JP2000057780A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2000057780A
JP2000057780A JP22434598A JP22434598A JP2000057780A JP 2000057780 A JP2000057780 A JP 2000057780A JP 22434598 A JP22434598 A JP 22434598A JP 22434598 A JP22434598 A JP 22434598A JP 2000057780 A JP2000057780 A JP 2000057780A
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Japan
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data
sense amplifier
shift register
memory cell
memory
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JP22434598A
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Shigeo Chatani
茂雄 茶谷
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アクセスタイムの小さいシリアル入出力型の大
容量可能な半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】フローティングゲートを有する不揮発性メ
モリトランジスタで構成された第1のメモリセルとこの
第1のメモリセルのデータを増幅する第1のセンスアン
プとを有するメモリコアブロックCB100、CB10
1と、2個の強誘電体キャパシタとこれらの強誘電体キ
ャパシタを制御する2個のMISトランジスタによって
構成された第2のメモリセルとこの第2のメモリセルの
データを増幅する第2のセンスアンプとを有するメモリ
コアブロックCB0、CB1と、シフトレジスタ回路S
R100、SR101、SR0、SR1を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関するものである。特に、記憶データを高速にアクセ
スすることができるシリアルデータ入出力型の半導体記
憶装置を提供する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯用端末機器の普及にともな
い、従来のハードディスク装置に比べ、低消費電力、小
型軽量、耐衝撃性をそなえたメモリカードの需要が増大
している。以下に、従来の技術について図面を参照しな
がら説明する。
【0003】図7は、従来例の半導体記憶装置の一例で
あって、フローティングゲートを有する不揮発性メモリ
トランジスタからなるシリアル入出力型の半導体記憶装
置の主要部である。図7においてMC100からMC1
07はメモリセル、SL100からSL103はソース
線、BL100からBL103はデータ線、WL100
とWL101はワード線である。Q100はフローティ
ングゲートを有するメモリセルトランジスタであり、そ
のソース電極はソース線SL100に、ドレイン電極は
データ線BL100に、ゲート電極はワード線WL10
0にそれぞれ接続されている。Q101もフローティン
グゲートを有するメモリセルトランジスタで、そのソー
ス電極はソース線SL100に、ドレイン電極はデータ
線BL100に、ゲート電極はワード線WL101にそ
れぞれ接続されている。
【0004】これらのメモリセルトランジスタのフロー
ティングゲートにチャージが蓄えられているか、いない
かによって、データ“0”と“1”の記憶を行う。Q1
02からQ105はカラム選択用トランジスタであり、
そのドレイン電極はそれぞれデータ線BL100からB
L103に接続され、ゲート電極はカラム選択線CL1
00またはCL101に接続され、ソース電極はセンス
アンプ回路SA100に接続され入力信号線となる。
【0005】Q106からQ109はデータ転送用トラ
ンスファゲートトランジスタであり、そのドレイン電極
はセンスアンプ回路SA100の出力端子に、ゲート電
極はトランスファゲート制御用信号線LDD100また
はLDD100Bに、ソース電極はシフトレジスタ回路
SR100またはSR101にそれぞれ接続されてい
る。SAE100はセンスアンプ起動信号、CB10
0、CB101はメモリコアブロックである。
【0006】シフトレジスタSR101の出力端子はデ
ータ転送用トランスファゲートQ114とQ115を介
して隣接するシフトレジスタSR100の入力端子に接
続されている。SFD100とSFD100B、SFD
101とSFD101Bはデータ転送用トランジスタの
制御用信号線である。
【0007】図8は従来例の半導体記憶装置の印加波形
を示している。さて、メモリセルMC100とMC10
2から記憶データを読み出す場合について図8を用いて
説明する。ワード線WL100がハイレベル、ワード線
WL101がロウレベルとなり、カラム選択線CL10
0がハイレベル、カラム選択線CL101がロウレベル
となる。このときセンスアンプSA100から所定の電
圧が、カラム選択用トランジスタQ102とQ103を
通してデータ線BL100とBL102に供給される。
【0008】もし、メモリセルトランジスタQ100の
フローティングゲートに電子が蓄えられている場合は、
トランジスタのしきい値が上昇しており、トランジスタ
Q100はオン状態とならない。したがって、データ線
BL100の電位はSA100からの供給電圧のままで
あり、センスアンプからデータ“0”の電位が出力され
る。
【0009】また、メモリセルトランジスタQ100の
フローティングゲートに電子が蓄えられていない場合
は、トランジスタのしきい値は低い状態であり、トラン
ジスタQ100はオン状態となる。したがって、データ
線BL100の電位はSA100からの供給電圧からメ
モリセルのオン抵抗分の降下を起こし、センスアンプか
らデータ“1”の電位が出力される。
【0010】さて、以上のようにしてセンスアンプSA
100に取り込まれたデータは、データ転送用トランス
ファゲートトランジスタQ106、Q107,Q108
およびQ109を経て、トランジスタQ110〜Q11
3およびトランジスタQ118〜Q121からなるフリ
ップフロップ回路と、トランジスタQ116、Q117
からなるトランスファゲート回路によって構成されたシ
フトレジスタ回路SR100およびSR101に送り込
まれる。
【0011】さらに、データ転送用トランスファゲート
トランジスタQ114、Q115をへて、シフトレジス
タ回路SR101のデータ、すなわちMC102の記憶
データがシフトレジスタ回路SR100に送り込まれ、
出力回路へと転送される。なお、データ転送用制御信号
SFD100、SFD100B、SFD101およびS
FD101Bのクロックに従い順次シリアルデータが出
力される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記フ
ローティングゲートを有する不揮発性メモリトランジス
タQ100、Q101は、メモリセルであるトランジス
タの電流能力を大きくできないため、センスアンプSA
100の起動タイミングを早めることができず所望のデ
ータのアクセスタイムが大きくなる。
【0013】したがって、この発明の目的は、アクセス
タイムの小さいシリアル入出力型の大容量可能な半導体
記憶装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体記
憶装置は、フローティングゲートを有する不揮発性メモ
リトランジスタで構成された第1のメモリセルと、この
第1のメモリセルのデータを増幅する第1のセンスアン
プと、2個の強誘電体キャパシタとこれらの強誘電体キ
ャパシタを制御する2個のMISトランジスタによって
構成された第2のメモリセルと、この第2のメモリセル
のデータを増幅する第2のセンスアンプと、第1のセン
スアンプに接続された第1のシフトレジスタ回路と、第
2のセンスアンプに接続された第2のシフトレジスタ回
路とを備えたものである。
【0015】請求項1の半導体記憶装置によれば、第1
のシフトレジスタ回路と第2のシフトレジスタ回路から
連続的にデータを出力でき、大容量化可能であり、高速
にシリアルデータの読みだしがおこなえ、かつエンデュ
ランスを経た後のデータの保持特性もすぐれる。したが
って、携帯端末装置などに使用した場合には、この半導
体記憶装置からの高速データ読み出しが可能となり、端
末装置の操作性能を大幅に向上させることができる。
【0016】請求項2記載の半導体記憶装置は、フロー
ティングゲートを有する不揮発性メモリトランジスタで
構成された第1のメモリセルと、この第1のメモリセル
のデータを増幅する第1のセンスアンプと、1個の強誘
電体キャパシタとこの強誘電体キャパシタを制御する1
個のMISトランジスタによって構成された第2のメモ
リセルと、強誘電体キャパシタとこの強誘電体キャパシ
タを制御するMISトランジスタによって構成されたダ
ミーセルと、第2のメモリセルとダミーセルのデータを
比較増幅する第2のセンスアンプと、第1のセンスアン
プに接続された第1のシフトレジスタ回路と、第2のセ
ンスアンプに接続された第2のシフトレジスタ回路とを
備えたものである。
【0017】請求項2記載の半導体記憶装置によれば、
請求項1と同様に高速にシリアルデータの読みだしがお
こなえ、かつ強誘電体メモリ部分によるチップ面積の増
大量を少なく抑えることができ、チップの製造コストの
増加を小さくできる。したがって携帯端末装置などに使
用した場合には、半導体記憶装置からの高速データ読み
出しが可能となり、端末装置の操作性能を大幅に向上さ
せることができる。
【0018】請求項3記載の半導体記憶装置は、請求項
1または請求項2において、第1のセンスアンプを起動
するタイミングと第2のセンスアンプを起動するタイミ
ングが異なるものである。請求項3記載の半導体記憶装
置によれば、請求項1または請求項2と同様な効果があ
る。
【0019】請求項4記載の半導体記憶装置は、請求項
1または請求項2において、第1のシフトレジスタ回路
の出力端子と第2のシフトレジスタ回路の出力端子とが
トランスファゲートを介して接続されているものであ
る。請求項4記載の半導体記憶装置によれば、請求項1
または請求項2と同様な効果がある。
【0020】請求項5記載の半導体記憶装置は、請求項
1または請求項2において、第1のシフトレジスタ回路
のデータ転送用信号と第2のシフトレジスタ回路のデー
タ転送用信号とを有し、これらのデータ転送用信号の変
化に応じて、第2シフトレジスタ回路のデータ、第1シ
フトレジスタデータの順に外部出力されるものである。
【0021】請求項5記載の半導体記憶装置によれば、
請求項1または請求項2と同様な効果がある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は、この発明の第1の実施の形態
に係る半導体記憶装置であって、シリアル入出力型半導
体記憶装置の主要部を示している。
【0023】図1において、MC0からMC7はメモリ
セル、CP0からCP3はセルプレート線、BL0から
BL3とBL0BからBL3Bはデータ線、WL0とW
L1はワード線である。MC0は1ビットのメモリセル
を表しており、Q1とQ2はMISトランジスタ、C0
とC1は強誘電体キャパシタで、MISトランジスタQ
1のソース電極は強誘電体キャパシタC0の一端子に、
ドレイン電極はデータ線BL0に、ゲート電極はワード
線WL0にそれぞれ接続され、C0の他端子はセルプレ
ート線CP0に接続されている。MISトランジスタQ
2のソース電極は強誘電体キャパシタC1の一端子に、
ドレイン電極はデータ線BL0Bに、ゲート電極はワー
ド線WL0にそれぞれ接続され、C1の他端子はセルプ
レート線CP0に接続されている。MC1からMC7も
それぞれ同様に接続されている。
【0024】これら一対の強誘電体キャパシタC0、C
1にそれぞれ逆方向の分極を生じさせることによって、
データ“0”と“1”の記憶を行うため、メモリセルの
動作マージンが広くとれ、したがって、エンデュランス
後の特性の低下にも強くなる。Q5からQ12はデータ
線プリチャージ用トランジスタであり、そのドレイン電
極はそれぞれデータ線BL0からBL3またはBL0B
からBL3Bに接続され、ゲート電極はデータ線プリチ
ャージ信号BLEに、ソース電極はグランドに接続され
ている。SA0はセンスアンプ回路で一対のデータ線の
電位差の増幅を行う。SAE0、SAE1はセンスアン
プ回路の起動信号である。
【0025】Q13からQ20はカラム選択トランジス
タであってデータ転送用トランスファゲートトランジス
タでもある。そのドレイン電極はセンスアンプ回路SA
0の出力端子に、ゲート電極はカラム選択信号CL0、
CL1、CL0B、CL1Bに、ソース電極はシフトレ
ジスタ回路SR0またはSR1にそれぞれ接続されてい
る。
【0026】CB0は、2個の強誘電体キャパシタC
0、C1と、これらを制御する2個のMISトランジス
タQ1、Q2によって構成されたメモリセルMC0、同
様な構成のMC1、MC4、MC5等と、メモリセルM
C0等のデータを増幅するセンスアンプSA0とを有す
るメモリコアブロックである。CB1は同様にメモリセ
ルMC2、MC3、MC6、MC7と、センスアンプS
A0を有するメモリコアブロックである。またシフトレ
ジスタSR0は、トランジスタQ21〜Q24およびト
ランジスタQ29〜Q32からなるフリップフロップ回
路と、トランジスタQ27、Q28からなるトランスフ
ァゲート回路によって構成され、シフトレジスタSR1
も同様である。
【0027】シフトレジスタSR1の出力端子はデータ
転送用トランスファゲートQ25とQ26を介して隣接
するシフトレジスタSR0の入力端子に接続されてい
る。SFD0とSFD0B、SFD1とSFD1Bはデ
ータ転送用トランジスタの制御用信号である。図2は、
従来例に示したフローティングゲートを有する不揮発性
メモリトランジスタで構成されたメモリセルからのデー
タのシフトレジスタ回路SR100およびSR101
と、図1に示した強誘電体メモリからのデータのシフト
レジスタ回路SR0とSR1との接続を示したものであ
る。Q33〜Q36およびQ41、Q42は、シフトレ
ジスタSR0、SR100の出力信号を波形整形するた
めのインバータ回路であり、Q37〜Q40はシフトレ
ジスタSR0をシフトレジスタSR100からの出力を
選択するためのブロック選択回路である。
【0028】各レジスタ回路は簡素化のため2段ずつあ
らわしてあるが、何段であっても差し支えない。図中の
ブロック選択信号BS0、BS1、BS0B、BS1B
はどちらのレジスタのデータを出力回路に転送するかの
選択をおこなっている。図3は、この発明の第1の実施
の形態に係る半導体記憶装置の印加波形である。さて、
メモリセルMC0とMC2から記憶データを読み出す場
合について図1と図3を用いて説明する。
【0029】データ線プリチャージ信号BLEをロウレ
ベルにおとしデータ線のプリチャージを停止する。次
に、ワード線WL0とセルプレート線CP0とCP2を
ハイレベルに、ワード線WL1とセルプレート線CP1
とCP3はロウレベルのままである。これで強誘電体キ
ャパシタC0、C1のデータがMISトランジスタQ1
とQ2を通してデータ線BL0とBL0Bにそれぞれ現
れる。このとき、センスアンプ起動信号SAE0をハイ
レベルとすることで、データ線電位の増幅がおこなわれ
る。
【0030】通常、強誘電体メモリセルからのデータの
読み出しは、ワード線やセルプレート線の活性化から1
00nsec程度で行えるわけであるから、フローティ
ングゲートを有する不揮発性メモリトランジスタからの
読み出しに比べ、10倍から20倍の高速となる。さ
て、上記のようにしてセンスアンプSA0で増幅された
データは、データ転送用トランスファゲートトランジス
タQ13、Q14、Q17およびQ18を経て、フリッ
プフロップ回路とトランスファゲート回路によって構成
されたシフトレジスタ回路SR0およびSR1に送り込
まれる。センスアンプSA0を起動するタイミングとセ
ンスアンプSA100を起動するタイミングとは異な
る。
【0031】さらに、データ転送用トランスファゲート
トランジスタQ25、Q26をへて、シフトレジスタ回
路SR1のデータ、すなわちMC2の記憶データがシフ
トレジスタ回路SR0に送り込まれ、出力回路へと転送
される。なお、データ転送用制御信号SFD0、SFD
0B、SFD1およびSFD1Bのクロックに従い順次
シリアルデータが出力されるのは従来例と同様である。
【0032】アクセスタイムの遅い、フローティングゲ
ートを有する不揮発性メモリセルトランジスタからのデ
ータがシフトレジスタSR100に準備できるまで、強
誘電体メモリからのデータを出力回路から出力し、SR
100に正常な出力データの準備ができたところで、セ
レクトトランジスタQ37からQ40を切り替えること
で高速化が可能となるものである。
【0033】フローティングゲートを有する不揮発性メ
モリトランジスタからのデータ読み出しの時間は、把握
可能であるので、そのデータ読み出しまでにいくつのデ
ータを出力すべきかを計算し、その分だけ、高速の強誘
電体メモリのデータ線を用意すればよく、余分なメモリ
セルを置く必要がなくなるわけで効率的である。すなわ
ち、SR100とSR101に正常データが格納される
間はBS0はハイレベル、BS0Bはロウレベル、BS
1はロウレベル、BS1Bはハイレベルとなる。また、
この間はSFD0B、SFD0、SFD1、SFD1B
をクロック動作、SFD100B、SFD100、SF
D101、SFD101Bは固定レベル印加とすること
で、SR0からの出力を出力回路に送ることができる。
次にSR100、SR101に正常データが格納された
後は、BS1はハイレベル、BS1Bはロウレベル、B
S0はロウレベル、BS0Bはハイレベルとする。ま
た、この間はSFD100B、SFD100、SFD1
01、SFD101Bをクロック動作、SFD0B、S
FD0、SFD1、SFD1Bに固定レベルを印加する
ことで、SR100からの出力を出力回路に送ることが
できる。さらに余分な回路の動作を防ぐため低消費電力
化が図れる。
【0034】(実施の形態2)図4は、この発明の第2
の実施の形態に係る半導体記憶装置であって、シリアル
入出力型半導体記憶装置の主要部を示している。図4に
おいてMC10からMC17はメモリセル、CP10か
らCP13はセルプレート線、BL10からBL13と
BL10BからBL13Bはデータ線、WL10とWL
11はワード線である。
【0035】また、DC10からDC17はダミーセ
ル、DWL10とDWL11はダミーワード線、DCP
0はダミーキャパシタリセット信号である。MC10は
1ビットのメモリセルを表しており、Q54はMISト
ランジスタ、C10は強誘電体キャパシタ、MISトラ
ンジスタQ54のソース電極は強誘電体キャパシタC1
0の一端子に、ドレイン電極はデータ線BL10に、ゲ
ート電極はワード線WL10にそれぞれ接続され、C1
0の他端子はセルプレート線CP10に接続されてい
る。DC10は1個のダミーセルを表しており、Q50
とQ51はMISトランジスタ、C13は強誘電体キャ
パシタ、MISトランジスタQ51のソース電極は強誘
電体キャパシタC13の一端子とMISトランジスタQ
50のドレイン電極に、ドレイン電極はデータ線BL1
0Bに、ゲート電極はダミーワード線DWL10にそれ
ぞれ接続され、C13の他端子はセルプレート線CP1
0に接続されている。MISトランジスタQ50のソー
ス電極はグランド線に、ゲート電極はダミーセルリセッ
ト信号DCP0にそれぞれ接続されている。MC11か
らMC17、DC11からDC17もそれぞれ同様であ
る。
【0036】これら一個の強誘電体キャパシタが持つ分
極の方向でデータ“0”と“1”の記憶を行う。読み出
しはメモリセルキャパシタからの電位とダミーセルキャ
パシタからの電位とを比較することによって行う。この
構成はメモリセルの集積度を大きくすることができるた
め、従来例で述べたメモリセルに付加する強誘電体メモ
リの面積を小さくすることができるので、チップ面積の
増大を抑えコストの低減にも効果がある。
【0037】Q5からQ12はデータ線プリチャージ用
トランジスタであり、そのドレイン電極はそれぞれデー
タ線BL10からBL13またはBL10BからBL1
3Bに接続され、ゲート電極はデータ線プリチャージ信
号BLEに、ソース電極はグランドに接続されている。
SA10はセンスアンプ回路SA10でメモリセルとダ
ミーセルの接続された一対のデータ線の電位差の増幅を
行う。SAE0、SAE1はセンスアンプ回路の起動信
号である。
【0038】Q13からQ20はカラム選択トランジス
タであってデータ転送用トランスファゲートトランジス
タでもある。そのドレイン電極はセンスアンプ回路SA
10の出力端子に、ゲート電極はカラム選択信号CL
0、CL1、CL0B、CL1Bに、ソース電極はシフ
トレジスタ回路SR0またはSR1にそれぞれ接続され
ている。
【0039】CB10は、1個の強誘電体キャパシタC
10と、これを制御する1個のMISトランジスタQ5
4によって構成されたメモリセルMC10、同様な構成
のMC11、MC14、MC15等と、1個の強誘電体
キャパシタC13と、これを制御する1個のMISトラ
ンジスタQ51、強誘電体キャパシタC13の電荷を初
期化する1個のMISトランジスタQ50によって構成
されたダミーセルDC10、同様な構成のDC11、D
C14、DC15等と、メモリセルMC10等のデータ
を増幅するセンスアンプSA10とを有するメモリコア
ブロックである。CB11は同様にメモリセルMC1
2、MC13、MC16、MC17と、ダミーセルDC
12、DC13、DC16、DC17と、センスアンプ
SA10を有するメモリコアブロックである。またシフ
トレジスタSR0は、第1の実施の形態と同様にトラン
ジスタQ21〜Q24およびトランジスタQ29〜Q3
2からなるフリップフロップ回路と、トランジスタQ2
7、Q28からなるトランスファゲート回路によって構
成され、シフトレジスタSR1も同様である。
【0040】シフトレジスタSR1の出力端子はデータ
転送用トランスファゲートQ25とQ26を介して隣接
するシフトレジスタSR0の入力端子に接続されてい
る。SFD0とSFD0B、SFD1とSFD1Bはデ
ータ転送用トランジスタの制御用信号である。図5は、
従来例に示したフローティングゲートを有する不揮発性
メモリトランジスタで構成された複数のメモリセルから
のデータのシフトレジスタ回路SR100およびSR1
01と、図4に示した強誘電体メモリからのデータのシ
フトレジスタ回路SR0およびSR1との接続を示した
ものである。図2とほぼ同構成である。各レジスタ回路
は簡素化のため2段ずつあらわしてあるが、何段であっ
ても差し支えない。図中のブロック選択信号BS0、B
S1、BS0B、BS1Bはどちらのレジスタのデータ
を出力回路に転送するかの選択をおこなっている。
【0041】図6は、この発明の第2の実施の形態に係
る半導体記憶装置の印加波形である。さて、メモリセル
MC10とMC12から記憶データを読み出す場合につ
いて図4と図6を用いて説明する。データ線プリチャー
ジ信号BLEをロウレベルにおとしデータ線のプリチャ
ージを停止する。次に、ワード線WL10とダミーワー
ド線DWL10およびセルプレート線CP10とCP1
2をハイレベルに、ワード線WL11とダミーワード線
DWL11およびセルプレート線CP11とCP13は
ロウレベルのままである。これで強誘電体キャパシタC
10、C13のデータがMISトランジスタQ54とQ
51を通してデータ線BL10とBL10Bにそれぞれ
現れる。このとき、センスアンプ起動信号SAE0をハ
イレベルとすることで、データ線電位の増幅がおこなわ
れる。
【0042】通常、強誘電体メモリセルからのデータの
読み出しは、ワード線やセルプレート線の活性化から1
00nsec程度で行えるわけであるから、フローティ
ングゲートを有する不揮発性メモリトランジスタからの
読み出しに比べ、10倍から20倍の高速となる。以降
のセンスアンプのデータの出力回路への転送方式は、第
1の実施の形態と同じであるので、ここでは省略する。
【0043】アクセスタイムの遅い、フローティングゲ
ートを有する不揮発性メモリセルトランジスタからのデ
ータがシフトレジスタSR100に準備できるまで、強
誘電体メモリからのデータを出力回路から出力し、SR
100の準備ができたところで、セレクトトランジスタ
Q37からQ40を切り替えることで高速化が可能とな
るものである。
【0044】フローティングゲートを有する不揮発性メ
モリトランジスタからのデータ読み出しの時間は、把握
可能であるので、そのデータ読み出しまでにいくつのデ
ータを出力すべきかを計算し、その分だけ、高速の強誘
電体メモリのデータ線を用意すればよく、余分なメモリ
セルを置く必要がなくなるわけで効率的である。すなわ
ち、SR100とSR101に正常データが格納される
間はBS0はハイレベル、BS0Bはロウレベル、BS
1はロウレベル、BS1Bはハイレベルを印加する。ま
た、この間はSFD0B、SFD0、SFD1、SFD
1Bをクロック動作、SFD100B、SFD100、
SFD101、SFD101Bは固定レベルを印加する
ことで、SR0からの出力を出力回路に送ることができ
る。次にSR100、SR101に正常データが格納さ
れた後は、BS1はハイレベル、BS1Bはロウレベ
ル、BS0はロウレベル、BS0Bはハイレベルとす
る。また、この間にはSFD100B、SFD100、
SFD101、SFD101Bをクロック動作、SFD
0B、SFD0、SFD1、SFD1Bに固定レベルを
印加することで、SR100からの出力を出力回路に送
ることができる。さらに不必要な回路が動作することを
防げるため、低消費電力化が図れる。
【0045】第1および第2の実施の形態とも、強誘電
体キャパシタへのデータの再書き込みが必要であるが、
シリアル出力動作であることから、メモリセルからのデ
ータの出力後に十分な期間があることから問題なくおこ
なえるため、ここでは説明は省略する。ここでの説明は
すべて、Nチャネルトランジスタを中心に行ったが、P
チャネルトランジスタをもちいても実現できることは言
うまでもない。
【0046】
【発明の効果】請求項1の半導体記憶装置によれば、第
1のシフトレジスタ回路と第2のシフトレジスタ回路か
ら連続的にデータを出力でき、大容量化可能であり、高
速にシリアルデータの読みだしがおこなえ、かつエンデ
ュランスを経た後のデータの保持特性もすぐれる。した
がって、携帯端末装置などに使用した場合には、この半
導体記憶装置からの高速データ読み出しが可能となり、
端末装置の操作性能を大幅に向上させることができる。
【0047】請求項2記載の半導体記憶装置によれば、
請求項1と同様に高速にシリアルデータの読みだしがお
こなえ、かつ強誘電体メモリ部分によるチップ面積の増
大量を少なく抑えることができ、チップの製造コストの
増加を小さくできる。したがって携帯端末装置などに使
用した場合には、半導体記憶装置からの高速データ読み
出しが可能となり、端末装置の操作性能を大幅に向上さ
せることができる。
【0048】請求項3記載の半導体記憶装置によれば、
請求項1または請求項2と同様な効果がある。請求項4
記載の半導体記憶装置によれば、請求項1または請求項
2と同様な効果がある。請求項5記載の半導体記憶装置
によれば、請求項1または請求項2と同様な効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態のシリアル入出力
型半導体記憶装置の主要部の回路図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態のシリアル入出力
型半導体記憶装置のシフトレジスタ出力の切り替え回路
近傍を詳細に示す回路ブロック図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態のシリアル入出力
型半導体記憶装置の印加波形図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態のシリアル入出力
型半導体記憶装置の主要部の回路図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態のシリアル入出力
型半導体記憶装置のシフトレジスタ出力の切り替え回路
近傍を詳細に示す回路ブロック図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態のシリアル入出力
型半導体記憶装置の印加波形図である。
【図7】従来例のシリアル入出力型半導体記憶装置の主
要部の回路図である。
【図8】従来例のシリアル入出力型半導体記憶装置の印
加波形図である。
【符号の説明】
WL0、WL1、WL10、WL11、WL100、W
L101…ワード線 DWL10、DWL11
…ダミーワード線 CP0〜CP3、CP10〜CP13
…セルプレート線 BL0〜BL3、BL0B〜BL3B、BL10〜BL
13、BL10B〜BL13B、BL100〜BL10
3 …データ線 MC0〜MC7、MC10〜MC17、MC100〜M
C107…強誘電体メモリ DC10〜DC17
…ダミーセル SA0、SA10、SA100
…センスアンプ SR0、SR1、SR100、SR101 …
シフトレジスタ回路 Q1〜Q42、Q50〜Q55、Q100〜Q123
…トランジスタ C0〜C3、C10〜C13 …
強誘電体キャパシタ CB0、CB1、CB10、CB11、CB100、C
B101…メモリコアブロック VCC
…電源線 BLE …データ
線プリチャージ信号 SAE0、SAE1、SAE100 …セ
ンスアンプ起動信号 CL0、CL0B、CL1、CL1B、CL100、C
L101…カラム選択信号 BS0、BS0B、BS1、BS1B
…ブロック選択信号 DCP0 …ダミ
ーセルリセット信号 SFD0、SFD0B、SFD1、SFD1B、SFD
100、SFD100B、SFD101、SFD101
B、LDD100、LDD100B
…データ転送用信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フローティングゲートを有する不揮発性
    メモリトランジスタで構成された第1のメモリセルと、
    この第1のメモリセルのデータを増幅する第1のセンス
    アンプと、2個の強誘電体キャパシタとこれらの強誘電
    体キャパシタを制御する2個のMISトランジスタによ
    って構成された第2のメモリセルと、この第2のメモリ
    セルのデータを増幅する第2のセンスアンプと、前記第
    1のセンスアンプに接続された第1のシフトレジスタ回
    路と、前記第2のセンスアンプに接続された第2のシフ
    トレジスタ回路とを備えた半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 フローティングゲートを有する不揮発性
    メモリトランジスタで構成された第1のメモリセルと、
    この第1のメモリセルのデータを増幅する第1のセンス
    アンプと、1個の強誘電体キャパシタとこの強誘電体キ
    ャパシタを制御する1個のMISトランジスタによって
    構成された第2のメモリセルと、強誘電体キャパシタと
    この強誘電体キャパシタを制御するMISトランジスタ
    によって構成されたダミーセルと、前記第2のメモリセ
    ルと前記ダミーセルのデータを比較増幅する第2のセン
    スアンプと、前記第1のセンスアンプに接続された第1
    のシフトレジスタ回路と、前記第2のセンスアンプに接
    続された第2のシフトレジスタ回路とを備えた半導体記
    憶装置。
  3. 【請求項3】 第1のセンスアンプを起動するタイミン
    グと第2のセンスアンプを起動するタイミングが異なる
    請求項1または請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 第1のシフトレジスタ回路の出力端子と
    第2のシフトレジスタ回路の出力端子とがトランスファ
    ゲートを介して接続されている請求項1または請求項2
    記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 第1のシフトレジスタ回路のデータ転送
    用信号と第2のシフトレジスタ回路のデータ転送用信号
    とを有し、これらのデータ転送用信号の変化に応じて、
    前記第2シフトレジスタ回路のデータ、前記第1シフト
    レジスタデータの順に外部出力される請求項1または請
    求項2記載の半導体記憶装置。
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