JP2000064359A - 自動運転建設機械 - Google Patents

自動運転建設機械

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JP2000064359A
JP2000064359A JP10237649A JP23764998A JP2000064359A JP 2000064359 A JP2000064359 A JP 2000064359A JP 10237649 A JP10237649 A JP 10237649A JP 23764998 A JP23764998 A JP 23764998A JP 2000064359 A JP2000064359 A JP 2000064359A
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JP10237649A
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Yoshinori Eguchi
義紀 江口
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】放土位置を演算する画像処理装置を車外に設置
し、自動運転制御の信頼性を高める。 【解決手段】 少なくとも、積み込み作業を行う建設機
械と、教示して記憶された教示位置を順次読み出して前
記積み込み作業を行う建設機械を掘削から放土までの一
巡する動作を繰り返し行わせる自動運転制御手段100
とを備える自動運転建設機械において、該自動運転建設
機械は、前記積み込み作業を行う建設機械上に設けら
れ、該積み込み作業を行う建設機械が放土すべき目標物
を撮像する撮像手段61と、前記積み込み作業を行う建
設機械外に設けられ、前記撮像された撮像データに基づ
いて当該積み込み作業を行う建設機械が放土すべき前記
目標物の放土位置を算出するとともに、前記算出された
放土位置から教示された放土位置を補正すべき補正値を
算出する補正値算出手段30とを備え、前記補正値によ
って前記自動運転制御手段100に記憶されている教示
された放土位置を補正することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動運転を行う建
設機械に係わり、特に、ダンプトラックやクラッシヤ等
の作業機械への自動積み込み作業を行う自動運転建設機
械に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、砕石現場等において、油圧ショベ
ル等の建設機械によるダンプトラックやクラッシャ等へ
の積み込み作業は、ある決まった場所から土石を掘削
し、ダンプトラックのベッセルやクラッシャのホッパ等
の決まった場所へ放土するという単調な繰り返し作業で
ある。このような単調な繰り返し作業は、オペレータに
とって苦痛であり、人手を介在せずに自動的に行わせる
という要求が高まっている。
【0003】従来、このような積み込み作業の自動化方
法の一つとしては、掘削位置と放土位置とを教示して、
これらの位置間で、油圧ショベルを走行させずに旋回作
業を主とする繰り返し作業を行わせている。例えば、特
開平9−195321号公報には、教示された動作を繰
り返して、油圧ショベルに掘削から放土までの一連の作
業を自動的に行わせる技術が開示されている。
【0004】しかし、従来技術ものは、掘削によるジャ
ッキアップや旋回の慣性力等の原因により、自動運転シ
ョベル自体が位置ずれしてしまうという問題がある。ま
た、ダンプトラックに積み込みを行う際に、ダンプトラ
ックが毎回、同じ場所に停車するとは限らず、ダンプト
ラック上の放土すべき適切な位置に積み込むことができ
ないという問題がある。そこで、これを解決するため
に、自動運転ショベルにビデオカメラ等の撮像手段を設
置し、撮像データからダンプトラック等の目標物として
の作業機械の所定の放土位置を算出して放土することが
考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ビデオカメラ
等の撮像手段による撮像データからダンプトラック等の
目標物としての作業機械の放土位置を算出するために
は、精密で高価な画像処理装置を自動運転ショベルに搭
載する必要がある。しかし、そのような装置を搭載する
ためには自動運転ショベルに防振機構や動作温度を維持
するための機構などが必要となり装置自体が複雑で高価
なものになってしまう。また、これらの機構を設けずに
搭載をすると画像処理装置の信頼性が損なわれてしまう
問題がある。
【0006】本発明の目的は、上記の問題点を解決する
ために、画像処理装置を車外に設置し、高信頼性を確保
した自動運転建設機械を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような手段を採用した。
【0008】少なくとも、積み込み作業を行う建設機械
と、教示して記憶された教示位置を順次読み出して前記
積み込み作業を行う建設機械を掘削から放土までの一巡
する動作を繰り返し行わせる自動運転制御手段とを備え
る自動運転建設機械において、該自動運転建設機械は、
前記積み込み作業を行う建設機械上に設けられ、該積み
込み作業を行う建設機械が放土すべき目標物を撮像する
撮像手段と、前記積み込み作業を行う建設機械外に設け
られ、前記撮像された撮像データに基づいて当該積み込
み作業を行う建設機械が放土すべき前記目標物の放土位
置を算出するとともに、前記算出された放土位置から教
示された放土位置を補正すべき補正値を算出する補正値
算出手段とを備え、前記補正値によって前記自動運転制
御手段に記憶されている教示された放土位置を補正する
ことを特徴とする。
【0009】また、請求項1に記載の自動運転建設機械
において、前記撮像手段は、前記撮像された撮像データ
を送信する通信手段を備え、前記補正値算出手段は、前
記自動運転制御手段からの補正値を算出すべき指令を受
信すると補正値の算出を行うとともに、前記撮像データ
および前記指令を受信し、前記算出された補正値を前記
自動運転制御手段に送信する通信手段を備え、前記自動
運転制御手段は前記補正値を算出すべき指令を送信し、
前記算出された補正値を受信する通信手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0010】また、請求項1ないしは請求項2のいずれ
か1つの請求項に記載の自動運転建設機械において、前
記目標物に、該目標物の放土位置の算出を容易化するた
めの複数の目印を設けたことを特徴とする。
【0011】また、請求項3に記載の自動運転建設機械
において、前記複数の目印として、複数の光源を用いた
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図1
から図8を用いて説明する。
【0013】はじめに、図2は本実施形態に係わる自動
運転建設機械の作業形態を示す図である。
【0014】同図において、1は後述する貯留された土
石5を掘削して後述するダンプトラック4に放土する自
動運転ショベル、2は自動運転ショベル1から遠隔の位
置に配置され自動運転ショベル1を遠隔操作する遠隔操
作装置、3は後述する画像処理装置等が設置される管理
部所、4は土石が積み込まれるベッセル41を備え、自
動運転ショベル1から放土された土石を積み込み運搬す
るダンプトラック、5は土石貯留所に貯留された土石で
ある。
【0015】自動運転ショベル1は、走行体11と、走
行体11上に旋回可能に設けられた旋回体12と、旋回
体12に俯仰動可能に設けられるブーム14と、ブーム
14の先端に回動可能に設けられたアーム15と、アー
ム15の先端に回動可能に設けられたバケット16と、
旋回体12とブーム14との俯仰角を検出する角度セン
サ17、ブーム14とアーム15との回動角を検出する
角度センサ18、アーム15とバケット16との回動角
を検出する角度センサ19と、旋回体12の旋回角を検
出する角度センサ60、旋回体12に設けられた運転台
13と、運転台13の屋上に設けられ、水平方向および
垂直方向に旋回可能に設けられダンプトラック4の積み
込み場所を撮像するために設けたビデオカメラ61と、
ビデオカメラ61によって撮像された撮像データを管理
部所3に送信する無線装置62と、自動運転ショベル1
と遠隔操作装置2との間で各種のデータの送受信を行う
無線装置63とから構成されている。
【0016】なお、本実施形態では、ビデオカメラ14
を運転台13の屋上に取り付けたが、撮像に適した場所
であるなら自動運転ショベル1のどこに設置してもよ
い。
【0017】図1は、本実施形態に係わる自動運転建設
機械の再生動作時の制御機構を示すブロツク図である。
【0018】なお、同図において図2に示す符号と同一
符号の筒所は同一箇所を示す。
【0019】同図において、遠隔操作装置2は、教示時
に教示して、後述する教示位置格納部101に教示位置
データおよび教示コマンド格納部102に教示コマンド
を格納させる教示操作部21と、再生動作時に、後述す
るコマンドインタプリタ部1003に自動運転ショベル
1の再生動作を起動または停止させる指令を出力する再
生操作部22と、教示操作部21または再生操作部22
の操作指令を車載装置10に送信する無線機23とから
構成される。
【0020】10は自動運転ショベル1に搭載される装
置を示し、100は主としてコンピュータで構成される
自動運転を行うための各種の制御を行う自動運転コント
ローラ、101は後述するサーボ制御部1006から出
力する駆動信号によって駆動される補助制御弁、102
は補助制御弁101から出力される油圧信号によって制
御され、アクチュエータ103に流入する油量を制御す
る主制御弁、103は自動運転ショベルの旋回体12、
ブーム14、アーム15、およびバケット16の各シリ
ンダおよび旋回モータを作動するためのアクチュエー
タ、63は遠隔操作装置2および教示位置補正装置30
とデータの送受信を行う無線機である。
【0021】自動運転コントローラ100は、教示時に
教示操作部21からの教示操作に従って作成された教示
位置データおよび再生動作時にテレビカメラ61によっ
て撮像された撮像データを演算して得られた放土位置デ
ータである教示位置データを記憶する教示位置格納部1
001と、教示時に操作されて作成される教示コマンド
が記憶される教示コマンド格納部1002と、教示コマ
ンド格納部1002からの教示コマンドをシーケンシャ
ルに読み出し、教示位置出力処理部1004に教示位置
データを出力させるための指令信号を出力するととも
に、教示位置データ間の移動速度値等を出力するコマン
ドインタプリタ部1003と、コマンドインタプリタ部
1003のからの指令に従って教示位置格納部1001
に格納されている教示位置データを出力する教示位置出
力処理部1004と、教示位置出力処理部1004から
出力される教示位置データ間を補間処理して補間された
位置データを出力するサーボ前処理部1005と、現在
位置演算部1007からの帰還値と入力値とを比較して
その偏差を補正する駆動信号を補助制御弁101に出力
するサーボ制御部1006と、角度センサ17〜19,
60からの検出信号に基づいて自動運転ショベルの現在
位置を演算する現在位置演算部1007と、から構成さ
れる。
【0022】30,31はそれぞれ管理部所3に設けら
れる教示位置補正装置およびモニタを示し、教示位置補
正装置30は、無線装置62から送信されるビデオカメ
ラ61によって撮像された画像データを受信する無線装
置301と、自動運転コントローラ100のコマンドイ
ンタプリタ部1003からの指令を無線機63,302
を介して受信すると、テレビカメラ61から無線機6
2,301を介して受信した画像データを処理すること
によって、ダンブトラック4への放土位置を算出する位
置計測部303と、自動運転ショベル1のダンプトラッ
ク4への教示された放土位置としての基準教示位置が格
納されている基準教示位置格納部304と、位置計測部
303で算出された放土位置と基準教示位置格納部30
4に格納されている基準教示位置とからずれ量を算出し
教示された放土位置を補正する補正値を算出する補正値
算出部305と、無線機63からの前記指令を受信する
とともに、補正値算出部305によって算出された補正
値を無線機63に送信する無線機302とから構成され
ている。
【0023】モニタ31は無線機301で受信した画像
データを表示したり、位置計測部303で処理されてい
る画像データを確認することに用いられ、自動運転建設
機械の作業状態を監視するができる。
【0024】上記に説明したように、教示位置格納部1
001に格納される、例えば、放土位置、掘削位置、旋
回方向に係わる教示位置データのうち、放土位置データ
は、教示時に作成して記憶されるとともに、再生動作時
に、自動運転ショベル100からの教示コマンドによる
指令に従って、教示位置補正装置30において演算され
た補正値によって補正される。
【0025】この自動運転建設機械の再生動作は、遠隔
操作装置2の再生操作部22を操作することにより、無
線機23、63を介して再生起動信号が自動運転ショベ
ル1の自動運転コントローラ100に伝送されて開始す
る。コマンドインタプリタ部1003に再生起動信号が
入力されると、教示コマンド格納部1002に格納され
ている教示コマンドをシーケンシヤルに読み出し、教示
時に教示された教示位置データおよび再生動作時に教示
位置補正装置30において算出した補正値によって補正
された教示位置データを格納する教示位置格納部100
1から教示位置出力処理部1004に位置データを出力
させる。位置データはサーボ前処理部1005に転送さ
れ、かつコマンドインタプリタ部1003から与えられ
る目標速度で、自動運転ショベル1のフロントの各関節
が動作するように補間計算を行い、サーボ制御部100
6に目標角度値を出力する。サーボ制御部1006で
は、現在位置演算部1007で演算された現在位置を基
にフィードバック制御を行い、補助制御弁101に駆動
信号を出力する。これにより予め教示された動作が再生
される。
【0026】次に、図1に示す位置計測部303におけ
る位置計測の処理手順を図3に示すフローチャートを用
いて説明する。
【0027】再生動作時、テレビカメラ61によって撮
像された画像信号は、無線機62,301を介して位置
計測部303に入力される。位置計測部303に取り込
まれた画像信号は、ステップ301において、フイルタ
でノイズ除去され、ステップ302でエッジ抽出のオペ
レータを用いてエッジの抽出が行われる。次に、ステッ
プ303で抽出したエッジからハフ変換などの手法を用
いて直線の抽出を行う。ステップ304においてステッ
プ303で抽出した直線とステップ302で抽出したエ
ツジとから、画像内の線分の端点と交点を検出する。次
に、ステップ305において、あらかじめ登録してある
対象物、ここではダンプトラック4のベッセル41のモ
デルとステップ304で得られた線分の情報から対象物
の形状の認識を行う。形状の認識ができると、ステップ
306において、ベッセル41上の特徴点の位置情報を
算出する。
【0028】ここで、位置計測部303が認識したベツ
セル41の形状および特徴点s1,s2,s3,s4の
例を図4に示す。
【0029】なお、この算出は、さらに図5に示すよう
に、一般に、少なくともベッセル41等の対象物の3点
の特徴点間の距離が既知であって、ビデオカメラ61で
撮像した画面内のこれらの点の位置s1〜s4が解れ
ば、後述する公知の計算方法によって各点の空間での位
置を求めることができる。ここで、70に示すXo,Y
o,Zoはベッセル41の目標物に設定した目標物座標
系であり、この座標系は空間中どこにとってもよいが、
ここでは特徴点s1〜s4のうちの1つである点s1を
目標物座標系の原点に置いている。71に示すXc,Y
c,Zcはカメラ61のレンズ中心を原点としたカメラ
座標系である。72に示すXw,Yw,Zwは自動運転
ショベル1を自動制御するため基準となる制御座標系で
ある。なお、公知の計算方法としては、特公昭62−5
4108号公報、大村等によって発表された電子情報通
信学会論文誌D−IIVol.J72−D−IINo.9p
p−1441−1447、が知られている。
【0030】次いで、ステップ307において、算出さ
れた特徴点の位置情報からカメラ座標系71における自
動運転ショベルが放土すべき放土位置を算出する。次い
で、ステップ308において、カメラ座標系71から制
御座標系72への変換を行って制御座標系における放土
位置を算出する。
【0031】次に、図1に示す教示位置補正装置30に
おける補正値算出を含めた自動運転の動作手順の一例を
図6に示すフローチャートを用いて説明する。
【0032】自動運転ショベル1は、自動運転コントロ
ーラ100のコマンドインタプリタ部103が、教示コ
マンド格納部1002に格納されている教示コマンドに
従い、まず、ステップ601において、掘削教示位置ま
で旋回し、ステップ602において掘削を行う。掘削が
終了すると、ステップ603において、放土教示位置ま
で旋回する。旋回が終了したところで、ステップ604
において、補正値要求コマンドを無線機63を介して管
理部所3の教示位置補正装置30に送信する。ステップ
605において、自動運転コントローラ100は教示位
置補正装置30からの補正量を受信するまで待機状態と
なる。教示位置補正装置30は無線機302によって補
正値要求コマンドを受信すると、ステップ611におい
て、位置計測部303はビデオカメラ61によって撮像
され無線機62,301によって送信された画像信号を
取り込む。ついで、ステップ612において、位置計測
部303は画像信号から放土位置を算出する。位置計測
部303における放土位置の算出は、上記の図3に示し
たフローチャートにおいて説明したので省略する。次い
でステップ613において、位置計測部303において
算出された放土位置と基準教示位置格納部304に格納
されている基準教示位置とを比較して、その差から補正
量を算出する。ステップ614において、算出された補
正量は無線機302,63を介して自動運転コントロー
ラ100へ送信される。補正量を受信した自動運転コン
トローラ100はステップ606において算出された補
正量を基に放土位置を補正し、ステップ607において
放土を行う。次いで、ステップ601に戻り動作を一巡
する。
【0033】次に、図1に示す位置計測部303におけ
る特徴点抽出の簡略な方法について説明する。
【0034】図7は、特徴点抽出を簡略化するための自
動運転建設機械の作業形態を示す図である。
【0035】同図において、42はダンプトラック4の
ベッセル41に取り付けた特徴点を明確にするための目
印として設けられた複数個の光源である。ここで、光源
42の取り付け位置はベッセル41上に設けているが、
ダンプトラック4上でビデオカメラ61から見ることの
できる位置であればどこでもよい。その他の構成は図2
に示した構成と同じである。
【0036】図8は、特徴点抽出を簡略化したときの、
位置計測部303における位置計測の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【0037】位置計測部303に取り込まれた画像信号
は、ステップ801においてフイルタによりノイズの除
去を行い、ステップ802で2値化処理を行う。次にス
テップ803において複数の画像面データを対比して輝
度の高い点を抽出する。ベッセル41に光源42を設け
たので、この光源42を設けた位置が特徴点として抽出
される。次に、ステップ804およびステップ805の
処理を経て放土位置が算出される。光源42を設けるこ
とにより、特徴点の抽出を容易に行うことができる。
【0038】なお、本実施形態では、積み込み作業を行
う建設機械として、ショベルを用いて説明したが、ホイ
ルローダを用いることも可能である。
【0039】
【発明の効果】上記のごとく、本発明によれば、積み込
み作業を行う建設機械上に設けられ積み込み作業を行う
建設機械が放土すべき目標物を撮像する撮像手段と、積
み込み作業を行う建設機械外に設けられ前記撮像された
撮像データに基づいて当該積み込み作業を行う建設機械
が放土すべき前記目標物の放土位置を算出するととも
に、前記算出された放土位置から教示された放土位置を
補正すべき補正値を算出する補正値算出手段とを設け、
前記補正値によって自動運転制御手段に記憶されている
教示された放土位置を補正するようにしたので、当該積
み込み作業を行う建設機械が何等かの理由で位置ずれを
起こしたり、または目標物が所定の位置からずれていて
も、積み込み作業を行う建設機械はが放土すべき適切な
放土位置を把握することができ、自動運転を高精度に遂
行することが出来る。
【0040】また、撮像データを積み込み作業を行う建
設機械の外に設けた補正値算出手段で画像処理を行って
補正値を算出するので、積み込み作業を行う建設機械上
またはその内部のような周囲環境の悪いところに画像処
理装置を搭載する必要がなく、信頼性の高い処理を行わ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる自動運転建設機械
の再生動作時の制御機構を示すブロック図である。
【図2】本実施形態に係わる自動運転建設機械の作業形
態を示す図である。
【図3】図1に示す位置計測部303の位置計測の処理
手順を示すフローチャートである。
【図4】図1に示す位置計測部303が認識したベツセ
ル41の形状および特徴点s1,s2,s3,s4を示
す図である。
【図5】ベッセル等の目標物に設定した目標物座標系7
0、テレビカメラのレンズ中心を原点としたカメラ座標
系71、および自動運転ショベルを自動運転するための
基準となる制御座標系72を示す図である。
【図6】図1に示す教示位置補正装置30の補正値算出
の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】ダンプトラック4のベッセル41に光源42を
設けたときの自動運転建設機械の作業形態を示す図であ
る。
【図8】ダンプトラック4のベッセル41に光源42を
設けたときの位置計測部303における位置計測の処理
手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動運転ショベル 10 車載装置 100 自動運転コントローラ 1001 教示位置格納部 1002 教示コマンド格納部 1003 コマンドインタプリタ部 1004 教示位置出力処理部 1005 サーボ前処理部 1006 サーボ制御部 1007 現在位置演算部 101 補助制御弁 102 主制御弁 103 アクチュエータ 2 遠隔操作装置 21 再生操作部 23 無線機 3 管理部所 30 教示位置補正装置 301,302 無線機 303 位置計測部 304 基準教示位置格納部 305 補正値算出部 4 ダンプトラック 41 ベッセル 42 光源 61 テレビカメラ 62,63 無線機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、積み込み作業を行う建設機
    械と、教示して記憶された教示位置を順次読み出して前
    記積み込み作業を行う建設機械を掘削から放土までの一
    巡する動作を繰り返し行わせる自動運転制御手段とを備
    える自動運転建設機械において、 該自動運転建設機械は、前記積み込み作業を行う建設機
    械上に設けられ、該積み込み作業を行う建設機械が放土
    すべき目標物を撮像する撮像手段と、前記積み込み作業
    を行う建設機械外に設けられ、前記撮像された撮像デー
    タに基づいて当該積み込み作業を行う建設機械が放土す
    べき前記目標物の放土位置を算出するとともに、前記算
    出された放土位置から教示された放土位置を補正すべき
    補正値を算出する補正値算出手段とを備え、前記補正値
    によって前記自動運転制御手段に記憶されている教示さ
    れた放土位置を補正することを特徴とする自動運転建設
    機械。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、 前記撮像手段は、前記撮像された撮像データを送信する
    通信手段を備え、前記補正値算出手段は、前記自動運転
    制御手段からの補正値を算出すべき指令を受信すると補
    正値の算出を行うとともに、前記撮像データおよび前記
    指令を受信し、前記算出された補正値を前記自動運転制
    御手段に送信する通信手段を備え、前記自動運転制御手
    段は前記補正値を算出すべき指令を送信し、前記算出さ
    れた補正値を受信する通信手段とを備えることを特徴と
    する自動運転建設機械。
  3. 【請求項3】 請求項1ないしは請求項2のいずれか1
    つの請求項記載において、 前記目標物に、該目標物の放土位置の算出を容易化する
    ための複数の目印を設けたことを特徴とする自動運転建
    設機械。
  4. 【請求項4】 請求項3の記載において、 前記複数の目印として、複数の光源を用いたことを特徴
    とする自動運転建設機械。
JP10237649A 1998-08-24 1998-08-24 自動運転建設機械 Pending JP2000064359A (ja)

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