JP2000057348A - パターンの認識方法及び装置 - Google Patents

パターンの認識方法及び装置

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JP2000057348A
JP2000057348A JP10224164A JP22416498A JP2000057348A JP 2000057348 A JP2000057348 A JP 2000057348A JP 10224164 A JP10224164 A JP 10224164A JP 22416498 A JP22416498 A JP 22416498A JP 2000057348 A JP2000057348 A JP 2000057348A
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JP10224164A
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English (en)
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Masao Yajima
正男 矢島
Mitsuo Yokozawa
満雄 横沢
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速で効率の良い認識を行う。 【解決手段】 パターンに座標変換を施して比較パター
ンを形成し(ステップ1)、該比較パターンを基準であ
るテンプレートと比較してパターンを認識するようにし
たパターンの認識方法において、テンプレートとして、
パターンのうちその特徴部分を表す粗マッチング演算用
テンプレートとパターンの全体をパターン識別に十分な
程度に表す詳細マッチング演算用テンプレートとを用意
しておき(ステップ2)、比較パターンを粗マッチング
演算用テンプレートと比較してこれらの概略のマッチン
グ度とパターンの概略の回転角度とを求め(ステップ
3)、概略のマッチング度が適合したテンプレートのみ
について(ステップ4)パターンの概略の回転角度を基
にして比較パターンを詳細マッチング演算用テンプレー
トと比較して(ステップ5)、パターンを認識する(ス
テップ6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パターンの認識方
法及び装置に関する。更に詳述すると、本発明は、コイ
ン等の円形のパターン判別に適したパターンの認識方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コインの判別等に使用されるパターン認
識装置では、装置に認識対象物が取り込まれると認識対
象物の画像が撮像されて、これを基に比較パターンが作
成される。この比較パターン2は、例えば図3(A)に
示すように、認識対象物の読取画像13に対してリング
状のテンプレート範囲14を設定して画像を切り出して
エッジ強調等の処理を施し、さらにテンプレート範囲1
4を例えば径方向に10画素、周方向に128画素に分
割して、図3(B)に示すように縦横128×10画素
の矩形状に座標変換して作成される。
【0003】そして、認識対象物の画像の画像処理や、
または他のセンサの検出結果等により認識対象物の材質
や外径や穴の有無等を判断する。この材質や外径等の判
断結果を基にして、予め準備されている各種コインのテ
ンプレート、即ち基準パターンのうちの条件が合致する
ものを選択して比較パターンと詳細に比較するマッチン
グ演算を行うようにしている。テンプレートとしては、
予め各種コインについて比較パターンと同様に128×
10画素の矩形状の画像を作成しておいたものを利用す
る。
【0004】ここで、比較パターンとテンプレートとの
マッチング演算の際は、コインの姿勢、即ち回転角度が
不明であるので、両画像を長手方向に相対的に1画素ず
つずらしながら比較演算するようにする。つまり、1枚
のテンプレートについて128回ずらしてマッチング演
算を行っている。このため、各テンプレートでのマッチ
ング演算に長い処理時間を要してしまい、例えば1秒間
に30枚のコインを処理することが要求されていること
から、1枚の認識対象物についてマッチング演算するテ
ンプレートの枚数を例えば4枚程度に抑えている。そし
て、1枚のコインについて新しくきれいな物と古く汚れ
た物との各々表裏で計4枚のテンプレートが作成されて
いることから、1枚の認識対象物について外径や材質等
の同じである1種類のコインの判定を行うようにしてい
る。
【0005】そして、1枚のテンプレートにおける12
8回のマッチング演算で得られた類似度のうちの最高値
をこのテンプレートに対する比較パターンの類似度とし
て採用する。さらに、マッチング演算を行った例えば4
枚のテンプレートのうちで、最も高い類似度を有するも
のにより認識対象物の種類を認識している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たパターン認識装置による認識方法では、マッチング演
算を行うテンプレートを認識対象物の外径や材質等を基
に選択しているので、例えば外径や材質等が同じで図柄
の異なるコインが多種類ある場合は、マッチング演算す
べきテンプレートの枚数が4枚を超えて非常に多くなっ
てしまい、認識対象物の認識に非常に長時間を要して処
理能力が低下してしまう。
【0007】さらに、認識対象物の外径等を認識するた
めに別センサを設けているので、当該センサの開発や設
置や調整等に多くの費用や時間やスペースを要してしま
う。
【0008】そこで、本発明は、迅速で効率の良い認識
を行うことができるパターンの認識方法及び装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、パターンに座標変換を施し
て比較パターンを形成し、該比較パターンを基準である
テンプレートと比較してパターンを認識するようにした
パターンの認識方法において、テンプレートとして、パ
ターンのうちその特徴部分を表す粗マッチング演算用テ
ンプレートとパターンの全体をパターン識別に十分な程
度に表す詳細マッチング演算用テンプレートとを用意し
ておき、比較パターンを粗マッチング演算用テンプレー
トと比較してこれらの概略のマッチング度とパターンの
概略の回転角度とを求め、概略のマッチング度が適合し
たテンプレートのみについてパターンの概略の回転角度
を基にして比較パターンを詳細マッチング演算用テンプ
レートと比較して、パターンを認識するようにしてい
る。
【0010】また、請求項3記載の発明は、パターンに
座標変換を施して比較パターンを形成し、該比較パター
ンを基準であるテンプレートと比較してパターンを認識
するようにしたパターンの認識装置において、テンプレ
ートとして、パターンのうちその特徴部分を表す粗マッ
チング演算用テンプレートとパターンの全体をパターン
識別に十分な程度に表す詳細マッチング演算用テンプレ
ートとを備えると共に、比較パターンを粗マッチング演
算用テンプレートと比較する粗マッチング演算部と、比
較パターンを詳細マッチング演算用テンプレートと比較
する詳細マッチング演算部とを備えて、粗マッチング演
算部により比較パターンの粗マッチング演算用テンプレ
ートに対する概略のマッチング度とパターンの概略の回
転角度とを求め、粗マッチング演算部の演算結果により
概略のマッチング度が適合したテンプレートのみについ
てパターンの概略の回転角度を基にして詳細マッチング
演算部により比較パターンを詳細マッチング演算用テン
プレートと比較演算して、パターンを認識するようにし
ている。
【0011】したがって、比較パターンを粗マッチング
演算用テンプレートと比較してこれらの概略のマッチン
グ度とパターンの概略の回転角度とを求めているので、
候補になる詳細マッチング演算用テンプレートの種類と
およその回転角度を求めることができる。そして、概略
のマッチング度が適合した詳細マッチング演算用テンプ
レートのみについて比較パターンと比較できると共にこ
の比較をパターンの概略の回転角度の前後の僅かな範囲
で行うことができるので、1枚の詳細マッチング演算用
テンプレートにおけるマッチング演算の回数を大幅に減
らすことができる。よって、迅速なパターン認識を行う
ことができる。
【0012】また、詳細マッチング演算用テンプレート
の1枚当たりのマッチング演算に要する時間を短縮でき
るので、従来の処理時間と同等の時間を掛ければより多
数の詳細マッチング演算用テンプレートについてマッチ
ング演算を行うことができる。このため、外径等が同じ
で図柄の異なるパターンが多種類ある場合でも、短時間
にパターン認識を行うことができる。
【0013】しかも、比較対象となる全ての詳細マッチ
ング演算用テンプレートについて粗マッチング演算用テ
ンプレートを作成して比較パターンとマッチング演算を
行うことができるので、従来のように候補を絞り込むた
めに外径等を検出する別センサを設ける必要が無くな
る。このため、装置の低コスト化や省スペース化を図る
ことができる。
【0014】また、請求項2記載のパターンの認識方法
及び請求項4記載のパターンの認識装置では、粗マッチ
ング演算用テンプレートは、詳細マッチング演算用テン
プレートの一部を用いて構成されたもの、または詳細マ
ッチング演算用テンプレートを基に部分ごとに平均化し
て作成したものとしている。
【0015】したがって、粗マッチング演算用テンプレ
ートとして特別に用意をする必要が無いので、省メモリ
化を図ることができる。
【0016】また、請求項5記載のパターンの認識装置
では、粗マッチング演算用テンプレートは詳細マッチン
グ演算用テンプレートと該詳細マッチング演算用テンプ
レートのうちの特徴部分を指定するルックアップテーブ
ルとから作成されると共に、ルックアップテーブルを変
更可能に構成するようにしている。
【0017】したがって、ルックアップテーブルの使用
により、詳細マッチング演算用テンプレートと比較パタ
ーンのそれぞれから同条件で比較データを切り出すこと
ができる。このため、粗マッチング演算を迅速かつ容易
に行うことができる。ルックアップテーブルを変更する
ことにより粗マッチング演算用テンプレートを変更する
ことができるので、パターンの認識に要求される精度や
速度に応じて最適な粗マッチング演算用テンプレートを
得ることができるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。図1〜図
6に、本発明のパターンの認識方法を利用するパターン
の認識装置の一実施形態を示す。このパターン認識装置
1は、パターンに座標変換を施して比較パターン2を形
成し、該比較パターン2を基準であるテンプレートと比
較してパターンを認識するようにしたものである。この
パターン認識装置1では、テンプレートとしてパターン
のうちその特徴部分を表す粗マッチング演算用テンプレ
ート3とパターンの全体をパターン識別に十分な程度に
表す詳細マッチング演算用テンプレート4とを備えてい
る。そして、このパターン認識装置1は、図2に示すよ
うに比較パターン2を粗マッチング演算用テンプレート
3と比較する粗マッチング演算部5と、比較パターン2
を詳細マッチング演算用テンプレート4と比較する詳細
マッチング演算部6とを備えている。
【0019】さらに、このパターン認識装置1では、粗
マッチング演算部5により比較パターン2の粗マッチン
グ演算用テンプレート3に対する概略のマッチング度と
パターンの概略の回転角度とを求める。そして、粗マッ
チング演算部5の演算結果により、概略のマッチング度
が適合したテンプレートのみについてパターンの概略の
回転角度を基にして、詳細マッチング演算部6により比
較パターン2を詳細マッチング演算用テンプレート4と
比較演算して、パターンを認識するようにしている。
【0020】また、粗マッチング演算用テンプレート3
は、図4と図7と図9にそれぞれ示すように詳細マッチ
ング演算用テンプレート4の一部を用いて構成されたも
の、または図8に示すように詳細マッチング演算用テン
プレート4を基に部分ごとに平均化して作成したものと
している。この粗マッチング演算用テンプレート3は、
詳細マッチング演算用テンプレート4と該詳細マッチン
グ演算用テンプレート4のうちの特徴部分を指定するル
ックアップテーブル(以下、LUTと略称する)7とか
ら作成される。そして、LUT7は変更可能に構成され
ている。
【0021】ここで、LUT7は詳細マッチング演算用
テンプレート4ごとに固有に設定しているので、どのよ
うな粗マッチング演算用テンプレート3を作成するかに
よって、各LUT7は全く異なったものとなる。
【0022】図2に示すように、CPU8はLUT7に
直接、またはアドレス発生手段9を介して接続されてい
る。このアドレス発生手段9は、LUT7が詳細マッチ
ング演算用テンプレート4の特徴部分を指定するための
アドレスを指定するものである。LUT7は、詳細マッ
チング演算用テンプレート4に基づいて粗マッチング演
算用テンプレート3を作成する粗マッチング演算用テン
プレート作成部10に接続されると共に、比較パターン
2に基づいて粗マッチング演算用テンプレート3と比較
する部分を作成する比較部分作成部11に先頭シフト手
段12を介して接続されている。先頭シフト手段12
は、LUT7で指定される比較パターン2の特徴部分の
先頭アドレス、即ち起点アドレスを、図6に示すように
比較パターン2に対して1画素ずつずらして1回りさせ
るものである。本実施形態では比較パターン2の長さを
128画素としているので、128回ずらすことにな
る。
【0023】粗マッチング演算用テンプレート作成部1
0と比較部分作成部11とには、粗マッチング演算部5
が接続されている。この粗マッチング演算部5では、粗
マッチング演算用テンプレート作成部10から送られた
粗マッチング演算用テンプレート3と比較部分作成部1
1から送られた比較パターン2の比較部分とを比較演
算、即ち粗マッチング演算する。この粗マッチング演算
は、1枚の粗マッチング演算用テンプレート3について
比較パターン2から比較部分を128回ずらしながら取
り出して行う。さらに、比較対象となる複数の粗マッチ
ング演算用テンプレート3の全てについて行う。
【0024】この比較演算により、比較パターン2の粗
マッチング演算用テンプレート3に対するマッチング度
とパターンの概略の回転角度を得ることができる。例え
ば、10種類の粗マッチング演算用テンプレート3につ
いて比較演算した結果、マッチング度が閾値を超えたも
のが3つあった場合、この3つの粗マッチング演算用テ
ンプレート3について各々マッチング度が閾値を超えた
ときのパターンの回転角度を算出するようにする。また
選択の基準は閾値を設定しておくことには限られず、例
えばマッチング度の高いものから順に3つ等を選択する
ようにしても良い。
【0025】さらに、粗マッチング演算部5には、詳細
マッチング演算部6が接続されている。この詳細マッチ
ング演算部6では、粗マッチング演算部5から送られた
結果に基づいて、詳細マッチング演算用テンプレート4
と比較パターン2とを比較演算、即ち詳細マッチング演
算する。例えば、粗マッチング演算部5から3つの粗マ
ッチング演算用テンプレート3とそれぞれのパターンの
概略の回転角度が送られた場合は、各粗マッチング演算
用テンプレート3に対応する詳細マッチング演算用テン
プレート4について、それぞれのパターンの回転角度に
対して例えばプラスマイナス5画素(あるいは5度)程
度の範囲で比較パターン2との比較演算を行う。
【0026】そして、詳細マッチング演算部6での演算
により、比較パターン2に対して最も高いマッチング度
を有する詳細マッチング演算用テンプレート4の種類が
パターンの種類として認識される。
【0027】上述したパターン認識装置1の作動手順を
図1に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0028】まず認識対象物の撮像を行ってパターンを
形成する。本実施形態では認識対象物をコインとしてい
る。そして、図3(A)に示すように、認識対象物の読
取画像13に対してリング状のテンプレート範囲14を
設定して画像を切り出してエッジ強調等の処理を施す。
さらに、テンプレート範囲14を例えば径方向に10画
素、周方向に128画素に分割して、図3(B)に示す
ように縦横128×10画素の矩形状に座標変換して比
較パターン2を作成する(ステップ1)。
【0029】一方、読取りが想定される各種のコインに
ついて、予め詳細マッチング演算用テンプレート4を作
成しておく。ここでの詳細マッチング演算用テンプレー
ト4の作成方法は、上述した認識対象物から比較パター
ン2を作成する方法と同様にしている。すなわち、図4
(A)に示すように、コインの読取画像13に対してリ
ング状のテンプレート範囲14を設定して画像を切り出
してエッジ強調等の処理を施し、さらにテンプレート範
囲14を分割して図4(B)に示すように縦横128×
10画素の矩形状に座標変換して詳細マッチング演算用
テンプレート4を作成する。
【0030】また、各詳細マッチング演算用テンプレー
ト4に対応するLUT7を作成しておく。LUT7は詳
細マッチング演算用テンプレート4の特徴的部分のアド
レスを指定して粗マッチング演算用テンプレート3を作
成するためのものである。例えば、図4(B)に示す例
では、詳細マッチング演算用テンプレート4の中央部に
「5」という特徴的な文字があるので、詳細マッチング
演算用テンプレート4の短辺をそのままで長辺を短くし
た矩形枠によりその特徴的部分をそのままの解像度で取
り出して粗マッチング演算用テンプレート3を作成する
ようにしている。
【0031】また、例えば図5(A)に示すように詳細
マッチング演算用テンプレート4の左寄りの位置に特徴
部分がある場合や、図5(B)に示すように詳細マッチ
ング演算用テンプレート4の右寄りの位置に特徴部分が
ある場合は、それぞれの特徴部分のアドレスをLUT7
により指定してそのままの解像度で取り出して粗マッチ
ング演算用テンプレート3を作成する。ここで、各粗マ
ッチング演算用テンプレート3の大きさは、各詳細マッ
チング演算用テンプレート4の大きさに応じて異ならせ
ても良い。
【0032】そして、複数の詳細マッチング演算用テン
プレート4から順番に1つずつ選んで、当該詳細マッチ
ング演算用テンプレート4に対応するLUT7を使用し
て粗マッチング演算用テンプレート3を作成する(ステ
ップ2)。ここで、CPU8は該当するLUT7を選択
して、そのLUT7から粗マッチング演算用テンプレー
ト作成部10にアドレスが送られる。粗マッチング演算
用テンプレート作成部10では、LUT7からのアドレ
スに基づいて詳細マッチング演算用テンプレート4から
粗マッチング演算用テンプレート3を作成する。また、
選択されたLUT7から先頭シフト手段12を介して比
較部分作成部11にアドレスが送られる。比較部分作成
部11では、先頭シフト手段12により指定されたアド
レスを起点にして比較パターン2から比較部分を抽出す
る。このときの指定された起点の比較パターン2に対す
るオフセット量に基づいてパターンの回転角度を決定す
ることになる。
【0033】さらに、粗マッチング演算部5において、
粗マッチング演算用テンプレート3と比較パターン2の
比較部分とが比較演算されて粗マッチング演算が行われ
る(ステップ3)。そして、これら粗マッチング演算用
テンプレート3と比較パターン2の比較部分とのマッチ
ング度及びパターンの回転角度をメモリ(図示せず)に
記録しておく。
【0034】そして、先頭シフト手段12により比較パ
ターン2の比較部分のアドレスを1画素だけ長手方向に
変更して再び比較部分を抽出して粗マッチング演算を行
う。これを繰り返すことにより、粗マッチング演算は1
つの粗マッチング演算用テンプレート3について128
回行うようにする。この粗マッチング演算は、図6に示
すように比較パターン2と粗マッチング演算用テンプレ
ート3とを1画素ずつ相対的にずらしながら比較演算し
ていくことに相当する。
【0035】さらに、予め用意された全ての詳細マッチ
ング演算用テンプレート4について、粗マッチング演算
用テンプレート3を作成して比較パターン2と粗マッチ
ング演算を行うようにする。
【0036】全ての粗マッチング演算の終了後に、マッ
チング度が閾値を超えたものを全て抽出したり、または
マッチング度が大きい順に例えば3つ抽出する等して、
類似性が高いと推測される詳細マッチング演算用テンプ
レート4を選択する(ステップ4)。そして、詳細マッ
チング演算部6において、これらの選択した詳細マッチ
ング演算用テンプレート4について、それぞれ既に記録
されているパターンの回転角度の近傍で比較パターン2
と比較演算して詳細マッチング演算を行う(ステップ
5)。例えば、既に記録されているパターンの回転角度
のプラスマイナス5画素(または5度)の範囲で詳細マ
ッチング演算を行うようにする。
【0037】詳細マッチング演算の結果、比較パターン
2に対して最も高いマッチング度を有する詳細マッチン
グ演算用テンプレート4の種類をパターンの種類として
認識する(ステップ6)。
【0038】上述したように本実施形態のパターン認識
装置1によれば、比較パターン2を粗マッチング演算用
テンプレート3と比較してこれらの概略のマッチング度
とパターンの概略の回転角度とを求めているので、候補
になる詳細マッチング演算用テンプレート4の種類とお
よその回転角度を求めることができる。そして、マッチ
ング度が適合した詳細マッチング演算用テンプレート4
のみについてパターンの概略の回転角度の前後の狭い範
囲で比較パターン2と比較しているので、マッチング演
算の量を大幅に減らすことができ、迅速なパターン認識
を行うことができる。
【0039】例えば、比較パターン2及び詳細マッチン
グ演算用テンプレート4の画像のサイズを128×10
=1280画素として、従来は比較パターン2を4枚の
詳細マッチング演算用テンプレート4と所定時間内にマ
ッチング演算できたとすると、この場合のマッチング演
算では、1280(画素)×128(ずらし回数)×4
(枚)=655360回の画素間演算を行っている。こ
こで、マッチング演算として正規化相関を用いた場合
は、画素間演算として積和演算を採用する。
【0040】これに対し、パターンの外径に基づいて4
枚の詳細マッチング演算用テンプレート4を選択して、
本実施形態のパターン認識装置1により各詳細マッチン
グ演算用テンプレート4について例えば128画素の粗
マッチング演算用テンプレート3を作成する。そして、
4枚の粗マッチング演算用テンプレート3を粗マッチン
グ演算により2つの候補に絞り込んで、各候補について
従来通り1280画素の詳細マッチング演算用テンプレ
ート4を概略の回転角度の前後5画素(計10箇所)に
亘って詳細マッチング演算した場合について考える。こ
の場合の両マッチング演算では、128(画素)×12
8(ずらし回数)×4(枚)+1280(画素)×10
(ずらし回数)×2(枚)=156672回の画素間演
算を行うことになる。
【0041】したがって、画素間演算の回数を従来の約
1/4に低減することができる。よって、迅速なパター
ン認識を行うことができるようになる。
【0042】一方、迅速なパターン認識を行うことがで
きるので、従来と同様の時間を掛ければより多くの詳細
マッチング演算用テンプレート4についてマッチング演
算を行うことができる。
【0043】例えば従来は上述のように655360回
の画素間演算を行っていたものとする。これに対し、本
実施形態のパターン認識装置1により同じ回数の画素間
演算を行ったときにマッチング演算可能な詳細マッチン
グ演算用テンプレート4の枚数Xを算出する。すなわ
ち、X枚の詳細マッチング演算用テンプレート4を用意
しておき、各詳細マッチング演算用テンプレート4につ
いて例えば128画素の粗マッチング演算用テンプレー
ト3を作成する。そして、粗マッチング演算用テンプレ
ート3を粗マッチング演算により4つの候補に絞り込ん
で、各候補について従来通り1280画素の詳細マッチ
ング演算用テンプレート4を概略の回転角度の前後5画
素(計10箇所)に亘って詳細マッチング演算した場合
について考える。
【0044】この場合、粗マッチング演算では、128
(画素)×128(ずらし回数)×X(枚)=1638
4・X回の画素間演算を行っている。また、詳細マッチ
ング演算では、1280(画素)×10(ずらし回数)
×4(枚)=51200回の画素間演算を行っている。
これらのマッチング演算の合計が655360回以内で
有れば良いので、16384・X+51200=<65
5360としてXを算出すると最大36枚となる。
【0045】したがって、従来と同様の処理時間により
36枚の詳細マッチング演算用テンプレート4に対して
マッチング演算を行うことができるようになる。よっ
て、例えばコインの表裏を1組として詳細マッチング演
算用テンプレート4を作成している場合は18種類のコ
インについてマッチング演算を行うことができるように
なる。このため、外径等が同じで図柄の異なるパターン
が多種類ある場合でも、短時間にパターン認識を行うこ
とができる。
【0046】しかも、本実施形態のパターン認識装置1
によれば、比較対象となる全ての詳細マッチング演算用
テンプレート4について粗マッチング演算用テンプレー
ト3を作成して比較パターン2とマッチング演算を行う
ことができるので、従来のように候補を絞り込むための
パターンの外径等を認識する別センサを設ける必要が無
くなる。このため、パターン認識装置1の低コスト化や
省スペース化を図ることができる。
【0047】また、本実施形態のパターン認識装置1に
よれば、粗マッチング演算用テンプレート3は詳細マッ
チング演算用テンプレート4の一部を用いて構成してい
るので、粗マッチング演算用テンプレート3として特別
に用意をする必要が無いので省メモリ化を図ることがで
きる。
【0048】さらに、本実施形態のパターン認識装置1
によれば、LUT7を使用しているので、詳細マッチン
グ演算用テンプレート4と比較パターン2のそれぞれか
ら同条件で比較するデータを切り出すことができる。こ
のため、粗マッチング演算を迅速かつ容易に行うことが
できる。また、LUT7を変更することにより粗マッチ
ング演算用テンプレート3を変更することができるの
で、パターンの認識に要求される精度や速度に応じて最
適な粗マッチング演算用テンプレート3を得ることがで
きるようになる。
【0049】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば本実施形態では粗マッチング演算用テンプ
レート3は図5に示すように詳細マッチング演算用テン
プレート4の短辺をそのままで長辺を短くした形状とし
ているが、これには限られず要は粗マッチング演算用テ
ンプレート3は詳細マッチング演算用テンプレート4の
特徴的部分を有していれば良い。
【0050】例えば、図7(A)に示すようにコインの
画像15の周方向に沿った模様が特徴的部分であれば、
図7(B)に示すように詳細マッチング演算用テンプレ
ート4の長辺をそのままで短辺を短くした矩形形状によ
り粗マッチング演算用テンプレート3を作成しても良
い。また、図8に示すように、詳細マッチング演算用テ
ンプレート4において、例えば矩形の3×3や10×2
画素ごとに画像15の平均化を行って全体として解像度
を落とすようにして粗マッチング演算用テンプレート3
を作成しても良い。さらに、図9に示すように、詳細マ
ッチング演算用テンプレート4において、特徴的な図形
を何点か選んでその部分のみを取り出して粗マッチング
演算用テンプレート3を作成しても良い。さらに、粗マ
ッチング演算用テンプレート3が詳細マッチング演算用
テンプレート4の特徴的部分を有してれば、上述した各
作成方法以外であっても良いのは勿論である。いずれも
場合も詳細マッチング演算用テンプレート4の特徴的部
分を基にして粗マッチング演算用テンプレート3を作成
することができる。
【0051】また、図8に示すように詳細マッチング演
算用テンプレート4の解像度を落として粗マッチング演
算用テンプレート3を作成する場合は、例えば図10に
示すように1つの詳細マッチング演算用テンプレート4
に2段のLUT7,7’を用意して、1段目の第1LU
T7では例えば平均化する部分の中心点16のアドレス
を指定して、2段目の第2LUT7’では当該中心点の
周囲の平均化すべき範囲17の大きさを指定するように
する。そして、この範囲17の画像データの平均化を行
って、また次の平均化する部分の中心点16のアドレス
を指定して範囲17を設定するようにする。これによ
り、詳細マッチング演算用テンプレート4の解像度をマ
ッチング演算途中に落としながら粗マッチング演算用テ
ンプレート3を作成することができる。
【0052】さらに、上述した各実施形態では認識対象
物としてコインを使用しているが、これには限られず例
えばカードや指紋等を認識対象とすることもできる。そ
の場合も、迅速で効率の良いパターン認識を行うことが
できる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載のパターンの認識方法及び請求項3記載のパター
ンの認識装置によれば、比較パターンを粗マッチング演
算用テンプレートと比較してこれらの概略のマッチング
度とパターンの概略の回転角度とを求めているので、候
補になる詳細マッチング演算用テンプレートの種類とお
よその回転角度を求めることができる。そして、概略の
マッチング度が適合した詳細マッチング演算用テンプレ
ートのみについて比較パターンと比較できると共にこの
比較をパターンの概略の回転角度の前後の僅かな範囲で
行うことができるので、1枚の詳細マッチング演算用テ
ンプレートにおけるマッチング演算の回数を大幅に減ら
すことができる。よって、迅速で効率の良いパターン認
識を行うことができる。
【0054】また、詳細マッチング演算用テンプレート
の1枚当たりのマッチング演算に要する時間を短縮でき
るので、従来の処理時間と同等の時間を掛ければより多
数の詳細マッチング演算用テンプレートについてマッチ
ング演算を行うことができる。このため、外径等が同じ
で図柄の異なるパターンが多種類ある場合でも、短時間
にパターン認識を行うことができる。
【0055】しかも、比較対象となる全ての詳細マッチ
ング演算用テンプレートについて粗マッチング演算用テ
ンプレートを作成して比較パターンとマッチング演算を
行うことができるので、従来のように候補を絞り込むた
めに外径等を検出する別センサを設ける必要が無くな
る。このため、装置の低コスト化や省スペース化を図る
ことができる。
【0056】また、請求項2記載のパターンの認識方法
及び請求項4記載のパターンの認識装置によれば、粗マ
ッチング演算用テンプレートは、詳細マッチング演算用
テンプレートの一部を用いて構成されたもの、または詳
細マッチング演算用テンプレートを基に部分ごとに平均
化して作成したものとしているので、粗マッチング演算
用テンプレートとして特別に用意をする必要が無い。こ
のため、省メモリ化を図ることができる。
【0057】さらに、請求項5記載のパターンの認識装
置によれば、ルックアップテーブルの使用により、詳細
マッチング演算用テンプレートと比較パターンのそれぞ
れから同条件で比較データを切り出すことができる。こ
のため、粗マッチング演算を迅速かつ容易に行うことが
できる。ルックアップテーブルを変更することにより粗
マッチング演算用テンプレートを変更することができる
ので、パターンの認識に要求される精度や速度に応じて
最適な粗マッチング演算用テンプレートを得ることがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパターンの認識方法の一実施形態を示
すフローチャート図である。
【図2】本発明のパターンの認識装置の一実施形態を示
すブロック図である。
【図3】認識対象物であるコインの画像から比較パター
ンを作成する過程を示す図であり、(A)はコインの画
像とテンプレート範囲であり、(B)は座標変換により
得られた比較パターンである。
【図4】コインの画像から詳細マッチング演算用テンプ
レートを作成する過程の一実施形態を示す図であり、
(A)はコインの画像とテンプレート範囲であり、
(B)は座標変換により得られた詳細マッチング演算用
テンプレートである。
【図5】詳細マッチング演算用テンプレートに対する粗
マッチング演算用テンプレートの位置の例を示す図であ
り、(A)は左寄りに位置する場合、(B)は右寄りに
位置する場合である。
【図6】比較パターンに対して粗マッチング演算用テン
プレートをずらしながらマッチング演算する状態を示す
図である。
【図7】コインの画像から詳細マッチング演算用テンプ
レートを作成する過程の他の例を示す図であり、(A)
はコインの画像とテンプレート範囲であり、(B)は座
標変換により得られた詳細マッチング演算用テンプレー
トである。
【図8】詳細マッチング演算用テンプレートから粗マッ
チング演算用テンプレートを作成する他の例を示す図で
ある。
【図9】詳細マッチング演算用テンプレートから粗マッ
チング演算用テンプレートを作成する別の例を示す図で
ある。
【図10】図8に示す粗マッチング演算用テンプレート
を作成するためのパターンの認識装置の一部を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 パターンの認識装置 2 比較パターン 3 粗マッチング演算用テンプレート 4 詳細マッチング演算用テンプレート 5 粗マッチング演算部 6 詳細マッチング演算部 7,7’ ルックアップテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA03 AA26 AA31 AA61 BB02 BB03 CC00 DD06 FF04 FF61 QQ00 QQ23 QQ25 QQ32 QQ38 QQ42 3E002 AA06 BD05 CA04 CA06 CA08 5B057 AA20 CD16 DA11 DB02 DC08 DC33 DC38 DC39 5L096 BA18 EA35 FA26 FA67 HA09 JA09 JA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターンに座標変換を施して比較パター
    ンを形成し、該比較パターンを基準であるテンプレート
    と比較して前記パターンを認識するようにしたパターン
    の認識方法において、前記テンプレートとして、前記パ
    ターンのうちその特徴部分を表す粗マッチング演算用テ
    ンプレートと前記パターンの全体をパターン識別に十分
    な程度に表す詳細マッチング演算用テンプレートとを用
    意しておき、前記比較パターンを前記粗マッチング演算
    用テンプレートと比較してこれらの概略のマッチング度
    と前記パターンの概略の回転角度とを求め、前記概略の
    マッチング度が適合した前記テンプレートのみについて
    前記パターンの概略の回転角度を基にして前記比較パタ
    ーンを前記詳細マッチング演算用テンプレートと比較し
    て、前記パターンを認識するようにしたことを特徴とす
    るパターンの認識方法。
  2. 【請求項2】 前記粗マッチング演算用テンプレート
    は、前記詳細マッチング演算用テンプレートの一部を用
    いて構成されたもの、または前記詳細マッチング演算用
    テンプレートを基に部分ごとに平均化して作成したもの
    であることを特徴とする請求項1記載のパターンの認識
    方法。
  3. 【請求項3】 パターンに座標変換を施して比較パター
    ンを形成し、該比較パターンを基準であるテンプレート
    と比較して前記パターンを認識するようにしたパターン
    の認識装置において、前記テンプレートとして、前記パ
    ターンのうちその特徴部分を表す粗マッチング演算用テ
    ンプレートと前記パターンの全体をパターン識別に十分
    な程度に表す詳細マッチング演算用テンプレートとを備
    えると共に、前記比較パターンを前記粗マッチング演算
    用テンプレートと比較する粗マッチング演算部と、前記
    比較パターンを前記詳細マッチング演算用テンプレート
    と比較する詳細マッチング演算部とを備えて、前記粗マ
    ッチング演算部により前記比較パターンの前記粗マッチ
    ング演算用テンプレートに対する概略のマッチング度と
    前記パターンの概略の回転角度とを求め、前記粗マッチ
    ング演算部の演算結果により前記概略のマッチング度が
    適合した前記テンプレートのみについて前記パターンの
    概略の回転角度を基にして前記詳細マッチング演算部に
    より前記比較パターンを前記詳細マッチング演算用テン
    プレートと比較演算して、前記パターンを認識するよう
    にしたことを特徴とするパターンの認識装置。
  4. 【請求項4】 前記粗マッチング演算用テンプレート
    は、前記詳細マッチング演算用テンプレートの一部を用
    いて構成されたもの、または前記詳細マッチング演算用
    テンプレートを基に部分ごとに平均化して作成したもの
    であることを特徴とする請求項3記載のパターンの認識
    装置。
  5. 【請求項5】 前記粗マッチング演算用テンプレートは
    前記詳細マッチング演算用テンプレートと該詳細マッチ
    ング演算用テンプレートのうちの特徴部分を指定するル
    ックアップテーブルとから作成されると共に、前記ルッ
    クアップテーブルを変更可能に構成したことを特徴とす
    る請求項3または4記載のパターンの認識装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007304721A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Toyota Motor Corp 画像処理装置及び画像処理方法
KR101035936B1 (ko) * 2008-03-31 2011-05-23 후지츠 프론테크 가부시키가이샤 패턴의 정렬 방법, 대조 방법 및 대조 장치

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