面と上記蝶番4の後側蝶番
片4bの外面下半部との間には上記後側杆部3bに平行した
後側補助杆部6bが配設されてあり、後側補助杆部6bの前
後端面を上記後側補強杆部5bと上記蝶番4の後側蝶番片
4bの外面下半部に夫々固着させることによって、上記後
側補助杆部6bを上記後側補強杆部5bを介して上記後側脚
柱2bと一体化させている。
【0021】そして、上記蝶番4の前後蝶番片4a、4bを
閉じた状態では上記前後補助杆部6a、6bは同一直線状と
なるように構成されている。
閉じた状態では上記前後補助杆部6a、6bは同一直線状と
なるように構成されている。
【0022】更に、上記蝶番4には、該蝶番4の前後蝶
番片4a、4bの閉止状態を保持するための固定金具7が配
設されている。該固定金具7は横長長方形状の金属製板
状体の一半部を平面コ字状に屈曲することによって前後
方向に小間隔を存して対向した前後弾性挟持片7a、7bを
形成しているとともに、これらの前後弾性挟持片7a、7b
の先端部を互いに相反する方向に屈曲させて被嵌殴打部
7cと解除殴打部7dとに夫々形成している。
番片4a、4bの閉止状態を保持するための固定金具7が配
設されている。該固定金具7は横長長方形状の金属製板
状体の一半部を平面コ字状に屈曲することによって前後
方向に小間隔を存して対向した前後弾性挟持片7a、7bを
形成しているとともに、これらの前後弾性挟持片7a、7b
の先端部を互いに相反する方向に屈曲させて被嵌殴打部
7cと解除殴打部7dとに夫々形成している。
【0023】又、上記蝶番4の後側蝶板片4bの外面中央
部に一定高さの突軸41b を突設している一方、上記固定
金具7における長い方の後側弾性挟持片7bに前後方向に
貫通し且つ該後側弾性挟持片7bの長さ方向に長い水平長
孔7eを貫設し、この長孔7eに上記突軸41b を挿通させ
て、この突軸41b により固定金具7を後側蝶番片4bの外
面に沿って該後側蝶番片4bの幅方向に摺動、変位可能且
つ不抜状態に支持させてある。
部に一定高さの突軸41b を突設している一方、上記固定
金具7における長い方の後側弾性挟持片7bに前後方向に
貫通し且つ該後側弾性挟持片7bの長さ方向に長い水平長
孔7eを貫設し、この長孔7eに上記突軸41b を挿通させ
て、この突軸41b により固定金具7を後側蝶番片4bの外
面に沿って該後側蝶番片4bの幅方向に摺動、変位可能且
つ不抜状態に支持させてある。
【0024】そして、上記固定金具7をその長孔7eの他
側内周面が上記後側蝶番片4bの突軸41b に当接するまで
引き出した状態では、後側弾性挟持片7bよりも短い前側
弾性挟持片7aの先端は上記前側蝶番片4aの先端縁の外側
方に位置するように構成されており、上記固定金具7の
前後蝶番片4a、4bを閉じる際、該前側蝶番片4aが上記固
定金具7の前側弾性挟持片7aに衝突するといった不測の
事態は生じないように構成されている。
側内周面が上記後側蝶番片4bの突軸41b に当接するまで
引き出した状態では、後側弾性挟持片7bよりも短い前側
弾性挟持片7aの先端は上記前側蝶番片4aの先端縁の外側
方に位置するように構成されており、上記固定金具7の
前後蝶番片4a、4bを閉じる際、該前側蝶番片4aが上記固
定金具7の前側弾性挟持片7aに衝突するといった不測の
事態は生じないように構成されている。
【0025】又、上記固定金具7の前後弾性挟持片7a、
7bの先端部対向内面間距離は、上記蝶番4の前後蝶番片
4a、4bを閉じた状態における該前後蝶番片4a、4bの外面
間距離よりも狭く形成されており、上記固定金具7の前
後弾性挟持片7a、7b間に該前後弾性挟持片7a、7bを外側
方に弾性変形させつつ、閉じた状態の上記前後蝶番片4
a、4bを挿嵌し、上記前後弾性挟持片7a、7bの対向内面
によって弾性的に挟持するとともに上記前側弾性挟持片
7aの先端内面に突設している突起10を上記前側蝶番片4a
の外側面に凹設した凹部11に係合させることによって、
上記前後蝶番片4a、4bの上記固定金具7の前後弾性挟持
片7A、7b間への挿嵌状態を確実に保持し、上記蝶番4を
閉じた状態、即ち、上記前後脚柱2a、2bを展開状態とし
た状態に強固且つ確実に保持できるように構成してい
る。
7bの先端部対向内面間距離は、上記蝶番4の前後蝶番片
4a、4bを閉じた状態における該前後蝶番片4a、4bの外面
間距離よりも狭く形成されており、上記固定金具7の前
後弾性挟持片7a、7b間に該前後弾性挟持片7a、7bを外側
方に弾性変形させつつ、閉じた状態の上記前後蝶番片4
a、4bを挿嵌し、上記前後弾性挟持片7a、7bの対向内面
によって弾性的に挟持するとともに上記前側弾性挟持片
7aの先端内面に突設している突起10を上記前側蝶番片4a
の外側面に凹設した凹部11に係合させることによって、
上記前後蝶番片4a、4bの上記固定金具7の前後弾性挟持
片7A、7b間への挿嵌状態を確実に保持し、上記蝶番4を
閉じた状態、即ち、上記前後脚柱2a、2bを展開状態とし
た状態に強固且つ確実に保持できるように構成してい
る。
【0026】次に上記仮設足場枠1の使用方法について
説明する。先ず、上記仮設足場枠1の固定金具7をその
長孔7eの他側内周面が上記蝶番4の突軸41b に当接する
まで引き出して、この固定金具7による前後蝶番片4a、
4bの挟着を解き、上記仮設足場枠1の水平連結杆3が上
記蝶番4を中心として屈折可能な状態にする。
説明する。先ず、上記仮設足場枠1の固定金具7をその
長孔7eの他側内周面が上記蝶番4の突軸41b に当接する
まで引き出して、この固定金具7による前後蝶番片4a、
4bの挟着を解き、上記仮設足場枠1の水平連結杆3が上
記蝶番4を中心として屈折可能な状態にする。
【0027】しかる後、上記前後脚柱2a、2bをこれらの
前後脚柱2a、2b側に固着している前後杆部3a、3bととも
に上記蝶番4を介して二つ折りして互いに重ね合わせる
ことによりコンパクトな状態とする(図3(a)参
照)。
前後脚柱2a、2b側に固着している前後杆部3a、3bととも
に上記蝶番4を介して二つ折りして互いに重ね合わせる
ことによりコンパクトな状態とする(図3(a)参
照)。
【0028】このように折り畳んだ仮設足場枠1を搬入
口を通じて上記仮設足場枠1の使用場所まで搬入する。
上記の如く、上記仮設足場枠1は、二つ折りに折り畳ま
れてコンパクトな状態とされているので、火力発電所の
炉内への搬入口のように狭い搬入口であっても円滑且つ
確実に炉内に搬入することができる。
口を通じて上記仮設足場枠1の使用場所まで搬入する。
上記の如く、上記仮設足場枠1は、二つ折りに折り畳ま
れてコンパクトな状態とされているので、火力発電所の
炉内への搬入口のように狭い搬入口であっても円滑且つ
確実に炉内に搬入することができる。
【0029】次に、搬入口から搬入した仮設足場枠1の
前後脚柱2a、2bを展開させると、屈折していた上記前後
杆部3a、3b及び前後補助杆部6a、6bが一本の棒状形態と
なって、これら前後杆部3a、3b、前後補助杆部6a、6bの
突き合わせ端面に固着している前後蝶番片4a、4bが閉止
する。
前後脚柱2a、2bを展開させると、屈折していた上記前後
杆部3a、3b及び前後補助杆部6a、6bが一本の棒状形態と
なって、これら前後杆部3a、3b、前後補助杆部6a、6bの
突き合わせ端面に固着している前後蝶番片4a、4bが閉止
する。
【0030】しかる後、上記蝶番4の後側蝶番片4bの外
面に配設された固定金具7の被嵌殴打部7cを金槌等の工
具を用いて殴打し、上記固定金具7を上記後側蝶番片4b
外面に沿って摺動、変位させて、上記蝶番4の前後弾性
挟持片7a、7b間に上記閉じた状態の蝶番4の前後蝶番片
4a、4bを挿嵌させるとともに、上記固定金具7の前側弾
性挟持片7aの先端内面に突設させた突起10を上記前側蝶
番片4aの外側面に凹設した凹部11に嵌合させて、上記仮
設足場枠1を展開状態に固定する(図3(b)参照)。
面に配設された固定金具7の被嵌殴打部7cを金槌等の工
具を用いて殴打し、上記固定金具7を上記後側蝶番片4b
外面に沿って摺動、変位させて、上記蝶番4の前後弾性
挟持片7a、7b間に上記閉じた状態の蝶番4の前後蝶番片
4a、4bを挿嵌させるとともに、上記固定金具7の前側弾
性挟持片7aの先端内面に突設させた突起10を上記前側蝶
番片4aの外側面に凹設した凹部11に嵌合させて、上記仮
設足場枠1を展開状態に固定する(図3(b)参照)。
【0031】上記の如くして固定金具7により展開状態
に保持された仮設足場枠1を、図4に示したように、壁
面に沿って左右方向に一定間隔毎に配設し、隣接する仮
設足場枠1、1の水平連結杆3、3間に足場板Bを架設
するともに、隣接する仮設足場枠1、1のブレース係止
部23a 、23b ・・・間にX字状にブレースを架設させる
ことによって仮設足場Aを構築する。又、上記仮設足場
枠1の前後脚柱2a、2bの脚柱支持部22a 、22b に別の仮
設足場枠1の下端開口部21a 、21a を被嵌させることに
よって、複数階からなる仮設足場Aとしてもよい。
に保持された仮設足場枠1を、図4に示したように、壁
面に沿って左右方向に一定間隔毎に配設し、隣接する仮
設足場枠1、1の水平連結杆3、3間に足場板Bを架設
するともに、隣接する仮設足場枠1、1のブレース係止
部23a 、23b ・・・間にX字状にブレースを架設させる
ことによって仮設足場Aを構築する。又、上記仮設足場
枠1の前後脚柱2a、2bの脚柱支持部22a 、22b に別の仮
設足場枠1の下端開口部21a 、21a を被嵌させることに
よって、複数階からなる仮設足場Aとしてもよい。
【0032】このように構築された仮設足場Aの足場板
B上を歩行すると、仮設足場枠1に荷重が加わり、上記
蝶番4に下向きの押力、即ち、上記水平連結杆3を上記
蝶番4においてV字状に下方に向かって屈曲させようと
する押力が加わるが、前後杆部3a、3bの突き合わせ端面
と、これらの前後杆部3a、3bの下方に並設している前後
補助杆部6a、6bの突き合わせ端面とが一つの蝶番4によ
って開閉自在に連結しているので、この蝶番4を介して
上記水平連結杆3に下方に向かって加えられる押力を上
記前後杆部3a、3bと上記前後補助杆部6a、6bとに分散さ
せることができ、上記下向きの押力に抗して、上記前後
杆部3a、3b及び上記前後補助杆部6a、6bの対向端面の突
き合わせ状態を確実に保持することができるので、上記
仮設足場枠1が不用意にがたついたりすることはなく、
上記仮設足場A上において安定した状態で作業を行うこ
とができる。
B上を歩行すると、仮設足場枠1に荷重が加わり、上記
蝶番4に下向きの押力、即ち、上記水平連結杆3を上記
蝶番4においてV字状に下方に向かって屈曲させようと
する押力が加わるが、前後杆部3a、3bの突き合わせ端面
と、これらの前後杆部3a、3bの下方に並設している前後
補助杆部6a、6bの突き合わせ端面とが一つの蝶番4によ
って開閉自在に連結しているので、この蝶番4を介して
上記水平連結杆3に下方に向かって加えられる押力を上
記前後杆部3a、3bと上記前後補助杆部6a、6bとに分散さ
せることができ、上記下向きの押力に抗して、上記前後
杆部3a、3b及び上記前後補助杆部6a、6bの対向端面の突
き合わせ状態を確実に保持することができるので、上記
仮設足場枠1が不用意にがたついたりすることはなく、
上記仮設足場A上において安定した状態で作業を行うこ
とができる。
【0033】そして、上記仮設足場Aの使用が終了して
仮設足場Aを折り畳むには、先ず、上記隣接する仮設足
場枠1、1間に架設した足場板Bを取り除くとともに、
隣接する仮設足場枠1間にX字状に架設したブレースを
除去し、隣接する仮設足場枠1、1同士の連結状態を解
除して互いに分離した状態とする。
仮設足場Aを折り畳むには、先ず、上記隣接する仮設足
場枠1、1間に架設した足場板Bを取り除くとともに、
隣接する仮設足場枠1間にX字状に架設したブレースを
除去し、隣接する仮設足場枠1、1同士の連結状態を解
除して互いに分離した状態とする。
【0034】しかる後、上記各仮設足場枠1の固定金具
7の解除殴打部7dを殴打することによって、上記固定金
具7の前後弾性挟持片7a、7b間に挿嵌した上記蝶番4の
前後蝶番片4a、4bを上記前後弾性挟持片7a、7b間から引
き抜いて、上記蝶番4の前後蝶番片4a、4bを左右方向に
回動、変位可能な状態とする。
7の解除殴打部7dを殴打することによって、上記固定金
具7の前後弾性挟持片7a、7b間に挿嵌した上記蝶番4の
前後蝶番片4a、4bを上記前後弾性挟持片7a、7b間から引
き抜いて、上記蝶番4の前後蝶番片4a、4bを左右方向に
回動、変位可能な状態とする。
【0035】そして、上記前後脚柱2a、2bを上記蝶番4
を介して二つ折りに折り畳んでコンパクトな状態とし、
このコンパクトな状態とされた仮設足場枠1を上記搬入
口から搬出する。
を介して二つ折りに折り畳んでコンパクトな状態とし、
このコンパクトな状態とされた仮設足場枠1を上記搬入
口から搬出する。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載の仮設足場枠は、前後に
一定間隔を存して対向した垂直な脚柱の上端部間を足場
板を架設させる水平連結杆により連結して門型形状に形
成されてなる仮設足場枠において、上記水平連結杆を前
側脚柱と一体の前側杆部と後側脚柱と一体の後側杆部と
に二分割しているとともに、これら前後杆部を突き合わ
せて互いに屈折可能に連結することにより前後脚柱を互
いに開閉自在に連設してあり、更に、突き合わせた対向
端部間に突き合わせ状態を保持するための固定金具を設
けていることを特徴とするので、二つ折りに折り畳むこ
とによってコンパクトな状態とすることができ、狭い搬
入口であっても円滑且つ確実にその搬入口を通じて搬入
することができるとともに、搬入口から搬入した後は直
ちに展開状態とし固定金具で前後杆部の突き合わせ状態
を保持するといった簡単な作業だけで仮設足場枠を展開
状態に保持させることができ、作業効率を向上させるこ
とができる。
一定間隔を存して対向した垂直な脚柱の上端部間を足場
板を架設させる水平連結杆により連結して門型形状に形
成されてなる仮設足場枠において、上記水平連結杆を前
側脚柱と一体の前側杆部と後側脚柱と一体の後側杆部と
に二分割しているとともに、これら前後杆部を突き合わ
せて互いに屈折可能に連結することにより前後脚柱を互
いに開閉自在に連設してあり、更に、突き合わせた対向
端部間に突き合わせ状態を保持するための固定金具を設
けていることを特徴とするので、二つ折りに折り畳むこ
とによってコンパクトな状態とすることができ、狭い搬
入口であっても円滑且つ確実にその搬入口を通じて搬入
することができるとともに、搬入口から搬入した後は直
ちに展開状態とし固定金具で前後杆部の突き合わせ状態
を保持するといった簡単な作業だけで仮設足場枠を展開
状態に保持させることができ、作業効率を向上させるこ
とができる。
【0037】又、使用しない時は、二つ折りに折り畳ん
でコンパクトな状態とすることができるので、現場へ搬
送する場合や保管している場合にも嵩張ばることなく省
スペース化を図ることができる。
でコンパクトな状態とすることができるので、現場へ搬
送する場合や保管している場合にも嵩張ばることなく省
スペース化を図ることができる。
【0038】請求項2に記載の仮設足場枠のように、前
側杆部と後側杆部との下方に、前側脚柱と一体の前側補
助杆部と後側脚柱と一体の後側補助杆部とを夫々配設
し、上記前後補助杆部の対向端面及び上記前後杆部の対
向端面を一つの蝶番によって屈折可能に連結している場
合には、水平連結杆間に架設された足場板上を歩行し、
仮設足場枠の水平連結杆に下向きの荷重が掛かり、水平
連結杆がV字状となる下向きの方向に押力が加わった場
合にあっても、上下方向に並設された前後杆部と前後補
助杆部とが一つの蝶番によって連結されているので、上
記水平連結杆に加わる下向きの押力を上記前後杆部と上
記前後補助杆部とに分散させることができ、よって、上
記水平連結杆に加えられる下向きの押力に抗して、上記
前後杆部及び上記前後補助杆部の対向端面における突き
合わせ状態を確実に保持することができるので、仮設足
場枠が不用意にがたついたりすることはなく、仮設足場
上において安定した状態で作業を行うことができる。
側杆部と後側杆部との下方に、前側脚柱と一体の前側補
助杆部と後側脚柱と一体の後側補助杆部とを夫々配設
し、上記前後補助杆部の対向端面及び上記前後杆部の対
向端面を一つの蝶番によって屈折可能に連結している場
合には、水平連結杆間に架設された足場板上を歩行し、
仮設足場枠の水平連結杆に下向きの荷重が掛かり、水平
連結杆がV字状となる下向きの方向に押力が加わった場
合にあっても、上下方向に並設された前後杆部と前後補
助杆部とが一つの蝶番によって連結されているので、上
記水平連結杆に加わる下向きの押力を上記前後杆部と上
記前後補助杆部とに分散させることができ、よって、上
記水平連結杆に加えられる下向きの押力に抗して、上記
前後杆部及び上記前後補助杆部の対向端面における突き
合わせ状態を確実に保持することができるので、仮設足
場枠が不用意にがたついたりすることはなく、仮設足場
上において安定した状態で作業を行うことができる。
【0039】請求項3に記載の仮設足場枠のように、固
定金具は前後に小間隔を存して対向した弾性挟持片を有
する平面コ字状に屈曲した板状体からなり、これらの前
後弾性挟持片間に蝶番の前後蝶番片を閉じた状態で挿嵌
して前後脚柱を展開状態に固定するように構成している
場合には、上記固定金具の前後弾性挟持片間に上記蝶番
の前後蝶番片を閉じた状態で挿嵌するといった簡単な作
業でもって仮設足場枠を展開状態に保持することができ
るので、仮設足場枠の組み立てを短時間のうちに行うこ
とができ作業効率の向上を図ることができる。
定金具は前後に小間隔を存して対向した弾性挟持片を有
する平面コ字状に屈曲した板状体からなり、これらの前
後弾性挟持片間に蝶番の前後蝶番片を閉じた状態で挿嵌
して前後脚柱を展開状態に固定するように構成している
場合には、上記固定金具の前後弾性挟持片間に上記蝶番
の前後蝶番片を閉じた状態で挿嵌するといった簡単な作
業でもって仮設足場枠を展開状態に保持することができ
るので、仮設足場枠の組み立てを短時間のうちに行うこ
とができ作業効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の仮設足場枠の側面図。
【図2】本発明の仮設足場枠の蝶番部を示した拡大斜視
図。
図。
【図3】図3(a)は本発明の仮設足場枠の折り畳み状
態を示した斜視図であり、図3(b)は本発明の仮設足
場枠を展開状態に保持した状態を示した斜視図である。
態を示した斜視図であり、図3(b)は本発明の仮設足
場枠を展開状態に保持した状態を示した斜視図である。
【図4】本発明の仮設足場枠を用いて仮設足場を構築し
た状態を示す斜視図。
た状態を示す斜視図。
1 仮設足場枠
2a 前側脚柱
2b 後側脚柱
3 水平連結杆
3a 前側杆部
3b 後側杆部
4 蝶番
4a 前側蝶番片
4b 後側蝶番片
5a 前側補強杆部
5b 後側補強杆部
6a 前側補助杆部
6b 後側補助杆部
7 固定金具
7a 前側弾性挟持片
7b 後側弾性挟持片
A 仮設足場
B 足場板
Claims (3)
- 【請求項1】 前後に一定間隔を存して対向した垂直な
脚柱の上端部間を足場板を架設させる水平連結杆により
連結して門型形状に形成されてなる仮設足場枠におい
て、上記水平連結杆を前側脚柱と一体の前側杆部と後側
脚柱と一体の後側杆部とに二分割しているとともに、こ
れら前後杆部を突き合わせて互いに屈折可能に連結する
ことにより前後脚柱を互いに開閉自在に連結してあり、
更に、突き合わせた対向端部間に突き合わせ状態を保持
するための固定金具を設けていることを特徴とする仮設
足場枠。 - 【請求項2】 前側杆部と後側杆部との下方に、前側脚
柱と一体の前側補助杆部と後側脚柱と一体の後側補助杆
部とを夫々配設し、上記前後補助杆部の対向端面及び上
記前後杆部の対向端面を一つの蝶番によって屈折可能に
連結していることを特徴とする請求項1に記載の仮設足
場枠。 - 【請求項3】 固定金具は前後に小間隔を存して対向し
た弾性挟持片を有する平面コ字状に屈曲した板状体から
なり、これらの前後弾性挟持片間に蝶番の前後蝶番片を
閉じた状態で挿嵌して前後脚柱を展開状態に固定するよ
うに構成していることを特徴とする請求項1又は請求項
2に記載の仮設足場枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25749798A JP3210626B2 (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 仮設足場枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25749798A JP3210626B2 (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 仮設足場枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000064594A true JP2000064594A (ja) | 2000-02-29 |
JP3210626B2 JP3210626B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=17307121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25749798A Expired - Fee Related JP3210626B2 (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 仮設足場枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3210626B2 (ja) |
-
1998
- 1998-08-26 JP JP25749798A patent/JP3210626B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3210626B2 (ja) | 2001-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |