JP2000059271A - 車両用通信システム - Google Patents

車両用通信システム

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JP2000059271A JP10221936A JP22193698A JP2000059271A JP 2000059271 A JP2000059271 A JP 2000059271A JP 10221936 A JP10221936 A JP 10221936A JP 22193698 A JP22193698 A JP 22193698A JP 2000059271 A JP2000059271 A JP 2000059271A
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幸雄 岩崎
Hiromitsu Mizuno
水野  博光
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雄次 柴垣
Toru Maeda
亨 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯機の内蔵電池が消耗して枯渇してしまっ
た場合であっても、車両用負荷を適格に制御することが
できる車両用通信システムを提供する。 【解決手段】 内蔵電池18から供給される電力に基づ
いてIDコードを送信する第1のトランスポンダ部13
が設けられた携帯機8に、リクエスト信号を受信したこ
とによって電力を生成し、その電力に基づいてIDコー
ドを送信する第2のトランスポンダ部14をバックアッ
プ用として設けた。内蔵電池18の電力が消耗して枯渇
してしまい、第1のトランスポンダ部13からIDコー
ドが送信されなくなっても、第2がトランスポンダ部1
4からIDコードが送信されるので、携帯機8からID
コードを送信させることができ、ドアロックコントロー
ラ10などの車両用負荷を適格に制御することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両と携帯機との
間でリクエスト信号およびIDコードが送受信されるよ
うに構成された車両用通信システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、車両用通信
システムとして、例えば、車両からリクエスト信号が送
信され、そのリクエスト信号が携帯機に受信されると、
携帯機からIDコードが送信され、そのIDコードが車
両に受信されると、受信されたIDコードが車両に記憶
された記憶コードと一致したことを条件として、車両用
負荷としてのドアロックコントローラが制御され、ドア
がロック制御・アンロック制御されるように構成された
ものが供されている。
【0003】ところで、この場合、携帯機が内蔵電池か
ら供給される電力によって駆動する構成である場合、内
蔵電池の電力が消耗して枯渇してしまうと、携帯機から
IDコードが送信されなくなるので、使用者は、携帯機
からIDコードを送信させてドアをロック制御・アンロ
ック制御させることできず、つまり、遠隔制御すること
ができなくなる。このような場合、使用者は、内蔵電池
を交換する必要があるが、一般的には、内蔵電池の電力
が消耗して枯渇してしまうは極めて稀であり、その時期
を予測し難いことから、早急に対応することができず、
従来のものは、この点において、利便性に劣っていた。
【0004】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、携帯機の内蔵電池が消耗して
枯渇してしまった場合であっても、車両用負荷を適格に
制御することができ、それによって、利便性の向上を図
ることができる車両用通信システムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用通信シス
テムは、車両側に設けられ、リクエスト信号を磁気信号
により送信可能な送信手段と、前記車両側に設けられ、
携帯機から送信されたIDコードを受信可能な受信手段
と、前記車両側に設けられ、前記受信手段におけるID
コードの受信を検出したときには、その受信されたID
コードが自己に記憶された記憶コードと一致したことを
条件として車両用負荷を制御する制御手段と、前記携帯
機に設けられ、前記車両側から送信されたリクエスト信
号を受信したときには、内蔵電池から供給される電力に
基づいてIDコードを送信する電池駆動手段とを備えた
ものにおいて、前記携帯機に前記電池駆動手段のバック
アップ用として設けられ、前記車両側から送信されたリ
クエスト信号を受信したときには、その受信されたリク
エスト信号に基づいて電力を生成し、その電力に基づい
てIDコードを送信する電池レス駆動手段を備えて構成
したところに特徴を有する(請求項1)。
【0006】上記した構成の車両用通信システムによれ
ば、車両側に設けられた送信手段からリクエスト信号が
磁気信号により送信され、そのリクエスト信号が携帯機
に受信されると、携帯機の電池駆動手段は、内蔵電池か
ら供給される電力に基づいてIDコードを送信し、一
方、携帯機の電池レス駆動手段は、受信されたリクエス
ト信号に基づいて電力を生成し、その電力に基づいてI
Dコードを送信する。そして、携帯機から送信されたI
Dコードが車両側に設けられた受信手段に受信される
と、車両側に設けられた制御手段は、受信されたIDコ
ードが自己に記憶された記憶コードと一致したことを条
件として車両用負荷を制御する。
【0007】このように、リクエスト信号が携帯機に受
信されると、携帯機においては、電池駆動手段が内蔵電
池から供給される電力に基づいてIDコードを送信さ
せ、一方、電池レス駆動手段が受信されたリクエスト信
号に基づいて生成された電力に基づいてIDコードを送
信させるようになるので、内蔵電池の電力が消耗して枯
渇してしまい、電池駆動手段からIDコードが送信され
なくなっても、電池レス駆動手段からIDコードが送信
されるようになる。
【0008】また、この場合、上記した車両用通信シス
テムにおいて、前記携帯機の電池駆動手段は、前記リク
エスト信号を第1の所定時間連続して受信したことに応
じてIDコードを送信するように構成され、前記携帯機
の電池レス駆動手段は、前記リクエスト信号を前記第1
の所定時間よりも長い第2の所定時間連続して受信した
ことに応じてIDコードを送信するように構成され、前
記車両の送信手段は、前記リクエスト信号を一定時間内
において前記第1の所定時間連続して送信する回数が前
記第2の所定時間連続して送信する回数よりも相対的に
多くなるように間欠的に送信するように構成しても良い
(請求項2)。
【0009】また、この場合、上記した車両用通信シス
テムにおいて、前記携帯機の電池駆動手段および電池レ
ス駆動手段は、前記リクエスト信号を同一周波数帯で受
信するように構成しても良い(請求項3)。
【0010】さらに、この場合、上記した車両用通信シ
ステムにおいて、前記携帯機は、キー形状をなして構成
され、前記車両の送信手段は、前記携帯機が前記車両側
に設けられたキーシリンダに挿入されたときには、前記
リクエスト信号を前記第2の所定時間連続して送信する
ように構成しても良い(請求項4)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は、車両用通信システム
の全体構成を機能ブロックの組合わせにより示してい
る。車両用通信システム1にあって車両2は、コントロ
ーラ3を備えて構成されており、コントローラ3は、本
発明でいう送信手段および受信手段としての発振回路
4、受信手段としての電波キーRFモジュール5および
制御手段としての制御回路6を備えて構成されている。
【0012】発振回路4は、制御回路6から送信指令信
号が与えられるようになっており、送信指令信号が与え
られると、リクエスト信号を数十kHz〜数十MHz帯
の磁気信号により送受信アンテナ7を介して送信するよ
うになっている。また、発振回路4は、後述する携帯機
8から磁気信号により送信されたIDコードを送受信ア
ンテナ7を介して受信するようになっており、IDコー
ドを受信すると、受信検出信号を制御回路6に出力する
ようになっている。尚、送受信アンテナ7は、車両2に
おいてアウターミラーの内部に配設されていたり、マッ
プランプの近傍に配設されていたり、あるいは座席の内
部に埋設されているものである。
【0013】電波キーRFモジュール5は、後述する携
帯機8から電波信号により送信されたIDコードを受信
アンテナ9を介して受信するようになっており、IDコ
ードを受信すると、受信検出信号を制御回路6に出力す
るようになっている。
【0014】制御回路6は、マイクロコンピュータを主
体として構成されており、記憶されているプログラムを
実行することによって、上述したように送信指令信号を
発振回路4に出力したり、また、発振回路4や電波キー
RFモジュール5から受信検出信号が与えられると、所
定の処理を実行するようになっている。そして、制御回
路6は、受信されたIDコードが自己に記憶された記憶
コードと一致したことを条件として、車両用負荷として
のドアロックコントローラ10、ステアリングロックコ
ントローラ11およびエンジンマネージャ12などを所
定制御するようになっている。
【0015】一方、携帯機8は、キーにより構成されて
いるもので、電池駆動手段としての第1のトランスポン
ダ部13および電池レス駆動手段としての第2のトラン
スポンダ部14を備えて構成されている。第1のトラン
スポンダ部13は、リクエスト信号検出回路15、制御
回路16および発振回路17を備えて構成されており、
それらリクエスト信号検出回路15、制御回路16およ
び発振回路17は、内蔵電池18から電力が供給される
ことによって動作するようになっている。
【0016】リクエスト信号検出回路15は、車両2か
ら送信されたリクエスト信号が受信アンテナ19を介し
て受信され、それに応じて、コンデンサ20に交流電力
が充電され、その交流電力がダイオード21により整流
されてコンデンサ22に第1の所定レベル以上の直流電
力が充電されると、受信検出信号を制御回路16に出力
するようになっている。
【0017】制御回路16は、マイクロコンピュータを
主体として構成されており、リクエスト信号検出回路1
5から受信検出信号が与えられると、送信指令信号を発
振回路17に出力するようになっている。そして、発振
回路17は、制御回路16から送信指令信号が与えられ
ると、IDコードを300MHz帯の電波信号により送
信アンテナ23を介して送信するようになっている。
【0018】しかして、車両2に設けられたコントロー
ラ3と携帯機8に設けられた第1のトランスポンダ部1
3との間では、コントローラ3からリクエスト信号が磁
気信号により送信され、そのリクエスト信号が第1のト
ランスポンダ部13に受信され、コンデンサ22に第1
の所定レベル以上の直流電力が充電されたときに、第1
のトランスポンダ部13からIDコードが電波信号によ
り送信されるようになっている。
【0019】一方、上記第2のトランスポンダ部14
は、制御回路24を主体として構成されており、車両2
から送信されたリクエスト信号が送受信アンテナ25を
介して受信され、コンデンサ26に交流電力が充電さ
れ、その交流電力がダイオード27により整流されてコ
ンデンサ28に第2の所定レベル以上の直流電力が充電
されると、その充電された直流電力により駆動して、I
Dコードを数十kHz〜数十MHz帯の磁気信号により
送受信アンテナ25を介して送信するようになってい
る。尚、この場合、第1のトランスポンダ部13および
第2のトランスポンダ部14は、携帯機8の内部にあっ
て同一の回路基板上に形成されている。
【0020】次に、上記構成の作用について、図2およ
び図3も参照して説明する。図2において、(a)は、
車両2のコントローラ3から送信されるリクエスト信号
の送信タイミングを示しているもので、(b)は、携帯
機8の第1のトランスポンダ部13から送信されるID
コードの送信タイミングを示しているもので、(c)
は、携帯機8の第2のトランスポンダ部14から送信さ
れるIDコードの送信タイミングを示しているものであ
る。
【0021】さて、車両2におけるコントローラ3の制
御回路6は、所定条件が成立すると、発振回路4により
リクエスト信号を間欠的に送信させる。このとき、制御
回路6は、2種類の送信時間によりリクエスト信号を送
信させるもので、すなわち、リクエスト信号を5ms
(本発明でいう第1の所定時間)間送信させたり(図2
中、t1 ,t3 ,t5 およびt10参照)、50ms(本
発明でいう第2の所定時間)間送信させたりするように
なっている(図2中、t7 参照)。
【0022】尚、この場合、コントローラ3の制御回路
6は、一定時間内にあっては、例えばリクエスト信号を
5ms間送信させる送信回数が10回であるのに対して
50ms間送信させる送信回数が1回となるように、リ
クエスト信号を送信させるようになっており、すなわ
ち、5ms間送信させる送信回数が相対的に多く、50
ms間送信させる送信回数が相対的に少なくなるように
送信させるようになっている。また、コントローラ3の
制御回路6は、携帯機8が車両2側のドア用キーシリン
ダに挿入されたことを検出したときには、そのときの送
信状態に関係なく、リクエスト信号を50ms間送信さ
せるようになっている。尚、リクエスト信号の送信間隔
は、500msである。
【0023】まず、車両2からリクエスト信号が5ms
間送信され、それに応じて、リクエスト信号が携帯機8
に5ms間受信された場合について説明する。携帯機8
における第1のトランスポンダ部13では、リクエスト
信号が5ms間受信されたときには、コンデンサ22に
充電される直流電力が第1の所定レベル以上となるの
で、リクエスト信号検出回路15から制御回路16に受
信検出信号が出力されるようになる。このとき、制御回
路16は、リクエスト信号検出回路15から受信検出信
号が与えられたことを受けて、発振回路17に送信指令
信号を出力し、IDコードを送信させるようになる(図
2中、t2 ,t4 ,t6 およびt11参照)。尚、IDコ
ードの送信時間は、30msである。
【0024】一方、携帯機8における第2のトランスポ
ンダ部14では、リクエスト信号が5ms間受信された
ときには、コンデンサ28に充電される直流電力が第2
の所定レベル以上となることはないので、このとき、制
御回路24は、IDコードを送信させることはない。
【0025】すなわち、携帯機8においては、リクエス
ト信号が5ms間受信されたときには、第1のトランス
ポンダ部13からIDコードが電波信号により送信され
るようになり、このとき、第2のトランスポンダ部14
からIDコードが送信されることはないものである。
【0026】次いで、車両2からリクエスト信号が50
ms間送信され、それに応じて、リクエスト信号が携帯
機8に50ms間受信された場合について説明する。携
帯機8における第1のトランスポンダ部13では、リク
エスト信号が50ms間受信されたときには、この場合
も、コンデンサ22に充電される直流電力が第1の所定
レベル以上となるので、リクエスト信号検出回路15か
ら制御回路16に受信検出信号が出力されるようにな
る。このとき、制御回路16は、リクエスト信号検出回
路15から受信検出信号が与えられたことを受けて、発
振回路17に送信指令信号を出力し、IDコードを送信
させるようになる(図2中、t8参照)。尚、このとき
も、IDコードの送信時間は、30msである。
【0027】一方、携帯機8における第2のトランスポ
ンダ部14では、リクエスト信号が50ms間受信され
たときには、この場合には、受信時間が比較的長いこと
から、コンデンサ28に充電される直流電力が第2の所
定レベル以上となるので、制御回路24は、IDコード
を送信させるようになる(図2中、t9 参照)。尚、こ
のときも、IDコードの送信時間は、30msである。
【0028】すなわち、携帯機8においては、リクエス
ト信号が50ms間受信されたときには、第1のトラン
スポンダ部13からIDコードが電波信号により送信さ
れると共に、第2のトランスポンダ部14からIDコー
ドが磁気信号により送信されるようになるものである。
【0029】ところで、この場合、携帯機8の第1のト
ランスポンダ部13および第2のトランスポンダ部14
におけるIDコードを送信可能な範囲は、図3に示すよ
うになっている。すなわち、第1のトランスポンダ部1
3は、上述したように、制御回路16が内蔵電池18か
ら供給される電力に基づいてIDコードを送信させる構
成であることから、第1の所定レベルとしては比較的小
さい値で良く、つまり、コントローラ3(車両2)から
比較的離れた位置(図3中、Aにて示す位置)であり、
磁界強度が比較的小さい場合であってもIDコードを送
信することが可能なものである。
【0030】一方、第2のトランスポンダ部14は、上
述したように、制御回路24がコンデンサ28に充電さ
れる直流電力に基づいてIDコードを送信させる構成で
あることから、送信電力を得るために、第2の所定レベ
ルとしては比較的大きな値である必要があり、つまり、
コントローラ3(車両2)から比較的近い位置(図3
中、Bにて示す位置)であり、磁界強度が比較的大きい
場合にのみIDコードを送信することが可能なものであ
る。
【0031】このように本実施例によれば、内蔵電池1
8から供給される電力に基づいてIDコードを送信する
第1のトランスポンダ部13が設けられた携帯機8に、
リクエスト信号を受信したことによって電力を生成し、
その電力に基づいてIDコードを送信する第2のトラン
スポンダ部14をバックアップ用として設けたので、内
蔵電池18の電力が消耗して枯渇してしまい、第1のト
ランスポンダ部13からIDコードが送信されなくなっ
ても、第2のトランスポンダ部14からIDコードが送
信され、つまり、携帯機8からIDコードを送信させる
ことができる。これにより、ドアロックコントローラ1
0などの車両用負荷を適格に制御することができ、利便
性の向上を図ることができる。
【0032】また、車両2のコントローラ3からリクエ
スト信号が一定時間内において5ms間送信される送信
回数が50ms間送信される送信回数よりも相対的に多
くなるように構成したので、内蔵電池18が消耗して枯
渇してしまうことが極めて稀(例えば数年に1回)であ
ることを考慮すると、バッテリの電力が不要に消費され
てしまうことを効果的に防止することができ、経済性の
向上をも図ることができる。
【0033】また、第1のトランスポンダ部13および
第2のトランスポンダ部14がリクエスト信号を同一周
波数帯(数十kHz〜数十MHz帯)で受信するように
構成したので、第1のトランスポンダ部13における受
信アンテナ19と第2のトランスポンダ部14における
送受信アンテナ25とを共用することもでき、その場合
には、部品点数の削減、製造コストの削減をも図ること
ができる。
【0034】また、車両2側のドア用キーシリンダに携
帯機8が挿入されたことを検出したときには、そのとき
の送信状態に関係なく、コントローラ3からリクエスト
信号が50ms間送信されるように構成したので、この
ときには、速やかに第2のトランスポンダ部14を動作
させることができる。これは、内蔵電池18が消耗して
枯渇してしまった際には、第1のトランスポンダ部13
からIDコードが送信されないことによってドアがロッ
ク制御・アンロック制御されないため、使用者がドアを
ロック制御・アンロック制御するために、携帯機8をド
ア用キーシリンダに挿入することを考慮したものであ
り、これにより、使用者は、携帯機8(キー)を回動す
ることなく、ドアをロック制御・アンロック制御するこ
とができ、利便性の向上をより図ることができる。
【0035】また、このようなドアコントローラ10の
制御の他に、車両2側のイグニッション用キーシリンダ
に携帯機8が挿入されたことを検出したときに、速やか
に第2のトランスポンダ部14を動作させることによっ
て、ステアリングコントローラ11を制御させても良
く、また、エンジンマネージャ12を制御させても良い
ものである。
【0036】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものでなく、次のように変形または拡張することがで
きる。第1のトランスポンダ部13から送信されるID
コードは、電波信号に限らず、磁気信号であっても良
く、また、第2のトランスポンダ部14から送信される
IDコードは、磁気信号に限らず、電波信号であっても
良い。
【0037】第1のトランスポンダ部13および第2の
トランスポンダ部14を同一の回路基板上に一体に形成
することに限らず、それぞれ別々の回路基板上に形成し
ても良い。また、第1のトランスポンダ部13における
制御回路16と第2のトランスポンダ部14における制
御回路24を共用する構成としても良い。
【0038】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、請
求項1記載の車両用通信システムによれば、内蔵電池か
ら供給される電力に基づいてIDコードを送信する電池
駆動手段が設けられた携帯機に、リクエスト信号を受信
したことによって電力を生成し、その電力に基づいてI
Dコードを送信する電池レス駆動手段をバックアップ用
として設けたので、内蔵電池の電力が消耗して枯渇して
しまい、電池駆動手段からIDコードが送信されなくな
っても、電池レス駆動手段からIDコードが送信され、
つまり、携帯機からIDコードを送信させることがで
き、これにより、車両用負荷を適格に制御することがで
き、利便性の向上を図ることができる。
【0039】請求項2記載の車両用通信システムによれ
ば、車両からリクエスト信号が第1の所定時間連続して
送信される回数が第2の所定時間連続して送信される回
数よりも相対的に多くなるように構成したので、内蔵電
池が消耗して枯渇してしまうことが極めて稀(例えば数
年に1回)であることを考慮すると、送信電力が不要に
消費されてしまうことを効果的に防止することができ、
経済性の向上をも図ることができる。
【0040】請求項3記載の車両用通信システムによれ
ば、電池駆動手段および電池レス駆動手段がリクエスト
信号を同一周波数帯で受信するように構成したので、電
池駆動手段における受信部と電池レス駆動手段における
受信部とを共用することができ、部品点数の削減、製造
コストの削減をも図ることができる。
【0041】請求項4記載の車両用通信システムによれ
ば、携帯機がキーシリンダに挿入されたことを検出した
ときには、そのときの送信状態に関係なく、車両からリ
クエスト信号が第2の所定時間連続して送信されるよう
に構成したので、このときには、速やかに車両用負荷を
適格に制御することができる。これは、内蔵電池が消耗
して枯渇してしまった際には、電池駆動手段からIDコ
ードが送信されないことによって車両用負荷が制御され
ないため、使用者が車両用負荷を制御するために、携帯
機をキーシリンダに挿入することを考慮したものであ
り、これにより、使用者は、携帯機を回動することな
く、車両用負荷を適格に制御することができ、利便性の
向上をより図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図
【図2】タイムチャート
【図3】車両と携帯機との位置関係を示す図
【符号の説明】
図面中、1は車両用通信システム、2は車両、4は発振
回路(送信手段、受信手段)、5は電波キーRFモジュ
ール(受信手段)、6は制御回路(制御手段)、8は携
帯機、13は第1のトランスポンダ(電池駆動手段)、
14は第2のトランスポンダ(電池レス駆動手段)、1
8は内蔵電池である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴垣 雄次 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 前田 亨 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 Fターム(参考) 2E203 AA22 BB08 BB65 CC08 FF27 FF36 5K012 AB05 AB13 AB17 AC07 AC08 AC09 AC10 AC11 AE13 BA02 BA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両側に設けられ、リクエスト信号を磁
    気信号により送信可能な送信手段と、 前記車両側に設けられ、携帯機から送信されたIDコー
    ドを受信可能な受信手段と、 前記車両側に設けられ、前記受信手段におけるIDコー
    ドの受信を検出したときには、その受信されたIDコー
    ドが自己に記憶された記憶コードと一致したことを条件
    として車両用負荷を制御する制御手段と、 前記携帯機に設けられ、前記車両側から送信されたリク
    エスト信号を受信したときには、内蔵電池から供給され
    る電力に基づいてIDコードを送信する電池駆動手段と
    を備えた車両用通信システムにおいて、 前記携帯機に前記電池駆動手段のバックアップ用として
    設けられ、前記車両側から送信されたリクエスト信号を
    受信したときには、その受信されたリクエスト信号に基
    づいて電力を生成し、その電力に基づいてIDコードを
    送信する電池レス駆動手段を備えたことを特徴とする車
    両用通信システム。
  2. 【請求項2】 前記携帯機の電池駆動手段は、前記リク
    エスト信号を第1の所定時間連続して受信したことに応
    じてIDコードを送信するように構成され、前記携帯機
    の電池レス駆動手段は、前記リクエスト信号を前記第1
    の所定時間よりも長い第2の所定時間連続して受信した
    ことに応じてIDコードを送信するように構成され、 前記車両の送信手段は、前記リクエスト信号を一定時間
    内において前記第1の所定時間連続して送信する回数が
    前記第2の所定時間連続して送信する回数よりも相対的
    に多くなるように間欠的に送信するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の車両用通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記携帯機の電池駆動手段および電池レ
    ス駆動手段は、前記リクエスト信号を同一周波数帯で受
    信するように構成されていることを特徴とする請求項1
    または2記載の車両用通信システム。
  4. 【請求項4】 前記携帯機は、キー形状をなして構成さ
    れ、 前記車両の送信手段は、前記携帯機が前記車両側に設け
    られたキーシリンダに挿入されたときには、前記リクエ
    スト信号を前記第2の所定時間連続して送信するように
    構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の車両用通信システム。
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