JP2000055569A - 熱処理炉 - Google Patents
熱処理炉Info
- Publication number
- JP2000055569A JP2000055569A JP10247769A JP24776998A JP2000055569A JP 2000055569 A JP2000055569 A JP 2000055569A JP 10247769 A JP10247769 A JP 10247769A JP 24776998 A JP24776998 A JP 24776998A JP 2000055569 A JP2000055569 A JP 2000055569A
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- insulating material
- heat insulating
- furnace
- heat
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 処理品から発生した金属蒸気,気化ワックス
等が断熱材中に侵入するのを防ぎ、断熱材が短期間で劣
化,形状変化等を起こすことなく寿命を増大させるとと
もに、断熱材中に浸透した金属が再蒸発して炉内を汚染
することのないようにする。 【解決手段】 処理室2壁の断熱材3を被うように板状
またはシート状に加工した天然鱗状黒鉛からなる非通気
性材10を張設する。
等が断熱材中に侵入するのを防ぎ、断熱材が短期間で劣
化,形状変化等を起こすことなく寿命を増大させるとと
もに、断熱材中に浸透した金属が再蒸発して炉内を汚染
することのないようにする。 【解決手段】 処理室2壁の断熱材3を被うように板状
またはシート状に加工した天然鱗状黒鉛からなる非通気
性材10を張設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱により処理品
から気化ワックス,金属蒸気等が発生するような熱処理
をする真空炉,雰囲気炉等の熱処理炉に関するものであ
る。
から気化ワックス,金属蒸気等が発生するような熱処理
をする真空炉,雰囲気炉等の熱処理炉に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に熱処理炉等の炉体を構成している
断熱材には、軽量化,低コスト化,施工性容易、等のた
めにセラミックス系,黒鉛系等の耐熱性繊維状断熱材が
数多く使用されている。
断熱材には、軽量化,低コスト化,施工性容易、等のた
めにセラミックス系,黒鉛系等の耐熱性繊維状断熱材が
数多く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記耐熱性
繊維状断熱材は、空隙が多く通気性があるため、炉内ガ
スが透過し易く、また熱処理中に処理品から発生するガ
ス,気化ワックス、または金属蒸気等がその断熱材の空
隙中に侵入し次に記したような悪影響が生じる。 空隙に蒸発金属が侵入し固結するとその断熱材の断熱
性を著しく劣化させる。 断熱材の形状が変化し、収縮によって厚さが薄くなっ
たり、断熱材と断熱材との合せ目に隙間ができたりし、
断熱材の寿命が短くなる。 断熱材中に浸透した金属が熱処理をする度に炉内に再
び蒸気となって放出され処理品を汚染するおそれがある
ので、目的の処理ができなくなることがある。 断熱材中に活性状態で金属が侵入していると、それが
補修時等に空気に触れて急激に酸化し昇温することによ
り断熱材をも酸化させ消耗させる。特に断熱材が厚い場
合に断熱材の中心部まで侵入している金属は酸化されに
くいので、補修時に活性状で残留していた金属が燃焼,
爆発することがある。 断熱性能の劣化による放熱ロスによってランニングコ
ストを上昇させる。 断熱材の部分的な劣化は炉内の温度分布を悪化させ
る。
繊維状断熱材は、空隙が多く通気性があるため、炉内ガ
スが透過し易く、また熱処理中に処理品から発生するガ
ス,気化ワックス、または金属蒸気等がその断熱材の空
隙中に侵入し次に記したような悪影響が生じる。 空隙に蒸発金属が侵入し固結するとその断熱材の断熱
性を著しく劣化させる。 断熱材の形状が変化し、収縮によって厚さが薄くなっ
たり、断熱材と断熱材との合せ目に隙間ができたりし、
断熱材の寿命が短くなる。 断熱材中に浸透した金属が熱処理をする度に炉内に再
び蒸気となって放出され処理品を汚染するおそれがある
ので、目的の処理ができなくなることがある。 断熱材中に活性状態で金属が侵入していると、それが
補修時等に空気に触れて急激に酸化し昇温することによ
り断熱材をも酸化させ消耗させる。特に断熱材が厚い場
合に断熱材の中心部まで侵入している金属は酸化されに
くいので、補修時に活性状で残留していた金属が燃焼,
爆発することがある。 断熱性能の劣化による放熱ロスによってランニングコ
ストを上昇させる。 断熱材の部分的な劣化は炉内の温度分布を悪化させ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る熱処理炉は
上記課題を解決しようとするもので、板状またはシート
状に加工した天然鱗状黒鉛からなる非通気性材を処理室
壁の断熱材を被うように張設してなることを特徴とす
る。また本発明に係る熱処理炉は、板状またはシート状
に加工した天然鱗状黒鉛からなる非通気性材を炉内ロー
ルの断熱材を被うように張設してなることを特徴とす
る。
上記課題を解決しようとするもので、板状またはシート
状に加工した天然鱗状黒鉛からなる非通気性材を処理室
壁の断熱材を被うように張設してなることを特徴とす
る。また本発明に係る熱処理炉は、板状またはシート状
に加工した天然鱗状黒鉛からなる非通気性材を炉内ロー
ルの断熱材を被うように張設してなることを特徴とす
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る熱処理炉の実
施の形態を図面に従い説明する。図1は熱処理炉の一例
を示す真空焼結炉の横断面図で、1は耐圧性の炉体、2
は該炉体内に断熱材3によって囲って設けらた処理室、
4は軸受5により回転自在に支持し該処理室2内底部に
横架した炉内ロール、6は該炉内ロール4中に冷却水を
循環させるために設けられた給水ジョイントである。7
は炉内ロール4の外周に設けられたリングで、処理品8
は該リング上に支持されて該処理室2内に搬入,搬出さ
れる。9は該処理品を加熱するために処理室2の内面に
設けられた電熱ヒータである。
施の形態を図面に従い説明する。図1は熱処理炉の一例
を示す真空焼結炉の横断面図で、1は耐圧性の炉体、2
は該炉体内に断熱材3によって囲って設けらた処理室、
4は軸受5により回転自在に支持し該処理室2内底部に
横架した炉内ロール、6は該炉内ロール4中に冷却水を
循環させるために設けられた給水ジョイントである。7
は炉内ロール4の外周に設けられたリングで、処理品8
は該リング上に支持されて該処理室2内に搬入,搬出さ
れる。9は該処理品を加熱するために処理室2の内面に
設けられた電熱ヒータである。
【0006】しかして処理室2壁は、図2にその一部を
拡大して示したように、断熱材3の内面を被うように厚
さ0.2〜3mm程度の板状またはシート状に加工した
天然鱗状黒鉛からなる非通気性材10を張設してなる。
ここに天然鱗状黒鉛とは、偏平な黒鉛の微結晶が鱗片状
に大きく発達することによって外観が鱗片状となり異方
性を有するもので、一般の黒鉛は気孔率が高く通気性が
大きいのに対し、この天然鱗状黒鉛はその鱗片と直行す
る方向には実質的に非通気性である性質があり、また、
表面に金属蒸気,ガス等を付着させ難い性質(濡れ性が
小さいとも称される)がある。本発明ではこの天然鱗状
黒鉛からなる非通気性材10を板状またはシート状に加
工し断熱材3の内面に張設する。具体的張設手段には、
黒鉛ボルト,セラミックスボルト,黒鉛紐,モリブデン
針金等の耐熱性固定治具を使用すること、或いは天然鱗
状黒鉛を粉状にして溶剤と混合し断熱材3の表面に塗布
すること等が考えられる。なお、図3に示したように該
非通気性材10は断熱材3の表面全体を被うように張設
してもよい。
拡大して示したように、断熱材3の内面を被うように厚
さ0.2〜3mm程度の板状またはシート状に加工した
天然鱗状黒鉛からなる非通気性材10を張設してなる。
ここに天然鱗状黒鉛とは、偏平な黒鉛の微結晶が鱗片状
に大きく発達することによって外観が鱗片状となり異方
性を有するもので、一般の黒鉛は気孔率が高く通気性が
大きいのに対し、この天然鱗状黒鉛はその鱗片と直行す
る方向には実質的に非通気性である性質があり、また、
表面に金属蒸気,ガス等を付着させ難い性質(濡れ性が
小さいとも称される)がある。本発明ではこの天然鱗状
黒鉛からなる非通気性材10を板状またはシート状に加
工し断熱材3の内面に張設する。具体的張設手段には、
黒鉛ボルト,セラミックスボルト,黒鉛紐,モリブデン
針金等の耐熱性固定治具を使用すること、或いは天然鱗
状黒鉛を粉状にして溶剤と混合し断熱材3の表面に塗布
すること等が考えられる。なお、図3に示したように該
非通気性材10は断熱材3の表面全体を被うように張設
してもよい。
【0007】このように構成した真空焼結炉では、炉体
1内を減圧し電熱ヒータ9を通電し処理品8を高温度に
加熱することによって該処理品8からワックス,金属蒸
気等が発生しても処理室2の内面は非通気性材10で被
われていることから該ワックス,金属蒸気等が断熱材3
中に侵入することなく、しかも該非通気性材10は天然
鱗状黒鉛からなるので、濡れ性が小さく表面に該ワック
ス,金属蒸気等が付着し難い特質があり、そのためにも
侵入防止効果が格別高くなり得る。
1内を減圧し電熱ヒータ9を通電し処理品8を高温度に
加熱することによって該処理品8からワックス,金属蒸
気等が発生しても処理室2の内面は非通気性材10で被
われていることから該ワックス,金属蒸気等が断熱材3
中に侵入することなく、しかも該非通気性材10は天然
鱗状黒鉛からなるので、濡れ性が小さく表面に該ワック
ス,金属蒸気等が付着し難い特質があり、そのためにも
侵入防止効果が格別高くなり得る。
【0008】また前記炉内ロール4は、図4に縦断面図
を示したように、ロール本体11の外周に巻着された円
筒状の断熱材3の表面に板状またはシート状に加工した
天然鱗状黒鉛からなる非通気性材10を被着してなり、
該非通気性材10によって同様にワックス,金属蒸気等
が該断熱材3中に侵入することのないようにしている。
この場合も天然鱗状黒鉛はその異方性から非通気性を呈
するとともに、濡れ性が小さいことからワックス,金属
蒸気等を一層侵入し難く出来る。
を示したように、ロール本体11の外周に巻着された円
筒状の断熱材3の表面に板状またはシート状に加工した
天然鱗状黒鉛からなる非通気性材10を被着してなり、
該非通気性材10によって同様にワックス,金属蒸気等
が該断熱材3中に侵入することのないようにしている。
この場合も天然鱗状黒鉛はその異方性から非通気性を呈
するとともに、濡れ性が小さいことからワックス,金属
蒸気等を一層侵入し難く出来る。
【0009】
【発明の効果】このように本発明に係る熱処理炉では、
断熱材を被うように板状またはシート状に加工した天然
鱗状黒鉛からなる非通気性材を張設することによって、
処理品から発生した金属蒸気,気化ワックス等が断熱材
中に侵入するのを防ぐことができるので、断熱材が短期
間で劣化,形状変化等を起こすことなく寿命を増大させ
るとともに、断熱材中に浸透した金属が再蒸発して炉内
を汚染することようなおそれが減少するなど有益な効果
がある。
断熱材を被うように板状またはシート状に加工した天然
鱗状黒鉛からなる非通気性材を張設することによって、
処理品から発生した金属蒸気,気化ワックス等が断熱材
中に侵入するのを防ぐことができるので、断熱材が短期
間で劣化,形状変化等を起こすことなく寿命を増大させ
るとともに、断熱材中に浸透した金属が再蒸発して炉内
を汚染することようなおそれが減少するなど有益な効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱処理炉の横断面図。
【図2】図1の処理室を構成する断熱材の拡大断面図。
【図3】図1の炉内ローラの拡大縦断面図。
2 処理室 3 断熱材 4 炉内ロール 8 処理品 10 非通気性材 11 ロール本体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月13日(1998.11.
13)
13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱処理炉の横断面図。
【図2】図1の処理室を構成する断熱材の拡大断面図。
【図3】図1の処理室を構成する断熱材の拡大断面図。
【図4】図1の炉内ローラの拡大縦断面図。
【符号の説明】 2 処理室 3 断熱材 4 炉内ロール 8 処理品 10 非通気性材 11 ロール本体
Claims (2)
- 【請求項1】 板状またはシート状に加工した天然鱗状
黒鉛からなる非通気性材を処理室壁の断熱材を被うよう
に張設してなることを特徴とした熱処理炉。 - 【請求項2】 板状またはシート状に加工した天然鱗状
黒鉛からなる非通気性材を炉内ロールの断熱材を被うよ
うに張設してなることを特徴とした熱処理炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10247769A JP2000055569A (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | 熱処理炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10247769A JP2000055569A (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | 熱処理炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000055569A true JP2000055569A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=17168388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10247769A Pending JP2000055569A (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | 熱処理炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000055569A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102778129A (zh) * | 2012-08-14 | 2012-11-14 | 天津钢管集团股份有限公司 | 真空加热炉 |
JP2016223733A (ja) * | 2015-06-02 | 2016-12-28 | Dowaサーモテック株式会社 | 真空脱脂焼結炉 |
CN112097525A (zh) * | 2020-09-09 | 2020-12-18 | 中国振华集团云科电子有限公司 | 一种气氛管式炉冷却装置及冷却方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63153388A (ja) * | 1986-08-23 | 1988-06-25 | 東レ株式会社 | 熱処理炉 |
-
1998
- 1998-08-17 JP JP10247769A patent/JP2000055569A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63153388A (ja) * | 1986-08-23 | 1988-06-25 | 東レ株式会社 | 熱処理炉 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102778129A (zh) * | 2012-08-14 | 2012-11-14 | 天津钢管集团股份有限公司 | 真空加热炉 |
JP2016223733A (ja) * | 2015-06-02 | 2016-12-28 | Dowaサーモテック株式会社 | 真空脱脂焼結炉 |
CN112097525A (zh) * | 2020-09-09 | 2020-12-18 | 中国振华集团云科电子有限公司 | 一种气氛管式炉冷却装置及冷却方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050627 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060606 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061017 |