JP2000060728A - 瞬間電気給湯機 - Google Patents

瞬間電気給湯機

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JP2000060728A
JP2000060728A JP10235631A JP23563198A JP2000060728A JP 2000060728 A JP2000060728 A JP 2000060728A JP 10235631 A JP10235631 A JP 10235631A JP 23563198 A JP23563198 A JP 23563198A JP 2000060728 A JP2000060728 A JP 2000060728A
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water
temperature
hot water
heating means
passage
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JP10235631A
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English (en)
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Toshitake Okuyama
寿毅 奥山
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Original Assignee
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 水タンクからポンプにより注出される水を注
出途中において瞬間的に所定温度まで加熱することによ
り、所望の温度のお湯を常時瞬間出湯できるようにする
とともに、出湯されるお湯を受ける受容器の載置台の内
部空間を有効に利用する。 【解決手段】 所定量の水Wが収容され、給湯機本体1
に対して取り外し自在とされた水タンク2と、該水タン
ク2の水Wを前記給湯機本体1の適所に設けられた注出
口10に導く導水通路11と、該導水通路11に介設さ
れた給水ポンプ12と、前記導水通路11の途中に設け
られ、該導水通路11を流れる水Wを所定温度に加熱す
る加熱手段13とを備えた瞬間電気給湯機において、受
容器Cを載置する載置台19内に、前記加熱手段13を
配設して、水タンク2に収容された水Wが導水通路11
を通って流れる過程において所定温度に加熱され、注出
口10から出湯される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、瞬間的に所定温
度のお湯を出湯することのできる瞬間電気給湯機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、5リットルクラスの大容量の電気
ポットも提供されるようになってきているが、例えば職
場やコンビニエンスストア等のように消費量の大きな場
所では湯量が不足する。
【0003】そこで、上記のような不具合を解消するも
のとして、ヒータ等により加温された状態(例えば、5
0℃に加温された状態)のお湯を貯湯する大容量の貯湯
用容器からポンプにより吐出口に注出されるお湯を、吐
出経路の途中において電磁誘導コイルにより加熱して所
定温度のお湯を出湯できるようにしたものが提案されて
いる(例えば、特開平9−75219号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公知例
の給湯機の場合、貯湯用容器内のお湯が減った時に、新
たに必要量の水を補給すると、貯湯用容器内のお湯の温
度が大きく低下してしまい、お湯の温度を元に戻すまで
に時間がかかってしまうという問題がある、また、容器
内のお湯の温度を保つためには、ヒータによる加熱を継
続しておく必要があるところから、消費電力が大きくな
り、省エネルギー化に逆行することとなる。さらに、貯
湯用容器に水を補給する際には、なんらかの容器で水を
運んで、貯湯用容器内に注ぎ込むという作業が必要とな
る。
【0005】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、水タンクからポンプにより注出される水を注出途
中において瞬間的に所定温度まで加熱することにより、
所望の温度のお湯を常時瞬間出湯できるようにするとと
もに、出湯されるお湯を受ける受容器の載置台の内部空
間を有効に利用することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1あるいは請求項
2の発明にかかる瞬間電気給湯機では、上記課題を解決
するための手段として、所定量の水が収容され、給湯機
本体に対して取り外し自在とされた水タンクと、該水タ
ンクの水を前記給湯機本体の適所に設けられた注出口に
導く導水通路と、該導水通路に介設された給水ポンプ
と、前記導水通路の途中に設けられ、該導水通路を流れ
る水を所定温度に加熱する加熱手段とを備えた瞬間電気
給湯機において、前記給湯機本体における前記注出口の
下方位置に、該注出口から出湯されるお湯を受ける受容
器を載置する載置台を設けるとともに、該載置台内に、
前記加熱手段あるいは前記加熱手段を制御するための制
御基板等の電装部品を配設している。
【0007】上記のように構成したことにより、水タン
クに収容された水が導水通路を通って注出口に流れる過
程において加熱手段により所定温度に加熱され、注出口
から出湯されることとなる。従って、前述の公知例のよ
うにヒータによる加熱を常時行わなくとも、所望の温度
のお湯を常時瞬間出湯できるとともに、出湯されるお湯
を受ける受容器を載置する載置台内の空間を有効に利用
して、加熱手段あるいは加熱手段を制御するための制御
基板等の電装部品を配設することができる。
【0008】また、水タンクが取り外し自在とされてい
るため、水タンクが空になった際には、水タンクを取り
外して水の補給を行えばよく、水の補給作業が容易とな
る。
【0009】請求項3の発明にかかる瞬間電気給湯機に
おけるように、前記導水通路における前記加熱手段より
下流側に、水蒸気を排出する蒸気排出通路を分岐形成し
た場合、高温のお湯を出湯する際において発生する水蒸
気が、導水通路から分岐する蒸気排出通路を介して排出
されることとなり、注出口からお湯と水蒸気とが一緒に
注出されるスプラッシュ現象を回避することができる。
【0010】請求項4の発明にかかる瞬間電気給湯機に
おけるように、前記蒸気排出通路の分岐部に、容積拡大
部を形成した場合、水蒸気とお湯の分離が容易となる。
【0011】請求項5の発明にかかる瞬間電気給湯機に
おけるように、前記加熱手段に供給される前の水温を検
出する水温検出手段と、該水温検出手段により検出され
た水温に基づいて出湯されるお湯の温度が所定温度とな
るように前記導水通路を介して出湯される出湯量あるい
は(および)前記加熱手段による加熱量の制御を行う制
御手段とを付設した場合、水温の変化に対応させて出湯
量あるいは(および)加熱手段の加熱量を制御すること
により、常時所望の温度のお湯を出湯させることができ
る。
【0012】請求項6の発明にかかる瞬間電気給湯機に
おけるように、前記加熱手段に供給される前の水温を所
定温度に保持する補助加熱手段を付設した場合、出湯さ
れる前の水温を所定温度に保持できることとなり、所望
の出湯温度を確保するための制御が簡単となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0014】第1の実施の形態 図1ないし図6には、本願発明の第1の実施の形態にか
かる瞬間電気給湯機の構成が示されている。
【0015】この瞬間電気給湯機は、図1に示すよう
に、前面上部に庇状の給湯部18を、該給湯部18の下
方位置に受容器Cを載置する載置台19を有する給湯機
本体1を備えており、該給湯機本体1の内部は、所定量
(例えば、10リットル)の水Wを収容する水タンク2
が取り外し自在にセットされる上部空間4と、後に詳述
する制御基板等が配置される下部空間5とに仕切り壁3
により区画されている。
【0016】前記仕切り壁3は、前記水タンク2を支持
する水平な支持部3aと、前記給湯機本体1の背面側に
位置し且つ前記水タンク2の一側に設けられた給水口部
2aが臨まされて該水タンク2から流出した水Wを一時
的に貯溜する貯水部3bと、前記給湯機本体1の前面側
に位置し且つ前記給湯部18内まで上方に立ち上げられ
た縦壁部3cと、該縦壁部3cの上端から水平に延設さ
れ、前記給湯部18内を上部空間6と下部空間7とに区
画する水平な隔壁部3dとにより構成されている。前記
貯水部3bは、前記下部空間5内に前記給湯機本体1の
底部1aから延設された支持板8に対してビス9により
固定されている。つまり、水タンク2は、前記貯水部3
bに給水口部2aを臨ませた状態で前記仕切り壁3の支
持部3a上にセットされることとなっているのである。
なお、前記上部空間4の上方は開放されているが、開閉
自在な蓋体により覆蓋するようにしてもよい。
【0017】前記貯水部3bの底部には、前記水タンク
2の水Wを前記給湯部18に設けられた注出口10に導
く導水通路11が接続されており、該導水通路11は、
前記下部空間5を前記載置台19に向かって延び、前記
縦壁部3cと給湯機本体1の外壁との間および給湯部下
部空間7に配置されている。この導水通路11の入口側
(即ち、前記貯水部3bの下部側空間)には、給水ポン
プ12が前記支持板8に支持された状態で介設されてい
る。該給水ポンプ12は、回転数可変タイプ(換言すれ
ば、吐出量可変タイプ)とされており、後述する制御手
段により回転数が制御されることとなっている。
【0018】前記導水通路11の途中には、該導水通路
11を流れる水Wを所定温度に加熱する加熱手段13が
前記載置台19内に配設された状態で設けられている、
該加熱手段13は、前記導水通路11の途中に形成さ
れ、通路長の長い加熱通路16を構成する磁性体材料か
らなる加熱通路構成部材14と、該加熱通路構成部材1
4に高周波電磁誘導を発生させる電磁誘導コイル15と
によって構成されている。
【0019】本実施の形態においては、図3に示すよう
に、前記加熱通路構成部材14として、ステンレスパイ
プからなる渦巻形状のスパイラルパイプが採用されてお
り、該スパイラルパイプ14の外周端を加熱通路16の
入口16aとし、中心端を加熱通路16の出口16bと
している。このようにすることにより、加熱通路16の
通路長を長くすることができる。符号17はスパイラル
パイプ14を固定するとともに、電磁誘導コイル15に
よる磁束を遮断するための十字状の固定板である。
【0020】前記スパイラルパイプ14は、前記給湯機
本体1の底部1aの一部を前記載置台19内において隆
起させて形成された隆起部20上に載置された状態で配
置されており、該隆起部20には、前記スパイラルパイ
プ14と対応する開口21が形成されており、前記電磁
誘導コイル15は、前記開口21の口縁に固定された絶
縁板として作用するセラミックプレート22,22に挟
持された状態で取り付けられている。このように構成す
ると、導水通路11の一部を構成するスパイラルパイプ
14自体が、電磁誘導により生ずる渦電流の抵抗熱によ
り発熱することとなり、水Wへの熱伝達効率が良好とな
る。符号23は前記スパイラルパイプ14の出口側の湯
温を検知する湯温検知手段として作用する温度センサ
ー、24は電磁誘導コイル15の磁気が下方に及ぶのを
遮断するフェライトコアである。
【0021】また、前記導水通路11における前記加熱
手段13より下流側(具体的には、前記給湯部18内で
あって前記注出口10の直上流位置)には、水蒸気Sを
排出する蒸気排出通路25が分岐形成されており、該蒸
気排出通路25の分岐部には、前記隔壁部3dに形成さ
れた開口27を貫通して上部空間6に臨む容積拡大部2
6が形成されている。この蒸気排出通路25の出口25
aは、前記給湯部18の上面に開口されている。このよ
うに構成すると、高温のお湯を出湯する際において発生
する水蒸気Sが、導水通路11から分岐する蒸気排出通
路25を介して排出されることとなり、注出口10から
お湯と水蒸気とが一緒に注出されるスプラッシュ現象を
回避することができる。しかも、蒸気排出通路25の分
岐部に容積拡大部26が形成されているため、水蒸気と
お湯の分離が容易となる。
【0022】前記水タンク2は、例えばポリエチレン等
の合成樹脂からなる透明なタンクとされており、その上
部には、手指を入れる穴27aを有する把持部27が一
体に形成されている。該把持部27を持って図1に示す
セット状態から上方に持ち上げることにより給湯機本体
1の上部空間4から外部に取り出すことができるように
なっている。
【0023】前記水タンク2の給水口部2aには、下向
き円筒状の給水口28が一体に形成されている。該給水
口28は、水タンク2に水Wを補給する際の補給口とな
るものであり、水タンク2を給湯機本体1の上部空間4
から取り出した後、給水口28を上向きにして水補給が
なされる。
【0024】前記給水口28には、タンクキャップ29
が螺着脱自在に取り付けられており、該タンクキャップ
29の中央部には、下向き円筒状のノズル30が一体に
形成されている。該ノズル30内には、その上端を開閉
する給水弁31がスプリング32(図4参照)により閉
弁方向に付勢された状態で上下動自在に設けられてい
る。該給水弁31は、前記ノズル30内に架設された軸
受33に対して上下動自在に支持される弁棒部31a
と、該弁棒部31aの上端に設けられ、前記ノズル30
の上端を開閉する傘状の弁部31bとからなっている。
符号34は前記軸受33に形成された通水穴である。
【0025】一方、前記貯水部3bの内底部には、前記
水タンク2のセット時において前記ノズル30内に挿入
されて前記給水弁31の弁棒部31aをスプリング32
の付勢力に抗して押し上げる(換言すれば、給水弁31
を開弁する)開弁操作部材35が突設されている。
【0026】上記のように構成すれば、水タンク2のセ
ット時においては、図4に示すように、弁開閉部材35
により給水弁31の弁棒部31aがスプリング32の付
勢力に抗して上方に押し上げられ、給水弁31の弁部3
1bがノズル30を開放する。すると、水タンク2内の
水Wがノズル30を介して貯水部3b内に流下するが、
貯水部1b内の水位Lがノズル30の下端にまで上昇す
ると、水タンク2内への空気流入が阻止されることとな
り、水タンク2からの水Wの流下が停止される。そし
て、給水ポンプ12の作動により貯水部3b内の水位L
が降下すると、水タンク2から水Wが補給される。つま
り、貯水部3b内の水位は、水タンク2内に水Wが存在
している間は常時一定水位L(即ち、ノズル30の下端
までの水位)を維持されることとなるのである。
【0027】ところで、本実施の形態においては、前記
貯水部3bの水位Lより前記加熱手段14における加熱
通路17の最上位が下方に位置せしめられている。この
ようにすれば、出湯停止時における加熱通路17から貯
水部7へのお湯の逆流を防止することができる。
【0028】また、前記貯水部3b内には、図4に示す
ように、該貯水部3b内の水位の変化から水タンク2内
の水がなくなったことを検知するフロートスイッチ36
が設けられている。該フロートスイッチ36は、ドーナ
ツ状のフロート36aと、該フロート36aが外側に遊
嵌され、その上昇限位置をストッパー36bにより規制
した上で上下方向にガイドする透磁性のあるガイド筒3
6cと、該ガイド筒36c内に設けられたリードスイッ
チ36dと、前記フロート36aの下端部内周に設けら
れ、前記リードスイッチ36dをON/OFFさせるマ
グネット36eとからなり、前記貯水部3b内の水位
が、例えば図4に示す水位Lから図5に示す水位L0
で低下したことを検知して水タンク2が空になっている
ことを報知する空報知信号を出力する。
【0029】前記報知信号は、後述する制御手段を介し
て給水ポンプ12および後述する操作パネル45におけ
る給水指示用発光ダイオード53にそれぞれ入力され、
給水ポンプ12を停止させるとともに、給水指示用発光
ダイオード53を点灯させる。このことにより、給水ポ
ンプ12のキャビテーションを防止することができると
ともに、水タンク2への速やかな水補給が促される。
【0030】さらに、前記貯水部3bには、該貯水部3
bに貯水された水Wの温度(即ち、水温)を検出する水
温検出手段として作用する水温センサー37が設けられ
ている。該水温センサー37からの温度情報信号は後述
する制御手段に出力される。
【0031】前記給湯機本体1内における下部空間5に
は、前述した制御手段として作用する制御基板38およ
び冷却ファン39が前記導水通路11の上方に位置して
配設されている。
【0032】前記制御基板38には、制御手段として作
用するマイクロコンピュータユニット40(図6参照)
が内蔵されるとともに、前記電磁誘導コイル15への電
源供給を司るIGBT41や整流用ダイオードブリッジ
42等の電子部品および該電子部品を冷却するためのヒ
ートシンク43が設けられている。前記冷却ファン39
は、前記ヒートシンク43からの放熱を促進するために
設けられている。符号44は空気吸込口である。
【0033】また、前記給湯機本体1の給湯部18の前
面には、図2に示すように、操作パネル45が設けられ
ており、該操作パネル45には、出湯を開始するために
給水ポンプ12を始動させる出湯ボタン46、出湯され
るお湯の温度(例えば、Ts1=60℃、Ts2=80℃
およびTs3=高温:例えば100℃)を設定する出湯
温度設定手段として作用する湯温選択ボタン47,4
8,49、該湯温選択ボタン47,48,49のON操
作時に点灯する発光ダイオード50,51,52および
前記フロートスイッチ36からの空報知信号により点灯
される給水指示用発光ダイオード53が設けられてい
る。
【0034】また、前記給湯機本体1の前面には、水タ
ンク2内の水位を透視できる透明な水量表示用の覗窓5
4が設けられている。
【0035】前記操作パネル45、給水ポンプ12、フ
ロートスイッチ36、冷却ファン39、温度センサー2
3、電磁誘導コイル15および水温センサー37は、前
記制御基板38に対して図6に示すように結線されてい
る。符号55は電源コード、56は温度ヒューズ、57
は回路保護用の温度ヒューズである。
【0036】前記マイクロコンピュータユニット(以
下、マイコンと略称する)40は、操作パネル45にお
ける出湯ボタン46、湯温選択ボタン47,48,49
からの信号、温度センサー21および水温センサー37
からの温度情報信号およびフロートスイッチ36からの
空報知信号に基づいて、前記電磁誘導コイル15、給水
ポンプ12、冷却ファン39へ運転制御信号を出力する
とともに、前記発光ダイオード47,48,49および
給水指示用発光ダイオード53に対して点灯指示信号を
出力することとなっている。
【0037】上記のように構成された瞬間電気給湯機の
作用を図7に示すフローチャートを参照して説明する。
【0038】満タン状態の水タンク2を給湯機本体1内
にセットすると、水タンク2内の水Wが貯水部3bおよ
び導水通路11における加熱通路16(即ち、スパイラ
ルパイプ14内)に溜まる。この状態で出湯ボタン46
が押圧操作(換言すれば、ON操作)されると(ステッ
プS1)、まず、ステップS2において電磁誘導コイル1
5に通電される。なお、この時冷却ファン39の運転も
開始される。
【0039】すると、電磁誘導コイル15による電磁誘
導によって渦電流がスパイラルパイプ14に生ぜしめら
れ、該渦電流の抵抗熱によりスパイラルパイプ14が発
熱し、内部の加熱通路16に溜まっている水Wの温度が
上昇せしめられる。
【0040】ついで、ステップS3において温度センサ
ー21により検出された湯温Tが入力されるとともに、
ステップS4およびステップS5において予め湯温選択ボ
タン47,48,49のON操作により設定された湯温
がTs1,Ts2あるいはTs3のいずれであるかを判定
する。この瞬間電気給湯機により出湯されるお湯の温度
は、ユーザの使用目的により異なる(即ち、緑茶、紅
茶、コーヒーあるいはカップラーメンなどに使用する場
合、お湯の温度は異なる)ため、使用目的に合わせて前
記湯温選択ボタン47,48,49のいずれかをON操
作することにより、湯温設定が行われるのである。
【0041】ステップS4において肯定判定された場合
(即ち、設定湯温がTs1=60℃と判定された場合)
には、ステップS6に進み、検出湯温Tと設定湯温Ts1
との比較がなされ、ここでT≧Ts1と判定されると、
ステップS9において給水ポンプ12が予め実験により
求められた第1の設定回転数Nで運転される。このよう
にすると、給水ポンプ12の吐出量が設定回転数Nに対
応するものとなり、導水通路11(換言すれば、スパイ
ラルパイプ14)を流れる水Wの流量が出湯される湯の
温度を設定湯温Ts1に保持するものとなる。従って、
注出口10から設定湯温Ts1=60℃のお湯が出湯さ
れることとなる。
【0042】ステップS4において否定判定された場合
には、ステップS5に進み、設定湯温がTs2=80℃と
されているか否かの判定がなされ、ここで肯定判定され
た場合(即ち、設定湯温がTs2=80℃と判定された
場合)には、ステップS7に進み、検出湯温Tと設定湯
温Ts2との比較がなされ、ここでT≧Ts2と判定され
ると、ステップS10において給水ポンプ12が前記第1
の設定回転数Nより少ない第2の設定回転数N−αで運
転される。このようにすると、給水ポンプ12の吐出量
が設定回転数N−αに対応するものとなり、導水通路1
1(換言すれば、スパイラルパイプ14)を流れる水W
の流量が出湯される湯の温度を設定湯温Ts2に保持す
るものとなる。従って、注出口10から設定湯温Ts2
=80℃のお湯が出湯されることとなる。
【0043】ステップS5において否定判定された場合
には、設定湯温はTs3=100℃とされていると判断
して、ステップS8に進み、検出湯温Tと設定湯温Ts3
との比較がなされ、ここでT≧Ts3と判定されると、
ステップS11において給水ポンプ12が前記第2の設定
回転数N−αより少ない第3の設定回転数N−βで運転
される。このようにすると、給水ポンプ12の吐出量が
設定回転数N−βに対応するものとなり、導水通路11
(換言すれば、スパイラルパイプ14)を流れる水Wの
流量が出湯される湯の温度を設定湯温Ts3に保持する
ものとなる。従って、注出口10から設定湯温Ts3
100℃のお湯が出湯されることとなる。
【0044】上記のようにして、注出口10から設定湯
温Ts1,Ts2あるいはTs3で出湯されたお湯は、載
置台19上に載せられたコップ等の受容器Cに受け止め
られる。なお、前記注出口10に適宜長さの接続パイプ
を接続すれば、載置台19と注出口10との間の間隔に
入り切らない大きな受容器にお湯を受けることができ
る。
【0045】所定量のお湯が出湯されて、出湯ボタン4
6に対する押圧力が解除されたことがステップS12にお
いて確認されると、電磁誘導コイル15への通電が停止
されるとともに、給水ポンプ12の運転が停止される。
なお、冷却ファン39の運転も停止される。
【0046】本実施の形態においては、電磁誘導コイル
15による加熱量は一定とされるが、出湯されるお湯の
温度を変える制御としては、前記した給水ポンプ12の
回転数制御による場合以外にも、電磁誘導コイル15の
出力制御による場合、あるいは給水ポンプ12の回転数
制御と電磁誘導コイル15の出力制御とによる場合もあ
る。また、導水通路11の途中に流量制御弁を介設し、
該流量制御弁による流量制御により出湯温度の制御を行
うようにしてもよい。
【0047】また、本実施の形態においては、水温セン
サー37からの温度情報信号が制御手段として作用する
制御基板38におけるマイコン40に入力され、該水温
の変化に対応させて前記給水ポンプ12の回転数制御あ
るいは電磁誘導コイル15の出力制御を補正するように
している。従って、水温の変化に対応させた出湯量ある
いは(および)加熱手段13の加熱量を制御することが
できる。
【0048】上記のようにして、出湯する度に、貯水部
3bに水タンク2から水Wの補給がなされるが、水タン
ク2内の水がなくなると、貯水部3bの水位Lが低下し
てくる。そして、水位Lが水位L0(図5参照)まで低
下すると、フロートスイッチ36が作動して水タンク2
が空になっていることを報知する空報知信号が出力され
る。該空報知信号は、マイコン40を介して給水ポンプ
12および給水指示用発光ダイオード53にそれぞれ入
力され、給水ポンプ12を停止させるとともに、給水指
示用発光ダイオード53を点灯させる。該給水指示用発
光ダイオード53の点灯により、ユーザに水タンク2へ
の給水が必要なことを報知する。そこで、ユーザは、水
タンク2を給湯機本体1から取り外して給水を行う。
【0049】本実施の形態においては、出湯されるお湯
を受ける受容器Cを載置する載置台19内の空間を有効
に利用して、加熱手段13を配設することができるの
で、装置のコンパクト化を図ることもできる。
【0050】また、載置台19に磁性体材料からなる保
温板を設け、電磁誘導コイル15の出力を切り換えるこ
とにより、受容器Cに受け止められたお湯を保温板によ
り保温するようにしてもよい。
【0051】第2の実施の形態 図8には、本願発明の第2の実施の形態にかかる瞬間電
気給湯機の構成が示されている。
【0052】この場合、水タンク2は、金属製とされて
おり、該水タンク2が支持される仕切り壁3の支持部3
aには、水タンク2内の水Wを所定温度(例えば、30
℃〜40℃の低温領域)に保持するための補助加熱手段
58が設けられている。該補助加熱手段58は、前記仕
切り壁支持部3aに取り付けられた熱良導体からなる伝
熱板59と、該伝熱板59に取り付けられた発熱体(例
えば、電気ヒータ)60とからなっている。符号61は
水タンク2内の水Wの温度を検出する温度センサーであ
る。このようにすると、水タンク2内の水Wの温度をほ
ぼ一定に保持することができるので、所望の出湯温度を
得るための給水ポンプ12の回転数制御あるいは加熱手
段13の出力制御が容易に行える。その他の構成および
作用効果は第1の実施の形態におけると同様なので説明
を省略する。
【0053】第3の実施の形態 図9ないし図11には、本願発明の第3の実施の形態に
かかる瞬間電気給湯機が示されている。
【0054】この場合、加熱通路構成部材14は、内筒
63と外筒64との間に入口側から出口側に向かって連
続する螺旋状の加熱通路16を形成する円筒体62によ
り構成されており、該円筒体62の軸心が水平となる姿
勢で給湯機本体1の底部1aに対して支持されている。
前記内筒63の外周には、図10(イ)に示すように、
螺旋状に連続する仕切部材65が溶接により固定されて
おり、図10(ロ)に示すように、内筒63に対して外
筒64を嵌挿した後全周溶接することにより、該仕切部
材65により螺旋状の加熱通路17が形成された円筒体
62が構成されることとなっているのである(図11参
照)。
【0055】また、電磁誘導コイル15は、前記円筒体
62の外周に被嵌される円筒形状の合成樹脂製のコア6
6に対して巻き付けられている。該コア66の一端(例
えば、入口側端部)には、閉塞部材67が一体に形成さ
れており、該閉塞部材67の中心部には、前記給湯機本
体底部1aに対して加熱手段13を支持するための支持
部材68を固定するための突部69が一体に形成されて
いる。上記のようにして取り付けられた加熱手段13に
おける加熱通路16の最上位は、前記貯水部3bにおけ
る水位Lより下方とされている。符号70は前記支持部
材68の下端を固定すべく前記給湯機本体底部1aに突
設されたボス、71は円筒体62の他端側を給湯機本体
底部1aに固定するための支持部材である。
【0056】さらに、この場合、温度センサー23は、
前記内筒62の内周面に当接するようにしてセンサー取
付具72を介して取り付けられている。
【0057】さらにまた、この場合、載置台19内に
は、制御手段として作用する制御基板38および冷却フ
ァン39が配設されている。つまり、載置台19内の空
間を利用して制御基板38および冷却ファン39が配設
されているのである。その他の構成および作用効果は第
1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0058】上記各実施の形態においては、加熱手段と
して加熱通路構成部材と電磁誘導コイルとを用いている
が、加熱通路構成部材とシーズヒータあるいはマイカヒ
ータ等を採用することもできる。
【0059】
【発明の効果】請求項1あるいは請求項2の発明によれ
ば、所定量の水が収容され、給湯機本体に対して取り外
し自在とされた水タンクと、該水タンクの水を前記給湯
機本体の適所に設けられた注出口に導く導水通路と、該
導水通路に介設された給水ポンプと、前記導水通路の途
中に設けられ、該導水通路を流れる水を所定温度に加熱
する加熱手段とを備えた瞬間電気給湯機において、前記
給湯機本体における前記注出口の下方位置に、該注出口
から出湯されるお湯を受ける受容器を載置する載置台を
設けるとともに、該載置台内に、前記加熱手段あるいは
前記加熱手段を制御するための制御基板等の電装部品を
配設して、水タンクに収容された水が導水通路を通って
注出口に流れる過程において加熱手段により所定温度に
加熱され、注出口から出湯され、出湯されたお湯を載置
台上に載せたコップ等の受容器にて受け止めることがで
きるようにしたので、前述の公知例のようにヒータによ
る加熱を常時行わなくとも、所望の温度のお湯を常時瞬
間出湯できるとともに、出湯されるお湯を受ける受容器
を載置する載置台内の空間を有効に利用して、加熱手段
あるいは加熱手段を制御するための制御基板等の電装部
品を配設することができるという効果がある。
【0060】また、水タンクが取り外し自在とされてい
るため、水タンクが空になった際には、水タンクを取り
外して水の補給を行えばよく、水の補給作業が容易とな
る。
【0061】請求項3の発明にかかる瞬間電気給湯機に
おけるように、前記導水通路における前記加熱手段より
下流側に、水蒸気を排出する蒸気排出通路を分岐形成し
た場合、高温のお湯を出湯する際において発生する水蒸
気が、導水通路から分岐する蒸気排出通路を介して排出
されることとなり、注出口からお湯と水蒸気とが一緒に
注出されるスプラッシュ現象を回避することができる。
【0062】請求項4の発明にかかる瞬間電気給湯機に
おけるように、前記蒸気排出通路の分岐部に、容積拡大
部を形成した場合、水蒸気とお湯の分離が容易となる。
【0063】請求項5の発明にかかる瞬間電気給湯機に
おけるように、前記加熱手段に供給される前の水温を検
出する水温検出手段と、該水温検出手段により検出され
た水温に基づいて出湯されるお湯の温度が所定温度とな
るように前記導水通路を介して出湯される出湯量あるい
は(および)前記加熱手段による加熱量の制御を行う制
御手段とを付設した場合、水温の変化に対応させて出湯
量あるいは(および)加熱手段の加熱量を制御すること
により、常時所望の温度のお湯を出湯させることができ
る。
【0064】請求項6の発明にかかる瞬間電気給湯機に
おけるように、前記加熱手段に供給される前の水温を所
定温度に保持する補助加熱手段を付設した場合、出湯さ
れる前の水温を所定温度に保持できることとなり、所望
の出湯温度を確保するための制御が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる瞬間電気
給湯機の縦断面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる瞬間電気
給湯機の前面図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる瞬間電気
給湯機における加熱通路構成部材の拡大斜視図である。
【図4】本願発明の第1の実施の形態にかかる瞬間電気
給湯機における水タンクセット時の給水口部および貯水
部の拡大断面図である。
【図5】本願発明の第1の実施の形態にかかる瞬間電気
給湯機における水タンク取り外し時の給水口部および貯
水部の拡大断面図である。
【図6】本願発明の第1の実施の形態にかかる瞬間電気
給湯機における電気的要素の結線図である。
【図7】本願発明の第1の実施の形態にかかる瞬間電気
給湯機の作用を説明するフローチャートである。
【図8】本願発明の第2の実施の形態にかかる瞬間電気
給湯機の縦断面図である。
【図9】本願発明の第3の実施の形態にかかる瞬間電気
給湯機の縦断面図である。
【図10】本願発明の第3の実施の形態にかかる瞬間電
気給湯機における加熱通路構成部材を示し、(イ)は内
筒の拡大側面図、(ロ)は拡大断面図である。
【図11】本願発明の第3の実施の形態にかかる瞬間電
気給湯機における加熱手段の拡大分解斜視図である。
【符号の説明】
1は給湯機本体、2は水タンク、10は注出口、11は
導水通路、12は給水ポンプ、13は加熱手段、14は
加熱通路構成部材、15は電磁誘導コイル、16は加熱
通路、16aは入口、16bは出口、18は給湯部、1
9は載置台、23は湯温検知手段(温度センサー)、2
5は蒸気排出通路、26は容積拡大部、37は水温検出
手段(水温センサー)、38は制御基板、39は冷却フ
ァン、40は制御手段(マイクロコンピュータユニッ
ト)、58は補助加熱手段、Cは受容器、Wは水、Sは
水蒸気。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定量の水が収容され、給湯機本体に対
    して取り外し自在とされた水タンクと、該水タンクの水
    を前記給湯機本体の適所に設けられた注出口に導く導水
    通路と、該導水通路に介設された給水ポンプと、前記導
    水通路の途中に設けられ、該導水通路を流れる水を所定
    温度に加熱する加熱手段とを備え、前記給湯機本体にお
    ける前記注出口の下方位置には、該注出口から出湯され
    るお湯を受ける受容器を載置する載置台を設けるととも
    に、該載置台内には、前記加熱手段を配設したことを特
    徴とする瞬間電気給湯機。
  2. 【請求項2】 所定量の水が収容され、給湯機本体に対
    して取り外し自在とされた水タンクと、該水タンクの水
    を前記給湯機本体の適所に設けられた注出口に導く導水
    通路と、該導水通路に介設された給水ポンプと、前記導
    水通路の途中に設けられ、該導水通路を流れる水を所定
    温度に加熱する加熱手段とを備え、前記給湯機本体にお
    ける前記注出口の下方位置には、該注出口から出湯され
    るお湯を受ける受容器を載置する載置台を設けるととも
    に、該載置台内には、前記加熱手段を制御するための制
    御基板等の電装部品を配設したことを特徴とする瞬間電
    気給湯機。
  3. 【請求項3】 前記導水通路における前記加熱手段より
    下流側には、水蒸気を排出する蒸気排出通路を分岐形成
    したことを特徴とする前記請求項1および請求項2のい
    ずれか一項記載の瞬間電気給湯機。
  4. 【請求項4】 前記蒸気排出通路の分岐部には、容積拡
    大部を形成したことを特徴とする前記請求項3記載の瞬
    間電気給湯機。
  5. 【請求項5】 前記加熱手段に供給される前の水温を検
    出する水温検出手段と、該水温検出手段により検出され
    た水温に基づいて出湯されるお湯の温度が所定温度とな
    るように前記導水通路を介して出湯される出湯量あるい
    は(および)前記加熱手段による加熱量の制御を行う制
    御手段とを付設したことを特徴とする前記請求項1ない
    し請求項4のいずれか一項記載の瞬間電気給湯機。
  6. 【請求項6】 前記加熱手段に供給される前の水温を所
    定温度に保持する補助加熱手段を付設したことを特徴と
    する前記請求項5記載の瞬間電気給湯機。
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