JP2000059142A - 出力切換回路 - Google Patents

出力切換回路

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JP2000059142A
JP2000059142A JP10222885A JP22288598A JP2000059142A JP 2000059142 A JP2000059142 A JP 2000059142A JP 10222885 A JP10222885 A JP 10222885A JP 22288598 A JP22288598 A JP 22288598A JP 2000059142 A JP2000059142 A JP 2000059142A
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JP
Japan
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output
signal
signal generation
switching circuit
generation part
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JP10222885A
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English (en)
Inventor
Osamu Oe
修 大江
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 すべての周波数領域で、出力端子において選
択された1つの周波数の発振信号あるいは増幅信号に他
の周波数の発振信号あるいは増幅信号が混入するのを防
ぎ、かつ簡略化ができる共振器及び増幅器の出力切換回
路を提供する。 【解決手段】 出力切換回路111,112は、信号発
生部である第1及び第2の発振器121,122の出力
にアノードが接続されるダイオード131,132、ダ
イオード131,132のカソードとグランドとの間に
接続される抵抗141,142、及びダイオード13
1,132のカソードを共通にした出力端子15で構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力切換回路に関
し、特に複数の信号発生部のうち1つの信号発生部から
の出力信号のみ選択的に出力する出力切換回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、可変容量ダイオードに対する印加
電圧を変化させることにより自由に周波数を可変できる
発振器が電圧制御発振器に用いられている。その中で、
複数の周波数帯域を用いる無線機器においては、複数の
異なる周波数を選択的に発生出力させるために、内蔵さ
れている複数の発振器のうちの1つの出力信号を選択的
に出力する出力切換回路が用いられている。
【0003】図3は、従来の出力切換回路の一例を示す
ブロック図である。出力切換回路50は、コンデンサを
介して、複数の信号発生部である発振器のうちの1つの
出力信号を選択的に出力するものであり、周波数の一番
高い発振器51、周波数が次に高い発振器52、周波数
の一番低い発振器53、発振器51〜53のそれぞれの
出力に一端が接続されるコンデンサ54、コンデンサ5
4の他端を接続して共通にした出力端子55を備える。
【0004】次に、図3の従来の出力切換回路の動作に
ついて説明する。周波数のそれぞれ異なる発振器51〜
53には独立して所定の電圧が印加されるため、発振器
51〜53は発振状態あるいは停止状態にある。そし
て、発振器51〜53のうち、取り出したい周波数の発
振器にのみ所定の電圧が印加され、その発振器から出力
された発振信号をコンデンサ54を介して出力端子55
から取り出す。
【0005】図4は、従来の出力切換回路の別の例を示
すブロック図である。出力切換回路60は、機械的なス
イッチにより、複数の信号発生部である発振器のうちの
1つの出力信号を選択的に出力するものであり、周波数
の一番高い発振器51、周波数が次に高い発振器52、
周波数の一番低い発振器53、発振器51〜53のそれ
ぞれの出力にアノードが接続されるダイオード56、ダ
イオード56のカソードを接続して共通にした出力端子
55を備える。
【0006】次に、図4の従来の出力切換回路の動作に
ついて説明する。周波数のそれぞれ異なる発振器51〜
53には独立して所定の電圧が印加されるため、発振器
51〜53は発振状態あるいは停止状態にある。そし
て、発振器51〜53のうち、取り出したい周波数の発
振器にのみ所定の電圧が印加され、あわせて、その発振
器に接続されているダイオード56にのみ外部から電圧
を印加してオン状態にすることにより、3つの発振器の
うち1つの発振器からの発振信号を出力端子55から取
り出す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3に示す
従来の出力切換回路においては、コンデンサのみを介し
て信号発生部の出力信号である発振器の発振信号を取り
出しているため、所定の電圧が印加された発振器の周波
数に対して、電圧が印加されていない他の発振器側のイ
ンピーダンスが低くなり、出力端子側とのインピーダン
ス整合が取れない場合があり、その結果、単独の回路で
取り出される発振信号に比べ、出力レベルが劣化すると
いう問題があった。
【0008】また、図4に示す従来の出力切換回路にお
いては、上述の出力レベルの劣化は抑えられるものの、
3つの信号発生部である発振器の系を通過・遮断するた
めのダイオードのオン・オフ動作を別途電源を設けて行
っているため、別途配線などを引き回す必要があり、出
力切換回路が複雑化するという問題があった。
【0009】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、すべての周波数領域で、出力
端子において選択された1つの周波数の出力信号が劣化
するのを防ぎ、かつ簡略化ができる出力切換回路を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述する問題点を解決す
るため本発明の出力切換回路は、電源端子を有し、周波
数のそれぞれ異なる出力信号を出力する複数の信号発生
部のそれぞれの出力にアノードが接続されるとともに、
前記複数の信号発生部に印加される所定の電圧でオン・
オフ動作させる複数のダイオードと、該複数のダイオー
ドのカソードを共通にした出力端子とを備え、前記複数
の信号発生部のうち選択された信号発生部の電源端子に
のみ印加された所定の電圧で、前記選択された信号発生
部に接続された前記ダイオードをオン状態にし、前記選
択された信号発生部の出力信号のみ前記出力端子から取
り出すことを特徴とする。
【0011】本発明の出力切換回路によれば、複数の信
号発生部のうち選択された信号発生部にのみ電源端子か
ら所定の電圧を印加するとともに、その印加された所定
の電圧で選択された信号発生部の出力に接続されたダイ
オードのみをオン状態とするため、すべての周波数領域
で、所定の電圧が印加された信号発生部の周波数に対し
て、電圧が印加されていない他の信号発生部側のインピ
ーダンスを高く保ち、出力端子側とのインピーダンス整
合を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図1は、本発明に係る出力切換回路の
一実施例を共振器に用いた場合の回路図である。出力切
換回路111,112は、信号発生部である第1及び第
2の発振器121,122の出力にアノードが接続され
るダイオード131,132、ダイオード131,13
2のカソードとグランドとの間に接続される抵抗14
1,142、及びダイオード131,132のカソード
を共通にした出力端子15で構成される。
【0013】第1及び第2の発振器121,122は、
発振用トランジスタQ11,Q12、共振器L1,L
2、コンデンサC11,C12、抵抗R11,R12、
及び電源端子161,162で構成される。
【0014】なお、出力切換回路111,112の抵抗
141,142はダイオード131,132に流れる電
流を制御するために設けられている。ちなみに、本実施
例では、抵抗141,142の抵抗値を数kΩとし、ダ
イオード131,132に約1mAの電流が流れるよう
にしている。
【0015】上記の構成によれば、第1の発振器121
から出力される出力信号である発振信号を取り出す場合
は、第1の発振器121の電源端子161に所定の電圧
を印加し、第2の発振器122の電源端子162には電
圧を印加しない。その結果、第1の発振器121のみが
動作状態となるとともに、第1の発振器121の電源端
子161に印加された所定の電圧により、出力切換回路
111のダイオード131がオン状態となり、第1の発
振器121から出力される発振信号が出力端子15から
取り出される。
【0016】一方、第2の発振器122から出力される
出力信号である発振信号を取り出す場合は、第2の発振
器122の電源端子162に所定の電圧を印加し、第1
の発振器121の電源端子161には電圧を印加しな
い。その結果、第2の発振器122のみが動作状態とな
るとともに、第2の発振器122の電源端子162に印
加された所定の電圧により、出力切換回路112のダイ
オード132がオン状態となり、第2の発振器122か
ら出力される発振信号が出力端子15から取り出され
る。
【0017】図2は、本発明に係る出力切換回路の一実
施例を増幅器に用いた場合の回路図である。出力切換回
路211,212は、信号発生部である第1及び第2の
増幅器221,222の出力にアノードが接続されるダ
イオード231,232、ダイオード231,232の
カソードとグランドとの間に接続される抵抗241,2
42、及びダイオード231,232のカソードを共通
にした出力端子25で構成される。
【0018】第1及び第2の増幅器221,222は、
増幅用トランジスタQ21,Q22、コンデンサC2
1,C22、抵抗R21,R22、電源端子261,2
62、及び入力端子271,272で構成される。そし
て、入力端子271,272から入力された高周波信号
を増幅し、出力信号である増幅信号を出力する。
【0019】なお、出力切換回路211,212の抵抗
241,242はダイオード231,232に流れる電
流を制御するために設けられている。ちなみに、本実施
例では、抵抗241,242の抵抗値を数kΩとし、ダ
イオード231,232に約1mAの電流が流れるよう
にしている。
【0020】上記の構成によれば、第1の増幅器221
から出力される出力信号である増幅信号を取り出す場合
は、第1の増幅器221の電源端子261に所定の電圧
を印加し、第2の増幅器222の電源端子262には電
圧を印加しない。その結果、第1の増幅器221のみが
動作状態となるとともに、第1の増幅器221の電源端
子261に印加された所定の電圧により、出力切換回路
211のダイオード231がオン状態となり、第1の増
幅器221から出力される増幅信号が出力端子25から
取り出される。
【0021】一方、第2の増幅器222から出力される
出力信号である増幅信号を取り出す場合は、第2の増幅
器222の電源端子262に所定の電圧を印加し、第1
の増幅器221の電源端子261には電圧を印加しな
い。その結果、第2の増幅器222のみが動作状態とな
るとともに、第2の増幅器222の電源端子262に印
加された所定の電圧により、出力切換回路212のダイ
オード232がオン状態となり、第2の増幅器222か
ら出力される増幅信号が出力端子25から取り出され
る。
【0022】
【発明の効果】本発明の出力切換回路によれば、第1及
び第2の信号発生部のうちどちらか一方の選択された信
号発生部にのみ所定の電圧を印加するとともに、その印
加された所定の電圧で選択された信号発生部の出力に接
続されたダイオードのみをオン状態とするため、すべて
の周波数領域で、所定の電圧が印加された信号発生部の
周波数に対して、電圧が印加されていない他の信号発生
部側のインピーダンスを高く保ち、出力端子側とのイン
ピーダンス整合を得ることができる。
【0023】したがって、スイッチ用のダイオードと抵
抗との安価な部品の簡単な回路により単独で動作させて
いる信号発生部と同等のレベルの発振信号を得ることが
可能となる。
【0024】また、選択された信号発生部に印加される
所定の電圧で、その信号発生部に接続されたダイオード
のオン・オフ動作を制御するため、別途ダイオードのオ
ン・オフ動作を制御するための電源を設ける必要がな
い。
【0025】したがって、別途電源用の配線などを引き
回す必要がなく出力切換回路を簡略化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る出力切換回路の一実施例を発振器
に用いた場合の回路図である。
【図2】本発明に係る出力切換回路の一実施例を増幅器
に用いた場合の回路図である。
【図3】従来の発振器の出力切換回路の一例を示すブロ
ック図である。
【図4】従来の発振器の出力切換回路の別の例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
111,112,211,212 出力切換回路 121,122,221,222 信号発生部(発
振器、増幅器) 131,132,231,232 ダイオード 141,142,241,242 抵抗 15,25 出力端子 161,162,261,262 電源端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源端子を有し、周波数のそれぞれ異な
    る出力信号を出力する複数の信号発生部のそれぞれの出
    力にアノードが接続されるとともに、前記複数の信号発
    生部に印加される所定の電圧でオン・オフ動作させる複
    数のダイオードと、該複数のダイオードのカソードを共
    通にした出力端子とを備え、 前記複数の信号発生部のうち選択された信号発生部の電
    源端子にのみ印加された所定の電圧で、前記選択された
    信号発生部に接続された前記ダイオードをオン状態に
    し、前記選択された信号発生部の出力信号のみ前記出力
    端子から取り出すことを特徴とする出力切換回路。
JP10222885A 1998-08-06 1998-08-06 出力切換回路 Pending JP2000059142A (ja)

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