JP2000057013A - トレース情報採取装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

トレース情報採取装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

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JP2000057013A
JP2000057013A JP10242518A JP24251898A JP2000057013A JP 2000057013 A JP2000057013 A JP 2000057013A JP 10242518 A JP10242518 A JP 10242518A JP 24251898 A JP24251898 A JP 24251898A JP 2000057013 A JP2000057013 A JP 2000057013A
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Tadafumi Akazawa
忠文 赤澤
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレース情報採取に伴うオーバヘッドの削減
と、より多くのトレース情報の保存とを実現する。 【解決手段】 トレース採取装置2の主記憶格納手段21
は、採取したトレース情報を主記憶装置3の現在使用中
のトレースバッファ31に格納し、トレースバッファ31の
空き容量では不足する場合、トレースバッファ31を使用
済にし、現在未使用のトレースバッファ32を使用中にし
て、そこに格納する。ファイル格納手段22は、使用済の
トレースバッファ31中のトレース情報を二次記憶装置4
上のトレースファイル41に書き込み、トレースバッファ
31を未使用に戻す。トレースファイル41への書き込み
は、トレース情報格納域412 をサイクリックに使用する
ことで、より多くのトレース情報の保存が続行できるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置上で動
作するプログラムの動作状況などを示すデータをトレー
ス情報として採取し保存するトレース情報採取装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置上で動作するプログラムの
動作確認や障害発生時の原因解明に役立たせるために、
プログラムの動作状況などを示すデータをトレース情報
として採取し、保存しておくことが一般に行われてい
る。このようなトレース情報の採取と保存にかかる処理
は、情報処理装置の主たる処理から見てオーバヘッドに
なる。このため、例えば特開平5−134895号公報
に見られるようにトレース情報を補助記憶ファイルに直
接書き込む構成では、トレース情報が採取される毎に入
出力処理が発生し、オーバヘッドが大きくなる。
【0003】そこで、入出力処理によるオーバヘッドを
低減するために、メモリ上のトレースバッファにトレー
ス情報を一旦蓄積し、トレースバッファが満杯になった
時点で、トレースバッファの内容を他の場所に転送する
ようにした技術が特開平4−4643号公報に記載され
ている。同公報に記載された技術では、採取したトレー
ス情報を一時的に保持する2つのトレースバッファをメ
モリ上に設け、一方のトレースバッファに格納できるだ
けのトレース情報を格納し終えると、格納先を他方のト
レースバッファに切り替え、満杯になった前記トレース
バッファの内容を外部の記憶装置に転送する。
【0004】このようにトレース情報をトレースバッフ
ァに一旦バッファリングし、一定量溜まる毎に外部の記
憶装置に転送することで、記憶装置への入出力回数が削
減され、トレースにかかる処理の負荷が軽減される。ま
た、満杯となったトレースバッファの内容を、トレース
バッファに比べて大容量な記憶装置に転送するため、大
量のトレース情報、換言すれば長期間にわたるトレース
情報を保存しておくことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、幾ら大
容量の記憶装置であってもその容量には限度があるた
め、最後にはトレース情報を新たに記憶するための空き
領域が無くなり、その結果、トレースバッファの内容を
転送できず、最悪時には新たなトレース情報の採取とそ
の保存が不可能になるという問題点がある。
【0006】そこで本発明の目的は、トレースバッファ
の内容を新たに転送する空き領域が無くなった場合であ
っても、以後のトレース情報の保存処理を続行すること
ができるトレース情報採取装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報処理装置
上で動作するプログラムの動作状況などを示すデータを
トレース情報として採取し格納するトレース情報採取装
置において、二次記憶装置上に設けられたトレースファ
イルと、主記憶装置上に設けられた複数のトレースバッ
ファと、トレース情報の採取時、前記複数のトレースバ
ッファのうちトレース情報の一時格納用に現在使用して
いるトレースバッファに前記採取されたトレース情報を
書き込む空き容量が存在すればそのトレースバッファに
トレース情報を格納し、必要な空き容量が存在しなけれ
ばそのトレースバッファを使用済トレースバッファに、
現在未使用なトレースバッファを新たな現在使用中トレ
ースバッファにそれぞれ切り替えた後、該新たな現在使
用中トレースバッファにトレース情報を格納する主記憶
格納手段と、使用済トレースバッファの内容を前記トレ
ースファイルのトレース情報格納域に書き出す手段であ
って、前記トレースファイルのトレース情報格納域をサ
イクリックに使用するファイル格納手段とを備えること
を特徴とする。
【0008】前記トレースバッファの個数は2個であっ
ても良いが、2個しかないと、主記憶格納手段がトレー
スバッファの切り替えを行った時点で、使用中トレース
バッファが1個しかなくなるため、大量のトレース情報
の採取が連続すると使用できるトレースバッファが枯渇
する可能性がある。このため、3個以上のトレースバッ
ファを設けるようにしても良い。
【0009】また、前記主記憶格納手段は前記プログラ
ムからのトレース格納要求によって起動されるタスクで
構成され、前記ファイル格納手段は前記主記憶格納手段
とは別のタスクで構成される。そして、前記主記憶格納
手段を構成するタスクはトレースバッファの切り替えを
行ったときに前記ファイル格納手段を構成するタスクの
起動要求を出し、該起動要求によって起動された前記フ
ァイル格納手段を構成するタスクは、最も過去に使用済
となったトレースバッファから順に、全ての使用済トレ
ースバッファのトレース情報を前記トレースファイルに
書き込む構成を有する。なお、前記ファイル格納手段を
構成するタスクを所定の周期で起動されるタスクで構成
することも可能である。
【0010】主記憶格納手段は、今回のトレース情報全
てを格納できるだけの空き容量が使用中トレースバッフ
ァに存在しない場合には、その空き容量を残したままで
そのトレースバッファを使用済みにして使用中トレース
バッファを切り替え、新たな現在使用中トレースバッフ
ァに今回のトレース情報の全てを格納する構成であって
も良く、また、その空き容量分だけのトレース情報を現
在使用しているトレースバッファに書き込んだ後、トレ
ースバッファを切り替えて、新たな現在使用中トレース
バッファに残りのトレース情報を格納する構成であって
も良い。
【0011】ファイル格納手段は、トレースバッファの
全トレース情報を格納できるだけの領域が、現在の書き
込み位置より後ろのトレース情報格納域に存在しない場
合、現在の書き込み位置より後ろの情報を削除してトレ
ース情報格納域の先頭に戻ってトレースバッファの全ト
レース情報を書き込む構成であっても良く、また、存在
する領域分だけのトレース情報をその領域に書き込んだ
後、トレース情報格納域の先頭に戻って使用済みトレー
スバッファの残りのトレース情報を書き込む構成であっ
ても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明を適用した情報処理装置の一
例を示すブロック図である。この例の情報処理装置は、
プロセッサ(CPU)1と、これに接続された主記憶装
置3および二次記憶装置4とから構成されている。
【0014】プロセッサ1上には、プログラムの動作状
況を採取する対象となる上位プログラム5と、この上位
プログラム5の動作状況をトレース情報として採取する
トレース採取装置2とが存在する。また、主記憶装置3
には、トレース情報を一時的に格納するための2つのト
レースバッファ31,32が設けられている。更に、二
次記憶装置4には、トレースファイル41が設けられて
いる。
【0015】トレースファイル41は、ファイル制御情
報部411とトレース情報格納域412とを備える。ト
レース情報格納域412はトレース情報を格納する領域
であり、ファイル制御情報部411はこのトレース情報
格納域412に関する制御情報を格納する領域である。
本例では、ファイル制御情報部411は、ファイル(ト
レース情報格納域)の大きさの最大値4111と、トレ
ース採取装置2が次にトレース情報を書き込むべき位置
4112とを保持している。
【0016】トレース採取装置2は、主記憶格納手段2
1と、ファイル格納手段22と、バッファ管理情報23
とを備える。ここで、主記憶格納手段21とファイル格
納手段22は、各々プロセッサ1上で動作するタスクと
して実現される。
【0017】バッファ管理情報23は、主記憶装置3上
の2つのトレースバッファ31,32の状態などを示す
情報を保持する。その内容例を図2に示す。図2を参照
すると、バッファ管理情報23はトレースバッファ3
1,32に1対1に対応するエントリE31,E32を
有し、各々のエントリは、バッファ番号、最大容量、空
き容量、状態の各項目を有する。ここで、状態の項目に
は、「未使用」、「使用中」、「使用済み」の何れかの
状態が設定される。
【0018】主記憶格納手段21は、上位プログラム5
から採取を要求されたトレース情報を、トレースバッフ
ァ31とトレースバッファ32のうちの現在使用中の方
に書き込む処理を司る。このとき、現在使用中のトレー
スバッファにトレース情報全てを格納する空き容量がな
い場合、本実施の形態では、現在未使用であるトレース
バッファを使用中のトレースバッファに切り替えてトレ
ース情報を書き込み、空き容量の足りなかった前記トレ
ースバッファは使用済みとしておく。
【0019】ファイル格納手段22は、主記憶格納手段
21がトレースバッファの切り替えを行った際に、使用
済みとなったトレースバッファ内のトレース情報をトレ
ースファイル41に書き込む処理を司る。その際、ファ
イル制御情報部411中のファイルサイズの最大値41
11と次に書き込むべき位置4112とを参照して、位
置4112以降に今回のトレース情報の全てを書き込め
るか否かを判断し、書き込める場合には位置4112直
後からトレース情報を書き込み、位置4112を更新す
る。他方、今回のトレース情報の全てを書き込めない場
合は、トレース情報格納域412の先頭に書き込み、そ
の直後の位置に位置4112を更新する。但し、トレー
ス情報格納域412の内で情報を書き込まない部分は、
情報を消さずに残しておく。この操作により、トレース
情報の無駄な損失を防ぐことができる。
【0020】ここで、上位プログラム5が1回の要求で
出すトレース情報量は、1つのトレースバッファの容量
より或る程度少なく、1つのトレースバッファの容量は
ファイル入出力に効率の良い値(システムに依存する)
とし、トレースファイル41はトレースバッファに対し
十分大きな容量であることが望ましい。
【0021】また、図1において、記録媒体6はCD−
ROM、半導体メモリ、磁気ディスク等の機械読み取り
可能な記録媒体であり、トレース情報採取用プログラム
が記録されている。この記録媒体6に記録されたトレー
ス情報採取用プログラムは、当該情報処理装置の立ち上
げ時などにプロセッサ1によって読み取られ、プロセッ
サ1の動作を制御することにより、主記憶装置3上にト
レースバッファ31,32を生成してバッファ管理情報
23を初期生成すると共に二次記憶装置4上にトレース
ファイル41を初期生成し、且つ、プロセッサ1を、主
記憶格納手段21およびファイル格納手段22として機
能させる。
【0022】図3は本実施の形態の処理例を示すフロー
チャートである。以下、各図を参照して本実施形態の動
作を説明する。
【0023】上位プログラム5は、自身の動作状況(エ
ラー時のエラー内容や、他プロセスとの通信履歴や、動
作処理の結果等)などを示すトレース情報の採取を希望
するとき、トレース情報の格納要求を出す。このとき、
トレース情報のサイズを併せて通知する。この格納要求
により、トレース採取装置2の主記憶格納手段21が起
動される。
【0024】主記憶格納手段21は、バッファ管理情報
23を参照して、現在使用中のトレースバッファ(31
とする)とその空き容量とを確認し、今回のトレース情
報のサイズと比較することにより、現在使用中のトレー
スバッファ31の空き容量で足りるか否かを調べる(ス
テップA1)。空き容量が足りる場合、使用中トレース
バッファ31に今回のトレース情報を書き込む(ステッ
プA3)。このとき、バッファ管理情報23中のトレー
スバッファ31の空き容量を更新する。
【0025】他方、現在使用中のトレースバッファ31
の空き容量で足りない場合、バッファ管理情報23中の
トレースバッファ31の状態を「使用済」にし、未使用
のトレースバッファ32の状態を「使用中」にして、ト
レースバッファを切り替え(ステップA2)、この新た
な使用中トレースバッファ32に今回のトレース情報を
書き込む(ステップA3)。このとき、バッファ管理情
報23中のトレースバッファ32の空き容量を更新す
る。
【0026】次に主記憶格納手段21は、使用中トレー
スバッファの切り替え(ステップA2)が行われたかど
うかを調べ(ステップA4)、切り替えが行われていな
ければ、自身の処理を終了する。切り替えが行われてい
れば、使用済みトレースバッファ(31とする)に格納
されている全トレース情報をトレースファイル41に書
き出す要求を出し(ステップA5)、自身の処理を終了
する。この書き出し要求により、ファイル格納手段22
が起動される。
【0027】ファイル格納手段22は、ファイル制御情
報部411中の現在の書き込み位置4112とファイル
最大サイズ4111とを取得し(ステップA6)、これ
らの情報で求まる、書き込み位置4112以降のトレー
ス情報格納域412のサイズと、使用済みトレースバッ
ファ31中の全トレース情報のサイズとを比較すること
で、全トレース情報を現在の書き込み位置4112以降
の領域に書き込むことができるか否かを調べる(ステッ
プA7)。書き込む余裕がある場合は、書き込み位置4
112より後ろの領域にトレースバッファ31中の全ト
レース情報を書き込み、書き込み位置4112を更新す
ると共に、バッファ管理情報23中のトレースバッファ
31の状態を「未使用」に、その空き容量を最大サイズ
にそれぞれ変更する(ステップA9)。反対に、書き込
む余裕がない場合は、現在の書き込み位置4112より
後ろは不要な情報として削除し、現在の書き込み位置4
112をトレース情報格納域412の先頭に変更する
(ステップA8)。そして、ステップA9に進み、書き
込み位置4112より後ろの領域にトレースバッファ3
1中の全トレース情報を書き込み、書き込み位置411
2を更新すると共に、バッファ管理情報23中のトレー
スバッファ31の状態を「未使用」に、その空き容量を
最大サイズにそれぞれ変更する。
【0028】次に、具体例を用いて本実施の形態の動作
をより詳しく説明する。
【0029】今、図4に示すように、トレースバッファ
31,32の最大容量を2000(単位は例えばバイ
ト)とし、トレースバッファ31が使用中で空き容量が
50あり、トレースバッファ32は未使用であるとす
る。また、トレースファイル41の最大サイズを100
00とし、現在の書き込み位置が9000とする。な
お、トレース情報格納域412の先頭位置は0である。
このような状態のときに、サイズが100のトレース情
報を採取するよう上位プログラム5から要求された場
合、トレース採取装置2では以下のような処理が実行さ
れる。
【0030】主記憶格納手段21は、バッファ管理情報
23を参照してトレースバッファ31の空き容量が50
であることを確認し、今回のサイズ100のトレース情
報はトレースバッファ31に格納できないと判断する。
このため、使用中トレースバッファ31を使用済みと
し、未使用のトレースバッファ32を使用中にする。こ
の後、使用中トレースバッファとなったトレースバッフ
ァ32の先頭にトレース情報を格納し、バッファ管理情
報23中のトレースバッファ32の空き容量を更新す
る。そして、トレースバッファの切り替えが行われたの
で、トレースファイル41への書き出し要求を出す。
【0031】この書き出し要求により起動されたファイ
ル格納手段22は、使用済みとなったトレースバッファ
31のトレース情報をトレースファイル41に書き込
む。このとき、ファイル制御情報部411からファイル
最大サイズ4111と現在の書き込み位置4112とを
取得し、現在の書き込み位置4112とトレースバッフ
ァ31に格納されているトレース情報量の合計がファイ
ル最大サイズ4111を越えるか否かを調べる。図4の
例では、現在の書き込み位置は9000、トレース情報
量は1950なので、合計は10950となり、ファイ
ル最大サイズの10000を越えるので、現在の書き込
み位置4112より後ろを不要な情報として削除し、現
在の書き込み位置4111をトレース情報格納域412
の先頭「0」に更新する。この後、更新された書き込み
位置4112からトレースバッファ31のトレース情報
を格納し、トレースバッファ31を未使用状態にする。
【0032】以上の処理が終了した時点では、最も古い
トレース情報は現在の書き込み位置(1950)の直後
となり、ファイルの最後尾(9000)から先頭(0)
に移動して、現在の書き込み位置(1950)が最新の
トレース情報となる。このようにファイルをサイクリッ
クに使用することで、ファイルの容量を一旦越えた後で
も9000の情報量を残すことができる。
【0033】このように本実施の形態によれば、以下の
ような効果が得られる。
【0034】第1の効果は、より多くのトレース情報を
トレースファイルに残すことができることである。その
理由は、ファイルをサイクリックに使用することによ
り、ファイルの最大サイズに近いトレース情報を残すこ
とができるためである。
【0035】第2の効果は、システムが一旦停止し、再
度起動された場合でも、停止前の情報を残しておけるこ
とである。その理由は、トレースファイルをサイクリッ
クに使用するため、起動時にトレースファイルの初期化
を行わなくても良いからである。
【0036】第3の効果は、システムに負荷のかからな
いトレース情報採取ができることである。その理由は、
主記憶装置3にトレースバッファを確保するために、バ
ッファの容量分だけトレース情報が溜まったときだけ二
次記憶装置4に対して入出力を行うので、一般に時間が
かかる二次記憶装置4への入出力回数を減らすことがで
きるためである。
【0037】図5は本発明を適用した情報処理装置の別
の例を示すブロック図であり、トレースバッファを3つ
以上備えている点が主として図1の情報処理装置と相違
する。トレースバッファが2個しかないと、主記憶格納
手段がトレースバッファの切り替えを行った時点で、使
用中トレースバッファが1個しかなくなるため、大量の
トレース情報の採取が連続すると使用できるトレースバ
ッファが枯渇する可能性がある。何故なら、トレースバ
ッファの切り替え時にファイル格納手段が直ちに起動さ
れたとしても、二次記憶装置へのアクセスには時間がか
かるため、使用済トレースバッファのトレースファイル
への書き出しが終了する前に、残りのトレースバッファ
も使用済になってしまう可能性があり、また、ファイル
格納手段は別タスクであるため、負荷状況によっては、
トレースファイルへの書き出し要求時に直ちに起動され
るとは限らないからである。このため、本実施の形態で
は3個以上のトレースバッファを設けるようにしてい
る。
【0038】図5を参照すると、本実施形態における情
報処理装置は、プロセッサ(CPU)1と、これに接続
された主記憶装置3および二次記憶装置4とから構成さ
れ、プロセッサ1上には、プログラムの動作状況を採取
する対象となる上位プログラム5と、この上位プログラ
ム5の動作状況をトレース情報として採取するトレース
採取装置2とが存在する。また、主記憶装置3には、ト
レース情報を一時的に格納するための3つ以上のトレー
スバッファ31,32,33,…,3nが設けられてい
る。更に、二次記憶装置4には、トレースファイル41
が設けられている。
【0039】トレースファイル41は、ファイル制御情
報部411とトレース情報格納域412とを備える。ト
レース情報格納域412はトレース情報を格納する領域
であり、ファイル制御情報部411はこのトレース情報
格納域412に関する制御情報を格納する領域である。
本例では、ファイル制御情報部411は、ファイル(ト
レース情報格納域)の大きさの最大値4111と、トレ
ース採取装置2が次にトレース情報を書き込むべき位置
4112とを保持している。
【0040】トレース採取装置2は、主記憶格納手段2
1と、ファイル格納手段22と、バッファ管理情報23
とを備える。ここで、主記憶格納手段21とファイル格
納手段22は、各々プロセッサ1上で動作するタスクと
して実現される。
【0041】バッファ管理情報23は、主記憶装置3上
のトレースバッファ31,32,33,…,3nの状態
などを示す情報を保持する。トレースバッファが6つあ
る場合のバッファ管理情報23の内容例を図6に示す。
【0042】図6を参照すると、バッファ管理情報23
は、トレースバッファ31〜36に1対1に対応するエ
ントリE31〜E36を有し、各々のエントリは、バッ
ファ番号、最大容量、空き容量、次ポインタの各項目を
有する。ここで、次ポインタは複数のエントリを一つな
ぎにチェイン化するためのものである。また、バッファ
管理情報23には、使用中バッファポインタP1と、未
使用バッファポインタP2と、使用済バッファポインタ
P9との3つのポインタがある。使用中バッファポイン
タP1は、トレースバッファ31〜36のうちの現在使
用中のトレースバッファのエントリを指し示す。図示の
例では、使用中バッファポインタP1がエントリE1を
指しているので、トレースバッファ31が現在使用中で
あることが管理されている。未使用バッファポインタP
2は、未使用トレースバッファチェインの先頭のトレー
スバッファのエントリを指し示す。即ち、未使用トレー
スバッファが複数存在する場合は、それらに対応するエ
ントリ同士を次ポインタで一つなぎにチェイン化し、チ
ェインの先頭のエントリを未使用バッファポインタP2
が指し示すようにする。図示の例では、エントリE3
2,E33,E34,E35,E36が各々の次ポイン
タで一つなぎにチェイン化され、その先頭のエントリE
32を未使用バッファポインタP2が指し示している。
使用済バッファポインタP3は、使用済トレースバッフ
ァチェインの先頭のトレースバッファのエントリを指し
示す。即ち、使用済トレースバッファが複数存在する場
合は、その使用順に、それらに対応するエントリ同士を
次ポインタで一つなぎにチェイン化し、チェインの先頭
のエントリを未使用バッファポインタP2が指し示すよ
うにする。図示の例では、使用済バッファポインタP3
はNULLであるため、使用済トレースバッファは1つ
も存在しない。
【0043】主記憶格納手段21は、上位プログラム5
から採取を要求されたトレース情報を、トレースバッフ
ァ31〜36のうちバッファ管理情報23にて現在使用
中となっているトレースバッファに書き込む処理を司
る。このとき、現在使用中のトレースバッファにトレー
ス情報全てを格納する空き容量がない場合、現在未使用
であるトレースバッファを使用中のトレースバッファに
切り替えてトレース情報を書き込み、空き容量の不足し
ていた前記トレースバッファは使用済みとしておく。
【0044】例えば、図6の状態において、トレースバ
ッファ31に今回のトレース情報を格納する空き容量が
ない場合、トレースバッファ31を使用済トレースバッ
ファにすると共に、未使用トレースバッファチェインの
先頭のトレースバッファ32を新たな使用中トレースバ
ッファにする。これにより、バッファ管理情報23は図
7のように更新される。更に図7の状態において、トレ
ースバッファ32にも空き容量がなくなった場合、トレ
ースバッファ32を使用済トレースバッファにすると共
に、未使用トレースバッファチェインの先頭のトレース
バッファ33を新たな使用中トレースバッファにする。
これにより、バッファ管理情報23は図8のように更新
される。ここで、使用済バッファポインタP3は、最初
に使用済となったトレースバッファ31のエントリE3
1を指し示し、このエントリE31の次ポインタが、次
に使用済となったトレースバッファ32のエントリE3
2を指し示すことで、使用済トレースバッファを時系列
順に管理している。
【0045】ファイル格納手段22は、全ての使用済ト
レースバッファ内のトレース情報をトレースファイル4
1に書き込む処理を司る。例えば、図8の状態において
は、2個の使用済トレースバッファ31,32が存在す
るので、使用済バッファポインタP3が指し示すエント
リE31に対応するトレースバッファ31の内容をまず
トレースファイル41に書き込み、次いでエントリE3
1の次ポインタで指し示されるエントリE32に対応す
るトレースバッファ32の内容をトレースファイル41
に書き込む。そして、バッファ管理情報23を更新し、
図9の状態とする。即ち、トレースファイル41への書
き込みを終了したトレースバッファ31,32を未使用
トレースバッファチェインに戻す。このとき、エントリ
E31,E32の空き容量は最大容量に戻される。
【0046】またファイル格納手段22は、トレースフ
ァイル41への書き込みに際し、各使用済トレースバッ
ファ毎に、ファイル制御情報部411中のファイルサイ
ズの最大値4111と次に書き込むべき位置4112と
を参照して、位置4112以降に当該トレースバッファ
のトレース情報全てを書き込めるか否かを判断し、書き
込める場合には位置4112直後からトレース情報を書
き込み、位置4112を更新する。他方、当該トレース
バッファのトレース情報の全てを書き込めない場合は、
トレース情報格納域412の先頭に書き込み、その直後
の位置に位置4112を更新する。但し、トレース情報
格納域412の内で情報を書き込まない部分は、情報を
消さずに残しておく。この操作により、トレース情報の
無駄な損失を防ぐことができる。
【0047】ここで、上位プログラム5が1回の要求で
出すトレース情報量は、1つのトレースバッファの容量
より或る程度少なく、1つのトレースバッファの容量は
ファイル入出力に効率の良い値(システムに依存する)
とし、トレースファイル41はトレースバッファに対し
十分大きな容量であることが望ましい。
【0048】また、図5において、記録媒体6はCD−
ROM、半導体メモリ、磁気ディスク等の機械読み取り
可能な記録媒体であり、トレース情報採取用プログラム
が記録されている。この記録媒体6に記録されたトレー
ス情報採取用プログラムは、当該情報処理装置の立ち上
げ時などにプロセッサ1によって読み取られ、プロセッ
サ1の動作を制御することにより、主記憶装置3上にト
レースバッファ31〜3nを生成してバッファ管理情報
23を初期生成すると共に二次記憶装置4上にトレース
ファイル41を初期生成し、且つ、プロセッサ1を、主
記憶格納手段21およびファイル格納手段22として機
能させる。
【0049】図10は本実施の形態の処理例を示すフロ
ーチャートである。以下、各図を参照して本実施形態の
動作を説明する。なお、トレースバッファは31〜36
の6個あるものとし、バッファ管理情報23は図6に示
す状態になっているものとする。即ち、トレースバッフ
ァ31を現在使用中であり、残りのトレースバッファ3
2〜36は全て未使用である。また、負荷などの関係
で、主記憶格納手段21からトレースファイル41への
書き出し要求が出た時点で直ちにファイル格納手段22
が起動されず、複数の使用済トレースバッファができた
時点でようやくファイル格納手段22が起動された場合
を想定する。
【0050】上位プログラム5は、自身の動作状況(エ
ラー時のエラー内容や、他プロセスとの通信履歴や、動
作処理の結果等)などを示すトレース情報の採取を希望
するとき、トレース情報の格納要求を出す。このとき、
トレース情報のサイズを併せて通知する。この格納要求
により、トレース採取装置2の主記憶格納手段21が起
動される。
【0051】主記憶格納手段21は、バッファ管理情報
23を参照して、現在使用中のトレースバッファ31と
その空き容量とを確認し、今回のトレース情報のサイズ
と比較することにより、現在使用中のトレースバッファ
31の空き容量で足りるか否かを調べる(ステップA
1)。空き容量が足りる場合、使用中トレースバッファ
31に今回のトレース情報を書き込み、バッファ管理情
報23中のトレースバッファ31の空き容量を更新する
が(ステップA3)、今、トレースバッファ31の空き
容量が足りなかった場合を想定すると、バッファ管理情
報23を図6の状態から図7の状態に変更し、トレース
バッファ31を使用済トレースバッファにすると共に、
未使用トレースバッファ32〜36のうちトレースバッ
ファ32を新たな使用中トレースバッファに切り替える
(ステップB1)。そして、この新たな使用中トレース
バッファ32に今回のトレース情報を書き込む(ステッ
プA3)。このとき、バッファ管理情報23中のトレー
スバッファ32の空き容量を更新する。
【0052】次に主記憶格納手段21は、使用中トレー
スバッファの切り替え(ステップB2)が行われたかど
うかを調べる(ステップA4)。切り替えが行われてい
ない場合は図10(a)の処理を終了するが、今の例で
は切り替えが行われたので、使用済トレースバッファの
トレースファイル41への書き出しを要求する(ステッ
プA5)。
【0053】現在使用中のトレースバッファ32に十分
な空き容量がある限り、上位プログラム5から以降に出
されるトレース格納要求にかかるトレース情報をトレー
スバッファ32に順次に格納していく。そして、トレー
スバッファ32に新たなトレース情報を格納する余裕が
なくなると、主記憶格納手段21は、バッファ管理情報
23を図7の状態から図8の状態に更新し、トレースバ
ッファ32を使用済トレースバッファとし、未使用トレ
ースバッファ33を使用中トレースバッファに切り替
え、そのトレースバッファ33にトレース情報を格納す
る。そして、このトレースバッファの切り替えを行った
ので、使用済トレースバッファのトレースファイル41
への書き出しを再び要求する。
【0054】さて、バッファ管理情報23が図8に示す
状態にあるとき、即ち、2個の使用済トレースバッファ
31,32が存在している状態のときに、以前に出され
たファイル書き出し要求によってファイル格納手段22
がようやく起動されたとする。このときファイル格納手
段22は、バッファ管理情報23中の使用済バッファポ
インタP3がNULLでないため、使用済トレースバッ
ファが存在すると判断し(ステップB2)、ステップA
6以降の処理へと進む。
【0055】ステップA6において、ファイル格納手段
22は、ファイル制御情報部411中の現在の書き込み
位置4112とファイル最大サイズ4111とを取得す
る。次に、バッファ管理情報23中の使用済バッファポ
インタP3が指し示すエントリE32に対応するトレー
スバッファ32を処理対象に選択する(ステップB
3)。そして、書き込み位置4112以降のトレース情
報格納域412のサイズと、使用済みトレースバッファ
31中の全トレース情報のサイズとを比較することで、
トレースバッファ31の全トレース情報を現在の書き込
み位置4111以降の領域に書き込むことができるか否
かを調べる(ステップA7)。書き込む余裕がある場合
は、書き込み位置4112より後ろの領域にトレースバ
ッファ31中の全トレース情報を書き込み、書き込み位
置4112を更新すると共に、バッファ管理情報23を
更新してトレースバッファ31を未使用トレースバッフ
ァとする(ステップA9)。すなわち、使用済バッファ
ポインタP3が指し示すトレースバッファ31を使用済
トレースバッファチェインから取り外して、未使用バッ
ファポインタP2で管理される未使用トレースバッファ
チェインにつなぐ。
【0056】反対に、トレース情報格納域412に書き
込む余裕がない場合は、現在の書き込み位置4112よ
り後ろは不要な情報として削除し、現在の書き込み位置
4112をトレース情報格納域412の先頭に変更する
(ステップA8)。そして、ステップA9に進み、書き
込み位置4112より後ろの領域にトレースバッファ3
1中の全トレース情報を書き込み、書き込み位置411
2を更新すると共に、バッファ管理情報23を更新して
トレースバッファ31を未使用トレースバッファとす
る。
【0057】ファイル格納手段22は、トレースバッフ
ァ31を処理し終えると、ステップB2に戻り、使用済
トレースバッファが残っているか否かを調べ、残ってい
なければ図10(b)の処理を終了し、残っていればス
テップA6へ進む。今の場合、トレースバッファ32が
残っているので、ステップA6に進み、先のトレースバ
ッファ31と同様にしてトレースバッファ32のトレー
ス情報をトレースファイル41に書き込み、トレースバ
ッファ32を未使用トレースバッファとする。これによ
り、バッファ管理情報23は図9の状態となる。
【0058】なお、バッファ管理情報23が図9に示す
状態にあるとき、即ち、使用済トレースバッファが1個
も存在していない状態のときにファイル格納手段22が
再び起動された場合、ファイル格納手段22は、バッフ
ァ管理情報23中の使用済バッファポインタP3がNU
LLであるため(ステップB2)、何もせずに処理を終
了する。
【0059】次に、具体例を用いて本実施の形態の動作
をより詳しく説明する。
【0060】今、図11に示すように、トレースバッフ
ァ31〜3nの最大容量を2000(単位は例えばバイ
ト)とし、トレースバッファ31が空き容量50を残し
た状態で使用済みとなり、トレースバッファ32が使用
中で空き容量が20あり、トレースバッファ33〜36
は未使用であるとする。また、トレースファイル41の
最大サイズを10000とし、現在の書き込み位置が9
000とする。なお、トレース情報格納位置412の先
頭位置は0である。このような状態のときに、サイズが
100のトレース情報を採取するよう上位プログラム5
から要求された場合、トレース採取装置2では以下のよ
うな処理が実行される。
【0061】主記憶格納手段21は、バッファ管理情報
23を参照してトレースバッファ32の空き容量が20
であることを確認し、今回のサイズ100のトレース情
報はトレースバッファ32に格納できないと判断する。
このため、使用中トレースバッファ32を使用済みと
し、未使用のトレースバッファ33を使用中にする。こ
の後、使用中トレースバッファとなったトレースバッフ
ァ33の先頭にトレース情報を格納し、バッファ管理情
報23中のトレースバッファ33の空き容量を更新す
る。そして、トレースバッファの切り替えが行われたの
で、トレースファイル41への書き出し要求を出す。
【0062】この後、主記憶格納手段21が使用中バッ
ファをトレースバッファ31からトレースバッファ32
へ切り替えた時点で出されたトレースファイル41への
書き出し要求によって、ファイル格納手段22が起動さ
れたとする。このときファイル格納手段22は、使用済
トレースバッファが2個存在するため、使用済トレース
バッファ31,32のトレース情報を、トレースバッフ
ァ31、トレースバッファ32の順にトレースファイル
41に書き込む。トレースバッファ31を処理対象とす
るとき、ファイル制御情報部411からファイル最大サ
イズ4111と現在の書き込み位置4112とを取得
し、現在の書き込み位置4112とトレースバッファ3
1に格納されているトレース情報量の合計がファイル最
大サイズ4111を越えるか否かを調べる。図11の例
では、合計は10950となり、ファイル最大サイズの
10000を越えるので、現在の書き込み位置4112
より後ろを不要な情報として削除し、現在の書き込み位
置4111をトレース情報格納域412の先頭「0」に
更新する。この後、更新された書き込み位置4112か
らトレースバッファ31のトレース情報を格納し、トレ
ースバッファ31を未使用とする。以上の処理が終了し
た時点では、最も古いトレース情報は現在の書き込み位
置(1950)の直後となり、ファイルの最後尾(90
00)から先頭(0)に移動して、現在の書き込み位置
(1950)が最新のトレース情報となる。このように
ファイルをサイクリックに使用することで、ファイルの
容量を一旦越えた後でも9000の情報量を残すことが
できる。
【0063】続いて、ファイル格納手段22は、トレー
スバッファ31と同様にしてトレースバッファ32のト
レース情報をトレースファイル41に書き込み、トレー
スバッファ32を未使用トレースバッファとする。
【0064】このように本実施の形態によれば、以下の
ような効果が得られる。
【0065】第1の効果は、より多くのトレース情報を
トレースファイルに残すことができることである。その
理由は、ファイルをサイクリックに使用することによ
り、ファイルの最大サイズに近いトレース情報を残すこ
とができるためである。
【0066】第2の効果は、システムが一旦停止し、再
度起動された場合でも、停止前の情報を残しておけるた
めである。その理由は、トレースファイルをサイクリッ
クに使用するため、起動時にトレースファイルの初期化
を行わなくても良いからである。
【0067】第3の効果は、システムに負荷のかからな
いトレース情報採取ができることである。その理由は、
主記憶装置3にトレースバッファを確保するために、バ
ッファの容量分だけトレース情報が溜まったときだけ二
次記憶装置4に対して入出力を行うので、一般に時間が
かかる二次記憶装置4への入出力回数を減らすことがで
きるためである。
【0068】第4の効果は、トレースバッファを3個以
上備えているため、使用済トレースバッファのトレース
ファイルへの書き出しに時間がかかっても、使用中トレ
ースバッファの枯渇を極力防止することができることで
ある。
【0069】なお、以上の各実施の形態においては、フ
ァイル格納手段22は、トレースバッファの切り替え時
に主記憶格納手段21から出されるファイル書き出し要
求によって起動されたが、ファイル格納手段22を或る
一定の周期で起動する構成を採用することができる。こ
こで、一定周期は、トレースバッファの個数や最大容
量,上位プログラム5からのトレース格納要求頻度やト
レース情報量などを考慮し、使用中トレースバッファの
枯渇が発生しない範囲内で決められる。
【0070】また、以上の各実施の形態では、今回のト
レース情報を格納できるだけの空き容量が使用中トレー
スバッファに存在しない場合には、その空き容量を残し
たままでそのトレースバッファを使用済みにして使用中
トレースバッファを切り替えた。また、トレースバッフ
ァの全トレース情報を格納できるだけの領域が、現在の
書き込み位置411より後ろのトレース情報格納域41
1に存在しない場合、現在の書き込み位置411より後
ろの情報を削除してトレース情報格納域411の先頭に
トレースバッファの全トレース情報を書き込んだ。しか
し、本発明はこのような構成に限定されず、トレースバ
ッファの空き容量を全て使い尽くすようにしても良く、
また、トレース情報格納域411の全領域を無駄なく使
うようにしても良い。以下にその例を示す。
【0071】図12は、図1を参照して説明した実施の
形態に対し、トレースバッファ31,32およびトレー
スファイル41の容量を全て使用するように変形した実
施形態におけるトレース採取装置2の処理例を示すフロ
ーチャートであり、図3と同一符号は同一ステップを示
し、C1〜C3が図3と相違するステップである。図1
2に示すように、主記憶格納手段21は、現在使用中の
トレースバッファに今回のトレース情報全てを格納でき
る空き容量がない場合(ステップA1でノー)、そのト
レースバッファに格納できる分はそのトレースバッファ
に格納し(ステップC1)、その後にトレースバッファ
を切り替え、残りのトレースデータを新たな使用中トレ
ースバッファに書き込む。また、ファイル格納手段22
は、現在の書き込み位置4111より後ろに使用済みト
レースバッファの全トレース情報を書き込む余裕がない
場合(ステップA7でノー)、ファイルの最大サイズま
でトレース情報を書き込めるだけ書き込み(ステップC
2)、残りは現在の書き込み位置4111をトレース情
報格納域412の先頭にした後(ステップC3)、その
位置4111以降に書き込む。
【0072】図13は、図5を参照して説明した実施の
形態に対し、トレースバッファ31〜3nおよびトレー
スファイル41の容量を全て使用するように変形を加え
た実施形態におけるトレース採取装置2の処理例を示す
フローチャートであり、図10と同一符号は同一ステッ
プを示し、C1〜C3が図10と相違するステップであ
る。図13に示すように、主記憶格納手段21は、現在
使用中のトレースバッファに今回のトレース情報全てを
格納できる空き容量がない場合(ステップA1でノ
ー)、そのトレースバッファに格納できる分はそのトレ
ースバッファに格納し(ステップC1)、その後にトレ
ースバッファを切り替え、残りのトレースデータを新た
な使用中トレースバッファに書き込む。また、ファイル
格納手段22は、現在の書き込み位置4111より後ろ
に使用済みトレースバッファの全トレース情報を書き込
む余裕がない場合(ステップA7でノー)、ファイルの
最大サイズまでトレース情報を書き込めるだけ書き込み
(ステップC2)、残りは現在の書き込み位置4111
をトレース情報格納域412の先頭にした後(ステップ
C3)、その位置4111以降に書き込む。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
のような効果が得られる。
【0074】より多くのトレース情報をトレースファイ
ルに残すことができることである。その理由は、ファイ
ルをサイクリックに使用することにより、トレースファ
イルが一度満杯になった以降でも、ファイルの最大サイ
ズに近いトレース情報を残すことができるためである。
【0075】システムが一旦停止し、再度起動された場
合でも、停止前の情報を残しておける。その理由は、ト
レースファイルをサイクリックに使用するため、起動時
にトレースファイルの初期化を行わなくても良いからで
ある。
【0076】システムに負荷のかからないトレース情報
採取ができることである。その理由は、主記憶装置にト
レースバッファを確保し、バッファの容量分だけトレー
ス情報が溜まったときだけ二次記憶装置に対して入出力
を行うので、一般に時間がかかる二次記憶装置への入出
力回数を減らすことができるためである。
【0077】トレースバッファを3個以上備える構成に
あっては、使用済トレースバッファのトレースファイル
への書き出しに時間がかかっても、使用中トレースバッ
ファの枯渇を極力防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報処理装置の一例を示すブ
ロック図である。
【図2】トレースバッファを2個使用する場合のバッフ
ァ管理情報の内容例を示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態の処理例を示すフローチ
ャートである。
【図4】本発明の一実施の形態の具体的な動作を示す図
である。
【図5】本発明を適用した情報処理装置の別の例を示す
ブロック図である。
【図6】トレースバッファを3個以上使用する場合のバ
ッファ管理情報の内容例を示す図である。
【図7】図6の状態で1つのトレースバッファが使用済
となった時点のバッファ管理情報の内容例を示す図であ
る。
【図8】図7の状態で更に1つのトレースバッファが使
用済となった時点のバッファ管理情報の内容例を示す図
である。
【図9】図8の状態で使用済トレースバッファの内容を
二次記憶装置に書き込んだ時点のバッファ管理情報の内
容例を示す図である。
【図10】本発明の別の実施の形態の処理例を示すフロ
ーチャートである。
【図11】本発明の別の実施の形態の具体的な動作を示
す図である。
【図12】本発明の一実施の形態の別の処理例を示すフ
ローチャートである。
【図13】本発明の別の実施の形態の別の処理例を示す
フローチャートである。
【符号の説明】 1…プロセッサ 2…トレース採取装置 3…主記憶装置 4…二次記憶装置 5…上位プログラム 6…記録媒体 21…主記憶格納手段 22…ファイル格納手段 23…バッファ管理情報 31〜3n…トレースバッファ 41…トレースファイル 411…ファイル制御情報部 412…トレース情報格納域 4111…ファイル最大サイズ 4112…現在の書き込み位置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置上で動作するプログラムの
    動作状況などを示すデータをトレース情報として採取し
    格納するトレース情報採取装置において、 二次記憶装置上に設けられたトレースファイルと、 主記憶装置上に設けられた複数のトレースバッファと、 トレース情報の採取時、前記複数のトレースバッファの
    うちトレース情報の一時格納用に現在使用しているトレ
    ースバッファに前記採取されたトレース情報を書き込む
    空き容量が存在すればそのトレースバッファにトレース
    情報を格納し、必要な空き容量が存在しなければそのト
    レースバッファを使用済トレースバッファに、現在未使
    用なトレースバッファを新たな現在使用中トレースバッ
    ファにそれぞれ切り替えた後、該新たな現在使用中トレ
    ースバッファにトレース情報を格納する主記憶格納手段
    と、 使用済トレースバッファの内容を前記トレースファイル
    のトレース情報格納域に書き出す手段であって、前記ト
    レースファイルのトレース情報格納域をサイクリックに
    使用するファイル格納手段とを備えることを特徴とする
    トレース情報採取装置。
  2. 【請求項2】 前記主記憶格納手段は前記プログラムか
    らのトレース格納要求によって起動されるタスクで構成
    され、前記ファイル格納手段は前記主記憶格納手段とは
    別のタスクで構成され、前記主記憶格納手段を構成する
    タスクはトレースバッファの切り替えを行ったときに前
    記ファイル格納手段を構成するタスクの起動要求を出
    し、該起動要求によって起動された前記ファイル格納手
    段を構成するタスクは、最も過去に使用済となったトレ
    ースバッファから順に、全ての使用済トレースバッファ
    のトレース情報を前記トレースファイルに書き込む構成
    を有することを特徴とする請求項1記載のトレース情報
    採取装置。
  3. 【請求項3】 前記主記憶格納手段は前記プログラムか
    らのトレース格納要求によって起動されるタスクで構成
    され、前記ファイル格納手段は前記主記憶格納手段とは
    別のタスクであって所定の周期で起動されるタスクで構
    成され、起動された前記ファイル格納手段を構成するタ
    スクは、最も過去に使用済となったトレースバッファか
    ら順に、全ての使用済トレースバッファのトレース情報
    を前記トレースファイルに書き込む構成を有することを
    特徴とする請求項1記載のトレース情報採取装置。
  4. 【請求項4】 前記主記憶格納手段は、現在使用してい
    るトレースバッファに今回のトレース情報全てを格納す
    る空き容量が存在しない場合、トレースバッファを切り
    替えて、新たな現在使用中トレースバッファに今回のト
    レース情報の全てを格納する構成を有する請求項1,2
    または3記載のトレース情報採取装置。
  5. 【請求項5】 前記主記憶格納手段は、現在使用してい
    るトレースバッファに今回のトレース情報全てを格納す
    る空き容量が存在しない場合、その空き容量分だけのト
    レース情報を現在使用しているトレースバッファに書き
    込んだ後、トレースバッファを切り替えて、新たな現在
    使用中トレースバッファに残りのトレース情報を格納す
    る構成を有する請求項1,2または3記載のトレース情
    報採取装置。
  6. 【請求項6】 前記ファイル格納手段は、前記トレース
    ファイルのトレース情報格納域における現在の書き込み
    位置より後ろに使用済トレースバッファの内容全てを書
    き込む領域が存在しない場合、現在の書き込み位置より
    後ろの情報を削除すると共に書き出し位置を前記トレー
    ス情報格納域の先頭に戻し、前記使用済みトレースバッ
    ファの内容全てを書き込む構成を有することを特徴とす
    る請求項1,2または3記載のトレース情報採取装置。
  7. 【請求項7】 前記ファイル格納手段は、前記トレース
    ファイルのトレース情報格納域における現在の書き込み
    位置より後ろに使用済トレースバッファの内容全てを書
    き込む領域が存在しない場合、存在する領域分だけのト
    レース情報をその領域に書き込んだ後、書き出し位置を
    前記トレース情報格納域の先頭に戻し、前記使用済みト
    レースバッファの残りのトレース情報を書き込む構成を
    有することを特徴とする請求項1,2または3記載のト
    レース情報採取装置。
  8. 【請求項8】 情報処理装置上で動作するプログラムの
    動作状況などを示すデータをトレース情報として採取し
    格納するトレース情報採取装置を構成するプロセッサ
    を、 トレース情報の採取時、主記憶装置上に設けられた複数
    のトレースバッファのうちトレース情報の一時格納用に
    現在使用しているトレースバッファに前記採取されたト
    レース情報を書き込む空き容量が存在すればそのトレー
    スバッファにトレース情報を格納し、必要な空き容量が
    存在しなければそのトレースバッファを使用済トレース
    バッファに、現在未使用なトレースバッファを新たな現
    在使用中トレースバッファにそれぞれ切り替えた後、該
    新たな現在使用中トレースバッファにトレース情報を格
    納する主記憶格納手段、 使用済トレースバッファの内容を二次記憶装置上に設け
    られたトレースファイルのトレース情報格納域に書き出
    す手段であって、前記トレースファイルのトレース情報
    格納域をサイクリックに使用するファイル格納手段、 として機能させるプログラムを記録した機械読み取り可
    能な記録媒体。
  9. 【請求項9】 情報処理装置上で動作するプログラムの
    動作状況などを示すデータをトレース情報として採取し
    格納するトレース情報採取装置において、 前記プログラムからのトレース格納要求によって起動さ
    れるタスクで構成され、トレース情報の採取時、主記憶
    装置上に設けられた複数のトレースバッファのうちトレ
    ース情報の一時格納用に現在使用しているトレースバッ
    ファに前記採取されたトレース情報を書き込む空き容量
    が存在すればそのトレースバッファにトレース情報を格
    納し、必要な空き容量が存在しなければそのトレースバ
    ッファを使用済トレースバッファに、現在未使用なトレ
    ースバッファを新たな現在使用中トレースバッファにそ
    れぞれ切り替えた後、該新たな現在使用中トレースバッ
    ファにトレース情報を格納し且つ使用済トレースバッフ
    ァの書き出し要求を出す主記憶格納手段、 最も過去に使用済となったトレースバッファから順に、
    全ての使用済トレースバッファのトレース情報を二次記
    憶装置上に設けられたトレースファイルに書き出す手段
    であって、前記書き出し要求によって起動されるタスク
    で構成され、前記トレースファイルのトレース情報格納
    域をサイクリックに使用するファイル格納手段、 として機能させるプログラムを記録した機械読み取り可
    能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 情報処理装置上で動作するプログラム
    の動作状況などを示すデータをトレース情報として採取
    し格納するトレース情報採取装置において、 前記プログラムからのトレース格納要求によって起動さ
    れるタスクで構成され、トレース情報の採取時、主記憶
    装置上に設けられた複数のトレースバッファのうちトレ
    ース情報の一時格納用に現在使用しているトレースバッ
    ファに前記採取されたトレース情報を書き込む空き容量
    が存在すればそのトレースバッファにトレース情報を格
    納し、必要な空き容量が存在しなければそのトレースバ
    ッファを使用済トレースバッファに、現在未使用なトレ
    ースバッファを新たな現在使用中トレースバッファにそ
    れぞれ切り替えた後、該新たな現在使用中トレースバッ
    ファにトレース情報を格納する主記憶格納手段、 最も過去に使用済となったトレースバッファから順に、
    全ての使用済トレースバッファのトレース情報を二次記
    憶装置上に設けられたトレースファイルに書き出す手段
    であって、一定周期毎に起動されるタスクで構成され、
    前記トレースファイルのトレース情報格納域をサイクリ
    ックに使用するファイル格納手段、 として機能させるプログラムを記録した機械読み取り可
    能な記録媒体。
JP10242518A 1998-08-13 1998-08-13 トレース情報採取装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 Pending JP2000057013A (ja)

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