JP2000059904A - 回生充電制御装置及びそれを具備する電動車両用電源装置 - Google Patents
回生充電制御装置及びそれを具備する電動車両用電源装置Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回生電圧がキャパシタ等の直列電圧よりも低
下したときにキャパシタ等を並列接続に切り替えてキャ
パシタ等バンクの電圧を低下させることによって、回生
率を向上させ、制動力を得ることができる回生充電制御
装置及びそれを具備する電動車両用電源装置を提供す
る。 【解決手段】 自動車等の制動時等に生じる回生エネル
ギーにより複数のキャパシタ又は二次電池4を充電する
回生充電手段1を備える電動車両等の回生充電制御装置
において、複数のキャパシタ又は二次電池の接続を並列
又は直列に切替える接続切替手段2を備える。上記接続
切替手段2は、充電電流が所定値以下であるとき、キャ
パシタ又は二次電池4の直列接続を並列接続に切替え
る。
下したときにキャパシタ等を並列接続に切り替えてキャ
パシタ等バンクの電圧を低下させることによって、回生
率を向上させ、制動力を得ることができる回生充電制御
装置及びそれを具備する電動車両用電源装置を提供す
る。 【解決手段】 自動車等の制動時等に生じる回生エネル
ギーにより複数のキャパシタ又は二次電池4を充電する
回生充電手段1を備える電動車両等の回生充電制御装置
において、複数のキャパシタ又は二次電池の接続を並列
又は直列に切替える接続切替手段2を備える。上記接続
切替手段2は、充電電流が所定値以下であるとき、キャ
パシタ又は二次電池4の直列接続を並列接続に切替え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回生充電制御装置
及びそれを具備する電動車両用電源装置であり、特にキ
ャパシタ又は二次電池を動力用として使用する電動車両
用回生充電制御装置及びそれを具備する電動車両用電源
装置に関する。
及びそれを具備する電動車両用電源装置であり、特にキ
ャパシタ又は二次電池を動力用として使用する電動車両
用回生充電制御装置及びそれを具備する電動車両用電源
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車やハイブリッド自動車などの
電気をソースとした貨物自動車、乗用自動車、三輪車、
二輪車や二輪車において、減速時に発電機を動かし発電
した電力を回生エネルギーとして回収し、電池やキャパ
シタに充電することによって、エネルギー効率の向上が
見込まれている。
電気をソースとした貨物自動車、乗用自動車、三輪車、
二輪車や二輪車において、減速時に発電機を動かし発電
した電力を回生エネルギーとして回収し、電池やキャパ
シタに充電することによって、エネルギー効率の向上が
見込まれている。
【0003】通常、発電機の回転数が減速によって低下
すると発電電圧も低下してしまい、電池やキャパシタ電
圧より低くなった場合にはDC/DCコンバータなどを
介して昇圧する必要があった。しかし、発電機の回転数
が低下した場合は、発電出力も低下しているために、ほ
とんどの回生電力がDC/DCコンバータで消費され、
充電に使用できる電力はごくわずかであった。また、D
C/DCコンバータの動作電圧以下に発電電圧が落ち込
んで場合には、コンバータは作動せず、回生エネルギー
としては全く取り出すことができなかった。そして、こ
の状態においては、制動力も得られないために、通常の
ブレーキで制動力を得ることとなり、自動車の運動エネ
ルギーは熱エネルギーとなって捨てられていた。
すると発電電圧も低下してしまい、電池やキャパシタ電
圧より低くなった場合にはDC/DCコンバータなどを
介して昇圧する必要があった。しかし、発電機の回転数
が低下した場合は、発電出力も低下しているために、ほ
とんどの回生電力がDC/DCコンバータで消費され、
充電に使用できる電力はごくわずかであった。また、D
C/DCコンバータの動作電圧以下に発電電圧が落ち込
んで場合には、コンバータは作動せず、回生エネルギー
としては全く取り出すことができなかった。そして、こ
の状態においては、制動力も得られないために、通常の
ブレーキで制動力を得ることとなり、自動車の運動エネ
ルギーは熱エネルギーとなって捨てられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
ような従来例の問題を解決するものであり、回生電圧が
キャパシタ等の直列電圧よりも低下したときにキャパシ
タ等を並列接続に切り替えてキャパシタ等バンクの電圧
を低下させることによって、回生率を向上させ、制動力
を得ることができる回生充電制御装置及びそれを具備す
る電動車両用電源装置を提供することである。
ような従来例の問題を解決するものであり、回生電圧が
キャパシタ等の直列電圧よりも低下したときにキャパシ
タ等を並列接続に切り替えてキャパシタ等バンクの電圧
を低下させることによって、回生率を向上させ、制動力
を得ることができる回生充電制御装置及びそれを具備す
る電動車両用電源装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、制動時等に生
じる回生エネルギーにより複数のキャパシタ又は二次電
池を充電する回生充電手段を制御する電動車両等の回生
充電制御装置において、前記複数のキャパシタ又は二次
電池の接続を並列又は直列に切替える接続切替手段を備
える回生充電制御装置である。
じる回生エネルギーにより複数のキャパシタ又は二次電
池を充電する回生充電手段を制御する電動車両等の回生
充電制御装置において、前記複数のキャパシタ又は二次
電池の接続を並列又は直列に切替える接続切替手段を備
える回生充電制御装置である。
【0006】また、本発明は、充電電流を検出する電流
検出手段を備える回生充電制御装置である。
検出手段を備える回生充電制御装置である。
【0007】そして、本発明は、上記接続切替手段は、
充電電流が所定値以下であるとき、キャパシタ又は二次
電池の直列接続を並列接続に切替える回生充電制御装置
である。
充電電流が所定値以下であるとき、キャパシタ又は二次
電池の直列接続を並列接続に切替える回生充電制御装置
である。
【0008】更に、本発明は、上記複数のキャパシタ又
は二次電池は、充電当初は直列接続である回生充電制御
装置である。
は二次電池は、充電当初は直列接続である回生充電制御
装置である。
【0009】また、本発明は、上記複数のキャパシタ又
は二次電池の基本ユニット数は、2のm乗個である回生
充電制御装置である。
は二次電池の基本ユニット数は、2のm乗個である回生
充電制御装置である。
【0010】そして、本発明は、複数のキャパシタ又は
二次電池と、該キャパシタ又は二次電池を制動時等に生
じる回生エネルギーにより充電する回生充電手段と、該
回生充電手段を制御する回生充電制御装置と、を具備す
る電動車両用電源装置において、前記回生充電制御装置
は、上記回生充電制御装置である電動車両用電源装置で
ある。
二次電池と、該キャパシタ又は二次電池を制動時等に生
じる回生エネルギーにより充電する回生充電手段と、該
回生充電手段を制御する回生充電制御装置と、を具備す
る電動車両用電源装置において、前記回生充電制御装置
は、上記回生充電制御装置である電動車両用電源装置で
ある。
【0011】更に、本発明は、上記複数のキャパシタ又
は二次電池は、放電時は直列接続である電動車両用電源
装置である。
は二次電池は、放電時は直列接続である電動車両用電源
装置である。
【0012】また、本発明は、上記複数のキャパシタ又
は二次電池の少くとも1つは、動力用である電動車両用
電源装置である。
は二次電池の少くとも1つは、動力用である電動車両用
電源装置である。
【0013】そして、本発明は、上記電動車両は、貨物
自動車、乗用自動車、三輪車、二輪車又は自転車である
電動車両用電源装置である。
自動車、乗用自動車、三輪車、二輪車又は自転車である
電動車両用電源装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の発明の実施の形態を説明
する。本発明の回生充電制御装置の一実施例について、
図1〜図5を用いて説明する。図1は、実施例の回生充
電制御装置の説明図である。図2は、実施例の回生充電
制御装置の並列・直列接続切替手段のn個の接続切替の
一例の説明図である。図3は、実施例の回生充電制御装
置の並列・直列接続切替手段の4個の接続切替の一例の
説明図である。図4は、実施例の回生充電制御装置の作
動フローの一例の説明図である。図5は、実施例の回生
充電制御装置と従来例における回生電力と経過時間の関
係の説明図である。
する。本発明の回生充電制御装置の一実施例について、
図1〜図5を用いて説明する。図1は、実施例の回生充
電制御装置の説明図である。図2は、実施例の回生充電
制御装置の並列・直列接続切替手段のn個の接続切替の
一例の説明図である。図3は、実施例の回生充電制御装
置の並列・直列接続切替手段の4個の接続切替の一例の
説明図である。図4は、実施例の回生充電制御装置の作
動フローの一例の説明図である。図5は、実施例の回生
充電制御装置と従来例における回生電力と経過時間の関
係の説明図である。
【0015】本実施例の回生充電制御装置1は、図1に
示すように、並列・直列切替装置2、電流検出回路3、
を備えている。回生充電制御装置1は、電動車両等の減
速時等に発電機5により発電した電力を回生エネルギー
として回収して複数のキャパシタ又は二次電池4を充電
する際、発電機5と複数のキャパシタ又は二次電池4と
を接続する。並列・直列切替装置2は、複数のキャパシ
タ又は二次電池4の接続を並列又は直列に切替える接続
切替手段である。電流検出回路3は、回生エネルギーに
よる充電電流を検出する回路である。
示すように、並列・直列切替装置2、電流検出回路3、
を備えている。回生充電制御装置1は、電動車両等の減
速時等に発電機5により発電した電力を回生エネルギー
として回収して複数のキャパシタ又は二次電池4を充電
する際、発電機5と複数のキャパシタ又は二次電池4と
を接続する。並列・直列切替装置2は、複数のキャパシ
タ又は二次電池4の接続を並列又は直列に切替える接続
切替手段である。電流検出回路3は、回生エネルギーに
よる充電電流を検出する回路である。
【0016】本実施例の回生充電制御装置1の並列・直
列切替装置2における並列・直列切替の例を図2及び図
3(a)〜図3(d)に示す。図2は、キャパシタがn
個の電源装置のときの一例であり、n個のキャパシタ4
1〜4nに対し、並列・直列切替装置2は、スイッチS
W1〜SW(3n−1)を有している。図3(a)はキ
ャパシタが4個の電源装置のときの一例である。
列切替装置2における並列・直列切替の例を図2及び図
3(a)〜図3(d)に示す。図2は、キャパシタがn
個の電源装置のときの一例であり、n個のキャパシタ4
1〜4nに対し、並列・直列切替装置2は、スイッチS
W1〜SW(3n−1)を有している。図3(a)はキ
ャパシタが4個の電源装置のときの一例である。
【0017】キャパシタが4個の電源装置における並列
・直列切替について、図3(b)〜図3(d)を用いて
説明する。並列・直列切替装置2は、スイッチSW1〜
SW11を有している。図3(b)は、4個のキャパシ
タ41〜44全てを直列接続する回路であり、スイッチ
SW2、3、6、9、10をオンとし、スイッチSW
1、4、5、7、8、11をオフとする。図3(c)
は、4個のキャパシタ41〜44を2個のキャパシタ4
1と42、43と44を直列接続し、それらを並列接続
する回路であり、スイッチSW2、3、4、8、9、1
0をオンとし、スイッチSW1、5、6、7、11をオ
フとする。図3(b)と比較すると、スイッチSW4、
8をオフからオンに切替え、スイッチSW6をオンから
オフに切替えている。図3(d)は、4個のキャパシタ
41〜44全てを並列接続する回路であり、スイッチS
W1、2、4、5、7、8、10、11をオンとし、ス
イッチSW3、6、9をオフとする。図3(c)と比較
すると、スイッチSW1、5、7、11をオフからオン
に切替え、スイッチSW3、9をオンからオフに切替え
ている。
・直列切替について、図3(b)〜図3(d)を用いて
説明する。並列・直列切替装置2は、スイッチSW1〜
SW11を有している。図3(b)は、4個のキャパシ
タ41〜44全てを直列接続する回路であり、スイッチ
SW2、3、6、9、10をオンとし、スイッチSW
1、4、5、7、8、11をオフとする。図3(c)
は、4個のキャパシタ41〜44を2個のキャパシタ4
1と42、43と44を直列接続し、それらを並列接続
する回路であり、スイッチSW2、3、4、8、9、1
0をオンとし、スイッチSW1、5、6、7、11をオ
フとする。図3(b)と比較すると、スイッチSW4、
8をオフからオンに切替え、スイッチSW6をオンから
オフに切替えている。図3(d)は、4個のキャパシタ
41〜44全てを並列接続する回路であり、スイッチS
W1、2、4、5、7、8、10、11をオンとし、ス
イッチSW3、6、9をオフとする。図3(c)と比較
すると、スイッチSW1、5、7、11をオフからオン
に切替え、スイッチSW3、9をオンからオフに切替え
ている。
【0018】このようにすれば、図3(b)、図3
(c)、図3(d)と切替えることにより、直列接続し
た4個のキャパシタ41〜44を、まず直列接続した2
個を並列接続し、更に1個のキャパシタをすべて並列接
続するように並列・直列接続を切替えることができる。
なお、これを逆の方向に切替えるようにすれば、並列接
続を直列接続とすることができる。そして、上記接続切
替例では、2群に分けて接続を切替えたが、3群以上に
分けて接続を切替えることも可能である。複数のキャパ
シタ又は二次電池の基本ユニット数としては、例えば2
のm乗個(mは自然数である。)であると、2群ずつに
分けて切替えていくことが可能である。
(c)、図3(d)と切替えることにより、直列接続し
た4個のキャパシタ41〜44を、まず直列接続した2
個を並列接続し、更に1個のキャパシタをすべて並列接
続するように並列・直列接続を切替えることができる。
なお、これを逆の方向に切替えるようにすれば、並列接
続を直列接続とすることができる。そして、上記接続切
替例では、2群に分けて接続を切替えたが、3群以上に
分けて接続を切替えることも可能である。複数のキャパ
シタ又は二次電池の基本ユニット数としては、例えば2
のm乗個(mは自然数である。)であると、2群ずつに
分けて切替えていくことが可能である。
【0019】本実施例の回生充電制御装置1の回生電流
発生時の作動フローの一例について、図4を用いて説明
する。 S100) 発電機5から回生電流が発生する。ステッ
プ(S101)に進む。 S101) 複数のキャパシタ4からなるバンクを全部
直列のキャパシタ群に接続し、回生電流により充電す
る。ステップ(S102)に進む。 S102) 電流検出回路3により充電電流を検出する
ときはステップ(S101)に戻る。充電電流を検出で
きないときは、ステップ(S103)に進む。 S103) バンクのキャパシタ群を半分ずつに分けて
それぞれを直列とした新しいキャパシタ群とし、これら
を並列に接続して充電する。ステップ(S104)に進
む。 S104) 電流検出回路により充電電流を検出すると
きはステップ(S103)に戻る。充電電流を検出でき
ないときは、次のステップに進み、ステップ(S10
3)と同様にキャパシタ群を半分ずつに分けてそれぞれ
を直列とした新しいキャパシタ群とし、これらを並列に
接続して充電し、以下同様として、やがてステップ(S
10n−4)に進むこととなる。 S10n−4) バンクをすべて2個直列のキャパシタ
群とし、それらを並列に接続して充電する。ステップ
(S10n−3)に進む。 S10n−3) 電流検出回路により充電電流を検出す
るときはステップ(S10n−4)に戻る。充電電流を
検出できないときは、ステップ(S10n−2)に進
む。 S10n−2) バンクを全てのキャパシタ4の並列接
続とし、充電する。ステップ(S10n−1)に進む。 S10n−1) 電流検出回路により充電電流を検出し
たときはステップ(S10n−2)に戻る。充電電流を
検出できないときは、ステップ(S10n)に進む。 S10n) 充電終了となる。
発生時の作動フローの一例について、図4を用いて説明
する。 S100) 発電機5から回生電流が発生する。ステッ
プ(S101)に進む。 S101) 複数のキャパシタ4からなるバンクを全部
直列のキャパシタ群に接続し、回生電流により充電す
る。ステップ(S102)に進む。 S102) 電流検出回路3により充電電流を検出する
ときはステップ(S101)に戻る。充電電流を検出で
きないときは、ステップ(S103)に進む。 S103) バンクのキャパシタ群を半分ずつに分けて
それぞれを直列とした新しいキャパシタ群とし、これら
を並列に接続して充電する。ステップ(S104)に進
む。 S104) 電流検出回路により充電電流を検出すると
きはステップ(S103)に戻る。充電電流を検出でき
ないときは、次のステップに進み、ステップ(S10
3)と同様にキャパシタ群を半分ずつに分けてそれぞれ
を直列とした新しいキャパシタ群とし、これらを並列に
接続して充電し、以下同様として、やがてステップ(S
10n−4)に進むこととなる。 S10n−4) バンクをすべて2個直列のキャパシタ
群とし、それらを並列に接続して充電する。ステップ
(S10n−3)に進む。 S10n−3) 電流検出回路により充電電流を検出す
るときはステップ(S10n−4)に戻る。充電電流を
検出できないときは、ステップ(S10n−2)に進
む。 S10n−2) バンクを全てのキャパシタ4の並列接
続とし、充電する。ステップ(S10n−1)に進む。 S10n−1) 電流検出回路により充電電流を検出し
たときはステップ(S10n−2)に戻る。充電電流を
検出できないときは、ステップ(S10n)に進む。 S10n) 充電終了となる。
【0020】なお、上記作動フロー例は充電電流を検出
するかにより判断したが、充電電圧とキャパシタ又は二
次電池の電圧とを測定して比較し、充電電圧の方が低い
又は所定電圧以下のときに、並列接続に切替えることも
できる。更に、接続切替手段として、半導体素子、例え
ばサイリスタ、を使用することは可能である。
するかにより判断したが、充電電圧とキャパシタ又は二
次電池の電圧とを測定して比較し、充電電圧の方が低い
又は所定電圧以下のときに、並列接続に切替えることも
できる。更に、接続切替手段として、半導体素子、例え
ばサイリスタ、を使用することは可能である。
【0021】本実施例の回生充電制御装置を使用した充
電装置と、従来例の直列に接続したまま回生充電する充
電装置と、について、回生電力と経過時間の関係を調べ
た。その結果を図5に示す。従来例の充電装置(図5に
おいて、太線で示す。)での総発電量は17Wsecで
あるのに対し、本実施例の充電装置(図5において、細
線で示す。)では21Wsecと増加した。これは、従
来例の充電装置では発電電圧がキャパシタ電圧より低下
するとキャパシタへの充電が行われないため、回生電力
が少なかった。それに対して、本実施例の充電装置を使
用すると、電圧低下時にはキャパシタの一部又は全部を
並列接続に切り替えることができるため、従来例では回
生電力が発生せず、制動力が得られなかった領域におい
ても、回生電力を得ることができ、制動力とすることが
できた。これにより、回生エネルギー量として約20%
の向上が見られた。
電装置と、従来例の直列に接続したまま回生充電する充
電装置と、について、回生電力と経過時間の関係を調べ
た。その結果を図5に示す。従来例の充電装置(図5に
おいて、太線で示す。)での総発電量は17Wsecで
あるのに対し、本実施例の充電装置(図5において、細
線で示す。)では21Wsecと増加した。これは、従
来例の充電装置では発電電圧がキャパシタ電圧より低下
するとキャパシタへの充電が行われないため、回生電力
が少なかった。それに対して、本実施例の充電装置を使
用すると、電圧低下時にはキャパシタの一部又は全部を
並列接続に切り替えることができるため、従来例では回
生電力が発生せず、制動力が得られなかった領域におい
ても、回生電力を得ることができ、制動力とすることが
できた。これにより、回生エネルギー量として約20%
の向上が見られた。
【0022】本実施例の回生充電制御装置1は、電動車
両、例えば貨物自動車、乗用自動車、三輪車、二輪車又
は自転車等の電源装置に使用することができる。キャパ
シタバンクに充電するとき、初期はキャパシタバンクの
接続を直列とすることが好ましい。また、充電途中にキ
ャパシタ4の電圧が回復したとき等には、並列接続を直
列接続にすることも可能である。
両、例えば貨物自動車、乗用自動車、三輪車、二輪車又
は自転車等の電源装置に使用することができる。キャパ
シタバンクに充電するとき、初期はキャパシタバンクの
接続を直列とすることが好ましい。また、充電途中にキ
ャパシタ4の電圧が回復したとき等には、並列接続を直
列接続にすることも可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、回生電圧がキャパシタ
等の直列電圧よりも低下したときにキャパシタ等を並列
接続に切り替えてキャパシタ等バンクの電圧を低下させ
ることによって、回生率を向上させ、制動力を得ること
ができる回生充電制御装置及びそれを具備する電動車両
用電源装置を得ることができる。
等の直列電圧よりも低下したときにキャパシタ等を並列
接続に切り替えてキャパシタ等バンクの電圧を低下させ
ることによって、回生率を向上させ、制動力を得ること
ができる回生充電制御装置及びそれを具備する電動車両
用電源装置を得ることができる。
【図1】実施例の回生充電制御装置の説明図。
【図2】実施例の回生充電制御装置の並列・直列接続切
替手段のn個の接続切替の一例の説明図。
替手段のn個の接続切替の一例の説明図。
【図3】実施例の回生充電制御装置の並列・直列接続切
替手段の4個の接続切替の一例の説明図。
替手段の4個の接続切替の一例の説明図。
【図4】実施例の回生充電制御装置の作動フローの一例
の説明図。
の説明図。
【図5】実施例の充電装置と従来例における回生電力と
経過時間の関係の説明図。
経過時間の関係の説明図。
1 回生充電制御装置 2、21〜26 並列・直列接続切替装置 3 電流検出回路 4、41〜44 キャパシタ又は二次電池 5 発電機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 秀樹 神奈川県藤沢市土棚8番地 株式会社シー シーアール内 (72)発明者 奥村 英二 神奈川県藤沢市土棚8番地 株式会社シー シーアール内 (72)発明者 高橋 昌宏 神奈川県藤沢市土棚8番地 株式会社シー シーアール内 Fターム(参考) 5H107 AA06 AA07 BB04 CC05 CC07 DD01 EE03 FF04 HH12 5H111 AA01 BB02 BB06 CC01 CC11 CC16 DD01 FF03 GG02 GG17 HA06 HB04
Claims (9)
- 【請求項1】 制動時等に生じる回生エネルギーにより
複数のキャパシタ又は二次電池を充電する回生充電手段
を制御する電動車両等の回生充電制御装置において、 前記複数のキャパシタ又は二次電池の接続を並列又は直
列に切替える接続切替手段を備えることを特徴とする回
生充電制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の回生充電制御装置におい
て、 充電電流を検出する電流検出手段を備えることを特徴と
する回生充電制御装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の回生充電制御装置におい
て、 上記接続切替手段は、充電電流が所定値以下であると
き、キャパシタ又は二次電池の直列接続を並列接続に切
替えることを特徴とする回生充電制御装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の回
生充電制御装置において、 上記複数のキャパシタ又は二次電池は、充電当初は直列
接続であることを特徴とする回生充電制御装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の回
生充電制御装置において、 上記複数のキャパシタ又は二次電池の基本ユニット数
は、2のm乗個であることを特徴とする回生充電制御装
置。 - 【請求項6】 複数のキャパシタ又は二次電池と、該キ
ャパシタ又は二次電池を制動時等に生じる回生エネルギ
ーにより充電する回生充電手段と、該回生充電手段を制
御する回生充電制御装置と、を具備する電動車両用電源
装置において、 前記回生充電制御装置は、請求項1〜5のいずれか1項
に記載の回生充電制御装置であることを特徴とする電動
車両用電源装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の電動車両用電源装置にお
いて、 上記複数のキャパシタ又は二次電池は、放電時は直列接
続であることを特徴とする電動車両用電源装置。 - 【請求項8】 請求項6又は7に記載の電動車両用電源
装置において、 上記複数のキャパシタ又は二次電池の少くとも1つは、
動力用であることを特徴とする電動車両用電源装置。 - 【請求項9】 請求項6〜8のいずれか1項に記載の電
動車両用電源装置において、 上記電動車両は、貨物自動車、乗用自動車、三輪車、二
輪車又は自転車であることを特徴とする電動車両用電源
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10225578A JP2000059904A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | 回生充電制御装置及びそれを具備する電動車両用電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10225578A JP2000059904A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | 回生充電制御装置及びそれを具備する電動車両用電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000059904A true JP2000059904A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=16831513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10225578A Pending JP2000059904A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | 回生充電制御装置及びそれを具備する電動車両用電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2000059904A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008067432A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | Nissan Motor Co Ltd | 電力供給装置及びその制御方法 |
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JP2013158184A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Toyota Motor Corp | 車両の制御装置 |
WO2014118409A1 (es) * | 2013-01-29 | 2014-08-07 | Microelectronica Maser, S.L. | Sistema autónomo de control |
-
1998
- 1998-08-10 JP JP10225578A patent/JP2000059904A/ja active Pending
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