JP2000059279A - ディジタル高速無線通信方法およびディジタル高速無線通信装置 - Google Patents

ディジタル高速無線通信方法およびディジタル高速無線通信装置

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JP2000059279A
JP2000059279A JP10226411A JP22641198A JP2000059279A JP 2000059279 A JP2000059279 A JP 2000059279A JP 10226411 A JP10226411 A JP 10226411A JP 22641198 A JP22641198 A JP 22641198A JP 2000059279 A JP2000059279 A JP 2000059279A
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reception level
antenna
signal
level measurement
directional
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JP10226411A
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Satoshi Kurosaki
聰 黒崎
Satoshi Aikawa
聡 相河
Takashi Okada
岡田  隆
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】適切な通信経路への迅速な切替えが可能で、短
時間内に受信品質が急激に変動するような伝搬環境に対
して適応できるディジタル高速無線通信装置を提供す
る。 【解決手段】複数個の指向性アンテナ18a〜18dか
らなるセクタアンテナを有するターミナル間で送受信す
るTDMAバースト信号に、受信レベル測定用デイジタ
ル信号を挿入して高速無線通信を行う場合に、対向する
ターミナルのうちの少なくとも一方のターミナルが、1
つのTDMAバーストの受信レベル測定用信号を指向性
アンテナを切り替えながら受信して受信レベルを測定
し、その結果から最適な指向性アンテナを選択して、こ
れにより当該TDMAバーストのレベル測定用信号の後
続のデータ用タイムスロットで、送受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のアンテナを
用いて伝送品質を改善するアンテナダイバーシチを用い
たデイジタル高速無線通信装置に関し、特に、マルチパ
スによる通信品質の劣化を救済することが可能で、且
つ、通信中に通信経路の品質を測定するために複数のバ
ーストを受信する必要がなく、そのため効率的な無線通
信を行うことが可能なデイジタル高速無線通信装置に係
る。
【0002】
【従来の技術】ディジタル高速無線通信においては、反
射波などに起因するマルチパス干渉によって受信信号の
品質が大きく劣化するという問題がある。この問題を解
決するための方法として、例えば、文献「マルチパスを
克服するための高ビットレート通信システム」(特開平
02−79628)に示されている方法がある。
【0003】そして、上記文献には、かなり多くの回路
を必要とする拡散スペクトラム法や、時間領域イコライ
ザー法などの方法を用いずに、無線基地局および移動局
の双方において信号を送受信する指向性アンテナの選択
を行うことによって、比較的簡易な装置規模でマルチパ
ス干渉を克服する方法が示されている。
【0004】上記文献に記されている2つのターミナル
間の通信に対するマルチパス干渉の例を図11に示す。
同図において数字符号101は無線電話機のアンテナ、
102はノード(無線基地局)のアンテナ、103は部
屋の壁などの構造体を表している。無線電話機のアンテ
ナ101は、図中にA〜Fの英字符号で示す指向性アン
テナからなり、ノードのアンテナ102は、図中に1〜
6の数字符号で示す指向性アンテナからなる。
【0005】同図に示すように、無線電話機のアンテナ
101あるいは、ノードのアンテナ102から放射され
た電波は、それぞれ図中に矢印を付した線分でその一部
を示すように部屋の壁などの構造体103で反射して反
射波となり、受信側のアンテナに達するから、受信側の
アンテナではマルチパス干渉を生ずる。
【0006】前記文献に記されている従来のマルチパス
干渉を克服する方法について、図11に示すA〜Fの6
個の指向性アンテナを有する無線電話機101と、1〜
6の6個の指向性アンテナを有するノ一ド102間のア
ンテナ選択アルゴリズムを例にとって、無線電話機10
1の受信部の制御を図12に、また、ノード102の受
信部の制御を図13に流れ図として示す。
【0007】図12において、無線電話機101の受信
部は、まず、フレーム同期パターンの検出を行う(S−
1)。次にヘッダの信号強度を測定し(S−2)、更
に、信号の完全性を調べる(S−3)。そして、その結
果から当該経路の品質値を判定する(S−4)。該品質
値はテーブルに記憶されている他の経路の品質値と比較
して(S−5)、ランク付けされてテーブルに格納され
る(S−6)。
【0008】6番目のフレームまでの測定が終わると
(S−7)、それまでの測定値から経路を変更すべきか
否かの検討が行われる(S−8)。そして、通信経路の
変更が必要であれば、ノードへの経路変更メッセージを
用意する(S−9)。もし、通信経路の変更の必要が無
ければ、次のアンテナセクタからのフレームを監視し、
かつ受信する(S−10)。先の(S−7)のステップ
で6番目のフレームに達していなければ、それまでに選
択された最も良好な通信経路の情報を保存し(S−1
1)、その後(S−1)に戻る。
【0009】図13において、ノード102の受信部
は、通信中の無線電話機から情報伝送用信号を受信する
ためのアンテナセクタを決定するため、バスメモリ10
4にアクセスする(S−1)。そして、無線電話機との
通信のため割り当てられたセクタを監視する(S−
2)。次に、新しい通信経路が無線電話機によって割り
当てられたか否かについて調べる(S−3)。
【0010】このとき、新しい通信経路が無線電話機に
よって割り当てられていなければ、(S−1)に戻る。
一方、新しい通信経路が無線電話機によって割り当てら
れていれば、バスメモリ104ノ内容を更新する(S−
4)。バスメモリ104には、同図に示すように1〜N
の呼ごとに最適な経路として選択された無線電話機のア
ンテナ(セクタ)とノードのアンテナ(セクタ)との対
応が、D−3,A−2のように記憶されている。
【0011】図11に示す系においては、上述のよう
に、無線電話機が、順次、6×6のアンテナ(セクタ)
の36通りの組み合わせについて受信品質を測定し、図
12の(S−8)に示すように、それまでの測定値から
経路を変更すべきか否かの検討が行われ、経路変更の必
要な場合には、最良のセクタの組み合わせに切り替える
ように制御される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方式に
おいては、常時指向性アンテナの組み合わせを変えなが
らフレームを受信して学習を行っており、常に良好な品
質のセクタの組み合わせになるよう制御されている。し
かし、当該組み合わせによる通信品質が劣化したとして
も、経路変更の必要性を判断するには少なくとも次の6
フレームの学習が完了しなければならない。
【0013】従って、6フレームに相当する時間の範囲
内で受信品質が急激に変動するような伝搬環境下におい
てはより良い通信経路への切り替えが遅くなるという問
題があった。また、通信経路は2つのターミナル(例え
ば無線電話機と無線基地局)双方の指向性アンテナの組
み合わせできまるため、切り替える際には2つのターミ
ナルの間で事前に連絡をする必要があるから、切替に時
間がかかるという問題があった。更に、切替が必要な時
点において、伝送品質が劣化してしまって、連絡ができ
ず、そのために切替ができない場合が生じるなどの問題
があった。
【0014】本発明は、複数の指向性アンテナをもつタ
ーミナル同士のダイバーシチ送受信を行う場合の上述し
たような問題を解決するため成されたもので、適切な通
信経路への迅速な切替えが可能で、マルチパス干渉とフ
ェージングなどのため短時間内に受信品質が急激に変動
するような伝搬環境に対しても適応できるディジタル高
速無線通信装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は前記特許請求の範囲に記載した手段によって解決
される。すなわち、請求項1の発明は、それぞれ複数個
の指向性アンテナからなるセクタアンテナを有し、対向
する2つのターミナル間で、送受信するTDMAバース
ト信号の一部に受信レベル測定用信号を有するデイジタ
ル信号を用いて高速無線通信を行うようにして、
【0016】上記2つのターミナル内の少なくとも一方
が、指向性アンテナを切替えながら1つのTDMAバー
ストの受信レベル測定用信号を順次受信してその都度受
信レベルを測定して、その結果を記憶する動作を繰り返
して、
【0017】上記1つのTDMAバーストの受信レベル
測定用信号を複数個の指向性アンテナ全てで受信して受
信レベルを測定した結果から最適な指向性アンテナを選
択して、当該TDMAバーストのレベル測定用信号の後
にある情報伝送用信号を、選択された指向性アンテナを
用いて、送受信するディジタル高速無線通信方法であ
る。
【0018】請求項2の発明は、複数個の指向性アンテ
ナからなるセクタアンテナを有するターミナルと、対向
する他のターミナルとの間で、送受信するTDMAバー
スト信号の一部に受信レベル測定用信号を有するデイジ
タル信号を用いて高速無線通信を行うようにして、
【0019】上記複数個の指向性アンテナからなるセク
タアンテナを有するターミナルが、指向性アンテナを切
替えながら1つのTDMAバーストの受信レベル測定用
信号を順次受信してその都度受信レベルを測定して、そ
の結果を記憶する動作を繰り返して、
【0020】上記1つのTDMAバーストの受信レベル
測定用信号を複数個の指向性アンテナ全てで受信して受
信レベルを測定した結果から最適な指向性アンテナを選
択して、当該TDMAバーストのレベル測定用信号の後
にある情報伝送用信号を、選択された指向性アンテナを
用いて、送受信するディジタル高速無線通信方法であ
る。
【0021】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載のディジタル高速無線通信方法において、TDMA
バーストの受信レベル測定用信号と、該受信レベル測定
用信号の後にある情報伝送用信号との間にダミー信号を
挿入し、該ダミー信号が受信されている時間内に、最適
な指向性アンテナの選択と指向性アンテナの切り替えと
を行うように構成したものである。
【0022】請求項4の発明は、相手側ターミナルとの
間で、バーストの一部に受信レベル測定用信号を有する
TDMAバーストを用いて高速無線通信を行うディジタ
ル高速無線通信装置であって、複数個の指向性アンテナ
からなるセクタアンテナと、該セクタアンテナの内のい
ずれか一つの指向性アンテナを選択するアンテナ切替ス
イッチと、TDMAバーストとして信号を送出する無線
送信機と、
【0023】TDMAバーストを受信する無線受信機
と、前記アンテナ切替スイッチに接続されていて、該ア
ンテナ切替スイッチによって選択された指向性アンテナ
を無線送信機または無線受信機のいずれかに接続するT
DD(Time Division Duplex)スイッチと、前記無線受
信機が受信したバースト信号中の受信レベル測定用信号
の受信レベルを測定する検出器と、
【0024】一つのTDMAバーストの受信レベル測定
用信号の受信区間においては、前記アンテナ切替スイッ
チに順次各指向性アンテナを切り替えるように指示し
て、各指向性アンテナごとの受信レベルを記憶し、それ
らの内、最も受信レベルの高いものに対応する指向性ア
ンテナを特定して、該指向性アンテナを選択するようア
ンテナ切替スイッチに指示する制御部とを含んで成るデ
ィジタル高速無線通信装置である。
【0025】請求項5の発明は、請求項4記載のディジ
タル高速無線通信装置において、制御部が、TDMAバ
ーストの受信レベル測定用信号と、該受信レベル測定用
信号の後にある情報伝送用信号との間に挿入されたにダ
ミー信号が受信されている時間内に、最適な指向性アン
テナの選択と指向性アンテナの切り替えとを行うように
構成したものである。
【0026】上述のように、本発明は、通信ターミナル
の有する指向性アンテナの中から、通信バーストの情報
伝送用信号を受信するアンテナを、同一通信バースト内
の受信レベル測定用信号の受信レベル測定結果によって
選択する構成を有することを最も主要な特徴とする。
【0027】従来技術とは、フェージングによる急激な
受信レベル変動が起こるような電波環境において、複数
の指向性アンテナを持つ無線局同士の通信において、多
数の通信経路の中から通信に適切なものを1つの通信バ
ーストで選択できる点が異なる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は本発明で使用される通信バ
ーストの構成の例を示す図であって、数字符号11は通
信バースト、12a〜12dは受信レベル測定用信号、
13は情報伝送用信号を表している。図2は移動局と無
線基地局のアンテナの配置の例を示す図であって、数字
符号15は移動局、16は移動局のアンテナ、17は無
線基地局、18a〜18dはそれぞれ指向性アンテナを
表している。
【0029】図3は無線基地局の構成の例を示すブロッ
ク図であって、数字符号17は無線基地局、18a〜1
8dはそれぞれ指向性アンテナ、21はアンテナ切替ス
イッチ、22はTDDスイッチ、23は無線送信機、2
4は無線受信機、25は検出器、26は制御部を表して
いる。
【0030】以下、本発明の実施の形態の第1の例につ
いて図1、図2、図3を参照して説明する。図1は、図
2における移動局15から無線基地局17に対して送信
される通信バーストの構成例を示すものであり、通信バ
ースト11の中に受信レベル測定用信号12a〜12d
と情報伝送用信号13とが含まれている。
【0031】1つの通信バーストに含まれる受信レベル
測定用信号の数は、通信バースト11を受信する無線基
地局17のセクタアンテナが有する指向性アンテナの数
と同一かそれ以上とする。ここでは、無線基地局17の
有するセクタアンテナの有する指向性アンテナの数を4
とし、通信バースト11の中の受信レベル測定用信号の
数を4とする。
【0032】図3は通信バースト11を受信する無線基
地局の構成を示す。無線基地局17は、通信バースト1
1に含まれる受信レベル測定用信号12a〜12dを、
それぞれアンテナ切替スイッチ21で順次選択された指
向性アンテナ18a〜18dを通じて受信する。このと
き、TDDスイッチ22の送受切り替えによって無線受
信機24側に切り換えられる。
【0033】次に、指向性アンテナ18a〜18dを通
じて受信された受信レベル測定用信号12a〜12dの
受信レベルを検出器25を用いて測定し、その結果に基
づいて制御部26がアンテナ切替スイッチ21を制御し
て、情報伝送用信号13を受信する指向性アンテナを指
向性アンテナ18a〜18dの中から選択する。
【0034】そして、無線送信機23から送出された通
信バーストを、TDDスイッチ22の送受切り替えによ
ってアンテナ切替スイッチ21に送り込み、制御部26
にアンテナ切替スイッチ21を制御させることによっ
て、情報伝送用信号13を受信した指向性アンテナと同
一の指向性アンテナから電波として送出する。
【0035】以上のように、無線基地局17は受信した
1つの通信バースト11内で、通信バースト11に含ま
れる情報伝送用信号13の受信に用いる指向性アンテナ
を、無線基地局17の有する全ての指向性アンテナ18
a〜18dの中から選択し、次に移動局15に送信する
通信バーストを、選択した指向性アンテナから送出する
ことができる。
【0036】本例の無線基地局が通信を行う相手局は、
本無線基地局のように複数の指向性アンテナを有し、本
無線基地局と同様の動作をするものであっても良く、ま
た、一組のアンテナを有するのみでアンテナの切替えを
行わないものでも良い。これは、以降に説明する他の実
施の形態の例についても同様である。
【0037】また、指向性アンテナの切替えは、上述の
ように予め定めた順序に従うことが必須であるというこ
とではなく、指向性アンテナの切替え順序を通信状態や
周囲の環境に合わせて任意に設定するようにしても良
い。次に、本発明の実施の形態の第2の例について説明
する。この例は、移動局側で、アンテナの選択を行うよ
うにしたものである。
【0038】図4は本例で使用される通信バーストの構
成を示す図であって、数字符号21は通信バースト、3
2a〜32dは受信レベル測定用信号、33は情報伝送
用信号を表している。図5は移動局と無線基地局のアン
テナの配置の例を示す図であって、数字符号35は移動
局、36a〜36dはそれぞれ移動局の指向性アンテ
ナ、37は無線基地局、38は指向性アンテナを表して
いる。
【0039】図6は移動局の構成の例を示すブロック図
であって、数字符号35は移動局、36a〜36dはそ
れぞれ指向性アンテナ、41はアンテナ切替スイッチ、
42はTDDスイッチ、43は無線送信機、44は無線
受信機、45は検出器、46は制御部を表している。
【0040】以下、実施の形態の第2の例の動作などに
ついて図4、図5、図6を参照して説明する。図4は、
図5における無線基地局37から移動局35に対して送
信される通信バーストの構成例を示すものであり、通信
バースト31の中に受信レベル測定用信号32a〜32
dと情報伝送用信号33とが含まれている。
【0041】1つの通信バーストに含まれる受信レベル
測定用信号の数は、通信バースト31を受信する無線基
地局37のセクタアンテナが有する指向性アンテナの数
と同一かそれ以上とする。ここでは、無線基地局37の
有するセクタアンテナの有する指向性アンテナの数を4
とし、通信バースト31の中の受信レベル測定用信号の
数を4とする。
【0042】図6は通信バースト31を受信する移動局
の構成を示す。移動局35は、通信バースト31に含ま
れる受信レベル測定用信号32a〜32dを、それぞれ
アンテナ切替スイッチ41で順次選択された指向性アン
テナ36a〜36dを通じて受信する。このとき、TD
Dスイッチ42の送受切替えによって無線受信機44側
に切り換えられる。
【0043】次に、指向性アンテナ36a〜36dを通
じて受信された受信レベル測定用信号32a〜32dの
受信レベルを検出器45を用いて測定し、その結果に基
づいて制御部46がアンテナ切替スイッチ41を制御し
て、情報伝送用信号33を受信する指向性アンテナを指
向性アンテナ36a〜36dの中から選択する。
【0044】そして、無線送信機43から送出された通
信バーストを、TDDスイッチ42の送受切替えによっ
てアンテナ切替スイッチ41に送り込み、制御部46に
アンテナ切替スイッチ41を制御させることによって、
情報伝送用信号33を受信した指向性アンテナと同一の
指向性アンテナから電波として送出する。
【0045】以上のように、移動局35は受信した1つ
の通信バースト31内で、通信バースト31に含まれる
情報伝送用信号33の受信に用いる指向性アンテナを、
移動局35の有する全ての指向性アンテナ36a〜36
dの中から選択し、次に無線基地局37に送信する通信
バーストを、選択した指向性アンテナから送出すること
ができる。
【0046】次に、本発明の実施の形態の第3の例につ
いて説明する。この例は、通信バーストの情報伝送用信
号の前にダミー信号を設けると共に、無線基地局側で、
アンテナの選択を行うようにしたものである。図7は本
例で使用される通信バーストの構成を示す図であって、
数字符号51は通信バースト、52a〜52dは受信レ
ベル測定用信号、53は情報伝送用信号、54はダミー
信号を表している。
【0047】図8は無線基地局構成の例を示すブロック
図であって、数字符号57は無線基地局、58a〜58
dはそれぞれ指向性アンテナ、61はアンテナ切替スイ
ッチ、62はTDDスイッチ、63は無線送信機、64
は無線受信機、65は検出器、66は制御部を表してい
る。
【0048】以下、実施の形態の第3の例の動作などに
ついて図7および図8を参照して説明する。図7は、移
動局から無線基地局57に対して送信される通信バース
トの構成例を示すものであり、通信バースト51の中に
受信レベル測定用信号52a〜52dと情報伝送用信号
53およびダミー信号54とが含まれている。
【0049】1つの通信バーストに含まれる受信レベル
測定用信号の数は、通信バースト51を受信する移動局
のセクタアンテナが有する指向性アンテナの数と同一か
それ以上とする。ここでは、移動局の有するセクタアン
テナの有する指向性アンテナの数を4とし、通信バース
ト51の中の受信レベル測定用信号の数を4とする。
【0050】図8は通信バースト51を受信する無線基
地局の構成を示す。無線基地局57は、通信バースト5
1に含まれる受信レベル測定用信号52a〜52dを、
それぞれアンテナ切替スイッチ61で順次選択された指
向性アンテナ58a〜58dを通じて受信する。このと
き、TDDスイッチ62の送受切替えによって無線受信
機64側に切り換えられる。
【0051】通信バースト51の中のダミー信号54
は、受信レベル測定用信号52a〜52dの受信終了時
点から制御部66がアンテナ切替スイッチ61を制御し
て、情報伝送用信号53の受信に用いる指向性アンテナ
を指向性アンテナ58a〜58dから選択する時点まで
の時間、またはそれ以上の長さの時間に相当する長さを
持つ。
【0052】次に、指向性アンテナ58a〜58dを通
じて受信された受信レベル測定用信号52a〜52dの
受信レベルを検出器65を用いて測定し、その結果に基
づいて制御部66がアンテナ切替スイッチ61を制御し
て、情報伝送用信号53を受信する指向性アンテナを指
向性アンテナ58a〜58dの中から選択する。
【0053】このとき、無線基地局57は、ダミー信号
54の受信が終了するまでに、通信バースト51の受信
に用いる指向性アンテナを、情報伝送用信号53の受信
用に選択した指向性アンテナに切替える。
【0054】そして、無線送信機63から送出された通
信バーストを、TDDスイッチ62の送受切替えによっ
てアンテナ切替スイッチ61に送り込み、制御部66に
アンテナ切替スイッチ61を制御させることによって、
情報伝送用信号53を受信した指向性アンテナと同一の
指向性アンテナから電波として送出する。
【0055】以上のように、無線基地局57は受信した
1つの通信バースト51内で、通信バースト51に含ま
れる情報伝送用信号53の受信に用いる指向性アンテナ
を、無線基地局の有する全ての指向性アンテナの中から
選択し、次に移動局に送信する通信バーストを、選択し
た指向性アンテナから送出することができる。
【0056】次に、本発明の実施の形態の第4の例につ
いて説明する。この例は、通信バーストの情報伝送用信
号の前にダミー信号を設けると共に、移動局側で、アン
テナの選択を行うようにしたものである。図9は本例で
使用される通信バーストの構成を示す図であって、数字
符号71は通信バースト、72a〜72dは受信レベル
測定用信号、73は情報伝送用信号、74はダミー信号
を表している。
【0057】図10は無線基地局構成の例を示すブロッ
ク図であって、数字符号75は移動局、76a〜76d
はそれぞれ指向性アンテナ、81はアンテナ切替スイッ
チ、82はTDDスイッチ、83は無線送信機、84は
無線受信機、85は検出器、86は制御部を表してい
る。
【0058】以下、実施の形態の第4の例の動作などに
ついて図9および図10を参照して説明する。図9は、
無線基地局から移動局75に対して送信される通信バー
ストの構成例を示すものであり、通信バースト71の中
に受信レベル測定用信号72a〜72dと情報伝送用信
号73およびダミー信号74とが含まれている。
【0059】1つの通信バーストに含まれる受信レベル
測定用信号の数は、通信バースト71を受信する移動局
のセクタアンテナが有する指向性アンテナの数と同一か
それ以上とする。ここでは、移動局の有するセクタアン
テナの有する指向性アンテナの数を4とし、通信バース
ト71の中の受信レベル測定用信号の数を4とする。
【0060】図10は通信バースト71を受信する移動
局の構成を示す。移動局75は、通信バースト71に含
まれる受信レベル測定用信号72a〜72dを、それぞ
れアンテナ切替スイッチ81で順次選択された指向性ア
ンテナ76a〜76dを通じて受信する。このとき、T
DDスイッチ82の送受切替えによって無線受信機84
側に切り換えられる。
【0061】通信バースト51の中のダミー信号74
は、受信レベル測定用信号72a〜72dの受信終了時
点から制御部86がアンテナ切替スイッチ81を制御し
て、情報伝送用信号73の受信に用いる指向性アンテナ
を指向性アンテナ76a〜76dから選択する時点まで
の時間、またはそれ以上の長さの時間に相当する長さを
持つ。
【0062】次に、指向性アンテナ76a〜76dを通
じて受信された受信レベル測定用信号72a〜72dの
受信レベルを検出器85を用いて測定し、その結果に基
づいて制御部86がアンテナ切替スイッチ81を制御し
て、情報伝送用信号73を受信する指向性アンテナを指
向性アンテナ76a〜76dの中から選択する。
【0063】このとき、移動局75は、ダミー信号74
の受信が終了するまでに、通信バースト71の受信に用
いる指向性アンテナを、情報伝送用信号73の受信用に
選択した指向性アンテナに切替える。
【0064】そして、無線送信機83から送出された通
信バーストを、TDDスイッチ82の送受切替えによっ
てアンテナ切替スイッチ81に送り込み、制御部86に
アンテナ切替スイッチ81を制御させることによって、
情報伝送用信号73を受信した指向性アンテナと同一の
指向性アンテナから電波として送出する。
【0065】以上のように、移動局75は受信した1つ
の通信バースト71内で、通信バースト71に含まれる
情報伝送用信号73の受信に用いる指向性アンテナを、
移動局の有する全ての指向性アンテナの中から選択し、
次に無線基地局に送信する通信バーストを、選択した指
向性アンテナから送出することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディジタル高速無線通信装置において、通信バースト内
に通信ターミナルの有する各指向性アンテナの受信レベ
ルを測定するための信号を利用することによって、通信
バースト内の情報伝送用信号を受信するための受信用指
向性アンテナを、同一通信バースト内で迅速に選択する
ことができる。
【0067】また、通信バースト内の受信レベル測定用
信号と情報伝送用信号との間に、ダミー信号を挿人し、
通信ターミナルのダミー信号受信中に、通信バーストの
受信指向性アンテナを情報伝送用信号の受信用に選択し
た指向性アンテナに切替えることによって、情報伝送用
信号の全部分を、良好な受信品質が得られる指向性アン
テナで受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の例で用いる通信バ
ーストを示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の第1の例の移動局と無線
基地局のアンテナの配置を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の第1の例の無線基地局の
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態の第2の例で用いる通信バ
ーストを示す図である。
【図5】本発明の実施の形態の第2の例の移動局と無線
基地局のアンテナの配置を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態の第2の例の移動局の構成
を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態の第3の例で用いる通信バ
ーストを示す図である。
【図8】本発明の実施の形態の第3の例の無線基地局の
構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態の第4の例で用いる通信バ
ーストを示す図である。
【図10】本発明の実施の形態の第4の例の移動局の構
成を示すブロック図である。
【図11】マルチパス干渉について説明する図である。
【図12】従来例の無線電話機の受信部の制御を示す流
れ図である。
【図13】従来例の無線基地局の受信部の制御を示す流
れ図である。
【符号の説明】
11,31,51,71 通信バースト 12a〜12d,32a〜32d,52a〜52d,7
2a〜72d 受信レベル測定用信号 13,33,53,73 情報伝送用信号 15,35,75 移動局 16,36a〜36d,76a〜76d 移動局アン
テナ 17,37,57 無線基地局 18a〜18d,38,58a〜58d 無線基地局
アンテナ 21,41,61,81 アンテナ切替スイッチ 22,42,62,82 TDDスイッチ 23,43,63,83 無線送信機 24,44,64,84 無線受信機 25,45,65,85 検出器 26,46,66,86 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 隆 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K059 AA02 CC03 DD02 DD16 DD27 5K067 AA02 AA15 AA23 BB02 CC04 CC24 DD13 DD51 EE02 EE10 EE46 FF16 GG01 GG06 GG11 HH23 JJ12 JJ17 JJ76 KK02 KK03 KK15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ複数個の指向性アンテナからな
    るセクタアンテナを有し、対向する2つのターミナル間
    で、送受信するTDMAバースト信号の一部に受信レベ
    ル測定用信号を有するデイジタル信号を用いて高速無線
    通信を行うようにして、 上記2つのターミナル内の少なくとも一方が、指向性ア
    ンテナを切替えながら1つのTDMAバーストの受信レ
    ベル測定用信号を順次受信してその都度受信レベルを測
    定して、その結果を記憶する動作を繰り返して、 上記1つのTDMAバーストの受信レベル測定用信号を
    複数個の指向性アンテナ全てで受信して受信レベルを測
    定した結果から最適な指向性アンテナを選択して、 当該TDMAバーストのレベル測定用信号の後にある情
    報伝送用信号を、選択された指向性アンテナを用いて、
    送受信することを特徴とするディジタル高速無線通信方
    法。
  2. 【請求項2】 複数個の指向性アンテナからなるセクタ
    アンテナを有するターミナルと、対向する他のターミナ
    ルとの間で、送受信するTDMAバースト信号の一部に
    受信レベル測定用信号を有するデイジタル信号を用いて
    高速無線通信を行うようにして、 上記複数個の指向性アンテナからなるセクタアンテナを
    有するターミナルが、指向性アンテナを切替えながら1
    つのTDMAバーストの受信レベル測定用信号を順次受
    信してその都度受信レベルを測定して、その結果を記憶
    する動作を繰り返して、 上記1つのTDMAバーストの受信レベル測定用信号を
    複数個の指向性アンテナ全てで受信して受信レベルを測
    定した結果から最適な指向性アンテナを選択して、 当該TDMAバーストのレベル測定用信号の後にある情
    報伝送用信号を、選択された指向性アンテナを用いて、
    送受信することを特徴とするディジタル高速無線通信方
    法。
  3. 【請求項3】 TDMAバーストの受信レベル測定用信
    号と、該受信レベル測定用信号の後にある情報伝送用信
    号との間にダミー信号を挿入し、 該ダミー信号が受信されている時間内に、最適な指向性
    アンテナの選択と指向性アンテナの切り替えとを行う請
    求項1又は請求項2記載のディジタル高速無線通信方
    法。
  4. 【請求項4】 相手側ターミナルとの間で、バーストの
    一部に受信レベル測定用信号を有するTDMAバースト
    を用いて高速無線通信を行うディジタル高速無線通信装
    置であって、 複数個の指向性アンテナからなるセクタアンテナと、 該セクタアンテナの内のいずれか一つの指向性アンテナ
    を選択するアンテナ切替スイッチと、 TDMAバーストとして信号を送出する無線送信機と、 TDMAバーストを受信する無線受信機と、 前記アンテナ切替スイッチに接続されていて、該アンテ
    ナ切替スイッチによって選択された指向性アンテナを無
    線送信機または無線受信機のいずれかに接続するTDD
    スイッチと、 前記無線受信機が受信したバースト信号中の受信レベル
    測定用信号の受信レベルを測定する検出器と、 一つのTDMAバーストの受信レベル測定用信号の受信
    区間においては、前記アンテナ切替スイッチに順次各指
    向性アンテナを切り替えるように指示して、各指向性ア
    ンテナごとの受信レベルを記憶し、それらの内、最も受
    信レベルの高いものに対応する指向性アンテナを特定し
    て、該指向性アンテナを選択するようアンテナ切替スイ
    ッチに指示する制御部とを含んで成ることを特徴とする
    ディジタル高速無線通信装置。
  5. 【請求項5】 制御部が、TDMAバーストの受信レベ
    ル測定用信号と、該受信レベル測定用信号の後にある情
    報伝送用信号との間に挿入されたにダミー信号が受信さ
    れている時間内に、最適な指向性アンテナの選択と指向
    性アンテナの切り替えとを行うように構成した請求項4
    記載のディジタル高速無線通信装置。
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