JP2000054813A - 内燃機関用弁 - Google Patents

内燃機関用弁

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JP2000054813A JP11177894A JP17789499A JP2000054813A JP 2000054813 A JP2000054813 A JP 2000054813A JP 11177894 A JP11177894 A JP 11177894A JP 17789499 A JP17789499 A JP 17789499A JP 2000054813 A JP2000054813 A JP 2000054813A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで製造でき、それにもかかわらず長
い使用期間で高い要求を満たす、内燃機関用、特にディ
ーゼル式機関用の経済的な弁、特に出口弁の提供。 【解決手段】 内燃機関用、特にディーゼル式機関用の
弁が、弁プレート2と弁シャフト3を有する弁体1を有
する。該弁体1は、下部4と、軸方向で下部4と連結す
る上部5を有し、上部5と下部4は2個の機械的連結部
によって互いに連結している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弁プレートと弁シ
ャフトを有する弁体を有する、内燃機関用の弁、特に出
口弁に関する。本発明は特に、ディーゼル式機関用のこ
の種の弁に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の取り入れ口と出口の弁は、操
作状態で非常に高い熱的及び腐食性ストレスを受ける。
これらのストレスは特に出口弁で非常に大きい。という
のは、熱い燃焼気体は出口弁から流出し、長い使用の間
に弁に局所的ダメージを引き起こしうるからである。し
かし、例えば、弁の開閉運動で起こる動的ストレスのよ
うな機械的ストレスのために、弁が製造される材料には
大きい要求がある。機械的ストレスは、特にディーゼル
式機関で特に大きい。というのは、通常ディーゼル式機
関では、例えばオット−機関より高い点火圧力で働くか
らである。
【0003】これらの高い要求に永久的に耐えるため
に、この種の弁の弁体は通常非常に高いグレードで高価
な合金で製造される。特にディーゼル式機関の出口弁の
ために、ニッケルをベースとした合金、例えばNimo
nic 80A(商標)やNimonic 81(商
標)という名で市販されているようなものは価値がある
と分かった。しかし、これらの、又は同様の合金の使用
はかなり高価である。特に、例えば、船の推進に使用さ
れたり、出口弁の弁体が全長1m超であり、弁プレート
の直径が例えば0.5m超である大きなディーゼル式機
関では、材料の費用がかなりの因子であり、経済的観点
からの不利な点である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、かなり低コ
ストで製造でき、それにもかかわらず長い使用期間で高
い要求を満たす、内燃機関用のより経済的な弁、特に出
口弁の提供が本発明の目的である。特に、大きなディー
ゼル式機関に適したこの種の弁が提案されるべきであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を満たす弁は、
弁プレートと弁シャフトを有する弁体を有する、内燃機
関用、特にディーゼル式機関用の弁、特に出口弁であっ
て、弁体は、下部及び、軸方向で下部と連結する上部を
備え、上部と下部は2個の機械的連結部で互いに連結さ
れていることを特徴とする。
【0006】本発明によって、弁プレートと弁シャフト
を有する弁体を有する、内燃機関用、特にディーゼル式
機関用の弁であって、弁体は、下部及び、軸方向で下部
と連結する上部を備え、上部と下部は2個の機械的連結
部で互いに連結されていることを特徴とする該弁が提出
される。
【0007】上部と下部を提供する方法により、弁プレ
ートを有し、操作の間最大の熱的及び腐食性ストレスに
曝される、これらのストレスに耐える高グレード材料、
例えばニッケルをベースとした合金Nimonic(商
標)のようなもの、の弁体の領域を製造できる。少なく
とも弁シャフトの一部を含み、操作の間このような高い
熱的ストレスに曝されない、弁プレートとは離れた領域
は対照的に、かなり経済的材料、例えば弁用の通常の鋼
鉄の一つ(弁鋼鉄)、から製造できる。それ故、高グレ
ードで高価な合金の材料の割合は、弁の機能又は弁の寿
命に関し譲歩する必要無しにかなり減少できる。
【0008】2個の機械的連結部の組み合わせにより、
上部と下部は、弁体の開閉運動から生じる大きい機械的
ストレス、特に動的ストレス、に耐えるために、互いに
十分に強く連結することができる。これらの機械的スト
レスは2個の連結部に分割され、それ故互いを和らげる
ので、上部と下部の間の境界面領域の破壊の危険は実際
的にはもはや存在しない。2個の機械的連結部の組み合
わせは非常に安定で丈夫なので、本発明の弁の弁体も、
大きなディーゼル式機関の出口弁の機械的ストレスに永
久に耐えられる。
【0009】機械的連結部の一つは好ましくは、弁シャ
フト上で収縮し、2個の機械的連結部の他方を取り囲む
ように配置されたスリーブを有する。この方法は利点を
有する。というのは、機械的ストレスの一部が弁シャフ
トを取り囲むスリーブにとられ、即ち作用力の一部は上
部から下部へ(又はその逆)スリーブでの収縮を介して
導かれ、第2の機械的連結部が和らげられる。
【0010】特に好適な実施形態によれば、弁シャフト
の周囲方向に広がるグルーブ又は収縮部が、スリーブの
軸末端は弁シャフトとは接触しないように、スリーブの
軸の2個の末端の領域で各場合に弁シャフトに備わって
いる。それ故、軸方向で、一方のスリーブと他方の上部
と下部の間の収縮連結部の有効長さは、軸方向のスリー
ブの全長より短く、スリーブの軸末端は弁シャフトとは
接触していないという意味で、スリーブの軸末端は自由
である。
【0011】更に、好適な方法は、スリーブは、弁体の
長手軸の廻りに弁体を回転させるために回転翼を有する
ことである。しばしば、大きなディーゼル式機関では、
弁プレートと、周囲方向でそれと共同して働く対立面の
均一な圧力付加がなされるように、燃焼気体を介し操作
状態で長手軸の廻りに弁体を回転させるために出口弁の
軸シャフトに回転翼が備えられる。スリーブにこれらの
回転翼を提供するというこの方法は、構造的に特に単純
であまり高価ではないという利点を有する。というの
は、スリーブは回転翼の担体としてと、弁体の上部と下
部の間の機械的連結部の両方として働くからである。
【0012】上部と下部の間の2個の機械的連結部の一
つは好ましくは溶接連結、特に摩擦溶接連結である。と
いうのは、これは、製造技術で単純な方法で実現できる
特に安定な連結だからである。
【0013】機械的ストレス耐性の結果として同様に好
適な実施形態によれば、2個の機械的連結部の一つが、
上部又は下部に備えられ、下部又は上部に備えられるカ
ットオフと共同で働くピンを有する。これにおいて、ピ
ンとカットオフの間の活性な連結部は同様に収縮連結と
して設計できる。
【0014】更なる変形として、2個の機械的連結部の
一つはネジ連結又は差し込みピンロックとして設計す
る。例えば、上記のピンとカットオフの間の活性連結は
ネジ連結又は差し込みピンロックとして設計できる。
【0015】本発明の弁において、弁体の上部と下部
は、2個の機械的連結部の組み合わせによって互いに連
結される。このことにおいて、実際の経験の結果とし
て、及び技術上製造上の理由のために、各々の場合に2
個の機械的連結部の以下の組み合わせが特に好適であ
る: −溶接、特に摩擦溶接連結、及びスリーブの収縮、 −ピンとカットオフによる収縮連結、及びスリーブの収
縮、 −ネジ連結、及びスリーブの収縮、 −差し込みピンロック、及びスリーブの収縮。
【0016】以下において、図面と代表的な実施形態に
関しより詳細に本発明を説明する。模式図に示すように
(それらは等縮尺ではないが)、機能が等しい又は等価
な部品は同一の記号で示す。
【0017】以下の説明において、代表的な例として、
例えば船舶の推進エンジンとして使用される縦に排気さ
れる2行程の大きなディーゼル式機関のシリンダー用の
代表的な出口弁を考えられたい。しかし、本発明がこの
種の機関に限定されないことは明白である。本発明の弁
は、4行程ディーゼル式機関、他のディーゼル式機関及
び一般の内燃機関のような他のタイプの機関にも適切で
ある。このことにおいて、例えばサイズや寸法又は使用
する材料のような弁の特定の設計は各場合における具体
的な適用による。更に、本発明の弁はまた、取り込み口
弁としても類似的に設計できる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の代表的実
施形態の弁体1を示す。弁体1は、据え付けられていな
い弁シートと据え付けられた状態で共同で働く弁プレー
ト2、及び弁プレート2で接続する弁シャフト3を有す
る。弁体1は、弁プレート2と弁シャフト3の一部を有
する下部4、及び弁シャフト3の残りを有する上部5を
備える。即ち、上部5は軸方向で下部4で接続する。軸
方向というのは、弁体1の長手軸Aの方向を意味する。
このように、上部5と下部4は、弁体1の領域で互いに
接する。
【0019】2個の部品から弁体1を組み立てるこの方
法により、操作状態で最大の腐食性及び熱的ストレスに
曝される下部4は、非常に高グレードで熱に耐えられる
材料から製造でき、燃焼室から空間的に離れている上部
は、もっと経済的な材料から製造できる。このことによ
って、弁は実質的により経済的に製造できる。
【0020】下部4は例えば、Nimonic 80A
(商標)もしくはNimonic81(商標)のような
熱的に高度に耐性のニッケルをベースとした合金又は弁
技術で慣習的に使用される他の高グレードの合金から製
造できる。上部5は、弁又は出口弁のためにそれぞれ通
常使用される鋼鉄から製造できる。この種の鋼鉄は集合
的な用語である弁鋼鉄(バルブスチール)として周知で
ある。フェライトと真正の鋼鉄の両方が使用できる。ニ
ッケルをベースとした合金も使用できる。
【0021】本発明によれば、上部5と下部4は2個の
機械的連結部により連結される。2個の機械的連結部の
組み合わせにより、上部5と下部4の相互の連結は、特
に、弁の開閉の間に起る高度の動的ストレス(とりわけ
弁シャフト3における)に永久的に且つ高度の信頼性を
もって耐えるために、十分に安定である。
【0022】第1の代表的実施形態では、2個の機械的
連結部は、溶接連結と、弁シャフト3上で収縮し、圧迫
スリーブとして働くスリーブ6によって実現する。2個
の異なる機械的連結部によって、弁シャフト3は十分に
安定で丈夫なので、それは、問題なく且つ永久に、大き
なディーゼル式機関の出口弁で起る大きなストレスでさ
え耐えられる。
【0023】第1の代表的実施形態による弁体1の製造
において、上部5と下部4は最初に境界面で互いに溶接
する。技術的製造上の理由のために、摩擦溶接法がこの
ために好適である。しかし、原則的に、他の溶接法も適
切である。溶接連結がなされた後、適当な場合には、次
いで機械加工され、スリーブ6を弁シャフト3に押し付
け弁シャフト上に収縮させる。このさいに、スリーブ6
は、周囲方向で溶接連結部を取り囲み、溶接連結部が、
軸方向に関しスリーブ6のほぼ中央に位置するように配
置する。操作状態で、機械的、特に動的ストレスの多く
の部分がスリーブ6を介して伝達され、溶接連結部が緩
和される。
【0024】組み立て状態で互いに接する、上部5と下
部4の軸末端領域51、41は、弁の操作温度で、一方
で上部5とスリーブ6の間で、他方で下部4とスリーブ
6の間で実質的に等しく強い、又はそれぞれ等しく良好
な溶接連結が起るように、、直径DOとDUに関しそれ
ぞれ互いに一致させる。このさいに、軸末端領域51、
41は、各々の場合にスリーブ6との収縮連結を形成す
るそれぞれ上部5又は下部4の領域を意味する。上部5
と下部4が製造される材料が異なる熱膨張性を有する場
合、互いに接する末端領域51、41のそれぞれの直径
DOとDUは一般的に、操作温度で実質的に同一直径を
有するように、製造中異なる大きさにしなければならな
い。
【0025】例えば上部5が製造される材料が、下部4
が製造される材料よりも熱膨張性が大きい場合、上部5
の末端領域51の直径DOは、弁体1の冷状態で、下部
4の末端領域41の直径DUよりもわずかに小さい大き
さにする。
【0026】更なる利点のある方法は、軸方向のスリー
ブ6の長さは、スリーブ6と、上部5と下部4のそれぞ
れの間の完全な収縮連結部の活性な長さLよりも長いこ
とである。このことは、スリーブ6の軸末端61は、弁
シャフト3と接触していないことを意味する。この方法
は、一方で下部4の周囲方向に広がるグルーブ7と、他
方で上部5での収縮部8により実現する。グルーブ7と
収縮部8は、それぞれ下部4と上部5の末端領域41、
51で直接的に各場合に軸方向で接する。この方法によ
り、スリーブ6の軸末端61は、弁体1と接触していな
いという意味で自由である。スリーブ6の軸末端61は
収縮の間にスリーブ6の残りの部分よりやや強く収縮で
きて、軸末端61はグルーブ7と収縮部8にそれぞれわ
ずかにカーブを画いて入る。このことは一方でスリーブ
6と弁体1の間の力の伝達に正の効果をもち、他方、ス
リーブ6は、上部4と下部5の間の連結の信頼性を増加
させる更なる留め具として働く。
【0027】回転翼9は、本質的に公知で、長手軸Aの
廻りに弁体1を回転させるように、作動状態で燃焼気体
がそれに対し流動するそのスリーブ6に更に備わる。ス
リーブ6に回転翼9を装備することは特別の空間の節約
であり、構造的に単純な変形である。しかし、弁シャフ
ト3の別の場所に回転翼9を配置し、上部5と下部4の
間の連結部としてだけスリーブ6を用いることもでき
る。
【0028】弁技術から本質的に公知の更なる方法も当
然、本発明の弁に与えることができる。例えば、組み立
て状態で弁シャフトと共同で働く弁体のシート部は、耐
性を増加させるために層10を装備することができる。
例えば、後者は、本質的に公知のように、ステライト又
はニッケルをベースとした合金からなる。
【0029】図2は、第2の代表的実施形態の弁体1を
示す。第1の代表的実施形態との違いを以下に記載す
る。そうでないところでは、第1の代表的実施形態に関
する説明はまた、第2の代表的実施形態に類似的にあて
はまる。
【0030】第2の代表的実施形態では、2個の機械的
連結部は2個の収縮連結によって実現する。連結部の一
つは、弁シャフト3上に収縮するスリーブ6によって上
記と類似の方法で製造される。他の機械的連結部は、上
部5の軸末端領域51に備わり、軸方向に延長するピン
11と、下部4の軸末端領域41に備わり、ピン11上
に収縮できるような大きさのカットオフ12である。製
造のさいに、下部4はカットオフ12の領域で熱せら
れ、ピン11はカットオフ12に導入される。次の冷却
のさいに、カットオフ12は収縮し、ピン11と収縮連
結を形成する。次いで、スリーブ6が弁シャフト上に収
縮し、他の収縮連結部、即ちピン11とカットオフ1
2、を周囲方向で取り囲むように配置される。
【0031】下部4にピン11を備え、上部5にカット
オフ12を備えることも勿論可能である。第2の代表的
実施形態の変形は、ピン11とカットオフ12の間の活
性連結として収縮連結の代わりにネジ連結を提供するこ
とである。このことのために、例えば、ピン11はカッ
トオフ12にねじり込まれることができように、ピン1
1は、その外部表面に、カットオフ12は、その内部表
面に、各場合にネジを有する。
【0032】更なる変形は、ピン11とカットオフ12
が差し込みピンロックを形成するように設計されること
である。弁体1の上部5と下部4の各場合の2個の機械
的連結部の好適な組み合わせに加えて、当然他の組み合
わせも可能である。特に、例えばネジ連結や溶接連結の
組み合わせのような、収縮スリーブ6を備えない組み合
わせも可能である。原則的に、更に、上部5と下部4の
間に2個より多い機械的連結部を備えることもできる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、か
なり低コストで製造でき、それにもかかわらず長い使用
期間で高い要求を満たす、内燃機関用のより経済的な弁
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の弁の第1の代表的実施形態の弁体の
正面図(一部、切断図)。
【図2】 本発明の弁の第2の代表的実施形態の弁体の
正面図(一部、切断図)。
【符号の説明】
1…弁体、2…弁プレート、3…弁シャフト、4…下
部、5…上部、6…スリーブ、7…グルーブ、8…収縮
部、9…回転翼、11…ピン、12…カットオフ、41
…下部軸末端領域、51…上部軸末端領域、61…スリ
ーブ(6)の軸末端。
フロントページの続き (72)発明者 アロワ ビテルリ スイス国 CH−8492 ヴィラ ヒュプビ ースシュトラーセ 12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁プレート(2)と弁シャフト(3)を
    有する弁体(1)を有する、内燃機関用、特にディーゼ
    ル式機関用の弁、特に出口弁であって、弁体(1)は、
    下部(4)及び、軸方向で下部(4)と連結する上部
    (5)を備え、上部(5)と下部(4)は2個の機械的
    連結部で互いに連結されていることを特徴とする該弁。
  2. 【請求項2】 上部(5)と下部(4)は弁シャフト
    (3)の領域で互いに接していることを特徴とする請求
    項1に記載の弁。
  3. 【請求項3】 2個の機械的連結部の一方が、弁シャフ
    ト(3)上で収縮し、2個の機械的連結部の他方を取り
    囲むように配置されているスリーブ(6)を有すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の弁。
  4. 【請求項4】 弁シャフトの周囲方向に広がるグルーブ
    (7)又は収縮部(8)が、スリーブ(6)の軸末端
    (61)は弁シャフト(3)とは接触しないように、ス
    リーブ(6)の軸の2個の末端(61)の各領域におい
    て弁シャフト(3)に備わっていることを特徴とする請
    求項3に記載の弁。
  5. 【請求項5】 上部(5)と下部(4)の軸末端領域
    (51,41)が、運転温度で一方で上部(5)とスリ
    ーブ(6)の間で、他方で下部(4)とスリーブ(6)
    の間でほぼ同様の強い収縮連結が起こるように、直径
    (DO、DU)で互いに一致することを特徴とする請求
    項3又は4に記載の弁。
  6. 【請求項6】 スリーブ(6)が、弁体(1)が長手軸
    (A)の廻りに回転するための回転翼(9)を有するこ
    とを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の
    弁。
  7. 【請求項7】 2個の機械的連結部の一方が溶接連結、
    特に摩擦溶接連結であることを特徴とする請求項1〜6
    のいずれか1項に記載の弁。
  8. 【請求項8】 2個の機械的接続部の1個が、上部
    (5)又は下部(4)に備えられ、下部(4)又は上部
    (5)に備えられたカットオフ(12)と共同して働く
    ピン(11)を有することを特徴とする請求項1〜7の
    いずれか1項に記載の弁。
  9. 【請求項9】 ピン(11)とカットオフ(12)の間
    の活性な接触は収縮連結であることを特徴とする請求項
    8に記載の弁。
  10. 【請求項10】 2個の機械的連結部の1個はネジ連結
    又は差し込みピンロックとして設計されていることを特
    徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の弁。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
    の弁を有する内燃機関、特にディーゼル式機関、殊に大
    きなディーゼル式機関。
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