JP2000061521A - 被圧延材の張力制御方法及び張力制御装置 - Google Patents

被圧延材の張力制御方法及び張力制御装置

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JP2000061521A
JP2000061521A JP10240851A JP24085198A JP2000061521A JP 2000061521 A JP2000061521 A JP 2000061521A JP 10240851 A JP10240851 A JP 10240851A JP 24085198 A JP24085198 A JP 24085198A JP 2000061521 A JP2000061521 A JP 2000061521A
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rolled
rolling stand
motor
rolling
tension
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Kazuyoshi Kimura
和喜 木村
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続圧延機の圧延スタンドを駆動するモータ
の速度制御の応答性の相違により被圧延材に生じる張力
変動を抑制する張力制御方法及びこの実施のを際に用い
る装置を提供する。 【解決手段】 速度制御の応答性が低いモータで駆動さ
れる圧延スタンド及びこれに隣り合って設けた速度制御
の応答性が高いモータで駆動される圧延スタンド間に設
けたルーパにより被圧延材に加える押しつけ力の変更量
を、両圧延スタンドのロール周速度の修正量に基づいて
演算しこの結果に基づいてルーパにより被圧延材に加え
るべき圧力を変更する。また、上述した押しつけ力の変
更量に基づいてルーパにより被圧延材に加える圧力を変
更すると共に、速度制御の応答性が低いモータで駆動さ
れる圧延スタンドの圧下位置の変更量を、上述した両ロ
ール周速度の修正量の修正前のロール周速度に対する修
正率及びこの圧延スタンド出側の板厚修正量に基づいて
演算し、演算した圧下位置の修正量に基づいてこの圧延
スタンドの圧下位置を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続圧延機を用い
て被圧延材を圧延する際に、被圧延材の各圧延スタンド
出側のマスフローの相違によって被圧延材に生じる張力
変動を抑制する被圧延材の張力制御方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数の圧延スタンドからなる連続圧延機
を用いて被圧延材を熱間圧延する際に、各圧延スタンド
は、直流ミルモータによって駆動されていた。しかしな
がら、昨今では、被圧延材の需要の増大及びこれら直流
ミルモータの老朽化に伴い、これら直流ミルモータの交
換時に直流ミルモータよりも速度制御の応答性が高い交
流ミルモータを導入しているが、全ての直流ミルモータ
を一斉に交流ミルモータに交換する場合には一時的な負
担が大きい。従って、交換時には、被圧延材の板厚が薄
くマスフローの変化が著しい下流側の部分を圧延する圧
延スタンドの速度制御の応答性を向上させてマスフロー
の変化を素早く吸収するために、交流ミルモータが連続
圧延機の下流側より部分的に導入されている。
【0003】この様な連続圧延機を用いて被圧延材を圧
延する特許第2636510号公報に記載の連続圧延方
法によれば、上流側の圧延スタンドを速度制御の応答性
が低い直流ミルモーターにより下流側の圧延スタンドを
速度制御の応答性の高い交流ミルモータにより駆動し、
被圧延材の通板時には速度制御の応答性の低い直流ミル
モータで駆動される圧延スタンドをピボットスタンドに
選定し、応答性の低いスタンドに制約されることなく交
流ミルモータの高応答性を生かして、被圧延材の張力が
素早く定常状態に移行し得るような制御を行っている。
【0004】上述した連続圧延方法においては、被圧延
材を圧延する際に被圧延材の加熱むらによる各圧延スタ
ンド出側のマスフローの変化を各圧延スタンド間に設け
たルーパの角度の変位として検出し、これら検出量に基
づいて、それぞれの圧延スタンドを駆動するミルモータ
の回転数を修正しマスフローの変化を吸収すると共に、
被圧延材の加熱むらによる各圧延スタンド出側のマスフ
ローの相違により被圧延材に生じる張力変動を吸収する
ために、各圧延スタンド間に設けた各ルーパを駆動する
トルクを調整することにより被圧延材に加えられる圧力
を修正して被圧延材の張力の均等性を保つべく制御を行
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特許第2636510
号公報に記載されている方法では、張力の変動周期が長
い場合は、直流ミルモータと交流ミルモータとの応答性
の相違により発生する張力及びマスフローの変動は比較
的小さいので、最終スタンドを基準スタンドに定め、上
流側のスタンドロールの周速度を制御する。そして、被
圧延材の張力の変動周期が短い場合には、直流ミルモー
タを用いた圧延スタンドの中で最下流の圧延スタンドを
基準スタンドに定め、基準スタンドより上流側であるロ
ールの周速度と、下流側である交流ミルモータを用いた
圧延スタンドのロール周速度とを制御する。これによ
り、直流ミルモータを用いたスタンドと交流ミルモータ
を用いた圧延スタンドとが隣接する区間において発生す
る応答速度の差異により生じる張力及びマスフローの変
化を抑制する。
【0006】しかしながら、最終スタンドを基準スタン
ドにした場合、直流ミルモータと交流ミルモータとの速
度の応答性の相違により発生する変動を無視した状態で
操業しているため、この相違よる変動は比較的小さいも
のの製品板厚等の品質に対して影響を与える。また、直
流ミルモータで駆動する圧延スタンドの中で最下流のス
タンドを基準スタンドに定めた場合、交流ミルモータを
備える最終スタンドのロール周速度が短い周期で大きく
変化することになる。このため連続圧延機を出た後、被
圧延材は巻き取り機によって巻き取られるのであるが、
巻き取り機においては連続圧延機のように高性能なモー
タが使用されないため、最終スタンドのロール周速度の
変化に対応できず巻き取りトラブルが発生する。
【0007】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、速度制御の応答性が低いモータで駆動される圧
延スタンドと速度制御の応答性が高いモータで駆動され
る圧延スタンド間に設けたルーパにより被圧延材に加え
るべき圧力の変更量を算出し、算出された結果に基づい
てこのルーパにより被圧延材に加えるべき圧力を変更す
ることにより、被圧延材に張力の均等性を保証すること
ができる被圧延材の張力制御方法及びその実施に用いる
装置を提供することを目的とする。
【0008】また、ルーパにより被圧延材に加えるべき
圧力を上述の如く変更すると共に、速度制御の応答性が
低いモータで駆動される圧延スタンドの圧下位置の変更
量を算出し、算出した結果に基づいてこの圧延スタンド
の圧下位置を変更することにより、被圧延材に張力の均
等性を保証することができる被圧延材の張力制御方法及
びこの実施に用いる装置を提供することを他の目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る被圧延材
の張力制御方法は、速度制御の応答性が低いモータによ
り駆動されるロールを有する圧延スタンドを上流側に配
置し、速度制御の応答性が高いモータにより駆動される
ロールを有する圧延スタンドを下流側に配置してある連
続圧延機にて、被圧延材の張力を制御するために圧延ス
タンドのロールの周速度を変更すると共に圧延スタンド
間に設けたルーパにより前記被圧延材により加える押し
つけ力を変更する被圧延材の張力制御方法において、前
記モータの速度制御の応答性の相違により生じるマスフ
ローの変化を吸収すべく前記速度制御の応答性が低いモ
ータにより駆動されるロールを有する圧延スタンドと前
記速度制御の応答性が高いモータにより駆動されるロー
ルを有する圧延スタンドとの間に設けたルーパの押しつ
け力の変更量を算出し、算出された結果に基づいて、前
記押しつけ力を変更することを特徴とする。
【0010】請求項2に係る被圧延材の張力制御方法
は、速度制御の応答性が低いモータにより駆動されるロ
ールを有する圧延スタンドを上流側に配置し、速度制御
の応答性が高いモータにより駆動されるロールを有する
圧延スタンドを下流側に配置してある連続圧延機にて、
被圧延材の張力を制御するために圧延スタンドのロール
の周速度を変更すると共に圧延スタンド間に設けたルー
パにより前記被圧延材により加える押しつけ力を変更す
る被圧延材の張力制御方法において、前記モータの速度
制御の応答性の相違により生じるマスフローの変化を吸
収すべく前記速度制御の応答性が低いモータにより駆動
されるロールを有する圧延スタンドと前記速度制御の応
答性が高いモータにより駆動されるロールを有する圧延
スタンドとの間に設けたルーパの押しつけ力の変更量及
び、前記速度制御の応答性が低いモータにより駆動され
るロールを有する圧延スタンドの圧下位置の変更量を算
出し、算出された結果に基づいて、前記押しつけ力を変
更すると共に前記圧下位置を変更することを特徴とす
る。
【0011】請求項3に係る被圧延材の張力制御装置
は、速度制御の応答性が低いモータにより駆動されるロ
ールを有する圧延スタンドを上流側に配置し、速度制御
の応答性が高いモータにより駆動されるロールを有する
圧延スタンドを下流側に配置してある連続圧延機にて、
被圧延材の張力を制御するために圧延スタンドのロール
の周速度を変更すると共に圧延スタンド間に設けたルー
パにより前記被圧延材により加える押しつけ力を変更す
る被圧延材の張力制御装置において、前記モータの速度
制御の応答性の相違により生じるマスフローの変化を吸
収すべく前記速度制御の応答性が低いモータにより駆動
されるロールを有する圧延スタンドと前記速度制御の応
答性が高いモータにより駆動されるロールを有する圧延
スタンドとの間に設けたルーパの押しつけ力の変更量を
算出する算出手段を備えることを特徴とする。
【0012】請求項4に係る被圧延材の張力制御装置
は、速度制御の応答性が低いモータにより駆動されるロ
ールを有する圧延スタンドを上流側に配置し、速度制御
の応答性が高いモータにより駆動されるロールを有する
圧延スタンドを下流側に配置してある連続圧延機にて、
被圧延材の張力を制御するために圧延スタンドのロール
の周速度を変更すると共に圧延スタンド間に設けたルー
パにより前記被圧延材により加える押しつけ力を変更す
る被圧延材の張力制御装置において、前記モータの速度
制御の応答性の相違により生じるマスフローの変化を吸
収すべく前記速度制御の応答性が低いモータにより駆動
されるロールを有する圧延スタンドと前記速度制御の応
答性が高いモータにより駆動されるロールを有する圧延
スタンドとの間に設けたルーパの押しつけ力の変更量及
び、前記速度制御の応答性が低いモータにより駆動され
るロールを有する圧延スタンドの圧下位置の変更量を算
出する算出手段を備えることを特徴とする。
【0013】本発明を実施する際に用いる連続圧延機
は、第i+1番目以降の圧延スタンドが速度制御の応答
性が高い圧延スタンドにより構成されている。被圧延材
の速度制御の応答性が低い第i番目の圧延スタンド出側
のマスフローと第i+1番目の圧延スタンド出側のマス
フローとが等しい場合、マスフロー一定則により下記
(1)式に示す関係式が成立する。
【0014】 (1+fi )Vi hi =(1+fi+1 )Vi+1 hi+1 …(1) ここで、fi は第i番目の圧延スタンド先進率、Vi は
第i番目の圧延スタンドのロール周速度、hi は被圧延
材の第i番目の圧延スタンドからの出側板厚である。ま
た第i+1番目の圧延スタンドにおいても同様である(i
=1,2,3, …,N-1) 。
【0015】第i番目及び第i+1番目の圧延スタンド
の圧延スタンド先進率、これら圧延スタンドのロール周
速度及び被圧延材のこれら圧延スタンドからの出側板厚
の(1)式の状態からの微小変化は下記(2)式の関係
にある。
【0016】 {Δf/(1+fi )}(Δhi /hi )(ΔVi /Vi ) ={Δf/(1+fi+1 )}(Δhi+1 /hi+1 )(ΔVi+1 /Vi+1 ) …(2)
【0017】ここで、Δfは第i番目及び第i+1番目
の圧延スタンドの圧延スタンド先進率の微小変化量、Δ
Vi は第i番目の圧延スタンドのロール周速度の微小変
化量、Δhi は被圧延材の第i番目の圧延スタンドから
の出側板厚の微小変化量をそれぞれ表す。(第i+1番
目の圧延スタンドにおいても同様である。)
【0018】第i+1番目の圧延スタンドと第i+2番
目の圧延スタンドの間に設けたルーパの角度制御ではロ
ール周速度以外の条件は変化しないから、下記(3)式
の関係を満たすΔVi に相当するロール周速度修正を第
i番目の圧延スタンドのロールに施せばよい。
【0019】 ΔVi =(ΔVi+1 /Vi+1 )Vi …(3)
【0020】仮に第i番目の圧延スタンドと第i+1番
目の圧延スタンドとが共に同じ速度制御の応答性を持つ
ものである場合には、第i+1番目の圧延スタンドのロ
ール周速度が修正されるときに、(3)式に基づくロー
ル周速度修正を第i番目の圧延スタンドのロールに施し
たとき、第i番目の圧延スタンドのロールの周速度と第
i+1番目の圧延スタンドのそれとが同時に修正され、
ロール周速度修正の修正速度差は生じない。
【0021】しかしながら、第i番目の圧延スタンドの
ロールが速度制御の応答性の低いミルモータで駆動され
ており、第i+1番目の圧延スタンドのロールが応答性
の高いモーターで駆動されているので、第i+1番目の
圧延スタンドのロール周速度が修正されるときに、
(3)式に基づくロール周速度修正を第i番目の圧延ス
タンドのロールに施したときに、第i番目の圧延スタン
ドのロールの周速度が第i+1番目の圧延スタンドのそ
れより遅れて修正されるため、ロール周速度修正中に被
圧延材の第i番目の圧延スタンド出側のマスフロー及び
第i+1番目の圧延スタンド出側のマスフローとの間に
相違が生じる。このため、被圧延材のこれら圧延スタン
ドの部分に張力変動が生じるので、これを吸収すべく以
下の制御を行う。
【0022】上述したロール周速度修正によるロール周
速度修正量の差による第i番目の圧延スタンドと第i+
1番目の圧延スタンドとの間の被圧延材の張力変動量Δ
σiは下記(4)式で与えられる。
【0023】 Δσi =(Ei /Li )∫{(1+ψi+1 )ΔVi+1 −(1+fi )ΔVi )}dt …(4)
【0024】ここで、Ei は被圧延材の熱間ヤング率、
Li は第i番目の圧延スタンドと第i+1番目の圧延ス
タンドとの間の距離、ψi+1 は第i+1番目の圧延スタ
ンドの後進率である。
【0025】(4)式は、経験則により求められる被圧
延材の張力への影響係数Kを用いて下記(5)式のよう
に簡潔化出来る。
【0026】 Δσi =K(ΔVi+1 −ΔVi ) …(5)
【0027】従って、(5)式の張力変動量Δσi を吸
収するために、被圧延材の第i番目の圧延スタンドと第
i+1番目の圧延スタンドとの間に設けたルーパのトル
クを下記(6)式に基づいて変更し、このルーパにより
被圧延材に加える圧力を変更することによって上述した
ロール周速度差によって生じる張力変動を吸収する。
【0028】 Δτi =AL(θ)Δσi …(6)
【0029】ここで、Δτi は上述のルーパの駆動トル
クの変更量、Aは被圧延材の断面積、L(θ)は張力と
トルクの換算係数であり、ルーパの角度の関数として表
せる。以上が第1発明に係る被圧延材の張力制御方法で
ある。
【0030】ルーパによる張力制御が可能な範囲には限
界がある。というのは、被圧延材に対してあまりに大き
な圧力を加えると被圧延材の寸法精度を損ねるからであ
る。従って、第2発明に係る被圧延材の張力制御方法で
は、ルーパによる張力制御を行うと共に、第i番目の圧
延スタンド圧下位置を変更することにより張力変動を吸
収する。
【0031】第i+1番目の圧延スタンドのロール周速
度の修正量の修正前のロール周速度に対する修正率が、
第i番目の圧延スタンドのロール周速度の修正量の修正
前のロール周速度に対する修正率及びこの圧延スタンド
出側の被圧延材の板厚修正率と等しい場合、下記(7)
式が成立する。
【0032】 (Δhi /hi )+(ΔVi /Vi )=(ΔVi+1 /Vi+1 ) …(7)
【0033】ここで(7)式をΔhi について解けば下
記(8)式が得られる。
【0034】 Δhi =hi {(ΔVi+1 /Vi+1 )−(ΔVi /Vi )} …(8)
【0035】従って、ルーパのトルクを上述の(6)式
に基づいて変更し、ルーパにより被圧延材に加えられる
圧力を変更すると共に、第i番目の圧延スタンドの圧下
位置を、下記(9)式に基づいて変更すればよい。
【0036】 ΔSi ={(Mi +Qi )/Mi }Δhi …(9)
【0037】ここで、ΔSi は第i番目の圧延スタンド
の圧下位置Si の修正量、Mi は第i番目の圧延スタン
ドのミル剛性係数であり、Qi はその塑性係数である。
【0038】以上の制御によって圧延スタンドの速度制
御の応答性の相違による被圧延材の張力変動を修正する
ことが出来る。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。
【0040】実施の形態1.図1は本発明に係る被圧延
材の張力制御方法を熱間圧延中の被圧延材に対して実施
する際に用いる装置を示した模式図である。
【0041】図中1は加熱炉で高温に加熱された被圧延
材である。被圧延材1を圧延する熱間連続圧延機は、被
圧延材1を圧延するための上下1対のワークロール21
a,22a,・・・,27aと、それぞれのワークロー
ルに接する上下一対のバックアップロール21b,22
b,・・・,27bとを備える圧延スタンド#1,#
2,・・・,#7をタンデムに配置してなる。
【0042】ワークロール21a,22a,・・・,2
7aは直流のミルモータ(DCM)31,32,・・
・,35により、また、ワークロール26a及びワーク
ロール27aは交流のミルモータ(ACM)36,37
によりそれぞれ駆動される。それぞれのミルモータの回
転速度は、ミルモータ回転速度制御装置51,52・・
・57にそれぞれ所要のミルモータ回転速度制御量が与
えられ、対応する制御信号がそれぞれのミルモータに出
力されることにより制御される。
【0043】上側のバックアップロール21b,22
b,・・・,27bの上側には、該バックアップロール
21b,22b,・・・,27bを被圧延材1方向に圧
下するための圧下装置41,42,・・・,47が設け
てある。それぞれの圧下位置は、圧下位置制御装置6
1,62,・・・,67にそれぞれ所要の圧下位置制御
量が与えられ、対応する制御信号がそれぞれの圧下装置
に出力されることにより制御される。
【0044】圧延スタンド#1と圧延スタンド#2、圧
延スタンド#2と圧延スタンド#3、・・・圧延スタン
ド#6と圧延スタンド#7の間には、被圧延材1の張力
変動を吸収するためのルーパ71,72,・・・76が
設けられており、各ルーパは図示しないモータにより駆
動される。ルーパ角度制御装置81・・・86は、被圧
延材1の張力変動量をポテンシオメータにより角度変位
量として検出してこれらルーパの角度が目標角度になる
ように上流側の圧延スタンドのモータ回転数の変更量を
算出する。そして、ミルモータ回転速度制御装置51・
・・56は、このモータ回転数変更量の算出値に基づい
てロール周速度を変更する。また、ルーパ張力制御装置
91,・・・,96は、ルーパ71,72,・・・76
のトルク変更量を算出し、対応するモータ制御信号をル
ーパ71,・・・,76を駆動するモータへ出力する。
これによりルーパ71,・・・,76のトルクが変更さ
れ、各ルーパが被圧延材1に接する角度が変更される。
こうして各ルーパにより被圧延材1に加えられる圧力が
変更される。
【0045】ルーパ7i+1 (i=1,2,3,4,5,)に被圧延材
1の加熱むらによるマスフローの変化により厚みが変化
した部分が接触するとルーパ7i+1 の上述した角度が変
位する。ルーパ角度制御装置8i+1 は、マスフローの変
化量を角度の変位量として上述の如く検出し、この変位
量よりマスフローの変化を吸収するために必要なミルモ
ータ3i+1 の回転速度修正量を算出し、この回転速度修
正量をミルモータ回転速度制御装置5i+1 に出力すると
共に、ミルモータ3i+1 の回転速度修正量をワークロー
ル2i+1 aの周速度修正量ΔVi+1 に変換してロール周
速度修正量演算装置11へ出力する。
【0046】ロール周速度修正量演算装置11は、予め
入力されている圧延スタンドi+1のワークロール2i+
1 aの周速度設定値と、ワークロール2i+1 aの周速度
修正量ΔVi+1 とに基づいて(3)式に基づく演算を実
行し、ワークロール2i aの周速度修正量ΔVi を算出
する。また、このロール周速度修正量ΔVi に基づい
て、同じくワークロール2i-1 a・・・ワークロール2
1 aのロール周速度修正量ΔVi-1 ,・・・,ΔV1 を
算出する。これらロール周速度修正量ΔV1 ,・・・,
ΔVi は、それぞれミルモータ31 ,・・・,3i の回
転速度修正量に変換された後、ミルモーター回転速度制
御装置51 ,・・・,5i に出力される。
【0047】ミルモータ回転速度制御装置5i+1 がミル
モーター3i+1 の回転速度をミルモータ3i+1 の回転速
度修正量に基づいて変更するときに、ミルモーター回転
速度制御装置51 ,・・・,5i は、ミルモータ31 ,
・・・,3i の回転速度修正量に基づいてそれぞれのミ
ルモータの回転速度を修正する。これによってワークロ
ール21 a,・・・,2i aのロール周速度が修正さ
れ、加熱むらによるマスフローの変化が吸収される。
【0048】また、ルーパ角度制御装置81 ,・・・,
8i+1 は、加熱むらによるマスフローの変化により被圧
延材1の各圧延スタンド間に生じる張力変動量を吸収す
るために必要なルーパ71 ,72 ,・・・,7i+1 を駆
動するモータのトルク変更量を上述の如く算出し、ルー
パ張力制御装置91 ,・・・,9i+1 に出力する。各ル
ーパ張力制御装置は、入力されたトルク変更量に基づい
て、対応するモータ制御信号をルーパ71 ,・・・,7
i+1 を駆動するモータに出力する。これによりルーパ7
1 ,・・・,7i+1 のトルクが変更され、各ルーパが被
圧延材1に接する角度が変更される。こうして被圧延材
1に加えられる圧力が変更され、加熱むらによるマスフ
ローの変化によって生じる張力変動が吸収される。
【0049】初期設定量演算装置10は、被圧延材1が
圧延スタンド#1に通板される以前に、予め演算によっ
て求められた各圧延スタンドの圧下位置制御量を圧下位
置制御装置61,62,・・・,67に、それぞれのワ
ークロール周速度を与えるためのミルモータ回転速度制
御量をミルモータ回転速度制御装置51,52,・・
・,57に、それぞれ出力する。これによって連続圧延
機の初期設定が完了する。
【0050】上述した初期設定の完了後、被圧延材1を
上流側の圧延スタンド#1に通板させる。被圧延材1
は、圧延スタンド#1,#2,・・・,#7と順次的に
通板されてルーパ76に達する。
【0051】圧延スタンド#5は速度制御の応答性が低
い直流のミルモータ35により、圧延スタンド#6は速
度制御の応答性が高い交流のミルモータ36により駆動
されているため、圧延スタンド#6のワークロール26
aの周速度が上述の如く修正されるときに、上述したロ
ール周速度の修正を圧延スタンド#1・・・#5のワー
クロール21a・・・25aに施したとき、圧延スタン
ド#5のワークロール25aの周速度が圧延スタンド#
6のワークロール26aの周速度より遅れて修正された
め、ロール周速度修正中に被圧延材の圧延スタンド#5
出側のマスフロー及び圧延スタンド#6出側のマスフロ
ーとの間に相違が生じる。このため、被圧延材1のこれ
ら圧延スタンドの部分に速度制御の応答性の相違による
張力変動が生じるので、これを吸収するために、ルーパ
75による上述した張力制御以外に以下に示す張力制御
を行う。
【0052】ロール周速度修正量演算装置11にて演算
された圧延スタンド#5及び圧延スタンド#6のワーク
ロールの周速度修正量ΔV5 、ΔV6 は、張力修正量演
算器12へ出力される。
【0053】張力修正量演算器12は、予め入力されて
いる被圧延材1の熱間ヤング率及び圧延スタンド#5と
圧延スタンド#6との間の距離並びにワークロールの周
速度修正量ΔV5 、ΔV6 に基づいて式(4)乃至
(5)式に基づく演算をし、ロール周速度修正中に圧延
スタンド#5及び圧延スタンド#6間に生じる速度制御
の応答性の相違による張力変動量Δσ5 (上述の(5)
式)を算出する。また、このΔσ5 と、予め入力されて
いる被圧延材1の断面積及びルーパ角度制御装置85に
よって検出されたルーパ角度とに基づいて圧延スタンド
#5及び圧延スタンド#6の間に設けたルーパ75のト
ルク変更量Δτ5 (上述の(6)式)を算出する。
【0054】このトルク変更量Δτ5 は、ルーパ張力制
御装置95に出力される。ルーパ張力制御装置95は、
入力されたトルク変更量Δτ5 に対応する制御信号をル
ーパ75を駆動するモータへ出力する。これによりルー
パ75のトルクが変更され、ルーパ75が被圧延材1に
加える押しつけ力が変更される。こうしてロール速度修
正中に速度制御の応答性の相違による被圧延材1の張力
変動が吸収される。
【0055】実施の形態2.本発明の実施の形態2を同
じく図1に基づいて説明する。ルーパ75により張力修
正が可能な範囲には限界がある。ロール周速度修正中に
圧延スタンド#5及び圧延スタンド#6間に生じる速度
制御の応答性の相違による張力変動が大きい場合、この
張力変動の全てをルーパに75により吸収するために、
被圧延材に対して大きな圧力を加えると被圧延材1の形
状を損ねる虞がある。本実施の形態では、ルーパ75に
より速度制御の応答性の相違によって生じる張力変動の
一部をルーパ75の上述の如く示した張力制御により吸
収すると共に、ルーパ75で吸収しきれない張力変動を
圧延スタンド#5の圧下位置を以下に示す如く変更する
ことによって吸収する。
【0056】ロール周速度修正量演算装置11にて演算
された圧延スタンド#5及び圧延スタンド#6のワーク
ロールの周速度修正量ΔV5 、ΔV6 、これらワークロ
ールの修正前のロール周速度V5 、V6 及び上述した圧
延スタンド#6出側の被圧延材1の板厚目標値は、圧下
位置修正量演算器13に出力される。
【0057】圧下位置修正量演算器13は、予め入力さ
れている圧延スタンド#5のミル剛性係数及びその塑性
係数、ワークロールの周速度修正量ΔV5 、ΔV6 の修
正前のロール周速度V5 、V6 に対する修正率並びに上
述した圧延スタンド#5出側の被圧延材1の板厚目標値
に基づいて、式(6)、(7)に示す演算を実行し、圧
延スタンド#5の式(8)に示す如き圧下位置修正量Δ
S5 を算出する。この圧下位置修正量ΔS5 は圧下位置
制御装置65に出力される。
【0058】圧下位置制御装置65は、圧下位置修正量
ΔS5 に対応する制御信号を圧下装置45に出力する。
これにより上側のワークロール25aの圧下位置が変更
され、被圧延材1に加えられる圧力が変更される。
【0059】本発明の張力制御方法を、板厚が2. 0m
m、板幅1250mmである低炭素鋼板に対して実施した
場合の結果を図2に示す。図2の(a)〜(d)は、横
軸に時間、縦軸にそれぞれロール周速度の変更量、圧下
位置変更量、張力変更量及び圧延スタンド#5、#6間
の張力変化量をとって、これら関係を示したものであ
る。図2(a)に示す如く、圧延スタンド#6のロール
の速度修正に応じて圧延スタンド#5のロール周速度も
修正されるが、このとき斜線部に示すような修正速度差
が生じる。本発明にあっては、この修正速度差によって
生じる張力変動を、圧延スタンド#5の図2(b)に示
す如き圧下位置変更と、ルーパ75の図2(c)に示す
如き張力変更を行うことにより、圧延スタンド#5及び
圧延スタンド#6間の張力を図2(d)に示す如く安定
させる。
【0060】本発明の張力制御方法を実施せず、上述の
低炭素鋼板を圧延した場合の圧延スタンド#5、#6間
の張力変化量を図3の(d)に示す。図3の(a)〜
(d)の座標設定は図2のそれらと同様である。この場
合、圧延スタンド#5、#6間の張力は図3(d)に示
す如く変動する。
【0061】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係る張力制御
方法によれば、速度制御の応答性の低い直流モータで駆
動される圧延スタンドとこの圧延スタンドの下流側に隣
り合って設けた速度制御の応答性の高い交流ミルモータ
で駆動される圧延スタンドのとの間に生じる速度制御の
応答性の相違による張力変動が、これら圧延スタンドに
設けたルーパによって被圧延材に加えられる圧力を変更
することにより抑制することが可能になり、また、この
張力変動が大きい場合にも、ルーパにより被圧延材に加
える圧力を変更すると共に、速度制御の応答性の低い直
流モータで駆動される圧延スタンドの圧下位置を変更す
ることにより抑制することが可能になる等本発明は優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る被圧延材の張力制御方法を熱間圧
延中の被圧延材に対して実施する際に用いる装置を示し
たの模式図である。
【図2】本発明に係る張力制御方法を低炭素鋼板に対し
て実施したときの張力変動を示すグラフである。
【図3】本発明に係る張力制御方法を低炭素鋼板に対し
て実施しないときの張力変動を示すグラフである。
【符号の説明】
#1・・・#7 圧延スタンド 1 被圧延材 21a・・・27a ワークロール 21b・・・27b バックアップロール 31・・・37 ミルモータ 41・・・47 圧下装置 51・・・57 ミルモータ回転速度制御装置 61・・・67 圧下位置制御装置 71・・・76 ルーパ 81・・・86 ルーパ角度制御装置 91・・・96 ルーパ張力制御装置 10 初期設定量演算装置 11 ロール周速度修正量演算装置 12 張力修正量演算器 13 圧下位置修正量演算器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 速度制御の応答性が低いモータにより駆
    動されるロールを有する圧延スタンドを上流側に配置
    し、速度制御の応答性が高いモータにより駆動されるロ
    ールを有する圧延スタンドを下流側に配置してある連続
    圧延機にて、被圧延材の張力を制御するために圧延スタ
    ンドのロールの周速度を変更すると共に圧延スタンド間
    に設けたルーパにより前記被圧延材により加える押しつ
    け力を変更する被圧延材の張力制御方法において、 前記モータの速度制御の応答性の相違により生じるマス
    フローの変化を吸収すべく前記速度制御の応答性が低い
    モータにより駆動されるロールを有する圧延スタンドと
    前記速度制御の応答性が高いモータにより駆動されるロ
    ールを有する圧延スタンドとの間に設けたルーパの押し
    つけ力の変更量を算出し、 算出された結果に基づいて、前記押しつけ力を変更する
    ことを特徴とする被圧延材の張力制御方法。
  2. 【請求項2】 速度制御の応答性が低いモータにより駆
    動されるロールを有する圧延スタンドを上流側に配置
    し、速度制御の応答性が高いモータにより駆動されるロ
    ールを有する圧延スタンドを下流側に配置してある連続
    圧延機にて、被圧延材の張力を制御するために圧延スタ
    ンドのロールの周速度を変更すると共に圧延スタンド間
    に設けたルーパにより前記被圧延材により加える押しつ
    け力を変更する被圧延材の張力制御方法において、 前記モータの速度制御の応答性の相違により生じるマス
    フローの変化を吸収すべく前記速度制御の応答性が低い
    モータにより駆動されるロールを有する圧延スタンドと
    前記速度制御の応答性が高いモータにより駆動されるロ
    ールを有する圧延スタンドとの間に設けたルーパの押し
    つけ力の変更量及び、前記速度制御の応答性が低いモー
    タにより駆動されるロールを有する圧延スタンドの圧下
    位置の変更量を算出し、 算出された結果に基づいて、前記押しつけ力を変更する
    と共に前記圧下位置を変更することを特徴とする被圧延
    材の張力制御方法。
  3. 【請求項3】 速度制御の応答性が低いモータにより駆
    動されるロールを有する圧延スタンドを上流側に配置
    し、速度制御の応答性が高いモータにより駆動されるロ
    ールを有する圧延スタンドを下流側に配置してある連続
    圧延機にて、被圧延材の張力を制御するために圧延スタ
    ンドのロールの周速度を変更すると共に圧延スタンド間
    に設けたルーパにより前記被圧延材により加える押しつ
    け力を変更する被圧延材の張力制御装置において、 前記モータの速度制御の応答性の相違により生じるマス
    フローの変化を吸収すべく前記速度制御の応答性が低い
    モータにより駆動されるロールを有する圧延スタンドと
    前記速度制御の応答性が高いモータにより駆動されるロ
    ールを有する圧延スタンドとの間に設けたルーパの押し
    つけ力の変更量を算出する算出手段を備えることを特徴
    とする被圧延材の張力制御装置。
  4. 【請求項4】 速度制御の応答性が低いモータにより駆
    動されるロールを有する圧延スタンドを上流側に配置
    し、速度制御の応答性が高いモータにより駆動されるロ
    ールを有する圧延スタンドを下流側に配置してある連続
    圧延機にて、被圧延材の張力を制御するために圧延スタ
    ンドのロールの周速度を変更すると共に圧延スタンド間
    に設けたルーパにより前記被圧延材により加える押しつ
    け力を変更する被圧延材の張力制御装置において、 前記モータの速度制御の応答性の相違により生じるマス
    フローの変化を吸収すべく前記速度制御の応答性が低い
    モータにより駆動されるロールを有する圧延スタンドと
    前記速度制御の応答性が高いモータにより駆動されるロ
    ールを有する圧延スタンドとの間に設けたルーパの押し
    つけ力の変更量及び、前記速度制御の応答性が低いモー
    タにより駆動されるロールを有する圧延スタンドの圧下
    位置の変更量を算出する算出手段を備えることを特徴と
    する被圧延材の張力制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102615101A (zh) * 2012-04-06 2012-08-01 巨东英 镁合金板材卷(箔)材轧制方法及其轧辊系统

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