JP2000064140A - 糸 - Google Patents

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JP2000064140A
JP2000064140A JP11158923A JP15892399A JP2000064140A JP 2000064140 A JP2000064140 A JP 2000064140A JP 11158923 A JP11158923 A JP 11158923A JP 15892399 A JP15892399 A JP 15892399A JP 2000064140 A JP2000064140 A JP 2000064140A
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core
fiber
fibers
fabric
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Oliver Opitz
オピッツ オリバー
Khoskij Karl
クホウスキー カール
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KLINGLER TEXTIL AG
WL Gore and Associates GmbH
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KLINGLER TEXTIL AG
WL Gore and Associates GmbH
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    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/44Yarns or threads characterised by the purpose for which they are designed
    • D02G3/442Cut or abrasion resistant yarns or threads
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D31/00Materials specially adapted for outerwear
    • A41D31/04Materials specially adapted for outerwear characterised by special function or use
    • A41D31/24Resistant to mechanical stress, e.g. pierce-proof
    • A41D31/245Resistant to mechanical stress, e.g. pierce-proof using layered materials
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートバイ運転者の衣服のような保護着に使
用される布地ラミネートを製造するのに適切な、高度に
耐磨耗性であって、さらに、染色性等の付加的な特性を
与えるために処理が可能な糸を提供する。 【解決手段】 高い縦引張強度を有するコア繊維からな
るコア(300) 、及びそのコア(300) の周りに配置され
て、高い耐磨耗性と粒子受容体を有するシース材料から
なるシース(310) 、を含んでなることを特徴とする糸(2
95) 。好ましくは、糸(295) のそのシース(310) が、そ
のコア(300) の周りに紡糸され、そのコア(300) が0.
8cN/dtexを上回る縦引張強度を有し、そのコア繊維
(300) が、アラミド繊維、ポリアミド繊維、ポリエチレ
ン、グラファイト、ガラス、鋼又はポリテトラフルオロ
エチレン繊維からなる繊維の群より選択され、そのシー
ス材料(310) が、ポリアミド、ポリエステル又は綿から
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保護着用の糸、及
びその糸から作成された織物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】オート
バイ運転者の保護着のような保護着に使用されるのに適
切な布地を提供するための、いくつかの異なる方法が知
られている。一般に、オートバイ運転者の保護着は、事
故が起きたときに着用者に保護を与えるため、磨耗に対
する良好な保護と十分な衝撃吸収を与える革から製造さ
れてきた。
【0003】その他の布地の使用も当該技術で公知であ
る。例えば、ドイツ特許出願DE−A−1964291
2(Woods) は、オートバイ運転者の衣服のような保護着
が製造可能な保護布地を教示している。この保護布地は
2つの層を有する。外側層は、磨耗からの保護を与える
ため、高い破損抵抗と大きい質量を有する繊維から作成
される。内側層は、衝撃吸収層として作用するように設
計される。
【0004】W.L.Gore & Associat
es(Feldkirchen-Westerham,ドイツ)は、現在、EP
−B−0081850(Kleis) に開示の技術を用いて製
造された、オートバイ運転者の保護着に使用されるZラ
イナーとして知られるライナーラミネートを販売してい
る。このラミネートは、延伸膨張ポリテトラフルオロエ
チレン(ePTFE)で作成された防水性であるが水蒸
気透過性の機能層と、ポリアミド6.6又はポリエステ
ルの外被からなる。しかしながら、このラミネートは、
湿ったとき、水が外被と機能層の間に集まり、保護着が
かなり重くなるという欠点を有する。
【0005】ポリアミド6.6又はポリエステルの外被
がePTFE機能層に貼合わされたラミネートを提供す
ることも可能である。しかしながら、本願で記載した発
明の開発に至るまで、このラミネートは、事故が起きた
ときに着用者に十分な保護を与えていなかった。実験
は、保護着が作成される材料から提供される保護の程度
が、外被の安定性によって決まることを示している。保
護の程度は、その材料により大きい重量を与えることに
よって促進されることができるが、その重量増加は保護
着の重量が増加するといった欠点がある。あるいは、外
被が作成される材料を変更することもできる。
【0006】Kevlar(登録商標)糸のようなパラ
アラミド糸からなる外被は、衣服の重量と事故時に着用
者に与えられる保護の程度の間に、適当な妥協を提供す
ることができよう。しかしながら、この糸は、着色され
ることができず、このため、ファッションや安全性の考
慮が保護着が着色される必要があると指示する用途には
不向きである。着色可能なCordura(登録商標)
糸のようなポリアミド糸からなる外被を使用することも
できるであろう。しかしながら、これは、Kevlar
(登録商標)糸のようには丈夫でなく、このため保護着
には不適切である。Kevlar(登録商標)糸のもう
1つの欠点は、紫外線(UV)の下で崩壊することであ
る。スイスのSchoeller−Textilは、コ
ア紡糸プロセスを使用し、ポリベンゾイミダゾール(PB
I) 繊維をパラアラミド繊維の周りに紡糸し、紫外線に
よる崩壊を割合に受けにくい糸を提供している。これ
は、文献「Textilwirtschaft Sport, 1998年1月、78-8
1 頁、標題:Wegweiser durchden Markendschungel,著
者:Till Gottbrath」の特に81頁に記載されている。
しかしながら、PBI繊維は着色が不可能であり、この
ため、保護着が着色される必要がある用途には、この糸
もやはり不適切である。
【0007】東洋紡(株)に譲渡された米国特許第48
68041号(ヤマギシら)は、コア・シース(芯−
鞘)型構造を有する糸からなる布を教示している。この
糸のコアはポリアミド繊維からなり、綿繊維がコアの周
りに配置されてシースを形成している。この材料は、高
温と火炎に対する保護を与える布を織るために使用され
る。
【0008】本発明の目的は、高度に耐磨耗性であっ
て、さらに、付加的な特性を与えるために処理が可能な
糸を提供することである。また、本発明の目的は、高度
に耐磨耗性で着色可能な糸を提供することである。ま
た、本発明の目的は、オートバイ運転者の衣服のような
保護着に使用される布地ラミネートを提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
これら及びその他の課題は、高い縦引張強度を有するコ
ア繊維からなるコアと、そのコアの周りに配置され、高
い耐磨耗性を有して粒子受容体を備えたシース材料から
なるシース、を含んでなる糸を提供することによって解
決される。この構造は、非常に高強度で耐磨耗性であっ
て、かつ着色可能な糸の製造を可能にする。また、シー
スは、例えば紫外線に曝すことによって生じることがあ
るその引張強度の低下からコアを保護する。コア材料は
高い引張強度を有するため、この材料が最終的な糸に高
い引張強度をさらに与えるようなシース材料を選択する
必要がない。むしろ、高度に耐磨耗性であって、染色可
能又は耐水性薬剤で処理可能といったさらなる有益な特
性を有する材料が選択されることができる。好ましく
は、シースは、そのコアの周りに紡糸される。
【0010】本願において、粒子受容体とは、シース材
料の繊維が、他の粒子と化学的又は物理的に結合可能な
ことを意味する。ある繊維は、その構造の中に、染料粒
子のような粒子がファンデルワールス力によって支持さ
れることができるアモルファス領域を有する。別な繊維
は、粒子が化学的に結合可能な−NH3 基のような反応
基を有する。このような粒子には、繊維を着色するため
の染料粒子、繊維からなる糸の耐水性を改良するための
耐水性薬剤、又は糸をソフトにするための柔軟剤が挙げ
られる。
【0011】本糸のコア繊維は、アラミド繊維、ポリア
ミド繊維、ポリエチレン、グラファイト、ガラス、鋼又
はポリテトラフルオロエチレン繊維から作成されること
ができ、シース材料は、ポリアミド、ポリエステル又は
綿からなる材料の群から選択される。最も好ましくは、
コア繊維は、Kevlar(登録商標)繊維のようなパ
ラアラミド繊維であり、シース材料は、CORDURA
(登録商標)のようなポリアミド6.6である。この組
み合わせは、パラアラミド繊維が、その強度特性を低下
させることが知られる紫外線から保護され、ポリアミド
6.6繊維が、物理的結合によって粒子が支持可能な繊
維構造のアモルファス領域である粒子受容体を有すると
いった利点がある。
【0012】あるいは、シース材料は、粒子が物理的結
合によって支持可能な構造のアモルファス領域をその構
造の中に有するポリエステルからなることもできる。シ
ース材料がポリアミドからなる場合、粒子が化学的に結
合することができる反応性の−NH3 基がその構造の中
にさらに存在する。本糸は、防水性で水蒸気透過性の機
能層の上にラミネートされるための織物布地層にされる
ことができる。このようにして、高度に耐磨耗性である
ばかりか、防水性でかつ「透湿性」の布地が得られる。
このような布地は、オートバイ運転者の保護着のような
保護着に、いろいろな用途を有する。好ましくは、少な
くとも1層の裏地が、その機能層の他方の面にラミネー
トされる。この裏地は、断熱層及び/又はライナーとし
て作用し、本布地から作成された衣服の着心地のよさを
改良することができる。
【0013】本発明の好ましい態様において、100〜
500g/m2 、最も好ましくは250〜500g/m
2 の重量を有する布地層を得るように、第2糸とともに
本発明の糸から布地層が織られる。この第2糸は、ポリ
アミド、ポリエステル、ポリベンゾイミダゾール、及び
綿の群から選択された材料から作成され、最も好ましく
は、ポリアミド糸である。
【0014】機能層は、膜又はフィルムであり、ポリエ
ステル、ポリアミド、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリケトン、ポリスルホン、ポリカーボネート、ポ
リテトラフルオロエチレンなどのフルオロポリマー、ポ
リアクリレート、ポリウレタン、コポリエーテルエステ
ル、コポリエーテルアミドからなる材料の群から作成さ
れることができる。最も好ましくは、機能層は、高度に
防水性で透湿性であることが知られている延伸膨張PT
FEから作成される。
【0015】−定義− 〔防水性〕本願における防水性とは、0.13バール以
上の水侵入抵抗(静水抵抗)を有することを意味する。
この測定は、100cm2 の面積を有するテストサンプ
ルを、高めながらの水圧下に置くことによって行われ
る。この目的のため、20±2℃の温度の蒸留水を使用
し、水圧の増加速度を60±3cm水柱/分とした。こ
こで、サンプルの水侵入抵抗は、サンプルの反対面に水
が出現する圧力である。このテストを行う正確な方法
は、「ISO Standard No.811 from 1981 」から得られ
る。
【0016】〔水蒸気透過性〕本願における用語「水蒸
気透過性」とは、150(m2 ・Pa)/Wを下回る水
蒸気透過速度RETを有することを意味する。水蒸気透
過速度は、「Bekleidungsphysiologisches Instituts
e.V. Hohenstein(ドイツ)」の発行による「Standard-
Pruefvorschrift (Standard Test Rules) No.BPI 1.4
、1987年9月」の中で説明されている「Hohenstein MD
M Dry Method 」を用いて測定される。
【0017】〔機能層〕用語「機能層」は、防水性と水
蒸気透過性の双方の特性を有する層を指称するのに使用
される。 〔糸〕本願における用語「糸(yarn)」は、布地に作成さ
れる材料の連続ストランドを表すために使用される。こ
れにはストランド、フィラメント、繊維等がある。
【0018】〔dtex〕これは、繊維工業分野で一般に使
用される尺度である。メートル法の単位において、dtex
は糸の10000mあたりのグラムに等しい。従って、
例えば、500dtexの糸は、10000mの糸あたりに
500gの重さを有する。図1は、本発明による糸から
作成されたオートバイ運転者用の保護着10を示す。図2
aに示すように、本発明による保護着10が作成される布
地ラミネート20は3層ラミネートであり、外被の布帛30
は、本発明によって作成された織られた、不織の、又は
編まれた糸からなる。外被の布帛30は、機能層40の上側
表面の上にラミネートされ、その反対面に裏地布帛50が
ラミネートされる。
【0019】図2bに示すように、機能層40は、本発明
の1つの態様において、多孔質ポリマー層60と、連続し
た無孔質の親水性で水蒸気透過性のポリマー層70から作
成される。好ましくは、本発明で使用される多孔質ポリ
マー層60は、開口して相互に接続する微細空隙の微視的
構造を有する微細多孔質ポリマー膜である。これは、空
気透過性を示し、そのようなものとして水蒸気透過性を
付与し又は損なわない。本願に記載の布地ラミネート20
に使用される微細多孔質膜は、一般に、5μm〜125
μmの厚さであり、最も好ましくは、約5μm〜25μ
mのオーダーである。微細多孔質膜の材料の有用なポリ
マーには、可塑性ポリマーとゴム弾性ポリマーの双方が
挙げられる。適切なポリマーの例には、ポリエステル、
ポリアミド、ポリオレフィン、ポリケトン、ポリスルホ
ン、ポリカーボネート、フルオロポリマー、ポリアクリ
レート、ポリウレタン、コポリエーテルエステル、コポ
リエーテルアミド等が挙げられる。好ましいポリマーは
可塑性ポリマーである。
【0020】最も好ましい微細多孔質ポリマー膜の材料
は、延伸膨張された微細多孔質のポリテトラフルオロエ
チレン(ePTFE)である。これらの材料は、多数の
開口して相互に接続した微視的空隙、高い空隙体積、高
強度、柔軟性、可撓性、安定な化学特性、高い水蒸気透
過性、及び良好な汚染抑制性を呈する表面によって特徴
づけられる。米国特許第3953566号と米国特許第
4187390号は、このような微細多孔質の延伸膨張
ポリテトラフルオロエチレン膜の調製を記載しており、
本願でも参考にして取り入れられている。
【0021】連続した水蒸気透過性のポリマー層70は、
親水性ポリマーである。「親水性」とは、拡散によって
選択的に水を輸送するけれども、圧力を加えられた液体
又は空気の流れを阻止する層をいう。したがって、水分
即ち水蒸気は輸送されるが、そのポリマーの連続層は、
風媒の粒子や微生物のようなものの通過を妨げる。この
特徴は、多孔質ポリマー層60を備えた布地とひいてはそ
れから作成された保護着10のような物品に、あらゆる大
きさの汚染物に対するバリヤとして機能することによる
優れた汚染抑制性を与える。また、水蒸気を透過する材
料の特性は、着用者に心地よさを与える。
【0022】連続した水蒸気透過性ポリマー層60は、一
般に、5μm〜50μm、好ましくは約10μm〜25
μmの厚さである。この厚さは、満足できる耐久性、連
続性、及び水蒸気透過速度を生じさせるのに適切な実用
上のバランスであることが見出されている。限定される
ものではないが、本願で最も有用な連続した水蒸気透過
性ポリマーは、ポリウレタン系、シリコーン系、コポリ
エーテルエステル系又はコポリエーテルエステルアミド
系である。適切なコポリエーテルエステル親水性組成物
は、米国特許第4493870号(Vrouenraets) と米国
特許第4725481号(Ostapachenko)の教示に見るこ
とができる。適切な親水性組成物は、米国特許第423
40838号(Foyら)に記載されている。適切なポリウ
レタンは、米国特許第4194041号(Gore)に見るこ
とができる。連続した水蒸気透過性ポリマーの好ましい
部類はポリウレタンであり、とりわけ米国特許第453
2316号(Henn)に記載のようなオキシエチレン単位を
含むものである。一般に、これらの材料は、ポリマーに
親水性を与える高濃度のオキシエチレン単位を有する組
成を含む。オキシエチレン単位の濃度は、一般に、ベー
スポリマーの45重量%を上回り、好ましくは60%を
上回り、最も好ましくは70%を上回る。
【0023】本発明のラミネート20を作成するのに使用
される機能層40は、米国特許第5026591号(Henn
ら)の教示にしたがって調製可能である。この方法は、
限定されるものではないが、図3に示したような3本ロ
ールの組み合わせの下記の記載によって例示される。溶
融した水蒸気透過性ポリマー100 の計量制御が、グラビ
アロール110 とドクターブレード/ポリマー溜120 によ
って与えられる。水蒸気透過性ポリマー100 が、2本の
回転するロール150 と160 の間のニップ140 の中を連続
的に移動する多孔質ポリマー膜70に、薄い連続した液体
フィルム105 として施され、第1の回転ロール150 は、
液体ポリマーでコーティングされており、第2の回転ロ
ール160 は、ポリマー膜70の多孔質構造の中に液体ポリ
マーを部分的に圧入させる支持を提供する。
【0024】図4に示されたような標準的ラミネートプ
ロセスを用い、外被布帛30と裏地布帛50が機能層40にラ
ミネートされる。簡明のため、図4は、1つの布帛層、
即ち外被布帛30又は裏地布帛50のいずれかを機能層40の
1つの面にラミネートすることのみを示している。この
プロセスにおいて、ドクターナイフ/接着剤溜180 から
の加熱硬化性接着剤170 のドットパターンが、グラビア
ロール190 によって機能層40の第2面に計量供給され
る。複合層220 の第2面に接着剤ドットを移すのに十分
な圧力の低硬度のゴムロール200 によって、機能層40
を、グラビアロール190 に接触させて僅かな張力下に保
つ。
【0025】印刷ニップ210 を出ると、接着剤ドットを
被覆された複合層220 は、ラミネートロール230 に供さ
れ、そこで、貯蔵ロール240 から提供される裏地布帛50
又は外被布帛30と緊密に接触する。形成されたラミネー
ト250 は、約125℃で硬化され、次いでロール260 の
周りに巻かれる。ロール260 と圧力ロール280 の間のニ
ップ270 を出た後、ラミネート250 は貯蔵ロール290 に
巻き取られる。
【0026】外被布帛30が作成される糸295 が図5に示
されており、この図は、第2材料からなるカバー又はシ
ース310 が周りに設けられた第1材料からなるコア300
を示す。本発明のある態様において、コア300 の第1材
料はアラミド繊維であり、より具体的には、デュポン社
から入手可能なKEVLAR(登録商標)繊維のような
メタアミド繊維である。本発明のもう1つの態様におい
て、コア300 は、W.L.Gore & Associ
atesから入手可能なRASTEX(登録商標)繊維
のような延伸膨張ポリテトラフルオロエチレン(ePT
FE)からなる繊維で作成される。本発明のもう1つの
態様において、コア300 は、ドイツのデュポン社又はス
イスのデュポン社から入手可能な強力NYLON(登録
商標)(ポリアミド6.6)からなる繊維より作成され
る。より一般には、コア300 は、非常に高い引張強度を
有する第1材料の繊維から作成される。表1は、コア30
0の第1材料として使用可能な繊維の引張強度を示す。
引張強度は、「German DINStandard No.53834 Part 1
、1976年2月」にしたがい、「German DIN Standard N
o.53802」に規定された20±2℃と相対湿度65±2
%の通常の気候条件下で測定される。
【0027】
【表1】 カバー310 は第2材料から作成され、これは、本発明の
1つの態様において、ポリアミド繊維であり、より具体
的には、デュポン社から入手可能なCORDURA(登
録商標)繊維のようなポリアミド6.6繊維である。本
発明のもう1つの態様において、カバー310 に使用され
る第2材料は、やはりデュポン社から入手可能なNOM
EX(登録商標)繊維である。あるいは、DSM Ch
emicals & Fertilizers(Sittar
d, オランダ)から入手可能なポリアミド4.6繊維を
使用することもできよう。あるいは、カバー310 は、コ
ア300 を被覆する樹脂からなることもできる。より一般
的には、カバー310 に使用される第2材料は、染料粒子
も受容できる高い耐磨耗性の糸が形成されるように選択
される。このような繊維の例は、ポリアミド、ポリエス
テル又は綿である。
【0028】本発明の好ましい態様において、コア300
は、周りにCORDURA(登録商標)繊維が配置され
たKEVLAR(登録商標)繊維から作成される。KE
VLAR(登録商標)繊維は、糸295 に高い引張強度を
与える。カバー310 は、約255℃の融点を有して下記
のように高い耐磨耗性のCORDURA(登録商標)繊
維から作成される。CORDURA(登録商標)繊維
は、KEVLAR(登録商標)繊維と異なり、紫外線に
よる崩壊に抵抗性があり、染色されることができる。K
EVLAR(登録商標)繊維は、約400℃の非常に高
い融点を有し、CORDURA(登録商標)繊維が溶融
したとしても、糸295 からなる布帛30はその構造を保持
する。即ち、得られる糸295 は、紫外線による崩壊に対
して安定であり、所望の色の布地を形成するように染色
可能であり、高い引張強度を有する。染料粒子は、物理
的結合(ファンデルワールス力)によってカバー310 の
中に保持される。
【0029】また、カバー310 がポリエステルからなる
ことも考えられる。この材料は、例えば、染料粒子が化
学的に結合可能な反応基を含む粒子受容体を有する。化
学的結合は物理的結合よりもはるかに強度が高く、この
ため、ポリエステルのカバー310 からなる糸295 は、よ
り変色しないと考えられる。糸295 のコア300 は、紡績
単糸、多繊糸、又は互いに端が絡まった約100mmの
長さの多数の引裂繊維を有するいわゆる「牽切」繊維か
らなることができる。紡績単糸は最大の縦引張強度を有
する。約200dtexの繊維が使用されるものと考えられ
る。このタイプの繊維は、牽切繊維よりも実質的に高価
である。使用可能なもう1つのタイプの繊維は、引裂繊
維が約38〜40mmの長さを有するいわゆる「綿紡」
繊維である。綿紡繊維は、牽切繊維や単繊糸のような高
い縦引張強度を呈しない。しかしながら、この2つのそ
れ以外のタイプの繊維よりも安価である。
【0030】図5に示した糸295 は、好ましくは、コア
300 を形成する繊維の周りにカバー310 を形成する繊維
を巻くことによって作成される。このような技術は、当
該分野で公知であり、このようなプロセスを実施可能な
機械は、Rieter(Ingolstadt 、ドイツ)及び/又
はSchalfhorst(メンヘングラッドバッハ、
ドイツ)から入手可能である。
【0031】このようにして得られた糸295 は、例え
ば、ドイツのDornierから供給される機械を使用
した公知技術を用い、織られる又は編まれることができ
る。本発明の糸295 から得られる外被布帛30は、平方セ
ンチメートルあたりの糸の数を変化させて、重量をより
重く又は軽くすることができる。また、本発明の糸295
は、外被布帛中で別な糸と組合わせることもできる。
【0032】織り加工の後、外被布帛30は、図4に関連
して説明したラミネート技術を用い、ePTFEとポリ
ウレタンコーティングからなる機能層40にラミネートさ
れた。機能層40の他方の面に裏地布帛50がラミネートさ
れた。次いで、このようにして得られた保護着10用の布
地20を形成する3つのラミネート層を、耐磨耗性のテス
ト法を用いてテストした。1つのこうしたテスト法は、
Darmstadtの工科大学(ドイツ)によって開発
され(Darmstadt 法)、文献「"Schutzkleidungspruefu
ng und Entwicklungsmoeglichkeiten"、by A.Weidele i
n VDI Berichte Nr. 675, 1987, pp263-279」に記載さ
れている。このテストは、本発明の布帛片をその上に広
げた直径125cmの円板をコンクリート表面の上に落
とすことを含む。この円板は、落下の前に60km/h
の速度で軸の周りに回転するように調節されたアームに
装着され、次いで停止させる。速度は、道路の表面にオ
ートバイ運転者の背中が落下する慣性モーメントに対応
するように選択される。停止するまでに円板が走行する
円経路の周長は900mmである。布地サンプルと道路
表面の間の表面圧力は1.875N/cm2 であり、高
さ1.75mの75kgのオートバイ運転者が落下した
ときに道路表面に及ぼす圧力に匹敵する。テスト結果
は、目視検査によって観察される布帛中の孔の程度を評
価することで与えられる。各ケースにおいて、布帛を回
転方向に対して異なる角度で装着し、3つのサンプルを
用いた。磨耗程度の指標は、下記の表にしたがって各サ
ンプルに与えられる。
【0033】
【表2】 また、材料の摩擦係数の平均値を計算した。これは、オ
ートバイ運転者の衣服に対する要件によると0.7と
1.1の間にあるべきである。より小さい値は、実際の
事故のときに、受け入れられない長い滑りをもたらし、
オートバイ運転者と別物体の衝突に結びつくことがあ
る。1.1を上回る摩擦係数は、オートバイ運転者が路
面上で「宙返り」する恐れがあり、骨折を起こさせるこ
とがある。
【0034】
【実施例】例1 250〜300g/cm2 の重さの外被布帛30を、本発
明の糸295 とデュポン社から入手可能な500dtexのC
ORDURA(登録商標)糸の混合物から作成した。本
発明の糸295 は、デュポン社から入手可能な200dtex
のKEVLAR(登録商標)の牽切糸のコアに、デュポ
ン社から入手可能な2本の約370dtexのCORDUR
A(登録商標)糸のカバーを巻き、約1000dtexの糸
にするように作成した。この糸295 を、張力下で160
〜180℃に加熱するとによりヒートセットした。
【0035】このようにして作成した糸295 を、500
dtexのCORDURA(登録商標)とともに織り、各4
本目の緯糸を本発明による糸とし、各4本目の経糸を本
発明による糸とした。次いで、外被布帛30を、ポリウレ
タン層70をコーティングして0.9mmの厚さを有する
ePTFE層50を含む機能層40にラミネートし、2層ラ
ミネートを作成した。機能層40の他方の面にラミネート
した30g/m2 の重さのポリエステル裏地を用い、3
層ラミネートを作成した。
【0036】例2 例1の糸295 を別な織り方で使用した。この例におい
て、緯糸は、16本の500dtexのCORDURA(登
録商標)糸とそれに続く本発明の2本の1000dtexの
糸295 とした。この織り方は、16本の500dtexのC
ORDURA(登録商標)糸と本発明の2本の1000
dtexの糸295 からなる。次いで、このようにして織られ
た外被布帛30を機能層40にラミネートした。
【0037】例3 例1の糸295 を使用した。経糸と緯糸の双方は、2本の
1100dtexのCORDURA(登録商標)糸とそれに
続く本発明の1本の1000dtexの糸295 を含んだ。次
いで、このようにして織られた外被布帛30を機能層40に
ラミネートした。
【0038】例4 本発明の糸295 を、デュポン社からの100dtexのKE
VLAR(登録商標)の牽切糸又は単繊糸のコアの周り
に2本の180dtexのCORDURA(登録商標)糸の
カバーを紡糸して作成した。この糸295 を織って外被布
帛30を作成し、機能層40にラミネートした。
【0039】比較例 比較例として、4つの既存の布帛をテストした。第1の
比較例は、ポリウレタン層で被覆されたePTFE層を
備えた機能層にラミネートされた、高強力ポリアミド
6.6とCORDURA(登録商標)糸の混合物を含ん
でなる外被を有するW.L.Gore & Assoc
iates GmbH(Feldkirchen,ドイツ)から入手
可能な2層のLEMANS布帛とした。外被は225g
/m2 の重さを有した。
【0040】第2の比較例は、ポリアミドとポリエステ
ルの混合物から作成したレコナジャケットとした。第3
の比較例は、シェラーから入手可能なK300布帛とし
た。K300布帛は330g/m2 の重さを有するポリ
アミド4−6Kevlar織物とZライナーラミネート
である。
【0041】第4の比較例は、イタリアのMagocc
hiから入手可能なCORDURA(登録商標)500
とした。最後に、第5の比較例は1.4mmの厚さの牛
の皮革とした。
【0042】
【表3】 表3の結果を考察することによって理解できるように、
本発明によって作成した2層と3層のラミネートについ
ての磨耗指標は、3の値を下回る。比較例1と2の布地
は、両方とも3を上回る磨耗指標を示す。また、本発明
にしたがって作成された2層と3層のラミネートの重量
減少率が、比較例1のラミネートのそれよりも実質的に
小さいことが注目される。比較例3と5の双方は、3を
下回る磨耗指標を示す。しかしながら、それらの重さは
大であり、これらの材料から作成される衣服は重いこと
を意味する。CORDURA(登録商標)500材料か
ら作成される衣服は割合に軽いであろう。しかしなが
ら、この材料は防水性機能層を含まないため、本発明の
布地ラミネートや比較例1と3のラミネートのようには
防水性でない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の糸を用いたオートバイ運転者の保護着
を示す。
【図2】図2aは、保護着が作成される布地の横断面を
示す。図2bは、図2aの布地に使用される機能層の横
断面を示す。
【図3】本発明によるラミネートの機能層を調製するた
めの装置を示す。
【図4】ラミネート装置を示す。
【図5】本発明による糸を示す。
【符号の説明】
10…保護着 20…布地ラミネート 40…機能層 250…ラミネート 295…糸
フロントページの続き (71)出願人 599078004 クリングラー テキスティル アクチェン ゲゼルシャフト スイス国,ツェーハー9200 ゴッサウ,ビ ラーシュトラーセ (72)発明者 オリバー オピッツ ドイツ連邦共和国,83052 ゴッティンク /ブルックミュール,マルガリーテンシュ トラーセ 1 (72)発明者 カール クホウスキー スイス国,ツェーハー9200 ゴッサウ,ビ ラーシュトラーセ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高い縦引張強度を有するコア繊維からな
    るコア(300) 、及びそのコア(300) の周りに配置され
    て、高い耐磨耗性と粒子受容体を有するシース材料から
    なるシース(310) 、を含んでなることを特徴とする糸(2
    95) 。
  2. 【請求項2】 糸(295) のそのシース(310) が、そのコ
    ア(300) の周りに紡糸された請求項1に記載の糸(295)
  3. 【請求項3】 そのコア(300) が0.8cN/dtexを上
    回る縦引張強度を有する請求項1に記載の糸(295) 。
  4. 【請求項4】 そのコア繊維(300) が、アラミド繊維、
    ポリアミド繊維、ポリエチレン、グラファイト、ガラ
    ス、鋼又はポリテトラフルオロエチレン繊維からなる繊
    維の群より選択された請求項1に記載の糸(295) 。
  5. 【請求項5】 そのコア繊維(300) がパラアラミド繊維
    である請求項4に記載の糸(295) 。
  6. 【請求項6】 そのシース材料(310) が、ポリアミド、
    ポリエステル又は綿からなる材料の群より選択された請
    求項1に記載の糸(295) 。
  7. 【請求項7】 そのシース材料(310) がポリアミド6.
    6である請求項6に記載の糸(295) 。
  8. 【請求項8】 そのコア繊維(300) が、互いに絡み合っ
    て解けた端部を有する複数の繊維からなる請求項1に記
    載の糸(295) 。
  9. 【請求項9】 そのコア繊維(300) が多繊糸である請求
    項1に記載の糸(295) 。
  10. 【請求項10】 そのシース材料(310) の耐磨耗性とし
    て、円板が1cmの高さから落下して1.875N/c
    2 の圧力を生じ、その周速が55〜65km/hの速
    度でコンクリート表面上で回転したとき、その糸(295)
    から作成されて300〜400g/m2 の重さを有する
    織物生地が3を下回る磨耗指標を示す請求項1に記載の
    糸(295) 。
  11. 【請求項11】 その粒子受容体が染料粒子を受け入れ
    る請求項1に記載の糸(295) 。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項の糸(2
    95) から作成された織物。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の織物(30)から作成
    された保護着(10)。
  14. 【請求項14】 その織物(30)が防水性で水蒸気透過性
    の機能層(40)にラミネートされた請求項13に記載の保
    護着(10)。
  15. 【請求項15】 裏地(50)が防水性で水蒸気透過性の機
    能層(40)にラミネートされた請求項14に記載の保護着
    (10)。
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