JP2000059132A - アンテナ装置及び携帯無線機 - Google Patents

アンテナ装置及び携帯無線機

Info

Publication number
JP2000059132A
JP2000059132A JP10226341A JP22634198A JP2000059132A JP 2000059132 A JP2000059132 A JP 2000059132A JP 10226341 A JP10226341 A JP 10226341A JP 22634198 A JP22634198 A JP 22634198A JP 2000059132 A JP2000059132 A JP 2000059132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
conductor
short
ground conductor
dielectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP10226341A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirochika Ito
博規 伊藤
Masatoshi Sawamura
政俊 澤村
Yuichiro Saito
裕一郎 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10226341A priority Critical patent/JP2000059132A/ja
Priority to KR1019990031987A priority patent/KR20000017083A/ko
Priority to EP99306272A priority patent/EP0980113A3/en
Priority to US09/370,176 priority patent/US6229485B1/en
Priority to CN99117787A priority patent/CN1244737A/zh
Publication of JP2000059132A publication Critical patent/JP2000059132A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q13/00Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/08Radiating ends of two-conductor microwave transmission lines, e.g. of coaxial lines, of microstrip lines
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q19/00Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic
    • H01Q19/005Patch antenna using one or more coplanar parasitic elements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
    • H01Q1/243Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q5/00Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
    • H01Q5/10Resonant antennas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
    • H01Q9/0421Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna with a shorting wall or a shorting pin at one end of the element

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、アンテナ装置をより小型化及び軽量
化する。 【解決手段】本発明は、誘電体の一面に放射導体の一面
が対向して積層されると共に誘電体の他面に接地導体が
積層され、放射導体と接地導体とを短絡する短絡導体が
形成されてなるアンテナ装置において、放射導体の他面
に積層された第2の誘電体と、当該第2の誘電体を挟ん
で放射導体と対向して形成され、接地導体と短絡された
第2の接地導体とを設けるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナ装置及び携
帯無線機に関し、例えば小型化された携帯電話機に適用
して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機やPHS(Personal Ha
ndyphone System)用の端末機等の小型携帯無線機におい
ては、近年の急速な発展に伴って小型化、薄型化及び軽
量化がさらに押し進められると共に、アンテナに関して
も小型化、薄型化、軽量化及び高性能化が求められてい
る。
【0003】このような小型携帯無線機に搭載されるア
ンテナとしては、例えばマイクロストリップアンテナ
(以下、これをMSアンテナと呼ぶ)が存在し、このM
Sアンテナをさらに小型化したアンテナとして、放射導
体中央の0電位面を接地導体と短絡するような短絡面を
設けた片側短絡型MSアンテナや、その短絡面の幅をさ
らに狭くした構成の板状逆F型アンテナ等が一般に知ら
れている。
【0004】例えば図12(A)及び(B)に示すよう
に、従来のMSアンテナ1は高さhでなる誘電体基板3
の一方の面に接地導体2が設けられると共に、他方の面
にエッチング等の手法によって形成された方形(長さa
×幅b)の放射導体4が設けられて構成されている。
【0005】このMSアンテナ1は、入力インピーダン
スと給電系の特性インピーダンスとが等しくなるような
放射導体4上の所定位置に給電点5が設けられ、当該給
電点5を介して給電することによりアンテナとして動作
するようになされている。
【0006】また図13(A)及び(B)に示すよう
に、片側短絡型MSアンテナ6は通常のMSアンテナ1
における放射導体4の長さaの約半分の長さa/2に相
当する位置での電界が「0」になる放射導体8の零電位
面を接地導体7と短絡するように、放射導体8の幅bと
同一幅Ws1でかつ高さhの短絡導体10が放射導体8
と接地導体7との間に設けられて構成されている。
【0007】これにより片側短絡型MSアンテナ6は、
その放射導体8の長さ寸法がMSアンテナ1の放射導体
4の長さ寸法の約1/2で済み、MSアンテナ1と同一
の共振周波数でアンテナとして動作するようになされて
いる。
【0008】さらに図14(A)及び(B)に示すよう
に、板状逆F型アンテナ10は片側短絡型MSアンテナ
6の短絡導体10の幅Ws1よりも小さくした幅Ws2
でなる板状逆F型短絡導体14によって方形(長さc×
幅d)の放射導体12と接地導体11とを短絡すること
により構成されている。
【0009】この板状逆F型アンテナ10は、板状逆F
型短絡導体14の幅Ws2を片側短絡型MSアンテナ6
の短絡導体8の幅Ws1よりも小さくしたことにより、
共振周波数frを低下させると共に、放射導体12の中
心線からのオフセット量Wx2だけオフセットした位置
に給電点5を設けることにより、当該給電点5を放射導
体12の中央部に設けるよりも共振周波数frを低下さ
せることができるようになされている。
【0010】このように板状逆F型アンテナ10は、M
Sアンテナ1よりも共振周波数frを低下させるように
構成されていることにより、MSアンテナ1と同一周波
数で動作させる場合、当該MSアンテナ1の放射導体4
(長さa×幅b)よりも小型化した放射導体12(長さ
c×幅d)によって構成し得、かくしてより小型化し得
るようになされている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
片側短絡型MSアンテナ6及び板状逆F型アンテナ10
においては、近年の携帯電話機におけるさらなる小型化
の要求に応じて一段と小型化する必要がある。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、より小型化及び軽量化し得るアンテナ装置及び携帯
無線機を提案しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、誘電体の一面に放射導体の一面が
対向して形成されると共に誘電体の他面に接地導体が形
成され、放射導体と接地導体とを短絡する短絡導体が形
成されてなるアンテナ装置において、放射導体の他面に
形成された第2の誘電体と、当該第2の誘電体を挟んで
放射導体と対向して形成され、接地導体と短絡された第
2の接地導体とを設けるようにする。
【0014】アンテナ装置は、放射導体と短絡導体を介
して短絡された接地導体とによって第1のアンテナを形
成すると共に、放射導体と接地導体に短絡された第2の
接地導体とによって第2のアンテナを形成することによ
り、アンテナ全体として動作する放射導体の面積部分が
増えて容量が増加することになるので、共振周波数をさ
らに低下させることができる。
【0015】誘電体の一面に放射導体の一面が対向して
形成されると共に誘電体の他面に接地導体が形成され、
放射導体と接地導体とを短絡する短絡導体が形成されて
なるアンテナ装置を有し、送信されてきた送信信号をア
ンテナ装置を介して受信し、当該受信した受信信号に対
して所定の復調処理を施した後に復号する携帯無線機に
おいて、アンテナ装置は、放射導体の他面に形成された
第2の誘電体と、当該第2の誘電体を挟んで放射導体と
対向して形成され、接地導体と短絡された第2の接地導
体とを設けるようにする。
【0016】携帯無線機のアンテナ装置は、放射導体と
短絡導体を介して短絡された接地導体とによって第1の
アンテナを形成すると共に、放射導体と接地導体に短絡
された第2の接地導体とによって第2のアンテナを形成
することにより、アンテナ全体として動作する放射導体
の面積部分が増えて容量が増加することになるので、共
振周波数をさらに低下させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0018】(1)第1の実施の形態 図1において20は全体として携帯無線機を示し、送信
時においてマイク21から集音した音声信号S21を符
号化回路22に送出する。符号化回路22は音声信号S
21を符号化して音声データS22を生成し、これを変
調回路23に送出する。変調回路23は、音声データS
22に基づいて所定の変調処理を施すことにより変調信
号S23を生成し、これを送信回路24に送出する。
【0019】送信回路24は、変調信号S23に対して
デイジタルアナログ変換処理を施してアナログ信号化し
た後に周波数変換処理を施すことにより所定周波数チヤ
ネルの送信信号S25を生成し、これを所定電力に増幅
した後に給電線25及び例えば外付けのホイップアンテ
ナでなる外部アンテナ26を介して送信する。
【0020】また携帯無線機20は、受信時において外
部アンテナ26及び平面アンテナ27を介して受信した
受信信号S27を給電線25及び給電線28をそれぞれ
介して受信回路29に送出する。受信回路29は、受信
信号S29を所定電力に増幅した後に周波数変換処理を
施すことによりベースバンド信号を取り出し、当該ベー
スバンド信号に対してアナログデイジタル変換処理を施
してデイジタル信号化することにより受信データS29
を生成し、これを復調回路30に送出する。
【0021】復調回路30は、受信データS29に対し
て所定の復調処理を施すことにより復調信号S30を生
成し、これを復号回路31に送出する。復号回路31
は、復調信号S30を復号してアナログ信号化すること
により元の音声信号S21と同一の音声信号S31を復
元し、これをスピーカ32を介して音声として出力す
る。
【0022】ところで、この携帯無線機20においては
使用時に筐体33の外部に引き出して使用し、それ以外
の場合には内部に収納し得るようになされた送受信用の
外部アンテナ26を介して送信信号S24を送信すると
共に受信信号S27を受信し、筐体33の内部に常時収
納されている受信専用の板状逆F型アンテナ27でなる
平面アンテナ27を介して受信信号S27を受信するこ
とにより、受信時にはダイバーシティ受信を行って受信
性能を向上させるようになされている。本実施の形態お
いては、この平面アンテナでなる板状逆F型アンテナ2
7の構成を詳細に説明する。
【0023】図14との対応部分に同一符号を付して示
す図2において、27は全体として本発明の一実施の形
態による板状逆F型アンテナを示し、長さ(e−L)×
幅fでなる放射導体52と接地導体51とが幅Ws2及
び高さhでなる板状逆F型短絡導体14によって短絡さ
れた通常の板状逆F型アンテナに対して、放射導体52
から高さhだけ離れた位置に設けられた長さg及び幅f
でなる上部接地導体53が、板状逆F型短絡導体14の
設けられていない開放端側において幅fの側面接地導体
54によって接地導体51と短絡されている。
【0024】これにより板状逆F型アンテナ27は、放
射導体52と接地導体51との間で空気層でなる下層誘
電体56が形成されて第1のアンテナとして動作すると
共に、放射導体52と上部接地導体53との間で空気層
でなる上層誘電体55が形成されて第2のアンテナとし
て動作するようになされている。
【0025】また板状逆F型アンテナ27は、放射導体
52上の上部接地導体53の端部から距離lだけ離れる
と共に、放射導体52の中心線からのオフセット量Wx
2だけオフセットした位置に給電点5が設けられている
ことにより、放射導体52の入力インピーダンスと給電
系の特性インピーダンスとが等しくなるように整合され
ている。
【0026】この場合、板状逆F型アンテナ装置27
は、放射導体52と板状逆F型短絡導体14で短絡され
た接地導体51とによって第1のアンテナとして動作す
る放射導体52の一面側における第1の面積部分S1に
加えて、放射導体52と側面接地導体54で短絡された
上部接地導体53とによって第2のアンテナとして動作
する放射導体52の他面側における第2の面積部分S2
が増えることにより、アンテナ全体として動作する放射
導体52の面積部分(S1+S2)が全体として増え、
その分だけ容量が増加することになって共振周波数fr
をさらに低下させ得るようになされている。
【0027】実際上板状逆F型アンテナ27は、放射導
体52の長さ(e−L)を短くして当該放射導体52の
端部から側面接地導体54までの距離Lを長くした場
合、第2の面積部分S2が減少することになるので、そ
の分だけ容量が減少することになって共振周波数frが
高くなり、放射導体52の長さ(e−L)を長くして距
離Lを短くした場合、第2の面積部分S2が増大するこ
とになるので、その分だけ容量が増加することになって
共振周波数frが低くなる。
【0028】また板状逆F型アンテナ27は、上部接地
導体53の長さgを短くして当該上部接地導体53の端
部から給電点5までの距離lを長くした場合、第2の面
積部分が減少することになるので、その分だけ容量が減
少することになって共振周波数frが高くなり、上部接
地導体53の長さgを長くして当該上部接地導体53の
端部から給電点5までの距離lを短くした場合、第2の
面積部分S2が増大することになるので、その分だけ容
量が増加することになって共振周波数frが低くなる。
【0029】実際上図3に示すように、板状逆F型アン
テナ27においては上部接地導体53の長さgの寸法が
長くなる程、上部接地導体53の端部から給電点5まで
の距離lが短くなって第2の面積部分S2が増大するこ
とになるので、その分だけ容量が増加することになって
共振周波数frが低くなることが分かる。
【0030】このように板状逆F型アンテナ27は、上
部接地導体53の長さg及び放射導体52の長さ(e−
L)を変更することにより、第1及び第2のアンテナと
して動作する放射導体52の面積を調整して所望の共振
周波数を得ることが可能となる。
【0031】すなわち図4に示す実験結果から分かるよ
うに、従来における板状逆F型アンテナ10を使用した
場合の共振周波数が約960[MHz]であるのに対して、本発
明における板状逆F型アンテナ27を使用した場合の共
振周波数は約790[MHz]となり、約170[MHz]も共振周波数
が低下している。
【0032】以上の構成において、本発明における板状
逆F型アンテナ27は、放射導体52と板状逆F型短絡
導体14により短絡された接地導体51とによって第1
のアンテナを形成すると共に、放射導体52と側面接地
導体54により短絡された上部接地導体53とによって
第2のアンテナを形成する2層構造にしたことにより、
第1のアンテナとして動作する放射導体52の一面側に
おける第1の面積部分S1に、第2のアンテナとして動
作する放射導体52の他面側における第2の面積部分S
2を加算してアンテナ全体として動作する放射導体52
の面積部分を増大させて容量を増加させることができ、
かくして寸法(長さe×幅f)を従来の板状逆F型アン
テナ10の寸法(長さc×幅d)に比べて大きくするこ
となく共振周波数frを低下させることができる。
【0033】これにより板状逆F型アンテナ27は、従
来の板状逆F型アンテナ10と同一周波数で動作させる
場合、共振周波数frを低下させる分だけ全体の大きさ
をさらに小型化することができ、かくして携帯無線機2
0に搭載するアンテナ面積を小さくして全体として小型
化を図ることができる。
【0034】また板状逆F型アンテナ27は、上層誘電
体55及び下層誘電体56が空気層によって形成されて
いることにより、従来の板状逆F型アンテナ10のよう
に誘電体基板3を用いた場合に比べてより軽量化するこ
とができる。
【0035】以上の構成によれば、第1の実施の形態に
おける板状逆F型アンテナ27は、放射導体52と板状
逆F型短絡導体14により短絡された接地導体51とに
よって第1のアンテナを形成すると共に、放射導体52
と側面接地導体54により短絡された上部接地導体53
とによって第2のアンテナを形成する2層構造にしたこ
とにより、共振周波数frをさらに低下させてアンテナ
全体を小型化することができる。
【0036】(2)第2の実施の形態 第2の実施の形態においては、携帯無線機20(図1)
の板状逆F型アンテナ27を後述する板状逆F型アンテ
ナ60に変更する以外の他の回路構成は同一であり、こ
こではその板状逆F型アンテナ60の構成についてのみ
説明する。
【0037】図2との対応部分に同一符号を付して示す
図5において、板状逆F型アンテナ60は第1の実施の
形態における板状逆F型アンテナ27の側面接地導体5
4に換えて、板状逆F型短絡導体14の設けられていな
い開放端側と直交する上部接地導体53の側面に、側面
接地導体61が当該上部接地導体53と接地導体51と
を短絡するように設けられて構成されている。因みに、
放射導体62は幅f´でなり、側面接地導体61と放射
導体62とが距離L´だけ離れて短絡しないようになさ
れている。
【0038】この場合も板状逆F型アンテナ60は、板
状逆F型アンテナ27と同様に上部接地導体53と接地
導体51とが側面接地導体61によって短絡されたこと
により、放射導体62と板状逆F型短絡導体14により
短絡された接地導体51とによって第1のアンテナを形
成すると共に、放射導体62と側面接地導体61により
短絡された上部接地導体53とによって第2のアンテナ
を形成することができる。
【0039】以上の構成において、板状逆F型アンテナ
60は第1のアンテナとして動作する放射導体62の一
面側における第1の面積部分S1に、第2のアンテナと
して動作する放射導体62の他面側における第2の面積
部分S2を加算してアンテナ全体として動作する放射導
体62の面積部分を増大させて容量を増加させることに
より、寸法(長さe×幅f)を従来の板状逆F型アンテ
ナ10の寸法(長さc×幅d)に比べて大きくすること
なく共振周波数frを低下させることができる。
【0040】かくして板状逆F型アンテナ60は、従来
の板状逆F型アンテナ10と同一周波数で動作させる場
合、共振周波数frを低下させる分だけ全体の大きさを
さらに小型化することができ、かくして携帯無線機20
に搭載するアンテナ面積を小さくして全体として小型化
を図ることができる。
【0041】また板状逆F型アンテナ60は、上層誘電
体55及び下層誘電体56が空気層によって形成されて
いることにより、従来の板状逆F型アンテナ10のよう
に誘電体基板3を用いた場合に比べてより軽量化するこ
とができる。
【0042】以上の構成によれば、第2の実施の形態に
おける板状逆F型アンテナ60は、放射導体62と板状
逆F型短絡導体14により短絡された接地導体51とに
よって第1のアンテナを形成すると共に、放射導体62
と側面接地導体61により短絡された上部接地導体53
とによって第2のアンテナを形成する2層構造にしたこ
とにより、共振周波数frをさらに低下させてアンテナ
全体を小型化することができる。
【0043】(3)第3の実施の形態 第3の実施の形態においては、携帯無線機20(図1)
の板状逆F型アンテナ27を後述する板状逆F型アンテ
ナ70に変更する以外の他の回路構成は同一であり、こ
こではその板状逆F型アンテナ70の構成についてのみ
説明する。
【0044】図5との対応部分に同一符号を付して示す
図6において、板状逆F型アンテナ70は第1の実施の
形態における板状逆F型アンテナ27の側面接地導体5
4と第2の実施の形態における板状逆F型アンテナ60
の側面接地導体61とが共に設けられて構成されてい
る。
【0045】この場合も板状逆F型アンテナ70は、板
状逆F型アンテナ27及び60と同様に上部接地導体5
3と接地導体51とが側面接地導体54及び61によっ
て短絡されたことにより、放射導体62と板状逆F型短
絡導体14により短絡された接地導体51とによって第
1のアンテナを形成すると共に、放射導体62と側面接
地導体54及び61により短絡された上部接地導体53
とによって第2のアンテナを形成することができる。
【0046】以上の構成において、板状逆F型アンテナ
70は第1のアンテナとして動作する放射導体62の一
面側における第1の面積部分S1に、第2のアンテナと
して動作する放射導体62の他面側における第2の面積
部分S2を加算してアンテナ全体として動作する放射導
体62の面積部分を増大させて容量を増加させることに
より、寸法(長さe×幅f)を従来の板状逆F型アンテ
ナ10の寸法(長さc×幅d)に比べて大きくすること
なく共振周波数frを低下させることができる。
【0047】かくして板状逆F型アンテナ70は、従来
の板状逆F型アンテナ10と同一周波数で動作させる場
合、共振周波数frを低下させる分だけ全体の大きさを
さらに小型化することができ、かくして携帯無線機20
に搭載するアンテナ面積を小さくして全体として小型化
を図ることができる。
【0048】また板状逆F型アンテナ70は、上層誘電
体55及び下層誘電体56が空気層によって形成されて
いることにより、従来の板状逆F型アンテナ10のよう
に誘電体基板3を用いた場合に比べてより軽量化するこ
とができる。
【0049】以上の構成によれば、第3の実施の形態に
おける板状逆F型アンテナ70は、放射導体62と板状
逆F型短絡導体14により短絡された接地導体51とに
よって第1のアンテナを形成すると共に、放射導体62
と側面接地導体54及び61により短絡された上部接地
導体53とによって第2のアンテナを形成する2層構造
にしたことにより、共振周波数frをさらに低下させて
アンテナ全体を小型化することができる。
【0050】(4)第4の実施の形態 第4の実施の形態においては、携帯無線機20(図1)
の板状逆F型アンテナ27を後述する片側短絡型MSア
ンテナ80に変更する以外の他の回路構成は同一であ
り、ここではその片側短絡型MSアンテナ80の構成に
ついてのみ説明する。
【0051】図13との対応部分に同一符号を付して示
す図7において、片側短絡型MSアンテナ80は、長さ
(e−L)×幅fでなる放射導体82と接地導体81と
が幅f及び高さhでなる短絡導体10によって短絡され
た通常の片側短絡型MSアンテナアンテナに対して、放
射導体82から高さhだけ離れた位置に設けられた長さ
g及び幅fでなる上部接地導体83が、短絡導体10の
設けられていない開放端側において幅fの側面接地導体
84によって接地導体81と短絡されている。
【0052】これにより片側短絡型MSアンテナ80
は、放射導体82と接地導体81との間で空気層でなる
下層誘電体86が形成されて第1のアンテナとして動作
すると共に、放射導体82と上部接地導体83との間で
空気層でなる上層誘電体85が形成されて第2のアンテ
ナとして動作するようになされている。
【0053】また片側短絡型MSアンテナ80は、放射
導体82上の中心線において上部接地導体83の端部か
ら距離lだけ離れた位置に給電点5が設けられているこ
とにより、放射導体82の入力インピーダンスと給電系
の特性インピーダンスとが等しくなるように整合されて
いる。
【0054】この場合、片側短絡型MSアンテナ80は
放射導体82と短絡導体10で短絡された接地導体81
とによって第1のアンテナとして動作する放射導体82
の一面側における第1の面積部分S1に加えて、放射導
体82と側面接地導体84で短絡された上部接地導体8
3とによって第2のアンテナとして動作する放射導体8
2の他面側における第2の面積部分S2が増えることに
より、アンテナ全体として動作する放射導体82の面積
部分(S1+S2)を増大させて容量を増加することに
より、共振周波数frを低下させ得るようになされてい
る。
【0055】実際上片側短絡型MSアンテナ80は、放
射導体82の長さ(e−L)を短くして当該放射導体8
2の端部から側面接地導体84までの距離Lを長くした
場合、第2の面積部分S2が減少することになるので、
その分だけ容量が減少することになって共振周波数fr
が高くなり、放射導体82の長さ(e−L)を長くして
距離Lを短くした場合、第2の面積部分S2が増大する
ことになるので、その分だけ容量が増加することになっ
て共振周波数frが低くなる。
【0056】また片側短絡型MSアンテナ80は、上部
接地導体83の長さgを短くして当該上部接地導体83
の端部から給電点5までの距離lを長くした場合、第2
の面積部分S2が減少することになるので、その分だけ
容量が減少することになって共振周波数frが高くな
り、上部接地導体83の長さgを長くして当該上部接地
導体83の端部から給電点5までの距離lを短くした場
合、第2の面積部分S2が増大することになるので、そ
の分だけ容量が増加することになって共振周波数frが
低くなる。
【0057】このように片側短絡型MSアンテナ80
は、上部接地導体83の長さg及び放射導体82の長さ
(e−L)を変更することにより、第1及び第2のアン
テナとして動作する放射導体82の面積を調整して所望
の共振周波数を得ることが可能となる。
【0058】以上の構成において、第4の実施の形態に
おける片側短絡型MSアンテナ80は、放射導体82と
短絡導体10により短絡された接地導体81とによって
第1のアンテナを形成すると共に、放射導体82と側面
接地導体84により短絡された上部接地導体83とによ
って第2のアンテナを形成する2層構造にしたことによ
り、第1のアンテナとして動作する放射導体82の一面
側における第1の面積部分S1に、第2のアンテナとし
て動作する放射導体82の他面側における第2の面積部
分S2を加算してアンテナ全体として動作する放射導体
82の面積部分を増やして容量を増加させることがで
き、かくして寸法(長さe×幅f)を従来の片側短絡型
MSアンテナ6に比べて大きくすることなく共振周波数
frを低下させることができる。
【0059】これにより片側短絡型MSアンテナ80
は、従来の片側短絡型MSアンテナ6と同一周波数で動
作させる場合、共振周波数frを低下させる分だけ全体
の大きさをさらに小型化することができ、かくして携帯
無線機20に搭載するアンテナ面積を小さくして全体と
して小型化を図ることができる。
【0060】また片側短絡型MSアンテナ80は、上層
誘電体85及び下層誘電体86が空気層によって形成さ
れていることにより、従来の片側短絡型MSアンテナ6
のように誘電体基板9を用いた場合に比べてより軽量化
することができる。
【0061】以上の構成によれば、第4の実施の形態に
おける片側短絡型MSアンテナ80は、放射導体82と
短絡導体10により短絡された接地導体81とによって
第1のアンテナを形成すると共に、放射導体82と側面
接地導体84により短絡された上部接地導体83とによ
って第2のアンテナを形成する2層構造にしたことによ
り、共振周波数frをさらに低下させてアンテナ全体を
小型化することができる。
【0062】(5)第5の実施の形態 第5の実施の形態においては、携帯無線機20(図1)
の片側短絡型MSアンテナ80を後述する片側短絡型M
Sアンテナ90に変更する以外の他の回路構成は同一で
あり、ここではその片側短絡型MSアンテナ90の構成
についてのみ説明する。
【0063】図7との対応部分に同一符号を付して示す
図8において、片側短絡型MSアンテナ90は第4の実
施の形態における片側短絡型MSアンテナ80の側面接
地導体84に換えて、短絡導体10の設けられていない
開放端側と直交する上部接地導体83の側面に、側面接
地導体91が当該上部接地導体83と接地導体81とを
短絡するように設けられて構成されている。因みに、放
射導体92は幅f´でなり、側面接地導体61と放射導
体92とが距離L´だけ離れて短絡しないようになされ
ている。
【0064】この場合も片側短絡型MSアンテナ90
は、片側短絡型MSアンテナ80と同様に上部接地導体
83と接地導体81とが側面接地導体91によって短絡
されたことにより、放射導体92と短絡導体10により
短絡された接地導体81とによって第1のアンテナを形
成すると共に、放射導体92と側面接地導体91により
短絡された上部接地導体83とによって第2のアンテナ
を形成することができる。
【0065】以上の構成において、片側短絡型MSアン
テナ90は第1のアンテナとして動作する放射導体92
の一面側における第1の面積部分S1に、第2のアンテ
ナとして動作する放射導体92の他面側における第2の
面積部分S2を加算してアンテナ全体として動作する放
射導体92の面積部分を増やして容量を増加させること
により、寸法(長さe×幅f)を従来の片側短絡型MS
アンテナ80に比べて大きくすることなく共振周波数f
rを低下させることができる。
【0066】かくして片側短絡型MSアンテナ90は、
従来の片側短絡型MSアンテナ6と同一周波数で動作さ
せる場合、共振周波数frを低下させる分だけ全体の大
きさをさらに小型化することができ、かくして携帯無線
機20に搭載するアンテナ面積を小さくして全体として
小型化を図ることができる。
【0067】また片側短絡型MSアンテナ90は、上層
誘電体85及び下層誘電体86が空気層によって形成さ
れていることにより、従来の片側短絡型MSアンテナ6
のように誘電体基板9を用いた場合に比べてより軽量化
することができる。
【0068】以上の構成によれば、第5の実施の形態に
おける片側短絡型MSアンテナ90は、放射導体92と
短絡導体10により短絡された接地導体81とによって
第1のアンテナを形成すると共に、放射導体92と側面
接地導体91により短絡された上部接地導体83とによ
って第2のアンテナを形成する2層構造にしたことによ
り、共振周波数frをさらに低下させてアンテナ全体を
小型化することができる。
【0069】(6)第6の実施の形態 第6の実施の形態においては、携帯無線機20(図1)
の片側短絡型MSアンテナ80を後述する片側短絡型M
Sアンテナ100に変更する以外の他の回路構成は同一
であり、ここではその片側短絡型MSアンテナ100の
構成についてのみ説明する。
【0070】図8との対応部分に同一符号を付して示す
図9において、片側短絡型MSアンテナ100は第4の
実施の形態における片側短絡型MSアンテナ80の側面
接地導体84と第5の実施の形態における片側短絡型M
Sアンテナ90の側面接地導体91とが共に設けられて
構成されている。
【0071】この場合も片側短絡型MSアンテナ100
は、片側短絡型MSアンテナ80及び90と同様に上部
接地導体83と接地導体81とが側面接地導体84及び
91によって短絡されたことにより、放射導体92と短
絡導体10により短絡された接地導体81とによって第
1のアンテナを形成すると共に、放射導体92と側面接
地導体84及び91により短絡された上部接地導体83
とによって第2のアンテナを形成することができる。
【0072】以上の構成において、片側短絡型MSアン
テナ100は第1のアンテナとして動作する放射導体9
2の一面側における第1の面積部分S1に、第2のアン
テナとして動作する放射導体92の他面側における第2
の面積部分S2を加算してアンテナ全体として動作する
放射導体92の面積部分を増やして容量を増加させるこ
とにより、寸法(長さe×幅f)を従来の片側短絡型M
Sアンテナ6に比べて大きくすることなく共振周波数f
rを低下させることができる。
【0073】かくして片側短絡型MSアンテナ100
は、従来の片側短絡型MSアンテナ6と同一周波数で動
作させる場合、共振周波数frを低下させる分だけ全体
の大きさをさらに小型化することができ、かくして携帯
無線機20に搭載するアンテナ面積を小さくして全体と
して小型化を図ることができる。
【0074】また片側短絡型MSアンテナ100は、上
層誘電体85及び下層誘電体86が空気層によって形成
されていることにより、従来の片側短絡型MSアンテナ
6のように誘電体基板9を用いた場合に比べてより軽量
化することができる。
【0075】以上の構成によれば、第6の実施の形態に
おける片側短絡型MSアンテナ100は、放射導体92
と短絡導体10により短絡された接地導体81とによっ
て第1のアンテナを形成すると共に、放射導体92と側
面接地導体91及び101により短絡された上部接地導
体83とによって第2のアンテナを形成する2層構造に
したことにより、共振周波数frをさらに低下させてア
ンテナ全体を小型化することができる。
【0076】(7)他の実施の形態 なお上述の第1〜第3の実施の形態においては、板状逆
F型アンテナ27、60及び70において上層誘電体5
5が空気層によって形成された場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、図10に示す板状逆F型アンテ
ナ110のように上層誘電体55の代わりに所定幅Ws
3及び高さhの例えばグラスファイバーでなる誘電体基
板111を設けるようにしても良い。この場合、誘電体
基板111としてはグラスファイバー以外の他の種々の
材質を用いても良く、また誘電体基板111の所定幅W
s3を調整することにより共振周波数を操作することが
できる。
【0077】また上述の第4〜第6の実施の形態におい
ては、片側短絡型MSアンテナ80、90及び100に
おいて上層誘電体85が空気層によって形成された場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、図11に示
す片側短絡型MSアンテナ120のように上層誘電体8
5の代わりに所定幅Ws4及び高さhの例えばグラスフ
ァイバーでなる誘電体基板121を設けるようにしても
良い。この場合、誘電体基板121としてはグラスファ
イバー以外の他の種々の材質を用いても良く、また誘電
体基板121の所定幅Ws3を調整することにより共振
周波数を操作することができる。
【0078】さらに上述の第1〜第6の実施の形態にお
いては、上層誘電体55及び下層誘電体56と上層誘電
体85及び下層誘電体86とをそれぞれ個別に設けるよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、上層誘電体と下層誘電体とを一体に形成するように
しても良い。
【0079】さらに上述の第1〜第6の実施の形態にお
いては、上部接地導体53及び83と接地導体51及び
81とを側面接地導体54、61、84及び91によっ
て短絡するようにした場合について述べたが、本発明は
これに限らず、上部接地導体と接地導体とを一体にした
構成で折り曲げて形成するようにしても良い。
【0080】さらに上述の第1〜第6の実施の形態にお
いては、本発明のアンテナ装置を板状逆F型アンテナ及
び片側短絡型MSアンテナに適用するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、放射導体の面
積によって共振周波数が変化するアンテナ装置であれば
他の種々の平面アンテナに本発明を適用するようにして
も良い。
【0081】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、放射導体
と短絡導体を介して短絡された接地導体とによって第1
のアンテナを形成すると共に、放射導体と接地導体に短
絡された第2の接地導体とによって第2のアンテナを形
成することにより、アンテナ全体として動作する放射導
体の面積部分が増えて容量が増加することになるので、
共振周波数をさらに低下させることができ、かくして小
型化及び軽量化し得るアンテナ装置を実現できる。
【0082】また本発明によれば、放射導体と短絡導体
を介して短絡された接地導体とによって第1のアンテナ
を形成すると共に、放射導体と接地導体に短絡された第
2の接地導体とによって第2のアンテナを形成すること
により、アンテナ全体として動作する放射導体の面積部
分が増えて容量が増加することになるので、共振周波数
をさらに低下させることができ、かくして小型化及び軽
量化し得るアンテナ装置を搭載した携帯無線機を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態の携帯無線機の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明による第1の実施の形態の板状逆F型ア
ンテナの構成を示す上面図及び断面図である。
【図3】本発明による第1の実施の形態の板状逆F型ア
ンテナの上部接地導体寸法と共振周波数の関係を示す略
線図である。
【図4】本発明による第1の実施の形態の板状逆F型ア
ンテナの共振周波数を表す特性曲線図である。
【図5】本発明による第2の実施の形態の板状逆F型ア
ンテナの構成を示す上面図及び断面図である。
【図6】本発明による第3の実施の形態の板状逆F型ア
ンテナの構成を示す上面図及び断面図である。
【図7】本発明による第4の実施の形態の片側短絡型M
Sアンテナの構成を示す上面図及び断面図である。
【図8】本発明による第5の実施の形態の片側短絡型M
Sアンテナの構成を示す上面図及び断面図である。
【図9】本発明による第6の実施の形態の片側短絡型M
Sアンテナの構成を示す上面図及び断面図である。
【図10】他の実施の形態における板状逆F型アンテナ
の構成を示す上面図及び断面図である。
【図11】他の実施の形態における片側短絡型MSアン
テナの構成を示す上面図及び断面図である。
【図12】従来のMSアンテナの構成を示す上面図及び
断面図である。
【図13】従来の片側短絡型MSアンテナの構成を示す
上面図及び断面図である。
【図14】従来の板状逆F型アンテナの構成を示す上面
図及び断面図である。
【符号の説明】
20……携帯無線機、27、60、70……板状逆F型
アンテナ、51、81……接地導体、52、82……放
射導体、53、83……上部接地導体、54、61、8
4、91……側面接地導体、55、85……上層誘電
体、56、86……下層誘電体、80、90、100…
…片側短絡型MSアンテナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 裕一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 5J045 AA05 AB01 AB05 CA01 DA08 EA07 FA01 GA02 HA06 LA01 MA04 NA01 5K011 AA06 DA02 JA01 KA00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘電体の一面に放射導体の一面が対向して
    形成されると共に上記誘電体の他面に接地導体が形成さ
    れ、上記放射導体と上記接地導体とを短絡する短絡導体
    が形成されてなるアンテナ装置において、 上記放射導体の他面に形成された第2の誘電体と、 上記第2の誘電体を挟んで上記放射導体と対向して形成
    され、上記接地導体と短絡された第2の接地導体とを具
    えることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】上記アンテナ装置は、板状逆F型アンテナ
    でなることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装
    置。
  3. 【請求項3】上記アンテナ装置は、片側短絡型マイクロ
    ストリップアンテナでなることを特徴とする請求項1に
    記載のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】上記誘電体及び上記第2の誘電体は、空気
    層でなることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装
    置。
  5. 【請求項5】誘電体の一面に放射導体の一面が対向して
    形成されると共に上記誘電体の他面に接地導体が形成さ
    れ、上記放射導体と上記接地導体とを短絡する短絡導体
    が形成されてなるアンテナ装置を有し、送信されてきた
    送信信号を上記アンテナ装置を介して受信し、当該受信
    した受信信号に対して所定の復調処理を施した後に復号
    する携帯無線機において、 上記アンテナ装置は、 上記放射導体の他面に形成された第2の誘電体と、 上記第2の誘電体を挟んで上記放射導体と対向して形成
    され、上記接地導体と短絡された第2の接地導体とを具
    えることを特徴とする携帯無線機。
  6. 【請求項6】上記アンテナ装置は、板状逆F型アンテナ
    でなることを特徴とする請求項4に記載の携帯無線機。
  7. 【請求項7】上記アンテナ装置は、片側短絡型マイクロ
    ストリップアンテナでなることを特徴とする請求項4に
    記載の携帯無線機。
  8. 【請求項8】上記誘電体及び上記第2の誘電体は、空気
    層でなることを特徴とする請求項4に記載の携帯無線
    機。
JP10226341A 1998-08-10 1998-08-10 アンテナ装置及び携帯無線機 Abandoned JP2000059132A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10226341A JP2000059132A (ja) 1998-08-10 1998-08-10 アンテナ装置及び携帯無線機
KR1019990031987A KR20000017083A (ko) 1998-08-10 1999-08-04 안테나 장치
EP99306272A EP0980113A3 (en) 1998-08-10 1999-08-06 Antenna device
US09/370,176 US6229485B1 (en) 1998-08-10 1999-08-09 Antenna device
CN99117787A CN1244737A (zh) 1998-08-10 1999-08-10 天线装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10226341A JP2000059132A (ja) 1998-08-10 1998-08-10 アンテナ装置及び携帯無線機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000059132A true JP2000059132A (ja) 2000-02-25

Family

ID=16843660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10226341A Abandoned JP2000059132A (ja) 1998-08-10 1998-08-10 アンテナ装置及び携帯無線機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6229485B1 (ja)
EP (1) EP0980113A3 (ja)
JP (1) JP2000059132A (ja)
KR (1) KR20000017083A (ja)
CN (1) CN1244737A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6404395B1 (en) 2000-08-31 2002-06-11 Sharp Kabushiki Kaisha Pattern antenna and wireless communication device equipped therewith
US6535167B2 (en) 2000-05-18 2003-03-18 Sharp Kabushiki Kaisha Laminate pattern antenna and wireless communication device equipped therewith

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001251118A (ja) 2000-03-07 2001-09-14 Nec Corp 携帯無線機
JP2001257522A (ja) * 2000-03-09 2001-09-21 Sony Corp アンテナ装置及び携帯無線機
KR100349422B1 (ko) * 2000-04-17 2002-08-22 (주) 코산아이엔티 마이크로스트립 안테나
DE10055123C2 (de) * 2000-11-07 2003-06-05 Siemens Ag Inverted-F-Antenne
FR2825517A1 (fr) * 2001-06-01 2002-12-06 Socapex Amphenol Antenne a plaque
US6943730B2 (en) * 2002-04-25 2005-09-13 Ethertronics Inc. Low-profile, multi-frequency, multi-band, capacitively loaded magnetic dipole antenna
TW563274B (en) * 2002-10-08 2003-11-21 Wistron Neweb Corp Dual-band antenna
GB2396484A (en) * 2002-12-19 2004-06-23 Nokia Corp Reducing coupling between different antennas
JP4108660B2 (ja) * 2004-09-15 2008-06-25 Necアクセステクニカ株式会社 携帯電話機
US8108517B2 (en) * 2007-11-27 2012-01-31 Umber Systems System and method for collecting, reporting and analyzing data on application-level activity and other user information on a mobile data network
KR200482416Y1 (ko) 2012-09-11 2017-01-20 대우조선해양 주식회사 선박엔진 벤트라인의 플러싱 기구

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4749996A (en) * 1983-08-29 1988-06-07 Allied-Signal Inc. Double tuned, coupled microstrip antenna
US5041838A (en) * 1990-03-06 1991-08-20 Liimatainen William J Cellular telephone antenna
US5307075A (en) * 1991-12-12 1994-04-26 Allen Telecom Group, Inc. Directional microstrip antenna with stacked planar elements
JPH08222940A (ja) * 1995-02-14 1996-08-30 Mitsubishi Electric Corp アンテナ装置
SE507077C2 (sv) * 1996-05-17 1998-03-23 Allgon Ab Antennanordning för en portabel radiokommunikationsanordning

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6535167B2 (en) 2000-05-18 2003-03-18 Sharp Kabushiki Kaisha Laminate pattern antenna and wireless communication device equipped therewith
US6404395B1 (en) 2000-08-31 2002-06-11 Sharp Kabushiki Kaisha Pattern antenna and wireless communication device equipped therewith
DE10142384B4 (de) * 2000-08-31 2010-04-15 Sharp K.K. Mikrostripline-Antenne

Also Published As

Publication number Publication date
EP0980113A3 (en) 2001-03-07
KR20000017083A (ko) 2000-03-25
CN1244737A (zh) 2000-02-16
US6229485B1 (en) 2001-05-08
EP0980113A2 (en) 2000-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4301034B2 (ja) アンテナが搭載された無線装置
CN1201433C (zh) 折叠双频带天线和无线通信装置
CN1270405C (zh) 用于无线通信的多频带分支天线
US6268831B1 (en) Inverted-f antennas with multiple planar radiating elements and wireless communicators incorporating same
JP4297012B2 (ja) アンテナ
US7439919B2 (en) Multilayer PCB antenna
US7528783B2 (en) Antenna
US7265726B2 (en) Multi-band antenna
JPWO2006038432A1 (ja) アンテナ装置およびそのアンテナ装置を用いた無線端末
JP2000332530A (ja) アンテナ
JP2000059132A (ja) アンテナ装置及び携帯無線機
JP2003505965A (ja) 無線通信機のための平型デュアル周波数バンドアンテナ
JP2007281990A (ja) アンテナ装置及びそれを用いた無線通信機器
JPH11243318A (ja) アンテナ
US8155607B2 (en) Antenna apparatus of portable terminal
JP3639966B2 (ja) 携帯無線機器用アンテナ
JP2005535239A (ja) デュアルバンドアンテナシステム
JP4683644B2 (ja) アンテナ装置および携帯無線機
JP2004364149A (ja) 無線通信機
JP3455727B2 (ja) アンテナとこれを用いた無線端末
JPH10112606A (ja) 格納式アンテナ装置及びそれを有する無線送信装置
JP3125973B2 (ja) 携帯無線機
JP2007060349A (ja) 逆fアンテナ
US20020122007A1 (en) Multilayer PCB antenna
JP2005123852A (ja) アンテナモジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061027

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20061211