JP2000054249A - 不織布 - Google Patents

不織布

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JP2000054249A
JP2000054249A JP21937398A JP21937398A JP2000054249A JP 2000054249 A JP2000054249 A JP 2000054249A JP 21937398 A JP21937398 A JP 21937398A JP 21937398 A JP21937398 A JP 21937398A JP 2000054249 A JP2000054249 A JP 2000054249A
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JP
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nonwoven fabric
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fiber
hydrophobic polymer
weight
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Kazuyuki Nakada
一之 中田
Hitoshi Tateno
均 舘野
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Dow Mitsui Polychemicals Co Ltd
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Du Pont Mitsui Polychemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スルフォン化等煩雑な繊維の後処理を行うこ
となく、親水性、制電性、強度等に優れた不織布、特に
電池セパレーターに使用した場合に初期親水性、保水
性、耐久性に優れた不織布の提供。 【解決手段】 (A)不飽和カルボン酸含有量が10〜30
重量%であるエチレン・不飽和カルボン酸共重合体の中
和度が60%以上のカリウムアイオノマーと(B)融点が
125 ℃以上の疎水性重合体からなり、少なくともその表
面積の30%以上が(A)成分で占められる複合繊維
(例:(A)を鞘成分、(B)を芯成分とする芯鞘構
造、又は(A)と(B)からなる並列型の複合繊維
等)、または上記複合繊維・・40〜 100重量%と、
(C)融点が 125℃以上の疎水性重合体の繊維・・60〜
0重量%から構成される不織布。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親水性、制電性、
強度等に優れた不織布に関する。とくに電池セパレータ
ーに使用した場合に優れた特性を示す、初期親水性、耐
久性に優れた不織布に関する。
【0002】
【従来の技術】ナイロン、ポリエステル、ポリオレフィ
ンなどの疎水性重合体の繊維は、優れた物理的、化学的
特性を有するところから、包装、医療、寝具、家具、医
療用衛生材料、フィルター、電池用セパレーター等の多
方面で利用されている。しかしながら親水性が要求され
る分野においては、充分な対応ができていないのが現状
である。
【0003】たとえば2次アルカリ電池用セパレーター
として、耐アルカリ性、耐酸化性の良好なポリオレフィ
ン系不織布、とくにポリプロピレン系樹脂を主構成成分
とするポリオレフィン系不織布の利用が検討されている
が、親水性、保水性の点で問題を抱えている。
【0004】こうした問題点を解決するために、いくつ
かの親水性を改良する方法が提案されている。例えば、
界面活性剤をポリオレフィン系不織布の表面に付着させ
る方法があるが、界面活性剤が電解液中に溶解する結
果、自己放電を増加させる原因となってしまうため、長
期使用に耐えられないという問題があった。また、特開
昭63−34849号公報では、エチレン・ビニルアル
コール共重合体を芯鞘繊維の鞘部分に用いることによ
り、また特開平4−34056号公報によれば、エチレ
ン・(メタ)アクリル酸共重合体を使用することによ
り、親水性の改良が行われているが、初期親水性が不充
分であることが分かっている。
【0005】さらに特開昭58−175256号、特開
昭64−57568号、特開平1−132043号、特
公平7−122164号などの各公報によれば、ポリエ
チレン繊維、ポリプロピレン繊維、エチレン・アクリル
酸共重合体などを鞘成分に用い、芯成分として、耐熱
性、機械強度が優れ、鞘成分より高融点の重合体を用い
た芯鞘複合繊維の表面をスルホン化処理したものを使用
する例が開示されている。これらの方法では、確かに長
期の安定した親水性を付与することが可能であり、機械
的強度の保持も満足できるものであった。しかしながら
スルホン化処理の工程は、発煙硫酸や濃硫酸に不織布を
浸漬させるものであり、装置の腐食、作業環境、廃液処
理等の点で、工業的には重大な問題を伴うものであっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者らは、
このような後処理を行わなくても、疎水性繊維に初期及
び長期の親水性を付与することが可能であり、また不織
布として充分な強度及び耐久性を有し、またその製造が
容易な処方を見いだすべく検討を行った。その結果、後
記する不織布がこのような性能をすべて備えていること
を見いだすに至った。またこのような不織布は、電池セ
パレーターのみならず、種々の用途に利用できることも
知見した。したがって本発明の目的は、親水性、耐久性
等に優れた新規な不織布を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、不飽和カルボ
ン酸含有量が10〜30重量%であるエチレン・不飽和
カルボン酸共重合体の中和度が60%以上のカリウムア
イオノマー(A)と融点が125℃以上の疎水性重合体
(B)からなり、その表面積の30%以上が(A)成分
で占められる複合繊維を構成成分とする不織布に関す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明においては、親水性重合体
であるカリウムアイオノマー(A)と疎水性重合体
(B)からなり、その表面積の30%以上が(A)成分
で占められる複合繊維を構成成分とすることによって親
水性が付与された不織布に関するものである。
【0009】ここにカリウムアイオノマー(A)は、不
飽和カルボン酸含有量が10〜30重量%、好ましくは
15〜25重量%のエチレンと不飽和カルボン酸、さら
には任意に他の単量体からなるエチレン共重合体のカル
ボキシル基の60%以上、好ましくは70〜90%がカ
リウムで中和されたものである。上記不飽和カルボン酸
としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、無水マ
レイン酸、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチ
ルなどを例示することができるが、とくにアクリル酸ま
たはメタクリル酸が最も好ましい。また任意に使用され
る上記他の単量体としては、アクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸nブチ
ル、アクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸メチ
ル、マレイン酸ジエチルのような不飽和カルボン酸エス
テル、酢酸ビニルのようなビニルエステルを例示するこ
とができる。
【0010】上記共重合体として、不飽和カルボン酸含
有量が上記範囲より少ないものを使用すると、親水性、
とくに初期親水性良好な不織布を得ることができない。
また不飽和カルボン酸含有量が上記範囲より大きいもの
を使用すると、カリウムアイオノマーとした場合に、溶
融流れが小さくなりすぎたり、あるいは吸湿性が大きく
なりすぎ、またもろくなり、成形加工時のトラブルの原
因となりやすくなる。しかしながら、上記のような不飽
和カルボン酸含有量の少ない共重合体は、改質の目的で
不飽和カルボン酸含有量の適正な共重合体に配合して使
用することはできる。また任意に共重合されていてもよ
い上記他の単量体は、例えば20重量%以下の割合で含
有することができる。
【0011】カリウムアイオノマー(A)は、組成や分
子量の異なる2種以上の混合物であってもよい。カリウ
ムアイオノマーとしてはまた、繊維成形性、機械的強度
などを考慮すると、190℃、2160g荷重における
メルトフローレートが、0.5〜200g/10分、と
くに1〜100g/10分程度のものを使用するのが好
ましい。
【0012】カリウムアイオノマーの原料となる上記エ
チレン・不飽和カルボン酸共重合体は、高温、高圧下、
各重合成分をランダム共重合することによって得ること
ができる。またカリウムアイオノマーは、この共重合体
を、共重合体をアイオノマー化することが可能なカリウ
ム化合物と反応させることにより得ることができる。
【0013】本発明の複合繊維の他の成分は、融点が1
25℃以上、好ましくは130〜400℃の疎水性重合
体(B)である。このような疎水性重合体としては、例
えば、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン(単独重合
体、エチレン等の他のオレフィンとのランダムまたはブ
ロック共重合体など)、ポリ−4−メチル−1−ペンテ
ン、ポリ−3−メチル−1−ブテンのようなポリオレフ
ィン類、ポリエチレンテレフタレート、ポリテトラメチ
レンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、全芳
香族ポリエステルのようなポリエステル、ナイロン6、
ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン
6/66,MXナイロンのようなポリアミド、ポリアク
リロニトリル、ポリカーボネート、ポリスルフィド、ポ
リフェニレンオキシド、ポリアセタール、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデンなどを例示することができる。
これらの中では、ポリオレフィン類、ポリエステル、ポ
リアミドなどの使用が好ましく、とりわけポリオレフィ
ン類の使用が最も好ましい。
【0014】このような疎水性重合体として融点が前記
範囲より低いものを用いた場合には、充分な耐熱強度が
得られず、不織布製造時におけるエンボスロールでの融
着時に溶融してしまうので好ましくない。
【0015】本発明においては、カリウムアイオノマー
(A)と疎水性重合体(B)の複合繊維であって、その
表面積の30%以上、好ましくは40%以上が(A)成
分で占められるものが使用される。表面積に占める
(A)成分の割合が30%より少ないものを使用する
と、充分な親水性が得られない。
【0016】ここにカリウムアイオノマー層あるいは疎
水性重合体層には、任意に各種添加剤が配合されていて
もよい。このような添加剤の例としては、酸化防止剤、
熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収剤、可塑剤、滑剤、核
剤、顔料、染料、親水性付与剤、無機充填剤、繊維強化
材などを挙げることができる。
【0017】とくにカリウムアイオノマーの層には、親
水性付与剤として、多価アルコールを配合することが望
ましい。このような多価アルコールの例としては、グリ
セリン、ヘキサントリオール、ペンタエリスリトール、
ソルビトール、ジグリセリン、トリグリセリン、ポリグ
リセリンなどの水酸基を3個以上有する多価アルコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコ
ールなどのポリアルキレングリコール類、式
【化1】 で示されるアルキルアミンのアルキレンオキシド付加
物、式
【化2】 で示されるアルキルアミドのアルキレンオキシド付加
物、上記水酸基を3個以上有する多価アルコールの部分
脂肪酸エステルなどを例示することができる。
【0018】このような多価アルコールは、2種以上併
用することができる。多価アルコールの効果的な配合量
は、カリウムアイオノマー100重量部あたり、0.1
〜10重量部、特に0.5〜5重量部である。
【0019】上記複合繊維としては、カリウムアイオノ
マーを鞘成分とし、疎水性重合体を芯成分とする芯鞘型
複合繊維、あるいはカリウムアイオノマーと疎水性重合
体からなる並列型繊維を例示することができるが、芯鞘
型複合繊維であれば、複合繊維の表面積に占める(A)
成分の割合をほぼ100%とすることができるので、と
くに少量のカリウムアイオノマーの使用で充分な効果を
発揮することができるところから、前者のものがとくに
好ましい。
【0020】複合繊維におけるカリウムアイオノマーと
疎水性重合体の割合は、表面積に占めるカリウムアイオ
ノマーの比率が30%以上である限り任意であるが、目
的とする不織布の強度を考慮すると、カリウムアイオノ
マー10〜50重量%、好ましくは15〜45重量%と
なる割合とするのが好ましい。
【0021】尚、従来、疎水性重合体にアイオノマーを
少量配合した組成物から形成した繊維を使用した不織布
が知られているが、本発明におけるような親水性付与を
目的とするものではなく、また仮に上記方法でカリウム
アイオノマーを配合することによって親水性を付与する
ためには、相当量配合する必要があり、疎水性重合体の
有する優れた特性を損なうおそれがあるので、好んで採
用する方法ではない。
【0022】芯鞘型複合繊維あるいは並列型複合繊維
は、従来公知の溶融紡糸法によって行うことができる。
複合繊維として、例えば0.1〜100デニール、とく
に0.5〜20デニール程度のものに紡糸するのが好ま
しい。また不織布製造に先立って、常法により、延伸、
収縮、捲縮などの処理を、任意に行うことができる。
【0023】本発明の不織布は、上記複合繊維のみで形
成してもよく、また疎水性重合体(C)の繊維と混合し
て形成してもよい。ここに疎水性重合体(C)は、疎水
性重合体(B)と同一又は異なるものであってよい。後
者の態様においては、複合繊維40〜100重量%、好
ましくは60〜100重量%に対し、疎水性重合体
(C)の繊維60〜0重量%、好ましくは40〜0重量
%とするのがよい。
【0024】不織布の製造は、例えば上記複合繊維のウ
ェブあるいは複合繊維と疎水性繊維とからなるウェブ
を、平ロールからなる一対の加熱ロールを通過させ、加
熱、加圧を行い、カリウムアイオノマーの溶融により、
構成繊維相互を熱接着することにより行うことができ
る。これにより強度の大きい不織布を得ることができ
る。不織布の厚みや目付けは目的とする用途によって任
意に選びうるが、例えば厚みが0.05〜2.0mm程
度で、目付けが10〜200g/m2 程度とすることが
できる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、煩雑な繊維の後処理を
行うことなく、電池セパレーターとして好適な不織布を
提供することができる。このような不織布は、アルカリ
電池セパレーターとして使用したときに、初期親水性及
び保水性に優れるとともに、耐久性にも優れている。か
かる不織布はまた、不織布強度や永久制電性に優れてい
るところから、これら特性を生かした用途に使用するこ
とができる。例えば、包装、衣料、寝具、家具、医療用
衛生材料、フィルターなどに使用することができる。
【0026】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに具体的
に説明する。なお実施例、比較例に使用した原料物質及
び得られた不織布の物性測定方法は下記のとおりであ
る。
【0027】1.原料物質 (1)カリウムアイオノマー エチレン・メタクリル酸共重合体(メタクリル酸12.
5%)の82%中和カリウム塩(金属カチオン含有量
1.2モル/kgアイオノマー)
【0028】 (2)エチレン不飽和カルボン酸共重合体(EAA) エチレン・アクリル酸共重合体 アクリル酸含量:12.5% MFR:20g/10min(190℃)
【0029】 (3)低密度ポリエチレン 三井化学社製“ミラソン401” MFR: 1.6g/10min(190℃) 密度: 920kg/m3 融点: 109℃
【0030】 (4)ポリプロピレン 三井化学社製“ハイポールJ300” MFR: 1.4g/10min(230℃) 密度: 910kg/m3 融点: 161℃
【0031】2.物性測定方法 (1)水浸透性 調製した不織布を直径50mmの円形に切り取ったもの
を試験片とし、これを純水の表面に浮かせた時に試験片
が完全に濡れるまでの時間を測定した。
【0032】(2)保水率 調製した不織布を直径50mmの円形に切り取ったもの
を試験片とし、これを純水に10分間浸漬した。浸漬前
後の重量を測定し、下式により算出した。 保水率=[(浸漬後重量−浸漬前重量)/浸漬前重量]
×100
【0033】(3)電解液耐久性 調製した不織布を直径50mmの円形に切り取ったもの
を試験片とし、これを30重量%のKOH水溶液に50
℃で30日間浸漬し、オーブンで加熱乾燥(80℃、1
0分間)した後、(1)の方法に準じて電解液浸透性の
試験を行い、電解液の濡れ時間を測定した。
【0034】(4)電解液吸収速度 調製した不織布を25mm×200mmの短冊状に切り
取ったものを試験片とし、この試験片の底部5mmを3
0重量%KOH水溶液に浸し、30分後に濡れている高
さを測定した。
【0035】[実施例1]鞘成分としてカリウムアイオ
ノマーを、芯成分としてポリプロピレンを用い、鞘成分
と芯成分の重量比が50/50である芯鞘複合繊維を紡
糸温度250℃で溶融紡糸した。紡糸後、60℃の温水
中で延伸し、繊度2デニールの複合繊維を得た。この複
合繊維をクリーンベルト上にランダムに配列させ、12
0℃に加熱されたエンボスロール間を通過させることに
より目付け70g/m2 、厚さ0.2mmの不織布シー
トを得た。得られた不織布シートの水浸透性、保水性、
電解液耐久性、電解液吸収速度を測定した。評価結果を
表1に示す。
【0036】[実施例2]カリウムアイオノマーとポリ
プロピレンを重量比で40/60となるような割合で紡
糸温度250℃で並列構造複合繊維に溶融紡糸した。紡
糸後、実施例1と同様の方法で加工し、目付け70g/
2 、厚さ0.2mmの不織布シートを得た。得られた
不織布シートの各物性を測定した。評価結果を表1に示
す。
【0037】[比較例1]実施例1において、カリウム
アイオノマーの代わりに低密度ポリエチレンを用いた以
外は実施例1と同様にして、低密度ポリエチレンを鞘成
分とする芯鞘複合繊維から不織布シートを作成し、物性
を測定した。評価結果を表1に示す。
【0038】[比較例2]実施例1において、カリウム
アイオノマーの代わりにエチレンカルボン酸共重合体
(EAA)を用いた以外は実施例1と同様にして、EA
Aを鞘成分とする芯鞘複合繊維から不織布シートを作成
し、物性を測定した。評価結果を表1に示す。
【0039】[比較例3]カリウムアイオノマーを用い
ず、実施例1で用いたポリプロピレンのみで、実施例1
と同様にして不織布シートを作成し、物性を測定した。
評価結果を表1に示す。
【0040】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4L041 AA07 AA20 BA02 BA05 BA09 BA21 BC02 BC08 BC20 BD06 BD07 BD08 BD11 BD20 CA38 CA44 DD01 DD03 DD14 4L047 AA14 AA27 BA08 BB01 BB09 CB01 CB07 CC12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不飽和カルボン酸含有量が10〜30重
    量%であるエチレン・不飽和カルボン酸共重合体の中和
    度が60%以上のカリウムアイオノマー(A)と融点が
    125℃以上の疎水性重合体(B)からなり、少なくと
    もその表面積の30%以上が(A)成分で占められる複
    合繊維を構成成分とする不織布。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の複合繊維40〜100重
    量%と、融点が125℃以上の疎水性重合体(C)の繊
    維60〜0重量%から構成される不織布。
  3. 【請求項3】 該複合繊維が、カリウムアイオノマー
    (A)を鞘成分とし、疎水性重合体(B)を芯成分とす
    る複合繊維である請求項1または2記載の不織布。
  4. 【請求項4】 該複合繊維が、カリウムアイオノマー
    (A)と疎水性重合体(B)からなる並列型複合繊維で
    ある請求項1または2記載の不織布。
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