JP2000062855A - 用時開封ユニット及び排液ユニットを所定の順序でユニット換装による切換え実行型の溶液等の製造装置 - Google Patents

用時開封ユニット及び排液ユニットを所定の順序でユニット換装による切換え実行型の溶液等の製造装置

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JP2000062855A
JP2000062855A JP10242572A JP24257298A JP2000062855A JP 2000062855 A JP2000062855 A JP 2000062855A JP 10242572 A JP10242572 A JP 10242572A JP 24257298 A JP24257298 A JP 24257298A JP 2000062855 A JP2000062855 A JP 2000062855A
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    • B65D81/32Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凍結乾燥と高温蒸気滅菌とを個別の容器で並
列実行可能で、得られた容器を連結して溶液を調製で
き、次に溶液排出できるシステムの開発。 【解決手段】 下端開口15が封止膜13で閉塞された
液体媒体収容部1に、上段外筒2及び封止膜穿孔部材1
2がドーム部14で組合わされたユニットU1が装着され
た先行態様と、大径孔32hが封止膜35で閉塞された
封止膜保持部材32が上端開口3mに内嵌された溶質収
容部3とを異径接続管4で着脱可能に接続した用時開封
調製容器系において、液体媒体収容部1内の液体媒体L
を溶質収容部3内に流下させて、収容されている溶質S
の溶液を調製後に、液体媒体収容部1に冠装されていた
ユニットU1をユニットU2に換装する後続態様を行なえ
ば、後者のポンプ機能で溶液を容器外へ排出できる。 【効果】 並列処理実現;ユニット容易交換実現。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2個以上の換装可能
ユニット即ち、用時開封ユニット(ユニットU1)及び排
液ユニット(ユニットU2)が所定の順序で液体媒体収容
部に冠装されるユニット換装型の製造装置に関する。詳
しくは、用時開封ユニットとして、液体媒体収容部に組
込用の封止膜穿孔機構、緩衝部及び上段外筒を組合わせ
たユニットを液体媒体収容部に冠装した先行態様の製造
装置及びこの用時開封ユニットを排液ユニット(主とし
てポンプユニット)に換装した後続態様の製造装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】既に、単筒でその下端域が封止膜で閉塞
されて液体媒体を収容し、その封止膜を穿孔又は破壊
(本発明では「穿孔」と総称する)することによって開口す
る液体媒体の用時吐出型容器又は略二重筒構造体の何れ
かがその下端域で封止膜によって閉塞されて液体を収容
すると共に、他方がその封止膜を穿孔する手段と連動し
た構造の用時開封調製型容器は種々提案されている。
【0003】例えば、実開平7−22980号公報(資
1)には、略有底単筒型の用時開封型液体収容部と溶質
収容部とが同一容器内に区分された容器が記載されてい
る。この区分容器はその内壁中段域に内方向けの環状張
出しを備えると共に、その上端開口部周縁に載置された
可撓性の部分球面体の中心から下方向けに伸びる棒状の
開栓体及びその下端に脱離可能に装着された盆型の栓部
が容器内壁中段域の環状張出しの開口に密嵌された形態
が示されている。
【0004】この容器においては、容器の下半域に溶解
液が収容され、上半域に溶解用粉粒体が収容されている
点で、従来既知の容器とは異なる。また、一旦開栓体が
押込まれた場合には、その下端域に装着されている栓部
が脱離して器底に沈み、次に容器を傾けて収容されてい
る液体を注ぎ出す段階においては、容器の内壁中段から
突設された環状突条によって栓部が堰き止められて容器
の開口へ転落しない。
【0005】本発明における開封手段と一見似通った開
封手段を備えた従来の容器においては、開栓体と栓部と
が当初は相互に連結されているものの、開栓体の押下げ
に起因して両者間の連結関係が切れ、栓部は容器底に沈
下する。この従来の開封手段においては、容器底に沈下
した栓部は内容物が用い尽くされるまでは容器内に留ま
る外は無い。
【0006】しかし、脱離した栓部が沈下するか否かは
容器内に収容された液体との密度差に負うものであるか
ら、栓部が如何なる場合においても沈下する様に材質等
を設定することは容易ではない。それに加えて、沈下を
助ける芯材とその外側を取り囲んで芯材と液体との接触
を避ける包囲材との親和性等及び包囲材の液体に対する
耐久性等においても種々の問題が内在し得る。
【0007】しかも、前記の資1においては、容器内に
おいて液体が栓部よりも下部に、溶質Sが栓部よりも上
部に、それぞれ収容されている。処が、この収容方式で
は、中間を閉塞して両者の接触を阻止している栓部が脱
離した場合にも、上部から粉体又は顆粒状等の固形溶質
Sの全量が下部の液体中へ常に迅速に流下することは期
待し難い。即ち、粉体には、その一般に複雑な形状、低
い嵩密度(見掛け密度)に加えて、吸湿等に起因する流動
性低下等が顕著に現われる。この状況は特に、小粒径の
粉体又は流体の場合に、往々にして無視し難い程度に達
する。
【0008】その結果として、折角開封したに拘わら
ず、所望の溶液が調製されないという事態も生じ、その
原因が主に保管条件に帰せられるとはいえ、実際に如何
なる場合でも必要な保管条件を実現することは意外に難
しい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は従来の
一見類似の開封手段に伴う種々の問題点を解消し、栓部
の離脱による開口後には容器内に栓部等の慰留物その他
を生じない様に改良すると共に、各段階即ち、開封段
階、溶質溶解段階、溶液取出し段階のそれぞれの機能を
同一の容器に組付けることに起因する複雑化、作動の確
実性低下、大型化、重量増加及びそれらから派生する携
帯性低下等を防止又は軽減することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を実
現する手段として、上記の開封段階及び溶質溶解段階の
機構を組込んだ用時開封調製ユニットを先ず溶質収容部
に冠装し、次にこのユニットを溶液排出段階で排液ユニ
ットに換装できる様に構成されている。 (1)溶質収容部に密嵌された液体媒体収容部に冠装され
た用時開封ユニットがその機能終了後に排液ユニットに
換装されて、その機能が実行される構成のユニット換装
型の溶液等の製造装置。 (2)用時開封ユニットがその下段出口に封止膜で封止さ
れた液体媒体収容部、該収容部内に設置された封止膜穿
孔部材及びオートクレーブ滅菌による内圧上昇を吸収す
る緩衝部で構成されている前記項1に記載の製造装置。 (3)緩衝部が液体媒体収容部の気相部出口に冠装され、
液体媒体から発生する蒸気圧の上昇を自己の変形又は自
己の体積増加若しくは減少等によって吸収する前記項2
に記載の製造装置。 (4)緩衝部が軟質エラストマー製の略ドーム状部であっ
て、封止膜穿孔部材が棒状体であり、封止膜穿孔部材は
その上端部が該ドーム状部中の支承洞中に把持されるこ
とによって懸吊されている前記項1〜3の何れかに記載
の製造装置。 (5)溶質収容部が下方向けに略先細りで、その開口部に
封止膜保持部材が密嵌され、この封止膜保持部材が封止
膜を保持し、その内部に溶質Sが収容されている前記項
1〜4の何れかに記載の製造装置。 (6)排液ユニットが吸上げポンプ機構又は押上げポンプ
機構、溶液等吸上げ管及びポンプ機構作動部から主とし
て構成されている前記項1〜5の何れかに記載の製造装
置。 (7)排液ユニットが更にスプレーヘッドを備えている前
記項1〜6の何れかに記載の製造装置。 (8)先行態様として、液体媒体収容部がその下段出口を
封止膜で封止され、その上端開口をドーム状部で密閉さ
れ、該ドーム状部がその内部に封止膜穿孔部材を把持及
び懸吊し、該液体媒体収容部の下段域が異径接続管の上
管部に密嵌され、異径接続管の下管部には封止膜で覆わ
れた封止膜保持部材をその上端開口に密嵌された溶質収
容部が内嵌されている態様及びそれに次ぐ後続態様とし
て、該ドーム状部及び封止膜穿孔部材に代えて排液機構
が溶質収容部に冠装された態様が実行される前記項1〜
7の何れかに記載のユニット換装型の溶液等の製造装
置。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の用時開封ユニット及び排
液ユニット換装型の溶液等製造装置(以下、「本発明の製
造装置」と称することがある)の形状及び構造を以下に図
面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明の図面に
おいては、「上下左右前奥表裏」等は説明の便宜上の表現
である。
【0012】<ユニットU1(用時開封ユニット)>図1
で統括される態様は本発明の製造装置を構成する先行態
様であって、図1(A)は用時開封ユニット(以下、「ユニ
ットU1」と略称することがある)が装着された液体媒体
収容部1が溶質収容部に装着された状態の模式的縦断面
図である。また、図1(B)は封止膜保持部材32、封止
膜33、溶質収容部3の上端域及びカシメ部材35の相
互間における位置関係を示す模式的部分切開拡大断面図
である。
【0013】また、図2で包括される態様は本発明の製
造装置を構成する後続態様である排液ユニット(ユニッ
トU2)が溶質収容部に接続された状態の模式的縦断面図
に示されており、図2(A)は本発明の製造装置におい
て、開封用管状体が封止膜を穿孔した状態を示す模式的
縦断面図であり、図2(B)は図1の製造装置におけるユ
ニットU1がユニットU2に換装された状態を示す模式的
縦断面図である。
【0014】<液体媒体収容部1>図1(A)において、
1で表わされる異径管状体は溶質を溶解又は分散する液
体媒体収容部であって、略円筒状でその下端域が移行域
1rで縮径されながら下端開口1mへ到るが、その開口1
mは封止膜13で水密に閉塞されている。該収容部1の下
段側壁からは外方へ向けて、突起又は突条(以下、「突
部」と総称することがある)1bが突設されており、この
突部1bが後述の異径接続管4に内嵌された際に自然に
は離脱しない様に異径接続管4の上部管4s内壁に備え
られた凹陥又は凹溝(以下、「凹部」と総称することがあ
る)4uに係合する。溶解液収容部1の外壁上半部には係
合手段として例えば、螺条1sが付設されている。ま
た、液体媒体収容部1が異径接続管4内で回動すること
を防止する為に、液体媒体収容部1の下段外壁から縦鰭
1fが突設されて、異径接続管4の上管部4s内壁から突
設された縦鰭4fと係合する。
【0015】図1(B)においては、封止膜保持部材32
の大径孔32h中段に位置する環状張出し32bの頂面に
は封止膜33が水密に溶着されて溶質収容部3の内部を
外界から遮断している。更に、封止膜33は環状張出し
32bの頂面に溶着(融着)され、更に封止膜33の上方
からもカシメ部材35が封止膜33の周縁域に溶着され
ると共にそれを押圧して、封止膜33の剥離を防止して
いる。このカシメ部材35は断面略コの字型の部材であ
って、その外輪部35xが封止膜保持部材32の外周壁
32xに、その天板部35tが頂面32tを及びその内輪
部35iが大径孔32hの内壁32iに接触して、封止膜
保持部材32を一連に覆うと共に、その内輪部35iの
下端縁で封止膜33の上面外周域に融着されている。ま
た、上記の封止膜保持部材32の中心部を貫通する通液
孔34を閉塞する封止膜33は使用時(用時)まではその
儘で温存されている。
【0016】この封止膜33と封止膜保持部材32との
融着体に要求される性能は通常行なわれる凍結乾燥即
ち、溶質を溶解した溶液又は分散した分散液が収容され
た後に行なわれる高真空印加及びそれに続く低温にも耐
えて、封止膜の剥離及び破断等の何れをも生じさせない
ことである。詳しく説明すれば、凍結乾燥はそれに先だ
って容器内に強度の減圧(高真空)処理が行なわれるか
ら、仮に容器自体は減圧処理に耐え得ても、封止膜が耐
え兼ねて破断、亀裂又は剥離等を生ずれば、凍結乾燥に
耐えたことにはならない。
【0017】<溶質収容部3>図1において3で表わさ
れる容器は袴部付倒立円錐形の溶質収容部であって、大
径の上端開口3hから下方へ向けて通常は中段域まで筒
状域に続き、下段域で先細りに形成されると共に、下段
域の外側を袴部3xが取囲んで自立性を確保し、その上
端開口3hには封止膜保持部材32が内嵌されている。
【0018】この封止膜保持部材32は略円筒状の短い
筒状の栓体であって、その上端域が外側へ張出してフラ
ンジ32fを形成し、封止膜保持部材32の上方から下
方へ向けて穿設された開口から中段までは大径孔32h
に形成され、中段の短区間は稍縮径されて環状張出し3
2bが形成され、環状張出し32bに囲まれた開口34か
ら下端向けに次第に拡径して錐形孔に形成され、頂面か
ら下端まで一貫した通液路34が形成されている。
【0019】本発明の製造装置の使用態様は溶質収容部
3内において凍結乾燥処理が行なわれない態様即ち、溶
質収容部内に収容された好ましくは粉体状又は顆粒状の
溶質を液体媒体によって溶解又は分散し、調製された溶
液又は分散液をユニットU1に代わって換装されたユニ
ットU2によって、排出する態様をも包含する。
【0020】図1の本発明の製造装置を構成するユニッ
トU1は上述の封止膜穿孔部材12tを液体媒体収容部1
に装着する為の上段外筒2で主として構成されるが、そ
れに加えてドーム状部14等が組み付けられている。図
1においては、ユニットU1をその外壁上段に装着した
液体媒体収容部1と溶質収容部3とは異径接続管4によ
って自然には離脱しない程度に接続されている。
【0021】<異径接続管4>図1の異径接続管4は上
半部が稍小径管部及び下半部が稍大径管部で形成された
構成である。この異径接続管4では、その中段域の内壁
から内側へ張出した環状棚4kを境にして上部域を上管
部4sと呼び、下部域を下管部4bと呼ぶ。この上管部4
sは液体媒体収容部1の外壁下段部を自然には脱離しな
い様に内嵌収容する為に、その内壁にアンダーカット
(凹陥又は凹溝)4uを備えている。他方、下管部4bはそ
の内部に、基本的には溶質収容部3を自然には離脱しな
い様に収容する。この収容時には、溶質収容部3の開口
部3mには既に封止膜保持部材32が密嵌され、更にそ
の環状張出し部32bの頂面に封止膜33の周縁部が溶
着(融着)された状態であるから、下管部4bの内壁中段
又は下段部には抜出し防止用の突部4fが突起の場合に
は2ヶ所以上通常4ヶ所以上突設され、突条の場合には
弧状に2個以上若しくは全周に亙って突設されている。
【0022】<封止膜穿孔部材12>次に、図1におけ
る本発明の製造装置を構成する液体媒体収容部1に接続
された溶質収容部3内で実際に収容物を混合して所望の
溶液等を調製する為には、液体媒体収容部1内に収容さ
れた液体媒体Lと、この液体媒体収容部1に接続された
溶質収容部3に収容された溶質Sとを接触させることが
必要である。この接触を行なわせるには、両者を隔てる
2枚の封止膜を何れも穿孔して液体流通路を開く手段を
要することから、ユニットU1は封止膜穿孔部材12を
装備している。
【0023】この封止膜穿孔部材12は上段外筒(後出)
2の頂部から上下動可能に懸吊された細長い棒状の幹部
12tの下端域に円板型、角板型等のフランジ部12fを
備え、このフランジ部12fよりも下端側数ヶ所には、
フランジ部12fと幹部12tとを連絡する縦鰭12bが
装着されている。
【0024】この縦鰭12bの寸法、形状及び配置は封
止膜3の穿孔を容易にすると共に、穿たれた孔の形状を
穿孔後に装着される吸上げポンプ(後出)から容器底部ま
で挿入される通液管(後出)57の進入を妨げない様に穿
孔し得ることが重要である。図1の実施態様では、この
縦鰭12bは幹部12tの周囲に放射状に4枚設置され、
その形状は直角三角形であって、斜辺が幹部12tの先
端からフランジ部12fの外周へ到る斜線上に一致する
ものである。
【0025】<上段外筒2>図1の上段外筒2は本発明
の製造装置を構成するユニットU1の主要部を担う部材
で、上述の液体媒体収容部1内に上述の封止膜穿孔部材
12を上下動可能に懸吊する手段として、上段外筒2が
液体媒体収容部1に着脱可能に外嵌されている。
【0026】図1における上段外筒2は略円筒状体であ
って、その内壁中段域から環状突条2pが突設され、そ
の内壁下段域には螺条2sが付設されている。上段外筒
2において環状突条2pよりも上に伸びる部分2gはドー
ム状部14が不時の外力印加によって押圧されて、封止
膜が穿孔される事態を防止する役割を果たす。
【0027】この螺条2sの役割は上述の液体媒体収容
部1の上段域外壁に付設された螺条1sと螺合して上段
外筒2を液体媒体収容部1から脱離させない様にするこ
とにある。上段外筒2の別異付帯形状としては、上段外
筒2の外壁には着脱回動を支援する為のローレット又は
細かな縦突条2rが刻設されている。
【0028】この上段外筒2の第1の役割はドーム状部
14の脱離を防止する為に、液体媒体収容部1の上端開
口縁1eに載置されたドーム状部14の下端から周囲に
張出したフランジ部14fを環状突条2pの下面で圧下し
て液体媒体収容部1の上端開口縁1eに密着させること
にある。
【0029】上段外筒2の第2の役割はそのドーム状部
14tから封止膜穿孔部材12を懸吊することにある。 <<ドーム状部14の役割>>ドーム状部材14の第1の役
割である封止膜穿孔部材12を懸吊する役割を果たす為
にドーム状部14の内部には下方から上方向けに比較的
長い(深い)支承洞14aが設けられている。この支承洞
14a内には、封止膜穿孔部材12の稍拡径された頭部
12hが挿入され、その封止膜穿孔部材頭部12hが支承
洞14aに把持されて封止膜穿孔部材12の脱離が防止
される。
【0030】このドーム状部14は通常はエラストマー
製又は熱可塑性エラストマー製の略ドーム状部14t、
その周縁から下方へ伸びるスカート状部14s、その下
端から外側へ張出すフランジ部14fとで形成されてい
る。
【0031】このドーム状部14の第2の役割は液体媒
体収容部1内に収容された液体媒体Lのオートクレーブ
滅菌(121℃×30min)を行なう際にも、液体媒体L
から発生する蒸気による内圧上昇を吸収することによっ
て、それ自身の破裂も封止膜の破裂も生じさせないこと
にある。この内圧上昇は収容される液体媒体Lの種類に
よって大幅に異なるが、それでもなお、このドーム状部
14には滅菌後に液体媒体収容部1を当初と実質的に同
一に保持し得ることが要求される。
【0032】<封止膜13又は33>本発明の製造装置
の先行態様においては、液体媒体収容部1の下端開口1
5を閉塞する封止膜13及びその下面に接触する別異の
封止膜として、溶質収容部3の開口3mに内嵌された封
止膜保持部材32の上面から下方へ向けて中段まで穿設
された大径孔32hの下端に位置する環状張出し域32b
を通常時(不用時)には閉塞する為に、環状張出し域32
bの頂面に溶着固定された封止膜33が用いられてい
る。この封止膜33の周縁域には更に、カシメ部材35
の内輪部3i下端が溶着されると共に、それによって押
圧されて封止膜33の剥離が二重に防止されている。な
お、図1(B)においては説明の便宜上から、封止膜33
が封止膜保持部材32の環状張出し部32b頂面から仮
に分離した状態で図示されている。
【0033】封止膜13の装着形態は通常行なわれる樹
脂コート層との融着で足りる。この場合に発生する内圧
上昇の大部分はドーム状部材14の膨張によって吸収さ
れるからである。
【0034】処が、溶質収容部3を外界から遮断する封
止膜33の装着形態は遥かに堅固であることが要求され
る。即ち、溶質収容部3には凍結乾燥段階で印加される
高真空(高減圧)によっても、封止膜33が破裂又は亀裂
等を生じない様に、高真空を吸収してその破壊的作用が
封止膜33に及ばない様にするだけの補償部分が他に設
けられていないからである。従って、溶質収容部3にお
いては、封止膜33の装着は前述の通りに遙かに入念で
ある。
【0035】この封止膜33の材質としては各種のもの
を採用し得るが、通常は金属箔特にアルミニウム箔又は
この少なくとも片面を樹脂でコートした積層箔が用いら
れる。本発明においては、封止膜13及び33の双方共
に好適にはアルミニウム箔に低密度ポリエチレン(LDPE)
がコートされた積層箔であるが、封止膜33の方が厚い
ことが好ましい。
【0036】図2で包括される態様において、図2(A)
は本発明の製造装置の使用段階1であって、液体媒体収
容部1が溶質収容部3に密装されていると共に、前者に
ユニットU1が外嵌された複合体に対して、上方から押
圧力が印加された状態を示す(下向きの白抜き矢印及び
英字「PUSH」で表示)模式的縦断面図である。図2
(B)は本発明の使用段階2であって、ユニットU1に代
えてユニットU2即ち、調製された溶液を容器外へ排出
する(取出す)為の排液ユニットが液体媒体収容部1に外
嵌された状態を示す。
【0037】<発明の作用及び効果>本発明の製造装置
の使用時における態様について以下に説明する。図2
(A)によれば、使用に際しては本発明の製造装置に外方
から押圧力を印加すること及びその結果、上段外筒2の
上面に気密に装着されていたドーム状部14及びそれか
ら懸吊されていた封止膜穿孔部材12が下方へ移動して
2枚の封止膜13及び33を穿孔開封した後に、更に溶
質収容部3の開口3mに内嵌された封止膜保持部材32
の下段に位置する下側開口部34へ進入している。
【0038】この状態においては、液体媒体Lは同一容
器3内で溶質Sと充分に接触しており、更に溶解度合い
又は分散度合いを向上させることが望ましい場合には、
本発明の区分容器を左右に振り混ぜる等の措置も有益で
ある。
【0039】図2(B)によれば、当初の溶質収容部3内
で調製された所期の溶液を容器外へ排出する(取出す)為
に当初(出荷段階で)は装着されていたユニットU1即
ち、上段外筒2、それに装着されていた封止膜穿孔部材
12及びドーム状部14からなるユニットU1を取外
し、それに代えてエアレス型ポンプ機構を主体とするユ
ニットU2が冠装されている。
【0040】このユニットU2は大まかには、上段外筒
2と類似形状の支持筒部6の上端にエアレス型ポンプ機
構5の幹部54が固定された構造体である。詳しくは、
ユニットU2を構成する支持筒部6はその上端に天板部
62を備え、天板部62の略中央にはポンプ機構5を嵌
入させる為の嵌入孔6hが設けられたもので、この嵌入
孔6hには、ポンプ機構5の幹部54の下部である第1
幹下部54d1、その下方に伸びる第2幹下部54d2及び
その下方に伸びる第3幹下部54d3が嵌入固定されてい
る。
【0041】この嵌入固定においては、ポンプ機構5の
幹部54下端から周囲へ張出すフランジ部54fが支持
筒部6の天板部62の下に位置し、フランジ部54fの
下に下押え板7が位置し、この下押え板7が用時開封型
の液体媒体収容部1の上端縁に載置された状態で、フラ
ンジ部54fを挟時する方式が採用されている。
【0042】支持筒状側壁部61はその内壁に係合手段
として雌螺条が付設され、その下端では開放されてい
る。この内壁に付設された雌螺条は用時開封型の液体媒
体収容部1の外壁に付設された係合手段としての雄螺条
と係合して、ユニットU1又はU2の脱離を阻止すると共
に、ユニットを容易に交換できるようにする役割を果た
す。更に、支持筒側壁部61の外壁にはローレット又は
多数の低い縦突条61rが突設されている。その役割は
この支持筒部6の着脱を容易にすることにある。
【0043】図2(B)に例示されたポンプ機構5はエア
レス型のスプレーポンプであって、ポンプ幹部54が支
持筒部6の天板62によって支持され、その内部に可動
弁管53が挿入され、可動弁管53の上端域にはポンプ
作動の為の押圧頭部51が押圧頭部内筒51iを介して
冠装されている。また、この押圧頭部51内には管路が
形成されており、この管路はスプレーヘッド部52へ連
通する。
【0044】押圧頭部51はその頂面51tへ押圧力(圧
下力)が印加されることによって下降し、その際に可動
弁管53を押し下げる結果、ポンプ機構5内の空気が外
部へ排出されて溶質収容部3内の溶液等を吸上げる。こ
の吸上げられた溶液が溶液吸上げ管56内を上昇してス
プレーヘッド52から噴霧されることになる。
【0045】本発明のユニットU2に用いられるポンプ
機構5は常用のエアレス型機構の中から適宜選択でき、
例えばピストンポンプ、プランジャーポンプ又はエアゾ
ール等の吸上げに用いられる吸上げポンプ等の何れでも
十分であるが、このポンプ機構5における溶液吸上げ管
56は溶質収容部3の最深部まで到達していることが有
用である。
【0046】本発明の製造装置にその後続態様として換
装されるポンプ機構がエアレス型であることは本発明に
おいては重要である。即ち、溶液等の排出によって溶質
収容部3内に生ずる減圧状態を補償する為に外部から空
気が取込まれることは各種の汚染をも同伴導入する可能
性を生ずる点で好ましくない。
【0047】ここで、溶質収容部3の内部下段が略錐形
に形成されていることが溶液吸上げ管の最深部到達と相
俟って溶質収容部3内で調製された溶液を殆ど残さずに
取り出すことに寄与する。
【0048】
【発明の効果】本発明の製造装置即ち、用時開封ユニッ
トU1が装着された液体媒体収容部1と溶質収容部3と
からなる先行態様及びそのユニットU1が後続態様へ変
更する為にユニットU2(排液ユニット)で換装され得る
製造装置によれば、下掲の各種効果を奏することができ
る: (1)液体媒体Lを容器に収容した状態でオートクレーブ
滅菌処理に付することができ、封止膜の破断等が生ずる
虞も殆ど無い; (2)溶質Sの溶液又は分散液を溶質収容部に収容して減
圧下で凍結乾燥後に封止膜で覆われたゴム栓の本打栓を
行なう作業をオートクレーブ滅菌処理とは全く独立にし
かも並列に実行(並列処理)できる。 (3)液体媒体収容部の開封及び溶液等の調製を行なう場
合のユニットU1を溶液調製後に、調製された溶液等を
容器外へ排出する為のユニットU2に容易に換装できる
方式を完成した。
【0049】
【実施例】以下に、実施例によて本発明の製造装置を更
に具体的に説明する。しかし、本発明はこれらの実施例
によっては限定されない。
【0050】
【実施例1】本発明の液体媒体収容部1をプロピレン結
晶性単独重合体製、上段外筒2を同一のプロピレン結晶
性単独重合体製、溶質収容部3を非晶質オレフィン共重
合体[縮合環構造を繰返し重合単位とする1-オレフィン
との非晶質共重合体]製、異径接続管4をプロピレン結
晶性共重合体製、封止膜保持部材32をブチルゴム[略
称:IIR]製、封止膜穿孔部材12をプロピレン結晶性単
独重合体製、ドーム状部14をブチルゴム製、封止膜1
3及び33をアルミニウム箔の低密度ポリエチエレン(L
DPE)コート物並びに、排液ユニットU2を構成する機構
であるポンプ機構5をプロピレン結晶性単独重合体製及
びポンプ機構5の脚部55をプロピレン結晶性重合体製
又は高密度ポリエチエレン(HDPE)製に設定して、本発明
の製造装置及びその両機能を担うユニットU1及びU2を
作成した。
【0051】上記の中から先行態様を組立てて液体媒体
収容部1内には5mlを収容して封止膜で封止したもの、
溶質収容部3内には溶質Sとして、0.1gを収容して、
封止膜付き封止膜保持部材32を半打栓状態にしたもの
をそれぞれ用意し、前者をオートクレーブ滅菌(121
℃;30min)に供し、それと並行して後者を−40℃に
おける凍結乾燥に供した後に封止膜付き封止膜保持部材
32で本打栓によって密封した。
【0052】処理後の検査においては、オートクレーブ
滅菌処理試料にも、凍結乾燥試料にも、封止膜その他に
異常が見られず、良好な試料であった。両試料を常温に
戻した後に異径接続管4によって接続し、ドーム状部1
4を上方から手の親指で押圧して封止膜穿孔部材12を
下降させることによって、封止膜13及び33を穿孔破
壊した。液体媒体収容部1に収容された液体媒体Lが地
溶質収容部3内へ流下した処で溶質収容部を充分に振り
混ぜ(振盪し)て、所期の溶液を調製した。
【0053】次にユニットU1を取外し、それに代えて
ユニットU2を装着した。この際に、溶液吸上げ管56
は溶質収容部3の最深部まで進入させた。ユニットU2
を構成するポンプ機構5を作動させると、スプレーヘッ
ド52から調製された溶液が円錐範囲内に噴霧された。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1で表わされる態様は本発明の製造装置を構
成する先行態様であって、図1(A)は用時開封ユニット
U1が装着された液体媒体収容部が溶質収容部に接続さ
れた状態の模式的縦断面図であって、図1(B)は上記の
接続域におけるる各部材間の相互的位置関係を示す模式
的部分切開拡大断面図である。
【図2】図2で包括される態様は本発明の製造装置を構
成する後続態様であって、調製された溶液等を収容する
溶質収容部にユニットU2(排液ユニット)が冠装された
態様の模式的縦断面図である。図2(A)は本発明の製造
装置の先行態様を使用に供する際の操作を示し、図2
(B)は本発明の製造装置の後続態様であって、先行態様
におけるユニットU1がU2に換装された状態を示す。
【符号の説明】
1 液体媒体収容部 2 上段外筒 3 溶質収容部 4 異径接続管 5 ポンプ機構 6 ポンプ機構の支持筒部 7 ポンプ機構に対する下押さえ板 12 封止膜穿孔部材 13 液体媒体収容部の下端開口に融着された封止膜 14 ドーム状部 15 液体媒体収容部の下端開口 32 封止膜保持部材 33 封止膜保持部材の環状張出しに載置された封止
膜 34 封止膜保持部材の中央域を下方から上方向けに
貫通する通液孔(通液路) 35 封止膜保持部材に嵌着されたカシメ部材 51 ポンプ作動のための押圧の頭部 52 スプレーヘッド部 53 可動弁管 54 ポンプ機構の幹部 55 ポンプ機構の脚部 56 溶液等吸上げ管 61 支持筒部の側壁部 62 支持筒部の天板部 63 支持筒状部において天板部よりも上部 1b 液体媒体収容部下段外壁の突部 1e 液体媒体収容部の上端縁(上段開口縁) 1f 液体媒体収容部に突設された回動防止鰭 1r 液体媒体収容部下段の移行域 1s 液体媒体収容部上段外壁の係合手段 2g 上段外筒の環状突部以上の部分 2p 上段外筒の環状突部 2r 上段外筒外周のローレット又は低い縦突条 2s 上段外筒内壁の雌螺条 3m 溶質収容部の開口 3x 溶質収容部の袴部 4b 異径接続管の下管部 4f 異径接続管上管部内壁から突設された縦鰭 4k 異径接続管の上管部と下管部との境界から内方
へ張出す環状棚 4s 異径接続管の上管部 4u 異径接続管の上管部内壁に刻設された凹陥又は
凹溝 6h 天板部に穿設された嵌入孔 12b 封止膜穿孔部材の下端域フランジよりも下側
の縦鰭 12f 封止膜穿孔部材の下端域フランジ 12h 封止膜穿孔部材の上端域に位置する稍大径部 12t 封止膜穿孔部材の管状部 14a 緩衝部のドーム状部中心域に下方から上方向
けに設けられた支承洞 14f 緩衝部のドーム状部下端から外方向けに張出
したフランジ部 14t 緩衝部のドーム状部 32b 封止膜保持部材の大径孔中段に位置する環状
張出し 32h 封止膜保持部材の大径孔 32i 封止膜保持部材の大径孔内壁 32t 封止膜保持部材の頂面 32x 封止膜保持部材の外周壁 35i 封止膜保持部材に嵌着されたカシメ部材の内
輪部 35m 封止膜保持部材の天板部 35x 封止膜保持部材に嵌着されたカシメ部材の外
輪部 51i 押圧頭部内筒 54f 幹部54の下端から周囲へ張出すフランジ部 55d ポンプ機構の脚部における下端部 61r 支持筒状側壁部の外壁から突設されたはロー
レット又は多数の低い縦突条 54d1 ポンプ機構の第1幹下部 54d2 ポンプ機構の第2幹下部 54d3 ポンプ機構の第3幹下部 L 液体媒体 S 固形溶質

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶質収容部に密嵌された液体媒体収容部
    に冠装された用時開封ユニットがその機能終了後に排液
    ユニットに換装されて、その機能が実行される構成のユ
    ニット換装型の溶液等の製造装置。
  2. 【請求項2】 用時開封ユニットがその下段出口に封止
    膜で封止された液体媒体収容部、該収容部内に設置され
    た封止膜穿孔部材及びオートクレーブ滅菌による内圧上
    昇を吸収する緩衝部で構成されている請求項1に記載の
    製造装置。
  3. 【請求項3】 緩衝部が液体媒体収容部の気相部出口に
    冠装され、液体媒体から発生する蒸気圧の上昇を自己の
    変形又は自己の体積増加若しくは減少等によって吸収す
    る請求項2に記載の製造装置。
  4. 【請求項4】 緩衝部が軟質エラストマー製の略ドーム
    状部であって、封止膜穿孔部材が棒状体であり、封止膜
    穿孔部材はその上端部が該ドーム状部中の支承洞中に把
    持されることによって懸吊されている請求項1〜3の何
    れかに記載の製造装置。
  5. 【請求項5】 溶質収容部が下方向けに略先細りで、そ
    の開口部に封止膜保持部材が密嵌され、この封止膜保持
    部材が封止膜を保持し、その内部に溶質が収容されてい
    る請求項1〜4の何れかに記載の製造装置。
  6. 【請求項6】 排液ユニットが吸上げポンプ機構又は押
    上げポンプ機構、溶液等吸上げ管及びポンプ機構作動部
    から主として構成されている請求項1〜5の何れかに記
    載の製造装置。
  7. 【請求項7】 排液ユニットが更にスプレーヘッドを備
    えている請求項1〜6の何れかに記載の製造装置。
  8. 【請求項8】 先行態様として、液体媒体収容部がその
    下段出口を封止膜で封止され、その上端開口をドーム状
    部で密閉され、該ドーム状部がその内部に封止膜穿孔部
    材を把持及び懸吊し、該液体媒体収容部の下段域が異径
    接続管の上管部に密嵌され、異径接続管の下管部には封
    止膜保持部材が内嵌されると共に、その環状張出しに封
    止膜が保持され、この封止膜保持部材が溶質収容部の開
    口に密嵌されている態様及びそれに次ぐ後続態様とし
    て、該ドーム状部及び封止膜穿孔部材に代えて排液機構
    が異径接続管の上管部に内嵌されて溶質収容部に収容さ
    れた溶液を排出する態様が完成される請求項1〜7の何
    れかに記載のユニット換装型の溶液等の製造装置。
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