JP2000062729A - 製袋包装機 - Google Patents

製袋包装機

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JP2000062729A
JP2000062729A JP10234669A JP23466998A JP2000062729A JP 2000062729 A JP2000062729 A JP 2000062729A JP 10234669 A JP10234669 A JP 10234669A JP 23466998 A JP23466998 A JP 23466998A JP 2000062729 A JP2000062729 A JP 2000062729A
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heater
packaging machine
chute
heater member
cylinder
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Masao Fukuda
雅夫 福田
Michihiro Kubo
道広 久保
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Ishida Co Ltd
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Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒータを溶着位置と退避位置との間で応答性
よく移動させる制御と、その溶着位置におけるヒータの
押圧力の微妙な制御とをそれぞれ効率よく両立させるこ
とのできる製袋包装機を提供すること。 【解決手段】 ヒータユニット50のヒータベルト53
の押付力を調整する第1シリンダ66及びそのシリンダ
66に所定の空気圧を供給する第1レギュレータと、ヒ
ータユニット50及び支持ユニット60をシュート4に
対して対接離反方向に移動させる第2シリンダ71及び
そのシリンダ71に所定の空気圧を供給する第2レギュ
レータとを設け、上記第1,第2レギュレータが包装機
1に配設された空気圧供給源から空気圧を供給するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状フィルムを包
装袋に成形しながら該包装袋に物品を封入する製袋包装
機に関し、包装技術の分野に属する。
【0002】
【従来の技術】一般に、包装袋を成形しながら該包装袋
に物品を封入する製袋包装機は、帯状の包材を物品投入
用シュートの周囲で筒状に曲成して該包材の左右の両側
縁部を重ね合わせ、縦シール装置により上記重ね合わせ
部を熱溶着し、また横シール装置により筒状包材を幅方
向にそれぞれ熱溶着して物品をその包材に封入するよう
に構成されている。
【0003】その中で、上記縦シール装置による熱溶着
は、例えば、加熱されたヒータブロックを間欠的にシュ
ートに対接離反させ、上記包材の左右両側縁部を該ブロ
ックとシュート前面との間に挟み付けて押圧したり(間
欠搬送)、あるいは、一対のプーリに巻き掛けられて走
行し、且つ加熱された金属製のヒータベルトを連続的に
シュートに対接させ、上記包材の左右両側縁部を該ブロ
ックとシュート前面との間に挟み付けて押圧したり(連
続搬送)することにより行われる。
【0004】その場合に、間欠搬送方式における上記ヒ
ータブロック、あるいは、連続搬送方式における上記ヒ
ータベルト(以下、これらを単に「ヒータ」という。)
は、いずれにおいても、該ヒータがシュートに対接して
包材を溶着する溶着位置と、ヒータがシュートから離反
する退避位置との間で移動されるようになっている。す
なわち、間欠搬送方式の場合は、包材が搬送される間、
ヒータが退避位置に移動し、一方、連続搬送方式の場合
は、例えば、作業上のトラブルが発生して包材の搬送が
一時的に停止されるときに、包材の過加熱を避けるため
にヒータが退避位置に移動する。
【0005】一方、ヒータが溶着位置にある場合は、該
ヒータが包材を溶着するべく所望の圧力で該包材をシュ
ートに押し付けるのであるが、そのときのヒータの押圧
は、従来よりバネの付勢力を用いて行われており、その
押圧力の調整は手動で行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記シュー
トは、例えば、包装機本体への取り付け方によって取付
位置が微妙に変化したり、ヒータの押圧や長年の使用等
によって変形するという場合がある。この場合、ヒータ
の溶着位置が変化し、ひいては、ヒータの押圧力が変化
することになり、上記溶着位置が変化するたびにバネの
弾性力を調整し直さなければならなかった。
【0007】また、上記バネの弾性力の手動による調整
は正確性に欠けると共に、近年では、上記ヒータの押圧
力が、フィルムの厚みや材質等に関する特性や、例え
ば、ラップシールやフィンシール等のフィルムのシール
方法、あるいは、製袋包装機の可動能力や可動条件に対
応できるようにすることが望まれており、上記押圧力を
それらの要素に応じてきめ細かく設定する必要が生じて
いる。
【0008】一方、前述したように、このようなヒータ
の押圧力の微妙な調整とはまた別に、ヒータを溶着位置
と退避位置との間で移動させることが必要とされている
のであるが、この移動は応答性が重視され、なるべく瞬
時にヒータが上記両位置間で移動することが望まれる。
したがって、その移動のための駆動力としては比較的大
きな力が必要となり、この点で、上記のヒータの押付力
の微妙な調整とは異質の制御が必要となる。そして、こ
れらの相互に異なる制御のための力をそれぞれどのよう
にして共に単一のヒータに作用させるかが問題となる。
【0009】そこで、本発明は、ヒータを溶着位置と退
避位置との間で応答性よく移動させる制御と、その溶着
位置におけるヒータの押圧力の微妙な制御とをそれぞれ
効率よく両立させることのできる製袋包装機を提供する
ことを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、上
記課題を解決するため、次のように構成したことを特徴
とする。
【0011】まず、請求項1に記載の発明(以下、「第
1発明」という。)は、シュート部材の周囲で曲成され
た包材の左右両側縁部の重なり部分を、上記シュート部
材に対して対接離反可能なヒータ部材でシュート部材に
押し付けることにより溶着する製袋包装機において、上
記ヒータ部材が上記包材の重なり部分と接触する溶着位
置と接触しない退避位置との間で該ヒータ部材を移動さ
せる駆動手段が設けられていると共に、所定の空気圧が
供給されることにより上記溶着位置におけるヒータ部材
の押付力を調整するエアシリンダが備えられていること
を特徴とする。
【0012】次に、請求項2に記載の発明(以下、「第
2発明」という。)は、第1発明において、エアシリン
ダに送り込む空気圧を所定の空気圧に調圧する調圧弁が
設けられていると共に、該調圧弁の調圧値を可変制御す
る制御手段が備えられていることを特徴とする。
【0013】そして、請求項3に記載の発明(以下、
「第3発明」という。)は、第1発明において、駆動手
段は、第2のエアシリンダであることを特徴とする。
【0014】また、請求項4に記載の発明(以下、「第
4発明」という。)は、第1発明において、ヒータ部材
は、包装機本体側に摺動自在に設けられた支持部材に支
持されてシュート部材近傍に配置されていると共に、駆
動手段は、この支持部材を移動させることによりヒータ
部材を溶着位置と退避位置との間で移動させ、エアシリ
ンダはヒータ部材のみに作用してその押付力を調整する
ことを特徴とする。
【0015】そして、請求項5に記載の発明(以下、
「第5発明」という。)は、第4発明において、ヒータ
部材が、溶着位置及び退避位置を含む作業位置と、該作
業位置から反シュート部材方向に離間する非作業位置と
に位置するように支持部材を移動させる移動手段が備え
られ、該移動手段が、シュート部材の大きさに応じて上
記作業位置及び非作業位置を変更することを特徴とす
る。
【0016】上記第1〜第5発明により、次のような作
用が得られる。
【0017】まず、第1発明の製袋包装機によれば、ヒ
ータ部材が包材の重なり部分と接触する溶着位置と接触
しない退避位置との間で該ヒータ部材を移動させる駆動
手段と、所定の空気圧が供給されることにより上記溶着
位置におけるヒータ部材の押付力を調整するエアシリン
ダとをそれぞれ個別に備えたから、上記エアシリンダに
よって、包材の厚みや材質等に関する特性等に応じてヒ
ータ部材の押付力を正確に設定することができると共
に、ヒータ部材の押付によるシュート部材の変形やシュ
ート部材の長年の使用による変形等が起こってヒータ部
材の溶着位置が変化しても、その変化に対応して常に設
定された押付力でヒータ部材を押し付けることが可能と
なり、かつ、上記駆動手段によって、上記溶着位置にあ
るヒータ部材の押圧力の微妙な制御が行え、したがっ
て、ヒータ部材を溶着位置と退避位置との間で移動させ
る制御と、ヒータ部材の押圧力制御とをそれぞれ効率よ
く両立させて行うことができる。
【0018】次に、第2発明の製袋包装機によれば、エ
アシリンダに送り込む空気圧を所定の空気圧に調圧する
調圧弁が設けられていると共に、該調圧弁の調圧値を可
変制御する制御手段が備えられているので、包材の厚み
等に応じてヒータ部材による溶着時間等を調整すること
ができると共に、調圧弁の調圧値を可変制御することが
できる。
【0019】そして、第3発明の製袋包装機によれば、
駆動手段は、第2のエアシリンダであるので、ヒータ部
材を溶着位置と退避位置との間で応答性よく移動させる
ことができると共に、そのようにヒータ部材を溶着位置
と退避位置との間で移動させる動作と、溶着位置におい
てヒータ部材の押付力を調整する動作とを1つの空気圧
供給源により実現することができ、上記の異質の2つの
制御を単一の統括システムによって行うことができる。
また、この場合に、押圧力微調整用の第1のシリンダと
上記第2のシリンダとがそれぞれ個別に設けられている
から、各エアシリンダにそれぞれの機能に応じた適切な
空気圧を供給することが可能となる。
【0020】また、第4発明の製袋包装機によれば、駆
動手段は、ヒータ部材を支持する支持部材ごと移動させ
ることによって該ヒータ部材を溶着位置と退避位置との
間で移動させるから、ヒータ部材を上記両位置の間で応
答性よく移動させるために駆動手段による駆動力が大き
くなっても、該駆動力を受ける側のショックが抑制され
る一方で、エアシリンダは、該ヒータ部材にのみ作用し
てその押付力を調整するから、その押圧力の緻密な制御
がより一層行いやすくなる。
【0021】そして、第5発明の製袋包装機によれば、
移動手段によって支持部材ないしヒータ部材が、上記退
避位置よりもさらに反シュート側に遠い非作業位置に移
動されるから、例えば、シュートの交換作業等に上記支
持部材やヒータ部材が支障とならず、該交換作業等が行
いやすくなる。
【0022】さらにその場合に、備えつけられたシュー
トの大きさに応じて、非作業位置及び作業位置が変更さ
れるから、シュートの大きさに拘らず該シュートの交換
作業等を常に容易に行うことが確保され、また、ヒータ
部材が退避位置に位置したときには包材との接触が確実
に回避され、かつ、ヒータ部材が溶着位置に位置したと
きには常に同じ押圧力の制御が可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0024】図1に示すように、この実施の形態に係る
製袋包装機1は、その機台2の後部上方に、図示しない
が、フィルムロールを回転可能に支持するロール支持部
が設けられていると共に、機台2の前部上方には、該ロ
ールから前方へ繰り出された帯状のフィルムを下方へ案
内しながら、その両側縁部を重ね合わせるように曲成す
るフォーマ3と、該フォーマ3により重ね合わされた帯
状フィルムの両側縁部を溶着して筒状の包材とする縦シ
ール装置40と、この筒状包材内に上方から突入して、
該包材内に物品を投入する物品投入用シュート4とが設
けられている。
【0025】なお、上記フォーマ3及びシュート4は機
台2に取り付けられた支持フレーム5に支持されてい
る。
【0026】また、上記シュート4の高さ方向の略中央
部における左右両側には、フィルム送り機構10が設け
られており、該送り機構10は、詳しくは図示しない
が、機台2に組み付けられたカバー部材11に支持され
た上下一対のローラ12,12と、これらのローラ1
2,12に巻き掛けられ、筒状包材の左右両側部をそれ
ぞれシュート4の左右両側面とで挟持するベルト部材1
3と、上記ローラ12,12を所定の方向に回転させる
ことにより、上記筒状包材を下方へ移送させるモータ
(図示せず)等で構成されている。
【0027】そして、この包装機1における機台2内の
下部には、横シール装置20が配設されている。この横
シール装置20は、上記筒状包材の前後両側に配置され
た一対のバー部材21,21(一方のみ図示)と、該バ
ー部材21,21を対接離反可能に支持する支持ユニッ
ト22,22とを有し、上記バー部材21,21は図示
しないヒータにより加熱されている。
【0028】そして、前側のバー部材21と後側のバー
部材21とが筒状包材を介して近接したときに、該包材
を上下2箇所で幅方向にシールすると共に、このとき、
上記バー部材21に内装されたカッタ(図示せず)が上
記筒状包材を上下のシール部の中間で幅方向に切断する
ようになっている。
【0029】なお、図1に示すように、機台2の下方に
は、当該包装機1で製造された製品が載置される載置台
30が備えられている。
【0030】次に、上記縦シール装置40について説明
する。この縦シール装置40は、図2に示すように、本
体フレーム6に回動自在に支持された回動フレーム41
に取り付られており、重ね合わされた包材の左右両側縁
部を溶着するヒータユニット50と、該ヒータユニット
50を支持すると共に上記回動フレーム41に摺動自在
に設けられた支持ユニット60と、該支持ユニット60
ないし上記ヒータユニット50をシュート4に対して近
接離反方向に移動させる移動機構70とで構成されてい
る。
【0031】上記ヒータユニット50は、図2及び図3
に示すように、取付板51に設けられた上下一対のプー
リ52,52と、該プーリ52,52間に巻き掛けられ
たヒータベルト53と、上記プーリ52,52間に配置
されて上記ヒータベルト53を加熱するヒータブロック
54と、上記プーリ52,52を駆動してヒータベルト
53を走行させるモータ55とで構成されている。
【0032】そして、このヒータユニット50による溶
着は、上記ヒータベルト53を包材の送り方向に走行し
ながらシュート4に押し付けて、包材の重なり合った左
右両側縁部を挟み付けることにより、該両側縁部同士を
連続的に溶着するようになっている。
【0033】また、上記支持ユニット60は、左右方向
に延びるアーム部材61と、回動フレーム41の内側面
に取り付けられたレール部材62と、上記アーム部材6
1に連結されると共に上記レール部材62と係合して前
後方向に摺動可能とされたスライド部材63とを有し、
該スライド部材63の摺動により、上記アーム部材61
及び該アーム部材61に次に説明するように支持された
上記ヒータユニット50が、ヒータベルト53が包材の
重なり部分に接触して溶着する溶着位置(図9参照)と
該溶着位置における接触を解除する退避位置(図2参
照)との間で移動するようになっている。なお、上記ス
ライド部材63の摺動は、レール部材62の両端に設け
られたストッパ63aにより規制されるようになってい
る。
【0034】ここで、ヒータユニット50の支持ユニッ
ト60への支持について説明すると、図2及び図4に示
すように、該ヒータユニット50における取付板51の
プーリ52,52等の取付面の反対側の面には、支持プ
レート56が固設され、この支持プレート56の上面及
び下面と上記アーム部材61の上面及び下面とが、第
1、第2リンク部材64a,64bでなる上下一対の平
行リンク機構64,64によりそれぞれ連結されている
と共に、上記アーム部材61の先端面61aには、第1
シリンダ取付板65を介して第1のエアシリンダ66が
取り付けられている。そして、上方の平行リンク機構6
4の第1、第2リンク部材64a,64bのうちのシュ
ート4側のリンク部材64aの略中央部が下方に延設さ
れており、その延設部64a′の内面に、上記第1エア
シリンダ66のロッド66aの先端部66bが固着され
ている。
【0035】これにより、上記溶着位置でヒータベルト
53が重なり部分に接触したときに、該ヒータベルト5
3の押付力が第1エアシリンダ66によって調整される
ことになる。
【0036】次に、移動機構70は、図2,図5,図6
に示すように、上記回動フレーム41の内部に設けられ
ており、先端が上記スライド部材63に固着されたロッ
ド71aを有する第2のエアシリンダ71と、該第2エ
アシリンダ71を固定する第2シリンダ取付板72と、
回動フレーム41の内面に取り付けられたモータ73
と、該モータ73の駆動軸(図示せず)に取り付けられ
たネジ軸74とを有する。また、上記第2エアシリンダ
71内はピストン部材71bにより仕切られて、第1エ
ア供給室71c及び第2エア供給室71dが設けられて
いると共に、上記第1供給室71c及び第2供給室71
dにそれぞれ空気圧を供給するためのエア通路A及びB
が設けられており、当該包装機1に備えられた空気圧供
給源100(図8参照)により、通路Aを介して第1供
給室71cに空気圧が供給されると、上記ロッド71a
が突出してヒータユニット50及び支持ユニット60が
上記退避位置に移動し、通路Bを介して第2供給室71
dに空気圧が供給されると、上記ロッド71aが後退し
てヒータユニット50及び支持ユニット60が上記溶着
位置に移動するようになっている。
【0037】そして、上記第2シリンダ取付板72は、
その上部において上記ネジ軸74に螺合していると共
に、回動フレーム41の下面に、モータ73の作動によ
る第2シリンダ取付板72の回転を規制する規制部材7
5,75が設けられており、これにより、モータ73が
作動すると、上記第2シリンダ取付板72は直立姿勢の
ままでネジ軸74の長手方向に移動するようになってい
る。これにより、上記ヒータユニット50及び支持ユニ
ット60が、該ユニット50,60を重なり部分に接触
させたりその接触の解除を行ったりする作業位置と上記
ユニット50,60がシュート4から大きく離反させる
非作業位置との間で移動されるようになっており、上記
ヒータユニット50及び支持ユニット60の初期位置を
シュート4のサイズや取付位置等に応じて自動的に設定
したり、シュート4を交換するときには上記ユニット5
0,60を非作業位置に移動させてその交換作業のため
のスペースを確保するようになっている。なお、上記第
2シリンダ取付板72のネジ軸74と螺合する部分は、
該取付板72がネジ軸74に沿って移動しやすいように
厚肉部72aとされている。
【0038】一方、回動フレーム41には、図7に示す
セット位置から外側方向(矢印X)に回動が許容され、
そのセット位置から内側方向(矢印Y)には回動が規制
されるように、本体フレーム6に規制部6a,6aが設
けられている。
【0039】次に、当該縦シール装置40における上記
第1及び第2のエアシリンダ66,71にエアを供給す
るエア供給システムについて説明する。
【0040】まず、図8に示すように、上記第1シリン
ダ66及び第2シリンダ71には、それらのシリンダ6
6,71にそれぞれ所定の空気圧を供給する第1レギュ
レータ101及び第2レギュレータ102が連結されて
いる。一方、当該包装機1には、上述したように、包装
袋に封入する空気圧等を生成する空気圧供給源100を
有し、上記第1、第2レギュレータ101,102は、
その空気圧供給源100から空気圧を供給して、それぞ
れ供給すべき所定の空気圧に調圧する。
【0041】また、上記第2レギュレータ102により
調圧された空気圧の通路の開閉を第1通路Aと第2通路
Bとの間で切り換える切換弁103が設けられており、
該切換弁103により第1通路Aが開放されたときに
は、第2レギュレータ102により調圧された所定の空
気圧が第1供給室71cに供給され、第2シリンダ71
内からロッド71aが突出してヒータユニット50及び
支持ユニット60が退避位置に移動し、上記切換弁10
3により第2通路Bが開放されたときには、上記ロッド
71aが第2シリンダ71内に後退して、上記ヒータユ
ニット50及び支持ユニット60が溶着位置に移動する
ようになっている。
【0042】一方、第1レギュレータ101は、第1シ
リンダ66に所定の空気圧を供給するもので、第1レギ
ュレータ101が作動すると、第1シリンダ66のロッ
ド66aが突出して、ヒータユニット50をシュート4
側に移動させるようになっている。
【0043】そして、上記切換弁103、及び、上記第
1、第2レギュレータ101,102は、コントローラ
104によりその作動が制御されるようになっている。
【0044】つまり、上記コントローラ104は、当該
包装機1が作動すると、まず、モータ73を作動させ
て、ヒータユニット50及び支持ユニット60を、図9
に示すように、予め設定された作業位置における溶着位
置まで移動させると共に、上記第1レギュレータ101
を作動させ、上記溶着位置において、第1レギュレータ
101が空気圧を調整し、ヒータユニット50のヒータ
ベルト53がシュート4に押し付けられるときの押付力
が常に一定に保たれるようにする。
【0045】そして、例えば、ヒータベルト53による
溶着中に包材の破断等のトラブルが生じた場合には、上
記第2シリンダ71を作動させてヒータユニット50及
び支持ユニット60を退避位置に移動させると共に、例
えば、シュート4及びフォーマ3を交換するときには、
上記ユニット50,60を退避位置に移動させるだけで
は十分なスペースが確保されないので、上記モータ73
により非作業位置までよりシュート4側から遠く移動さ
せるようになっている。
【0046】以上のように、上記ヒータベルト53によ
る溶着が、2つのシリンダ66,71及び2つのレギュ
レータ101,102によって行われるように構成した
ので、従来使用していたバネに比べて、押付中のシュー
ト4の変形や長年の使用によるシュート4の変形等によ
り押付位置が変化し、それに応じてバネの押付力を手動
で調整するという必要がなく、上記ヒータベルト53の
押付力を、シュート4の変形やシュート4の取付位置の
変化等による溶着位置の変化等に対応して、常に一定の
押付力で押し付けることができるようになると共に、ヒ
ータベルト53の接触位置と退避位置との間の移動や押
付力の制御、あるいは、ヒータベルト53の作業位置と
非作業位置との間の移動を単一のエア供給システムで行
うことができる。
【0047】また、ヒータユニット50及び支持ユニッ
ト60を移動させる駆動手段と、ヒータユニット50に
よる押付力を調整する駆動手段とがどちらもエアシリン
ダで構成されているので、1つの空気圧供給源でそれら
を制御することができ、製袋包装機1の構造が簡素化さ
れることになる。
【0048】なお、複数の空気圧を上記コントローラ1
04に予約登録して自動的に制御したり、遠隔操作で行
ったりすることも可能となる。
【0049】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0050】この実施の形態に係る製袋包装機は、押圧
力調整用の第1シリンダの形状や取り付け位置が上記第
1の実施の形態と異なっており、それ以外の構成につい
ては、第1の実施の形態ほぼ同様である。つまり、この
実施の形態においても、ヒータユニット50における取
付板51のプーリ52,52等の取付面の反対側の面に
固設された支持プレート56の上面及び下面と上記アー
ム部材61の上面及び下面とが、第1、第2リンク部材
64c′,64d′でなる上下一対の平行リンク機構6
4′,64′によりそれぞれ連結されている。しかし、
この実施の形態においては、第1シリンダ66′が平行
リンク機構64′内には設けられず、図10に示すよう
に、第1シリンダ66′の後端が、アーム部材61′に
設けられた支持部61a′に回動自在に支持され、また
上記第1シリンダ66′のロッド66a′の先端が、上
方の平行リンク機構64′の第1、第2リンク部材64
c′,64d′のうちの反シュート4側のリンク部材6
4d′の略中央部が下方に延設された延設部64d″の
外面に設けられた支持部64e′に回動自在に支持され
るように、上記第1シリンダ66′が配設されている。
そして、上記第1シリンダ66′のロッド66a′が突
出すると、ヒータユニット50がシュート4側に移動
し、該ロッド66a′が第1シリンダ66′内に退避す
ると、ヒータユニット50が反シュート4側に移動する
ようになっている。
【0051】この構成によっても、上記溶着位置でヒー
タベルト53が重なり部分に接触したときに、該ヒータ
ベルト53の押付力を調整することができる。
【0052】なお、上記第1シリンダ66′にエアを供
給するエア供給システムは、上記第1の実施の形態とほ
ぼ同様である。
【0053】
【発明の効果】まず、第1発明の製袋包装機によれば、
ヒータ部材が包材の重なり部分と接触する溶着位置と接
触しない退避位置との間で該ヒータ部材を移動させる駆
動手段と、所定の空気圧が供給されることにより上記溶
着位置におけるヒータ部材の押付力を調整するエアシリ
ンダとをそれぞれ個別に備えたから、上記エアシリンダ
によって、包材の厚みや材質等に関する特性等に応じて
ヒータ部材の押付力を正確に設定することができると共
に、ヒータ部材の押付によるシュート部材の変形やシュ
ート部材の長年の使用による変形等が起こってヒータ部
材の溶着位置が変化しても、その変化に対応して常に設
定された押付力でヒータ部材を押し付けることが可能と
なり、かつ、上記駆動手段によって、上記溶着位置にあ
るヒータ部材の押圧力の微妙な制御が行え、したがっ
て、ヒータ部材を溶着位置と退避位置との間で移動させ
る制御と、ヒータ部材の押圧力制御とをそれぞれ効率よ
く両立させて行うことができる。
【0054】次に、第2発明の製袋包装機によれば、エ
アシリンダに送り込む空気圧を所定の空気圧に調圧する
調圧弁が設けられていると共に、該調圧弁の調圧値を可
変制御する制御手段が備えられているので、包材の厚み
等に応じてヒータ部材による溶着時間等を調整すること
ができると共に、調圧弁の調圧値を可変制御することが
できる。
【0055】そして、第3発明の製袋包装機によれば、
駆動手段は、第2のエアシリンダであるので、ヒータ部
材を溶着位置と退避位置との間で応答性よく移動させる
ことができると共に、そのようにヒータ部材を溶着位置
と退避位置との間で移動させる動作と、溶着位置におい
てヒータ部材の押付力を調整する動作とを1つの空気圧
供給源により実現することができ、上記の異質の2つの
制御を単一の統括システムによって行うことができる。
また、この場合に、押圧力微調整用の第1のシリンダと
上記第2のシリンダとがそれぞれ個別に設けられている
から、各エアシリンダにそれぞれの機能に応じた適切な
空気圧を供給することが可能となる。
【0056】また、第4発明の製袋包装機によれば、駆
動手段は、ヒータ部材を支持する支持部材ごと移動させ
ることによって該ヒータ部材を溶着位置と退避位置との
間で移動させるから、ヒータ部材を上記両位置の間で応
答性よく移動させるために駆動手段による駆動力が大き
くなっても、該駆動力を受ける側のショックが抑制され
る一方で、エアシリンダは、該ヒータ部材にのみ作用し
てその押付力を調整するから、その押圧力の緻密な制御
がより一層行いやすくなる。
【0057】そして、第5発明の製袋包装機によれば、
移動手段によって支持部材ないしヒータ部材が、上記退
避位置よりもさらに反シュート側に遠い非作業位置に移
動されるから、例えば、シュートの交換作業等に上記支
持部材やヒータ部材が支障とならず、該交換作業等が行
いやすくなる。
【0058】さらにその場合に、備えつけられたシュー
トの大きさに応じて、非作業位置及び作業位置が変更さ
れるから、シュートの大きさに拘らず該シュートの交換
作業等を常に容易に行うことが確保され、また、ヒータ
部材が退避位置に位置したときには包材との接触が確実
に回避され、かつ、ヒータ部材が溶着位置に位置したと
きには常に同じ押圧力の制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る製袋包装機
の概略正面図である。
【図2】 同じく製袋包装機の要部平面図である。
【図3】 ヒータユニットの拡大側面図である。
【図4】 図2のア−ア線から見た矢視図である。
【図5】 図2のイ−イ線から見た矢視図である。
【図6】 図2のウ−ウ線から見た矢視図である。
【図7】 回動フレームの回動状態を示す平面図であ
る。
【図8】 縦シール装置のシステム構成図である。
【図9】 溶着状態を示す平面図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態に係る製袋包装
機の要部平面図である。
【符号の説明】
1 製袋包装機 3 フォーマ 4 シュート 20 横シール装置 40 縦シール装置 41 回動フレーム 50 ヒータユニット 52 ヒータベルト 60 支持ユニット 61 アーム部材 62 レール部材 63 スライド部材 64,64′ 平行リンク機構 64a′,64d″ 延設部 66,66′ 第1シリンダ 70 移動機構 71 第2シリンダ 73 モータ 74 ネジ軸 101 第1レギュレータ 102 第2レギュレータ 103 切換弁 104 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E050 AB02 AB08 CA01 CA08 DC02 DC09 DD05 DF01 FB01 FB07 GB06 3E094 AA12 CA12 CA14 DA07 EA03 FA02 HA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シュート部材の周囲で曲成された包材の
    左右両側縁部の重なり部分を、上記シュート部材に対し
    て対接離反可能なヒータ部材でシュート部材に押し付け
    ることにより溶着する製袋包装機であって、上記ヒータ
    部材が上記包材の重なり部分と接触する溶着位置と接触
    しない退避位置との間で該ヒータ部材を移動させる駆動
    手段が設けられていると共に、所定の空気圧が供給され
    ることにより上記溶着位置におけるヒータ部材の押付力
    を調整するエアシリンダが備えられていることを特徴と
    する製袋包装機。
  2. 【請求項2】 エアシリンダに送り込む空気圧を所定の
    空気圧に調圧する調圧弁が設けられていると共に、該調
    圧弁の調圧値を可変制御する制御手段が備えられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の製袋包装機。
  3. 【請求項3】 駆動手段は、第2のエアシリンダである
    ことを特徴とする請求項1に記載の製袋包装機。
  4. 【請求項4】 ヒータ部材は、包装機本体側に摺動自在
    に設けられた支持部材に支持されてシュート部材近傍に
    配置されていると共に、駆動手段は、この支持部材を移
    動させることによりヒータ部材を溶着位置と退避位置と
    の間で移動させ、エアシリンダは、ヒータ部材のみに作
    用してその押付力を調整することを特徴とする請求項1
    に記載の製袋包装機。
  5. 【請求項5】 ヒータ部材が、溶着位置及び退避位置を
    含む作業位置と、該作業位置から反シュート部材方向に
    離間する非作業位置とに位置するように支持部材を移動
    させる移動手段が備えられ、該移動手段が、シュート部
    材の大きさに応じて上記作業位置及び非作業位置を変更
    することを特徴とする請求項4に記載の製袋包装機。
JP10234669A 1998-08-20 1998-08-20 製袋包装機 Pending JP2000062729A (ja)

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US09/372,009 US7121067B1 (en) 1998-08-20 1999-08-11 Method of longitudinally sealing tubular bag-making material
DE69942043T DE69942043D1 (de) 1998-08-20 1999-08-16 Verpackungsmaschine
EP99306426A EP0982229B1 (en) 1998-08-20 1999-08-16 Packaging machine
DE69926105T DE69926105T2 (de) 1998-08-20 1999-08-16 Verpackungsmaschine
EP03026857A EP1410993B1 (en) 1998-08-20 1999-08-16 Packaging machine
US09/996,624 US7305808B2 (en) 1998-08-20 2001-11-28 Packaging machine

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001199414A (ja) * 2000-01-18 2001-07-24 Sanko Kikai Kk 自動包装機用縦シール装置
JP2011031976A (ja) * 2009-08-05 2011-02-17 Towa Techno:Kk ヒートシール装置及び充填封緘システム

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