JP2000055985A - 試験治具の検査方法 - Google Patents

試験治具の検査方法

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JP2000055985A
JP2000055985A JP10223506A JP22350698A JP2000055985A JP 2000055985 A JP2000055985 A JP 2000055985A JP 10223506 A JP10223506 A JP 10223506A JP 22350698 A JP22350698 A JP 22350698A JP 2000055985 A JP2000055985 A JP 2000055985A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリント基板試験機等のような試験機と被試験
体とを電気的に接続する試験治具の検査方法に関し、フ
ライングプローバ等のような特別な配線検査装置を必要
とせず、試験治具内の配線検査を確実、容易に行うこと
ができるものとする。 【解決手段】制御コンピュータ21と試験機22とプロ
ーブ装置23とを使用する。例えば、受信可能配線35
−1〜35−n、41−1〜41−pの電源/グラウン
ド短絡故障を検査する場合には、電源30の出力を論理
0、送信専用の試験チャネル26−1〜26−mの出力
を論理1とし、送受可能な試験チャネル24−1〜24
−n、28−1〜28−pを受信状態とし、試験チャネ
ル24−1〜24−n、28−1〜28−pの受信出力
の論理値を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板試験
機、インサーキット試験機、論理回路試験機等のような
試験機と被試験体とを電気的に接続する試験治具の配線
を検査する試験治具の検査方法に関する。
【0002】例えば、LSI等の電子回路部品や、同部
品が搭載された電子回路ユニットを試験する場合、試験
機と被試験体とを電気的に接続し、試験機から被試験体
への試験信号の伝達および被試験体から試験機への信号
の伝達を行うための試験治具を必要とする。
【0003】この試験治具の配線に断線や短絡や誤配線
などの不良があると、被試験体について、正常な試験を
行うことができないことになるので、試験治具の配線を
検査する必要がある。
【0004】
【従来の技術】図31は試験機と被試験体とを電気的に
接続する試験治具の概念を示す図であり、図31中、1
は試験機、2は試験治具、3は被試験体である。
【0005】試験機1において、4は被試験体3への試
験信号の送信および被試験体3からの信号の受信を行う
試験チャネル群、5は電源電圧を被試験体3に供給する
電源装置、6、7は試験治具2との接続を図るコネクタ
である。
【0006】また、試験治具2において、8、9は試験
機1との接続を図るコネクタ、10は配線群、11、1
2は被試験体3との接続を図るコネクタであり、被試験
体3において、13は回路部、14、15は試験治具2
との接続を図るコネクタである。
【0007】ところで、被試験体3には色々な種類があ
り、種類によって形状、コネクタの仕様およびコネクタ
内の接続ピンに対する信号や電源の割り付けパターンが
異なっているが、試験機1では、コネクタの仕様および
コネクタ内の接続ピンに対する信号や電源への割り付け
パターンは固定とされている。
【0008】このため、試験機1と被試験体3との間に
介在させ、試験機1から被試験体3への試験信号の伝達
および被試験体3から試験機1への信号の伝達を行うた
めの試験治具2が必要となる。
【0009】図31に示す試験治具2は、試験機1のコ
ネクタ6、7に対応するコネクタ8、9及び被試験体3
のコネクタ14、15に対応するコネクタ11、12を
有し、コネクタ8、9とコネクタ11、12との間を配
線群10で接続する構成とされているが、被試験体3と
の接続をコネクタではなく、多数のプローブで行うタイ
プの試験治具もある。
【0010】従来、このような試験治具の検査方法とし
て、マルチメータやブザーを用い、ネットリスト等の試
験治具の製造情報をもとに配線の電気的導通チェックを
人手で行い、作業者が良否判定を行う方法や、フライン
グプローバ等の配線検査装置による検査方法が採用され
ていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】マルチメータやブザー
を用いる試験治具の検査方法は、紙ベースの情報を使用
することになるので、情報の読み取りミス等により、検
査もれを起こす場合があるという問題点や、短絡故障の
検出が困難であり、短絡故障の検出を実行しようとする
と極めて手間がかかるという問題点があった。
【0012】また、フライングプローバ等の配線検査装
置を使用する試験治具の検査方法は、配線検査装置にか
けるためのデータの作成やプログラグの作成が必要であ
り、それらの作成に多大な手間や時間を要し、また、配
線検査装置の購入、維持に多大な費用を必要とするとい
う問題点があった。
【0013】本発明は、かかる点に鑑み、フライングプ
ローバ等のような特別な配線検査装置を必要とせず、試
験治具の配線検査を確実、かつ、容易に行うことができ
る試験治具の検査方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明中、第1の発明
は、電子回路を有する被試験体と、被試験体との間で信
号の送受を行うことにより被試験体の試験を行う試験機
とを電気的に接続する試験治具の配線を検査する試験治
具の検査方法であって、試験機に試験治具を装着し、試
験機を利用して試験治具の配線を検査する工程を含んで
いるというものである。
【0015】本発明中、第1の発明によれば、試験機に
試験治具を装着し、試験機を利用して試験治具の配線を
検査する工程を含んでいるので、制御コンピュータを使
用することにより、フライングプローバ等のような特別
な配線検査装置を使用する必要がなく、試験治具の配線
検査を確実、かつ、容易に行うことができる。
【0016】本発明中、第2の発明は、第1の発明にお
いて、試験機を利用して試験治具の配線を検査する工程
は、試験治具の配線中、試験機内の電源に接続されてい
る配線の電位を短絡故障を検出できる論理値に設定する
工程と、試験機の試験チャネル中、試験治具の配線に接
続されている受信可能な試験チャネルの出力の論理値を
判定する工程とを含んでいるというものである。
【0017】本発明中、第2の発明によれば、試験治具
の配線中、試験機内の受信可能な試験チャネルに接続さ
れている配線の電源/グラウンド短絡故障を検出するこ
とができる。
【0018】本発明中、第3の発明は、第2の発明にお
いて、試験機内の試験チャネル中に、試験治具の配線に
接続されている送信専用の試験チャネルがある場合に
は、試験治具の配線に接続されている送信専用の試験チ
ャネルの出力状態をハイインピーダンス状態に設定する
か、又は、試験治具の配線に接続されている送信専用の
試験チャネルの出力を短絡故障を検出できる論理値と反
対の論理値に設定する工程を含んでいるというものであ
る。
【0019】本発明中、第3の発明によれば、試験機内
の送信専用の試験チャネルに接続されている試験治具の
配線と、試験機内の受信可能な試験チャネルに接続され
ている配線との間に短絡故障が存在する場合であって
も、これを隠して、試験機内の受信可能な試験チャネル
に接続されている配線の電源/グラウンド短絡故障を検
出することができる。
【0020】本発明中、第4の発明は、第2の発明にお
いて、試験機内の試験チャネル中に、試験治具の送信専
用とされている配線に接続されている送受可能な試験チ
ャネルがある場合には、送受可能な試験チャネルを送信
専用の試験チャネルとして扱うというものである。
【0021】本発明中、第4の発明によれば、試験治具
に被試験体に伝送すべき試験信号を増幅するバッファを
備えている場合において、このバッファに接続され、送
信専用とされている配線と、試験機内の受信可能な試験
チャネルに接続されている配線との間に短絡故障が存在
する場合であっても、これを隠して、試験機内の受信可
能な試験チャネルに接続されている配線の電源/グラウ
ンド短絡故障を検出することができる。
【0022】本発明中、第5の発明は、第1の発明にお
いて、試験機を利用して試験治具の配線を検査する工程
は、試験治具の被試験体との接続ピン中、試験機内の受
信可能な試験チャネルに接続されている接続ピンを1個
ずつ選択し、選択した接続ピンから所定論理値の信号を
試験機に対して送信する工程と、試験機内の試験チャネ
ル中、試験治具の配線に接続されている受信可能な試験
チャネルの出力の論理値を判定する工程とを含んでいる
というものである。
【0023】本発明中、第5の発明によれば、試験治具
の配線中、試験機内の受信可能な試験チャネルに接続さ
れている配線の断線故障、同種配線間の短絡故障および
誤配線を検出することができる。
【0024】本発明中、第6の発明は、第4の発明にお
いて、試験治具の被試験体との接続ピン中、試験機内の
受信可能な試験チャネルに接続されている接続ピンを1
個ずつ選択し、選択した接続ピンから所定論理値の信号
を試験機に対して送信する工程は、試験機内のプローブ
専用試験チャネルからプローブを介して行うというもの
である。
【0025】本発明中、第7の発明は、第4の発明にお
いて、試験治具の被試験体との接続ピン中、試験機内の
受信可能な試験チャネルに接続されている接続ピンを1
個ずつ選択し、選択した接続ピンから所定論理値の信号
を試験機に対して送信する工程は、試験機内の空き試験
チャネルからプローブを介して行うというものである。
【0026】本発明中、第8の発明は、第1の発明にお
いて、試験機を利用して試験治具の配線を検査する工程
は、試験機内の試験チャネル中、試験治具の配線に接続
されている送信専用の試験チャネルを1個ずつ選択し、
選択した送信専用の試験チャネルから所定論理値の信号
を試験治具に対して送信する工程と、試験機内の試験チ
ャネル中、試験治具の配線に接続されている受信可能な
試験チャネルの出力の論理値を判定する工程とを含んで
いるというものである。
【0027】本発明中、第8の発明によれば、試験治具
の配線中、試験機内の送信専用の試験チャネルに接続さ
れている配線と、試験機内の受信可能な試験チャネルに
接続されている配線との間の短絡故障を検出することが
できる。
【0028】本発明中、第9の発明は、第1の発明にお
いて、試験機を利用して試験治具の配線を検査する工程
は、試験機内の試験チャネル中、試験治具の配線に接続
されている送信専用の複数の試験チャネルから異なる並
列論理パターン信号を1パターンずつ順に試験治具に対
して送信する工程と、試験治具の被試験体との接続ピン
中、試験機内の送信専用の試験チャネルに接続されてい
る接続ピンに出力される信号の論理値を判定する工程と
を含んでいるというものである。
【0029】本発明中、第9の発明によれば、試験治具
の配線中、試験機内の送信専用の試験チャネルに接続さ
れている配線の断線故障、同種配線間の短絡故障および
誤配線を検出することができる。
【0030】本発明中、第10の発明は、第1の発明に
おいて、試験機を利用して試験治具の配線を検査する工
程は、試験機内の試験チャネル中、試験治具の配線に接
続されている送信専用の試験チャネルから所定論理値の
信号を試験治具に対して送信する工程と、試験治具の被
試験体との接続ピン中、試験機内の送信専用の試験チャ
ネルに接続されている接続ピンに出力される信号の論理
値を判定する工程とを含んでいるというものである。
【0031】本発明中、第10の発明によれば、試験治
具の配線中、試験機内の送信専用の試験チャネルに接続
されている配線の断線故障を検出することができる。
【0032】本発明中、第11の発明は、第9又は第1
0の発明において、試験治具の被試験体との接続ピン
中、試験機内の送信専用の試験チャネルに接続されてい
る接続ピンに出力される信号の論理値を判定する工程
は、試験治具の被試験体との接続ピン中、試験機内の送
信専用の試験チャネルに接続されている接続ピンに出力
される信号をプローブを介して試験機内のプローブ専用
試験チャネル又は空き試験チャネルに伝送して行うとい
うものである。
【0033】本発明中、第12の発明は、第9、第10
又は第11の発明において、試験機内の試験チャネル中
に、試験治具の送信専用とされている配線に接続されて
いる送受可能な試験チャネルがある場合には、送受可能
な試験チャネルを送信専用の試験チャネルとして扱うと
いうものである。
【0034】本発明中、第12の発明によれば、試験治
具に被試験体に伝送すべき試験信号を増幅するバッファ
を備えている場合において、このバッファに接続され、
送信専用とされている配線についても、断線故障、短絡
故障、誤配線を検出することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態を説明
するための回路図である。図1中、20は検査対象であ
る試験治具であり、本発明の一実施形態においては、制
御コンピュータ21と、試験機22と、プローブ装置2
3とを用意する。
【0036】試験機22において、24−1〜24−n
は被試験体(図示せず)に対する試験信号の送信および
被試験体からの信号の受信を行うことができるようにさ
れた送受可能な試験チャネル、25−1〜25−nは試
験チャネル24−1〜24−nに対応して設けられた接
続ピンである。
【0037】また、26−1〜26−mは被試験体に対
して試験信号の送信のみを行うことができるようにされ
た送信専用の試験チャネル、27−1〜27−mは試験
チャネル26−1〜26−mに対応して設けられた接続
ピンである。
【0038】また、28−1〜28−pは被試験体から
の信号の受信のみを行うことができるようにされた受信
専用の試験チャネル、29−1〜29−pは試験チャネ
ル28−1〜28−pに対応して設けられた接続ピンで
ある。
【0039】また、30は被試験体に電源電圧を供給す
るための電源、31は電源30に対応して設けられた接
続ピン、32は被試験体に対する試験信号の送信および
被試験体からの信号の受信を行うことができるようにさ
れた送受可能な試験チャネル、33は試験チャネル32
に対応して設けられた接続ピンである。
【0040】例えば、プリント配線板の論理機能試験機
は、試験チャネルとして、一般信号用の送受可能な試験
チャネルを数百チャネル、クロックやスキャンテスト入
力用の送信専用の試験チャネルを数十チャネル、スキャ
ンテスト出力用の受信専用の試験チャネルを数十チャネ
ル有している。
【0041】ここに、試験チャネル24−1〜24−
n、26−1〜26−m、32の送信部は、論理0(L
レベル)又は論理1(Hレベル)の信号を送信すること
ができるように構成されているが、論理0の送信信号と
論理1の送信信号とが短絡した場合には、論理0の送信
信号の方が強く、論理1の送信信号が出力された配線
は、論理0の送信信号が出力された状態となる。
【0042】また、試験チャネル24−1〜24−n、
28−1〜28−p、32の受信部は、受信信号が論理
0であるか論理1であるかを識別することができるよう
に構成されているが、受信信号が無い場合には、論理1
の受信信号が受信された場合と同様の状態となるように
構成されている。
【0043】したがって、本発明の一実施形態において
は、後述するように、試験治具20の配線検査を行うた
めの試験信号として論理0の信号を使用することにな
る。
【0044】また、試験治具20において、34−1〜
34−n、37−1〜37−m、40−1〜40−p、
43は試験機22に接続される接続ピンである。
【0045】また、35−1〜35−n、38−1〜3
8−m、41−1〜41−p、44は接続ピン34−1
〜34−n、37−1〜37−m、40−1〜40−
p、43に接続された配線である。
【0046】また、36−1〜36−n、39−1〜3
9−m、42−1〜42−p、45は配線35−1〜3
5−n、38−1〜38−m、41−1〜41−p、4
4が接続された被試験体との接続ピンである。
【0047】また、プローブ装置23において、46は
ケーブル、47はケーブル46の一端に接続されたプロ
ーブ、48はケーブル46の他端に設けられた試験機2
2との接続ピンである。
【0048】このように、検査対象たる試験治具20に
対して、制御コンピュータ21と、試験機22と、プロ
ーブ装置23とを用意し、図2に示すように、試験治具
20およびプローブ装置23を試験機22に装着する場
合には、表1に示すような検査1〜検査4を実行するこ
とができる。
【0049】なお、この例は、試験チャネル32が空き
チャネルとなっている例であるが、プローブ機能を備え
ている試験機、プローブ専用試験チャネルを備えている
試験機を使用する場合には、試験機に備えられているプ
ローブを使用することができる。
【0050】
【表1】
【0051】ここに、検査1は、試験治具20の配線3
5−1〜35−n、38−1〜38−m、41−1〜4
1−p、44のうち、受信可能な試験チャネル24−1
〜24−n、28−1〜28−pに接続されている配線
(以下、受信可能配線という)35−1〜35−n、4
1−1〜41−pの電源/グラウンド短絡故障を検査す
るものである。
【0052】また、検査2は、受信可能配線35−1〜
35−n、41−1〜41−pの断線故障、受信可能配
線間の短絡故障および誤配線を検査するものである。
【0053】また、検査3は、試験治具20の配線35
−1〜35−n、38−1〜38−m、41−1〜41
−p、44のうち、送信専用の試験チャネル26−1〜
26−mに接続されている配線(以下、送信専用配線と
いう)38−1〜38−mと受信可能配線35−1〜3
5−n、41−1〜41−pとの間の短絡故障を検査す
るものである。
【0054】また、検査4は、送信専用配線38−1〜
38−mの電源/グラウンド短絡故障、断線故障、送信
専用配線間の短絡故障および誤配線を検査するものであ
る。
【0055】図3は本発明の一実施形態の内容を概略的
に示すフローチャートであり、本発明の一実施形態は、
検査1〜検査4を図3に示すような手順で行うというも
のである。
【0056】即ち、本発明の一実施形態においては、ま
ず、作業者は、図2に示すように、試験機22の接続ピ
ン25−1〜25−n、27−1〜27−m、29−1
〜29−p、31に試験治具20の接続ピン34−1〜
34−n、37−1〜37−m、40−1〜40−p、
43を接続し、試験治具20を試験機22に装着する
(ステップS1)。
【0057】続いて、同じく、図2に示すように、作業
者は、試験機22の接続ピン33にプローブ装置23の
接続ピン48を接続して、プローブ装置23を試験機2
2に装着し(ステップS2)、制御コンピュータ21に
検査開始の指示を与える(ステップS3)。
【0058】制御コンピュータ21に対する検査開始の
指示(ステップS3)は、例えば、図4に示すように、
検査実行コマンド名、配線情報ファイル名(試験治具2
0の配線情報[ネットリスト]のファイル名)、プロー
ブ接続チャネル番号(プローブ装置23を接続した試験
チャネルのチャネル番号[本発明の一実施形態の場合
は、試験チャネル32のチャネル番号])を入力するこ
とにより行うことができる。
【0059】ここに、制御コンピュータ21は、検査開
始指示を受けると、試験治具20の配線情報の読み込み
を行い(ステップS4)、検査の種類に応じて検査対象
配線の決定を行う(ステップS5)。
【0060】なお、配線情報の読み込み(ステップS
4)は、配線情報のファイル情報を読出し、全ての配線
の試験チャネルおよび被試験体側の接続ピン名を求める
ことにより行われる。
【0061】図5は配線情報例を示す図であり、1行で
1配線分の情報が記述されるが、各行のレコード形式
は、図6に示すように、「被試験体の接続ピン名/試験
機との接続ピン名、試験チャネル番号」を記述すること
により行われる。
【0062】例えば、図5に示す配線情報例において、
2行目に示す「LA01−01」は被試験体の接続ピン
名であり、「LA01」はコネクタ名、「01」はコネ
クタLA01内のピン番号である。また、「EX1」は
試験機22との接続ピン名、「1」は試験チャネル番号
を示している。
【0063】制御コンピュータ21において、検査対象
配線の決定(ステップS5)が行われると、検査の種類
からして、プローブ47を試験治具20の接続ピンにコ
ンタクトさせる必要があるか否かが判断され(ステップ
S6)、プローブ47を試験治具20の接続ピンにコン
タクトさせる必要がない場合(検査1又は検査3を行う
場合)には、制御コンピュータ21は、試験機22に検
査の種類に応じた試験信号の送受を行わせることになる
(ステップS9)。
【0064】これに対して、プローブ47を試験治具2
0の接続ピンにコンタクトさせる必要がある場合(検査
2又は検査4を行う場合)には、制御コンピュータ21
は、プローブ47のコンタクト指示を出すことになる
(ステップS7)。
【0065】プローブ47のコンタクト指示は、試験治
具20の被試験体との接続ピン名と、プローブ47をコ
ンタクトする旨のメッセージを表示装置面に表示するこ
とにより行われる。
【0066】図7はプローブ47のコンタクト指示のメ
ッセージ例を示す図であり、図7中、「contact to」は
プローブ47をコンタクトする旨のメッセージ、「JA33
-01」はプローブ47をコンタクトすべき接続ピン名で
あり、「JA33」はコネクタ名、「01」はコネクタJA3
3内のピン名である。また、「(129)」は、これから検
査する配線がチャネル番号129の試験チャネルに接続
されているべき配線であることを示している。
【0067】制御コンピュータ21は、プローブ47の
コンタクト指示を出した後、プローブ47が指示した接
続ピンにコンタクトされたか否かを確認し(ステップS
8)、コンタクトされた場合には、試験機22に対して
検査の種類に応じた試験信号の送受を行わせることにな
る(ステップS9)。
【0068】試験信号の送信は、試験チャネル26−1
〜26−mから直接又は試験チャネル32からプローブ
装置23を介して試験治具20に対して試験信号の送出
を行うことにより行われ、試験信号の受信は、試験治具
20から出力される試験信号を試験チャネル24−1〜
24−n、28−1〜28−pで直接受信するか又はプ
ローブ装置23を介して試験チャネル32で受信するこ
とにより行われる。
【0069】試験機22において、試験信号の送受(ス
テップS9)が終了すると、制御コンピュータ21で検
査対象配線の故障の解析が行われ(ステップS10)、
故障解析結果が通知される(ステップS11)。
【0070】そして、作業者からの検査を続行するか否
かの指示を待ち、検査を終了するか否かを判断し(ステ
ップS12)、作業者から検査を続行する場合の指示が
あった時は、ステップS5に戻り、作業者から検査終了
の指示があった時は、試験を終了させることになる。
【0071】なお、故障解析(ステップS10)は、試
験信号の送受結果を解析し、故障の有無を調べることに
より行われ、故障を検出した場合には、故障個所の特定
と故障モードが分類され、故障解析結果の通知(ステッ
プS11)は、表示装置面に故障解析結果を表示するこ
とにより行われる。
【0072】図8は故障解析結果の通知例を示す図であ
り、図8中、「Test2 : wiring verify check」は試験
項目を示し、「contact to JA33-11(138)」はプローブ
47をチャネル番号138の試験チャネルに接続されて
いるべきコネクタJA33の接続ピン11にコンタクト
させる指示を示し、「OK」は検査した配線に故障がな
かったことを示している。
【0073】また、「contact to JA33-12 (139)」はプ
ローブ47をチャネル番号139の試験チャネルに接続
されているべきコネクタJA33の接続ピン12にコン
タクトさせる指示を示し、「OK」は検査した配線に故
障がなかったことを示している。
【0074】また、「contact to JA33-13 (140)」はプ
ローブ47をチャネル番号140の試験チャネルに接続
されているべきコネクタJA33の接続ピン13にコン
タクトさせる指示を示し、「NG」は検査した配線に故
障があったことを示している。
【0075】そして、「Shorted to JA34-45 (441)」は
プローブ47をコンタクトさせた接続ピン(コネクタJ
A33の接続ピン13)に接続されている配線と、チャ
ネル番号441の試験チャネルとコネクタJA34の接
続ピン45とを接続している配線との間に短絡故障が存
在していることを示している。
【0076】また、「contact to JA33-14 (141)」はプ
ローブ47をチャネル番号141の試験チャネルに接続
されているべきコネクタJA33の接続ピン14にコン
タクトさせる指示を示し、「NG」は検査した配線に故
障があったことを示している。
【0077】そして、「Unexpect JA33-15 (142)」はプ
ローブ47をコンタクトさせた接続ピン(コネクタJA
33の接続ピン14)がチャネル番号142の試験チャ
ネルに接続されており、コネクタJA33の接続ピン1
5に接続されるべき配線と誤配線されていることを示し
ている。
【0078】図9は検査1(試験治具20の受信可能配
線35−1〜35−n、41−1〜41−pの電源/グ
ラウンド短絡故障の検査)の手順を示すフローチャー
ト、図10〜図12は検査1を説明するための回路図で
ある。
【0079】検査1を実行する場合には、まず、試験機
22の電源30の出力を論理0とするか、又は、接続ピ
ン31を接地して、図10に示すように、接続ピン31
に論理0が出力される状態とする(ステップN1−
1)。
【0080】次に、送信専用の試験チャネル26−1〜
26−mの出力状態をハイインピーダンス状態とする
か、又は、図10に示すように、送信専用の試験チャネ
ル26−1〜26−mの出力を論理1に設定する(ステ
ップN1−2)。
【0081】次に、送受可能な試験チャネル24−1〜
24−nおよび受信専用の試験チャネル28−1〜28
−pを受信状態に設定し(ステップN1−3)、試験チ
ャネル24−1〜24−n、28−1〜28−pの受信
信号の論理値を判定する(ステップN1−4)。
【0082】ここに、受信可能配線35−1〜35−
n、41−1〜41−pが配線44と短絡していなけれ
ば、図11に示すように、試験チャネル24−1〜24
−n、28−1〜28−pの受信信号は、全て論理1と
なる。
【0083】これに対して、受信可能配線35−1〜3
5−n、41−1〜41−pの中に配線44又はグラウ
ンドと短絡しているものがあると、配線44又はグラウ
ンドに短絡している受信可能配線に接続されている試験
チャネルの受信信号は論理0となる。
【0084】例えば、図12に示すように、試験チャネ
ル24−1の受信信号=論理0、試験チャネル24−2
〜24−n、28−1〜28−pの受信信号=論理1の
場合には、受信可能配線34−1は配線44に短絡して
いることになる。
【0085】このように、検査1を実行する場合には、
試験治具20の受信可能配線35−1〜35−n、41
−1〜41−pの電源/グラウンド短絡故障を検出する
ことができる。
【0086】また、図13は検査2(受信可能配線35
−1〜35−n、41−1〜41−pの断線故障、受信
可能配線間の短絡故障および誤配線の検査)の手順を示
すフローチャート、図14〜図17は検査2を説明する
ための回路図である。
【0087】検査2を実行する場合には、まず、送受可
能な試験チャネル24−1〜24−nおよび受信専用の
試験チャネル28−1〜28−pを受信状態とし(ステ
ップN2−1)、プローブ47を試験治具20の接続ピ
ン36−1〜36−n、42−1〜42−pの中の指示
された接続ピンにコンタクトさせる(ステップN2−
2)。
【0088】そして、試験チャネル32から論理0の信
号を送信し(ステップN2−3)、試験チャネル24−
1〜24−n、28−1〜28−pの受信信号の論理値
を判定する(ステップN2−4)。以下、検査を終了さ
せない限り、プローブ47をコンタクトさせるべき接続
ピンを変えながら、ステップN2−2〜N2−4を繰り
返す。
【0089】ここに、プローブ47をコンタクトさせた
接続ピンに接続されている受信可能配線に接続されてい
る試験チャネルのみでプローブ47からの送信信号を受
信した場合には、その受信可能配線には、断線故障、受
信可能配線間の短絡故障、誤配線は存在しないと判断す
ることができる。
【0090】例えば、図14に示すように、プローブ4
7を接続ピン36−1にコンタクトさせて、試験チャネ
ル32から論理0の信号を送信した場合、試験チャネル
24−1の受信信号=論理0、試験チャネル24−2〜
24−n、28−1〜28−pの受信信号=論理1であ
った場合には、受信可能配線35−1には、断線故障、
受信可能配線間の短絡故障、誤配線は存在しないと判断
することができる。
【0091】これに対して、試験チャネル24−2〜2
4−n、28−1〜28−pのいずれにおいても、プロ
ーブ47からの送信信号が受信されなかった場合には、
コンタクトさせた接続ピンに接続されている受信可能配
線に断線故障があると判断することができる。
【0092】例えば、図15に示すように、プローブ4
7を接続ピン36−1にコンタクトさせて、試験チャネ
ル32から論理0の信号を送信した場合、試験チャネル
24−1〜24−n、28−1〜28−pの受信信号=
論理1であった場合、受信可能配線35−1に断線故障
が存在すると判断することができる。
【0093】また、プローブ47をコンタクトさせた接
続ピンに接続されている受信可能配線に接続されている
試験チャネルと、他の試験チャネルとで同時にプローブ
47からの送信信号を受信した場合には、プローブ47
をコンタクトさせた接続ピンに接続されている受信可能
配線と、送信信号を受信した他の試験チャネルに接続さ
れている受信可能配線との間に短絡故障が存在すると判
断することができる。
【0094】例えば、図16に示すように、プローブ4
7を接続ピン36−1にコンタクトさせて、試験チャネ
ル32から論理0の信号を送信した場合、試験チャネル
24−1、28−1の受信信号=論理0、試験チャネル
24−2〜24−n、28−2〜28−pの受信信号=
論理1であった場合には、受信可能配線35−1、41
−1間に短絡故障が存在すると判断することができる。
【0095】また、プローブ47をコンタクトさせた接
続ピンに接続されているべき配線に接続されている試験
チャネルでは送信信号が受信されず、他の試験チャネル
でプローブ47からの送信信号を受信した場合には、受
信可能配線に誤りがあると判断することができる。
【0096】例えば、図17に示すように、プローブ4
7を接続ピン36−1にコンタクトして、試験チャネル
32から論理0の信号を送信した場合、試験チャネル2
4−1の受信信号=論理1、試験チャネル24−2の受
信信号=論理0、試験チャネル24−3(図示せず)〜
24−n、28−1〜28−pの受信信号=論理1であ
った場合には、配線35−1、35−2は、誤配線され
ていると判断することができる。
【0097】このように、検査2を実行する場合には、
試験治具20の受信可能配線35−1〜35−n、41
−1〜41−pの断線故障、受信可能配線間の短絡故障
および誤配線を検出することができる。
【0098】また、図18は検査3(送信専用配線38
−1〜38−mと受信可能配線35−1〜35−n、4
1−1〜41−pとの間の短絡故障の検査)の手順を示
すフローチャート、図19、図20は検査3を説明する
ための回路図である。
【0099】検査3を実行する場合には、まず、送受可
能な試験チャネル24−1〜24−nおよび受信専用の
試験チャネル28−1〜28−pを受信状態とする(ス
テップN3−1)。
【0100】次に、プローブ47をコンタクトさせない
状態で、送信専用の試験チャネル26−1〜26−mの
中の1個の試験チャネルの出力を論理0とし、他の試験
チャネルの出力を論理1とする(ステップN3−2)。
【0101】そして、試験チャネル24−1〜24−
n、28−1〜28−pの受信信号の論理値を判定する
(ステップN3−3)。以下、検査を終了させない限
り、論理1を出力させる試験チャネルを変えながら、ス
テップN3−2、N3−3を繰り返す。
【0102】ここに、試験チャネル26−1〜26−m
の中の1個の試験チャネルの出力を論理0、他の試験チ
ャネルの出力を論理1とした場合において、試験チャネ
ル24−1〜24−n、28−1〜28−pの受信信号
=論理1であった場合には、論理1を送信した試験チャ
ネルに接続されている送信専用配線と受信可能配線35
−1〜35−n、41−1〜41−pとの間に短絡故障
は存在しないと判断することができる。
【0103】たとえば、図19に示すように、試験チャ
ネル26−1の送信信号=論理0、試験チャネル26−
2〜26−mの送信信号=論理1とした場合、試験チャ
ネル24−1〜24−n、28−1〜28−pの受信信
号=論理1であった場合には、送信専用配線38−1と
受信可能配線35−1〜35−n、41−1〜41−p
との間には短絡故障は存在しないと判断することができ
る。
【0104】これに対して、試験チャネル26−1〜2
6−mの中の1個の試験チャネルの出力を論理0、他の
試験チャネルの出力を論理1とした場合において、試験
チャネル24−1〜24−n、28−1〜28−pの受
信信号のいずれかが論理0であった場合には、論理0の
信号を送信した送信専用配線と、論理0の信号を受信し
た試験チャネルに接続されている受信可能配線との間に
短絡故障が存在すると判断することができる。
【0105】例えば、図20に示すように、試験チャネ
ル26−1の送信信号=論理0、試験チャネル26−2
〜26−mの送信信号=論理1とした場合、試験チャネ
ル24−1の受信信号=論理0、試験チャネル24−2
〜24−n、28−1〜28−pの受信信号=論理1で
あった場合には、送信専用配線38−1と受信可能配線
35−1との間に短絡故障が存在すると判断することが
できる。
【0106】このように、検査3を実行する場合には、
試験治具20の送信専用配線38−1〜38−mと受信
可能な配線35−1〜35−n、41−1〜41−pと
の間の短絡故障を検出することができる。
【0107】また、図21は検査4(送信専用配線38
−1〜38−mの電源/グラウンド短絡故障、断線故
障、送信専用配線間の短絡故障および誤配線の検査)の
手順を示すフローチャート、図22〜図26は検査4を
説明するための回路図である。
【0108】検査4を実行する場合には、試験チャネル
32を受信状態とし(ステップN4−1)、続いて、電
源30の出力を論理0とし(ステップN4−2)、プロ
ーブ47を接続ピン39−1〜39−mの中の指示され
た接続ピンにコンタクトする(ステップN4−3)。
【0109】次に、試験チャネル26−1〜26−mか
ら表2に示すような第1パターン〜第mパターンの試験
信号を順に送信する。即ち、試験チャネル26−1、2
6−2、・・・26−mからそれぞれ信号[0111・
・・1]、[1011・・・1]、・・・[1111・
・・0]を同時に送信する(ステップN4−4)。
【0110】そして、試験チャネル32の受信信号の論
理値を判定する(ステップN4−5)。以下、検査を終
了させない限り、プローブ47をコンタクトさせる接続
ピンを変えながら、ステップN4−3〜N4−5を繰り
返す。
【0111】
【表2】
【0112】ここに、試験チャネル26−1〜26−m
から表2に示すような第1パターン〜第mパターンを順
に送信した場合において、試験チャネル32の受信信号
がプローブ47をコンタクトさせた接続ピンに期待され
る受信信号であった場合には、プローブ47をコンタク
トさせた送信専用配線には、電源/グラウンド短絡故
障、断線故障、送信専用配線間の短絡故障および誤配線
は存在しないと判断することができる。
【0113】例えば、図22に示すように、プローブ4
7を接続ピン39−1にコンタクトさせた場合におい
て、試験チャネル32の受信信号が[0111・・・
1]であった場合には、送信専用配線38−1には、電
源/グラウンド短絡故障、断線故障、送信専用配線間の
短絡故障および誤配線は存在しないと判断することがで
きる。
【0114】これに対して、試験チャネル32の受信信
号が全ビットを論理0とする信号[0000・・・0]
であった場合には、プローブ47をコンタクトさせた接
続ピンに接続されている送信専用配線は、配線44又は
グラウンドに短絡していると判断することができる。
【0115】例えば、図23に示すように、プローブ4
7を接続ピン39−1にコンタクトさせた場合、試験チ
ャネル32の受信信号が[0000・・・0]であった
場合には、送信専用配線38−1には電源/グラウンド
短絡故障が存在すると判断することができる。
【0116】また、試験チャネル32の受信信号が全ビ
ットを論理1とする信号[1111・・・1]であった
場合には、プローブ47をコンタクトさせた接続ピンに
接続されている送信専用配線に断線故障が存在すると判
断することができる。
【0117】例えば、図24に示すように、プローブ4
7を接続ピン39−1にコンタクトさせた場合、試験チ
ャネル32の受信信号=[1111・・・1]であった
場合には、送信専用配線38−1に断線故障が存在する
と判断することができる。
【0118】また、試験チャネル32の受信信号の中の
期待されたビットと期待されないビットに論理0が含ま
れていた場合には、プローブ47をコンタクトさせた接
続ピンに接続されている送信専用配線は、期待されない
ビットに論理0を含む試験信号を出力する試験チャネル
に接続されている送信専用配線と短絡故障していると判
断することができる。
【0119】例えば、図25に示すように、プローブ4
7を接続ピン39−1にコンタクトさせた場合におい
て、試験チャネル32の受信信号=[0011・・・
1]であった場合には、送信専用配線38−1、38−
2間に短絡故障が存在すると判断することができる。
【0120】また、試験チャネル32の受信信号が、プ
ローブ47をコンタクトさせた接続ピンに接続されてい
る試験チャネル以外の試験チャネルから送信された試験
信号であった場合には、プローブ47をコンタクトさせ
た接続ピンに接続されている送信専用配線と、受信した
試験信号を送信した試験チャネルに接続されている送信
専用配線とが誤配線されていると判断することができ
る。
【0121】例えば、図26に示すように、プローブ4
7を接続ピン39−1にコンタクトさせた場合、試験チ
ャネル32の受信信号=[1011・・・1]であった
場合には、送信専用配線38−1、38−2は、誤配線
されていると判断することができる。
【0122】このように、検査4を実行する場合には、
試験治具20の送信専用配線38−1〜38−mの電源
/グラウンド短絡故障、断線故障、送信専用配線間の短
絡故障および誤配線を検出することができる。
【0123】なお、送信専用配線38−1〜38−mの
断線故障の検査は、図27に示す手順で行うこともでき
る。即ち、まず、試験チャネル32を受信状態とし(ス
テップN5−1)、試験チャネル26−1〜26−mか
ら論理0の送信信号が送出されるように設定する(ステ
ップN5−2)。
【0124】次に、プローブ47を接続ピン39−1〜
39−mの中の指示された接続ピンにコンタクトさせ
(ステップN5−3)、試験チャネル32の受信信号の
論理値を判定する(ステップN5−4)。以下、検査を
終了させない限り、プローブ47をコンタクトさせる接
続ピンを変えながら、ステップN5−3、N5−4を繰
り返す。
【0125】ここに、試験チャネル32の受信信号が論
理0であった場合には、プローブ47をコンタクトさせ
た接続ピンに接続されている送信専用配線に断線故障は
存在しないと判断することができる。
【0126】例えば、図28に示すように、プローブ4
7を接続ピン39−1にコンタクトさせた場合、試験チ
ャネル32の受信信号が論理0であった場合には、送信
専用配線38−1に断線故障は存在しないと判断するこ
とができる。
【0127】これに対して、試験チャネル32の受信信
号が論理1であった場合には、プローブ47をコンタク
トさせた接続ピンに接続されている送信専用配線に断線
故障が存在すると判断することができる。
【0128】例えば、図29に示すように、プローブ4
7を接続ピン39−1にコンタクトさせた場合、試験チ
ャネル32の受信信号が論理1であった場合には、送信
専用配線38−1に断線故障が存在すると判断すること
ができる。
【0129】このように、図27に示す手順を実行する
ことによっても、送信専用配線38−1〜38−mの断
線故障の検出を行うことができる。
【0130】なお、図30(A)に示すように、試験治
具20の配線50、51がドライバ(バッファ)52を
介在させている場合において、配線50が試験機22内
の送受可能な試験チャネル53に接続された場合には、
送受可能な試験チャネル53を送信専用の試験チャネル
として扱うことで、配線50、51を送信専用配線とし
て検査することができる。
【0131】これに対して、図30(B)に示すよう
に、試験治具20の配線54、55がレシーバ(レベル
変換回路)56を介在させている場合において、配線5
5が試験機22内の送受可能な試験チャネル57に接続
された場合には、試験チャネル57をそのまま送受可能
な試験チャネルとして扱うことができ、配線54、55
を受信可能配線として検査することができる。
【0132】以上のように、本発明の一実施形態によれ
ば、試験治具20について、受信可能配線35−1〜
35−n、41−1〜41−pの電源/グラウンド短絡
故障、受信可能配線35−1〜35−n、41−1〜
41−pの断線故障、受信可能配線間の短絡故障および
誤配線、送信専用配線38−1〜38−mと受信可能
配線35−1〜35−n、41−1〜41−pとの間の
短絡故障、送信専用配線38−1〜38−mの断線故
障、送信専用配線間の短絡故障および誤配線を検出する
ことができるので、試験治具20の不良による被試験体
の試験時の障害を防止することができる。
【0133】しかも、本発明の一実施形態によれば、試
験治具20を使用する試験機22を使用して検査を行う
としているので、プローブ装置23を容易すれば足り、
フライングプローバ等の特別な配線検査装置を必要とし
ない。
【0134】また、試験治具20の配線情報を使用して
試験治具20の検査を行うとしているので、プローブ4
7のコンタクト指示を確実に行うことができ、検査もれ
を防止し、試験治具20の検査を確実に行うことができ
る。また、プローブ47のコンタクト指示を制御コンピ
ュータ21により行うとしているので、試験治具20の
検査を容易に行うことができる。
【0135】また、試験機22内に送信専用の試験チャ
ネルおよび受信専用の試験チャネルが存在する場合であ
っても試験治具20の検査を行うことができるので、試
験治具20に内蔵させたバッファやレシーバにより試験
信号の送受方向が限定された場合でも試験治具20の検
査を行うことができる。
【0136】なお、本発明の一実施形態においては、プ
ローブ47を作業者が扱うようにした場合について説明
したが、自動プローバを使用するように構成しても良
く、このようにする場合には、試験治具20の検査をよ
り容易に行うことができる。
【0137】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、試験機
に試験治具を装着し、試験機を利用して試験治具の配線
を検査するとしているので、制御コンピュータを使用す
ることにより、フライングプローバ等のような特別な配
線検査装置を必要とせず、試験治具の配線検査を確実、
かつ、容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明するための回路図で
ある。
【図2】本発明の一実施形態を説明するための回路図で
ある。
【図3】本発明の一実施形態の内容を概略的に示すフロ
ーチャートである。
【図4】本発明の一実施形態を説明するための図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態で使用される配線情報例を
示す図である。
【図6】本発明の一実施形態で使用される配線情報例で
使用される各行のレコード形式を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態で使用されるプローブのコ
ンタクト指示のメッセージ例を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態で使用される故障解析結果
の通知例を示す図である。
【図9】本発明の一実施形態で行われる検査1の手順を
示すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施形態で行われる検査1を説明
するための回路図である。
【図11】本発明の一実施形態で行われる検査1を説明
するための回路図である。
【図12】本発明の一実施形態で行われる検査1を説明
するための回路図である。
【図13】本発明の一実施形態で行われる検査2の手順
を示すフローチャートである。
【図14】本発明の一実施形態で行われる検査2を説明
するための回路図である。
【図15】本発明の一実施形態で行われる検査2を説明
するための回路図である。
【図16】本発明の一実施形態で行われる検査2を説明
するための回路図である。
【図17】本発明の一実施形態で行われる検査2を説明
するための回路図である。
【図18】本発明の一実施形態で行われる検査3の手順
を示すフローチャートである。
【図19】本発明の一実施形態で行われる検査3を説明
するための回路図である。
【図20】本発明の一実施形態で行われる検査3を説明
するための回路図である。
【図21】本発明の一実施形態で行われる検査4の手順
を示すフローチャートである。
【図22】本発明の一実施形態で行われる検査4を説明
するための回路図である。
【図23】本発明の一実施形態で行われる検査4を説明
するための回路図である。
【図24】本発明の一実施形態で行われる検査4を説明
するための回路図である。
【図25】本発明の一実施形態で行われる検査4を説明
するための回路図である。
【図26】本発明の一実施形態で行われる検査4を説明
するための回路図である。
【図27】試験治具の送信専用配線の断線故障検査の他
の方法を示すフローチャートである。
【図28】試験治具の送信専用配線の断線故障検査の他
の方法を説明するための回路図である。
【図29】試験治具の送信専用配線の断線故障検査の他
の方法を説明するための回路図である。
【図30】本発明の一実施形態を説明するための回路図
である。
【図31】試験機と被試験体とを電気的に接続する試験
治具の概念を示す図である。
【符号の説明】
24−1〜24−n 送受可能な試験チャネル 26−1〜26−m 送信専用の試験チャネル 28−1〜28−p 受信専用の試験チャネル 32 送受可能な試験チャネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上坂 光司 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2G014 AA02 AA03 AA07 AA08 AA13 AB25 AB26 AB27 AB30 AB59 AC07 2G032 AD08 AE00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子回路を有する被試験体と、前記被試験
    体との間で信号の送受を行うことにより前記被試験体の
    試験を行う試験機とを電気的に接続する試験治具の配線
    を検査する試験治具の検査方法であって、 前記試験機に前記試験治具を装着し、前記試験機を利用
    して前記試験治具の配線を検査する工程を含んでいるこ
    とを特徴とする試験治具の検査方法。
  2. 【請求項2】前記試験機を利用して前記試験治具の配線
    を検査する工程は、 前記試験治具の配線中、前記試験機内の電源に接続され
    ている配線の電位を短絡故障を検出できる論理値に設定
    する工程と、 前記試験機内の試験チャネル中、前記試験治具の配線に
    接続されている受信可能な試験チャネルの出力の論理値
    を判定する工程とを含んでいることを特徴とする請求項
    1記載の試験治具の検査方法。
  3. 【請求項3】前記試験機内の試験チャネル中に、前記試
    験治具の配線に接続されている送信専用の試験チャネル
    がある場合には、前記試験治具の配線に接続されている
    送信専用の試験チャネルの出力状態をハイインピーダン
    ス状態に設定するか、又は、前記試験治具の配線に接続
    されている送信専用の試験チャネルの出力を前記短絡故
    障を検出できる論理値と反対の論理値に設定する工程を
    含んでいることを特徴とする請求項2記載の試験治具の
    検査方法。
  4. 【請求項4】前記試験機内の試験チャネル中に、前記試
    験治具の送信専用とされている配線に接続されている送
    受可能な試験チャネルがある場合には、前記送受可能な
    試験チャネルを送信専用の試験チャネルとして扱うこと
    を特徴とする請求項2記載の試験治具の検査方法。
  5. 【請求項5】前記試験機を利用して前記試験治具の配線
    を検査する工程は、前記試験治具の前記被試験体との接
    続ピン中、前記試験機内の受信可能な試験チャネルに接
    続されている接続ピンを1個ずつ選択し、選択した接続
    ピンから所定論理値の信号を前記試験機に対して送信す
    る工程と、 前記試験機内の試験チャネル中、前記試験治具の配線に
    接続されている受信可能な試験チャネルの出力の論理値
    を判定する工程とを含んでいることを特徴とする請求項
    1記載の試験治具の検査方法。
  6. 【請求項6】前記試験治具の前記被試験体との接続ピン
    中、前記試験機内の受信可能な試験チャネルに接続され
    ている接続ピンを1個ずつ選択し、選択した接続ピンか
    ら所定論理値の信号を前記試験機に対して送信する工程
    は、 前記試験機内のプローブ専用試験チャネルからプローブ
    を介して行うことを特徴とする請求項4記載の試験治具
    の検査方法。
  7. 【請求項7】前記試験治具の前記被試験体との接続ピン
    中、前記試験機内の受信可能な試験チャネルに接続され
    ている接続ピンを1個ずつ選択し、選択した接続ピンか
    ら所定論理値の信号を前記試験機に対して送信する工程
    は、 前記試験機内の空き試験チャネルからプローブを介して
    行うことを特徴とする請求項4記載の試験治具の検査方
    法。
  8. 【請求項8】前記試験機を利用して前記試験治具の配線
    を検査する工程は、 前記試験機内の試験チャネル中、前記試験治具の配線に
    接続されている送信専用の試験チャネルを1個ずつ選択
    し、選択した送信専用の試験チャネルから所定論理値の
    信号を前記試験治具に対して送信する工程と、 前記試験機内の試験チャネル中、前記試験治具の配線に
    接続されている受信可能な試験チャネルの出力の論理値
    を判定する工程とを含んでいることを特徴とする請求項
    1記載の試験治具の検査方法。
  9. 【請求項9】前記試験機を利用して前記試験治具の配線
    を検査する工程は、 前記試験機内の試験チャネル中、前記試験治具の配線に
    接続されている送信専用の複数の試験チャネルから異な
    る並列論理パターン信号を1パターンずつ順に前記試験
    治具に対して送信する工程と、 前記試験治具の前記被試験体との接続ピン中、前記試験
    機内の送信専用の試験チャネルに接続されている接続ピ
    ンに出力される信号の論理値を判定する工程とを含んで
    いることを特徴とする請求項1記載の試験治具の検査方
    法。
  10. 【請求項10】前記試験機を利用して前記試験治具の配
    線を検査する工程は、 前記試験機内の試験チャネル中、前記試験治具の配線に
    接続されている送信専用の試験チャネルから所定論理値
    の信号を前記試験治具に対して送信する工程と、 前記試験治具の前記被試験体との接続ピン中、前記試験
    機内の送信専用の試験チャネルに接続されている接続ピ
    ンに出力される信号の論理値を判定する工程とを含んで
    いることを特徴とする請求項1記載の試験治具の検査方
    法。
  11. 【請求項11】前記試験治具の前記被試験体との接続ピ
    ン中、前記試験機内の送信専用の試験チャネルに接続さ
    れている接続ピンに出力される信号の論理値を判定する
    工程は、 前記試験治具の前記被試験体との接続ピン中、前記試験
    機内の送信専用の試験チャネルに接続されている接続ピ
    ンに出力される信号をプローブを介して前記試験機内の
    プローブ専用試験チャネル又は空き試験チャネルに伝送
    して行うことを特徴とする請求項9又は10記載の試験
    治具の検査方法。
  12. 【請求項12】前記試験機内の試験チャネル中に、前記
    試験治具の送信専用とされている配線に接続されている
    送受可能な試験チャネルがある場合には、前記送受可能
    な試験チャネルを送信専用の試験チャネルとして扱うこ
    とを特徴とする請求項9、10又は11記載の試験治具
    の検査方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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