JP2000058702A - 半導体装置用パッケージの製造方法 - Google Patents

半導体装置用パッケージの製造方法

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JP2000058702A
JP2000058702A JP22348198A JP22348198A JP2000058702A JP 2000058702 A JP2000058702 A JP 2000058702A JP 22348198 A JP22348198 A JP 22348198A JP 22348198 A JP22348198 A JP 22348198A JP 2000058702 A JP2000058702 A JP 2000058702A
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hole
wiring pattern
semiconductor chip
forming
layer
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Yoshiji Kasai
美司 河西
Kaoru Hara
薫 原
Setsu Ariga
節 有賀
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Eastern Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に薄型化を可能とする半導体装置用パッケ
ージの製造方法を提供する。 【解決手段】 絶縁層16を介して配線パターン11a
が多段に形成されると共に、半導体チップ収納孔28が
形成され、半導体チップ収納孔28に収納される半導体
チップと配線パターン11aとが電気的に接続可能にな
された半導体層用パッケージの製造方法において、絶縁
層16を介して配線パターン11aが多段に形成された
積層体24を形成する工程と、積層体24に所要複数の
スルーホール25を形成する工程と、スルーホール25
に、無電解めっき、次いで電解めっきを施してスルーホ
ールめっき被膜26を形成する工程と、絶縁層16をエ
ッチングして、配線パターン11aの半導体チップと接
続すべき部位を露出させるドライエッチングを含む孔あ
け工程とを具備することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置用パッ
ケージの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、BGA(ボールグリッドアレイ)
タイプ或いはPGA(ピングリッドアレイ)タイプの半
導体パッケージにおいては、半導体素子の小型化、高集
積化に伴って外部接続端子数が増加して、これに対して
半導体素子を搭載する基板側を多層化することにより回
路端子数を増やして高密度配線を可能にした多層回路基
板が用いられている。
【0003】図19〜図22はBGAタイプの半導体装
置用パッケージの製造工程の一例を示す。まず、図19
に示すように、両面銅貼り基板1の片面側の銅箔をエッ
チング加工して配線パターン2を形成し、この配線パタ
ーン2上にプリプレグを介して片面銅貼りの基板3を積
層する。次に、図20に示すように、基板1、3を貫通
するスルーホールを形成し、このスルーホール内に、無
電解銅めっき、次いで電解銅めっきを施して、銅めっき
被膜を形成する。そして表裏の銅箔をエッチング加工し
て配線パターン4、5を形成する。
【0004】次いで図21に示すように、NCルーター
マシーンなどにより、送りと回転を制御されるルーター
刃6により、樹脂製の基板3および1を座ぐり、半導体
チップ収納孔7を形成すると共に、内層の配線パターン
2の一部を露出させる。露出した配線パターン2の部分
と、表層の配線パターン5の所要部位に金めっき被膜8
を形成して半導体装置用パッケージ9が完成する。なお
表層の配線パターン4の適所には、外部接続用のはんだ
ボール(図示せず)が形成される。収納孔7内に半導体
チップが搭載され、該半導体チップと配線パターン2、
5とがワイヤにより電気的に接続され、半導体チップが
樹脂により封止されて半導体装置として使用される(図
22)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の製造方法に
よれば、半導体チップ収納孔7がまだ形成されていない
段階で、スルーホールの無電解めっき、電解めっきを施
すので、収納孔内壁や配線パターン2にめっき被膜が形
成されないので好適である。しかしながら、従来の上記
製造方法には以下の問題点がある。すなわち、収納孔7
を形成する際にNCルーターマシーンのルーター刃をZ
軸方向にコントロールしながら往復移動させて座ぐり加
工行うため、基板1、3にある程度の板厚を要し、全体
としての板厚が厚くなり易いという課題がある。また、
座ぐり加工により露出形成された配線パターン2の表面
もルーター刃により切削されるため、該配線パターン2
の表面状態が粗面となると共に樹脂残りが生じ易いた
め、金めっきを施したとしてもボンディングワイヤの接
続信頼性が低下する。
【0006】そこで、本発明の目的とするところは、特
に薄型化を可能とする半導体装置用パッケージの製造方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するため、本発明は次の構成を備える。すなわち、本
発明に係る半導体装置用パッケージの製造方法は、絶縁
層を介して配線パターンが多段に形成されると共に、半
導体チップ収納孔が形成され、該半導体チップ収納孔に
収納される半導体チップと前記配線パターンとが電気的
に接続可能になされた半導体層用パッケージの製造方法
において、前記絶縁層を介して配線パターンが多段に形
成された積層体を形成する工程と、該積層体に所要複数
のスルーホールを形成する工程と、該スルーホールに、
無電解めっき、次いで電解めっきを施してスルーホール
めっき被膜を形成し、前記配線パターン間の所要の電気
的導通をとるスルーホールめっき被膜形成工程と、前記
絶縁層をエッチングして、前記配線パターンの半導体チ
ップと接続すべき部位を露出させるドライエッチングを
含む孔あけ工程とを具備することを特徴としている。
【0008】上記のように、絶縁層をドライエッチング
で除去するため、配線パターンへのダメージをなくすこ
とができると共に、絶縁層を薄くしても容易に、精度よ
くドライエッチングができるから、薄型のパッケージの
製造が可能となる。
【0009】前記半導体チップ収納孔を前記積層体を貫
通する貫通孔に形成し、該半導体チップ収納孔を覆っ
て、前記積層体に接着剤により放熱板を固着すると好適
である。また、必要に応じて、表層の前記配線パターン
に外部接続用のはんだボールを形成する。
【0010】さらに本発明に係る半導体装置用パッケー
ジの製造方法では、絶縁層を介して配線パターンが多段
に形成されると共に、半導体チップ収納孔が形成され、
該半導体チップ収納孔に収納される半導体チップと前記
配線パターンとが電気的に接続可能になされた半導体層
用パッケージの製造方法において、樹脂製の基板に形成
された金属層をエッチング加工して第1の配線パターン
を形成する工程と、前記第1の配線パターン上に樹脂層
を形成して、該樹脂層に前記第1の配線パターンに通じ
る透孔を形成する透孔形成工程と、前記樹脂層上および
前記透孔内壁に無電解めっき、次いで電解めっきを施し
て、前記第1の配線パターンと電気的に導通するめっき
被膜を形成する工程と、該めっき被膜をエッチング加工
して所要の第2の配線パターンを形成する工程と、該第
2の配線パターン形成後、前記樹脂層をエッチングし
て、前記半導体チップ収納孔を形成すると共に、前記配
線パターンの半導体チップと接続すべき部位を露出させ
るドライエッチング工程とを具備することを特徴として
いる。
【0011】本方法でも、樹脂層をドライエッチングで
除去するため、配線パターンへのダメージをなくすこと
ができると共に、樹脂層を薄くしても容易に、精度よく
ドライエッチングができるから、薄型のパッケージの製
造が可能となる。なお、第2の配線パターン上に、第2
の配線パターンと同様にして、第3、第4以下複数の配
線パターンを形成できる。本発明において、第2の配線
パターンとは、このビルドアップ法により形成する複数
の配線パターンを形成する場合をも含むものである。
【0012】前記半導体チップ収納孔を前記基板を貫通
する貫通孔に形成し、該半導体チップ収納孔を覆って、
前記基板に接着剤により放熱板を固着すると好適であ
る。また、必要に応じて表層の前記配線パターンに外部
接続用のはんだボールを形成するとよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図14は
第1の実施の形態を示す。図1は、両面に銅箔(金属
層)11、12が形成された樹脂基板(フィルム、絶縁
層である))10を示す。図2に示すように、後記する
側面めっき被膜を形成するために、基板10の中央部に
四角形の4辺上に配した4本のスリット13、13(2
つのみ示す)を形成し、基板の中央に矩形の島部10a
を形成する。
【0014】次に、図3に示すように、スリット内壁面
に無電解銅めっき、次いで電解銅めっきを施して、該内
壁面に側面めっき被膜15を形成して、上下の銅箔1
1、12を電気的に接続する。次いで図4に示すよう
に、上下の銅箔11、12をエッチング加工して配線パ
ターン11a、12aを形成する。この場合、配線パタ
ーン12aは電源プレーンあるいはグランドプレーンと
して用いる。配線パターン12aは、側面めっき被膜1
5および所要のライン(銅箔11をエッチングして形成
される)を通じて、配線パターン11a中の所要のライ
ンに接続される。配線パターン11aと配線パターン1
2aとは基板10に形成したビアホールに導電性材料を
充填して電気的に導通させてもよいが、上記の側面めっ
き被膜15により接続すると、ビアホールを設ける必要
がないので有利である。
【0015】次に図5に示すように、接着性を有するプ
リプレグ層(絶縁層でもある)16を片面に形成した銅
箔17および18を、プリプレグ層16側を基板10に
向けて基板10上に積層する。次いで図6に示すよう
に、下側の銅箔18を剥離する。次に図7に示すよう
に、ルーター刃(図示せず)により中央部に透孔19を
形成し、島部10a、島部10aに対応する銅箔17お
よびプリプレグ層16をくり抜いて積層体20を得る。
図8は上記とほぼ同様にして形成した積層体22を示
す。なお、積層体22では透孔19をせず、島部10a
を残しておく。図9に示すように、積層体20と積層体
22とを露出するプリプレグ16側を対向させて積層
し、加圧、加熱して一体化させて積層体24を得る。
【0016】次に図10に示すように、積層体24の所
要複数個所にスルーホール25を形成する。そして図1
1に示すように、スルーホール25に、無電解銅めっ
き、次いで電解銅めっきを施し、スルーホールめっき被
膜26を形成して、表裏の銅箔17、17と内層の配線
パターン11a、14a間の電気的導通をとる。また、
表裏の銅箔17、17をエッチング加工して、表層配線
パターン17a、17bを形成する。その際、透孔19
の内壁に形成されためっき被膜も除去する。
【0017】次に、図12に示すように、ドライエッチ
ング法により、半導体チップと電気的に接続する配線パ
ターン11aおよび配線パターン14aの部位、さらに
半導体チップが搭載される島部10a上の各プリプレグ
層16(同じ厚さである)ををエッチングして除去し、
当該部位の配線パターン11a、14aおよび銅箔11
を露出させて半導体装置用パッケージ34に完成され
る。上記のようにして形成される凹部28が半導体チッ
プ収納孔となる。半導体チップは島部10a上に搭載さ
れる。また半導体チップと配線パターン11a14aの
露出部との間をワイヤにより電気的に接続される。ドラ
イエッチングは、積層体24の所要個所をマスクで覆
い、フロンガスと酸素が混入されたチャンバー中に入れ
て、高周波電圧を印加し、プラズマを発生させてエッチ
ングするプラズマエッチングが好適である。上記プリプ
レグ層16は、このプラズマエッチングによる除去が可
能なように、フィラー等の無機物が混入されていないも
のを用いるとよい。
【0018】あるいは、さらに図13に示すように、島
部10aをルーター刃により除去して、図14に示すよ
うに、この貫通孔28下面側を覆うようにして接着剤3
0により放熱板32を固着して半導体装置用パッケージ
34に完成してもよい。表層配線パッケージ17aに、
必要に応じて外部接続用のはんだボール35を形成す
る。
【0019】上記半導体チップ収納孔28を形成する
際、銅箔を含むガラエポ基板10の部分はルーター刃を
用いて除去するが、ドライエッチングによりプリプレグ
層(樹脂層)16を除去して、配線パターン11a14
aの部位を露出させるようにしたので、このプリプレグ
層16の除去の制御は容易かつ正確に行える。従来は、
ルーター刃により配線パターンを傷つけないように、ル
ーター刃のZ軸方向(基板の厚み方向)の移動を正確に
NC制御する必要性から、基板に所要厚さ以上のものを
使用せねばならず、全体を薄くできなかったが、本実施
の形態では、強度が保てれば足りるだけの、薄いパッケ
ージ、例えば0.5mm程度の厚さの極めて薄いパッケ
ージの製造が可能となる。また、配線パターン11a,
14aを粗面化させることなく、樹脂部分を残らず除去
できるので、ボンディング性も向上する。なお、配線パ
ターン11a、14a等の所要部位には、任意の段階で
必要な金めっき等を施しておくことができる。
【0020】また、上記の実施の形態では、基板10の
両サイドにプリプレグ(接着剤、絶縁)層付きの銅箔を
積層した2つの積層体20、22を積層するようにした
が、図4に示す基板の片面側、あるいは両面側に、プリ
プレグ層付きの銅箔を積層し、該銅箔をエッチング加工
によりパターンニングしつつ、適宜数のプリプレグ層付
き銅箔を積層して多層構造のものにすることもできる。
そして、スルーホールめっき被膜を形成した後に、接着
剤層であるプリプレグ層をドライエッチングして、収納
孔を形成し、かつ所要配線パターンの先端部を露出させ
るようにしてもよい。さらに、収納孔28は貫通孔にし
ないで、最下層の基板10上に半導体チップを搭載する
ように構成することもできる。また上記実施の形態で
は、一部に側面めっき被膜を形成したものを示したが、
側面めっき被膜のないものに適用できることももちろん
である。
【0021】図15〜図18は他の実施の形態を示す。
本実施の形態は、ビルドアップ法により多層に形成する
ものである。図15はコア基板を示し、樹脂製の基板
(絶縁層)40の片面に銅箔41が形成されている。こ
の基板40の銅箔41をエッチング加工して所要の配線
パターン41aに形成する。この配線パターン41a上
に感光性樹脂層(絶縁層でもある)43を形成する。そ
して、フォトリソグラフィー法により、感光性樹脂に配
線パターン41aに通じる透孔44を形成し、次いでこ
の透孔44内および感光性樹脂43表面に、無電解銅め
っき、次いで電解銅めっきを施し、めっき層(銅めっき
層)を形成し、このめっき層をエッチング加工して第2
の配線パターン46aを形成する(図16)。同様にし
て第3の配線パターン48a、第4の配線パターン50
a等、所要複数層の配線パターンを形成するのである
(図17、図18)。
【0022】その後、積層体の中央部を前記と同様にし
てドライエッチング加工して感光性樹脂層(絶縁層)4
3を除去して、配線パターン41a、46a、48aの
先端部を露出させ、さらにルーター刃(図示せず)によ
り基板40に孔あけ加工して半導体チップ収納孔52を
形成すると共に、収納孔52の下面側を覆うようにして
接着剤54により放熱板56を固着して半導体装置用パ
ッケージ58に完成する。表層の配線パターン50aに
は必要に応じて外部接続用のはんだボール57を形成す
る。
【0023】半導体チップは、放熱板上に搭載し、配線
パターン41a、46a、48aと電気的接続をとった
上で封止樹脂等で封止して半導体装置に完成される。本
実施の形態でも、めっき工程後に半導体チップ収納孔を
形成するから、収納孔へのめっき被膜形成などの悪影響
をなくすことができる。また、感光性樹脂層をドライエ
ッチングで除去するため、配線パターンへのダメージを
なくすことができると共に、感光性樹脂層を薄くしても
容易に、精度よくドライエッチングができるから、薄型
のパッケージの製造が可能となる。収納孔52は必ずし
も貫通孔でなくともよく、最下層の基板40上に半導体
チップを搭載するようにしてもよい。
【0024】また上記実施の形態では、感光性樹脂層を
形成してビルドアップ法により多層回路基板に形成した
が、単に樹脂層(塗布または樹脂シートを積層)を形成
し、この樹脂層への前記透孔44はレーザー光により形
成して、以後前記と同様にして無電解銅めっき、電解銅
めっきを施してめっき被膜を形成し、パターンニングす
る工程を繰り返して所要複数段の多層の回路基板に形成
するようにしてもよい。
【0025】以上本発明につき好適な実施例を挙げて種
々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0026】
【発明の効果】以上のように、スルーホールめっき被膜
形成後に、半導体チップ収納孔を形成するから、スルー
ホールめっき工程での収納孔へのめっき被膜形成などの
悪影響をなくすことができる。また、絶縁層をドライエ
ッチングで除去するため、配線パターンへのダメージを
なくすことができると共に、絶縁層を薄くしても容易
に、精度よくドライエッチングができるから、薄型のパ
ッケージの製造が可能となる。請求項4のビルドアップ
法による場合も、めっき工程後に半導体チップ収納孔を
形成するから、収納孔へのめっき被膜形成などの悪影響
をなくすことができる。また、感光性樹脂層をドライエ
ッチングで除去するため、配線パターンへのダメージを
なくすことができると共に、感光性樹脂層を薄くしても
容易に、精度よくドライエッチングができるから、薄型
のパッケージの製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1から図12は第1の実施の形態を示し、図
1は、両面銅貼り基板の説明図である。
【図2】基板にスリットを形成した説明図である。
【図3】側面めっき被膜を形成した説明図である。
【図4】配線パターンを形成した説明図である。
【図5】上記基板の両面に接着剤層付き銅箔を積層した
説明図である。
【図6】図5の積層物の一方の銅箔を剥離した積層物の
説明図である。
【図7】図6の積層物に透孔を形成した説明図である。
【図8】図7とほぼ同様な積層物の説明図である。
【図9】図7と図8の積層物を積層した積層体の説明図
である。
【図10】積層体にスルーホールを形成した説明図であ
る。
【図11】スルーホールめっき被膜を形成した説明図で
ある。
【図12】ドライエッチングによりプリプレグ層を除去
してパッケージに完成した状態の説明図である。
【図13】貫通孔を形成した説明図である。
【図14】放熱板を固着したパッケージの説明図であ
る。
【図15】図15から図18は第2の実施の形態を示
し、片面銅箔貼りの基板の説明図である。
【図16】第2の配線パターンを形成した状態の説明図
である。
【図17】第3の配線パターンを形成した状態の説明図
である。
【図18】パッケージに完成した状態の説明図である。
【図19】図19から図22は従来のパッケージの製造
工程を示し、図19は基板を積層した状態の説明図であ
る。
【図20】配線パターンを形成した説明図である。
【図21】ルーター刃で座ぐり加工する説明図である。
【図22】パッケージに完成した状態の説明図である。
【符号の説明】
10 基板 11、12 銅箔(金属層) 11a、12a、14a 配線パターン 15 側面めっき被膜 16 プリプレグ層 17、18 銅箔 17a、17b 配線パターン 20、22、24 積層体 25 スルーホール 26 スルーホールめっき被膜 28 半導体チップ収納孔 32 放熱板 34 半導体装置用パッケージ 35 はんだボール 40 基板 41 銅箔(金属層) 43 感光性樹脂層 41a、46a、48a、50a 配線パターン 56 放熱板 57 はんだボール 58 半導体装置用パッケージ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁層を介して配線パターンが多段に形
    成されると共に、半導体チップ収納孔が形成され、該半
    導体チップ収納孔に収納される半導体チップと前記配線
    パターンとが電気的に接続可能になされた半導体層用パ
    ッケージの製造方法において、 前記絶縁層を介して配線パターンが多段に形成された積
    層体を形成する工程と、 該積層体に所要複数のスルーホールを形成する工程と、 該スルーホールに、無電解めっき、次いで電解めっきを
    施してスルーホールめっき被膜を形成し、前記配線パタ
    ーン間の所要の電気的導通をとるスルーホールめっき被
    膜形成工程と、 前記絶縁層をエッチングして、前記配線パターンの半導
    体チップと接続すべき部位を露出させるドライエッチン
    グを含む孔あけ工程とを具備することを特徴とする半導
    体装置用パッケージの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記半導体チップ収納孔は前記積層体を
    貫通する貫通孔であり、該半導体チップ収納孔を覆っ
    て、前記積層体に接着剤により放熱板を固着する工程を
    含むことを特徴とする請求項1記載の半導体装置用パッ
    ケージの製造方法。
  3. 【請求項3】 表層の前記配線パターンに外部接続用の
    はんだボールを形成する工程を含むことを特徴とする請
    求項1または2記載の半導体装置用パッケージの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 絶縁層を介して配線パターンが多段に形
    成されると共に、半導体チップ収納孔が形成され、該半
    導体チップ収納孔に収納される半導体チップと前記配線
    パターンとが電気的に接続可能になされた半導体層用パ
    ッケージの製造方法において、 樹脂製の基板に形成された金属層をエッチング加工して
    第1の配線パターンを形成する工程と、 前記第1の配線パターン上に樹脂層を形成して、該樹脂
    層に前記第1の配線パターンに通じる透孔を形成する透
    孔形成工程と、 前記樹脂層上および前記透孔内壁に無電解めっき、次い
    で電解めっきを施して、前記第1の配線パターンと電気
    的に導通するめっき被膜を形成する工程と、 該めっき被膜をエッチング加工して所要の第2の配線パ
    ターンを形成する工程と、 該第2の配線パターン形成後、前記樹脂層をエッチング
    して、前記半導体チップ収納孔を形成すると共に、前記
    配線パターンの半導体チップと接続すべき部位を露出さ
    せるドライエッチング工程とを具備することを特徴とす
    る半導体装置用パッケージの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記半導体チップ収納孔は前記基板を貫
    通する貫通孔であり、該半導体チップ収納孔を覆って、
    前記基板に接着剤により放熱板を固着する工程を含むこ
    とを特徴とする請求項4記載の半導体装置用パッケージ
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 表層の前記配線パターンに外部接続用の
    はんだボールを形成する工程を含むことを特徴とする請
    求項4または5記載の半導体装置用パッケージの製造方
    法。
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