JP2000062293A - 印刷記録装置 - Google Patents

印刷記録装置

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JP2000062293A
JP2000062293A JP23577698A JP23577698A JP2000062293A JP 2000062293 A JP2000062293 A JP 2000062293A JP 23577698 A JP23577698 A JP 23577698A JP 23577698 A JP23577698 A JP 23577698A JP 2000062293 A JP2000062293 A JP 2000062293A
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JP
Japan
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raster
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odd
image data
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Withdrawn
Application number
JP23577698A
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English (en)
Inventor
Nobutoshi Chigira
延俊 千吉良
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷データ処理を高速化する。 【解決手段】 受信部2Bにより第1〜第8ラスタのデ
ータからなる第1印刷イメージデータが受信されると、
奇数ラスタのデータは下位レジスタ81Lに格納され、
また偶数ラスタのデータは下位レジスタ82Lに格納さ
れる。次に、第9〜第16ラスタのデータからなる第2
印刷イメージデータが受信されると、下位レジスタ81
L,82Lのデータはそれぞれ上位レジスタ81U,8
2Uにシフトされるとともに、第2印刷イメージデータ
の奇数ラスタのデータは下位レジスタ81Lに格納さ
れ、偶数ラスタのデータは下位レジスタ82Lに格納さ
れる。第1レジスタ81の奇数ラスタのデータはRAM
24の奇数ラスタブロック記憶部に転送および格納さ
れ、第2レジスタ82の偶数ラスタのデータはRAM2
4の偶数ラスタブロック記憶部に転送および格納され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の記録ヘッド
で単位印刷エリアを1回以上走査することにより、ある
いは1個以上の記録ヘッドで単位印刷エリアを複数回走
査することにより、同一色の印刷イメージデータを分割
印刷するインクジェットプリンタ等の印刷記録装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェットプリンタ(以下、
単にプリンタという)には、奇数ラスタ用記録ヘッドお
よび偶数ラスタ用記録ヘッドで1バンドの印刷エリアを
1回走査する分割印刷により、あるいは1個の記録ヘッ
ドで1バンドの印刷エリアの奇数ラスタと偶数ラスタを
1回ずつ走査することにより、同一色の印刷イメージデ
ータを基本ラスタ密度の2倍のラスタ密度(倍ラスタ密
度)で印刷するものがある。
【0003】このようなプリンタでは、ホストコンピュ
ータから送信された倍ラスタ密度の印刷イメージデータ
をそのまま印刷イメージデータ記憶部に転送および格納
し、印刷イメージデータ記憶部から奇数ラスタと偶数ラ
スタのドットデータが混在したラスタ順次のドットデー
タを読み出し、このラスタ順次のドットデータから偶数
ラスタのドットデータを間引くことにより奇数ラスタの
みのドットデータを生成し、次に印刷イメージデータ記
憶部から上記ラスタ順次のドットデータを再度読み出
し、このラスタ順次のドットデータから奇数ラスタのド
ットデータを間引くことにより偶数ラスタのみのドット
データを生成していた。そして、上記の奇数ラスタのド
ットデータおよび上記の偶数ラスタのドットデータを、
奇数ラスタ用ヘッド部および偶数ラスタ用ヘッド部にそ
れぞれ設定するか、あるいは奇数ラスタの走査および偶
数ラスタの走査のときにそれぞれヘッド部に設定してい
た。
【0004】図8は従来のプリンタにおける印刷データ
処理部およびヘッド部の構成図である。従来のプリンタ
102は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)を基本ラスタ密度でカラー印刷
する基本ラスタ密度カラー印刷モード、Y,M,C,K
を倍ラスタ密度でカラー印刷する倍ラスタ密度カラー印
刷モード、またはKを倍ラスタ密度で単色印刷する倍ラ
スタ密度ブラック印刷モードのいずれかの印刷モードで
動作する。また、図9は従来のプリンタにおける倍ラス
タ密度印刷モードでの印刷イメージデータ処理を説明す
る図である。
【0005】図8に示すように、プリンタ102は、バ
ス20と、印刷制御部171と、間引き処理部172
と、印刷イメージデータ記憶部173と、印刷制御デー
タ記憶部74と、I/Oレジスタ部25と、ヘッドドラ
イバ部26と、記録ヘッド部27と、受信部2Bとを備
えている。
【0006】印刷制御部171および間引き処理部17
2は、CPU122による処理機能部である。印刷イメ
ージデータ記憶部173は、Yデータ記憶部173Y
と、Mデータ記憶部173Mと、Cデータ記憶部173
Cと、Kデータ記憶部173Kとにより構成される。印
刷イメージデータ記憶部173および印刷制御データ記
憶部74は、RAM124内に確保される記憶エリアで
ある。CPU122と、RAM124と、I/Oレジス
タ部25とは、バス20により接続されている。印刷制
御部171は、ホストコンピュータ1から送信された印
刷制御データに従って印刷モードを設定する。
【0007】基本ラスタ密度カラー印刷モードが設定さ
れた場合には、受信部2Bにより受信された基本ラスタ
密度のY,M,C,K印刷イメージデータは、印刷制御
部171により、Yデータ記憶部173Y,Mデータ記
憶部173M,Cデータ記憶部173C,Kデータ記憶
部173Kにそれそれ転送および格納される。
【0008】プリンタ102は、基本ラスタ密度カラー
印刷モードでは、Y記録ヘッド27Y,M記録ヘッド2
7M,C記録ヘッド27C,K偶数記録ヘッド27KE
で1バンドの印刷エリアを1回走査することにより、第
1ラスタ〜第mラスタ,第1カラム〜第xカラムからな
る1バンドのY,M,C,Kドットデータを印刷する。
【0009】印刷イメージデータ記憶部173に格納さ
れたY,M,C,Kドットデータは、印刷制御部171
により、mラスタ,1カラム単位でそれぞれYレジスタ
25Y,Mレジスタ25M,Cレジスタ25C,K偶数
レジスタ25KEに転送および設定される。Y記録ヘッ
ド27Y,M記録ヘッド27M,C記録ヘッド27C,
K奇数記録ヘッド27KO,K偶数記録ヘッド27KE
は、図3に示すように、それぞれ副走査方向に配置され
たm個の記録素子(インクジェットノズル)を備えてお
り、1回の駆動でmラスタ,1カラムのY,M,C,K
ドットデータを印刷する。なお、基本ラスタ密度印刷モ
ードでの1バンドのラスタ数mは、記録ヘッドの記録素
子数に等しい。
【0010】また、倍ラスタ密度カラー印刷モードが設
定された場合には、受信された倍ラスタ密度のY,M,
C,K印刷イメージデータは、印刷制御部171によ
り、Yデータ記憶部173Y,Mデータ記憶部173
M,Cデータ記憶部173C,Kデータ記憶部173K
にそれそれ転送および格納される。
【0011】プリンタ102は、Y記録ヘッド27Y,
M記録ヘッド27M,C記録ヘッド27C,K偶数記録
ヘッド27KEで、1バンドの印刷エリア内の奇数ラス
タ印刷エリアと偶数ラスタ印刷エリアをそれぞれ1回ず
つ走査する分割印刷により、第1ラスタ〜第2mラス
タ,第1カラム〜第xカラムのドットデータからなる1
バンドのY,M,C,K印刷イメージデータを印刷用紙
の1バンドの印刷エリアに印刷する(図9参照)。
【0012】印刷イメージデータ記憶部173に格納さ
れたY,M,C,K印刷イメージデータは、印刷制御部
171により、奇数ラスタ走査時および偶数ラスタ走査
時のにそれぞれ1回ずつ、2mラスタ,1カラム単位で
引き処理部172に転送される。奇数ラスタ走査時に
は、第1〜第2mラスタのY,M,C,Kドットデータ
から、間引き処理部172により、偶数(第2,第4〜
第2m)ラスタのY,M,C,Kドットデータが間引か
れ、残った奇数(第1,第3〜第(2m−1))ラスタ
のY,M,C,Kドットデータが、Yレジスタ25Y,
Mレジスタ25M,Cレジスタ25C,K偶数レジスタ
25KEにそれぞれ設定される。また、偶数ラスタ走査
時には、再度転送された第1〜第2mラスタのY,M,
C,Kドットデータから、間引き処理部172により、
奇数ラスタのY,M,C,Kドットデータが間引かれ、
残った偶数ラスタのY,M,C,KドットデータがYレ
ジスタ25Y,Mレジスタ25M,Cレジスタ25C,
K偶数レジスタ25KEにそれぞれ設定される(図9参
照)。
【0013】また、設定された印刷モードが倍ラスタ密
度ブラック印刷モードである場合には、受信された倍ラ
スタ密度のK印刷イメージデータは、印刷制御部171
によりKデータ記憶部173Kに転送および格納され
る。
【0014】プリンタ102は、倍ラスタ密度ブラック
印刷モードでは、K奇数記録ヘッド27KOおよびK偶
数記録ヘッド27KEで1バントの印刷エリアを1回走
査する分割印刷により、第1ラスタ〜第2mラスタ,第
1カラム〜第xカラムからなる1バンドのKドットデー
タを印刷用紙の1バンドの印刷エリアに印刷する(図9
参照)。
【0015】Kデータ記憶部173Kに格納されたK印
刷イメージデータは、印刷制御部171により、2mラ
スタ,1カラム単位で2回ずつ間引き処理部172に転
送される。1回目に転送されたK印刷イメージデータ
は、間引き処理部172により偶数ラスタのKドットデ
ータが間引かれ、残った奇数ラスタのKドットデータが
K奇数レジスタ25KOに転送および設定される。ま
た、2回目に転送されたK印刷イメージデータは、奇数
ラスタのKドットデータが間引かれ、残った偶数ラスタ
のKドットデータがK偶数レジスタ25KEに転送およ
び設定される(図9参照)。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のプリンタ102においては、倍ラスタ密度印刷モード
の場合には、バス20を介してRAM124から間引き
処理部172に同じ印刷イメージデータを2回転送し、
間引き処理することにより印刷イメージデータを分割し
ているので、RAM124から間引き処理部172に転
送した印刷イメージデータの内の1/2が無駄になって
しまう。また、間引き処理をするのはCPU122なの
で、CPU122の負荷が増加する。さらに、印刷イメ
ージデータの転送の他に印刷制御データおよびモータ制
御データの転送にも共有されているバス20において、
印刷イメージデータの転送によるバス占有率が高くなっ
てしまう。これらにより、印刷データ処理が低速化して
しまうという問題があった。
【0017】本発明は、このような従来の問題を解決す
るためになされたものであり、印刷イメージデータ転送
によるバス占有率を低減し、印刷データ処理を高速化す
ることができる印刷記録装置を提供することを目的とす
るものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の印刷記録装置は、複数の記録ヘッドで単位
印刷エリアを1回以上走査することにより、あるいは1
個以上の記録ヘッドで単位印刷エリアを複数回走査する
ことにより、同一色の印刷イメージデータを分割印刷す
る印刷記録装置において、複数のブロック記憶部からな
る印刷イメージデータ記憶手段と、受信された同一色の
ドットデータからなる印刷イメージデータを、それぞれ
同じ記録ヘッドおよび同じ走査で印刷されるドットデー
タからなる複数の印刷イメージデータブロックに分割す
るデータ分割手段と、前記複数の印刷イメージデータブ
ロックを、前記印刷イメージデータ記憶手段の異なるブ
ロック記憶部にそれぞれ転送および格納するデータ転送
格納手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態のプリ
ンタにおける印刷データ処理部およびヘッド部の構成図
である。また、図2は本発明の実施の形態のプリンタの
ブロック構成図である。また、図3は本発明の実施の形
態のプリンタの記録ヘッド部における記録素子配置を説
明する図である。本発明の実施の形態のプリンタ2は、
イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラ
ック(K)を基本ラスタ密度でカラー印刷する基本ラス
タ密度カラー印刷モード、Y,M,C,Kを倍ラスタ密
度でカラー印刷する倍ラスタ密度カラー印刷モード、ま
たはKを倍ラスタ密度で単色印刷する倍ラスタ密度ブラ
ック印刷モードのいずれかの印刷モードで動作する。
【0020】図1および図2に示すように、プリンタ2
は、バス20と、CPU22と、ROM23と、RAM
24と、I/Oレジスタ部25と、ヘッドドライバ部2
6と、記録ヘッド部27と、モータドライバ28と、改
行モータ(LFモータ)29と、記録ヘッドスペーシン
グモータ(SPモータ)2Aと、受信部2Bと、ラスタ
分離部2Cとを備えている。受信部2Bは、ケーブルに
よりホストコンピュータ1に接続されている。また、C
PU22と、ROM23と、RAM24と、I/Oレジ
スタ部25とは、8ビットのバス20により接続されて
いる。
【0021】CPU22は、ROM23に記憶されたプ
ログラムおよびホストコンピュータ1から送信された印
刷データ(印刷制御データおよび印刷イメージデータ)
に従って、RAM24、I/Oレジスタ部25、受信部
2B、およびラスタ分離部2Cを制御し、さらにI/O
レジスタ部25を介してヘッドドライバ部26およびモ
ータドライバ28を制御し、印刷イメージデータを記録
ヘッド部27により印刷用紙に印刷させる。
【0022】なお、上記の印刷制御データは、プリンタ
2の印刷モードを指定するデータおよび印刷用紙のサイ
ズを指定するデータ等により構成される。また、上記の
印刷イメージデータは、プリンタ2の印刷ドット密度に
応じたドットデータからなる印刷色ごとのデータであ
る。
【0023】モータドライバ28は、CPU22からバ
ス20およびI/Oレジスタ部25を介して転送された
モータ制御データに従ってSPモータ2AおよびLFモ
ータ29を駆動する。SPモータ2Aは、記録ヘッド部
27を主走査方向にシフトさせる。また、LFモータ2
9は、印刷用紙を副走査方向にフィードし、改行させ
る。
【0024】記録ヘッド部27は、図3に示すように、
イエローを印刷するY記録ヘッド27Yと、マゼンダを
印刷するM記録ヘッド27Mと、シアンを印刷するC記
録ヘッド27Cと、ブラックを印刷するK奇数記録ヘッ
ド27KOおよびK偶数記録ヘッド27KEとにより構
成されている。これらの5個の記録ヘッドは、主走査方
向に配列されている。各記録ヘッドは、副走査方向に1
/nインチ間隔で配列されたm(mは2以上の整数)個
の記録素子(インクジェットノズル)により構成されて
いる。K偶数記録ヘッド27KEの記録素子は、他の記
録ヘッドの記録素子に対し、1/(2n)インチだけ副
走査方向にずれた位置に配置されており、倍ラスタ密度
ブラック印刷モードのときに、K奇数記録ヘッド27K
OとK偶数記録ヘッド27KEとにより1回の走査でブ
ラックを倍ラスタ密度で印刷することを可能にしてい
る。
【0025】ここで、主走査方向に並ぶ印刷ドット列を
ラスタと称し、副走査方向に並ぶ印刷ドット列をカラム
と称する。また、主走査方向の印刷ドット密度をラスタ
密度と称し、副走査方向の印刷ドット密度をカラム密度
と称する。基本ラスタ密度は、プリンタ2の記録ヘッド
の記録素子(インクジェットノズル)配置密度に等し
く、n[dpi]である。従って、倍ラスタ密度は、2
n[dpi]である。また、基本ラスタ密度における1
バンドのラスタ数は、記録ヘッドの記録素子数に等し
く、m本である。従って、倍ラスタ密度における1バン
ドのラスタ数は、2m本である。また、プリンタ2で
は、1バンドのカラム数はx本である。従って、基本ラ
スタ密度印刷モードでは、1バンドの印刷イメージデー
タは、mラスタ、xカラムのm*x個のドットデータか
らなり、印刷用紙の1バンドの印刷エリアには、m*x
個の印刷ドットが印刷される。また、倍ラスタ密度印刷
モードでは、1バンドの印刷イメージデータは、2mラ
スタ、xカラムの2m*x個のドットデータからなり、
印刷用紙の1バンドの印刷エリアには、2m*x個の印
刷ドットが印刷される。
【0026】ホストコンピュータ1は、1バイト単位で
印刷データを送信する。印刷イメージデータは、8ラス
タ,1カラム単位で送信される。基本ラスタ密度の1バ
ンドのラスタ数を16(m=16)とすると、基本ラス
タ密度印刷モードでは、まず第1〜第8ラスタ,第1カ
ラムのドットデータが送信され、次に第9〜第16ラス
タ,第1カラムのドットデータが送信され、次に第1〜
第8ラスタ,第2カラムのドットデータが送信され、以
下同様に第1〜第16ラスタ,第1〜第xカラムの1バ
ンドの印刷イメージデータが順次送信される。また、倍
ラスタ密度印刷モードでは、1バンドのラスタ数は32
であり、まず第1〜第8ラスタ,第1カラムのドットデ
ータが送信され、次に第9〜第16ラスタ,第1カラム
のドットデータが送信され、次に第17〜第24ラス
タ,第1カラムのドットデータが送信され、次に第25
〜第32ラスタ,第1カラムのドットデータが送信さ
れ、次に第1〜第8ラスタ,第2カラムのドットデータ
が送信され、以下同様に第1〜第32ラスタ,第1〜第
xカラムの1バンドの印刷イメージデータが順次送信さ
れる。また、ホストコンピュータ1は、カラー印刷モー
ドのときには、Y,M,C,K印刷イメージデータをバ
ンド単位で送信する。例えば、第1バンドのY印刷イメ
ージデータ、第2バンドのM印刷イメージデータ、第1
バンドのC印刷イメージデータ、第1バンドのK印刷イ
メージデータ、第2バンドのY印刷イメージデータの順
でY,M,C,K印刷イメージデータを送信する。
【0027】プリンタ2において、受信部2Bは、ホス
トコンピュータ1からバイト単位で送信される印刷デー
タを受信する8ビットのレジスタであり、図1に示すよ
うに、CPU22からのラッチクロックに従って上記の
印刷データをラッチする。
【0028】ラスタ分離部2Cは、ホストコンピュータ
1から送信された倍ラスタ密度の印刷イメージデータを
奇数ラスタのドットデータと、偶数ラスタのドットデー
タとに分割し、それぞれCPU22に転送し、また基本
ラスタ密度印刷モードのときには、ホストコンピュータ
1から送信された基本ラスタ密度の印刷イメージデータ
をそのままCPU22に転送するものであり、図1に示
すように、第1レジスタ81と、第2レジスタ82と、
受信選択部83とを有する。
【0029】第1受信レジスタ81は、4ビットの下位
レジスタ81Lと、4ビットの上位レジスタ81Uから
なる8ビットのレジスタである。下位レジスタ81Lの
4ビットの出力端子は、上位レジスタ81Uの4ビット
の入力端子にそれぞれ接続されている。下位レジスタ8
1Lの4ビットの入力端子には、受信部2Bにより受信
された印刷データの奇数(1,3,5,7)ビットが入
力される。
【0030】第2受信レジスタ82は、4ビットの下位
レジスタ82Lと、4ビットの上位レジスタ82Uから
なる8ビットのレジスタである。下位レジスタ82Lの
4ビットの出力端子は、上位レジスタ82Uの4ビット
の入力端子にそれぞれ接続されている。下位レジスタ8
2Lの4ビットの入力端子には、受信部2Bにより受信
された印刷データの偶数(2,4,6,8)ビットが入
力される。
【0031】第1受信レジスタ81は、第1〜第8ラス
タの印刷イメージデータが受信部2Bにより受信される
と、CPU22からのラッチクロックに従って、下位レ
ジスタ81Lにより第1,3,5,7ラスタのドットデ
ータをラッチする。次に第9〜第16ラスタの印刷イメ
ージが受信されると、CPU22のラッチクロックに従
って、下位レジスタ81Lに保持されている第1,3,
5,7ラスタのドットデータを上位レジスタ81Uによ
りラッチし(上位レジスタ81Uにシフトし)、下位レ
ジスタ81Lにより第9,11,13,15ラスタのド
ットデータをラッチする。これにより、第1〜第16ラ
スタの印刷イメージデータの奇数ラスタのドットデータ
が、第1レジスタ81に格納される。
【0032】第2レジスタ82は、第1〜第8ラスタの
印刷イメージデータが受信部2Bにより受信されると、
CPU22からのラッチクロックに従って、下位レジス
タ82Lにより第2,4,6,8ラスタのドットデータ
をラッチする。次に第9〜第16ラスタの印刷イメージ
が受信されると、CPU22からのラッチクロックに従
って、下位レジスタ82Lに保持されている第2,4,
6,8ラスタのドットデータを上位レジスタ82Uによ
りラッチし(上位レジスタ82Uにシフトし)、下位レ
ジスタ82Lにより第10,12,14,16ラスタの
ドットデータをラッチする。これにより、第1〜第16
ラスタの印刷イメージデータの偶数ラスタのドットデー
タが、第2レジスタ82に格納される。
【0033】第1レジスタ81の8ビットの出力端子
は、8ビットのバス84により受信選択部83に接続さ
れている。第2レジスタ82の8ビットの出力端子は、
8ビットのバス85により受信選択部83に接続されて
いる。また、受信部2Bの8ビットの出力端子は、8ビ
ットのバス86により受信選択部83に接続されてい
る。
【0034】受信選択部83は、CPU22からの受信
バス選択命令に従って動作し、ホストコンピュータ1か
ら印刷制御データまたは基本ラスタ密度の印刷イメージ
データが送信されているときには、受信部2Bからバス
86を介して入力される印刷データをCPU22に転送
する。また、ホストコンピュータ1から倍ラスタ密度の
印刷イメージデータが送信されているときには、第1レ
ジスタ81からバス83を介して入力される奇数ラスタ
のドットデータと、第2レジスタ82からバス84を介
して入力される偶数ラスタのドットデータとを、交互に
CPU22に転送する。
【0035】このラスタ分離部2Cは、受信された印刷
イメージデータを奇数ラスタのドットデータからなる奇
数ラスタブロックと、偶数ラスタのドットデータからな
る偶数ラスタブロックとに分割するデータ分割手段に相
当する。
【0036】RAM24は、印刷イメージデータ記憶部
73と、印刷制御データ記憶部74とにより構成され
る。印刷イメージデータ記憶部73は、Y奇数ラスタブ
ロック記憶部73YOと、Y偶数ラスタブロック記憶部
73YEと、M奇数ラスタブロック記憶部73MOと、
M偶数ラスタブロック記憶部73MEと、C奇数ラスタ
ブロック記憶部73COと、C偶数ラスタブロック記憶
部73CEと、K奇数ラスタブロック記憶部73KO
と、K偶数ラスタブロック記憶部73KEとにより構成
される。
【0037】I/Oレジスタ部25は、Yレジスタ25
Yと、Mレジスタ25Mと、Cレジスタ25Cと、K奇
数レジスタ25KOと、K偶数レジスタ25KEとを備
えている。また、ヘッドドライバ部26は、Yドライバ
26Yと、Mドライバ26Mと、Cドライバ26Cと、
K奇数ドライバ26KOと、K偶数ドライバ26KEと
により構成されている。また、記録ヘッド部27は、図
3のように配置されたY記録ヘッド27Yと、M記録ヘ
ッド27Mと、C記録ヘッド27Cと、K奇数記録ヘッ
ド27KOと、K偶数記録ヘッド27KEとにより構成
されている。
【0038】Yドライバ26Yは、Yレジスタ25Yに
設定されたYドットデータに従ってY記録ヘッド27Y
を駆動する。Mドライバ26Mは、Mレジスタ25Mに
設定されたMドットデータに従ってM記録ヘッド27M
を駆動する。Cドライバ26Cは、Cレジスタ25Cに
設定されたCドットデータに従ってC記録ヘッド27C
を駆動する。K奇数ドライバ26KOは、K奇数レジス
タ25KOに設定されたKドットデータに従ってK奇数
記録ヘッド27KOを駆動する。K偶数ドライバ26K
Eは、K偶数レジスタ25KEに設定されたKドットデ
ータに従ってK偶数記録ヘッド27KEを駆動する。
【0039】Yレジスタ25Yと、Yドライバ26Y
と、Y記録ヘッド27Yとは、Yヘッド部を構成してい
る。Mレジスタ25Mと、Mドライバ26Mと、M記録
ヘッド27Mとは、Mヘッド部を構成している。Cレジ
スタ25Cと、Cドライバ26Cと、C記録ヘッド27
Cとは、Cヘッド部を構成している。K奇数レジスタ2
5KOと、K奇数ドライバ26KOと、K奇数記録ヘッ
ド27KOとは、K奇数ヘッド部を構成している。K偶
数レジスタ25KEと、K偶数ドライバ26KEと、K
偶数記録ヘッド27KEとは、K偶数ヘッド部を構成し
ている。
【0040】CPU22は、ラスタ分離部2Cから転送
された印刷制御データに従って印刷モードを設定し、こ
の印刷モードに従って印刷タイミングを生成する。ま
た、CPU22は、ラスタ分離部2Cから転送された印
刷制御データをRAM24の印刷制御データ記憶部74
に転送および格納する。
【0041】また、CPU22は、基本ラスタ密度印刷
モードのときに、ラスタ分離部2Cから転送された基本
ラスタ密度の印刷イメージデータを印刷イメージデータ
記憶部73に転送および格納する。また、倍ラスタ密度
印刷モードのときに、ラスタ分離部2Cから転送された
奇数ラスタのドットデータを印刷イメージデータ記憶部
73の対応する奇数ラスタブロック記憶部に転送および
格納し、またラスタ分離部2Cから転送された偶数ラス
タのドットデータを印刷イメージデータ記憶部73の対
応する偶数ラスタブロック記憶部に転送および格納す
る。
【0042】また、CPU22は、基本ラスタ密度印刷
モードのときには、上記の印刷タイミングに従って、印
刷イメージデータ記憶部73に格納されているmラス
タ,1カラムのm個のドットデータを対応するヘッド部
のレジスタに転送および設定する。また、倍ラスタ密度
カラー印刷モードのときには、上記の印刷タイミングに
従って、奇数ラスタ走査では奇数ラスタブロック記憶部
に格納されている奇数ラスタ,1カラムのm個のドット
データを対応するヘッド部に転送および設定し、偶数ラ
スタ走査では偶数ラスタブロック記憶部に格納されてい
る偶数ラスタ,1カラムのm個のドットデータを対応す
るヘッド部に転送および設定する。また、倍ラスタ密度
ブラック印刷モードのときには、上記の印刷タイミング
に従って、奇数ラスタブロック記憶部に格納されている
奇数ラスタ,1カラムのm個のドットデータを奇数ヘッ
ド部に転送および設定し、偶数ラスタブロック記憶部に
格納されている偶数ラスタ,1カラムのm個のドットデ
ータを偶数ヘッド部に転送および設定する。
【0043】このCPU22は、奇数ラスタのドットデ
ータを奇数ラスタブロック記憶部に転送および格納し、
偶数ラスタのドットデータを前記偶数ラスタブロック記
憶部に転送および格納するデータ転送格納手段に相当す
る。また、CPU22は、奇数ラスタブロック記憶部に
格納された奇数ラスタのドットデータを奇数ラスタ用ヘ
ッド部に転送および設定し、偶数ラスタブロック記憶部
に格納された偶数ラスタのドットデータを偶数ラスタ用
ヘッド部に転送および設定する、あるいは奇数ラスタの
ドットデータを奇数ラスタの走査のときにヘッド部に転
送および設定し、偶数ラスタのドットデータを偶数ラス
タの走査のときに前記ヘッド部に転送および設定するデ
ータ転送設定手段に相当する。
【0044】基本ラスタ密度カラー印刷モードのときに
は、ホストコンピュータ1から送信される印刷イメージ
データは、基本ラスタ密度のY,M,C,K印刷イメー
ジデータである。Y印刷イメージデータはY偶数ラスタ
ブロック記憶部73YEに格納され、M印刷イメージデ
ータはM偶数ラスタブロック記憶部73MEに格納さ
れ、C印刷イメージデータはC偶数ラスタブロック記憶
部73CEに格納され、K印刷イメージデータはK偶数
ラスタブロック記憶部73KEに格納される。なお、印
刷イメージデータを奇数ラスタブロック記憶部に格納す
るようにしても良い。Y偶数ラスタ記憶部73YEに格
納されたYドットデータはYレジスタ25Yに設定さ
れ、M偶数ラスタブロック記憶部73MEに格納された
MドットデータはMレジスタ25Mに設定され、C偶数
ラスタブロック記憶部73CEに格納されたCドットデ
ータはCレジスタ25Cに設定され、K偶数ラスタブロ
ック記憶部73KEに格納されたKドットデータはK偶
数レジスタ25KEに設定される。
【0045】また、倍ラスタ密度カラー印刷モードのと
きには、ホストコンピュータ1から転送される印刷イメ
ージデータは、倍ラスタ密度のY,M,C,K印刷イメ
ージデータである。Y印刷イメージデータは、ラスタ分
離部2Cにより奇数ラスタのドットデータからなるY奇
数ラスタブロックと、偶数ラスタのドットデータからな
るY偶数ラスタブロックとに分割され、Y奇数ラスタブ
ロックはY奇数ラスタブロック記憶部73YOに格納さ
れ、Y偶数ラスタブロックはY偶数ラスタラスタブロッ
ク記憶部73YEに格納される。M印刷イメージデータ
は、M奇数ラスタブロックと、M偶数ラスタブロックと
に分割され、M奇数ラスタブロックはM奇数ラスタブロ
ック記憶部73MOに格納され、M偶数ラスタブロック
はM偶数ラスタラスタブロック記憶部73MEに格納さ
れる。C印刷イメージデータは、C奇数ラスタブロック
と、C偶数ラスタブロックとに分割され、C奇数ラスタ
ブロックはC奇数ラスタブロック記憶部73COに格納
され、C偶数ラスタブロックはC偶数ラスタラスタブロ
ック記憶部73CEに格納される。K印刷イメージデー
タは、K奇数ラスタブロックと、K偶数ラスタブロック
とに分割され、K奇数ラスタブロックはK奇数ラスタブ
ロック記憶部73KOに格納され、K偶数ラスタブロッ
クはK偶数ラスタラスタブロック記憶部73KEに格納
される。
【0046】この倍ラスタ密度カラー印刷モードでは、
奇数ラスタ走査と偶数ラスタ走査の2回の走査で1バン
ドを分割印刷する。また、ブラックの印刷については、
K偶数記録ヘッド27KEのみを用い、K奇数記録ヘッ
ド27KOは用いない。奇数ラスタ走査では、Y奇数ラ
スタブロック記憶部73YOに格納された奇数ラスタの
YドットデータはYレジスタ25Yに設定され、M奇数
ラスタブロック記憶部73MOに格納された奇数ラスタ
のMドットデータはMレジスタ25Mに設定され、C奇
数ラスタブロック記憶部73COに格納された奇数ラス
タのCドットデータはCレジスタ25Cに設定され、K
奇数ラスタブロック記憶部73KOに格納された奇数ラ
スタのKドットデータはK偶数レジスタ25KEに設定
される。また、偶数ラスタ走査では、Y偶数ラスタブロ
ック記憶部73YOに格納された偶数ラスタのYドット
データはYレジスタ25Yに設定され、M偶数ラスタブ
ロック記憶部73MEに格納された偶数ラスタのMドッ
トデータはMレジスタ25Mに設定され、C偶数ラスタ
ブロック記憶部73CEに格納された偶数ラスタのCド
ットデータはCレジスタ25Cに設定され、K偶数ラス
タブロック記憶部73KEに格納された偶数ラスタのK
ドットデータはK偶数レジスタ25KEに設定される。
【0047】また、倍ラスタ密度ブラック印刷モードの
ときには、ホストコンピュータ1から転送される印刷イ
メージデータは、倍ラスタ密度のK印刷イメージデータ
である。このK印刷イメージデータは、ラスタ分離部2
Cにより奇数ラスタのドットデータからなるK奇数ラス
タブロックと、偶数ラスタのドットデータからなるK偶
数ラスタブロックとに分割され、K奇数ラスタブロック
はK奇数ラスタブロック記憶部73KOに格納され、K
偶数ラスタブロックはK偶数ラスタラスタブロック記憶
部73KEに格納される。
【0048】この倍ラスタ密度ブラック印刷モードで
は、K奇数記録ヘッド27KOとK偶数記録KEとを用
いて1回の走査で1バンドを分割印刷する。Y記録ヘッ
ド27Y、M記録ヘッド27M、およびC記録ヘッド2
7Cは用いない。K奇数ラスタブロック記憶部73KO
に格納された奇数ラスタのKドットデータはK奇数レジ
スタ25KOに設定され、K偶数ラスタブロック記憶部
73MEに格納された偶数ラスタのKドットデータはK
偶数レジスタ25KEに設定される。
【0049】次に、本発明の実施の形態のプリンタ2の
動作を説明する。ホストコンピュータ1は、まず印刷制
御データを送信し、次に印刷イメージデータを送信す
る。印刷データが送信されていないときには、CPU2
2は、バス86のデータがCPU22に転送されるよう
に、受信選択部83を制御しておく。これにより、ホス
トコンピュータ1が印刷制御データを送信すると、この
印刷制御データは、受信部2Bで受信され、バス86を
介してそのままCPU22に転送される。印刷制御デー
タがCPU22に転送されると、CPU22は印刷制御
データに従って印刷モードを設定し、プリンタ2は印刷
制御データ処理および印刷イメージデータ処理からなる
印刷データ処理を開始し、印刷イメージデータを印刷用
紙に印刷する。
【0050】以下に、印刷制御データ処理について簡単
に説明する。CPU22は、上記の印刷制御データに従
って、印刷モードを設定し、また印刷タイミングを生成
し、設定した印刷モードおよび生成した印刷タイミング
に従ってモータ制御データを生成し、このモータ制御デ
ータをバス20を介してモータドライバ28に転送す
る。また、CPU22は、上記の印刷制御データをバス
20を介してRAM24の印刷制御データ記憶部74に
転送および格納する。
【0051】以下に、印刷イメージデータ処理および印
刷動作について詳細に説明する。なお、以下の印刷イメ
ージデータ処理および印刷動作の説明においては、基本
ラスタ密度の1バンドのラスタ数を16(m=16)と
する。
【0052】まず、基本ラスタ密度カラー印刷モードが
設定されたときの印刷イメージデータ処理および印刷動
作を説明する。この基本ラスタ密度カラー印刷モードで
は、1バンドのラスタ数は16であり、ホストコンピュ
ータ1は、第1〜第8ラスタ,第1カラムのドットデー
タ、第9〜第16ラスタ,第1カラムのドットデータ,
第1〜第8ラスタ,第2カラムのドットデータの順で1
バンドの印刷データを送信する。また、例えば第1バン
ドのY印刷イメージデータ、第2バンドのM印刷イメー
ジデータ、第1バンドのC印刷イメージデータ、第1バ
ンドのK印刷イメージデータ、第2バンドのY印刷イメ
ージデータの順でY,M,C,K印刷イメージデータを
送信する。
【0053】CPU22は、バス86のデータがCPU
22に転送されるように受信選択部83を制御する。従
って、受信部2Bにより受信された8ラスタ,1カラム
のドットデータからなる1バイトの印刷イメージデータ
は、そのままCPU22に転送され、CPU22により
印刷イメージデータ記憶部73の対応するラスタブロッ
ク記憶部に転送および格納される。Y,M,C,K印刷
イメージデータは、それぞれY偶数ラスタブロック記憶
部73YE,M偶数ラスタブロック記憶部73ME,C
偶数ラスタブロック記憶部73CE,K偶数ラスタブロ
ック記憶部73KEに転送および格納される。
【0054】プリンタ2は、基本ラスタ密度カラー印刷
モードでは、Y記録ヘッド27Y,M記録ヘッド27
M,C記録ヘッド27C,K偶数記録ヘッド27KE
で、1バンドの印刷エリアを1回走査することにより、
第1ラスタ〜第mラスタ,第1カラム〜第xカラムのド
ットデータからなる1バンドのY,M,C,K印刷イメ
ージデータを印刷用紙の1バンドの印刷エリアに印刷す
る。Y記録ヘッド27Y,M記録ヘッド27M,C記録
ヘッド27C,K偶数記録ヘッド27KEは、mラス
タ,1カラムのY,M,C,Kドットデータをそれぞれ
1回の駆動で印刷する。
【0055】第1バンドのY,M,C,K印刷イメージ
データが印刷イメージデータ記憶部73に格納される
と、まず第1〜第mラスタ,第1カラムのY,M,C,
Kドットデータが、CPU22によりバス20を介して
Y,M,C,K偶数ヘッド部に転送され、Yレジスタ2
5Y,Mレジスタ25M,Cレジスタ25C,K偶数レ
ジスタ25KEにそれぞれ設定される。なお、基本ラス
タ密度カラー印刷モードでは、K奇数ヘッド部は用いな
い。
【0056】第1バンドの第1〜第mラスタ,第1カラ
ムのY,M,C,Kドットデータが各ヘッド部に設定さ
れると、SPモータ2Aにより記録ヘッド部27を印刷
用紙の第1バンドの第1カラムの印刷ポジションにセッ
トし、設定されたYドットデータに従ってYドライバ2
6YでY記録ヘッド27Yのm個の記録素子を駆動し、
設定されたMドットデータに従ってMドライバ26Mで
M記録ヘッド27Mのm個の記録素子を駆動し、設定さ
れたCドットデータに従ってCドライバ26CでC記録
ヘッド27Cのm個の記録素子を駆動し、また設定され
たKドットデータに従ってK偶数ドライバ26KEでK
奇数記録ヘッド27KEのm個の記録素子を駆動する。
これにより、印刷用紙の第1バンドの第1〜第mラス
タ,第1カラムの印刷エリアにY,M,C,Kドットデ
ータが基本ラスタ密度(1/nインチのラスタピッチ)
で印刷される。ただし、K印刷ドットは、Y,M,Cの
印刷ドットに対し、副走査方向に1/(2n)インチず
れて印刷される(図3参照)。
【0057】第1バンドの第1〜第mラスタ,第1カラ
ムのドットデータの印刷が終了すると、次にCPU22
により第1バンドの第1〜第mラスタ,第2カラムの
Y,M,C,KドットデータがY,M,C,K偶数ヘッ
ド部にそれぞれ設定され、SPモータ2Aにより記録ヘ
ッド27を主走査方向に1カラム分シフトさせて第2カ
ラムの印刷ポジションにセットし、設定された第1〜第
mラスタ,第2カラムのドットデータに従ってヘッドド
ライバ部26で記録ヘッド部27を駆動する。これによ
り、印刷用紙の第1バンドの第1ラスタ〜第mラスタ,
第2カラムの印刷エリアにY,M,C,Kドットデータ
が印刷される。以下同様に、第1バンドの第1ラスタ〜
第mラスタ,第3カラム〜第xカラムのY,M,C,K
ドットデータが順次印刷される。これにより、印刷用紙
の第1バンドの印刷エリアに、第1〜第mラスタ、第1
〜第xカラムからなる第1バンドのY,M,C,Kドッ
トデータが基本ラスタ密度で印刷される。
【0058】第1バンドの印刷が終了すると、LFモー
タ29により印刷用紙が副走査方向にm/nインチだけ
フィードされ、SPモータ2Aにより記録ヘッド部27
を第2バンドの第1カラムの印刷ポジションにセット
し、上記第1バンドの印刷と同様に、第2バンド以降の
Y,M,C,Kドットデータが基本ラスタ密度で印刷さ
れる。
【0059】次に、倍ラスタ密度印刷モード(倍ラスタ
密度カラー印刷モードまたは倍ラスタ密度ブラック印刷
モード)が設定されたときの印刷イメージデータ処理お
よび印刷動作を説明する。図4は本発明の実施の形態の
プリンタ2における倍ラスタ密度印刷モードでの印刷イ
メージデータのブロック分割処理(ラスタ分離処理)手
順を示すフローチャートである。また、図5は本発明の
実施の形態のプリンタ2における倍ラスタ密度印刷モー
ドでの印刷イメージデータのブロック分割処理を説明す
る図である。また、図6は本発明の実施の形態のプリン
タ2における倍ラスタ密度印刷モードでの印刷イメージ
データ処理を説明する図である。なお、図6において、
倍ラスタ密度カラー印刷モードでは、第1ヘッドおよび
第2ヘッドは同一の記録ヘッドであり、第1ヘッドは奇
数ラスタ走査時の記録ヘッドであり、第2ヘッドは奇数
ラスタ走査時の記録ヘッドである。また、倍ラスタ密度
ブラック印刷モードでは、第1ヘッドはK奇数記録ヘッ
ド27KOであり、第2ヘッドはK偶数記録ヘッド27
KEである。
【0060】倍ラスタ密度印刷モードでは、1バンドの
ラスタ数は32であり、ホストコンピュータ1は、第1
〜第8ラスタ,第1カラムのドットデータ、第9〜第1
6ラスタ,第1カラムのドットデータ、第17〜第24
ラスタ,第1カラムのドットデータ、第25〜第32ラ
スタ,第1カラムのドットデータ、第1〜第8ラスタ,
第2カラムのドットデータの順で1バンドの印刷データ
を送信する。また、ホストコンピュータ1は、倍ラスタ
密度カラー印刷モードでは、例えば上記基本ラスタ密度
カラー印刷モードと同様に、Y,M,C,K印刷イメー
ジデータをバンド単位で送信する。
【0061】受信部2Bにより受信された第1〜第8ラ
スタのドットデータからなる1バイトの印刷イメージデ
ータと、その次に受信された第8〜第16ラスタのドッ
トデータからなる1バイトの印刷イメージデータとを、
ラスタ分離部2Cにより奇数ラスタのドットデータと、
偶数ラスタのドットデータとにラスタ分離し、この奇数
ラスタのドットデータおよび偶数ラスタのドットデータ
を、CPU22により奇数ラスタブロック記憶部、偶数
ラスタブロック記憶部にそれぞれ転送および格納する。
同様に、受信された第17〜第24ラスタのドットデー
タからなる1バイトの印刷イメージデータと、その次に
受信された第25〜第32ラスタのドットデータからな
る1バイトの印刷イメージデータとを、ラスタ分離部2
Cにより奇数ラスタのドットデータと、偶数ラスタのド
ットデータとにラスタ分離する。このように、倍ラスタ
密度印刷モードでは、16ラスタのドットデータからな
る2バイトの印刷イメージデータをラスタ分離部2Cに
よりラスタ分離する。上記2バイトの印刷イメージデー
タの内の最初に受信される1バイトの印刷データを第1
印刷イメージデータと称し、また第1印刷イメージデー
タの次に受信される1バイトの印刷データを第2印刷イ
メージデータと称する。
【0062】図4のステップS1で、受信部2Bにより
第1バンドの第1〜第8ラスタ,第1カラムのドットデ
ータからなる1バイトの第1印刷イメージデータを受信
すると、ステップS2で、上記第1の印刷イメージデー
タの奇数(第1,3,5,7)ラスタのドットデータ
(奇数ビットデータ)を第1レジスタ81の下位レジス
タ81Lに格納し、また上記第1の印刷イメージデータ
の偶数(第2,4,6,8)ラスタのドットデータ(偶
数ビットデータ)を第2レジスタ82の下位レジスタ8
2Lに格納する(図5(a)参照)。
【0063】次にステップS3で、受信部2Bにより第
1バンドの第9〜第16ラスタ,第1カラムのドットデ
ータからなる1バイトの第2印刷イメージデータを受信
すると、ステップS4で、第1レジスタ81の下位レジ
スタ81Lに保持されている第1,3,5,7ラスタの
ドットデータを上位レジスタ81Uにシフトするととも
に、上記第2の印刷イメージデータの奇数(第9,1
1,13,15)ラスタのドットデータを下位レジスタ
81Lに格納する。また、第2レジスタ82の下位レジ
スタ82Lに保持されている第2,4,6,8ラスタの
ドットデータを上位レジスタ82Uにシフトするととも
に、上記第2の印刷イメージデータの偶数(第10,1
2,14,16)ラスタのドットデータを下位レジスタ
82Lに格納する。これにより、第1および第2印刷イ
メージデータの奇数ラスタのドットデータが第1レジス
タ81に格納され、また第1および第2印刷イメージデ
ータの偶数ラスタのドットデータが第2レジスタ82に
格納される(図5(b)参照)。
【0064】次にステップS5において、CPU22
は、バス84のデータがCPU22に転送されるように
受信選択部83を制御する。これにより、第1レジスタ
81に格納された奇数(第1,3,5,7,9,11,
13,15)ラスタのドットデータは、CPU22に転
送され、CPU22により、バス20を介して印刷イメ
ージデータ記憶部73に転送され、奇数ラスタブロック
記憶部に格納される(図5(c)および図6参照)。
【0065】次にステップS6において、CPU22
は、バス85のデータがCPU22に転送されるように
受信選択部83を制御する。これにより、第2レジスタ
82に格納された偶数(第2,4,6,8,10,1
2,14,16)ラスタのドットデータは、CPU22
に転送され、CPU22により、バス20を介して印刷
イメージデータ記憶部73に転送され、偶数ラスタブロ
ック記憶部に格納される(図5(c)および図6参
照)。
【0066】次にステップS1に戻り、第1バンドの第
17〜第24ラスタ,第1カラムのドットデータからな
る第1印刷イメージデータと、第1バンドの第25〜第
32ラスタ,第1カラムのドットデータからなる第2印
刷イメージデータとを、ステップS1〜S6の処理によ
り、上記第1バンドの第1〜第16ラスタ,第1カラム
のドットデータからなる2バイトの印刷イメージデータ
と同様に、奇数(第17,19,21,23,25,2
7,29,31)ラスタのドットデータと、偶数(第1
9,20,22,24,26,28,30,32)ラス
タのドットデータとにラスタ分離し、それぞれ奇数ラス
タブロック記憶部と偶数ラスタブロック記憶部に転送お
よび格納する。
【0067】さらに、ステップS1〜S6の処理を繰り
返すことにより、上記第1バンドの第1〜第32ラス
タ,第1カラムの印刷イメージデータと同様に、第1バ
ンドの第1〜第32ラスタ,第2カラム〜第xカラムの
印刷イメージデータを奇数ラスタのドットデータと偶数
ラスタのドットデータとにラスタ分離し、それぞれ奇数
ラスタブロック記憶部と偶数ラスタブロック記憶部に転
送および格納する。このようにして、第1バンドの印刷
イメージデータを奇数ラスタブロックと偶数ラスタブロ
ックとに分割し、それぞれ奇数ラスタブロック記憶部と
偶数ラスタブロック記憶部に転送および格納する。
【0068】第1バンドの印刷イメージデータのブロッ
ク分割を終了したら、第2バンドの印刷イメージデータ
を、第1バンドと同様に、ブロック分割する。そして、
ステップS7で、全ての印刷イメージデータの受信を終
了したら、ラスタ分離処理を終了する。
【0069】倍ラスタ密度カラー印刷モードでは、第1
バンドのY,M,C,K印刷イメージデータを順次ブロ
ック分割し、第1バンドのY,M,C,K印刷イメージ
データのブロック分割を終了したら、第2バンド以降の
Y,M,C,K印刷イメージデータを順次ブロック分割
する。Y,M,C,K奇数ラスタブロックおよびY,
M,C,K偶数ラスタブロックは、Y奇数ラスタブロッ
ク記憶部73YO,M奇数ラスタブロック記憶部73M
O,C奇数ラスタブロック記憶部73CO,K奇数ラス
タブロック記憶部73KO,Y偶数ラスタブロック記憶
部73YE,M偶数ラスタブロック記憶部73ME,C
偶数ラスタブロック記憶部73CE,K偶数ラスタブロ
ック記憶部73KEにそれそれ格納される。
【0070】プリンタ2は、倍ラスタ密度カラー印刷モ
ードでは、Y記録ヘッド27Y,M記録ヘッド27M,
C記録ヘッド27C,K偶数記録ヘッド27KEで、1
バンドの印刷エリア内の奇数ラスタ印刷エリアと偶数ラ
スタ印刷エリアをそれぞれ1回ずつ走査する分割印刷に
より、第1ラスタ〜第2mラスタ,第1カラム〜第xカ
ラムのドットデータからなる1バンドのY,M,C,K
印刷イメージデータを印刷用紙の1バンドの印刷エリア
に印刷する。Y記録ヘッド27Y,M記録ヘッド27
M,C記録ヘッド27C,K偶数記録ヘッド27KE
は、奇数ラスタ,1カラムのY,M,C,Kドットデー
タ、または偶数ラスタ,1カラムのY,M,C,Kドッ
トデータをそれぞれ1回の駆動で印刷する。
【0071】第1バンドのY,M,C,K奇数ラスタブ
ロックおよびY,M,C,K偶数ラスタブロックが、印
刷イメージデータ記憶部73の対応する奇数ラスタブロ
ック記憶部および偶数ラスタブロック記憶部にそれぞれ
格納されると、まず奇数ラスタ(第1,第3〜第(2m
−1))ラスタ,第1カラムのY,M,C,Kドットデ
ータが、CPU22によりバス20を介してY,M,
C,K偶数ヘッド部に転送され、Yレジスタ25Y,M
レジスタ25M,Cレジスタ25C,K偶数レジスタ2
5KEにそれぞれ設定される(図6の第1ヘッドに対す
るドットデータのセットを参照)。なお、倍ラスタ密度
カラー印刷モードでは、奇数ラスタの印刷にも偶数ラス
タの印刷にもK偶数ヘッド部を用い、K奇数ヘッド部は
用いない。
【0072】第1バンドの奇数ラスタ,第1カラムの
Y,M,C,Kドットデータが各ヘッド部に設定される
と、SPモータ2Aにより記録ヘッド部27を印刷用紙
の第1バンドの奇数ラスタ,第1カラムの印刷ポジショ
ンにセットし、設定されたYドットデータに従ってYド
ライバ26YでY記録ヘッド27Yのm個の記録素子を
駆動し、設定されたMドットデータに従ってMドライバ
26MでM記録ヘッド27Mのm個の記録素子を駆動
し、設定されたCドットデータに従ってCドライバ26
CでC記録ヘッド27Cのm個の記録素子を駆動し、ま
た設定されたKドットデータに従ってK偶数ドライバ2
6KEでK奇数記録ヘッド27KEのm個の記録素子を
駆動する。これにより、印刷用紙の第1バンドの奇数ラ
スタ,第1カラムの印刷エリアにY,M,C,Kドット
データが印刷される。ただし、K印刷ドットは、Y,
M,Cの印刷ドットに対し、副走査方向に1/(2n)
インチずれて印刷される(図3参照)。
【0073】第1バンドの奇数ラスタ,第1カラムのド
ットデータの印刷が終了すると、次にCPU22により
第1バンドの奇数ラスタ,第2カラムのY,M,C,K
ドットデータがY,M,C,K偶数ヘッド部にそれぞれ
設定され、SPモータ2Aにより記録ヘッド27を主走
査方向にシフトさせて奇数ラスタ,第2カラムの印刷ポ
ジションにセットし、設定された奇数ラスタ,第2カラ
ムのドットデータに従ってヘッドドライバ部26で記録
ヘッド部27を駆動する。これにより、印刷用紙の第1
バンドの奇数ラスタ,第2カラムの印刷エリアにY,
M,C,Kドットデータが印刷される。以下同様に、第
1バンドの奇数ラスタ,第3カラム〜第xカラムのY,
M,C,Kドットデータが順次印刷される。これによ
り、印刷用紙の第1バンドの奇数ラスタ印刷エリアに、
奇数ラスタ,第1〜第xカラムのY,M,C,Kドット
データが印刷される。
【0074】第1バンドの奇数ラスタ,第1〜第xカラ
ムのドットデータの印刷が終了すると、次に第1バンド
の偶数ラスタ(第2,第4〜第2mラスタ),第1カラ
ムのY,M,C,Kドットデータが、CPU22により
バス20を介してY,M,C,K偶数ヘッド部に転送さ
れ、Yレジスタ25Y,Mレジスタ25M,Cレジスタ
25C,K偶数レジスタ25KEにそれぞれ設定される
(図6の第2ヘッドに対するドットデータのセットを参
照)。
【0075】第1バンドの偶数ラスタ,第1カラムの
Y,M,C,Kドットデータが各ヘッド部に設定される
と、LFモータ29により印刷用紙が副走査方向に1/
(2n)インチだけフィードし、SPモータ2Aにより
記録ヘッド27を偶数ラスタ,第1カラムの印刷ポジシ
ョンにセットし、奇数ラスタ,第1カラムの印刷と同様
に、偶数ラスタ,第1カラムのY,M,C,Kドットデ
ータを印刷される。以下、奇数ラスタ,第2カラム〜第
xカラムの印刷と同様に、偶数ラスタ,第2カラム〜第
xカラムのY,M,C,Kドットデータを印刷する。こ
れにより、印刷用紙の第1バンドの印刷エリアに、第1
〜第2mラスタ,第1〜第xカラムからなる第1バンド
のY,M,C,Kドットデータが倍ラスタ密度(1/
(2n)インチのラスタピッチ)で印刷される(図6の
印刷結果を参照)。
【0076】第1バンドの印刷が終了すると、LFモー
タ29により印刷用紙が副走査方向に(2m−1)/
(2n)インチだけフィードされ、SPモータ2Aによ
り記録ヘッド部27を第2バンドの奇数ラスタ,第1カ
ラムの印刷ポジションにセットし、上記第1バンドの印
刷と同様に、第2バンド以降のY,M,C,Kドットデ
ータが倍ラスタ密度で印刷される。
【0077】次に、倍ラスタ密度ブラック印刷モードで
は、印刷イメージデータは、倍ラスタ密度のK印刷イメ
ージデータだけなので、第1バンドのK印刷イメージデ
ータのブロック分割を終了したら、第2バンド以降のK
印刷イメージデータを順次ブロック分割する。K奇数ラ
スタブロックはK奇数ラスタブロック記憶部73KOに
格納され、K偶数ラスタブロックはK偶数ラスタブロッ
ク記憶部73KEに格納される。
【0078】プリンタ2は、倍ラスタ密度ブラック印刷
モードでは、K奇数記録ヘッド27KOおよびK偶数記
録ヘッド27KEで1バントの印刷エリアを1回走査す
る分割印刷により、第1ラスタ〜第2mラスタ,第1カ
ラム〜第xカラムからなる1バンドのKドットデータを
印刷用紙の1バンドの印刷エリアに印刷する。K奇数記
録ヘッド27KOおよびK偶数記録ヘッド27KEは、
2mラスタ,1カラムのKドットデータを1回の駆動で
印刷する。
【0079】第1バンドのK奇数ラスタブロックおよび
K偶数ラスタブロックが印刷イメージデータ記憶部73
のK奇数ラスタブロック記憶部73KOおよびK偶数ラ
スタブロック記憶部73KEにそれぞれ格納されると、
第1バンドの奇数(第1,第3〜第(2m−1))ラス
タ,1カラムのKドットデータが、CPU22によりバ
ス20を介してK奇数ヘッド部に転送され、K奇数レジ
スタ25KOに設定され(図6の第1ヘッドに対するド
ットデータのセットを参照)、また偶数(第2,第4〜
第2m)ラスタのY,M,C,Kドットデータが、CP
U22によりバス20を介してK偶数ヘッド部に転送さ
れ、K偶数レジスタ25KEに設定される(図6の第2
ヘッドに対するドットデータのセットを参照)。
【0080】第1バンドの奇数ラスタ,第1カラムのK
ドットデータ、および第1バンドの偶数ラスタ,第1カ
ラムのKドットデータが、それぞれK奇数ヘッド部およ
びK偶数ヘッド部に設定されると、SPモータ2Aによ
り記録ヘッド27を印刷用紙の第1バンドの第1カラム
の印刷ポジションにセットし、設定された奇数ラスタの
Kドットデータに従ってK奇数ドライバ26KOでK奇
数記録ヘッド27KOのm個の記録素子を駆動し、設定
された偶数ラスタのKドットデータに従ってK奇数ドラ
イバ26KEでK偶数記録ヘッド27KEのm個の記録
素子を駆動する。これにより、印刷用紙の第1バンドの
第1〜2mラスタ,第1カラムの印刷エリアにKドット
データが倍ラスタ密度で印刷される。
【0081】第1バンドの第1〜2mラスタ,第1カラ
ムのドットデータの印刷が終了すると、次に第1バンド
の奇数ラスタ,第2カラムのKドットデータがK奇数ヘ
ッド部に設定され、また第1バンドの偶数ラスタ,第2
カラムのKドットデータがK偶数ヘッド部に設定され、
SPモータ2Aにより記録ヘッド27を第2カラムの印
刷ポジションにセットし、設定された奇数ラスタ,第2
カラムのドットデータに従ってヘッドドライバ部26で
記録ヘッド部27を駆動する。これにより、印刷用紙の
第1バンドの第1〜2mラスタ,第2カラムの印刷エリ
アにKドットデータが倍ラスタ密度で印刷される。以下
同様に、第1バンドの第1〜2mラスタ,第3カラム〜
第xカラムのKドットデータが順次印刷される。これに
より、印刷用紙の第1バンドの印刷エリアに、第1〜第
2mラスタ,第1〜第xカラムのKドットデータが倍ラ
スタ密度で印刷される(図6の印刷結果参照)。
【0082】第1バンドの印刷が終了すると、LFモー
タ29により印刷用紙が副走査方向にm/nインチだけ
フィードされ、SPモータ2Aにより記録ヘッド27が
第2バンドの第1カラムの印刷ポジションにセットさ
れ、上記第1バンドの印刷と同様に、第2バンド以降の
Kドットデータが倍ラスタ密度で印刷される。
【0083】図7は倍ラスタ密度印刷モードでの本実施
の形態の印刷イメージデータ処理と従来の印刷イメージ
データ処理との違いを説明する図であり、(a)は本実
施の形態の印刷イメージデータ処理であり、(b)は従
来の印刷イメージデータ処理である。なお、図7では、
倍ラスタ印刷モードでの1バンドのラスタ数2mを16
としている。また、図7において、倍ラスタ密度カラー
印刷モードでは、第1ヘッドおよび第2ヘッドは同一の
記録ヘッドであり、第1ヘッドは奇数ラスタ走査時の記
録ヘッドであり、第2ヘッドは奇数ラスタ走査時の記録
ヘッドである。また、倍ラスタ密度ブラック印刷モード
では、第1ヘッドはK奇数記録ヘッド27KOであり、
第2ヘッドはK偶数記録ヘッド27KEである。
【0084】従来は、図7(b)のように、受信したラ
スタ順次の印刷イメージデータ(奇数ラスタと偶数ラス
タのドットデータが混在する印刷イメージデータ)をそ
のまま印刷イメージデータ記憶部(印刷イメージデータ
メモリ)に転送および格納し、印刷イメージデータメモ
リからラスタ順次の16ラスタ,1カラム分の同じドッ
トデータを2度読み出し、このドットデータを間引き処
理し、奇数ラスタのドットデータを第1ヘッドに設定
し、偶数ラスタのドットデータを第2ヘッドに設定して
いた。
【0085】しかし、本実施の形態では、図7(a)の
ように、受信したラスタ順次の印刷イメージデータを、
ラスタ分離部2Cにより奇数ラスタブロックと偶数ラス
タブロックとにブロック分割処理し、ラスタブロック別
に印刷イメージデータメモリに転送および格納し、印刷
イメージデータメモリから8ラスタ,1カラム分の奇数
ラスタのドットデータと偶数ラスタのドットデータとを
それぞれ1度ずつ読み出し、奇数ラスタのドットデータ
を第1ヘッドに設定し、偶数ラスタのドットデータを第
2ヘッドに設定する。これにより、CPU22で印刷イ
メージデータを間引き処理する必要がなくなり、またバ
ス20を介して転送される印刷イメージデータ量が従来
の半分になるので、印刷イメージデータによるCPU2
2の処理負荷およびバス20の占有率を低減することが
できる。CPU22の処理負荷およびバス20の占有率
が低減されることにより、印刷データ処理を高速化する
ことができる。
【0086】以上のように本実施の形態によれば、倍ラ
スタ密度印刷モードのときに、受信した印刷イメージデ
ータをラスタ分離部2Cにより奇数ラスタブロックと偶
数ラスタブロックとに分割し、この奇数ラスタブロック
および偶数ラスタブロックを、CPU22によりそれぞ
れ奇数ラスタブロック記憶部および偶数ラスタブロック
記憶部に転送および格納するようにしたことにより、印
刷イメージデータ処理によるCPU22の処理負荷およ
びバス20の占有率を低減できるので、印刷データ処理
を高速化することができる。
【0087】なお、上記実施の形態では、本発明をイン
クジェットプリンタに適用した例を説明したが、本発明
はシリアルドットマトリックス方式を使用した他の印刷
記録装置(インパクトプリンタ、ファクシミリ、プロッ
タ等)にも適用可能である。
【0088】また、上記実施の形態では、受信された印
刷イメージデータを奇数ラスタブロックと奇数ラスタブ
ロックに分割するデータ分割手段は、ハードウェア回路
によるラスタ分離部2Cであったが、このデータ分割手
段をCPU22により実現しても良い。
【0089】また、上記実施の形態では、分割された奇
数ラスタブロックおよび奇数ラスタブロックを奇数ラス
タブロックと奇数ラスタブロックにそれぞれ転送および
格納するデータ転送格納手段はCPU22により実現さ
れていたが、このデータ転送格納手段はハードウェア回
路であっても良い。
【0090】また、上記実施形態では、ホストコンピュ
ータ1と受信部2Bの間、およびラスタ分離部2CとC
PU22の間の転送データ幅を1バイトとし、またCP
U22と、印刷イメージデータ記憶部73(RAM2
4)と、ヘッド部(I/Oレジスタ部25)の間を接続
するバス20のデータ幅を1バイトとしたが、これらの
データ幅は任意に設定することが可能である。
【0091】また、上記実施の形態形態では、2個の記
録ヘッドで単位印刷エリアを1回走査することにより同
一色の印刷イメージデータを分割印刷する印刷記録装
置、および1個の記録ヘッドで単位印刷エリアを2回走
査することにより同一色の印刷イメージデータを分割印
刷する印刷記録装置に、本発明を適用した例を説明した
が、本発明は、3個以上の記録ヘッドで単位印刷エリア
を1回走査する分割印刷により同一色を印刷する印刷記
録装置、あるいは1個の記録ヘッドで単位印刷エリアを
3回以上走査する分割印刷により同一色を印刷する印刷
記録装置にも適用可能である。
【0092】さらに、本発明は、複数の記録ヘッドで単
位印刷エリアを1回以上走査する分割印刷により同一色
を印刷する印刷記録装置、あるいは1個以上の記録ヘッ
ドで単位印刷エリアを複数回走査することにより、同一
色を印刷する印刷記録装置にも適用可能である。この場
合には、受信した印刷イメージデータを、それぞれ同じ
記録ヘッドおよび同じ走査で印刷されるドットデータか
らなる複数の印刷イメージデータブロックに分割し、こ
の複数の印刷イメージデータブロックを異なるブロック
記憶部にそれぞれ転送および格納する。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
一色の印刷イメージデータを複数の印刷イメージデータ
ブロックに分割し、異なるブロック記憶部に転送および
格納するようにしたことにより、印刷イメージデータ処
理によるCPUの処理負荷およびバス占有率を低減でき
るので、印刷データ処理を高速化することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のプリンタにおける印刷デ
ータ処理部およびヘッド部の構成図である。
【図2】本発明の実施の形態のプリンタのブロック構成
図である。
【図3】本発明の実施の形態のプリンタの記録ヘッド部
における記録素子配置を説明する図である。
【図4】本発明の実施の形態のプリンタにおける倍ラス
タ密度印刷モードでの印刷イメージデータのブロック分
割処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態のプリンタにおける倍ラス
タ密度印刷モードでの印刷イメージデータのブロック分
割処理を説明する図である。
【図6】本発明の実施の形態のプリンタにおける倍ラス
タ密度印刷モードでの印刷イメージデータ処理を説明す
る図である。
【図7】本実施の形態の印刷イメージデータ処理と従来
の印刷イメージデータ処理との違いを説明する図であ
る。
【図8】従来のプリンタにおける印刷データ処理部およ
びヘッド部の構成図である。
【図9】従来の印刷システムにおける倍ラスタ密度印刷
モードでの印刷イメージデータ処理を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ、 2 プリンタ、 20 バ
スライン、 22 CPU、 24 RAM、 25
I/Oレジスタ部、 26 ヘッドドライバ部、 27
記録ヘッド部、 2B 受信部、 2C ラスタ分離
部、 73 印刷イメージデータ記憶部、 73O 奇
数ラスタブロック記憶部、 73E 偶数ラスタブロッ
ク記憶部、 81 第1レジスタ、 81L,82L
下位レジスタ、 81U,82U 上位レジスタ、 8
2 第2レジスタ、 83 受信選択部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録ヘッドで単位印刷エリアを1
    回以上走査することにより、あるいは1個以上の記録ヘ
    ッドで単位印刷エリアを複数回走査することにより、同
    一色の印刷イメージデータを分割印刷する印刷記録装置
    において、 複数のブロック記憶部からなる印刷イメージデータ記憶
    手段と、 受信された同一色のドットデータからなる印刷イメージ
    データを、それぞれ同じ記録ヘッドおよび同じ走査で印
    刷されるドットデータからなる複数の印刷イメージデー
    タブロックに分割するデータ分割手段と、 前記複数の印刷イメージデータブロックを、前記印刷イ
    メージデータ記憶手段の異なるブロック記憶部にそれぞ
    れ転送および格納するデータ転送格納手段とを備えたこ
    とを特徴とする印刷記録装置。
  2. 【請求項2】 前記ブロック記憶部に格納された印刷イ
    メージデータブロックのドットデータを、対応する走査
    のときに対応するヘッド部に転送および設定するデータ
    転送設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1
    記載の印刷記録装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷記録装置が、複数の記録ヘッド
    で単位印刷エリアを1回走査する分割印刷により、同一
    色の印刷イメージデータを印刷するものであり、 データ分割手段が、前記印刷イメージデータを同じ記録
    ヘッドで印刷されるドットデータからなる複数の印刷イ
    メージデータブロックに分割するものであることを特徴
    とする請求項1記載の印刷記録装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷記録装置が、1個の記録ヘッド
    で単位印刷エリアを複数回走査する分割印刷により、同
    一色の印刷イメージデータを印刷するものであり、 データ分割手段が、前記印刷イメージデータを同じ走査
    で印刷されるドットデータからなる複数の印刷イメージ
    データブロックに分割するものであることを特徴とする
    請求項1記載の印刷記録装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷記録装置が、奇数ラスタ用記録
    ヘッドおよび偶数ラスタ用記録ヘッドで単位印刷エリア
    を1回走査する分割印刷により、あるいは1個の記録ヘ
    ッドで単位印刷エリアの奇数ラスタおよび偶数ラスタを
    1回ずつ走査する分割印刷により、同一色のドットデー
    タを印刷するものであり、 前記データ分割手段が、前記印刷イメージデータを奇数
    ラスタのドットデータと、偶数ラスタのドットデータと
    に分割するものであり、 前記印刷イメージデータ記憶手段が、 奇数ラスタのドットデータからなる奇数ラスタブロック
    が格納される奇数ラスタブロック記憶部と、 偶数ラスタのドットデータからなる偶数ラスタブロック
    が格納される偶数ラスタ記憶部からなり、 前記データ転送格納手段が、前記奇数ラスタのドットデ
    ータを前記奇数ラスタブロック記憶部に転送および格納
    し、前記偶数ラスタのドットデータを前記偶数ラスタブ
    ロック記憶部に転送および格納するものであることを特
    徴とする請求項1記載の印刷記録装置。
  6. 【請求項6】 前記奇数ラスタブロック記憶部に格納さ
    れた奇数ラスタのドットデータを奇数ラスタ用ヘッド部
    に転送および設定し、前記偶数ラスタブロック記憶部に
    格納された偶数ラスタのドットデータを偶数ラスタ用ヘ
    ッド部に転送および設定する、あるいは前記奇数ラスタ
    のドットデータを奇数ラスタの走査のときにヘッド部に
    転送および設定し、前記偶数ラスタのドットデータを偶
    数ラスタの走査のときに前記ヘッド部に転送および設定
    するデータ転送設定手段をさらに備えたことを特徴とす
    る請求項5記載の印刷記録装置。
  7. 【請求項7】 前記データ分割手段が、 それぞれ上位レジスタおよび下位レジスタからなる第1
    および第2のレジスタを有し、 前記ホストコンピュータから送信された第1の印刷イメ
    ージデータを受信すると、奇数ラスタのドットデータお
    よび偶数ラスタのドットデータをそれぞれ第1および第
    2のレジスタの下位レジスタに転送および保持し、 前記ホストコンピュータから前記第1の印刷イメージデ
    ータの次に送信された第2の印刷イメージデータを受信
    すると、前記第1の印刷イメージデータの奇数ラスタの
    ドットデータおよび偶数ラスタのドットデータをそれぞ
    れ上位レジスタにシフトし、第2の印刷イメージデータ
    の奇数ラスタのドットデータと偶数ラスタのドットデー
    タに分割し、それぞれ第1および第2のレジスタの下位
    レジスタに転送および保持するものであり、 前記データ転送格納手段が、 第1のレジスタの上位および下位レジスタの保持された
    奇数ラスタのドットデータを前記奇数ラスタブロック記
    憶部に転送および格納し、 第2のレジスタの上位および下位レジスタの保持された
    奇数ラスタのドットデータを前記偶数ラスタブロック記
    憶部に転送および格納するものであることを特徴とする
    請求項5記載の印刷記録装置。
  8. 【請求項8】 前記印刷記録装置が、 同一色のドットデータを基本ラスタ密度で印刷する基本
    ラスタ密度印刷モードと、 前記分割印刷により同一色のドットデータを前記基本ラ
    スタ密度の2倍のラスタ密度で印刷する倍ラスタ密度印
    刷モードのいずれかで動作し、 前記データ分割手段は、 倍ラスタ密度印刷モードのときには、受信された倍ラス
    タ密度の印刷イメージデータを、奇数ラスタのドットデ
    ータと、偶数ラスタのドットデータとに分割し、 基本ラスタ密度印刷モードのときには、受信された基本
    ラスタ密度の印刷イメージデータをそのまま前記データ
    転送格納手段に転送するものであり、 前記データ転送格納手段は、 倍ラスタ密度印刷モードのときには、前記奇数ラスタの
    ドットデータを前記奇数ラスタブロック記憶部に転送お
    よび格納し、前記偶数ラスタのドットデータを前記偶数
    ラスタブロック記憶部に転送および格納し、 基本ラスタ密度印刷モードのときには、前記基本ラスタ
    密度の印刷イメージデータを前記印刷イメージデータ記
    憶手段に転送および格納するものであることを特徴とす
    る請求項5記載の印刷記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005219234A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット記録装置
US7463370B2 (en) 2002-10-01 2008-12-09 Seiko Epson Corporation Recording apparatus

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