JP2000061222A - 成形濾材の製造方法 - Google Patents

成形濾材の製造方法

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JP2000061222A
JP2000061222A JP10231900A JP23190098A JP2000061222A JP 2000061222 A JP2000061222 A JP 2000061222A JP 10231900 A JP10231900 A JP 10231900A JP 23190098 A JP23190098 A JP 23190098A JP 2000061222 A JP2000061222 A JP 2000061222A
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Isamu Shigeta
勇 重田
Masaji Yonekura
正次 米倉
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 理想的なバインダの濃度勾配を有する成形濾
材を製造する製造方法を提供する。 【解決手段】 バインダ13を含むバインダ溶液に活性
炭素繊維11と粒状活性炭12との混合物を混合させて
なる混合体2を、底部1bに底孔1d、側面1cに側孔
1eを有する成形型1に入れ、底孔1dを閉塞板3にて
閉塞しつつ、成形型1の開口部1aから押さえ板4によ
り加圧することにより、側孔1eから余剰のバインダ溶
液を排出させる。その後、底孔1dを開けてここからも
バインダ溶液を排出させることにより成形体を形成し、
この成形体を乾燥処理し、バインダ13を重合させるこ
とにより、成形濾材10を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バインダを含むバ
インダ溶液に濾過用素材を混合させてなる混合体から余
剰のバインダ溶液を排出させて成形体を形成した後、こ
の成形体を乾燥することにより、濾過用素材がバインダ
で結合された成形濾材を製造する成形濾材の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の成形濾材は、繊維ある
いは粒状の濾過用素材(例えば活性炭等)をバインダで
固め層状としたものが用いられる。この濾過用素材を固
めるバインダとしては、濾過用素材に固形物として混合
した後、加熱溶融させるホットメルトタイプと、単分子
状態で水に溶かし溶液として成形する層にまんべんなく
付着させた後、乾燥処理(例えば加熱重合処理)にて不
溶性の高分子に変化させる溶解タイプとがある。
【0003】ここで上記溶解タイプは、濾過用素材の全
ての繊維片あるいは粒子にバインダがいきわたるため、
高い剛性を持つ成形体を得ることができるとされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者等の検討によれば、上記溶解タイプにおいては、以下
のような問題が生じることがわかった。従来、溶解タイ
プにおいては、図4(a)に示す様に、バインダを含む
バインダ溶液に濾過用素材を混合させてなる混合体2
を、底部に排水孔20aを有する成形型20に入れ、押
さえ板21によりプレスするかあるいは重力により、余
剰のバインダ溶液を排水孔20aから流して排出する。
【0005】このとき、余剰のバインダ溶液が下方に向
かう軸流となるため、バインダは下方即ちバインダ溶液
の流出側に局部的に集中する。そのため、出来上がった
成形濾材30のバインダ溶液流出側部位31において、
バインダが異常に高濃度となった高密度バインダ層(図
4(b)のハッチング部分)32が形成され、この部分
で空隙率が極端に下がってしまうという欠点がある。
【0006】層状の成形濾材においては、バインダの濃
度勾配を緩やかにし、層の一方側から他方側に向かって
徐々に空隙率が下がる(つまり、徐々に目が細かくなっ
ていく)ことが望ましい。しかし、図4(b)に示すよ
うな高密度バインダ層32を有する成形濾材30では、
上方から下方に向けて濁水を流した場合、濁質の捕捉が
高密度バインダ層32に集中し、目詰まりが早くなって
しまう。
【0007】そこで、本発明は上記点に鑑みて、理想的
なバインダの濃度勾配を有する成形濾材を製造する製造
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、バインダの濃
度の偏りは、バインダ溶液に濾過用素材を含浸させてな
る混合体から排出される余剰のバインダ溶液の排出の仕
方によることに着目し、該バインダ溶液の排出流れの分
配を工夫することでなされたものである。即ち、請求項
1記載の発明では、混合体(2)を上方から加圧すると
ともに、混合体(2)の側方からバインダ溶液を排出さ
せた後、混合体の下方からもバインダ溶液を排出させる
ことにより、成形体を形成することを特徴としている。
【0009】それによって、加圧とともに、混合体
(2)の側方から余剰のバインダ溶液が徐々に排出さ
れ、最後に残った余剰のバインダ溶液が混合体(2)の
下方から排出される。そのため、混合体(2)の下方部
位、つまり、従来におけるバインダ溶液の出口近傍に、
バインダ溶液が集中することがなく、理想的なバインダ
の濃度勾配を有する成形濾材(10)を製造することが
できる。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明を、より具体化したものであり、上側に開口部
(1a)を有するとともに下側に底部(1b)を有し、
且つ、底部(1b)及び開口部(1a)から底部(1
b)に渡る側面(1c)に、バインダ溶液排出用の複数
の孔(1d、1e)を有する成形型(1)を用いた成形
濾材の製造方法である。
【0011】そして、本発明では、この成形型(1)に
混合体(2)を入れ、底部(1b)における複数の孔
(1d)を閉塞しつつ開口部(1a)側から混合体
(2)を加圧することにより、側面(1c)における複
数の孔(1e)からバインダ溶液を排出させた後、底部
(1b)における複数の孔(1d)を開けて、ここから
もバインダ溶液を排出させることにより成形体を形成す
ることを特徴としている。
【0012】それによって、請求項1記載の発明と同様
に、混合体(2)の上方から加圧することになり、この
加圧とともに混合体(2)の側方から余剰のバインダ溶
液が徐々に排出されるから、混合体(2)の下方部位に
バインダ溶液が集中することがなく、理想的なバインダ
の濃度勾配を有する成形濾材(10)を製造することが
できる。
【0013】なお、上記した括弧内の符号は、後述する
実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。図1は本発明の実施形態に係る成形
濾材10を示す説明図、図2は成形濾材10の模式的な
組織拡大図である。成形濾材10は、濾過用素材である
活性炭素繊維11あるいは粒状活性炭12の単独あるい
は混合物(本例では混合物)を、例えば水溶性のアクリ
ル樹脂等からなるバインダ13で固めたものであり、全
体として層状をなす。
【0015】成形濾材10は、例えば浄水器の水浄化用
のフィルタとして用いられ、層の略垂直方向(図1にて
上方から下方)に浄化すべき水(濁水)が流れ、水中の
濁質は成形濾材10内部に捕捉される。図1に示す様
に、バインダ13は成形濾材10の略全域に行き渡り、
層の略垂直方向にゆるやかな濃度勾配を有する。バイン
ダ13の濃度勾配は、図1中、線密度の多少で示してあ
り、図1の上方から下方に向かってだんだんと高密度に
なっている。
【0016】また、図2に示す様に、バインダ13は濾
過用素材11、12の全体に浸透して、濾過用素材1
1、12間の接触部において微細隙間(細孔)14を形
成している。そして、この微細隙間14に上記濁質が捕
捉される。ここで、上記のバインダ13の濃度勾配に伴
い、微細隙間14の大きさ(つまり空隙率)は、平均的
に図1の上方から下方に向かってだんだんと小さくなっ
ている。
【0017】次に、成形濾材10の製造方法について、
図3を参照して述べる。図3において、1は成形用の成
形型であり、上側に開口部1aを有するとともに下側に
底部1bを有する容器形状をなす。成形型1の底部1b
及び開口部1aから底部1bに渡る側面1cには、各々
複数の孔である底孔(下部排水孔)1d及び側孔1eが
形成され、これら孔1d、1eは余剰バインダ溶液排出
用の排出孔として構成されている。
【0018】まず、アクリル樹脂等からなるバインダ1
3を、単分子状態で水に溶かしバインダ溶解水(バイン
ダ溶液)を作る。これに濾過用素材である活性炭素繊維
11あるいは粒状活性炭12の単独あるいは混合物(本
例では混合物)を分散混合させた混合体2を、成形型1
に入れる。このとき、成形型1において底孔1dを閉塞
板3により閉塞しておく。
【0019】続いて、閉塞したまま、成形型1内の混合
体2を、上方の開口部1a側から押さえ板4で下方に向
けて加圧して絞り、側方の側孔1eから余剰のバインダ
溶液を排水させる。ここで、混合体2を所定の厚さに絞
るまで、底孔1dを閉塞板3で閉塞しておき、絞り操作
終了後、閉塞板3を外して下方の底孔1dからも余剰の
バインダ溶液を排水する。
【0020】こうして、混合体2から余剰のバインダ溶
液が排出された層状の成形体が形成され、この成形体に
おけるバインダ13の濃度勾配は、上記図1と同様とな
る。即ち、成形体において加圧された側(成形型1の開
口部1a側)が、図1に示す成形濾材10の上方部分に
対応し、成形体において成形型1の底部1b側が、図1
に示す成形濾材10の下方部分に対応するように、バイ
ンダ13の濃度勾配が形成される。
【0021】その後、成形体を成形型1から取出し、寸
法維持したまま、加熱乾燥または自然乾燥する。この乾
燥工程において、濾過用素材11、12を結合するとと
もに、濾過用素材11、12間の細孔を閉塞しないよう
に、バインダ13の重合が行なわれる。こうして、上記
微細隙間14が形成され、全体が多孔質である成形濾材
10が形成される。
【0022】このように、本実施形態によれば、押さえ
板4による加圧とともに、混合体2の側方の側孔1eか
ら余剰のバインダ溶液が徐々に排出されるから、混合体
2の下方部位、つまり従来におけるバインダ溶液の出口
近傍にバインダ溶液が集中することがなく、理想的なバ
インダの濃度勾配を有する成形濾材10を製造すること
ができる。
【0023】また、本実施形態によれば、バインダ13
が成形濾材10の略全域に行き渡っているため、全域に
わたるバインダ13の固着により、圧縮強度が高く剛性
に優れ、水流による変形も小さい成形濾材10を提供で
きる。ところで、上記図4に示す従来の成形濾材30で
は、上方から濁水を流した場合、高密度バインダ層32
にて濁質の捕捉が集中し、目詰まりは早く、水流による
濁質再飛散が起こる。それに対して、本実施形態によれ
ば、微細隙間14の大きさが、平均的に図1の上方から
下方に向かってだんだんと小さくなり、徐々に目が細か
くなっている。
【0024】よって、図1の上方から下方に向かって濁
水を成形濾材10に流した場合、濁質成分の捕捉成分が
上流側で大粒子となり、下流側に行くに連れて小粒子に
なるので、目詰まりしにくい。従って、本実施形態によ
れば、捕捉容量が大きく、捕捉した濁質の再飛散も小さ
くなるという理想的な成形濾材10を提供することがで
きる。
【0025】以上、述べてきたように、本発明は溶解タ
イプにおいて、理想的なバインダの濃度勾配を有する成
形濾材を得るべく、混合体から余剰のバインダ溶液を排
出させる工程において、混合体の上方から加圧するとと
もに、混合体の側方からバインダ溶液を排出させた後、
混合体の下方からもバインダ溶液を排出させることを特
徴としており、溶解タイプのバインダを用いるものであ
れば、どのようなものでも適用可能である。
【0026】また、本発明は、浄水器の浄化用のフィル
タ、つまり浄水フィルタだけでなく、各種産業用あるい
は家庭用に用いられ液状物を濾過する濾材、更には、気
体中の不純物を濾別する濾材、固形物の濾別選定を行な
う篩(ふるい)等に使用される溶解タイプの濾材を製造
する製造方法に適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る成形濾材を示す説明図
である。
【図2】図1に示す成形濾材の模式的な組織拡大図であ
る。
【図3】上記実施形態に係る成形濾材の製造方法を示す
説明図である。
【図4】従来の成形濾材及びその製造方法を示す説明図
である。
【符号の説明】
1…成形型、1a…成形型の開口部、1b…成形型の底
部、1c…成形型の側面、1d…底孔、1e…側孔、2
…混合体、10…成形濾材、13…バインダ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バインダ(13)を含むバインダ溶液に
    濾過用素材を混合させてなる混合体(2)から余剰のバ
    インダ溶液を排出させて成形体を形成した後、この成形
    体を乾燥することにより成形濾材(10)を製造する成
    形濾材の製造方法において、 前記混合体から余剰のバインダ溶液を排出させる工程に
    おいて、前記混合体を上方から加圧するとともに、前記
    混合体の側方から前記バインダ溶液を排出させた後、前
    記混合体の下方からも前記バインダ溶液を排出させるこ
    とにより、前記成形体を形成することを特徴とする成形
    濾材の製造方法。
  2. 【請求項2】 バインダ(13)を含むバインダ溶液に
    濾過用素材を混合させてなる混合体(2)から余剰のバ
    インダ溶液を排出させて成形体を形成した後、この成形
    体を乾燥することにより成形濾材(10)を製造する成
    形濾材の製造方法において、 上側に開口部(1a)を有するとともに下側に底部(1
    b)を有し、且つ前記底部及び前記開口部から前記底部
    に渡る側面(1c)に複数の孔(1d、1e)を有する
    成形型(1)に、前記混合体を入れ、 前記底部における前記複数の孔(1d)を閉塞しつつ前
    記開口部側から前記混合体を加圧することにより、前記
    側面における前記複数の孔(1e)から前記バインダ溶
    液を排出させた後、 前記底部における前記複数の孔を開けて前記底部におけ
    る前記複数の孔からも前記バインダ溶液を排出させるこ
    とにより前記成形体を形成することを特徴とする成形濾
    材の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100907049B1 (ko) 2009-04-22 2009-07-09 (주)한독크린텍 고성능 입상카본블럭 필터의 제조방법
JP2015033680A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 フタムラ化学株式会社 フィルター体
JP2018527036A (ja) * 2015-06-02 2018-09-20 テルモ カーディオバスキュラー システムズ コーポレイション 勾配多孔度を有するフィルター

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