JP2000055218A - 分流弁 - Google Patents

分流弁

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入口ポートの流量を複数個の出口ポートに分
流する流量比率を、瞬時にかつ連続的に設定することが
できる分流弁を提供する。 【解決手段】 入口ポートの流量を流量比率に分流する
流量制御スプールと、流量比率を設定して流量制御スプ
ールを制御する流量設定スプールを備え、流量比率設定
スプールを外部からの制御信号によって操作するように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分流弁、さらに詳し
くは、入口ポートの流量を複数個の出口ポートに分けて
流す流量比率を、自在に設定することができる分流弁に
関する。
【0002】
【従来の技術】分流弁は、入口ポートの流量を複数個の
出口ポートに出口ポートそれぞれの圧力のいかんに拘ら
ず所定の流量比率で分流することができる。したがっ
て、1個の油圧ポンプで複数系統の油圧アクチュエータ
に安定した流量を供給することができるから、回路を簡
素化することができ、また装置のコストを低減すること
ができる。この分流弁は、例えば建設機械において、油
圧アクチュエータを有する作業装置および作業装置に取
り付けられたアタッチメントを、1個の油圧ポンプの吐
出油で作動させるときに用いられる。
【0003】図3を参照して説明すると、全体を番号2
0で示す分流弁は、弁ボデー22に挿入された流量制御
スプール24と、弁ボデー32の入口ポートPにつなが
る流路に設けられ絞りを形成するニードル26とを備え
ている。流量制御スプール24は、弁ボデー22に形成
されたスプール摺動孔22aに摺動自在に挿入され、流
量制御スプール24の一端側(図3において左端側)に
配設された圧縮スプリング25により他端側に押し付け
られて位置付けられている。スプール摺動孔22aに
は、入口ポートP、出口ポートAおよび出口ポートBが
それぞれ連通している。入口ポートPの流量は、一部は
ニードル26および流量制御スプール24を介して出口
ポートBに流れ、残りは流量制御スプール24を介して
出口ポートAに流れる。ニードル26の上流と下流では
絞り効果により圧力差が発生する。下流側の圧力は流量
制御スプール24の圧縮スプリング25が配設された端
に、上流側の圧力は流量制御スプール24の他端にそれ
ぞれ導かれている。ニードル26は雄ねじ26aにより
弁ボデー22に取り付けられている。ニードル26のね
じ込み量を調整することにより、絞りの大きさ(開度)
が調整される。ねじ込み量の調整されたニードル26は
ロックナット26bにより固定される。
【0004】流量制御スプール24は、ニードル26の
絞り開度によって決まる上流と下流の圧力差によってス
プール摺動孔22aの中で摺動され、出口ポートAおよ
び出口ポートBへの開口、それによる流量が調整され分
流される。出口ポートAおよび出口ポートBの圧力が変
化した場合は、流量制御スプール24を通るそれぞれの
ポートへの流量が流量制御スプール24を通過する前後
の圧力差の変化で変わるから、ニードル26に流れる流
量も変化し、ニードル26の上流と下流の圧力差も変わ
る。この圧力差の変化に応じて流量制御スプール24
は、出口ポートAおよび出口ポートBの圧力が変化して
も、所定の流量比率を維持するように摺動する。したが
って、出口ポートAおよび出口ポートBの流量比率はニ
ードル26の絞り開度によって決められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したとおりの形態
の従来の分流弁には、次のとおりの解決すべき問題があ
った。すなわち、流量比率の設定は、手動でニードルの
開度を調整する構造のため、例えばオペレータの意志通
りに操作レバーの操作量に応じて瞬時に任意の設定にす
ることができない。そこで、流量比率の設定を瞬時に変
えられる分流弁が望まれていた。
【0006】本発明は上記事実に鑑みてなされたもの
で、その技術的課題は、入口ポートの流量を複数個の出
口ポートに分流する流量比率を、瞬時にかつ連続的に設
定することができる分流弁を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記技
術的課題を解決するために、入口ポートの流量を出口ポ
ートの圧力のいかんに拘らず複数個の出口ポートに分け
て流す分流弁において、該入口ポートの流量を所定の流
量比率に分流する流量制御スプールと、該流量比率を設
定して該流量制御スプールを制御する流量比率設定スプ
ールとを備え、該流量比率設定スプールを外部からの制
御信号によって操作する、ことを特徴とする分流弁が提
供される。
【0008】そして、流量制御スプールを制御する流量
比率設定スプールを制御信号により操作して流量比率を
設定する。
【0009】好適実施形態においては、該流量比率を連
続的に任意の比率に設定することができる。また、該制
御信号にパイロット油圧が用いられる。さらに、該流量
比率設定スプールは、該制御信号により調整される可変
絞りを備えている。
【0010】そして、制御信号によって流量比率を瞬時
にかつ連続的に任意の比率に設定する。流量比率は制御
信号であるパイロット油圧の大きさに応じて瞬時に設定
される。さらに、流量比率は制御信号により調整される
可変絞りの絞りの大きさにより設定される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
分流弁の好適実施形態を図示している添付図面を参照し
て、さらに詳細に説明する。
【0012】図1を参照して説明すると、全体を番号2
で示す分流弁は、弁ボデー4に、流量制御スプール6お
よび流量比率設定スプール8を備えている。
【0013】弁ボデー4は、流量制御スプール6が摺動
自在に挿入される軸線方向に延びたスプール摺動孔7お
よび流量比率設定スプール8が摺動自在に挿入される軸
線方向に延びたスプール摺動孔9を備えている。弁ボデ
ー4はさらに、弁ボデー4の外からスプール摺動孔7お
よびスプール摺動孔8に連通する入口ポートP、スプー
ル摺動孔7に連通する出口ポートAおよび出口ポートB
を備えている。スプール摺動孔7の一端(図1において
左端)にはスプール摺動孔7よりも大径に形成された油
室7aが、またスプール摺動孔9の一端(図1において
左端)にはスプール摺動孔9よりも大径に形成された油
室9aが備えられている。スプール摺動孔7およびスプ
ール摺動孔9の間は、油路4aにより結ばれている。油
路4aはまた、油路4bにより油室7aに結ばれてい
る。油室9aは、油路4cによりドレーンに開放されて
いる。
【0014】スプール摺動孔7およびスプール摺動孔9
それぞれの一端(油室7aおよび油室9a側)は弁ボデ
ー4に取り付けられたカバー10により、また他端はそ
れぞれ弁ボデー4に取り付けられたカバー12により、
閉じられている。一方のカバー12にはスプール摺動孔
9に連通する信号ポートSが形成されている。
【0015】流量制御スプール6は、摺動することによ
り出口ポートAおよび出口ポートBとの連通を開閉また
開口面積を調整する大径ランド部6aを備えている。流
量制御スプール6は、スプール摺動孔7の一端の油室7
aに配設された圧縮スプリング14によりスプール摺動
孔7の他端のカバー12に押し付けられ位置付けられて
いる(図1に示す状態)。この状態において、大径ラン
ド部6aは出口ポートAとラップ長L1 だけオーバラッ
プ(閉口)している。ラップ長L1 は圧縮スプリング1
4を圧縮する方向に流量制御スプール6を摺動させると
減少してアンダラップ(開口)状態になるように形成さ
れている。また、大径ランド部6aは出口ポートBとラ
ップ長L2 だけアンダラップ(開口)している。ラップ
長L2 は圧縮スプリング14を圧縮する方向に流量制御
スプール6を摺動させると減少するように形成されてい
る。なお、ラップ長はL1 <L2 の関係になるように形
成されている。流量制御スプール6のカバー12に当接
する端部には、流量制御スプール6の外周部に形成され
る油室7bと入口ポートPとを結ぶ油路6bが形成され
ている。
【0016】流量比率設定スプール8は、摺動すること
により出口ポートBにつながる油路4aと入口ポートP
との連通を開閉また開口面積を調整する大径ランド部8
aおよび大径ランド部8aに設けられた複数個のスロッ
ト8bを備えている。流量比率設定スプール8は、スプ
ール摺動孔9の一端の油室9aに配設された圧縮スプリ
ング16によりスプール摺動孔9の他端のカバー12に
押し付けられて位置付けられている(図1に示す状
態)。この状態において、大径ランド部8aのスロット
8bは、入口ポートPと油路4aとを連通していない。
流量比率設定スプール8を圧縮スプリング16を圧縮す
る方向(図1において左方)に信号ポートSからの制御
信号のパイロット油圧(制御信号については後に詳述す
る)により摺動させると、スロット8bは油路4aに開
口し、開口面積は摺動量に応じて増加する。すなわち、
スロット8bにより可変絞りが形成されている。この可
変絞りは、流量比率設定スプール8の摺動ストロークL
3 の増加にともない、スロット8bの開口面積AX が、
図2に示すように、零から徐々に増加するように形成さ
れている。
【0017】流量比率設定スプール8を摺動させる制御
信号として、信号ポートSからパイロット油圧PP が導
かれる。パイロット油圧としては、油圧源の圧油が操作
自在に形成された減圧弁(図示していない)を介して導
かれる。減圧弁は、油圧源の圧油を、零からその操作量
に応じた圧力まで上昇するように減圧して出力するもの
であり、手動操作減圧弁、あるいは電磁操作減圧弁等が
用いられる。
【0018】図1を参照して上述したとおりの分流弁2
の作用を説明する。
【0019】制御信号のパイロット油圧PP により流量
比率設定スプール8がその圧力の大きさに応じた位置に
摺動し、可変絞り8bが油路4aに開口したときの入力
ポートPに流入する流量をQ0 、可変絞り8bを流れる
流量をQ1 、可変絞り8bの前後の圧力をP1 、P2
可変絞り8bの開口部面積をAX とすると、次の数1式
が成り立つ。
【0020】
【数1】Q1 = K・AX ・(P1 −P2 1/2
【0021】流量制御スプール6の一端のスプリング1
4が配設された油室7aには油路4bを介して圧力P2
が、他端の油室7bには流量制御スプール6の油路6b
を介して圧力P1 がそれぞれ負荷される。このとき流量
制御スプール6の軸線方向の力のつりあいは次の数2式
のようになる。
【0022】
【数2】S0 ・P2 +F= S0 ・P1 からF= (P1
2 )・S0 ここで、 F:圧縮スプリング14の力 S0 :流量制御スプール6の断面積
【0023】流量制御スプール6が圧縮スプリング14
を圧縮する方向にL1 摺動したときのスプリング力をF
1 とすると、次の数3式が成り立つ。
【0024】
【数3】F1 = F0 +k・L1 = ΔP1 ・S0 ここで、 F0 :流量制御スプール6中立時スプリング力 k:スプリング14のばね定数 ΔP1 :スロット8b前後差圧(P1 −P2
【0025】流量制御スプール6がスプリング14を圧
縮する方向にL2 摺動するときの差圧をΔP2 とする
と、次の数4式が成り立つ。
【0026】
【数4】F0 +k・L2 = ΔP2 ・S0
【0027】数3式および数4式より、次の数5式が成
り立つ。
【0028】
【数5】 ΔP2 = k(L2 −L1 )/S0 +ΔP1 = 一定
【0029】すなわち、入力ポートPより流量Q0 が流
入し、可変絞り8bに流れると、数1式〜数3式にした
がって、可変絞り8bの前後差圧がΔP0 を越えた瞬
間、可変絞り8bが開き、出力ポートBに流れ出す。
【0030】流量制御スプール6の圧縮スプリング14
を圧縮する方向(図1において左方向)への摺動量をL
とすると、L1 ≦L≦L2 の状態で、流量制御スプール
6の軸線方向の力のつりあいは次の数6式ようになる。
【0031】
【数6】F0 +k・L= (P1 −P2 )・S0
【0032】出力ポートAの圧力をPA 、出力ポートB
の圧力をPB とし、PA ≦PB の場合、入力ポートPよ
り流入した流れは圧力の低い出力ポートA側にたくさん
流れようとし、逆に出力ポートB側には流れにくくなろ
うとする。しかし、数1式よりQ1 が小さくなると(P
1 −P2 )が小さくなるために、数2式よりLが小さく
なる方向、すなわちL1 に近いポイントでつりあうよう
に流量制御スプール6が作動する。したがって、出力ポ
ートAへの流量Q2 は流量制御スプール6により規制さ
れる。
【0033】逆にPA >PB の場合、流れは出力ポート
B側にたくさん流れようとし、出力ポートA側には流れ
にくくなろうとするが数1式よりQ1 が大きくなると
(P1−P2 )も大きくなるため、数6式より、Lが大
きくなる方向すなわちL2 に近いポイントでつりあうよ
うに流量制御スプール6が作動する。したがって、出力
ポートBへの流量Q1 は流量制御スプール6により規制
される。
【0034】したがって、出力ポートAおよび出力ポー
トBの圧力のいかんに拘わらず数1式、数3式、数4式
および数5式より、可変絞り8bを流れる流量Q1 は、
次の数7式のようになる。
【0035】
【数7】K・A・(ΔP1 1/2 <Q1 <K・A・(Δ
2 1/2
【0036】すなわち、可変絞り8bを流れる流量Q1
は、ある一定の値に出力ポートAおよび出力ポートBの
圧力のいかんに拘らず保たれる。
【0037】流量比率設定スプール8をパイロット油圧
P の大きさを制御し変えることにより、可変絞り8b
の開口面積AX を連続的に変化させて、圧力補償された
流量を自在に出力ポートAおよび出力ポートBより取り
出すことができる。
【0038】例えば、建設機械の油圧ショベルのアタッ
チメント回路に本発明による分流弁を用い、出力ポート
Bをアタッチメント回路に、出力ポートAをを標準作業
装置回路に接続することによって、標準作業装置回路お
よびアタッチメント回路の圧力いかんに拘らずパイロッ
ト圧PP により制御される、圧力補償された任意の流量
をそれぞれに供給することができ、安定したアクチュエ
ータの動きを実現することができる。
【0039】以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細
に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の範囲内においてさまざまな変形
あるいは修正ができるものである。例えば、本実施の形
態においては、流量比率設定スプールを操作する制御信
号にパイロット油圧を用いたが、電気信号によりソレノ
イドを作動させその出力で流量比率設定スプールを操作
してもよい。また、本実施の形態においては、2個の出
口ポート(ポートAおよびポートB)の形態が示されて
いるが、出口ポートは2個に限定されるものではない。
【0040】
【発明の効果】本発明に従って構成された分流弁によれ
ば、入口ポートの流量を複数個の出口ポートに分流する
流量比率を、瞬時にかつ連続的に設定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された分流弁の断面図。
【図2】流量比率設定スプールの可変絞りを、スプール
摺動ストロークと開口面積の関係で示した特性線図。
【図3】従来の分流弁の断面図。
【符号の説明】
2:分流弁 4:弁ボデー 6:流量制御スプール 8:流量比率設定スプール 8b:スロット(可変絞り) 20:分流弁 24:流量制御スプール 26:ニードル A:出口ポート B:出口ポート P:入口ポート PP :パイロット圧力(制御信号)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口ポートの流量を出口ポートの圧力の
    いかんに拘らず複数個の出口ポートに分けて流す分流弁
    において、 該入口ポートの流量を所定の流量比率に分流する流量制
    御スプールと、該流量比率を設定して該流量制御スプー
    ルを制御する流量比率設定スプールとを備え、該流量比
    率設定スプールを外部からの制御信号によって操作す
    る、ことを特徴とする分流弁。
  2. 【請求項2】 該流量比率を連続的に任意の比率に設定
    することができる、請求項1記載の分流弁。
  3. 【請求項3】 該制御信号にパイロット油圧が用いられ
    る、請求項1または2記載の分流弁。
  4. 【請求項4】 該流量比率設定スプールは、該制御信号
    により調整される可変絞りを備えている、請求項1から
    3までのいずれかに記載の分流弁。
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