JP2000064254A - 除塵装置 - Google Patents

除塵装置

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JP2000064254A
JP2000064254A JP10256053A JP25605398A JP2000064254A JP 2000064254 A JP2000064254 A JP 2000064254A JP 10256053 A JP10256053 A JP 10256053A JP 25605398 A JP25605398 A JP 25605398A JP 2000064254 A JP2000064254 A JP 2000064254A
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JP
Japan
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screen
dust
removing device
water channel
drive chain
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Pending
Application number
JP10256053A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Kobayashi
清 小林
Yoshihiro Uchida
義弘 内田
Mitsuya Higashikura
三哉 東倉
Koji Nishimura
幸治 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Ebara Koki KK
Original Assignee
Ebara Corp
Ebara Koki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流入するゴミGの量や大きさの変化に容易に
対応することができる除塵装置を提供する。 【解決手段】 水路W中に構築された支持構造体10
と、この支持構造体に駆動チェーン12を介して水路内
を昇降可能に支持された捕捉スクリーン14と、該駆動
チェーンを循環走行させる駆動装置26とを備え、水路
に流下する浮遊ゴミをスクリーンで捕捉して除去する除
塵装置において、前記捕捉スクリーンは、枠体36,3
8と、該枠体に着脱自在に取り付けられたスクリーン体
40,42,44とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水路中に浮遊する
ゴミをスクリーンで捕捉して取り除くための除塵装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】除塵装置として、図4に示すように、捕
捉したゴミ類を機械的に除去する除塵装置Aが知られて
いる。これは、水路W内に構築された支持構造体1と、
この構造体1に駆動チェーン2を介して水路W内を上下
に走行可能に支持された捕捉スクリーン3と、該駆動チ
ェーン2を循環走行させる駆動装置26を備えている。
【0003】捕捉スクリーン3は、図5及び図6に示す
ように、通水性を有する構造の複数のバケット4として
構成され、これらの各バケット4の端部は、駆動チェー
ン2に回転自在に支持されている。これにより、バケッ
ト4は、駆動チェーン2によって上下に走行し、除塵装
置Aの前面を上昇する時にゴミGを捕捉し、上端の折り
返し部Bで反転した時にゴミGを排出用のトラフ上に落
下させ、さらに除塵装置Aの後面から下部折り返し部C
を通って除塵装置Aの前面に戻るようになっている。
【0004】バケット4は、この例では、先端に掻き上
げ用の凹凸が形成された底板5と、通水性を保つために
格子状に形成されたスクリーン部6と、平板状の頂板7
とを一体に連接して構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な除塵装置においては、流入するゴミGの量や大きさが
変化することが有り、状況に応じてスクリーン部6の有
効目幅(開口部の幅)や捕捉面の構造を変えたい場合が
有る。しかしながら、従来の除塵装置にあっては、スク
リーン部6がバケット4と一体に形成されていたため、
スクリーン部6の有効目幅の長さを変更したり、捕捉面
の構造を変えるには、バケット4自体を交換する必要が
あり、作業に多大の時間と費用を要するといった問題が
あった。
【0006】本発明は、上述した課題に鑑みて為された
もので、流入するゴミGの量や大きさの変化に容易に対
応することができる除塵装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、水路中に構築された支持構造体と、この支持構造体
に駆動チェーンを介して水路内を昇降可能に支持された
捕捉スクリーンと、該駆動チェーンを循環走行させる駆
動装置とを備え、水路に流下する浮遊ゴミをスクリーン
で捕捉して除去する除塵装置において、前記捕捉スクリ
ーンは、枠体と、該枠体に着脱自在に取り付けられたス
クリーン体と有することを特徴とする除塵装置である。
これにより、スクリーン体のみを交換することにより、
状況に即した捕捉面の構造や寸法の変更を容易にかつ迅
速に行なうことができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記枠体は、水
路の幅方向に分割されたセグメント構造となっているこ
とを特徴とする請求項1に記載の除塵装置である。これ
により、水路の幅方向に並ぶセグメントの数を変えるこ
とで、任意の長さの捕捉スクリーンを構成することがで
き、寸法の大きい部材を一度に成形する必要がないの
で、成形型の組立や樹脂の注入などの作業が大幅に簡略
化される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図3を参照して本
発明の実施の形態の除塵装置Aを説明する。これは、水
路W内に上下方向にかつ上方が下流側に傾斜して構築さ
れた支持構造体10と、この支持構造体10の両側端部
を循環走行する駆動チェーン12と、この駆動チェーン
12に端部を支持された支持構造体10に沿って巡回走
行する捕捉スクリーン14とを備えている。支持構造体
10は、水路Wの脇の架台16上に設置したメインフレ
ーム18と、水路底部に設置されたアンカー部20によ
って支持された左右一対のサイドフレーム22とから構
成されている。
【0010】両側の各サイドフレーム22には、駆動チ
ェーン12を案内するガイド溝が長手方向に形成され、
駆動チェーン12はメインフレーム18の上部に設けた
駆動装置26(図4参照)に連結されたスプロケット2
4に係合して循環走行させられるようになっている。上
流側の、すなわち、駆動チェーン12が上昇する側の左
右の駆動チェーン12が構成する面をチェーン走行面S
と呼ぶ。上部折り返し部Bの下部には、ゴミGを受けて
排出するコンベア28が設けられている。
【0011】捕捉スクリーン14は、図2及び図3に示
すように、掻き上げ部30と背板部32とが駆動チェー
ン12の走行方向に交互に配置されて構成されている。
これらの掻き上げ部30と背板部32は、図3に掻き上
げ部30について例示するように、横方向に分割された
複数のセグメント30a,32aから構成されており、
これらセグメント30a,32aはフランジ部34を介
してボルト等により接続されている。
【0012】各セグメント30a,32aは、所定の断
面形状を有する枠体36,38と、該枠体に形成された
開口部を着脱自在に覆うスクリーン体40,42,44
とを有している。これらの各スクリーン体40,42,
44は、水路W内を流れるゴミGを捕捉する捕捉面を構
成するもので、使用状況に応じて、有効目幅や捕捉面の
構造を変えた複数の種類のものが用意されている。例え
ば、この実施の形態では、枠体36,38の開口部の形
状とほぼ同じ外形の外枠46の内部に複数の桟48が所
定のピッチで配置されており、このピッチを変えたもの
を複数種用意することができる。また、外枠46の内側
に針金や適宜の素材のメッシュを張ってネットを構成す
るようにしてもよい。
【0013】この実施の形態では、枠体36,38及び
スクリーン体40,42,44は、プラスチックを成形
型に注入することにより成形されている。素材として
は、例えば、エラストマーで改質された三環体以上のノ
ルボルネン系モノマーの開環重合体のようなプラスチッ
ク材料が用いられている。これは、常温かつ短時間で成
形可能な2液混合成形材料であり、好ましくは成形後の
破断時伸びが10〜100%である。なお、これらの枠
体36,38及びスクリーン体40,42,44の素材
は、通常の樹脂に限られるものではなく、適当な素材で
強化した樹脂、あるいは金属等適宜のものが用いられ
る。
【0014】掻き上げ部30は、図2に示すように断面
V字状に形成され、その角部を走行面Sから突出させて
駆動チェーン12に取り付けられており、これにより、
走行面Sにほぼ直交する掻き上げ捕捉面50と、約45
度傾斜した傾斜捕捉面52とを形成している。背板部3
2は走行面Sに沿った平面状の捕捉面54を形成してい
る。これにより、上側の掻き上げ部30の傾斜捕捉面5
2とその下の背板部32の捕捉面54と、その下側の掻
き上げ部30の掻き上げ捕捉面52によってゴミGを収
容する収容空間56が形成されている。
【0015】この実施の形態では、枠体が横方向に分割
されたセグメント構造になっているので、セグメント3
0a,32aを水路Wの幅に合わせて任意の長さの捕捉
スクリーン14を構成することができる。従って、注文
を受けてから捕捉スクリーン14を成形したり、種々の
長さの在庫を抱えるたりすることが不要であり、納品期
間の短縮や製品の在庫の管理の簡易化が達成される。し
かも、寸法の大きい部材を一度に成形する必要がなく、
成形型の組立や樹脂の注入などの作業が大幅に簡略化さ
れる。また、成形型を用いてセグメントを形成する作業
は、別の場所で予め行うことができ、現場ではそのセグ
メントを組み立てを行えば良いから、作業性の悪い現場
での作業の手間が軽減される。
【0016】例えば、上流側で豪雨が有り、水路Wを流
れる水量が増加して、小さいゴミGを全て捕捉している
と除塵装置の能力を超えてしまうことが予測される場合
には、スクリーン体40,42,44を目幅が広いもの
に交換する。これにより、ある程度の量のゴミGの流出
を許容しつつ、除塵装置の安全な運転を継続することが
できる。逆に、上流側で通常より小径のゴミが流入した
ことが分かり、かつ、流量が比較的少ない場合には、目
幅の小さいメッシュから構成されるスクリーン体40,
42,44等を用いる。
【0017】なお、この実施の形態においては、掻き上
げ部30と背板部32とから捕捉スクリーン14を構成
した除塵装置に適用した例を示しているが、図5に示す
ようなバケット状の捕捉スクリーンに着脱自在にスクリ
ーン体を取り付ける構成としてもよいことは勿論であ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、スクリーン体のみを交換することにより、捕捉面の
構造や寸法の変更を容易にかつ迅速に行なうことがで
き、従って、流入するゴミの量や大きさの変化に容易に
かつ迅速に対応することができる除塵装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の除塵装置の全体
構造を示す側面図である。
【図2】図1の除塵装置のスクリーンの要部の拡大図で
ある。
【図3】図1の掻き上げ部を示す斜視図である。
【図4】従来の除塵装置の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図5】図4のスクリーンの一部を示す拡大断面図であ
る。
【図6】図4のスクリーンを構成するバケットの斜視図
である。
【符号の説明】
10 支持構造体 12 駆動チェーン 14 スクリーン 30 掻き上げ部 32 背板部 30a,32a セグメント 36,38 枠体 40,42,44 スクリーン体 48 桟 50,52,54 捕捉面 A 除塵装置 B 上部折り返し部 C 下部折り返し部 G ゴミ W 水路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 義弘 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 東倉 三哉 三重県鈴鹿市高岡町2470番地 荏原工機株 式会社内 (72)発明者 西村 幸治 北海道室蘭市みゆき町2−13−1 株式会 社荏原環境テクノ北海道内 Fターム(参考) 4D026 BA01 BC05 BE11 BG01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水路中に構築された支持構造体と、この
    支持構造体に駆動チェーンを介して水路内を昇降可能に
    支持された捕捉スクリーンと、該駆動チェーンを循環走
    行させる駆動装置とを備え、水路に流下する浮遊ゴミを
    スクリーンで捕捉して除去する除塵装置において、 前記捕捉スクリーンは、枠体と、該枠体に着脱自在に取
    り付けられたスクリーン体とを有することを特徴とする
    除塵装置。
  2. 【請求項2】 前記枠体は、水路の幅方向に分割された
    セグメント構造となっていることを特徴とする請求項1
    に記載の除塵装置。
JP10256053A 1998-08-26 1998-08-26 除塵装置 Pending JP2000064254A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016507679A (ja) * 2013-02-08 2016-03-10 プレジデンツァ、コンシリオ、ミニストリ−ディパルティメントPresidenza Consiglio Ministri−Dipartimento 浮遊廃棄物または水面直下の他の廃棄物を引き揚げるために適するコンベア

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016507679A (ja) * 2013-02-08 2016-03-10 プレジデンツァ、コンシリオ、ミニストリ−ディパルティメントPresidenza Consiglio Ministri−Dipartimento 浮遊廃棄物または水面直下の他の廃棄物を引き揚げるために適するコンベア

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