JP2000057082A - 上位アプリケーション資産を継承した新機種外部機器制御方式 - Google Patents

上位アプリケーション資産を継承した新機種外部機器制御方式

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JP2000057082A
JP2000057082A JP10228295A JP22829598A JP2000057082A JP 2000057082 A JP2000057082 A JP 2000057082A JP 10228295 A JP10228295 A JP 10228295A JP 22829598 A JP22829598 A JP 22829598A JP 2000057082 A JP2000057082 A JP 2000057082A
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Yoichiro Matsumoto
陽一郎 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上位アプリケーションが現行外部機器の制御
のために使用していた現行外部機器制御APIを用いて
新機種外部機器を制御するための上位アプリケーション
資産を継承した新機種外部機器制御方式を提供する。 【解決手段】 現行外部機器制御APIを新機種外部機
器制御APIに変換し、その際に現行外部機器制御AP
Iのパラメータを新機種外部機器制御APIに変換し、
新機種外部機器制御APIの命令実行ステータスを現行
外部機器制御APIの命令実行ステータスに変換する新
機種外部機器制御手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上位アプリケーシ
ョンが現行外部機器の制御のために使用していた現行外
部機器制御APIを用いて新機種外部機器を制御するた
めの上位アプリケーション資産を継承した新機種外部機
器制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】外部接続機器制御を伴うシステムを構成
した場合、使用していた外部機器が相当の期間経過によ
り陳腐化し、新機種への置き換えが発生することが多
い。新機種外部機器制御API(Application Programmi
ng Interface)も変更となるため、通常であればシステ
ム既存のアプリケーションプログラムに改修が発生す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】大抵の場合、現行外部
機器と新機種外部機器との間には互換性が保たれていな
いことが多いため、上位アプリケーションプログラムの
規模が大きい場合には、影響箇所の調査、改修作業、修
正全箇所の再試験ならびに検証と行った膨大な作業が発
生する。
【0004】従来、上位アプリケーションプログラムを
継承して外部機器変更に対応する技術として、データ処
理装置やエミュレータの例が、特開平08−00669
0号公報や、特開平05−342044号公報に記載さ
れている。
【0005】特開平08−006690号公報に記載さ
れたデータ処理装置は、上位アプリケーションプログラ
ムが意識することなく、接続機器の変更に対応できる点
では、本発明と関連がある。しかし接続機器が入力装置
としてキーボードと具体化されており、キー入力コード
変換に着目して記載されている。本発明の他の実施例に
あるような機種変更に伴うアプリケーションレベルのデ
ータ変換とは異なる。
【0006】また、特開平05−342044号公報に
記載されたエミュレータは、外部接続機器とインタフェ
ースを同一にした仮想外部機器をマシン上に実現し、外
部接続機器を制御する上位アプリケーションプログラム
をそのマシン上で動作させることを記載している。プロ
グラムの外部接続機器制御に関するインタフェースを関
数化する点では、本発明と関連があるが、外部機器制御
を評価するシミュレータ側の役割であり、本発明のよう
な外部機器を制御する手段とは異なる。
【0007】本発明は、上位アプリケーションが現行外
部機器の制御のために使用していた現行外部機器制御A
PIを用いて新機種外部機器を制御するための上位アプ
リケーション資産を継承した新機種外部機器制御方式を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による上位アプリ
ケーション資産を継承した新機種外部機器制御方式は、
第1の外部機器制御APIを通して第1の外部機器を制
御する上位アプリケーションを用いて、第2の外部機器
制御APIを通して第2の外部機器を制御する上位アプ
リケーション資産を継承した新機種外部機器制御方式に
おいて、前記上位アプリケーションと前記第2の外部機
器制御APIとの間に介在し、前記上位アプリケーショ
ンの前記第1の外部機器制御API仕様に基づいた外部
機器制御命令を前記第2の外部機器制御API仕様に基
づいた外部機器制御命令に変換する新旧外部機器制御命
令変換手段と、前記上位アプリケーションの前記第1の
外部機器制御API仕様に基づいた外部機器制御命令の
パラメータを前記第2の外部機器制御API仕様に基づ
いた外部機器制御命令のパラメータに変換する新旧外部
機器制御パラメータ変換手段と、前記上位アプリケーシ
ョンの前記第2の外部機器制御API仕様に基づいた外
部機器制御命令の実行ステータスを前記第1の外部機器
制御API仕様に基づいた外部機器制御命令の実行ステ
ータスに変換する新旧外部機器制御命令実行ステータス
変換手段とを備える新機種外部機器制御手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0009】また、本発明による上位アプリケーション
資産を継承した新機種外部機器制御方式は、上記の上位
アプリケーション資産を継承した新機種外部機器制御方
式において、前記新旧外部機器制御パラメータ変換手段
は、パラメータ中の出力文字列を別の文字列に変換する
文字列変換手段を備えることを特徴とする。
【0010】更に、本発明による上位アプリケーション
資産を継承した新機種外部機器制御方式は、上記の上位
アプリケーション資産を継承した新機種外部機器制御方
式において、前記文字列変換手段はパラメータ中の出力
文字列中の仮名を漢字に変換することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、中央処理装置に接続さ
れた部機器の機種が変更された場合の新機種外部機器制
御方法において、従来の外部機器制御に対応した既存の
上位アプリケーションプログラム資産をそのまま継承
し、新機種外部機器を制御する方法を提供するものであ
る。
【0012】図7において、上位アプリケーションプロ
グラム11aは、現行外部機器制御API12aに規定
される制御命令をコールして、現行外部機器2aを制御
するように作成されている。一方、図1において、外部
機器が新機種外部機器2bに変更された場合に、上位ア
プリケーションプログラム11aは従来のものと同じも
のをそのまま継承するために、新機種外部機器制御手段
13bにて、上位アプリケーションプログラム11aか
らコールされる現行外部機器制御命令を、対応する新機
種外部機器制御命令に変換し、新機種外部機器制御AP
I12bに規定される制御命令をコールして、新機種外
部機器2bを制御する。新機種外部機器制御手段13b
は、新機種外部機器2bの制御命令実行結果として戻っ
てきた戻り値を、対応する現行外部機器制御命令実行結
果の戻り値に変換し、上位アプリケーションプログラム
11aに返す。上位アプリケーションプログラム11a
は、外部機器の機種変更にとらわれることなく、すなわ
ち自分自身に一切の変更を加えることなく、現行外部機
器制御API12aに規定される制御命令をコールする
だけで、新機種外部機器2bを制御することを可能とす
る。
【0013】本発明にあたり、図7は現行外部機器の制
御方法を、図1は新機種外部機器の制御方法を示す。
【0014】本実施例は、図7の現行外部機器の制御方
法を参照すると、中央処理装置1aと現行外部機器2a
とを含む。また、図1を参照すると、中央処理装置1a
と新機種外部機器2bとを含む。
【0015】図7において、中央処理装置1aは、上位
アプリケーションプログラム11aと、現行外部機器制
御API12aとを備えている。
【0016】図1において、中央処理装置1aは、上位
アプリケーションプログラム11aと、新機種外部機器
制御API12bと、新機種外部機器制御手段13bと
を備えている。中央処理装置1a、及び上位アプリケー
ションプログラム11aは、図7における中央処理装置
1a、及び上位アプリケーションプログラム11aとそ
れぞれ同一である。
【0017】図2において、新機種外部機器制御手段1
3bは、新旧外部機器制御命令変換手段131bと、新
旧外部機器制御パラメータ変換手段132bと、新旧外
部機器制御命令実行ステータス変換手段133bとを備
えている。
【0018】上位アプリケーションプログラム11a
は、現行外部機器2aを制御するにあたり、現行外部機
器制御API12aに規定される制御命令をコールする
処理を含んで作成され、運用されている。ここで、現行
外部機器2aが、新機種外部機器2bに置き換わる事象
が発生したとする。上位アプリケーションプログラム1
1aが、運用中である等の理由でそれ自身に変更を加え
たくないものとして、新機種外部機器を制御する方法と
して、新機種外部機器制御手段13b、及び新機種外部
機器制御API12bを組み込む。
【0019】変更が加えられていない上位アプリケーシ
ョンプログラム11aからの現行外部機器の制御命令
は、新機種外部機器制御手段13bが受け口となる。
【0020】新機種外部機器制御手段13bは、上位ア
プリケーションプログラム11aから受けた現行外部機
器制御命令から、それに対応する新機種外部機器制御命
令を実行するように、新旧外部機器制御命令変換手段1
31bにて、新機種外部機器制御API12bに制御を
渡す。このとき、制御命令に必要なパラメータは現行外
部機器と新機種外部機器とで異なることが多く、その場
合は新旧外部機器制御パラメータ変換手段132bによ
り変換を行うことで、差異を吸収する。
【0021】新機種外部機器2bの制御命令実行結果
は、再び新機種外部機器制御手段13bにステータスと
して通知される。新旧外部機器制御命令実行ステータス
変換手段133bは、通知されたステータスを、対応す
る現行外部機器のステータスに変換して、上位アプリケ
ーションプログラム11aに通知する。ステータスもま
た現行外部機器と新機種外部機器とで異なることが多
く、その場合は新旧外部機器制御命令実行ステータス変
換手段133bにより変換を行うことで、差異を吸収す
る。
【0022】これにより上位アプリケーションプログラ
ム11aは、新機種外部機器2bを制御することができ
る。
【0023】次に、図3〜図5を参照して、本実施例の
具体的な動作について説明する。
【0024】図3は、現行外部機器として、現行レシー
トジャーナルプリンタの制御命令及び指定パラメータと
実行ステータスの一覧の一例を表した現行レシートジャ
ーナルプリンタ制御命令一覧であり、図4は、新機種外
部機器として、新レシートジャーナルプリンタの制御命
令及び指定パラメータと実行ステータスの一覧の一例を
表した新レシートジャーナルプリンタ制御命令一覧であ
る。
【0025】図3の現行レシートジャーナルプリンタ制
御命令一覧において、まず新旧機種間の制御命令の対応
として、デバイスオープン関数RJ_open、デバイ
スクローズ関数RJ_close、リセット関数RJ_
reset、状態センス関数RJ_sense、印字出
力関数RJ_printは、図4の新レシートジャーナ
ルプリンタ制御命令一覧にあるデバイスオープン関数N
ewRJ_open、デバイスクローズ関数NewRJ
_close、リセット関数NewRJ_reset、
状態センス関数NewRJ_sense、印字出力関数
NewRJ_printにそれぞれ対応できるため、新
機種外部機器制御命令変換手段131bは、上位アプリ
ケーションプログラム11aから受けた現行レシートジ
ャーナルプリンタ制御命令から、対応する新レシートジ
ャーナルプリンタ制御命令を実行するように命令を変換
する。
【0026】次に新旧機種間の制御命令に必要なパラメ
ータの対応として、例えば現行レシートジャーナルプリ
ンタの印字出力関数RJ_print実行時の必要パラ
メータであるデバイスハンドル、出力データ長、バッフ
ァアドレス、状態センスメッセージ値は、そのまま新レ
シートジャーナルプリンタの印字出力関数NewRJ_
print実行時の必要パラメータであるデバイスハン
ドル、出力データ長、バッファアドレス、状態センスメ
ッセージ値にそれぞれ対応できるため、新旧外部機器制
御パラメータ変換手段132bは、上位アプリケーショ
ンプログラム11aから受けた現行レシートジャーナル
プリンタ制御命令で指定されたパラメータを、対応する
新レシートジャーナルプリンタ制御命令で指定するパラ
メータに対応させる。
【0027】また新機種間の制御命令実行ステータスの
対応として、例えば現行レシートジャーナルプリンタの
デバイスオープン関数RJ_openの実行ステータス
値の中で、正常終了を表す0000、既にオープンされ
ていることを表す8101、使用中のため実行不可を表
す8102、制御ドライバ異常を表す8200は、新レ
シートジャーナルプリンタのデバイスオープン関数Ne
wRJ_openの実行ステータス値にも同じ意味を表
すものがあるので対応することができる。新旧外部機器
制御命令実行ステータス変換手段133bは、新機種外
部機器すなわちここでは新レシートジャーナルプリンタ
に対する制御命令の実行ステータスを受けて、対応する
現行レシートジャーナルプリンタ制御命令実行ステータ
スに変換して、上位アプリケーションプログラム11a
に通知する。
【0028】ただし、新レシートジャーナルプリンタの
デバイスオープン関数NewRJ_openの実行ステ
ータス値のうち、資源獲得失敗を表す8106に対応す
るステータスが、現行レシートジャーナルプリンタのデ
バイスオープン関数におけるそれに存在しない。この場
合は、新旧外部機器制御命令実行ステータス変換手段1
33bにて、新レシートジャーナルプリンタのデバイス
オープン命令での資源獲得失敗を、現行レシートジャー
ナルプリンタのデバイスオープン命令での制御ドライバ
異常を表す8200に置き換えるようにしている。
【0029】図5は、上位アプリケーションプログラム
11aから新レシートジャーナルプリンタ制御までの処
理の流れを表す。
【0030】図5を参照すると、上位アプリケーション
プログラム11aでは、レシートジャーナルプリンタの
制御命令として、デバイスオープン関数、印字出力関
数、デバイスクローズ関数を現行レシートジャーナルプ
リンタの制御命令の形式で記述しているものとする。上
位アプリケーションプログラム11aを実行し、まずデ
バイスオープン関数RJ_openに制御が移ると、新
旧外部機器制御命令変換手段131bの中の関数RJ_
openがコールされる。新旧外部機器制御命令変換手
段131bの関数RJ_openを実行すると、最初に
デバイスオープンパラメータ変換関数をコールする。デ
バイスオープンパラメータ変換関数は、新旧外部機器制
御パラメータ変換手段132bに記述されており、この
デバイスオープンパラメータ関数実行後、再び新旧外部
機器制御命令変換手段131bに戻り、次に新レシート
ジャーナルプリンタのデバイスオープン関数NewRJ
_openがコールされ、新機種外部機器制御API1
2b、すなわち新レシートジャーナルプリンタ制御AP
Iを介して、新機種外部機器2b、すなわち新レシート
ジャーナルプリンタのデバイスオープンが実行される。
デバイスオープン結果は、新機種外部機器制御API1
2bを介して新旧外部機器制御命令変換手段131bに
返される。次にデバイスオープンステータス変換関数を
コールする。デバイスオープンステータス変換関数は、
新旧外部機器制御命令実行ステータス変換手段133b
に記述されており、このデバイスオープンステータス変
換関数実行後、再び新旧外部機器制御命令変換手段13
1bに戻る。これで新旧外部機器制御命令変換手段13
1bの関数RJ_openは完結し、上位アプリケーシ
ョンプログラム11aに実行結果を返す。
【0031】同様に、印字出力関数RJ_printに
制御が移ると、新旧外部機器制御命令変換手段131b
の中の関数RJ_printがコールされる。新旧外部
機器制御命令変換手段131bの関数RJ_print
を実行すると、最初に新旧外部機器制御パラメータ変換
手段132bの印字出力パラメータ変換関数をコールす
る。この印字出力パラメータ関数実行後、再び新旧外部
機器制御命令変換手段131bに戻り、次に新レシート
ジャーナルプリンタの印字出力関数NewRJ_pri
ntがコールされ、新レシートジャーナルプリンタ制御
APIを介して、新レシートジャーナルプリンタへの印
字出力が実行される。印字出力実行結果は、新レシート
ジャーナルプリンタ制御APIを介して新旧外部機器制
御命令変換手段131bに返される。次に新旧外部機器
制御命令実行ステータス変換手段133bの印字出力ス
テータス変換関数をコールする。この印字出力ステータ
ス変換関数実行後、再び新旧外部機器制御命令変換手段
131bに戻る。これで新旧外部機器制御命令変換手段
131bの関数RJ_printは完結し、上位アプリ
ケーションプログラム11aに実行結果を返す。
【0032】さらに、デバイスクローズ関数RJ_cl
oseに制御が移ると、新旧外部機器制御命令変換手段
131bの中の関数RJ_closeがコールされる。
新旧外部機器制御命令変換手段131bの関数RJ_c
loseを実行すると、最初に新旧外部機器制御パラメ
ータ変換手段132bのデバイスクローズパラメータ変
換関数をコールする。このデバイスクローズパラメータ
関数実行後、再び新旧外部機器制御命令変換手段131
bに戻り、次に新レシートジャーナルプリンタのデバイ
スクローズ関数NewRJ_closeがコールされ、
新レシートジャーナルプリンタ制御APIを介して、新
レシートジャーナルプリンタへのデバイスクローズが実
行される。デバイスクローズ実行結果は、新レシートジ
ャーナルプリンタ制御APIを介して新旧外部機器制御
命令変換手段131bに返される。次に新旧外部機器制
御命令実行ステータス変換手段133bのデバイスクロ
ーズステータス変換関数をコールする。このデバイスク
ローズステータス変換関数実行後、再び新旧外部機器制
御命令変換手段131bに戻る。これで新旧外部機器制
御命令変換手段131bの関数RJ_closeは完結
し、上位アプリケーションプログラム11aに実行結果
を返す。
【0033】次に、本発明の他の実施例について応用例
を説明する。
【0034】図6は、新旧外部機器制御パラメータ変換
手段132bにおける、レシートジャーナルプリンタの
印字出力パラメータ変換のイメージを表す。
【0035】図6において、上位アプリケーションプロ
グラムより印字出力命令がコールされ、印字出力パラメ
ータ変換関数1321bが実行されたとする。印字出力
パラメータ変換関数1321bにおいて、上位から渡さ
れてきた各パラメータを必要に応じて変換する。バッフ
ァデータ変換処理13211bが実行されるときの動作
について、以下に説明する。
【0036】バッファデータ変換処理13211bは、
現行レシートジャーナルプリンタで印字していた特定の
片仮名名称を、新レシートジャーナルプリンタ向けに漢
字名称に変換して印字することを目的とするものであ
る。
【0037】バッファデータ変換処理13211bにお
いて、まずバッファデータすなわち印字データ中に記述
される制御コードを検出し、検出された制御コードに続
く印字文字列を抽出する。抽出された印字文字列は、印
字文字列変換処理132111bにおいて、変換前文字
列を検索し、見つかった文字列からそれに該当する変換
後文字列に置き換えられる。これによりバッファデータ
は新レシートジャーナルプリンタ向けの漢字名称に更新
され、印字出力パラメータ変換関数1321bに戻る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
の効果が奏される。
【0039】第1の効果は、外部機器が新機種に変更に
なり、従来の制御APIでは直接制御できない場合に、
新機種外部機器制御手段を備えることにより、上位アプ
リケーションプログラムを変更する必要がない。従って
上位アプリケーションプログラムを新機種外部機器対応
に改修する際に修正漏れが発生しないことである。
【0040】第2の効果は、新機種外部機器制御手段を
検証することにより、上位アプリケーションプログラム
の検証項目を大幅に削減できることである。何故なら
ば、新機種外部機器制御手段が、上位アプリケーション
プログラムに直接埋め込まれて使用されているのではな
く、関連するアプリケーションプログラム群の共通機能
となっているためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアプリケーション資産を継承した
新機種外部制御方式の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す新機種外部機器制御手段の構成を示
すブロック図である。
【図3】現行レシートジャーナルプリンタ制御命令一覧
表の例である。
【図4】新レシートジャーナルプリンタ制御命令一覧表
の例である。
【図5】本発明によるアプリケーション資産を継承した
新機種外部制御方式の動作を説明するための図である。
【図6】図2に示す新旧外部機器制御パラメータ変換手
段内の印字出力パラメータ変換に関連した部分のブロッ
ク図である。
【図7】中央処理装置を現行外部機器に接続した状態を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1a 中央処理装置 2a 現行外部機器 2b 新機種外部機器 11a 上位アプリケーションプログラム 12a 新機種外部機器制御API 13a 新機種外部機器制御手段 131b 新旧外部機器制御命令変換手段 132b 新旧外部機器制御パラメータ変換手段 133b 新旧外部機器制御命令実行ステータス変換手
段 13211b バッファデータ変換処理 132111b 印字文字列変換

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の外部機器制御APIを通して第1
    の外部機器を制御する上位アプリケーションを用いて、
    第2の外部機器制御APIを通して第2の外部機器を制
    御する上位アプリケーション資産を継承した新機種外部
    機器制御方式において、 前記上位アプリケーションと前記第2の外部機器制御A
    PIとの間に介在し、前記上位アプリケーションの前記
    第1の外部機器制御API仕様に基づいた外部機器制御
    命令を前記第2の外部機器制御API仕様に基づいた外
    部機器制御命令に変換する新旧外部機器制御命令変換手
    段と、前記上位アプリケーションの前記第1の外部機器
    制御API仕様に基づいた外部機器制御命令のパラメー
    タを前記第2の外部機器制御API仕様に基づいた外部
    機器制御命令のパラメータに変換する新旧外部機器制御
    パラメータ変換手段と、前記上位アプリケーションの前
    記第2の外部機器制御API仕様に基づいた外部機器制
    御命令の実行ステータスを前記第1の外部機器制御AP
    I仕様に基づいた外部機器制御命令の実行ステータスに
    変換する新旧外部機器制御命令実行ステータス変換手段
    とを備える新機種外部機器制御手段を備えることを特徴
    とする上位アプリケーション資産を継承した新機種外部
    機器制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の上位アプリケーション
    資産を継承した新機種外部機器制御方式において、前記
    新旧外部機器制御パラメータ変換手段は、パラメータ中
    の出力文字列を別の文字列に変換する文字列変換手段を
    備えることを特徴とする上位アプリケーション資産を継
    承した新機種外部機器制御方式。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の上位アプリケーション
    資産を継承した新機種外部機器制御方式において、前記
    文字列変換手段はパラメータ中の出力文字列中の仮名を
    漢字に変換することを特徴とする上位アプリケーション
    資産を継承した新機種外部機器制御方式。
  4. 【請求項4】 コンピュータに、第1の外部機器制御A
    PIを通して第1の外部機器を制御する上位アプリケー
    ションを用いて、第2の外部機器制御APIを通して第
    2の外部機器を制御させるための手段であって、 前記上位アプリケーションと前記第2の外部機器制御A
    PIとの間に介在し、前記上位アプリケーションの第1
    の外部機器制御API仕様に基づいた外部機器制御命令
    を第2の外部機器制御API仕様に基づいた外部機器制
    御命令に変換する新旧外部機器制御命令変換手段と、前
    記上位アプリケーションの前記第1の外部機器制御AP
    I仕様に基づいた外部機器制御命令のパラメータを前記
    第2の外部機器制御API仕様に基づいた外部機器制御
    命令のパラメータに変換する新旧外部機器制御パラメー
    タ変換手段と、前記上位アプリケーションの前記第2の
    外部機器制御API仕様に基づいた外部機器制御命令の
    実行ステータスを前記第1の外部機器制御API仕様に
    基づいた外部機器制御命令の実行ステータスに変換する
    新旧外部機器制御命令実行ステータス変換手段とを備え
    る新機種外部機器制御手段として機能させるためのプロ
    グラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体において、前記新旧外部機器制御パラメ
    ータ変換手段は、パラメータ中の出力文字列を別の文字
    列に変換する文字列変換手段を備えることを特徴とする
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体において、前記文字列変換手段はパラメ
    ータ中の出力文字列中の仮名を漢字に変換することを特
    徴とする記録媒体。
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Cited By (3)

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