JP2008134684A - 情報通信機器検証装置および情報通信機器検証プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】実際の運用に近い状態で情報通信機器の動作の検証を行なうことが可能な情報通信機器検証装置を提供すること。
【解決手段】テストシナリオ制御部32は、テストシナリオ格納ファイル31に格納されたテストシナリオに記述された命令コードを解釈し、指示を発行する。情報通信機器制御部33は、テストシナリオ制御部32からの指示を受け、検証対象の情報通信機器の動作を制御する。トラフィックジェネレータ制御部34は、テストシナリオ制御部32からの指示を受け、ネットワークに接続されたトラフィックジェネレータの動作を制御する。そして、テスト結果生成部39は、検証対象の情報通信機器から受けた情報とトラフィックジェネレータから受けた情報とに基づいてテスト結果を生成する。したがって、実際の運用に近い状態で情報通信機器の動作の検証を行なうことが可能となる。
【選択図】図3
【解決手段】テストシナリオ制御部32は、テストシナリオ格納ファイル31に格納されたテストシナリオに記述された命令コードを解釈し、指示を発行する。情報通信機器制御部33は、テストシナリオ制御部32からの指示を受け、検証対象の情報通信機器の動作を制御する。トラフィックジェネレータ制御部34は、テストシナリオ制御部32からの指示を受け、ネットワークに接続されたトラフィックジェネレータの動作を制御する。そして、テスト結果生成部39は、検証対象の情報通信機器から受けた情報とトラフィックジェネレータから受けた情報とに基づいてテスト結果を生成する。したがって、実際の運用に近い状態で情報通信機器の動作の検証を行なうことが可能となる。
【選択図】図3
Description
本発明は、情報通信機器の動作を検証する技術に関し、特に、情報通信機器がネットワークに接続された、実際の運用に近い状態で情報通信機器の動作の検証を行なうことが可能な情報通信機器検証装置および情報通信機器検証プログラムに関する。
近年、インターネットに代表される情報通信の普及が急速に進み、通信形態にも様々なものが出現してきている。たとえば、光ファイバを利用したGEPON(Gigabit Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)では、局側にOLT(Optical Line Terminal)が配置され、宅側にONU(Optical Network Unit)が配置されて通信が行なわれる。
また、宅内にルータを配置し、複数台の端末をネットワークに接続するような通信形態を採ることも可能である。このようなOLT、ONU、ルータなどの情報通信機器の開発において、情報通信機器の動作を検証することは必須となっている。これに関連する技術として、下記の特許文献1および特許文献2に開示された発明がある。
特許文献1に開示されたプログラムテスト自動化システムにおいては、テスト対象プログラムとテスト項目とドライバ等とを対応づける情報を記憶するテスト資源記憶装置が設けられる。テスト項目ファイルは最新のテスト項目を格納し、テスト実行用テスト項目ファイルは過去に使用されたテスト項目を格納し、ドライバファイルはテスト項目に対応するドライバを格納している。テスト対象プログラムが指定されると、管理装置は、テスト項目ファイルからプログラムに関連するテスト項目を検索し、テスト実行用テスト項目ファイルのテスト項目と比較して、変更があれば、テスト実行用テスト項目ファイル、ドライバファイルおよび記憶装置を最新状態にする。テスト実行装置は、記憶装置の情報を参照して、プログラムに対応するテスト項目のドライバを起動し、テストを実行する。
特許文献2に開示された汎用検査システムにおいては、少なくとも入力部、表示部、記憶部を有するコンピュータシステムおよびある所望の目的を達成するためのソフトウェアを具備し、ユーザの要求に応じて外部からのアプローチにより、ソフトウェアのコードを変更することなく所望の目的の動作を行なうことができる汎用検査装置において、被操作装置に、その装置自身の状態を示すインタフェースを設け、その状態を制御側処理装置で取得することができるようにしたものである。
特開平10−116209号公報
特開2002−278617号公報
上述した特許文献1は、テスト対象プログラムとテスト項目とドライバ等とを対応づける情報を記憶し、テスト対象プログラムを指定すると、関連するテスト項目を抽出し、対応するドライバを使用してテストを自動的に行なうものである。したがって、ソフトウェアの単体テストを自動化することは可能であるが、ソフトウェアが実際にハードウェアに組込まれた状態でのテストを、実際の運用に近い形で行なうことができない。
また、特許文献2は、使用者の操作が不正なものであるか否かを判定し、それが致命的なものであったとしても、エラー前の状態に復帰できるようにしたものである。したがって、特許文献1と同様に、ソフトウェアが実際にハードウェアに組込まれた状態でのテストを、実際の運用に近い形で行なうことができない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、実際の運用に近い状態で情報通信機器の動作の検証を行なうことが可能な情報通信機器検証装置および情報通信機器検証プログラムを提供することである。
本発明のある局面に従えば、ネットワークに接続された情報通信機器の動作を検証する情報通信機器検証装置であって、テストシナリオに記述された命令コードを解釈し、指示を発行する第1の制御手段と、第1の制御手段からの指示を受け、検証対象の情報通信機器の動作を制御する第2の制御手段と、第1の制御手段からの指示を受け、ネットワークに接続されたテスト冶具の動作を制御する第3の制御手段と、検証対象の情報通信機器の動作を示す情報とテスト冶具の動作を示す情報とに基づいてテスト結果を生成する生成手段とを含む。
好ましくは、生成手段は、検証対象の情報通信機器の動作を示す情報およびテスト冶具の動作を示す情報と、テストシナリオに記述された判定条件とを比較して、テスト結果を生成する。
好ましくは、生成手段は、ネットワークに接続された検証対象の情報通信機器のテスト結果を集約して表示する。
好ましくは、テスト冶具は、情報通信機器のトラフィックを制御するトラフィックジェネレータと、ネットワーク上に意図的に異常を発生させるメディア異常発生器とを含む。
本発明の別の局面に従えば、コンピュータに、ネットワークに接続された情報通信機器の動作を検証させる情報通信機器検証プログラムであって、テストシナリオに記述された命令コードを解釈し、指示を発行するステップと、指示を受け、検証対象の情報通信機器の動作を制御するステップと、指示を受け、ネットワークに接続されたテスト冶具の動作を制御するステップと、検証対象の情報通信機器の動作を示す情報とテスト冶具の動作を示す情報とに基づいてテスト結果を生成するステップとをコンピュータに実行させる。
本発明のある局面によれば、第2の制御手段が検証対象の情報通信機器の動作を制御し、第3の制御手段がネットワークに接続されたテスト冶具の動作を制御し、生成手段が検証対象の情報通信機器の動作を示す情報とテスト冶具の動作を示す情報とに基づいてテスト結果を生成するので、実際の運用に近い状態で情報通信機器の動作の検証を行なうことが可能となる。
また、生成手段が、検証対象の情報通信機器の動作を示す情報およびテスト冶具の動作を示す情報と、テストシナリオに記述された判定条件とを比較して、テスト結果を生成するので、利用者がテストシナリオにテストの手順と判定条件とを記述するだけで情報通信機器の動作の検証を自動的に行なうことが可能となる。
また、生成手段が、ネットワークに接続された検証対象の情報通信機器のテスト結果を集約して表示するので、利用者はどの機器でどのような障害が発生しているのかを容易に把握することが可能となる。
また、テスト冶具は、情報通信機器のトラフィックを制御するトラフィックジェネレータと、ネットワーク上に意図的に異常を発生させるメディア異常発生器とを含むので、情報通信機器が接続されたネットワーク上に様々なテスト条件を設定することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態における情報通信機器検証装置を含んだシステムの一例を示す図である。このシステムは、情報通信機器検証装置として動作する制御PC(Personal Computer)1と、複数の情報通信機器2と、トラフィックジェネレータ装置3と、メディア異常発生器4とを含む。なお、トラフィックジェネレータ装置3およびメディア異常発生器4を総称して、テスト冶具とも呼ぶものとする。
情報通信機器2、トラフィックジェネレータ装置3およびメディア異常発生器4は、ネットワーク5によって環状に接続される。情報通信機器2の送信ポートと受信ポートとの両方に同一のトラフィックジェネレータ装置3が接続されて、パケットの受信状況やスループットの確認を確実に行なえるようにしている。なお、このシステム構成は、RFC2544(Benchmarking Methodology for Network Interconnect Devices)で規定されるものである。
制御PC1は、情報通信機器2とRS−232C、GPIB(General Purpose Interface Bus)などのインタフェースによって接続されており、後述するように情報通信機器2に命令を送信することによって情報通信機器2の制御を行なう。図1に示すように、情報通信機器2が複数台ある場合には、パケットの送り先を変更して検証対象となる情報通信機器2を切り換えることが可能である。
また、制御PC1は、トラフィックジェネレータ装置3およびメディア異常発生器4とLAN(Local Area Network)、RS−232C、GPIBなどのインタフェースによって接続されており、後述するようにトラフィックジェネレータ装置3およびメディア異常発生器4に専用のスクリプト言語によって記述された命令を送信することによってトラフィックジェネレータ装置3およびメディア異常発生器4の制御を行なう。
情報通信機器2は、OLT、ONU、ルータなどの検証対象の通信機器であり、通信形態によってはこれ以外の通信機器であってもよい。情報通信機器2は、通常の動作を行なうが、制御PC1から命令を受信するとその命令に応じた動作を行なうようにプログラミングされている。
トラフィックジェネレータ装置3は、トラフィックの生成/モニタ、エラーフレームの挿入、ペイロード解析などの機能を有しており、制御PC1から受信した命令に応じて動作する。
メディア異常発生器4は、トラフィックが流れる経路上に設置され、トラフィックのデータ内容を故意に書き換えたり、経路を遮断するなどの機能を有しており、制御PC1から受信した命令に応じて動作する。
図2は、本発明の実施の形態における情報通信機器検証装置1の構成例を示すブロック図である。この情報通信機器検証装置(制御PC)1は、コンピュータ本体11、ディスプレイ装置12、FD(Flexible Disk)14が装着されるFDドライブ13、キーボード15、マウス16、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)18が装着されるCD−ROM装置17、およびネットワーク通信装置19を含む。情報通信機器検証プログラムは、FD14またはCD−ROM18等の記録媒体によって供給される。情報通信機器検証プログラムがコンピュータ本体11によって実行されることによって、情報通信機器2の検証が行なわれる。また、情報通信機器検証プログラムは他のコンピュータより通信回線を経由し、コンピュータ本体11に供給されてもよい。
また、コンピュータ本体11は、CPU20、ROM(Read Only Memory)21、RAM(Random Access Memory)22およびハードディスク23を含む。CPU20は、ディスプレイ装置12、FDドライブ13、キーボード15、マウス16、CD−ROM装置17、ネットワーク通信装置19、ROM21、RAM22またはハードディスク23との間でデータを入出力しながら処理を行なう。FD14またはCD−ROM18に記録された情報通信機器検証プログラムは、CPU20によりFDドライブ13またはCD−ROM装置17を介してハードディスク23に格納される。CPU20は、ハードディスク23から適宜情報通信機器検証プログラムをRAM22にロードして実行することによって、情報通信機器2の検証が行なわれる。
図3は、情報通信機器検証装置1の機能的構成を示すブロック図である。この情報通信機器検証装置1は、検証の手順を記述したテストシナリオを格納するテストシナリオ格納ファイル31と、テストシナリオ格納ファイル31に格納されたテストシナリオを読み出して各部に対して指示を与えるテストシナリオ制御部32と、テストシナリオ制御部32からの指示に応じて情報通信機器2を制御する情報通信機器制御部33と、テストシナリオ制御部32からの指示に応じてトラフィックジェネレータ装置3を制御するトラフィックジェネレータ制御部34と、テストシナリオ制御部32からの指示に応じてメディア異常発生器4を制御するメディア異常発生器制御部35と、情報通信機器2から受信した統計情報などを記録する情報通信機器ログファイル36と、トラフィックジェネレータ装置3から受信した統計情報などを記録するトラフィックジェネレータログファイル37と、メディア異常発生器4から受信した情報を記録するメディア異常発生器ログファイル38と、情報通信機器ログファイル36、トラフィックジェネレータログファイル37およびメディア異常発生器ログファイル38に記録された情報を取得し、テスト結果を生成してディスプレイ装置12に表示するテスト結果生成部39とを含む。
テストシナリオ格納ファイル31に格納されるテストシナリオは、検証の担当者によって記述された検証の手順である。このテストシナリオはスプレッドシートの形式を有しており、検証の担当者がディスプレイ装置12に表示されたスプレッドシートにデータを入力することによって作成される。
テストシナリオは、検証の対象となる情報通信機器2の識別情報、情報通信機器2に設定するコンフィグレーションの内容や取得すべき統計情報の内容、トラフィックジェネレータ装置3に設定するトラフィック条件や取得すべき統計情報の内容、メディア異常発生器4に設定する異常種別や発生頻度などを含む。このテストシナリオは、一度記述された後は再利用可能である。
テストシナリオ制御部32は、利用者によって選択されたテストシナリオをテストシナリオ格納ファイル31からロードし、テストシナリオに記述された命令ワードを解釈しながら情報通信機器制御部33、トラフィックジェネレータ制御部34およびメディア異常発生器制御部35に対して指示を発行する。
情報通信機器制御部33は、テストシナリオ制御部32から指示を受け、命令ワードを情報通信機器2が解釈可能な命令に変換して、情報通信機器2に送信することによりコンフィグレーションの設定、統計情報の取得などを行なう。また、情報通信機器制御部33は、情報通信機器2から受信したトラフィックの受取り量、エラー量などの統計情報を情報通信機器ログファイル36に記録する。
トラフィックジェネレータ制御部34は、テストシナリオ制御部32から指示を受け、命令ワードをトラフィックジェネレータ装置3が解釈可能な命令に変換して、トラフィックジェネレータ装置3に送信することによりトラフィック条件の設定、トラフィックの開始および終了、統計情報の取得などを行なう。また、トラフィックジェネレータ制御部34は、トラフィックジェネレータ装置3から受信したトラフィック性能値、機器障害情報などの統計情報をトラフィックジェネレータログファイル37に記録する。
メディア異常発生器制御部35は、テストシナリオ制御部32から指示を受け、命令ワードをメディア異常発生器4が解釈可能な命令に変換して、メディア異常発生器4に送信することにより異常種別や発生頻度の設定を行なう。また、メディア異常発生器制御部35は、メディア異常発生器4から受信した情報をメディア異常発生器ログファイル38に記録する。
テスト結果生成部39は、テストシナリオ制御部32からテストシナリオに記述された判定条件を受け、情報通信機器ログファイル36、トラフィックジェネレータログファイル37およびメディア異常発生器ログファイル38に記録された各種情報を参照してテスト結果を生成し、ディスプレイ装置12にテスト結果を表示する。テスト結果生成部39によって生成されたテスト結果は、テストシナリオ格納ファイル31に格納される。
図4は、本発明の実施の形態における情報通信機器検証装置の処理手順を説明するためのフローチャートである。まず、情報通信機器検証プログラムが起動されると(S11)、利用者によってテストシナリオ格納ファイル31に格納された複数のテストシナリオの中から所望のテストシナリオが選択される(S12)。このとき、複数のテストシナリオが選択されてもよい。
次に、テストシナリオ制御部32は、利用者によって選択されたテストシナリオの構文をチェックし(S13)、エラーがなければ次の処理に進む。構文にエラーがある場合には処理を終了する。
次に、テストシナリオ制御部32は、テストシナリオの記述に従ってトラフィックジェネレータ制御部34にトラフィックジェネレータ装置3の初期化を指示する。トラフィックジェネレータ制御部34は、命令ワードをトラフィックジェネレータ装置3が理解できる命令に変換してトラフィックジェネレータ装置3に送信し、初期化を行なわせる(S14)。
次に、テストシナリオ制御部32は、テストシナリオの記述に従って情報通信機器制御部33に情報通信機器2の初期化を指示する。情報通信機器制御部33は、命令ワードを情報通信機器2が理解できる命令に変換して情報通信機器2に送信し、初期化を行なわせる(S15)。
次に、テストシナリオ制御部32は、テストシナリオの記述に従ってメディア異常発生器制御部35にメディア異常発生器4の初期化を指示する。メディア異常発生器制御部35は、命令ワードをメディア異常発生器4が理解できる命令に変換してメディア異常発生器4に送信し、初期化を行なわせる(S16)。
次に、テストシナリオ制御部32は、実行中のテストシナリオに次の命令ワードがあるか否かを判定する(S17)。次の命令ワードがあれば(S17,Yes)、テストシナリオ制御部32は情報通信機器制御部33、トラフィックジェネレータ制御部34またはメディア異常発生器制御部35に、その命令ワードに従った処理を行なわせる(S18)。このとき、情報通信機器2、トラフィックジェネレータ装置3またはメディア異常発生器4から統計情報などを受信すると、情報通信機器ログファイル36、トラフィックジェネレータログファイル37またはメディア異常発生器ログファイル38に格納する。
また、次の命令ワードがなければ(S17,No)、テスト結果生成部39は情報通信機器ログファイル36に格納される統計情報(テスト結果)を収集し(S19)、トラフィックジェネレータログファイル37に格納される統計情報(テスト結果)を収集する(S20)。
そして、テスト結果生成部39は、収集したテスト結果をまとめて編集する(S21)。そして、テスト結果生成部39は、編集したテスト結果とテストシナリオ制御部32から受けたテスト判定条件とを比較し、テスト結果の“OK”、“NG”などの判定を行なう(S22)。
最後に、テストシナリオ制御部32は、未処理の別のテストシナリオがあるか否かを判定する(S23)。未処理の別のテストシナリオがあれば(S23,Yes)、ステップS14に戻って以降の処理を繰返す。また、未処理の別のテストシナリオがなければ(S23,No)、処理を終了する。
図5は、情報通信機器検証装置の画面上に表示されたテスト結果の一例を示す図である。画面上に表示されたテスト結果は、実行したテストシナリオの名前を示すテストシナリオ名41と、トラフィック性能値42と、テスト実行時間43と、テスト結果44と、情報通信機器障害情報45とを含む。
トラフィック性能値42は、情報通信機器ID、送信スループット、受信スループットおよび転送レイテンシを含み、情報通信機器毎のスループット、転送レイテンシなどが表示される。
テスト実行時間43には、テストの開始時刻、テストの終了時刻、テストの累積時間が表示される。テスト結果44には、テスト結果が“OK”、“NG”などで表示される。
情報通信機器障害情報45には、情報通信機器毎に、製品の型番、MACアドレス、ファームウェアのバージョンなどの機器固有情報と、機器エラーカウンタ、トラフィックエラーカウンタなどの機器障害情報とが表示される。
以上説明したように、本実施の形態における情報通信機器検証装置によれば、ネットワーク5に接続される情報通信機器2、トラフィックジェネレータ装置3およびメディア異常発生器4に命令を発行しながら各機器を動作させるようにしたので、実際の運用に近い状態で情報通信機器2の動作の検証を行なうことが可能となった。
また、テストシナリオに記述された命令コマンドを解釈しながら各機器を制御するので、テストシナリオの記述により同期を取って各機器を動作させることができ、定期的にトラフィックの条件を切り替えるテストパターンや、メディア異常発生器4による異常発生中にトラフィックを印加するパターンなど、様々なテストパターンを自動的に行なわせることが可能となる。それによって、情報通信機器の検証に必要となる人手を少なくすることが可能となった。
また、テストシナリオに判定条件と手順のみを登録すればよいため、作業時間を短縮することができ、人手によるミスが発生する可能性を少なくすることが可能となった。
また、各機器のテスト結果を集約して表示するようにしたので、利用者はどの機器でどのような障害が発生しているかなどの情報を容易に取得することが可能となった。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 制御PC、2 情報通信機器、3 トラフィックジェネレータ装置、4 メディア異常発生器、11 コンピュータ本体、12 ディスプレイ装置、13 FDドライブ、14 FD、15 キーボード、16 マウス、17 CD−ROM装置、18 CD−ROM、19 ネットワーク通信装置、20 CPU、21 ROM、22 RAM、23 ハードディスク、31 テストシナリオ格納ファイル、32 テストシナリオ制御部、33 情報通信機器制御部、34 トラフィックジェネレータ制御部、35 メディア異常発生器制御部、36 情報通信機器ログファイル、37 トラフィックジェネレータログファイル、38 メディア異常発生器ログファイル、39 テスト結果生成部。
Claims (5)
- ネットワークに接続された情報通信機器の動作を検証する情報通信機器検証装置であって、
テストシナリオに記述された命令コードを解釈し、指示を発行する第1の制御手段と、
前記第1の制御手段からの指示を受け、検証対象の情報通信機器の動作を制御する第2の制御手段と、
前記第1の制御手段からの指示を受け、前記ネットワークに接続されたテスト冶具の動作を制御する第3の制御手段と、
前記検証対象の情報通信機器の動作を示す情報と前記テスト冶具の動作を示す情報とに基づいてテスト結果を生成する生成手段とを含む、情報通信機器検証装置。 - 前記生成手段は、前記検証対象の情報通信機器の動作を示す情報および前記テスト冶具の動作を示す情報と、前記テストシナリオに記述された判定条件とを比較して、前記テスト結果を生成する、請求項1記載の情報通信機器検証装置。
- 前記生成手段は、前記ネットワークに接続された検証対象の情報通信機器のテスト結果を集約して表示する、請求項1または2記載の情報通信機器検証装置。
- 前記テスト冶具は、前記情報通信機器のトラフィックを制御するトラフィックジェネレータと、
前記ネットワーク上に意図的に異常を発生させるメディア異常発生器とを含む、請求項1〜3のいずれかに記載の情報通信機器検証装置。 - コンピュータに、ネットワークに接続された情報通信機器の動作を検証させる情報通信機器検証プログラムであって、
テストシナリオに記述された命令コードを解釈し、指示を発行するステップと、
前記指示を受け、検証対象の情報通信機器の動作を制御するステップと、
前記指示を受け、前記ネットワークに接続されたテスト冶具の動作を制御するステップと、
前記検証対象の情報通信機器の動作を示す情報と前記テスト冶具の動作を示す情報とに基づいてテスト結果を生成するステップとを前記コンピュータに実行させる、情報通信機器検証プログラム。
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2006
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