JP2000061191A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2000061191A
JP2000061191A JP10234324A JP23432498A JP2000061191A JP 2000061191 A JP2000061191 A JP 2000061191A JP 10234324 A JP10234324 A JP 10234324A JP 23432498 A JP23432498 A JP 23432498A JP 2000061191 A JP2000061191 A JP 2000061191A
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JP
Japan
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temperature
motor
power element
thermistor
washing machine
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Pending
Application number
JP10234324A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Yamagami
和彦 山上
Masami Yorita
昌美 頼田
Tetsuya Kitamura
哲哉 北村
Junji Mitsuyoshi
淳二 三吉
Toshihiro Asai
敏弘 浅井
亮 ▲斉▼藤
Akira Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Nihon Kentetsu Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Nihon Kentetsu Co Ltd
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷量判定のためのモータの巻線温度を検出
するサーミスタと、安全確保のためのパワー素子自体の
温度を検出するサーミスタとを1つのサーミスタなどの
温度検出手段で共用でき、構造が簡単で、コストの低減
も図ることができ、しかも、検出の精度もよい洗濯機を
得る。 【解決手段】 洗濯兼脱水槽や攪拌翼を回転させるモー
タを外箱内の底部に設置し、モータ制御などを行うパワ
ー素子2を設けた基板3を配設したコントロールユニッ
トを外箱内の上部に配設した洗濯機において、モータを
制御するパワー素子2の近傍に、モータの巻線温度とパ
ワー素子温度とを検出するサーミスタ1などによる温度
検出手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば全自動一槽式の洗濯機は、周知の
ように外箱内に外槽を搖動自在に吊支し、この外槽内
に、底部に攪拌翼を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽を
配設し、外箱内の底部に前記攪拌翼や洗濯兼脱水槽を回
転させるためのモータを配設し、また、外箱内の上部に
は攪拌翼や洗濯兼脱水槽の回転制御などを行うコントロ
ールユニットを配設している。
【0003】このコントロールユニットは、外箱の上部
に設けた各種の操作キーやモータなどの駆動機構部に接
続されるもので、制御基板にモータなどを駆動するため
のトランジスタなどによるパワー素子が設けられ、この
制御基板は洗濯機が水を扱うものであることから、防水
のために樹脂コーティングしてある。
【0004】かかる洗濯機では、給水、洗い、すすぎ、
脱水の行程が全自動で進行するが、洗濯物の量や質、汚
れ具合などにより、水位、洗い時間、すすぎ回数、脱水
時間などの内容が異なるものに設定された複数のコース
が予め設定されており、例えば、水位は洗濯物の量、す
なわち負荷量によって決定される。
【0005】この負荷量は、洗濯兼脱水槽内に洗濯物を
投入した時点で、洗濯兼脱水槽を空運転するなどして洗
濯開始前に判定されるが、判定方法として例えばモータ
を回転して攪拌翼を回転し、そのときのモータの巻線温
度を検出し、この温度値に基づいて判定する。
【0006】そして、この巻線温度を検出する手段とし
ては、モータの巻線にサーミスタなどの温度検出手段を
直接取り付けることが技術的に困難であることから、こ
の巻線に接続されたパワー素子が取り付けられている基
板にサーミスタなどの温度検出手段を設け、ここで検出
された温度を巻線温度として扱っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、モータを駆
動するためのパワー素子自体の温度が異常に上昇すると
危険であるため、パワー素子自体の温度も検出する必要
があるが、この温度変化をとらえるには、パワー素子自
体にもサーミスタなどの温度検出手段を設けることにな
る。このため、コントロールユニットに、負荷量判定の
ためのモータの巻線温度を検出するサーミスタと、安全
確保のためのパワー素子自体の温度を検出するサーミス
タとが別個に取り付けられることとなり、構造が複雑と
なるだけでなく、コストも嵩む。
【0008】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、負荷量判定のためのモータの巻線温度を検出するサ
ーミスタと、安全確保のためのパワー素子自体の温度を
検出するサーミスタとを1つのサーミスタなどの温度検
出手段で共用でき、構造が簡単で、コストの低減も図る
ことができ、しかも、検出の精度もよい洗濯機を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、洗濯兼脱水槽や攪拌翼を回転させる
モータを外箱内の底部に設置し、モータ制御などを行う
パワー素子を設けた基板を配設したコントロールユニッ
トを外箱内の上部に配設した洗濯機において、モータを
制御するパワー素子の近傍に、モータの巻線温度とパワ
ー素子温度とを検出するサーミスタなどによる温度検出
手段を設けることで、モータの巻線温度が変化した場合
も、パワー素子自体の温度が変化した場合も、ともに該
パワー素子の近傍の周囲温度がこれに追従して変化する
から、この温度変化をとらえれば、負荷量判定もでき、
また、危険も検知できる。さらに、サーミスタは特にモ
ータを制御するパワー素子の近傍に設けたから、他のパ
ワー素子とは区別してモータ異常を識別して検出でき
る。
【0010】そして、パワー素子近傍に配設されたサー
ミスタで検出される温度のうち、洗濯開始前のものが負
荷量判定のデータとして採用されるモータの巻線温度で
あり、その後の運転中に検出されるものが危険検知のた
めのデータとして採用されるパワー素子自体の温度とし
てとらえることができるから、同一のサーミスタから検
出される温度であっても、モータの巻線温度とパワー素
子温度とを区別することができる。
【0011】第2に、前記基板は、防水のために樹脂コ
ーティングされたものとしたから、パワー素子の温度は
樹脂コーティングを介して周辺にほぼ均一に伝達されて
いき、パワー素子自体に温度検出手段を直接設けなくて
も、その近傍の温度を検出することで、モータの巻線温
度もパワー素子自体の温度も間接的に精度よく検出でき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の携帯を詳細に説明する。図1は本発明の洗濯機の要部
であるコントロールユニットの説明図で、洗濯機の全体
構成は既に説明した通りであるから、ここでの詳細な説
明は省略する。本発明の洗濯機も外箱内の上部などにコ
ントロールユニットを配設するもので、該コントロール
ユニットは周知のようにユニットケース4内に基板3を
配設し、該基板3にトランジスタなどによるパワー素子
を設けている。
【0013】このパワー素子は、外箱内の底部に配設さ
れるモータや排水弁、給水弁などに接続されてこれらを
駆動制御するためのものであるが、図中2はモータを制
御するためのパワー素子を示す。また、基板3は防水の
ために樹脂コーティングによりユニットケース4内に埋
設される。
【0014】かかる構成のコントロールユニットにおい
て、モータを制御するパワー素子2の近傍に位置させて
基板3に、モータの巻線温度と前記パワー素子2の温度
を検出するものとして、サーミスタ1などによる温度検
出手段を取り付ける。このサーミスタ1は図2に示すよ
うに攪拌翼や洗濯兼脱水槽を回転させるためのモータの
巻線5に接続されるもので、このサーミスタ1で検出さ
れる温度は電圧値としてモータなどの駆動を制御する制
御装置に入力される。
【0015】次に、このように構成されるサーミスタ1
を使用してモータの巻線温度とパワー素子2の温度とを
検出する方法について説明する。洗濯開始前に洗濯兼脱
水槽内に洗濯物を投入し、モータに通電して攪拌翼を回
転すれば、負荷によりモータの巻線温度が上昇する。巻
線温度が上昇すると、図4に示すようにこれに追随して
パワー素子2の温度も上昇し、その結果、パワー素子2
の近傍の温度が上昇する。この周囲温度は、パワー素子
2が取り付けられている基板3が樹脂コーティングされ
ていることから、該パワー素子2の近傍にほぼ均等に伝
達され、ここに配設してあるサーミスタ1で電圧値とし
て良好に検出される。
【0016】サーミスタ1で検出される電圧値と巻線温
度との関係は、図3に示すように巻線温度が上昇するに
ともない、電圧値も上昇するものであり、経験則により
予め設定されている巻線温度と電圧値との相関関係によ
り、検出された電圧値から巻線温度を算出することがで
きる。こうして算出した巻線温度に基づいて洗濯物の負
荷量を判定し、この負荷量に基づいて水位を設定する。
【0017】設定された水位まで給水した後、モータに
再度通電し、攪拌翼を回転して洗い運転を行う。この間
のモータ制御は基板3に取り付けてあるパワー素子2に
より行われるが、次に、運転中にパワー素子2やモータ
に異常が発生した場合の動作を図5のフローチャートに
ついて説明する。負荷量判定後もサーミスタ1ではパワ
ー素子2の近傍の周囲温度の検出が継続して行われてお
り〔ステップ(イ)〕、パワー素子2やモータに異常が
発生するとパワー素子2の温度が異常に変化する。
【0018】そして、この異常変化がパワー素子2の近
傍に設けたサーミスタ1で異常電圧値(温度)として検
出されると〔ステップ(ロ)〕、制御装置からの出力で
表示部にエラー表示し〔ステップ(ハ)〕、場合によっ
てはモータを停止するなどの措置を講ずる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明の洗濯機は、第
1に、モータの巻線温度が変化した場合も、モータを制
御するパワー素子自体の温度が変化した場合も、ともに
該パワー素子の近傍の周囲温度がこれに追従して変化す
るから、該パワー素子の近傍に、モータの巻線温度とパ
ワー素子温度とを検出するサーミスタなどによる温度検
出手段を共用のものとして1個設けただけで、この温度
変化をとらえれば、負荷量判定もでき、また、危険も検
知できる。そして、サーミスタは特にモータを制御する
パワー素子の近傍に設けたから、他のパワー素子とは区
別してモータ異常を識別して精度よく検出でき、部材点
数を削減でき構造が簡単になり、コストも低減できる。
【0020】第2に、前記基板は、防水のために樹脂コ
ーティングされたものとしたから、パワー素子の温度は
樹脂コーティングを介して周辺にほぼ均一に伝達されて
いき、パワー素子自体に温度検出手段を直接設けなくて
も、その近傍の温度を検出することで、モータの巻線温
度もパワー素子自体の温度も間接的に精度よく検出でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗濯機の実施の形態を示す要部のコン
トロールユニットの説明図である。
【図2】本発明の洗濯機の実施の形態を示す要部のモー
タ巻線とサーミスタの電気回路図である。
【図3】サーミスタ入力電圧値とモータ巻線温度との関
係を示す特性曲線図である。
【図4】運転中のモータ巻線温度とパワー素子温度との
関係を示す特性曲線図である。
【図5】異常温度検出の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…サーミスタ, 2…パワー素子, 3…基
板,4…ユニットケース, 5…巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 頼田 昌美 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 北村 哲哉 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 三吉 淳二 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 浅井 敏弘 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 ▲斉▼藤 亮 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA10 AA17 BA12 BB01 CB06 FE06 FE07 FE16 HB09 KA27 KB08 LB24 LB31 LC02 LC04 LC13 LC32 MA02 MA05 MA06 MA09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯兼脱水槽や攪拌翼を回転させるモー
    タを外箱内の底部に設置し、モータ制御などを行うパワ
    ー素子を設けた基板を配設したコントロールユニットを
    外箱内の上部に配設した洗濯機において、モータを制御
    するパワー素子の近傍に、モータの巻線温度とパワー素
    子温度とを検出するサーミスタなどによる温度検出手段
    を設けたことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記基板は、防水のために樹脂コーティ
    ングされたものであることを特徴とする請求項1記載の
    洗濯機。
JP10234324A 1998-08-20 1998-08-20 洗濯機 Pending JP2000061191A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011080123A1 (en) * 2009-12-31 2011-07-07 Arcelik Anonim Sirketi A washing machine the washing effectiveness of which is increased
JP2020078419A (ja) * 2018-11-12 2020-05-28 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 洗濯機

Cited By (5)

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CN112912555A (zh) * 2018-11-12 2021-06-04 青岛海尔洗衣机有限公司 洗衣机
CN112912555B (zh) * 2018-11-12 2023-05-02 青岛海尔洗衣机有限公司 洗衣机
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